JPH0635230U - 円柱又は円筒状物の2段積支持装置 - Google Patents

円柱又は円筒状物の2段積支持装置

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JPH0635230U
JPH0635230U JP7757892U JP7757892U JPH0635230U JP H0635230 U JPH0635230 U JP H0635230U JP 7757892 U JP7757892 U JP 7757892U JP 7757892 U JP7757892 U JP 7757892U JP H0635230 U JPH0635230 U JP H0635230U
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秀美 石井
敬之 中乗
元 渡部
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円柱又は円筒状物を疵や変形が生じることな
く且つ狭い敷地面積内に効率良く載置し、また運搬及び
保管作業の自動化を可能にする。 【構成】 合計二対で矩形平面を形成する如く一対づつ
所定の間隔で対向してそれぞれ直立固設されている4本
の支柱1にそれぞれ略C字状部材2が支点2aを中心とし
その下方に位置する下端部2cがモーメント付与手段3に
よって対向する支柱1側方向に回転するモーメントが付
与されると共に相互に重なり合うことなく回転可能な状
態で枢着されており、略C字状部材2の下端部2c内面で
相互に下段の被載置物11bが載置されたときの上端部外
面にはこの上端部に載置される上段の被載置物11aを支
持する支持面2bが設けられており、更に上段の被載置物
11aが載置されるときに略C字状部材2に作用する前記
モーメントに抗する方向への過回転を防止する過回転防
止用ストッパ4が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば製鉄分野において使用する各種のロール,金属帯をコイル状 態に巻くために金属帯が外周に巻き重ねられるゴム製や鋼製のスリーブ,金属帯 を巻き取るときに巻き重ねられる金属帯間に挿入される合紙のコイル(紙管に合 紙帯をコイル状に巻き重ねたもの)等々の円柱又は円筒状物を、疵や変形を生じ させることなく、且つ狭い敷地面積内に効率良く載置することができ、しかも円 柱又は円筒状物の運搬や載置にクレーンマンによるクレーン操作作業や玉掛け作 業を要することがなく、この運搬及び保管作業における省力化,更に自動化を可 能にすることのできる円柱又は円筒状物の2段積支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製鉄分野において金属帯は、連続圧延ライン,連続焼鈍酸洗ライン,連続剪断 ライン等の種々のラインを経て製造されており、この各ラインで加工処理された 金属帯は通常巻取りリールに一旦巻き取られて金属帯コイルにされてから次のラ インに移送される。例えば板厚の薄いステンレス鋼帯の如き金属帯を巻き取る際 には、先ず巻取りリールにゴム製のスリーブを装置して巻取り初期の金属帯表面 に疵が生じないようにし、また巻き取られる過程で金属帯間に合紙を挿入しなが らスリップ等の疵が生じないように巻き取っていた。また、巻き取られた金属帯 コイルの内径が次のラインで装着される巻戻しリールの径に合致しないときの内 径の補償にゴム製や鋼製のスリーブが使用されていた。更に、冷間圧延ラインな どにおいて、金属帯に大きな張力を付与しながら冷間圧延される金属帯を巻取り リールに巻き取るときに、金属帯がこの巻取りリールを大きな力で巻き締めてし まって、巻き取られた金属帯コイルがこの巻取りリールから抜き出せなくなって しまい、一方抜き出せたとしても次の巻戻しリールに装着できなくなってしまう 場合が起こることがあったが、これを防止するために厚肉の鋼製スリーブを使用 することが行われていた。
【0003】 前述の金属帯間に挿入される合紙をコイルにした合紙コイル,ゴム製や鋼製の スリーブ,合紙を巻き取るための裸状の紙管,各種のロールの如き円柱又は円筒 状物は、前述したような省力化,自動化を可能にするために工場建屋内に予め立 体的に位置決めされている各番地の所定の保管場所にそれぞれ径や幅(胴長)の 異なる種々のものがいつでも取り出して使用できるように整理して保管されてい る。そして、例えば前記板厚の薄いステンレス鋼帯の如き金属帯をコイル状に巻 き取るときには、所定の径や幅を有するゴム製のスリーブを前記所定の保管場所 から運搬してきて巻取りリールに装着し、また所定の径や幅を有する合紙コイル を前記所定の保管場所から運搬してきて巻取りリールに巻き取られる金属帯間に 合紙を挿入できるように供給するし、このようにして巻き取られた金属帯コイル を次のラインで巻戻しリールに装着してこのライン中へ巻き戻していく際には前 記所定の保管場所から裸状の紙管を運搬してきてこの巻戻しリールに近接した所 定の位置にセットして前記金属帯間に挿入されていた合紙をコイル状に巻き取っ てしまい取り外してから所定の保管場所まで運搬し保管して、更にこのライン中 へ巻き戻して所定の加工処理の施された金属帯を巻取りリールに巻き取った後に は先の巻戻しリールに装着されていたゴム製のスリーブをこの巻戻しリールから 取り外して所定の保管場所まで運搬し保管していた。
