JPH0226069Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226069Y2
JPH0226069Y2 JP1982169067U JP16906782U JPH0226069Y2 JP H0226069 Y2 JPH0226069 Y2 JP H0226069Y2 JP 1982169067 U JP1982169067 U JP 1982169067U JP 16906782 U JP16906782 U JP 16906782U JP H0226069 Y2 JPH0226069 Y2 JP H0226069Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
dielectric strength
high voltage
exposed metal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982169067U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5972567U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16906782U priority Critical patent/JPS5972567U/ja
Publication of JPS5972567U publication Critical patent/JPS5972567U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226069Y2 publication Critical patent/JPH0226069Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は絶縁耐圧試験装置に関する。
背景技術とその問題点 従来、一般家庭電化製品(以下、家電製品とい
う。)の表面に露出している露出金属部の絶縁耐
圧を試験する家電製品の絶縁耐圧試験装置は第1
図で示される。第1図はカラーテレビジヨン受像
機(CTV)1の露出金属部2の絶縁耐圧試験に
適用した場合である。
同図において、カラーテレビジヨン受像機
(CTV)1の表面にチヤンネルボタンやイヤホン
ジヤツクなどの露出金属部2が露出している。プ
ラグ3はカラーテレビジヨン受像機1のシヤーシ
ーにリード線3aを介して接続されている。コン
セント4はリード線5を介して高圧用電源部6の
接地端子に接続されている。高圧用電源部6の高
圧端子は高圧リード線7を介してプローブ8の先
端部の電極(導電体)9に接続されている。
ここで、高圧用電源部6とプローブ8とリード
線5、高圧リード線7、コンセント4等からなる
家電製品の耐圧試験装置を用いてカラーテレビジ
ヨン受像機1のチエツクポイント部である露出金
属部2の耐圧試験を行なう場合について以下述べ
る。
即ち、コンセント4にプラグ3を挿し込んだ
後、プローブ8を手10で持ち、プローブ8の先
端部の電極(導電体)9を予めチエツクポイント
として定められた所定の露出金属部2に当接させ
て高圧用電源部6から高圧を印加して露出金属部
2の耐圧試験を行なうわけである。従つてプロー
ブ8の先端部の電極9が露出金属部2に触れるこ
とにより高圧が印加されても絶縁耐圧があれば、
たとえば高圧用電源部6側のランプがつき、チエ
ツクO.K.(絶縁耐圧あり)と判定される。
しかしながら、特にプローブ8をマニユアル用
でなく自動機用プローブとした場合、何らかの原
因でプローブ8の先端部の電極9が所定チエツク
ポイント位置からはずれてしまい、所定のチエツ
クポイントである露出金属部2以外の場所に高圧
をかけてしまうことがある。この場合にも前述し
たと同様に高圧用電源部6のランプが点灯するの
で、チエツクO.K.(絶縁耐圧あり)と誤つて判定
してしまう。
このように従来のプローブ8では、位置ずれに
よりチエツクポイント(露出金属部2)に当つて
いなくても、それが自動機の場合絶縁耐圧試験装
置側に判らないため、プローブ8の位置ずれがあ
つても絶縁耐圧試験のチエツクをそのまま続行し
てしまい、絶縁不良を発見することができない。
考案の目的 本考案はこのような従来の問題点に鑑み短絡検
出部により、プローブの先端が予め定めたチエツ
クポイントの露出導電性部分に当接しているか否
かを正しくチエツクすることができ、従つてプロ
ーブのチエツクポイント箇所からの位置ずれを検
出することができ、高圧に対する絶縁耐圧試験の
チエツクもれがなくなるようにすると共に、必要
なチエツクポイント以外には絶縁耐圧試験用の高
圧出力が極力印加されず、また上記チエツクポイ
ントには迅速かつ確実に印加されるようにした絶
縁耐圧試験装置を提供することにある。
考案の概要 本考案は、商用電源につながれる活電部と、こ
の活電部に対して電気的に絶縁された露出導電性
部分とを有する電気製品の絶縁耐圧を試験するた
めの絶縁耐圧試験装置において、 2つに分割された電極を有し、これら2つの電
極を共通の前記露出導電性部分に同時に当接させ
るように構成されたプローブと、 前記2つの電極が前記共通の露出導電性部分に
同時に当接して電気的に短絡したことを検出する
短絡検出部と、 この短絡検出部からの前記検出出力に応答し
て、前記プローブの前記電極と前記活電部との間
に絶縁耐圧試験用の高圧出力を印加する高圧用電
源部とを備えたことを特徴とする絶縁耐圧試験装
置に係るものである。
実施例 本考案の実施例につき、第2図を用いて以下説
