JPH063526B2 - 放射線画像読取装置 - Google Patents

放射線画像読取装置

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JPH063526B2
JPH063526B2 JP57186388A JP18638882A JPH063526B2 JP H063526 B2 JPH063526 B2 JP H063526B2 JP 57186388 A JP57186388 A JP 57186388A JP 18638882 A JP18638882 A JP 18638882A JP H063526 B2 JPH063526 B2 JP H063526B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蓄積性螢光体を励起光で走査し、該蓄積性螢光
体に記録されている放射線画像を読み取る放射線画像読
取装置に関する。
(従来の技術) 放射線画像を得るのに銀塩を使用した所謂放射線写真は
従来から用いられているが、近年、銀資源の減少等ん問
題から、銀塩を使用しないで放射線画像を得る方法が望
まれるようになった。そこで、銀塩を用いた従来の放射
線画像を得る写真法に代わる方法として、第1図に示す
ように、放射線源Sを出射し、被写体OBJを透過した
放射線(一般にはX線)を板状の蓄積性螢光体(通常、
蓄積性螢光体粉末を適当なバインダーに混ぜてベースに
塗布して板状に仕上げることにより製作される。以下、
この蓄積性螢光体を単に螢光体と記す)SPに吸収せし
め、しかる後、この放射線記録された螢光体をある種の
エネルギーで励起して、螢光体が蓄積している放射線エ
ネルギーを螢光として放射せしめ、この螢光を検出する
ことによって放射線画像を得る方法が考えられた。この
方法を実施する上で必要な装置の一つに放射線画像読取
装置がある。尚、以下の説明では、放射線として、X線
を用いた装置を例にとって述べる。
第2図は、従来の放射線画像読取装置の構成を示す図で
ある。この図において、レーザ光源1から出たレーザビ
ームは、光量制御部2によってンパワーの一定化を図ら
れ、シリンドリカルレンズ3で一方向に集束された後、
ビームエキスパンダ4及びミラー5を介して、光偏向器
としての回転多面鏡6の反射面に入射する。この回転多
面鏡6は、主走査方向Xにレーザビームを走査させるた
め、図の矢印方向に一定速度で回転するものである。
尚、副走査は、螢光体SPをY方向に移動することによ
り行う。回転多面鏡6で偏向されたレーザビームはf・
Θレン7を通り、ミラー8で反射後、螢光体SP近傍に
配設されたシリンドリカルレンズ9を経て螢光体SPを
照射する。このため、螢光体SPから螢光光が生じる。
この螢光光は、光ファイバーをシート状に束ねる等の方
法で構成された導光路10の単面(直線状)に入射後、
他方の単面(円形状)から出て光電子増倍管等の第1の
光検出器11に入射する。第2の光検出器12は、走査
開始端のレーザビームを検知し、読取走査の主走査方向
Xの同期信号を得るためのもので、この出力を受け、制
御部13がタイミング信号を信号処理部14に送出す
る。このタイミング信号に基づき、信号処理部14は、
第1の光検出器11の出力信号を処理し、螢光体SPに
記録されている放射線画像を再生する。尚、シリンドリ
カルレンズ3,9は、回転多面鏡6の反射面の倒れ角誤
差を補正するもので、精度上の問題がないときは、使用
しなくてもよい。
(発明が解決しようとする課題) このような構成の放射線画像読取装置には、次のような
問題がある。
(1)回転多面鏡6の反射面の汚れやf・Θレンズ7の
汚れ及び角度による透過率の相違によって、各走査位置
における励起光の強度が変化するため、螢光体SPの発
光強度が変動する。
(2)導光路10の集光位置による透過率の変化で読取
信号としての受光量が変動する。
(3)導光路10の製造上のバラツキ及び取付誤差によ
り集光量が変動する。
(4)走査位置毎に光検出器11の検出面上での光強度
分布が異なり、又、検出器11の受光面の各点で感度に
バラツキが生じる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、走査光学系,光集光伝導体,光検出器
の不均一性を補正し、正確な読取出力を得ることができ
る放射線画像読取装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明は、光ビームを走査する走査