【0004】 従来、前記の如く所定の保管場所において保管されている諸々の円柱又は円筒 状物である被載置物11は、図4に示す如く床面に敷設されたフェルトやゴムシー トより成る載置台10上に載置したり、図5に示す如く被載置物11が載置される載 置面10aがV字状や円弧状に形成された木製等の載置台10上に載置したり、図6 に示す如く基台10b上に保持すべき被載置物11の外径とほぼ同じ幅に支柱10cが立 設されて形成される載置台10の支柱10c間に2〜3段に積み重ねた状態に保持し 保管したりしていたが、最も保管効率が良い図6に示す場合には被載置物11が積 み重ねられるために被載置物11同士の接触による疵や上方に載置された被載置物 11の重量により下方の被載置物11が変形することがあるので、疵及び/又は変形 を嫌う円柱又は円筒状物に対しては不適であるばかりでなく、前述した中で最も 保管効率が良い反面どうしても下方の被載置物11を取り出したいときに非常に大 変な側面もあった。
【0005】 しかも図4や図5に示すような状態で所定の保管場所に保管されている疵及び /又は変形を嫌う円柱又は円筒状物である被載置物11を実際の使用場所と所定の 保管場所との間で運搬する運搬手段としては、例えば昇降機構の下端にフックが 設けられている天井クレーンが用いられ玉掛け作業を行いながら運搬されていた 。これは、被載置物11が図4や図5に示す如き載置台10に下端全面が密着した状 態に載置されているために、被載置物11の下部を掬い把持するための爪状等の把 持部を有する把持機構を備えた運搬手段を使用することができなかったからで、 図7に示す如く運搬手段9として例えば被載置物11がゴム製等のスリーブの如き 円筒状物である場合には内面側に通したワイヤ9bを前記天井クレーンの下端に設 けられているフックに掛ける玉掛け作業によって運搬していたのであった。 その結果、被載置物11がゴム製のスリーブの如き円筒状物である場合には、こ の円筒状物の内面にワイヤ9bを通すことになるので、ワイヤ9bが当接しているそ の内面が損傷するしワイヤ9b自体も損傷するという欠点があった。
【0006】 従って、円筒状物である被載置物を所定の保管場所と実際の使用現場である例 えば巻取りリール又は巻戻しリールとの間で運搬するときには、その被載置物に ワイヤを通しフックに掛ける玉掛け作業を作業者により行わなければならなかっ たので手間と時間を要し、更に所定の保管場所から運搬されてきた被載置物を所 定の設置場所に設置するためには例えば被載置物がゴム製のスリーブである場合 について説明すると、ゴム製のスリーブを一旦昇降機構を有するコイルカーに載 置した後にワイヤを外してコイルカーの昇降機構により上昇させたゴム製のスリ ーブを巻取りリール又は巻出リールに装着するという別の運搬手段への受け渡し 作業を必要とするので更に時間を要するだけでなく、ゴム製のスリーブがコイル カー上では不安定な状態にあるために非常に危険な作業であり安全性に欠けてい ると共に作業性が悪いという欠点があった。更にこのように危険を伴う作業であ るためにワイヤの着脱作業を完了したことを確認してからでなければ天井クレー ンを操作できないので、天井クレーンを操作する作業は作業者なしには行うこと が困難であって、玉掛け作業を行う作業者と天井クレーンを操作する作業者とが それぞれ必要であった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記従来技術の欠点を解消し、所定の保管場所において被載置物に変 形を生じさせることや疵を生じさせることなく更に狭い敷地面積内に効率良く被 載置物を載置しておくことができ、しかも被載置物の運搬や載置に天井クレーン 操作作業や玉掛け作業による作業者を要することが無く、運搬及び保管作業の作 業性及び安全性に優れ、省力化のみならず自動化を可能にすることのできる円柱 又は円筒状物の2段積支持装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者等はかかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、工場建屋内に予め立 体的に位置決めされている各番地における実際の使用場所と所定の保管場所との 間において、円柱又は円筒状物を自動的に運搬及び保管できる運搬手段を配設す ると共にこの保管場所で円柱又は円筒状物を被載置物として自動的に運搬且つ載 置可能で保管できる支持装置が必要であることが判った。 