JPH0635737A - 自動障害復旧方式 - Google Patents

自動障害復旧方式

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JPH0635737A
JPH0635737A JP4188437A JP18843792A JPH0635737A JP H0635737 A JPH0635737 A JP H0635737A JP 4188437 A JP4188437 A JP 4188437A JP 18843792 A JP18843792 A JP 18843792A JP H0635737 A JPH0635737 A JP H0635737A
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JP
Japan
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error
watchdog timer
software
reset
history recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP4188437A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Masuda
浩一 増田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0635737A publication Critical patent/JPH0635737A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロプロセッサを使用したシステムにおい
て、システムが暴走したときに、その障害箇所を検出記
録するとともに、障害箇所を取り除いて再立ち上げする
ことが可能な自動障害復旧方式を提供する。 【構成】ウォッチドッグタイマ3によるリセットがかか
ると、リセット直前のソフトウェアブロックをソフトウ
ェア履歴記録部4を参照して実行し、その結果、再度リ
セットがかかったときには、そのソフトウェアブロック
を実行禁止状態とし、エラー履歴記録部8に記録する。
また、リセットがかからなかったときは、エラー履歴記
録部8には外乱によるエラー発生と記録する。 【効果】ソフトウェアによるエラーと外乱によるエラー
とを区別することができ、エラーの原因を容易に解明す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサを
使用したシステムの自動障害復旧方式に関するものであ
り、例えば、ビル管理用のリアルタイム・マルチタスク
システムに利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサを使用したシ
ステムの自動障害復旧には、図3に示すようなウォッチ
ドッグタイマがよく使用されている。図中、11はマイ
クロプロセッサ、12はアドレスデコーダ、13はワン
ショットマルチバイブレータである。ワンショットマル
チバイブレータ13は、トリガーされると、コンデンサ
Ctと抵抗Rtの時定数で決まる所定時間幅のワンショ
ットパルスを発生する。このワンショットパルスの発生
期間中にリトリガー、つまり再度トリガーされると、そ
の時点から再び所定時間幅のワンショットパルスを発生
する。このワンショットパルスが終了したとき、或い
は、その他のリセット要因が発生したときには、マイク
ロプロセッサ11がリセットされる。
【0003】図4はマイクロプロセッサ11の処理内容
を示している。システムが起動されると、システムのセ
ットアップ処理が実行された後、ワンショットマルチバ
イブレータ13へパルス発生を指示するための命令を実
行する。この命令は、例えば、ワンショットマルチバイ
ブレータ13のアドレスを指定した出力命令として実行
されるものであり、指定されたアドレスをアドレスデコ
ーダ12が解読することにより、ワンショットマルチバ
イブレータ13がリトリガーされるものである。通常
は、処理A,B,C,…,nを実行しながら一定時間毎
にワンショットマルチバイブレータ13をリトリガーす
ることによりリセット信号を無効にしているが、ソフト
ウェアの欠陥やノイズ等の外乱によりシステムが暴走し
たときは、ワンショットマルチバイブレータ13がタイ
ムアウトしてリセット信号が有効になり、システムを再
立ち上げするものである。
【0004】ところで、マイクロプロセッサを使用した
システムの暴走の原因は、ソフトウェアの欠陥によるも
のと、ノイズ等の外乱によるものとの二つに大別するこ
とができる。ソフトウェアの欠陥によるものは、一般に