光学系によって、蓄積性螢光体を含むプレートを走査,
励起し、前記蓄積性螢光体からの発光光を光集光伝導体
により光検出器まで導き、その発光光を検出することに
より、蓄積性蛍光体中に蓄積されている放射線画像を読
み取る放射線画像読取装置において、 前記蓄積性螢光体を含むプレート中の少なくとも一部
に、被写体を設けることなく、前記放射線と同一の放射
線を参照用の放射線として照射してその蓄積性螢光体に
略一様かつ充分な励起を与え、光ビームをプレート上で
複数回走査し、それらの走査毎に発光光を前記光検出器
により検出した信号を走査位置毎に加算処理することに
より得られる情報に基づいて、放射線画像を読取る際、
走査光学系,光集光伝導体,光検出器による走査時の不
均一性を含む信号を補正する補正手段を有することを特
徴とするものである。
(作用) 上述のとおり、本発明の特徴は、輝尽性螢光体を含む
プレート中の少なくとも一部に、被写体を設けること
なく、略一様かつ充分な励起を与え、複数回走査し、
走査位置毎に加算した情報に基づき、走査光学系,
光集光伝導体、光検出器の不均一性を補正する手段を持
つ、ことにある。
本発明前において、複写機等の固体撮像素子を用いた読
取装置では、歪み補正(シェーディング補正)は一般的
に行われていたが、輝尽性螢光体を用いた放射線画像の
読取装置の分野では行われていなかった。これは、輝尽
性螢光体を用いた読取りが、固体撮像素子を用いた読取
りとは根本的に異なり、従来の複写機等におけるシェー
ディング補正技術が全く適用できないからである。そこ
で出願人は種々の試行錯誤的な実験を試み、その中から
上述の構成を考え出すに至った。
各構成要素の作用,効果は、以下のとおりである。
(1)「被写体を設けることなく、略一様かつ充分な
励起を与え」の作用。
これにより、X線の照射ムラを抑えて、現実に均一と呼
べるX線照射状態を実現でき、これにより信頼性ある参
照用基準(補正の基準)が得られる。
(2)「輝尽性螢光体を含むプレート中の少なくとも
一部に、」の作用。
参照用画像を得るためのプレートと、実際の映像記録を
行うプレートとを一体化することにより、参照用基準信
号を得るプレートと、実際に画像が記録されるプレート
の特性(主走査方向,副走査方向の感度)を簡単に一致
させることができる。したがって、同じ特性を持つプレ
ートを2枚用意し、条件を同じくしてX線を照射する煩
わしさから開放される。
(3)「複数回走査し、走査位置毎に加算した情報
に基づき」の作用。
放射線画像読取りの不安定さにかんがみ、加算演算によ
る読取り精度の向上を図るものである。そして、これら
により、「走査光学系,光集光伝導体,光検出器の不
均一性」を一括して補正することができるようになる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
(実施例1) 第3図は、本発明に係る放射線画像読取装置の一実施例
における信号処理部の構成を示す説明図である。
図において、光検出器11の出力は、増幅器20を介し
てA/D変換器21に入力され、そのディジタル出力が
加算器22及び乗算器23に入力される構成となってい
る。又、加算器22の出力をマルチプレクサ24を介し
て記憶部25に入力し、そこに書き込めると共に、記憶
部25内のデータを読み出して除算器26で後述の演算
を行った後、この演算結果をマルチプレクサ24を介し
て記憶部25内の同一アドレスに書き込める構成になっ
ている。更に、記憶部25内に作成された補正用データ
は、乗算器23に与えられ補正演算を行うようになって
いる。
次に、A/D変換器21が12ビットで、加算器22及
び記憶部25が16ビットである場合を例にとって、そ
の動作を説明する。
まず、本発明において使用される蓄積性螢光体プレート
の構成について説明する。
本発明で使用されるプレートは、放射線画像が記録され
た螢光体SPと、参照用の放射線の照射を受けた螢光体
SPとが一体化されたプレートである。
すなわち、被写体を介して放射線を受け、放射線画像を
記録する螢光体を含むプレートの一部に、参照用の照射
を受ける螢光体の領域(当然ここには投影画像を記録し
ない)を設け、一枚の螢光体の使用のみですむように
し、特性の一致したプレートを、2枚用意する不便を解
消したものである。
尚、参照用の放射線の照射を受ける螢光体SPは、第
4図(イ)に示す如く、被写体OBJ(破線)を入れず
