JPH0635186Y2 - 電子機器の耐圧試験装置 - Google Patents

電子機器の耐圧試験装置

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JPH0635186Y2
JPH0635186Y2 JP1988074468U JP7446888U JPH0635186Y2 JP H0635186 Y2 JPH0635186 Y2 JP H0635186Y2 JP 1988074468 U JP1988074468 U JP 1988074468U JP 7446888 U JP7446888 U JP 7446888U JP H0635186 Y2 JPH0635186 Y2 JP H0635186Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種電子機器メーカーにおける品質チェック
ライン、特に高圧回路を有する電子機器例えば電子レン
ジにおいて、キャビネットの電圧に対する安全性をチェ
ックする耐圧試験装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、電子レンジの耐圧安全性をチェックする装置には
第4図に示すものがある。即ち、ここに示す耐圧試験装
置20は、押釦スイッチ4の操作によって、リレー2への
動作入力を例えば3秒間だけ供給する時限装置3と、該
リレー2を経てテストプローブ15へ高電圧を供給する電
圧発生装置1と、該テストプローブ15へ印加した高圧電
流の漏洩の有無を検出する検漏装置10と、該検漏装置10
のリレー7によって前記リレー2の時限後に操作せしめ
られる表示回路5とからなり、その検査にあっては、第
5図のように先ずテストプローブ15を被検査物即ち電子
レンジのキャビネット18に接触せしめると同時に他方の
テストプローブ16を電子レンジへの電線プラグ19(導電
部分)に接触させ押釦スイッチ4を押動することにより
検査が開始される。
即ち、上記押釦スイッチ4を押動することにより先ず時
限装置3が時限動作を開始し、一時的(この場合設定値
3秒)にリレー2の接点aは“ON"、接点bは“OFF"と
なり、その間に高電圧発生装置1で発生した高電圧が該
接点aを経てテストプローブ15へ印加される。そして、
両テストプローブ15,16間つまり、電子レンジのシャー
シ18、電源プラグ19間に規定電圧に耐えられない部分が
存在した場合には、高圧電流が流れるのでこれを検漏装
置10の電流検出コイル11により検出し、時限装置3の時
限動作後も解除釦12を押動するまでその状態即ちリレー
7の接点bを“OFF"状態に保ち続ける。
従って、その時点では既に前記リレー2の各接点aは
“OFF"、接点bは“ON"の状態に復帰しているが、リレ
ー7の接点bは前述のように“OFF"状態に保持されてい
るため表示回路5の電源8は遮断されていて表示灯6は
点灯せず、このことによって前記電子レンジの耐圧性能
は不良であることを指示させるようにしている。又、耐
圧性能が良好な場合には、漏洩電流がないので当然高圧
発生装置1からテストプローブ15に至る線路中には電流
が流れず、検漏装置10は動作しないからリレー7の接点
bは“ON"状態のままであり、時限装置3の時限動作後
にリレー2の接点bが“ON"状態に復帰した時表示回路
5は閉成され、表示灯6を点灯して耐圧性能が良好であ
ることを告げるようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来例においては第6図(a)のように耐
圧試験装置20からテストプローブ16に至る線路の途中B
点において断線していたり、あるいは第6図(b)のよ
うに電子レンジシャーシ18とテストプローブ15との間に
不良導体Aが介在していた場合等において、電子レンジ
の耐圧性能に関係なく、例へ不良状態であっても表示灯
6が点灯して耐圧性能が良好であるかのように表示する
ことになり、極めて不都合な結果を招く欠点がある。
本考案は拘る上記の欠点に対処し、信頼度の高い電子機
器の耐圧試験装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の電子機器の耐圧試験装置は、被検査物の所定部
分にそれぞれが導電状態で接触される一対のテストプロ
ーブと、両テストプローブ間に、高圧試験電流の漏洩が
あるか否かを検知するように配置された検漏装置と、各
テストプローブそれぞれとは絶縁状態で一体に構成され