そこでこの支持装置として、円柱又は円筒状物の径や幅(胴長)等といった被 載置物の寸法や重量面で何ら支障なく好適な状態に運搬且つ載置可能で保管でき るように、所定の保管場所の床面に設置された基台上に、合計二対で4本の支柱 が矩形平面を形成する如く一対づつ所定の間隔で対向する支柱としてそれぞれ直 立固設されており、このように対向する支柱にそれぞれ略C字状部材がその支柱 に設けた支点を中心にして且つこの支点の下方に位置する略C字状部材の下端部 がモーメント付与手段によって対向する支柱側方向に回転するモーメントが付与 されると共に相互に重なり合うことなく回転可能な状態に枢着されており、該略 C字状部材の下端部内面で相互に下段の被載置物が載置され支持されたときの支 点の上方に位置する上端部外面にはいつでも上段の被載置物を載置し支持できる ように支持面が設けられており、更に下段から上段の順に被載置物がそれぞれ載 置され支持されるときに該略C字状部材に作用する前記モーメントに抗する方向 への過回転を防止する過回転防止用ストッパを設けておけばよいことを究明し本 考案を完成したのである。
【0009】 以下、図面により本考案に係る円柱又は円筒状物の2段積支持装置について詳 細に説明する。 図1は本考案に係る円柱又は円筒状物の2段積支持装置の1実施例を示してお り、(イ)〜(ハ)の各図面はいずれも被載置物が載置されておらず、将に被載置物 を載置し始めようとするときの状態を示しており、(イ)は正面図、(ロ)は側面図 、(ハ)は平面図である。 図2は図1に示す本考案に係る円柱又は円筒状物の2段積支持装置に被載置物 を上段と下段とに載置し支持した状態を示す正面図、図3は所定の保管場所と実 際の使用場所との間で被載置物を運搬すると共に載置し支持して保管するための 運搬手段の1例を示す図である。
【0010】 図面中、1は、載置し支持される被載置物11である円柱又は円筒状物の径や幅 (胴長)より広く所定の間隔で対向する位置にそれぞれ一対づつ合計二対が直立 固設されている4本の支柱であり、所定の保管場所の床面において立体的に位置 決めされている位置に正確に配置された基台7上に、合計二対で4本の支柱が矩 形平面を形成する如く一対づつ直立固設されているのが好ましい。 この被載置物11としては、例えば製鉄分野においては連続圧延ラインなどにお けるワークロールをはじめとする各種ロール,連続圧延ラインや連続調質ライン や連続焼鈍酸洗ラインや連続剪断ラインや連続裁断ラインといった各種加工処理 ラインにおいて金属帯を巻き取るときに巻取りリールに装着されるゴム製や鋼製 のスリーブ等,金属帯を巻き取るときに巻き重ねられる金属帯間に挿入される合 紙が裸状の紙管などに巻かれて成る合紙コイルやその裸状の紙管等々があり、こ れらに疵や変形が生じないように運搬且つ載置し保管を行う必要のある円柱又は 円筒状物を挙げることができる。
【0011】 2は、合計二対で4本の各支柱1にそれぞれ支点2aを中心としてこの支点2aの 下方における下端部2cが後述するモーメント付与手段3によって一対として対向 する支柱1側方向に回転するモーメントが付与される状態に枢着されている略C 字状部材である。 この支点2aの上方における上端部外面には上段の被載置物11aを載置し支持す る支持面2bが設けられている。図1の(イ),(ロ),(ハ)の各図面に示す如く、下 段の被載置物11bが将に載置され始めようとするときの状態においては、この下 端部2cが対向する支柱1側方向に回転するモーメントを付与されているためにこ の対向する支柱1間の中央位置で相互に重なり合うことなく接近するか又は閉じ 合わされた状態に位置せしめられており、一方この上端部外面に設けられている 支持面2bはその間を下段の被載置物11bが通過し得る間隔を有して開いた状態を 成している。そして、図2に示すように既に下段の被載置物11bがこの略C字状 部材2の下端部2c内面又は必要に応じて設けられて使用される支持台5の当接面 5cとに載置し支持されている状態においては、前記上端部外面の支持面2bが対向 する支柱1間の中央位置で相互に接近した状態を成し、いつでも上段の被載置物 11aを載置し得る状態に構成されている。
【0012】 また、図2に示す如くこの上端部外面の支持面2bは、下段から上段の順に両被 載置物11b,11aがそれぞれ載置し支持されたときに、この支持面2bで支持された 上段の被載置物11aと先に支持されている下段の被載置物11bとの間に、両被載置 物11a,11bが直接接触しない上部空間6aであり且つ自動天井クレーンに装着され 自動的に機能する後記説明の運搬手段9の爪9a状等の把持部を挿入でき下段の被 載置物11bを損傷させずに上段の被載置物11aを掬い把持し得るための把持部挿入 用の上部空間6aが形成され得る位置に構成されている。また、このような支持面 2bは、上段の被載置物11aと当接し支持する部分がフェルトやゴム板の如き比較 的軟質な素材により構成されていることが、この上段の被載置物11aの損傷を更 に効果的に防止できて好ましい。 そして、このような略C字状部材2を枢着しそれぞれ一対として対向している 二対の4本の支柱1は、被載置物11a,11bが載置され支持されたときに、この両 被載置物11a,11bの両端近傍か又はこの両被載置物11a,11bを中央部に載置し支 持し得るようにそれぞれ直立固設されているのである。