に、直接に螢光体SPにX線源SからX線の照射を
放射線画像記録時と同様に行い、螢光体SPを、その
励起状態が参照レベルとなるように励起することによっ
て得られる。また、第4図(ロ)に示す如く、参照用の
放射線の照射を受けた螢光体SPは、X線源Sの代
わりに紫外線ランプ等の短波長の発光源Sを使用して
螢光体SPの励起を行うことによっても得られる。
いずれにせよ、参照用螢光体SPには、略一様かつ充
分な励起が与えられている必要がある。
この参照用の放射線の照射を受けた螢光体SPについ
て読取りを行ったときの光検出器11の出力波形は、第
5図に示すごとく変動している。これは、上述の(1)
〜(4)の変動原因によるものである。
この変動している信号は、まず、増幅器20で増幅され
た後、A/D変換され、ディジタル信号として加算器2
2に入力される。加算器22は、各画素毎に、A/D変
換器21の出力データと記憶部25の対応アドレスのデ
ータ出力(当初は零)とを加算し、その加算値である出
力をマルチプレクスサ24を経由して記憶部25に与え
る。記憶部25は、この入力データを同一アドレスに格
納する。
1回の走査毎に、各画素に対応した各アドレスに該当画
素のデータが加算され、16回の走査が終了すると、マ
ルチプレクサ24が除算器26側に切り換えられ、走査
は中止される。
そして、記憶部25から1アドレス毎に読み出されたデ
ータ(16ビット)のうち、上位14ビットの値xが除
算器26に入力され、そこで、k÷x(k:一定値)な
る演算が行われ、演算結果がマルチプレクサ24を経由
して記憶部25の元のアドレスへ書き込まれる。尚、除
算器26へ記憶部25の出力データの上位14ビットの
みを入力する理由は、16回走査して得られたデータ
は、S/N比が4倍に増加しているからである。
ここまでの動作により、第1の光検出器11の出力変動
の逆数に比例した補正用データが、記憶部25に格納さ
れたことになる。
次に、螢光体SPに記憶された正規の画像を読み取る。
このとき、A/D変換器21の出力データを乗算器23
に入力するのに同期して、記憶部25内対応画素のアド
レスのデータも乗算器23に入力するのに同期して、記
憶部25内の対応画素のアドレスのデータも乗算器23
に入力する。この乗算器23の出力は、第1の光検出器
11の出力を同一走査位置における基準読取信号で割算
したものである。このため、装置の読取り感度の不均一
を補正した画像信号となっている。
尚、第3図の回路において、除算器26は、一定値kと
の間の演算を行うものであるので、これを、xというデ
ィジタル入力に対し、k/xというディジタル信号を出
力するROMで構成すると、簡単に実現できる。
また、乗算器23の代わりに除算器を用い、除算器26
及びマルチプレクサ24を用いず、直接、加算器22の
出力を記憶部25に書き込むように構成し、放射線画像
が記録された螢光体を走査するときに、該記憶部25の
出力データでA/D変換器21の出力データを割るよう
にすることも可能である。また、記憶部25を、読出/
書込可能なメモリで構成しているが、補正信号が得られ
た後は、読出専用メモリで構成してもよい。
(実施例2) ところで、上記実施例は、読取用の励起光の強度を一定
に保っておくことを前提とするものであったが、励起光
の強度を制御して不均一を補正することもできる。
第6図は、この補正手段を採用した実施例の信号処理部
及びその周辺回路の構成を示す説明図である(第3図の
各部と対応する部分には同一符号を付した)。
この第6図において、カウンタ30の出力aはデコーダ
31に入力され、該デコーダ31の出力bが排他的OR
回路(以下、Ex−ORと記す)32に入力される。
又、Ex−OR回路32の出力cは、D/A変換器33
およびマルチプレクサ34に入力される。
記憶部35の出力eを一時的に保持するラッチ36の出
力fはEx−OR回路32の一方の入力端子に与えられ
ると共に、マルチプレクサ34の他方の入力にもなって
いる。
マルチプレクサ34がいずれの入力データをその出力d
として記憶部35に出力するかは、比較器37の出力g
による。則ち、比較器37への閾値入力hよりA/D変
換器21の出力iが小さいときは、比較器37の出力g
が「1」となり、マルチプレクサ34は、Ex−OR回
路32の出力cを記憶部35に対して出力し、逆の場合
は、ラッチ36の出力fを記憶部35に出力する。ま
た、D/A変換器33の出力である光強度制御信号は、
光強度制御部38に送られ、その出力レベルに応じて読