明する。
第2図は本考案による家電製品の絶縁耐圧試験
装置の一実施例を示し、第1図と同一又は相当部
分には同符号を用いている。第2図において、1
1はX−Yテーブルであつて、このX−Yテーブ
ル11に取付けられているプローブ12の先端部
には2つの電極13a,13bを有している。こ
のX−Yテーブル11によつてプローブ12のカ
ラーテレビジヨン受像機1のチエツクポイントの
露出金属部2に対する位置決めがなされるよう構
成されている。プローブ12の一方の電極13b
は高圧リード線7を介して高圧用電源部6の高圧
端子に接続されている。この高圧端子はスイツチ
20を介して高圧電源に接続されている。またプ
ローブ12の一方の電極13bは抵抗14を介し
てトランジスタ15のベースに接続されている。
またプローブ12の他方の電極13aは直流電源
(たとえば乾電池3V程度)16の正電極側に接続
されている。直流電源16の負電極側はトランジ
スタ15のエミツタに接続されている。また直流
電源16の正電極は発光ダイオード17のアノー
ド、カソードを介してトランジスタ15のコレク
タに接続されている。またフオトトランジスタ1
8は発光ダイオード17とで絶縁用フオトカプラ
19を構成し、フオトトランジスタ18の出力よ
りプローブ接触検出信号(プローブ12が露出金
属部2に接触したことを検出したことの信号)に
よりランプ表示させるなどしてプローブ12がチ
エツクポイントである露出金属部2に当接したこ
とが確認される。もし、プローブ12がチエツク
ポイントの露出金属部2に当接していなければフ
オトカプラ19の出力がないことをもつて警報を
一定時間鳴らすように構成されている。一方前記
プローブ接触検出信号が自動機用マイクロコンピ
ユータ21に供給され、マイクロコンピユータ2
1はプローブ接触検出信号にもとづいて高圧用電
源部6のスイツチ20をオンし、高圧電源出力を
スイツチ20を介して電極13bに印加されるよ
う構成されている。
カラーテレビジヨン受像機1の自動絶縁耐圧試
験について、以下説明する。
プラグ3をコンセント4に挿し込み、X−Yテ
ーブル11によりプローブ12を目的のチエツク
ポイントの露出金属部2に位置決めし、プローブ
12の先端部をその露出金属部2に当接させるべ
く移動させる。プローブ12の先端部が目的のチ
エツクポイントの露出金属部2に当ると、トラン
ジスタ15がオンし発光ダイオード17に電流が
流れ、絶縁用フオトカプラ19がオンする。これ
によりフオトトランジスタ18の出力としてプロ
ーブ接触検出信号が取り出され自動機用マイクロ
コンピユータに供給される。このプローブ接触検
出信号にもとづいてランプ表示などすることによ
り目的のチエツクポイントの露出金属部2に当接
したことが確認される。一方このプローブ接触検
出信号が自動機用マイクロコンピユータ21に供
給されると、マイクロコンピユータ21はプロー
ブ接触検出信号にもとづいて高圧用電源部6のス
イツチ20をオンする。そして高圧用電源部6よ
り高圧出力(たとえば2〜3kV)がプローブ12
の電極13bを介して露出金属部2に印加され、
絶縁耐圧試験のチエツクがなされ、その結果がた
とえば高圧用電源部6側に設けたランプの点滅に
より判断される。ランプの点灯は前述したと同様
にチエツクO.K.(絶縁耐圧あり)と判定される。
従つて、プローブ接触検出信号が取り出されて
いる(たとえばランプ表示で判る)場合は、まち
がいなくチエツクポイントの露出導電性部分に自
動機用プローブ12が当接したことの確認がなさ
れる。従つて、このときの絶縁耐圧試験のチエツ
ク結果は、まちがいなく目的のチエツクポイント
の露出金属部2に対するものであり、従来の如く
チエツクポイント位置をはずれた場所のチエツク
結果は存在しないことになる。
もし自動機用プローブ12が位置決めした所定
のチエツクポイントの露出金属部2に当つていな
ければ、フオトカプラ19の出力が出ないことに
より警報が一定時間鳴るので、プローブ12が位
置ずれしていることを検出できる。
なお、第2図に示す実施例において、高圧用電
源部6に絶縁抵抗計を設けて絶縁耐圧試験を行な
つてもよい。
以上第2図は自動機にプローブ12を取付けて
絶縁耐圧試験のチエツクを行なう場合であるが、
自動機によらずマニユアルによるチエツクを行な
うこともできる。この場合も、マニユアル用プロ
ーブを前述したと同様に2つの電極13a,13
bを有するようにして、その電極13a,13b
を第2図の如く接続構成してなる絶縁耐圧試験装
置を用いて確実に規格で定められた規定時間だけ
チエツクポイントの露出金属部2から位置ずれす
ることなくプローブの先端部の電極が露出金属部
2に当つているという確認をマイクロコンピユー
タで行なうことができ、チエツクポイントの露出
金属部2の絶縁耐圧試験チエツクを正しく行なう
ことができる。そしてもしチエツク途中でチエツ
クポイントの露出金属部2から手が動いてプロー
ブが離れた場合は警報で知らせ、その残り時間の
み再度高圧を印加して絶縁耐圧試験のチエツクを
行なうことができる。
考案の効果 本考案は、上述のように、プローブの2つの電
極が電気製品の共通の露出導電性部分に同時に当
接して電気的に短絡したことを検出する短絡検出
部の上記短絡検出出力に応答して、高圧用電源部
がプローブの電極と電気製品の活電部との間に絶
縁耐圧試験用の高圧出力を印加するように構成さ
れている。従つて、本考案によれば、絶縁耐圧を
試験するためのチエツクポイントである露出導電
性部分にプローブの電極が当接しているのを簡単