ており、それぞれが被検査物の所定部分に導電状態で接
触される電圧検出用の補助プローブと、両補助プローブ
間に、所定電圧が印加されているか否かを検知するよう
に配置された電圧検出装置と、を有することを特徴とす
るものである。
〈作用〉 本考案の耐圧試験装置では、被検査物の所定位置に各テ
ストプローブがそれぞれ導電状態で接触されて、各テス
トプローブ間に所定の高電圧が印加される。このとき、
各テストプローブに絶縁状態で一体的に構成された各補
助プローブ間に被検査物を通して高電圧が印加される。
電圧検出装置は、両補助プローブ間の高電圧を検出する
ことにより、各テストプローブが被検査物に電気的に接
触して、被検査物に高電圧が印加されていることが確認
される。そして、検漏装置によって被検査物に漏洩電流
があるか否かを検出して、漏洩の有無から被検査物の耐
圧性能を判定する。
〈実施例〉 以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説明
すると、本考案の耐圧試験装置20は第1図に示すよう
に、被検査物の所定位置に電気的に接触される一対のテ
ストプローブ15および16と、所定高電圧を発生する高電
圧発生装置1と、耐圧性能の良否を表示する表示回路5
と、前記高電圧発生装置1及び表示回路5にそれぞれ接
続したリレー2の接点a,bを一定時間だけ“ON"及び“OF
F"するようにした時限装置3と、前記高電圧発生装置1
から上記接点aを経てテストプローブ15に至る線路中の
漏洩電流を検出した時、押釦12にて解除操作するまで前
記表示回路5を“OFF"状態にインターロックする検漏装
置10と、図3に示すように、各テストプローブ15および
16にそれぞれ絶縁物17を介在させて一体的に構成されて
おり、各テストプローブ15および16が被検査物に接触し
た際に被検査物に導電状態で接触される一対の補助プロ
ーブ15′および16′と、両補助プローブ15′および16′
間に所定試験電圧が印加されているか否かを検知して適
正電圧が印加されている場合のみ、前記表示回路5の回
路を“ON"状態にインターロックする電圧検出回路13と
を有している。
次に上記構成の一連動作について述べると、先ず第2図
に示すように電子レンジシャーシ18と電源プラグ19にそ
れぞれ前記テストプローブ15,16を接続させて、本考案
耐圧試験装置20における時限装置3の始動押釦スイッチ
4を押動すると、該時限装置3は計時動作を開始して一
定時間接点aを“ON"、接点bを“OFF"状態に保ち、そ
の間に高電圧発生装置1から試験電圧をテストプローブ
15へ印加する。
この時、電子レンジのシャーシ18と電源プラグ19との間
で耐圧性能が良好でない状態を先ず仮定してみた場合、
つまり高電圧がシャーシ18へ漏電し得る状態にあるとき
は、前記テストプローブ15,16間に漏洩電流が発生する
ので、この漏洩電流を検出コイル11によって検出して、
検漏装置8が解除釦12を押動するまで、その検出状態を
インターロックすることでリレー7の接点bを“OFF"状
態に保ち続ける。
そして、これと同時に前記各テストプローブ15,16にはG
NDを経て正規の試験電圧が印加されていることを、テス
トプローブ15からシャーシ18を経て補助プローブ15′に
より検出すると共に、他方のテストプローブ16について
も同様に電源プラグ19の端子部分を経て補助プローブ1
6′により検出し、電圧検出装置13はこれを受けて、正
常な試験電圧が各テストプローブに印加されていること
を時限装置3のタイムオフ後も解除押釦スイッチ14を押
動(始動押釦スイッチ4と連動してスタートと同時に解
除する)するまでの間インターロックして、リレー9の
接点aを“ON"状態に保ち続ける。
しかし、上述したように表示回路5は、既に検漏装置10
が電流の漏洩を検知してリレー7の接点bを“OFF"に保
っていることから、例えその後前記時限装置3がタイム
オフしてリレー2の動作を解除し、その接点aが“OF
F"、接点bが“ON"に復帰していても該回路5は閉成さ
れないから表示灯6は点灯せず電子レンジの耐圧特性が
不良であることを示す。
又、上記とは別に各テストプローブ15,16に正規の試験
電圧が印加されていることをそれぞれの補助プローブ1
5′,16′によって検出し、その検出値に基いて電圧検出
装置13が動作して前述のようにリレー9の接点aが“O
N"状態を保ち、しかも電子レンジのシャーシ18と電源プ
ラグ19間の絶縁が十分に保たれ、耐圧性能が良好である