取用の励起光の強度を制御する。光強度制御は、例え
ば、音響光学変調器を用い、上記光強度制御信号を搬送
波のAM変調信号として使用する。
次に、第6図の回路の動作を説明する。但し、説明を簡
単にするため、デコーダ31として、第7図のような入
出力特性を有するものを用い、カウンタ30及び比較器
37の出力以外は、ディジタル信号が6ビットの構成の
ものである場合を例にとって述べる。
また、一定値hは、「11100」にセットされている
とする。
まず、参照用の放射線の照射を受けた螢光体SPの読取
りを行う。この初期状態では、カウンタ30の出力aは
「000」記憶部35内の各画素に対応する全アドレス
の記憶内容は、「000000」になっているため、ラ
ッチ36の出力fは「000000」、デコーダ31の
出力bは「100000」で、Ex−OR回路32の出
力c(励起光の光強度制御信号)も「100000」と
なっている。
従って、D/A変換器33の出力はほぼフルスケールの
半分であり、1回目の走査時には、読取用の励起光もこ
れに応じた強度となっており(第8図の最上段の光検出
器11の出力波形yの最初の波形)、この強度の励起光
にて走査がなされ、第1の光検出器11,増幅器20及
びA/D変換器21を介して得られる信号iと、一定値
hとの比較が比較器37にて行われる。
則ち、h>iである画素については、その画素に対応し
た記憶部35内のアドレスに「100000」を書込
み、h<iなる画素については、「000000」を書
き込む。これは、MSBを決定する動作である。
2回目の走査では、MSBより1つ下位のビットを決定
し、最後の6回目の走査にて、LSBの決定がなされ
る。
今、第n番目の画素での検出寝具iが「101001」
である場合を例にとって、これを記憶部35内の該当ア
ドレスに6回の走査を経て書き込む動作を第8図を用い
ながら説明する。尚、第8図は、左から右に走査を繰返
していって励起光の光強度を制御して、破線で示す光量
設定レベルに出力を調整する過程示すものであって、一
走査線中、任意の第n画素目(最上段の波形の内での斜
線部)を一例としてとりあげ、第6図の回路ブロック図
の出力信号(a〜i)を各走査毎に示したものである。
まず、一定値hは、「111100」であるので、比較
器37の出力gはh>iで「1」となる。すると、マル
チプレクサ24は、Ex−OR回路32の出力cを記憶
部35に入力するので、記憶部35のアドレスのn番地
には「100000」が記憶される。第2走査以降は、
記憶部35の出力eは、ラッチ36に保持される。つま
り、第2走査の第n番目の画素では、ラッチ36の出力
fは「100000」となっている。Ex−OR回路3
2の出力cはデコーダ31の出力b=「010000」
とラッチ36の出力fとのEx−ORだから「1100
00」となり、第9図の特性曲線から明らかなように、
第1走査と比較して光ビーム強度が大きくなり、検出信
号iも「111111」となる。
このため、h<iとなり、比較器37の出力gは「0」
となる。したがって、マルチプレクサ34は、ラッチ3
6の出力fを記憶部35に入力し、記憶部35のn番地
には「100000」が記憶される。
第3走査の第n番目の画素では、ラッチ36の出力fは
「100000」となり、E−OR回路32の出力cは
「101000」となる。このときの検出信号iは、第
2走査時より小さくなり、「110010」となるの
で、h<iで、比較器37の出力gは「1」となる。
このとき、マルチプレクサ24は、EX−OR回路32
の出力cを記憶部35に入力するので、記憶部35のn
番地には「101000」が記憶される。
このように、1画素毎に1ビットずつ精度を上げていく
ため、6走査が終了したときには、全画素にわたって、
6ビットの精度で補正データが記憶部35に記憶される
ことになる。実際の放射線像を蓄積したプレートSPを
走査するときには、カウンタ30の出力aを「111」
とし、デコーダ31の出力が「000000」となるよ
うにしておく。これにより、記憶部35からのデータを
D/A変換器33に入力することができ、光ビーム強度
を正確に制御できる。
尚、走査による変動の原因(1),(2),(3),
(4)は、空間周波数の高い成分がほとんどないので、
複数画素毎に補正を行ってもほとんど問題がない。した
がって、これにより、記憶部35の記憶容量の削減が可
能である。また、第6図の実施例では6ビットの場合を
