JPH0635550Y2 - 映像機器 - Google Patents

映像機器

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JPH0635550Y2
JPH0635550Y2 JP1989104920U JP10492089U JPH0635550Y2 JP H0635550 Y2 JPH0635550 Y2 JP H0635550Y2 JP 1989104920 U JP1989104920 U JP 1989104920U JP 10492089 U JP10492089 U JP 10492089U JP H0635550 Y2 JPH0635550 Y2 JP H0635550Y2
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JP
Japan
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video
pll
circuit
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auto
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JP1989104920U
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JPH0344926U (ja
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邦彦 古賀
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動的に選局を行うオートサーチ機能を備え
るテレビジョン受像機やVTR等の映像機器に関し、さら
に詳しくは、PLLを用いた完全同期検波方式の映像検波
回路を備える映像機器に関する。
〈従来の技術〉 一般に、テレビジョン受像機において、チャンネルのプ
リセット(選局)をオートサーチによって行う場合に
は、選局モードにするためのプリセットキーを操作し、
さらに、アップサーチあるいはダウンサーチを選択する
サーチキーを操作することにより、同調電圧がアップあ
るいはダウンされて他の局が自動的に選択されるように
なっている。
かかる選局動作は、例えば、ボルテージシンセサイザ方
式のテレビジョン受像機においては、水平同期信号の有
無に対応する同期判定出力および局部発振周波数を制御
するAFT(自動周波数調整)電圧に基づいてマイコン制
御によって行われる。すなわち、水平同期信号が有りと
判定され、かつ、AFT電圧が所定の電圧範囲になったと
きにサーチを停止させるものである。
ところで、このようなボルテージシンセサイザ方式のテ
レビジョン受像機の映像検波回路には、忠実な階調の再
現と検波時のひずみによって起こる妨害雑音を防ぐため
に、第2図に示されるように、同期検波回路1に58.75M
Hzのクロックを出力する電圧制御型発振器(VCO)2
と、映像中間周波増幅回路3からの映像中間周波信号と
前記クロックとに基づいて、電圧制御型発振器2との発
振周波数を制御するAPC検波回路4とを備えるPLL完全同
期検波方式のものがある。
このPLL完全同期検波回路におけるAPC検波回路4のAPC
フィルタの時定数は、このIC5の端子6に外付けされた
コンデンサC2および抵抗R3,R4により決定され、APCフィ
ルタの時定数を切換えてPLLの引き込み範囲を可変でき
るようになっている。
すなわち、AGC制御電圧に基づいて、無信号あるいは入
力電波が微弱であるようなときにのみ、トランジスタ9
をオフして時定数を大きくし{C2×(R3+R4)}、第3
図に示されるように、PLLの引き込み範囲を広くし、ま
た、そうでないときには、トランジスタ9をオンして時
定数を小さくし(C2×R3)、第4図に示されるように、
PLLの引き込み範囲を狭くして外部雑音の影響を受けな
いようにしている。なお、第3図および第4図におい
て、fpは希望のセンタ周波数を示している。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、このようなPLL完全同期検波回路では、オー
トサーチ時には、映像帯域内を通過するために、信号有
りと判定してトランジスタ9をオンして時定数を小さく
し、PLLの引き込み範囲を、上述の第4図に示されるよ
うに狭くしてしまい、このため、映像検波出力が得られ
る周波数範囲が狭くなってしまい、サーチスピードを上
げようとすると、同期信号の有無を判定するのが困難に
なり、このため、PLLを用いない擬似同期検波方式のも
のに比べてオートサーチのスピードが遅くならざるを得
ないという問題がある。
本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、PL
L完全同期検波方式の映像検波回路を備える映像機器の
オートサーチのスピードを向上させることを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案では、上述の目的を達成するために、PLL完全同
期検波方式の映像検波回路を備えるとともに、自動的に
選局を行うオートサーチ機能を備える映像機器におい
て、オートサーチ期間中であるか否かに応じて、前記映
像検波回路のAPCフィルタの時定数を切換える切換回路
を設けている。
〈作用〉 上記構成によれば、オートサーチ期間中は、切換回路に
よってAPCフィルタの時定数を大きくしてPLLの引き込み
範囲を広くすることができ、これによって、映像検波出
力が得られる周波数範囲を広くすることができ、従来例
に比べて同期信号の有無を判定する期間を長くできるの
で、その分サーチスピードを高めることが可能となる。
