JPH0635363U - 旋回系重機用方向指示装置 - Google Patents

旋回系重機用方向指示装置

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JPH0635363U
JPH0635363U JP077803U JP7780392U JPH0635363U JP H0635363 U JPH0635363 U JP H0635363U JP 077803 U JP077803 U JP 077803U JP 7780392 U JP7780392 U JP 7780392U JP H0635363 U JPH0635363 U JP H0635363U
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turning
heavy
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Application number
JP077803U
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English (en)
Inventor
健司 宮脇
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宮脇建設有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーショベルやクレーン等の旋回可能な重
機の下部走行体の前進方向を表示して安全性を高めた旋
回系重機用方向指示装置を提供する。 【構成】 旋回系重機用方向指示装置は、パワーショベ
ル等の上部が旋回可能な重機に設けられ下部走行体16
の前進方向を表示する旋回系重機用方向指示装置であっ
て、前記重機の上部旋回体の旋回度合いを検出する回転
角度検出器12と、該回転角度検出器12の出力から前
進方向を表示する表示部とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旋回系重機用方向指示装置に係り、更に詳しくはパワーショベルや クレーン等の上部が旋回可能な重機の下部走行体の前進方向を表示する旋回系重 機用方向指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パワーショベルやクレーン等の上部が旋回する重機は上部旋回体と 下部走行体からなり、上部旋回体は360°回転可能であった。 前記重機の作業は、例えばパワーショベルにおいては、下部走行体の進行及び 上部旋回体の旋回により、作業対象物に接近し、次いでバケット等を駆動させて 掘削等の作業を行っていた。 その作業は、作業対象物の状況に応じて下部走行体を前進させ、あるいは後退 させて掘削等を施していた。 また、作業終了後には上部旋回体を旋回させて、下部走行体の前進方向あるい は後退方向に向け下部走行体を駆動して移動させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の重機では、上部旋回体を旋回させた場合には、意図 する下部走行体の進行方向が、前進であるのか後退であるのかを容易に判断する ことができず、操作ミスにより重大事故を引き起こす虞があった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、パワーショベルやクレーン 等の旋回可能な重機の下部走行体の前進方向を表示して安全性を高めた旋回系重 機用方向指示装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の旋回系重機用方向指示装置は、パワーショベル 等の上部が旋回可能な重機に設けられ下部走行体の前進方向を表示する旋回系重 機用方向指示装置であって、前記重機の上部旋回体の旋回度合いを検出する回転 角度検出器と、該回転角度検出器の出力から前進方向を表示する表示器とを有す るように構成されている。
【0005】
【作用】
請求項1記載の旋回系重機用方向指示装置においては、回転角度検出器が重機 の上部旋回体の旋回度合いを検出し、該回転角度検出器の出力により表示器が、 上部旋回体の旋回方向に関係なく下部走行体の前進方向を表示する。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置のロー タリーエンコーダをセンタージョイントに取付けた下部走行体の斜視図、図2は 同旋回系重機用方向指示装置のブロック図、図3は同旋回系重機用方向指示装置 の制御部の制御動作の説明図、図4は同旋回系重機用方向指示装置の表示器の説 明図、図5はパワーショベルの斜視図である。 図1、2及び図5に示すように、本考案の第1の実施例に係る旋回系重機用方 向指示装置10は、旋回系重機の一例であるパワーショベル11に設けられてい る。 そして、旋回系重機用方向指示装置10は図1、2及び図4に示すように、回 転角度検出器の一例であるロータリーエンコーダ12と、そのロータリーエンコ ーダ12に接続された制御部13と、その制御部13に連接され、制御結果を外 部に表示する表示器14が備えられている。 前記ロータリーエンコーダ12は図1及び図5に示すように、パワーショベル 11の上部旋回体15の下部に固定され、下部走行体16のセンタージョイント 17の上部に固定したエンコーダ用軸18を内側に嵌装している。 そして、ロータリーエンコーダ12は、下部走行体16の前進方向に対して上 部旋回体15の旋回度合い検出するようになっている。
