JPH063586U - 板状体の吸着装置 - Google Patents

板状体の吸着装置

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JPH063586U
JPH063586U JP4127392U JP4127392U JPH063586U JP H063586 U JPH063586 U JP H063586U JP 4127392 U JP4127392 U JP 4127392U JP 4127392 U JP4127392 U JP 4127392U JP H063586 U JPH063586 U JP H063586U
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春善 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着盤に作用する吸引力によって板状体を吸
着する吸着装置において、板状体の吸着解除時間の短縮
化を図る。 【構成】 真空ポンプ12の駆動によって吸引力が付与
されるサクション筒11にシリンダ15を取付け、その
シリンダ15によって上下動される吸着盤17とサクシ
ョン筒11とを可とう性を有するホースで接続する。サ
クション筒11にはシャッタ20によって開閉される通
気孔19を形成する。真空ポンプ12の吐出口に接続し
た排気導入管23の先端を上記通気孔19に対向し、シ
ャッタ20の移動によって通気孔19が開放されたと
き、真空ポンプ12の排気をサクション筒11内に送り
込んでサクション筒11内の圧力を瞬時に高める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、合紙等の板状体を吸着する吸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、扁平に折り畳まれた段ボールケースのケース束をパレット上に多段に 積み重ねるパレタイザにおいては、パレット上に所要段数のケース束が積み重ね られると、その上に合紙を供給し、この合紙上に次のケース束の積み重ねて、上 記合紙によりケース束のくずれを防止している。
【0003】 合紙の供給には、合紙を積み重ねたストック位置とパレタイザのパレット停止 位置との間で往復動される移動台に吸着装置を設け、この吸着装置によって合紙 を吸着したのち、移動台をパレット上に向けて移動させ、パレット上における停 止位置で合紙の吸着を解除する合紙供給装置が広く用いられている。
【0004】 上記合紙供給装置を構成する吸着装置として、真空ポンプによって吸引力が付 与されるサクション筒にシリンダを取付け、そのシリンダによって上下動される 吸着盤とサクション筒とを可とう性を有するホースで接続し、サクション筒には シャッタによって開閉される通気孔を設け、その通気孔をシャッタで閉じる状態 において吸着盤により合紙を吸着し、通気孔の開放によって合紙の吸着を解除す るようにしたものが従来から知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記吸着装置においては、通気孔を開放する吸着解除状態において 、サクション筒内には常に真空ポンプの吸引力が付与されているため、サクショ ン筒内が常圧に戻るまでに時間を要し、合紙を直ちに吸着解除することができな い問題がある。
【0006】 この考案は上記の問題点を解決し、合紙等の板状体の吸着解除時間の短縮化を 図ることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、前述従来の吸着装置にお いて、サクション筒内に吸引力を付与する真空ポンプの吐出口に排気導入管を接 続し、その排気導入管の先端をシャッタにより開閉される通気孔に対向させた構 成を採用したのである。
【0008】
【作用】
上記のように構成すれば、シャッタにより通気孔を開放する吸着解除時、真空 ポンプの吐出口から排出される排気が通気孔からサクション筒内に供給されるた め、サクション筒内の圧力は直ちに高くなり、吸着盤によって吸着されている板 状体を直ちに吸着解除することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図示のように、レール支持部材1の側面には一対のレール2が平行に取付けら れ、そのレール2に沿って移動自在に設けられた移動台3にモータ4が支持され ている。モータ4の回転軸に取付けたピニオン5はレール支持部材1の側面に取 付けたラック6と噛合しており、上記モータ4を駆動することによって移動台3 がレール2に沿って移動される。
【0011】 移動台3には、この考案に係る吸着装置10が支持されている。吸着装置10 は、移動台3に端部が支持された角形のサクション筒11を有し、そのサクショ ン筒11と移動台3に支持された真空ポンプ12の吸引口とは吸引ホース13で 接続され、その真空ポンプ12の駆動によってサクション筒11内に吸引力が付 与される。
【0012】 サクション筒11の一側面には一対のブラケット14が取付けられ、各ブラケ ット14に支持されたシリンダ15のピストンロッド16に吸着盤17が接続さ れている。吸着盤17は可とう性を有するホース18を介してサクション筒11 に接続されている。
【0013】 サクション筒11の頂壁には通気孔19が形成され、その通気孔19を開閉す るシャッタ20はサクション筒11の上部に支持されたシリンダ21によって往 復動され、上記シャッタ20に設けた孔22を通気孔19に一致させることによ って通気孔19が開放状態とされる。
【0014】 前記真空ポンプ12の吐出口には排気導入管23が接続され、この排気導入管 23の先端は上記通気孔19と対向している。
【0015】 いま、シャッタ20により通気孔19を閉鎖した状態で真空ポンプ12を駆動 すると、サクション筒11の内部が吸引され、吸着盤17に吸引力を付与するこ とができる。
【0016】 吸着盤17に吸引力が付与される状態において、シリンダ15を作動し、吸着 盤17を積み重ねられた板状体Aに向けて下降して板状体Aに当接させることに より、その吸着盤17によって板状体Aを吸着することができる。そこで、シリ ンダ15の作動により吸着盤17を上昇させ、移動台3をレール2に沿って移動 させることにより、板状体Aを所定の位置まで搬送することができる。
【0017】 板状体Aの排出に際しては、シリンダ15の作動によって板状体Aを所定の高 さまで下降させたのち、シャッタ20の移動により、通気孔19を開放する。
【0018】 上記通気孔19の開放によってサクション筒11内に外部エアが侵入し、また 真空ポンプ12から排出される排気が排気導入管23からサクション筒11内に 送り込まれるため、サクション筒11内の圧力は直ちに上昇し、板状体Aは直ち に吸着解除されて落下する。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る吸着装置においては、通気孔を開放する吸着解 除時に真空ポンプから排出される排気を上記通気孔からサクション筒内に送り込 むようにしたので、吸着盤によって吸着された板状体を直ちに吸着解除すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る吸着装置の一実施例を示す一部
切欠正面図
【図2】同上の平面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【符号の説明】
11 サクション筒 12 真空ポンプ 15 シリンダ 17 吸着盤 18 ホース 19 通気孔 20 シャッタ 23 排気導入管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ポンプの駆動によって吸引力が付与
    されるサクション筒にシリンダを取付け、そのシリンダ
    によって上下動される吸着盤と、サクション筒とを可と
    う性を有するホースで接続し、サクション筒にはシャッ
    タによって開閉される通気孔を設け、その通気孔を開放
    して吸着盤を吸着解除する板状体の吸着装置において、
    前記真空ポンプの吐出口に排気導入管を接続し、その排
    気導入管の先端を上記通気孔に対向させたことを特徴と
    する板状体の吸着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015535707A (ja) * 2012-09-26 2015-12-17 エコバクス ロボティクス カンパニー リミテッド 空気排出装置を有するガラス拭きロボット
KR102049016B1 (ko) * 2018-09-21 2019-11-27 주식회사 울트라 차체 루프용 패널의 이송장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015535707A (ja) * 2012-09-26 2015-12-17 エコバクス ロボティクス カンパニー リミテッド 空気排出装置を有するガラス拭きロボット
KR102049016B1 (ko) * 2018-09-21 2019-11-27 주식회사 울트라 차체 루프용 패널의 이송장치

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