かつ確実に検出することができ、また絶縁耐圧試
験用の高圧出力を上記チエツクポイントのみに迅
速かつ確実に印加することができるから、必要な
チエツクポイントについての絶縁耐圧試験を迅速
かつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の家電製品の絶縁耐圧試験装置の
一例を示す概略構成図、第2図は本考案による家
電製品の絶縁耐圧試験装置の一実施例を示す概略
構成図である。 なお、図面に用いられている符号において、6
……高圧用電源部、12……プローブ、13a,
13b……電極、20……スイツチ、21……マ
イクロコンピユータ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 商用電源につながれる活電部と、この活電部に
    対して電気的に絶縁された露出導電性部分とを有
    する電気製品の絶縁耐圧を試験するための絶縁耐
    圧試験装置において、 2つに分割された電極を有し、これら2つの電
    極を共通の前記露出導電性部分に同時に当接させ
    るように構成されたプローブと、 前記2つの電極が前記共通の露出導電性部分に
    同時に当接して電気的に短絡したことを検出する
    短絡検出部と、 この短絡検出部からの前記検出出力に応答し
    て、前記プローブの前記電極と前記活電部との間
    に絶縁耐圧試験用の高圧出力を印加する高圧用電
    源部とを備えたことを特徴とする絶縁耐圧試験装
    置。
JP16906782U 1982-11-08 1982-11-08 絶縁耐圧試験装置 Granted JPS5972567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16906782U JPS5972567U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 絶縁耐圧試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16906782U JPS5972567U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 絶縁耐圧試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972567U JPS5972567U (ja) 1984-05-17
JPH0226069Y2 true JPH0226069Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30369445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16906782U Granted JPS5972567U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 絶縁耐圧試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5972567U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163180U (ja) * 1974-11-14 1976-05-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5972567U (ja) 1984-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6427668U (ja)
US10088500B2 (en) Combination test device
JPH0226069Y2 (ja)
JP2008190949A (ja) 荷電状態検出表示機能付きテストプラグ
CN210982591U (zh) 一种二段式验电器
CN105067982A (zh) 引线与器件间焊点的检验装置
CN207689572U (zh) 一种手机指纹环的电阻检测仪
CN212646809U (zh) 一种预防高压端子与接地端子接反的绝缘电阻测试仪
JPH0815384A (ja) 基板検査装置
JPH0635186Y2 (ja) 電子機器の耐圧試験装置
US3624498A (en) Shockproof extension box including polarity testing means
CN218099307U (zh) 一种故障测试装置
CN213986779U (zh) 多电极导通检测装置
CN219834381U (zh) 一种微型扬声器老化测试工装及系统
US20230296646A1 (en) Split insulated input post for electrical measurement tool
CN208060674U (zh) 高效型继电器校验台
JPS6336285Y2 (ja)
US6281686B1 (en) Nonintrusive power and continuity testing tools
JP2759124B2 (ja) 電極チップ抜け検出装置
KR19980022804U (ko) 휴대용 소형 전선 단락 검사기
KR0135863Y1 (ko) 차량용 도어메인스위치 테스터
JPH0129590Y2 (ja)
JPH0328387Y2 (ja)
JP2001013165A (ja) プリント基板電気検査装置用コンタクトプローブ
JPS617650A (ja) Icソケツト