【0013】 3は、略C字状部材2の前記支点2aの下方における下端部2cが対として対向す る支柱1側方向に回転するモーメントを強制的に付与せしめているモーメント付 与手段であり、好適な具体例としてスプリングやカウンターウェイトを使用する ことができる。前者のスプリングの場合には、一端を略C字状部材2の支点2aよ りも上方にまた他端を例えば支点2aよりも下方の支柱1の適当な部位にその両端 が連結されている引張りコイルスプリングを例示することができる。ここで、本 考案装置に特に下段の被載置物11bとして厚肉の鋼製スリーブと裸状の紙管との 如く極端に単重の異なるものをいずれも載置し支持して保管しようとするときに は、それぞれに見合った引張り強さを有するコイルスプリングに変更するために 交換しなければならないし、また比較的単重の似通ったものをいずれも載置し支 持して保管しようとする場合には特に下段の被載置物11bとして軽量の方のもの がこの略C字状部材2の下端部2c内面に当接しその自重で以って下方へ押し下げ ようとしてもこの略C字状部材2が支点2aを中心にして回転しないことが出現す るので、この下段の被載置物11bの単重によってコイルスプリングのバネ力を調 整し得るバネ力調整手段3aが設けられていることが好ましいのである。 また後者のカウンターウエイトの場合には、略C字状部材2の支点2aの対向す る支柱1と反対側で略C字状部材2に作用するモーメントを考慮した位置及び重 さのものを略C字状部材2に固定する。 ここで、モーメント付与手段3により付与されたモーメントの方向への略C字 状部材2の過回転を防止するために、モーメント付与手段3のスプリングのバネ 力又はカウンターウエイトの位置及び重さを支点2aを中心として略C字状部材2 が回転した所望の位置で釣り合うように選んでも良いが、付与されたモーメント の方向への略C字状部材2の回転を或る回転角度で停止させるストッパが設けら れていることが好ましい。
【0014】 4は、このような略C字状部材2の下端部2c内面で下段の被載置物11bを載置 し支持するとき、そしてこの下段の被載置物11bを載置しなお且つ上段の被載置 物11aをも載置し支持するときに、略C字状部材2に作用する前述のモーメント に抗する方向への略C字状部材2の過回転を防止するための過回転防止用ストッ パである。例えば、図1及び図2に図示した実施例においては、この過回転防止 用ストッパ4は、前記略C字状部材2の下方における基台7上又はこの基台7上 に設けた枠台7a上に固設されており、下段から上段の順に被載置物11b,11aをそ れぞれ載置し支持するときに前記モーメント付与手段3により前記略C字状部材 2の下端部2c及び上端部外面の支持面2bに強制的に付与されているモーメントに 抗する方向へのモーメントが生ずるのであるが、この方向へ生じたモーメントに よってこの略C字状部材2が過回転するのをこの下端部2cが当該過回転防止用ス トッパ4の表面に当接してその回転を停止せしめられるようにして防止している のである。また、図示しないが対向する支柱1にそれぞれ枢着されている略C字 状部材2同士の下端部2cが下段の被載置物11bを載置されていない状態で正面か ら見て交差した状態を成している場合にこの下端部2cにそれぞれ設けられており 互いに係合して略C字状部材2の回転を停止せしめる係合片や、略C字状部材2 に設けられており支柱1と当接して略C字状部材2の回転を停止せしめる係止片 や、支柱1に設けられており略C字状部材2と当接して略C字状部材2の回転を 停止せしめる係止片等、種々の態様が存在する。
【0015】 しかしながらいずれの態様においても、下段の被載置物11bが略C字状部材2 の下端部2c内面で支持される場合には、この下段の被載置物11bが支持される際 に過回転防止用ストッパ4がこの下端部2cの回転を停止させるように作用してい なければならないが、下段の被載置物11bがこの下端部2c内面で支持されるので はなくて別途設けられた支持台5上に支持される場合においては略C字状部材2 の下端部2c内面はこの支持台5上に支持されている下段の被載置物11bに当接し ているが、次いで略C字状部材2の上端部外面における支持面2b上に上段の被載 置物11aが載置し支持される際には必らずこの過回転防止用ストッパ4が必要と なって、略C字状部材2は過回転防止用ストッパ4でその回転を停止せしめられ るようにして過回転するのを防止されるのである。