使用頻度の低い機能に関わるソフトウェアの欠陥による
ことが多く、原因となっている部分を修正しない限り、
再立ち上げしても再発する可能性がある。一方、ノイズ
等の外乱による暴走は再現性が無く、通常は再立ち上げ
するのみで解決する場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、マイクロプロセ
ッサを使用したシステムの自動障害復旧によく使用され
ているウォッチドッグタイマは、簡便に自動復旧を行う
ことができるが、暴走の原因や発生時刻を知ることがで
きず、外乱による暴走には有効であるが、ソフトウェア
に起因する暴走に関しては、自動復旧はするものの原因
の除去が困難であるため、同じ原因で頻繁にリセットが
かかり、その原因を解明するために多大の工数が必要で
あった。
【0006】本発明は、上述のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、マイクロプロ
セッサを使用したシステムにおいて、システムが暴走し
たときに、その障害箇所を検出記録するとともに、障害
箇所を取り除いて再立ち上げすることが可能な自動障害
復旧方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、マイクロ
プロセッサ1を使用したシステム2において、システム
2の暴走を検出してマイクロプロセッサ1を初期化する
ウォッチドッグタイマ3と、ソフトウェアの動作履歴を
記録するソフトウェア履歴記録部4と、ウォッチドッグ
タイマ3が動作したことを検出するためのウォッチドッ
グタイマフラグ5と、ソフトウェアを機能ブロックに分
けてその動作を制御するプロセス制御部6と、エラー処
理が行われたことを検出するための再立ち上げフラグ7
と、システムのエラー履歴を記録するためのエラー履歴
記録部8とを備え、ハードウェアリセットが生じたとき
に、ウォッチドッグタイマフラグ5を参照してウォッチ
ドッグタイマ3によるリセットであれば再立ち上げフラ
グ7をセットしてソフトウェア履歴記録部4を参照する
ことによりリセット直前のプロセスを実行する再起動処
理と、再起動処理の結果、再度ウォッチドッグタイマ3
が動作したときにはリセット直前のプロセスをシステム
2から切り離して、エラー履歴記録部8に切り離したプ
ロセス名を記録して通常動作に移り、ウォッチドッグタ
イマ3が動作しないでプロセスが終了したときにはエラ
ー履歴記録部8に外乱によるエラーが発生したことを記
録して通常動作に移るエラー履歴記録処理とを少なくと
も実行するように構成されていることを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】本発明によれば、システム2にリセットがかか
ると、ウォッチドッグタイマ3によるリセットの場合に
は、ウォッチドッグタイマ3が動作する直前のソフトウ
ェアブロックをソフトウェア履歴記録部4を参照して実
行し、その結果、再度リセットがかかったときには、そ
のソフトウェアブロックを実行禁止状態とし、ソフトウ
ェアによるエラーが発生したことをエラー履歴記録部8
に記録して正常の立ち上げ動作を行う。また、リセット
がかからなかったときは、外乱によるエラーが発生した
ことをエラー履歴記録部8に記録して正常の立ち上げ動
作を行う。これにより、ソフトウェアによるエラーと外
乱によるエラーとを区別することができ、エラーの原因
を容易に解明することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の自動障害復旧方式の構成を示
すブロック図である。図1のシステム2は、マイクロプ
ロセッサ1を使用しており、ハードウェア及びそれを制
御するソフトウェアによって動作する。ウォッチドッグ
タイマ3は、システム2から一定時間アクセスされない
とシステム2のマイクロプロセッサ1にリセット信号を
出力し、システム2を再立ち上げする。ウォッチドッグ
タイマフラグ5は、リセットがウォッチドッグタイマ3
によるものかを検出するために利用されるもので、ウォ
ッチドッグタイマ3によりセットされ、プロセス制御部
6によりリセットされる。再立ち上げフラグ7は、ウォ
ッチドッグタイマ3によるリセット後、エラー処理が行
われているかどうかを検出するために利用されるもの
で、プロセス制御部6によってセット/リセットされ
る。エラー履歴記録部8は、暴走の原因を記録するため
に利用されるもので、プロセス制御部6によってエラー
情報が書き込まれる。プロセス制御部6は、ソフトウェ
アを機能ブロックに分けてその動作を制御するととも
に、マイクロプロセッサ1にリセットがかかった時のエ
ラー処理を上記の各機能を用いて行う。
