JP2836084B2 - 計算機の検査装置 - Google Patents

計算機の検査装置

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JP2836084B2 JP1046926A JP4692689A JP2836084B2 JP 2836084 B2 JP2836084 B2 JP 2836084B2 JP 1046926 A JP1046926 A JP 1046926A JP 4692689 A JP4692689 A JP 4692689A JP 2836084 B2 JP2836084 B2 JP 2836084B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 計算機ハードウェアの故障修復回路の診断装置に関
し、 RAS回路の正常性を定常的に保証することができる計
算機の検査装置を提供することを目的とし、 データ処理の実行中に発生したエラーの検出又は修復
を行うRAS回路を備えた計算機の検査装置において、前
記計算機のハードウェアを所定の状態に設定することに
より前記RAS回路を動作させる設定手段と、前記設定手
段を起動して状態データを収集して前記RAS回路の故障
診断を行う診断プログラムと、所定周期で前記計算機に
割込み信号を出力する割込指定手段と、前記割込指定手
段から割込み信号を受信すると、所定レベル以下の割込
みを禁止して前記診断プログラムを起動させる診断起動
手段と、診断処理の終了時に前記ハードウェアを復旧さ
せる手段とを設け、診断プログラムの実行中は、他タス
クからの割込みによって中断されることなく、診断動作
が行われるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機ハードウェアの故障診断装置に関す
る。
近年、部品の故障率改善による計算機システムの高信
頼化に加えて、回路の多重化、エラー検出/修正回路等
により誤った処理結果の出力及びシステム停止を防止す
ると共に、ハードウェアの内部状態の設定/状態情報の
収集、エラーロギング等により保守を容易にするなど、
計算機システムの信頼性(reliability)、可用性(ava
ilability)、及び保守性(serviceability)(以下、R
ASという)を向上するための各種回路(以下、RAS回路
という)が計算機に装備されるようになった。RSA回路
の一つである前記エラー検出/修正回路は、誤り訂正符
号(errorcorrecting code:ECC)によるエラーの検出/
修正、計算機動作の再試行等によるエラー修正により間
欠エラーによる誤った処理結果が出力されたり、システ
ムが停止するのを防止する回路である。従って、エラー
発生に備えて上記のようなRAS回路を装備した計算機シ
ステムに対し、エラー検出/修正回路を含む全てのRAS
回路が正常に機能することを定常的に保証することがで
きる計算機の検査装置が望まれている。
〔従来の技術〕
従来、エラー検出/修正回路を含む全てのRAS回路の
検査は、3〜6ケ月間隔で実施される定期保守時に保守
技術者が計算機システムの運用を一旦停止させ、オペレ
ーティングシステムから制御を受けずに独立して実行可
能なスタンドアロン型診断プログラムを実行させて検査
を行っていた。即ち、システムリセットしてメモリ内容
やハードウェアをクリアした後、各種レジスタ類を所定
状態にセットし、動作させ、状態情報を収集する操作を
繰り返すことによって全ハードウェアを総合的に検査し
た後、システムを初期化して運用を再開していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように従来方法によると、定期保守時に定常の
システム運用を停止させてRAS回路の検査が行われるの
で、前回の定期保守時は正常であっても次の定期保守時
に異常が検出された場合にはRAS回路異常の発生時期は
特定できず、故障が発生した場合にはエラーを修正する
ことができない、又は逆にRAS回路が誤った信号を発生
してエラーを誘発するという問題点があり、上述の定期
保守時以降に運用された計算機システムの信頼性が著し
く損なわれる欠点があった。
本発明は、ハードウェアの正常な動作を保証するため
に設けられたRAS回路の正常性を定常的に保証すること
ができる計算機の検査装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図を示す。
図において、 2は計算機のハードウェアを所定の状態に設定するこ
とによりRAS回路を動作させる設定手段、 1は設定手段2を起動して状態データを収集してRAS
回路の故障診断を行う診断プログラム、 3は所定周期で計算機に割込み信号を出力する割込指
定手段、 8は割込指定手段3からの割込み信号に基づいて診断
プログラム1を起動すると共に、診断プログラム1の実
行時に所定レベル以下の割込みを禁止する手段である。
従って、診断起動手段8の制御により診断プログラム
1が設定手段2の故障診断を行うように構成されてい
る。
〔作用〕
本発明によれば、診断起動手段8は割込指定手段3か
ら所定周期で発生する割込み信号に基づいて診断プログ
ラム1を起動し、診断プログラム1はハードウェアの状
態を設定し、設定手段2を選択的に起動して状態データ
を収集して設定手段2の故障診断を行い、かつ、診断起
動手段8は診断プログラム1の実行時に所定レベル以下
の割込みを禁止するので、診断プログラム1は診断起動
手段8の制御下で設定手段2の故障診断を確実、迅速に
行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第2図を参照して説明する。