【0016】 5は、基台7上に固設されており、下段の被載置物11bを載置し支持する支持 台である。この支持台5においては、支持台5上に例えば図3に示す如く開閉す る多数の爪9a状等の把持部を有する運搬手段9によって円柱又は円筒状物である 下段の被載置物11bを容易に載置し支持させると共に逆に支持されている被載置 物11bを把持して持ち去ることが容易にできるように、この被載置物11bの軸芯方 向に少なくとも2分割された分割支持台5a,5bとなっているのが好ましい。また 、この被載置物11bを載置し支持する両分割支持台5a,5bの当接面5cがV字状溝 の載置面5dに形成されており、更に当該当接面5cのV字状溝の載置面5dに被載置 物11bを載置し支持すると共に逆に把持して持ち去る際にこの被載置物11bの下方 に運搬手段9の多数の爪9a状等の把持部が容易に挿入し移動され得る下部空間6b が形成されていることが好ましい。 なお、この支持台5の分割支持台数及びそれらの基台7上への各固設位置は、 下段の被載置物11bの材質等に基因する条件とこの被載置物11bを自動的に運搬且 つ載置する運搬手段9の爪9a状等の把持部の挿入且つ移動可否条件とによって決 定され、例えば下段の被載置物11bが軟らかく疵が付き易くて変形し易い材質の 物品の場合にはかかる分割支持台数を多くすることができる。
【0017】 6は、前記下部空間6bと図2に示される上部隙間6aとを有する空間である。本 考案装置においては、この上部隙間6aを設けることが重要である。 このために略C字状部材2の上端部外面に設けられる支持面2bは、下段と上段 とに被載置物11b,11aがそれぞれ載置し支持されると共に逆に把持して持ち去る に際して当該支持面2bで支持されている上段の被載置物11aと下段の被載置物11b との間に両被載置物11a,11bが直接接触しない上部隙間6aを形成し得ると共に前 記運搬手段9の爪9a状等の把持部が容易に挿入し移動し得る位置に配置されてい ることが重要である。
【0018】 7は、支柱1や支持台5や枠台7aがその上面に固設されていることが好ましい 基台であり、このように支柱1や支持台5が基台7に一体に固設されている場合 にはこの基台7を支持して所定の保管場所まで本考案装置を移動可能であるが、 この基台7が存在しない場合には支柱1や支持台5は工場建屋内の基礎上に直接 設置固定されることになる。
【0019】 8は、上段及び下段の被載置物11a及び11bがそれぞれ載置されたときに両被載 置物11a,11bの軸方向へのズレを防止するために略C字状部材2が枢着されてい る対向する支柱1間に掛け渡されているズレ防止用ストッパであり、両被載置物 11a,11bの運搬手段として専らこれらの胴部を爪9a状等の把持部で把持して運搬 する運搬手段9を使用する場合にはズレ防止用ストッパ8は支柱1に固定されて いて差し支えないが、両被載置物11a,11bが円筒状物であって両被載置物11a, 11bの運搬手段9としてこれらの中空部に支持部材を挿入するL型アームを使用 する場合には図示した実施例の如く着脱自在に設けられていることが必要になる 。
【0020】
【作用】
このような構成の本考案に係る円柱又は円筒状物の2段積支持装置は、下段の 被載置物11bが載置されていない状態では、図1の(イ)に示す如くモーメント付 与手段3による作用によって略C字状部材2は支点2aを中心にしてその下端部2c 同士が対向する支柱1間にあって相互に重なり合うことなく高さ方向に浮いて閉 じた状態を成し、一方その上端部外面の支持面2cを相対する両支持面2c間に下段 の被載置物11bが上方から下方へ通過し得る間隔を有する開いた状態を成してい る。
【0021】 そこで先ず自動的な運搬手段9の爪9a状等の把持部で把持されて運搬されてき た下段の被載置物11bを、合計二対で4本の直立固設されている各支柱1間の上 方における所定の位置に正確に位置させてから下降させて略C字状部材2の下端 部2c内面に当接させながら更に下降させていく。このとき、略C字状部材2は下 段の被載置物11bによって上方からその下端部2c内面を押圧されて予めモーメン ト付与手段3により強制的に付与されているモーメントに抗して回転する。 このとき、例えば多数設置されている本考案装置をうまく使い分けたりしなが ら、下段の被載置物11bとして比較的単重の似通ったものを載置し支持して保管 しようとする場合においては、モーメント付与手段3としてバネ力調整手段3aが 付設されている例えばコイルスプリングを使用すると、この載置し支持される下 段の被載置物11bの単重に充分配慮し最適に調整されたバネ力で略C字状部材2 にモーメントを予め付与することができるので、たとえ下段の被載置物11bの単 重にバラツキを生じたり、小さな力で疵付いたり容易に変形するものであっても 、略C字状部材2の下端部2c内面にこの被載置物11bを当接させながら載置する だけで疵や変形を生じることなく確実に略C字状部材2を回転させることができ るのである。