【0010】図2は本発明の自動障害復旧方式に用いる
プロセス制御部6のフローチャートである。正常動作時
には、プロセス制御部6の制御下で、システム2にどの
ソフトウェアブロックが実行されているかをソフトウェ
ア履歴記録部8に記録する。システム2のマイクロプロ
セッサ1にリセットがかかると、プロセス制御部6はウ
ォッチドッグタイマフラグ5を参照してセットされてい
なければ、通常のシステム立ち上げ動作を行う。ウォッ
チドッグタイマフラグ5がセットされているときは、再
立ち上げフラグ7を参照する。再立ち上げフラグ7がセ
ットされていないときは、再立ち上げフラグ7をセット
し、ソフトウェア履歴記録部4を参照して、リセット直
前に実行されていたソフトウェアブロックを実行する。
実行後、正常であれば、外乱によるエラーであると判断
して、エラー履歴記録部8にエラー内容を記録し、ウォ
ッチドッグタイマフラグ5、再立ち上げフラグ7をリセ
ットした後、通常のシステム立ち上げ動作を行う。再立
ち上げフラグ7がセットされていたときは、リセット直
前に実行されていたソフトウェアブロックが欠陥である
と判断して、リセット直前に実行されていたソフトウェ
アブロックを実行禁止として、エラー履歴記録部8にエ
ラー内容を記録し、ウォッチドッグタイマフラグ5、再
立ち上げフラグ7をリセットした後、通常のシステム立
ち上げ動作を行う。
【0011】したがって、本実施例の自動障害復旧方式
では、ウォッチドッグタイマ3によるリセットがかかっ
たときに、暴走の原因を取り除くことができるととも
に、原因箇所をシステムのメンテナンス時等に知ること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動障害復旧方
式においては、ウォッチドッグタイマによるリセットが
かかったときに、暴走の原因を取り除くことができると
ともに、ソフトウェアに欠陥があっても、欠陥のある部
分の機能を除いた部分の機能を維持することができ、し
かもその欠陥のある箇所をシステムのメンテナンス時等
に知ることができるため、欠陥箇所の修正も容易になっ
て、システムの信頼性を向上させることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に用いるソフトウェアのフローチャート
である。
【図3】従来のウォッチドッグタイマの回路図である。
【図4】従来例に用いるソフトウェアのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 システム 3 ウォッチドッグタイマ 4 ソフトウェア履歴記録部 5 ウォッチドッグタイマフラグ 6 プロセス制御部 7 再立ち上げフラグ 8 エラー履歴記録部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサを使用したシステ
    ムにおいて、システムの暴走を検出してマイクロプロセ
    ッサを初期化するウォッチドッグタイマと、ソフトウェ
    アの動作履歴を記録するソフトウェア履歴記録部と、ウ
    ォッチドッグタイマが動作したことを検出するためのウ
    ォッチドッグタイマフラグと、ソフトウェアを機能ブロ
    ックに分けてその動作を制御するプロセス制御部と、エ
    ラー処理が行われたことを検出するための再立ち上げフ
    ラグと、システムのエラー履歴を記録するためのエラー
    履歴記録部とを備え、ハードウェアリセットが生じたと
    きに、ウォッチドッグタイマフラグを参照してウォッチ
    ドッグタイマによるリセットであれば再立ち上げフラグ
    をセットしてソフトウェア履歴記録部を参照することに
    よりリセット直前のプロセスを実行する再起動処理と、
    再起動処理の結果、再度ウォッチドッグタイマが動作し
    たときにはリセット直前のプロセスをシステムから切り
    離して、エラー履歴記録部に切り離したプロセス名を記
    録して通常動作に移り、ウォッチドッグタイマが動作し
    ないでプロセスが終了したときにはエラー履歴記録部に
    外乱によるエラーが発生したことを記録して通常動作に
    移るエラー履歴記録処理とを少なくとも実行するように
    構成されていることを特徴とする自動障害復旧方式。
JP4188437A 1992-07-15 1992-07-15 自動障害復旧方式 Pending JPH0635737A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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