【0007】 前記制御部13は、前記ロータリーエンコーダ12の出力信号を入力し、前記 表示器14に下部走行体16の前進方向を表示するようになっている。この表示 方法としては、サーボモータを使用しても良いし、あるいは、CPUやメモリー 等の制御用素子を備えて、メモリーのプログラムに基づいてCPUがロータリー エンコーダ12の上部旋回体15の旋回方向に対して下部走行体16の前進方向 を認識して判断して行うようにしても良い。その制御部13の判断は、例えば図 3に示すように、下部走行体16の前進方向を上部旋回体15の旋回方向に関係 なく認識するようになっている。 前記表示器14は、内部モータを有しパワーショベル11の運転操作室19の 操作表示盤に設けられ、電気的な表示を行うようになっている。そして、図4に 示すように、前記制御部13の判断結果に基づき、常に下部走行体16の前進方 向を上部旋回体15の旋回方向に関係なく矢印20にて差し示すようになってい る。 旋回系重機用方向指示装置10の電源については、その制御にコンピュータを 用いる場合には、制御部13にパワーショベル11の停止時においても、上部旋 回体15の旋回度合いを記憶しておくように内部に設けられたバックアップ用の バッテリーに接続するようになっている。
【0008】 続いて、本考案の第1の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置10の作動を 説明する。 上部旋回体15の旋回はロータリーエンコーダ12を共に回転させ、そのロー タリーエンコーダ12はエンコーダ用軸18を介して上部旋回体15の旋回度合 いを検出する。 そして、その検出結果は図4に示すように矢印20にて運転操作室19の操作 表示盤に示され下部走行体16の前進方向を差し示す。 パワーショベル11の運転者は、その矢印20の表示によって下部走行体16 の前進または後退の方向を間違えることなく駆動させることができる。この的確 な下部走行体16の運転操作は、事故の発生を未然に防止して安全の確保を図る ことができる。
【0009】 続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案の第2の実施例に係る旋回系重機 用方向指示装置について説明する。 図6は本考案の第2の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置の概略構成図で ある。 図6に示すように本考案の第2の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置21 は、上部旋回体15にロータリーエンコーダ12を組み込まず、下部走行体16 の旋回輪22の旋回用歯23に回転角度検出器の一例である角度検出用歯車24 を噛合させている。そして、角度検出用歯車24は連結軸25の下端部をその中 心に嵌入させて固定している。更に、その連結軸25の上部は上部旋回体15の 下部に回転自在に固定された軸受26の中心部に固定されている。 連結軸25の上端部は連結ケーブル27の内部のケーブル28の下端に固定さ れ、そのケーブル28は連結軸25の回転に伴って回転するようになっている。 また、連結ケーブル27は、外側に可撓性の筒状の合成樹脂製外被29が設けら れている。
【0010】 ケーブル28の上端部は、角度検出用歯車24の歯数と同数の歯数を備えたケ ーブル用歯車29aの中心部に固定されている。そして、そのケーブル用歯車2 9aは、旋回用歯23と同数の歯を備えた表示器用歯車30と噛合し、角度検出 用歯車24が旋回輪22を一周すると表示器用歯車30も一周するようになって いる。 表示器用歯車30の中心には指標板用支持軸31の下端部が嵌入して固定され ている。また、指標板用支持軸31の上部は円板状の合成樹脂素材を用いた表示 板32の中心を貫通して表示器の一例である矢印状の合成樹脂製指標板33の中 央部を固定している。 表示板32は図5に示すパワーショベル11の運転操作室19の操作表示盤に 固定されている。 指標板33の向きの最初の設定は、下部走行体16の前進方向に上部旋回体1 5の前方が向いている時にその前進方向を指し示すようにしてある。
【0011】 続いて、旋回系重機用方向指示装置21の作動について説明する。 旋回系重機用方向指示装置21は、上部旋回体15の旋回により、旋回用歯2 3に沿って、角度検出用歯車24が回転し、その回転は連結軸25、ケーブル2 8、ケーブル用歯車29a、表示器用歯車30、指標板用支持軸31を介して指 標板33を回転させる。 指標板33は、旋回用歯23及び表示器用歯車30の歯数が同数であり、更に 角度検出用歯車24及びケーブル用歯車29aの歯数が同数であるので、回転し ても上部旋回体15の旋回方向に関係なく常に下部走行体16の前進方向を指し 示すことができる。