【0022】 ここで、下段の被載置物11bが載置し支持される場合には、略C字状部材2の 下端部2c内面に下段の被載置物11bが当接されながら下降していく際に、過回転 防止用ストッパ4がこの下端部2cの回転するのを停止せしめるように作用して略 C字状部材2の過回転が防止されるのである。しかし、下段の被載置物11bが過 回転防止用ストッパ4の作用を受けてかかる下端部2c内面に当接し支持されるの ではなくて別途設けられた支持台5の当接面5cに支持される場合には、略C字状 部材2の下端部2c内面は支持台5上に支持された下段の被載置物11bに当接して はいるが、次いで略C字状部材2の上端部外面の支持面2bに上段の被載置物11a が載置されると更に略C字状部材2は過回転防止用ストッパ4でその回転を停止 せしめられるまで回転する場合がある。
【0023】 このようにして下段の被載置物11bが運搬されてきて略C字状部材2の下端部 2c内面に支持されるか又は別途設けられた支持台5上に支持されて、略C字状部 材2の下端部2c内面が下段の被載置物11bに当接した状態で略C字状部材2の回 転が停止されたときに、載置し支持された下段の被載置物11bの下方に運搬手段 9の把持部挿入用の下部空間6aが形成されていると、運搬手段9としてこの被載 置物11bの胴部を爪9a状等の把持部で把持する機構を有する運搬手段を使用する ことができる。
【0024】 かくして下段の被載置物11bが略C字状部材2の下端部2c内面に支持されるか 又は別途設けられた支持台5上に支持されされると、次いで略C字状部材2の上 端部外面の支持面2bが対向する支柱1間のほぼ中央に位置した状態を成している ので、この支持面2bに上段の被載置物11aを運搬してきて載置し支持させるので ある。このとき、下段の被載置物11bが略C字状部材2の下端部2c内面に載置さ れている場合には過回転防止用ストッパ4が既に作用しているので略C字状部材 2はそれ以上の過回転が防止されているが、一方下段の被載置物11bが別途設け られた支持台5の当接面5c上に載置される場合には略C字状部材2の上端部外面 の支持面2bに上段の被載置物11aが載置されると更に略C字状部材2は過回転防 止用ストッパ4でその回転を停止せしめられるまで回転する場合がある。 このような操作において、ズレ防止用ストッパ8がそれぞれ設けられていると 、下段及び上段の被載置物11b,11aが載置されたときにその軸方向へのズレが防 止される。
【0025】 かくして上段と下段とに支持された被載置物11a,11bを本考案装置を設置され ている保管場所から所望とする実際の使用場所に自動的に運搬するには、運搬手 段9によって先ず上段に支持されている被載置物11aを把持して運搬する。この とき、上段の被載置物11aは略C字状部材2の上端部外面の支持面2bに支持され ており下段の被載置物11bとの間に上部空間6aが形成されているので、両載置物 11a,11bが直接接触して疵や変形を生じるのを防止することができると共に運搬 手段9として両被載置物11a,11bの胴部を爪9a状等の把持部で把持する機構を有 する運搬手段を使用することができる。
【0026】 上段の被載置物11aを運搬手段9により把持して持ち去ると、次に下段の被載 置物11bを把持して搬出するのであるが、このとき略C字状部材2の下端部2c内 面に下段の被載置物11bが当接し載置されるか又は支持された状態で略C字状部 材2はその回転を停止されるか又はその過回転を防止されており、図2に示す如 く略C字状部材2の上端部外面の支持面2bは対向する支柱1間のほぼ中央に位置 し閉じた状態を成している。そこで、運搬手段9によって下段の被載置物11bを 把持して上昇させると、略C字状部材2にはモーメント付与手段3によりその支 点2aの下方の下端部2cが図1(イ)に示す如く対向する支柱1側の上方向に回転す るように強制的にモーメントが付与せしめられているので、下段の被載置物11b が上昇するに従って略C字状部材2がモーメントを付与されている方向に、略C 字状部材2と付与されているモーメントとが釣り合う位置又は略C字状部材2の 下端部2c内面が下段の被載置物11bに当接して回転を停止されるまで回転する。
【0027】 この下段の被載置物11bを把持して上昇するときに略C字状部材2の上端部内 面のコーナ部に図1及び図2に図示する如くアイドルローラ2dを配設しておくと 、このアイドルローラ2dの回転により下段の被載置物11bを損傷させることなく 円滑に上昇させ持ち去ることができる。そして、下段の被載置物11bを把持して 上昇させると、モーメント付与手段3によりモーメントが付与されている方向に 支点2aを中心として略C字状部材2が回転し、対向する支柱1にそれぞれ枢着さ れている略C字状部材2の上端部外面の支持面2bが各略C字状部材2を枢着され ている支柱1側に移動して下段の被載置物11bがその支持面2b同士の間を通過し 得る空間が形成される。 このようにして本考案装置に支持し保管されていた被載置物11a,11bを運搬手 段9によって所望とする使用位置に運搬することができると共に、運搬手段9と して玉掛け作業を不要とするものを使用することによって、このような円柱又は 円筒状物である被載置物11a,11bの保管及び運搬作業における省力化更には自動 化を可能にすることができるのである。