〈実施例〉 以下、図面によって本考案の実施例について、詳細に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例の要部のブロック図であ
り、第2図の従来例に対応する部分には、同一の参照符
号を付す。
この実施例は、オートサーチ機能を有するボルテージシ
ンセサイザ方式のテレビジョン受像機であり、映像検波
回路は、第2図の従来例と同様に、同期検波回路1に5
8.75MHzのクロックを出力する電圧制御型発振器(VCO)
2と、映像中間周波増幅回路3からの映像中間周波信号
と前記クロックとに基づいて、電圧制御型発振器2の発
振周波数を制御するAPC検波回路4とを備えるPLL完全同
期検波方式である。
このAPC検波回路4のAPCフィルタの時定数は、このIC5
の端子6に外付けされたコンデンサC1および抵抗R1,R2
により決定される。
この実施例では、オートサーチ期間中には、PLLの引き
込み範囲を広くできるようにするために、オートサーチ
期間中であるか否かに応じてAPCフィルタの時定数を切
換える切換え回路としての第1トランジスタ7を設けて
いる。
この第1トランジスタ7のベースには、使用者のプリセ
ットキー等の操作に対応してオートサーチ時には、図示
しないマイクロコンピュータからローレベルの切換信号
が与えられ、オートサーチ時以外には、ハイレベルの切
換信号が与えられるようになっている。さらに、この第
1トランジスタ7のエミッタは、IC5の端子8を介してA
GC制御電圧によってオンオフされる従来と同様の第2ト
ランジスタ9のコレクタに接続されている。
上記構成を有する映像検波回路においては、オートサー
チ期間中には、切換回路としての第1トランジスタ7
に、ローレベルの切換信号が与えられるので、該トラン
ジスタ7がオフしてAPCフィルタの時定数を大きく(C1
×R1)してPLLの引き込み範囲を上述の第3図に示され
るように広くし、オートサーチ期間以外は、切換回路と
しての第1トランジスタ7に、ハイレベルの切換信号が
与えられるので、該トランジスタ7がオンし、従来例と
同様に、AGC制御電圧に基づいて、第2トランジスタ9
がオンまたはオフされることにより、APCフィルタの時
定数が、C1/{(1/R1)+(1/R2)}とC1×R1とに切換
えられるようになっている。
したがって、オートサーチ期間中は、PLLの引き込み範
囲を広くして同期判定期間を従来例に比べて長くでき、
その分だけオートサーチのスピードを速くできることに
なる。また、オートサーチ期間以外は、従来例と同様
に、AGC制御電圧に基づいて、APCフィルタの時定数を切
換えるようにしている。
上述の実施例では、ボルテージシンセサイザ方式のテレ
ビジョン受像機について説明したけれども、本考案は、
ボルテージシンセサイザ方式に限るものでないのは勿論
である。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、PLL完全同期検波方式の
映像検波回路を備えるとともに、自動的に選局を行うオ
ートサーチ機能を備える映像機器において、オートサー
チ期間中であるか否かに応じて、前記映像検波回路のAP
Cフィルタの時定数を切換える切換回路を設けているの
で、オートサーチ期間中は、切換回路によってAPCフィ
ルタの時定数を大きくしてPLLの引き込み範囲を広くす
ることができ、これによって、映像検波出力が得られる
周波数範囲を広くすることができ、従来例に比べて同期
信号の有無を判定する期間を長くできるので、その分サ
ーチスピードを高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部のブロック図、第2図
は従来例の要部のブロック図、第3図および第4図はPL
Lの引き込み範囲を示す図である。 1……同期検波回路、2……電圧制御型発振器、3……
映像中間周波増幅回路、4……APC検波回路、7……第
1トランジスタ(切換回路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLL完全同期検波方式の映像検波回路を備
    えるとともに、自動的に選局を行うオートサーチ機能を
    備える映像機器において、 オートサーチ期間中であるか否かに応じて、前記映像検
    波回路のAPCフィルタの時定数を切換える切換回路を設
    けたことを特徴とする映像機器。
JP1989104920U 1989-09-06 1989-09-06 映像機器 Expired - Lifetime JPH0635550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989104920U JPH0635550Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 映像機器

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0344926U JPH0344926U (ja) 1991-04-25
JPH0635550Y2 true JPH0635550Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31653699

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JP1989104920U Expired - Lifetime JPH0635550Y2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 映像機器

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