第2図で第1図に対応するものは一点鎖線で囲んであ
る。
RAS回路の中、エラー検出/修正回路2aを例に取って
説明する。
図において、 エラー検出/修正回路2aは、計算機内の主要なレジス
タの出力やデータバスに付加されたECCを基にデータエ
ラーの検出及び修正を行うRAS回路である。
スーパバイザ8aは、オペレーティングシステム(以
下、OSという)9aの中核であって、タスク管理、ジョブ
管理、データ管理等の実行を制御する中核制御部であっ
て、タイマ3aからの割込み信号を受信するとタイマ割込
み及び入出力割込みを含むマスク可能な割込みをマスク
して割込みを禁止した診断モードを設定し、診断プログ
ラム1aを起動すると共に一連の診断処理の終了時にタス
クの解除を含めてハードウェアを元の状態に復旧する。
診断プログラム1aは、後述する診断制御部11、設定部
12、及び判定部13から構成され、OS9aのスーパバイザ8a
により起動されて動作し、診断用に設けられた命令によ
ってデータを与えることによりハードウェアの状態を設
定し、ハードウェアの内部状態のデータを収集する。即
ち、エラー検出/修正回路2aからの入出力データを判断
することで故障診断を行って診断結果を報告する。
診断制御部11は、後述する設定部12及び判定部13を制
御してエラー検出/修正回路2aの診断を遂行した後、判
定部13の判定に従って正常又は異常をスーパバイザ8aに
通知して制御を返す。
設定部12は、診断用命令を使用して強制的にデータバ
スにパリティエラーを発生させ、エラー検出/修正回路
2aを動作させる。
判定部13は、エラー検出/修正回路2aの出力をチェッ
クしてエラー検出/修正回路2aが正常に機能したか否か
を判定する。
このように、診断プログラム1aはスーパバイザ8aによ
って起動され、エラーを注入してエラー検出/修正回路
2aを動作させ、その結果を収集して機能を診断する。ま
た、スーパバイザ8aは診断プログラム1aの起動に先立っ
て入出力割込み等のタスク可能な割込みを禁止する。従
って、診断プログラム1aは割込み処理タスクや他のタス
クによって診断動作を中断されることなく、また、他の
タスクの処理に影響を及ぼすことなく診断を遂行し、診
断動作の最後にスーパバイザ8aに制御を戻し、他のタス
クの再開に備えてハードウェアを元の状態に復旧させる
ように構成されている。
本実施例においてはエラー検出/修正回路2aを検査す
る例について説明したが、命令、指令等の再試行による
修正等、他のRAS回路の検査についても同様に本発明は
適用できる。
また、本実施例によれば診断プログラム1aは、エラー
検出/修正回路2aの誤動作によりエラーが発生したと判
定したときはエラー検出/修正回路2aを切り離し、ま
た、多重化された回路部に故障を検出したときは予備回
路に切り換えるように構成することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、業務の運用中に
所定時間間隔で、OS9aの制御下で診断プログラム1aを実
行するので、常にRAS回路の正常性が保証され、また、
障害を早期に発見することができ、計算機システムの信
頼性を向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例を示すブロック図である。 図において、 1、1aは診断プログラム、 2は設定手段、 2aはエラー検出/修正回路、 3は割込指定手段、 3aはタイマ、 8は診断起動手段、 8aはスーパバイザ、 9aはオペレーティングシステム(OS)、 11は診断制御部、 12は設定部、 13は判定部、 20はタスク を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理の実行中に発生したエラーの検
    出又は修復を行うRAS回路を備えた計算機の検査装置に
    おいて、 前記計算機のハードウェアを所定の状態に設定すること
    により前記RAS回路を動作させる設定手段と、 前記設定手段を起動して状態データを収集して前記RAS
    回路の故障診断を行う診断プログラムと、 所定周期で前記計算機に割込み信号を出力する割込指定
    手段と、 前記割込指定手段から割込み信号を受信すると、所定レ
    ベル以下の割込みを禁止して前記診断プログラムを起動
    させる診断起動手段と、 診断処理の終了時に前記ハードウェアを復旧させる手段
    と、 を有してなることを特徴とする計算機の検査装置。
JP1046926A 1989-02-28 1989-02-28 計算機の検査装置 Expired - Fee Related JP2836084B2 (ja)

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JPH02226437A JPH02226437A (ja) 1990-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960633A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Fujitsu Ltd 回線装置の診断方式
JPS6015749A (ja) * 1983-07-08 1985-01-26 Hitachi Ltd インラインtmp方式
JPS6319053A (ja) * 1986-07-11 1988-01-26 Hitachi Ltd メモリ装置

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JPH02226437A (ja) 1990-09-10

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