【0012】 続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案の第3の実施例に係る旋回系重機 用方向指示装置について説明する。 図7は本考案の第3の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置の概略構成図で ある。 本考案の第3の実施例に係る旋回系重機用方向指示装置34は、図7に示すよ うに、下部走行体16のセンタージョイント17に下端を固定したケーブル35 と、そのケーブル35の上端を中央部に固定した表示器の一例である矢印状の合 成樹脂製指標板36を備える。 そして、ケーブル35の上部には、そのケーブル35が回転自在に貫通し、周 縁が運転操作室19の操作表示盤に固定された円板状の合成樹脂製表示板37を 設けている。その表示板37の下方には前記操作表示盤に固定された軸受38を 回転自在に介在させ、更にはケーブル35の下方に上部旋回体15の下部に回転 自在に固定した軸受39を固定している。 ケーブル35のそれぞれの端部がセンタージョイント17、指標板36に固定 されているので、上部旋回体15の旋回度合いに関係なく常に、指標板36は下 部走行体16の前進方向を差し示すことができる。
【0013】 なお、前記旋回系重機用方向指示装置10においては、ロータリーエンコーダ 12を用いたが、パルスモータ等の他の電気的手段を用いるようにしても良い。 前記旋回系重機用方向指示装置21においては、旋回用歯23及び表示器用歯 車30の歯数を同数とし、角度検出用歯車24及びケーブル用歯車29aの歯数 を同数としたが、上部旋回体15の旋回状態に関係なく下部走行体16の進方向 を指標板33が指し示すことができるのであれば、別の歯車をケーブル28に介 在させて用いるようにしても良い。
【0014】
【考案の効果】
請求項1記載の旋回系重機用方向指示装置においては、回転角度検出器と表示 器が備えられ、該表示器が上部旋回体の旋回方向に関係なく下部走行体の前進方 向を表示するので、作業の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る旋回系重機用方向
指示装置のロータリーエンコーダをセンタージョイント
に取付けた下部走行体の斜視図である。
【図2】同旋回系重機用方向指示装置のブロック図であ
る。
【図3】同旋回系重機用方向指示装置の制御部の制御動
作の説明図である。
【図4】同旋回系重機用方向指示装置の表示器の説明図
である。
【図5】パワーショベルの斜視図である。
【図6】本考案の第2の実施例に係る旋回系重機用方向
指示装置の概略構成図である。
【図7】本考案の第3の実施例に係る旋回系重機用方向
指示装置の概略構成図である。
【符号の説明】
10 旋回系重機用方向指示装置 11 パワーショベル 12 ロータリーエンコーダ 13 制御部 14 表示器 15 上部旋回体 16 下部走行体 17 センタージョイント 18 エンコーダ用軸 19 運転操作室 20 矢印 21 旋回系重機用方向指示装置 22 旋回輪 23 旋回用歯 24 角度検出用歯車 25 連結軸 26 軸受 27 連結ケーブル 28 ケーブル 29 外被 29a ケーブル用歯車 30 表示器用歯車 31 指標板用支持軸 32 表示板 33 指標板 34 旋回系重機用方向指示装置 35 ケーブル 36 指標板 37 表示板 38 軸受 39 軸受

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーショベル等の上部が旋回可能な重
    機に設けられ下部走行体の前進方向を表示する旋回系重
    機用方向指示装置であって、 前記重機の上部旋回体の旋回度合いを検出する回転角度
    検出器と、該回転角度検出器の出力から前進方向を表示
    する表示器とを有することを特徴とする旋回系重機用方
    向指示装置。
JP077803U 1992-10-13 1992-10-13 旋回系重機用方向指示装置 Pending JPH0635363U (ja)

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JP077803U JPH0635363U (ja) 1992-10-13 1992-10-13 旋回系重機用方向指示装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04203034A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 駆動装置位置明示システム
JPH0530253B2 (ja) * 1986-07-09 1993-05-07 Nippon Electric Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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