JPH0635091U - 自動2輪車用車体カバー - Google Patents

自動2輪車用車体カバー

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JPH0635091U
JPH0635091U JP7778692U JP7778692U JPH0635091U JP H0635091 U JPH0635091 U JP H0635091U JP 7778692 U JP7778692 U JP 7778692U JP 7778692 U JP7778692 U JP 7778692U JP H0635091 U JPH0635091 U JP H0635091U
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JP
Japan
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vehicle body
body cover
lid
box portion
muffler
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JP7778692U
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康夫 大石
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Honda Access Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容積の収納部を形成する。 【構成】 車体カバー7を左右半割状にしてそれぞれを
車体の左右に取付ける。車体カバー7の左右各側面には
ボックス部16を形成してあり、このボックス部16の
内壁部16aをマフラー6及びウィンカ12を越えて車
体中心側の後輪2近くまで入り込ませて、外形を車体外
方へあまり張出させることなくヘルメット32を収納可
能な程度の大容積を確保する。ボックス部16の開口部
はリッド17により開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動2輪車の後輪側方へ着脱自在に取付けられる車体カバーに関す る。
【0002】
【従来の技術】
車体の後輪側方を覆うための車体カバーは公知であり、車体の外観を良好にす るため、一般にリヤカウル又はサイドカウルと称される左右に分割された一対の 部材を車体側部へ着脱自在に取付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ヘルメットのような比較的大型の物品を収納できる大容積の収納部 を有しない車両では、車体カバーを利用してこのような大容積の収納部を形成で きれば好都合である。
【0004】 しかしながら、車体カバーは極力車幅を拡大しないように設けられなければな らず、そのうえ車体カバーは外観の向上を主要な目的とする以上、車体カバーの 外観に悪影響を与えることなくこのような大容積の収納部を簡単に形成すること は困難であった。そこで本考案は係る要請の実現を目的とする。
【0005】
【上記課題を解決するための手段】
本考案に係る自動2輪車用車体カバーは、自動2輪車の後輪側方へ着脱自在に 取付けられる車体カバーにおいて、少なくともウィンカとマフラの間に配設され る中空のボックス部を備えるとともに、このボックス部の内壁がウィンカ及びマ フラよりも車体中心側へ入り込んでいることを特徴とする。
【0006】
【作用】
車体カバーに設けたボックス部は内壁がマフラーとウィンカを越えて後輪近傍 の車体中心側まで入り込んでいるため、収納部として比較的大きな容積が確保さ れるとともに、車体カバーはボックス部の容積に比べて車体外側方へあまり張り 出さない。
【0007】
【実施例】
図1及至図5にヘルメット収納ボックスを設けた車体カバーの一実施例を示す 。まず、図2は本実施例の車体カバーを原動機付自動2輪車に取付けた状態を示 している。
【0008】 前輪1と後輪2の間にエンジン3と、シート4及び燃料タンク5を備え、エン ジン3より後方の車体後部側面には、下側にマフラー6、上側に車体カバー7が それぞれ前後方向へ長く配設されている。
【0009】 図2では明かでないが、車体カバー7は車体の左側面にも設けられている。ま たシート4の後方部分には、キャリヤ8が取付けられている。
【0010】 キャリヤ8は前後方向に取付脚9,10を備え、前取付脚9はリヤサスペンシ ョン11の上端部と車体へ共付けされている。後取付脚10はウィンカ12の近 傍へ取付けられている。符号13はテールランプである。
【0011】 なお、車体の左側にはエンジンから後輪2へ動力を伝導するチェーンを収容す るチェーンケース14が配設されている(図1)。
【0012】 図1は車体カバー7と車体側の各部品との位置関係を示す横断面図である。こ の図に明らかなように、車体カバー7は車体中心線に沿って略左右対称になるよ うに左右半割状に構成され、頂部7aで左右半割部が接続するとともに、この部 分でリヤフフェンダ15上に乗っている。
【0013】 本体部7bは車体に対して左右振分け状に取付けられ、左右側部にそれぞれボ ックス部16が側方へ開口して形成されている。
【0014】 内壁部16aのうち、車体右側部分はマフラー6及びウィンカ12の位置より 、車体中心側の後輪2方向へより深く張り出している。
【0015】 また、車体左側は、ボックス部16の内壁部16aも同様にチェーンケース1 4の頂面と重なる程度に後輪2方向へ深く張り出している。
【0016】 各ボックス部16の開口部はリッド17で開閉されている。リッド17は下部 に形成されたヒンジアーム18をボックス部16の底部裏側に形成されたヒンジ アーム19と連結し、両ヒンジアーム18,19の結合部を中心にして上下方向 へ開閉自在になっている。但し、マフラー6と干渉しない程度の開き角に設定さ れている。