例にとって説明したが、現実には12ビット程度で行う
のが好ましい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、輝尽性螢光体を含
むプレート中の少なくとも一部に、被写体を設けること
なく、略一様かつ充分な励起を与え、複数回走査し、走
査位置毎に加算した情報に基づき、走査光学系,光集光
伝導体,光検出器の不均一性を補正することにより、装
置のバラツキを排し、放射線画像の正確な読取りを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は螢光体への放射線画像の記録を示す説明図、 第2図は従来の放射線画像読取装置の構成を示す図、 第3図は本発明に係る放射線画像読取装置の一実施例に
おける信号処理部の構成を示す説明図、 第4図は螢光体を参照用放射線で照射する状態を示す説
明図、 第5図は参照用放射線照射を受けた螢光体について読取
走査を行ったときの第1の光検出器の出力波形図、 第6図は本発明の他の実施例における信号処理部及びそ
の周辺回路の構成を示す説明図、 第7図は第6図のデコーダの入出力特性図、 第8図は第6図の回路の動作説明図、 第9図は励起光の強度と螢光体の発光強度との関係を示
す説明図である。 S・・・放射線源 S・・・X線源 S・・・発光源 OBJ・・・被写体 SP・・・螢光体 SP・・・参照用の放射線の照射を受けた螢光体 1・・・レーザ光源 2・・・光量制御部 3・・・シリンドリカルレンズ 4・・・ビームエキスパンダ 5,8・・・ミラー 6・・・回転多面鏡 7・・・f・Θレンズ 9・・・シリンドリカルレンズ 10・・・導光路 11・・・第1の光検出器 13・・・第2の光検出器 14・・・信号処理部 20・・・増幅器 21・・・A/D変換器 22・・・加算器 23・・・乗算器 24,34・・・マルチプレクサ 25,35・・・記憶部 26・・・除算器 30・・・カウンタ 31・・・デコーダ 32・・・Ex−OR回路 33・・・D/A変換器 36・・・ラッチ 37・・・比較器 38・・・光強度制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 三喜夫 東京都日野市さくら町1番地 小西六写真 工業株式会社内 (72)発明者 山中 康司 東京都日野市さくら町1番地 小西六写真 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−112700(JP,A) 特開 昭57−152268(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを走査する走査光学系によって、
    蓄積性螢光体を含むプレートを走査,励起し、前記蓄積
    性螢光体からの発光光を光集光伝導体により光検出器ま
    で導き、その発光光を検出することにより、蓄積性蛍光
    体中に蓄積されている放射線画像を読み取る放射線画像
    読取装置において、 前記蓄積性螢光体を含むプレート中の少なくとも一部
    に、被写体を設けることなく、前記放射線と同一の放射
    線を参照用の放射線として照射してその蓄積性螢光体に
    略一様かつ充分な励起を与え、光ビームをプレート上で
    複数回走査し、それらの走査毎に発光光を前記光検出器
    により検出した信号を走査位置毎に加算処理することに
    より得られる情報に基づいて、放射線画像を読取る際、
    前記走査光学系,光集光伝導体,光検出器による走査時
    の不均一性を含む信号を補正する補正手段を有すること
    を特徴とする放射線画像読取装置。
JP57186388A 1982-10-22 1982-10-22 放射線画像読取装置 Expired - Lifetime JPH063526B2 (ja)

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JPS57152268A (en) * 1981-03-14 1982-09-20 Nec Corp Reference information reading system

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JPS5975243A (ja) 1984-04-27

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