【0028】
【考案の効果】
以上に詳述した如く本考案に係る円柱又は円筒状物である上段及び下段の被載 置物の2段積支持装置は、所定の保管場所においてこれらの被載置物を上下2段 に載置し支持することができて狭い敷地面積内に効率良く保管することができる と共に、上段と下段とにそれぞれ載置される被載置物は上段では略C字状部材の 上端部外面の支持面にまた下段では略C字状部材の下端部内面又は支持台にそれ ぞれ互いに直接接触しない状態に支持し保管されるので、疵や変形が生じないの である。
【0029】 また所定の保管場所と所望とする実際の使用場所との間で運搬し且つ載置し支 持して保管する作業において、このような運搬等の手段として被載置物の胴部を 爪状等で把持する把持機構を有する運搬手段や被載置物が円筒状物である場合に 被載置物の中空部に支持部材を挿入するL型アームを使用することができるので 、自動天井クレーン等により玉掛け作業等の作業者による作業を行わなくても良 いから作業効率が良く且つ作業性並びに安全性に優れ、これらの一連の作業の省 力化、更には自動化ができるのである。
【0030】 更に少なくとも上段の被載置物を支持するためには略C字状部材を回転させる 必要があるが、この略C字状部材を回転させるのに駆動源ではなく被載置物の重 量を自然にうまく利用している簡単な構造であるため、故障が少なく且つ安価に 製作することができる。 このように作業者による作業を行わなくても良く、所定の保管場所と実際の使 用場所との間の運搬作業並びに保管作業を自動化することができる本考案に係る 円柱又は円筒状物である被載置物の2段積支持装置の実用的価値は非常に大きな ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る円柱又は円筒状物の2段積支持装
置の1実施例を示すものであって、(イ)〜(ハ)の各図面
はいずれも被載置物が載置されておらず将に載置し始め
ようとするときの状態を示しており、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。
【図2】図1に示す本考案装置に被載置物を上段と下段
とに載置し支持した状態を示す正面図である。
【図3】所定の保管場所と実際の使用場所との間で被載
置物を運搬すると共に載置し支持して保管するための運
搬手段の1例を示す図である。
【図4】従来の載置台の1例を示す図である。
【図5】従来の載置台の他の例を示す図である。
【図6】従来の載置台の更に他の例を示す図である。
【図7】従来の所定の保管場所と使用場所との間で被載
置物を運搬するための運搬手段の1例を示す図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 略C字状部材 2a 支点 2b 上端部の支持面 2c 下端部 2d アイドルローラ 3 モーメント付与手段 3a バネ力調整手段 4 過回転防止用ストッパ 5 支持台 5a 分割支持台 5b 分割支持台 5c 当接面 5d V字状溝の載置面 6 空間 6a 上部空間 6b 下部空間 7 基台 7a 枠台 8 ズレ防止用ストッパ 9 運搬手段 9a 運搬手段の爪等 9b ワイヤ 10 従来の載置台 10a 載置面 10b 基台 10c 支柱 11 被載置物 11a 上段の被載置物 11b 下段の被載置物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡部 元 山口県徳山市築港町12番7号 山九株式会 社内

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合計二対で4本の支柱(1)が矩形平面を
    形成する如く一対づつ所定の間隔で対向する支柱(1)と
    してそれぞれ直立固設されており、この対向する支柱
    (1)にそれぞれ略C字状部材(2)が支点(2a)を中心とし
    て且つこの支点(2a)の下方に位置する下端部(2c)がモー
    メント付与手段(3)によって対向する支柱(1)側方向に
    回転するモーメントが付与されると共に相互に重なり合
    うことなく回転可能な状態で枢着されており、該略C字
    状部材(2)の下端部(2c)内面で相互に下段の被載置物(1
    1b)が載置されたときの上端部外面にはこの上端部に載
    置される上段の被載置物(11a)を支持する支持面(2b)が
    設けられており、更に下段から上段の順に被載置物(11