場合には漏洩電流がないから検漏装置10は漏洩を検出し
ないからリレー7は動作せず、従ってその接点bは“O
N"状態を維持し、時限装置3のタイムオフによってリレ
ー2の接点bが復帰して“ON"状態になった瞬間に表示
回路5は完全に閉成され、電源8が表示灯6に供給され
て点灯し、電子レンジの耐圧性能が良好であることを表
示する。
ここで本考案の最も要旨とするところは各テストプロー
ブ15,16にそれぞれに正規の試験電圧が印加されてない
状態にある場合、つまり途中で線路が断線していたり絶
縁物(膜)がテストプローブの先端に介在しているよう
な状況下においては、電子レンジの耐圧特性の良否に関
係なく、前記説明からも明らかなように検漏装置10が出
力を検出しないからリレー7は動作せず、従ってその接
点bは“ON"となる。
しかし、その場合には各テストプローブ15,16の先端に
所定の試験電圧が印加されないので補助プローブ15′,1
6′より検知出力が得られないから電圧検出装置13は動
作せず、リレー9に動作電流が流がれないからその接点
aを“OFF"状態に保ち続けるので、時限装置3がタイム
オフとなり、リレー2が復帰してその接点bが“ON"と
なっても表示回路5は閉成されないから表示灯6は点灯
しない。これと併行して電圧検出装置13に前記テストプ
ローブ15,16へ正規電圧が印加されてないことを示す表
示手段(図例では記載していない。)を設けておくこと
により異常状態の内容を表すことが可能であり、テスト
プローブの保守点検が容易となる。
〈考案の効果〉 上述のように本考案は、テストプローブへ通じるコード
の途中あるいはテストプローブ内又は、テストプローブ
の先端と電子レンジのシャーシに接する点との間に何ら
かの通電不良の原因がある場合と、被検査物にある不良
原因とは区別できる。
そして、こうした耐圧試験装置を用いることにより、こ
れまでのように耐圧不良でありながら耐圧特性良好とし
て誤認されることがなく適正な判定ができるようにな
り、高圧回路を有する各種電子機器の耐圧試験を実施す
るに信頼度の高い有効な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、 第1図は、同上のブロック図、 第2図は、試験要領を示す簡略側面図、 第3図は、本考案で使用するプローブの拡大側面図、 第4図乃至第6図は従来例を示し、 第4図は、同上のブロック図、 第5図は、試験要領を示す簡略側面図、 第6図(a)は、断線状態の説明図、 第6図(b)は、不良導体が介在した場合の説明図であ
る。 1……高電圧発生装置、3……時限装置 5……表示回路、10……検漏装置 11……検出コイル、13……電圧検出装置 15、16……テストプローブ、 15′、16′……補助プローブ、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物の所定部分にそれぞれが導電状態
    で接触される一対のテストプローブと、両テストプロー
    ブ間に、高圧試験電流の漏洩があるか否かを検知するよ
    うに配置された検漏装置と、各テストプローブそれぞれ
    とは絶縁状態で一体に構成されており、それぞれが被検
    査物の所定部分に導電状態で接触される電圧検出用の補
    助プローブと、両補助プローブ間に、所定電圧が印加さ
    れているか否かを検知するように配置された電圧検出装
    置と、を有することを特徴とする電子機器の耐圧試験装
    置。
JP1988074468U 1988-06-03 1988-06-03 電子機器の耐圧試験装置 Expired - Lifetime JPH0635186Y2 (ja)

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JPS59171874A (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 絶縁耐圧試験機
JPS6025977U (ja) * 1983-07-28 1985-02-21 菊水電子工業株式会社 耐電圧試験装置
JPS6025978U (ja) * 1983-07-28 1985-02-21 菊水電子工業株式会社 耐電圧試験装置
JPS60125586U (ja) * 1984-02-01 1985-08-23 シャープ株式会社 耐電圧試験装置

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