    b,11a)がそれぞれ載置されるときに該略C字状部材
    (2)に作用する前記モーメントに抗する方向への過回転
    を防止する過回転防止用ストッパ(4)が設けられている
    ことを特徴とする円柱又は円筒状物の2段積支持装置。
  2. 【請求項2】 下段の被載置物(11b)を支持する支持台
    (5)が更に設けられている請求項1に記載の円柱又は円
    筒状物の2段積支持装置。
  3. 【請求項3】 4本の支柱(1)、又は4本の支柱(1)及
    び支持台(5)が基台(7)上に固設されている請求項1又
    は2に記載の円柱又は円筒状物の2段積支持装置。
  4. 【請求項4】 過回転防止用ストッパ(4)が、対向する
    支柱(1)に支点(2a)でそれぞれ枢着されていると共にこ
    の支点(2a)を中心にして相互に重なり合うことなく回転
    可能な状態に枢着されている略C字状部材(2)の下方の
    基台(7)上又はこの基台(7)上に設けた枠台(7a)上に固
    設されている請求項3に記載の円柱又は円筒状物の2段
    積支持装置。
  5. 【請求項5】 略C字状部材(2)の枢着されている対向
    する支柱(1)が、上段及び下段の被載置物(11a及び11b)
    が載置されたときのこれらの被載置物(11a,11b)の両端
    近傍にそれぞれ直立固設されている支柱である請求項1
    から4までのいずれか1項に記載の円柱又は円筒状物の
    2段積支持装置。
  6. 【請求項6】 略C字状部材(2)の枢着されている対向
    する支柱(1)が、上段及び下段の被載置物(11a及び11b)
    が載置されたときのこれらの被載置物(11a,11b)のほぼ
    中央部に対してそれぞれ直立固設されている支柱である
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の円柱又は円
    筒状物の2段積支持装置。
  7. 【請求項7】 略C字状部材(2)にモーメントを付与す
    るモーメント付与手段(3)が、一端を略C字状部材(2)
    の支点(2a)より上方にまた他端を支柱(1)に固定されて
    いるスプリングである請求項1から6までのいずれか1
    項に記載の円柱又は円筒状物の2段積支持装置。
  8. 【請求項8】 モーメント付与手段(3)のスプリング
    に、バネ力調整手段が設けられている請求項7に記載の
    円柱又は円筒状物の2段積支持装置。
  9. 【請求項9】 略C字状部材(2)にモーメントを付与す
    るモーメント付与手段(3)がカウンターウエイトである
    請求項1から6までのいずれか1項に記載の円柱又は円
    筒状物の2段積支持装置。
  10. 【請求項10】 略C字状部材(2)の上端部外面に設け
    られる支持面(2b)は、下段と上段とに被載置物(11a,11
    b)がそれぞれ載置し支持されたときに当該支持面(2b)で
    支持された上段の被載置物(11a)と下段の被載置物(11b)
    との間に両被載置物(11a,11b)が接触しない上部空間(6
    a)であって且つ運搬手段(9)の爪(9a)状等の把持部が挿
    入し得る上部空間(6a)を形成し得る位置に配置されてい
    る請求項1から9までのいずれか1項に記載の円柱又は
    円筒状物の2段積支持装置。
  11. 【請求項11】 下段の被載置物(11b)を支持する支持
    台(5)が、この被載置物(11b)の軸芯方向に少なくとも
    2分割された分割支持台(5a,5b)となっており、この被
    載置物(11b)を支持する両分割支持台(5a,5b)の当接面
    (5c)がV字状溝の載置面(5d)に形成されており、該当接
    面(5c)のV字状溝の載置面(5d)に被載置物(11b)を載置
    し支持したときの被載置物(11b)の下方に運搬手段(9)
    の爪(9a)状等の把持部が挿入し得る下部空間(6b)が形成
    されている請求項1から10までのいずれか1項に記載
    の円柱又は円筒状物の2段積支持装置。
JP7757892U 1992-10-14 1992-10-14 円柱又は円筒状物の2段積支持装置 Pending JPH0635230U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112441310A (zh) * 2020-10-30 2021-03-05 江苏滨杰科技有限公司 一种便于装卸的彩钢板加工用钢卷固定装置
CN112792595A (zh) * 2021-01-09 2021-05-14 段元荣 一种用于精雕机的定位治具

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