【0017】 図3は左側のリッド17を開いた状態の車体カバー7の斜視図、図4は車体カ バー7の側面図、図5は図4のB−B線端面図である。
【0018】 これらの図に明らかなように、頂部7aの前端部には車体側への取付部20が 形成され、かつその近傍にリヤサスペンション11を通すための湾入部21が形 成されている。
【0019】 頂部7aの中間部の左右にはキャリヤ8の取付脚10の取付部22、ウィンカ 12の取付部23が形成され、また、頂部7aの後部上にはテールランプの取付 穴24が形成されている。
【0020】 ボックス部16の開口縁部のうち、前方上部側にはロック係合穴25が設けら れ、これに対してリッド17のロック26が係脱自在になっている。
【0021】 また、後方上部側にはバックル係合部27が設けられ、これに対してリッド1 7の対応位置に設けられたバックル28が係脱可能である。
【0022】 但し、バックル28に代えて、リッド17と一体に形成された弾性変形する爪 など公知の種々のロック手段を使用できる。
【0023】 本体部7bの前方には、車体の左右側面に沿ってシート4の下方をエンジン3 方向へ延びる左右一対の腕状カバー部30が連結され、それぞれは取付穴31に おいて車体へ取付けられる。
【0024】 次に、本実施例の作用を説明する。まず、車体カバー7を左右別々の半割体に 分離してそれぞれを車体の左右から取付けると、図2に示すように容易に取付け でき、その結果車体の外観が一新される。
【0025】 また車体カバー7の左右両側にボックス部16を設けてあり、かつ図1及び図 5に明らかなように、ボックス部16の内壁部16aは、車体側との干渉を避け て複雑に曲がりながら、車体中心方向へ入り込み、結果的にヘルメット32のよ うな大型の物品を収容できる容積を確保している。
【0026】 しかも、ボックス部16の容積を大きくできる割には、車体カバー7全体を車 体側方へそれ程張出さないで済むので、車体幅の拡大を少なくでき、かつ車体カ バーの外観にあまり悪影響を与えないようにできる。
【0027】 したがって、本来ヘルメット32のような大型物品の収納部を有しない車両で も、このような大容積の収納部を手軽に形成でき、ロック26及びバックル28 (図3参照)の係合を外してリッド17を開けば、物品の収納、取り出しができ る。
【0028】 このとき、リッド17を上下方向へ開閉させるようにしたので、例えば水平方 向へ横開きする場合と比べてあまり大きくリッド17を車体側方へ広げないで済 ませることができ、開閉に好都合である。
【0029】 そのうえ、図5において、ボックス部16は後方へ向うほど内部が広くなって いる。したがって、前方側よりも後方側が高くなっているヘルメット32を図示 のように横へ寝かせた状態で前後方向へ向けるとボックス部16内へ収容するこ とができるので、ヘルメット収納用に極めて好適である。
【0030】
【考案の効果】
この考案は、車体カバーにボックス部を設けるとともに、このボックス部の内 壁をウィンカとマフラの位置よりも車体内方へ入り込ませたので、比較的大型物 品を収容できる大容積の収納部を容易に設けることができるとともに、容積の大 きな割には、車体幅をそれ程拡大せず、かつ車体カバーの外側に影響を与えない ようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用状態を示す図4のA−A線に沿う
端面図
【図2】実施例の車体取付状態を示す斜視図
【図3】左側のリッドを開けた状態で示す実施例の斜視
【図4】実施例の左側面図
【図5】図4のB−B線端面図
【符号の説明】
2:後輪、6:マフラー、7:車体カバー、16:ボッ
クス部、16a:内壁部 17:リッド、32:ヘルメット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動2輪車の後輪側方へ着脱自在に取付
    けられる車体カバーにおいて、少なくともウィンカとマ
    フラの間に配設される中空のボックス部を備えるととも
    に、このボックス部の内壁がウィンカ及びマフラよりも
    車体中心側へ入り込んでいることを特徴とする自動2輪
    車用車体カバー。
JP1992077786U 1992-10-14 1992-10-14 自動2輪車用車体カバー装置 Expired - Lifetime JP2562847Y2 (ja)

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JPH0635091U true JPH0635091U (ja) 1994-05-10
JP2562847Y2 JP2562847Y2 (ja) 1998-02-16

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ID=13643661

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2511452A2 (en) 2011-04-11 2012-10-17 Kabushiki Kaisha Honda Lock Latch release device for vehicle door
WO2013118526A1 (ja) 2012-02-09 2013-08-15 株式会社ホンダロック 車両用ドアのラッチ解除装置
WO2014010327A1 (ja) 2012-07-09 2014-01-16 株式会社ホンダロック 車両用ドアのラッチ解除装置
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JPH0281781A (ja) * 1989-05-13 1990-03-22 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車

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EP2871310A4 (en) * 2012-07-09 2016-06-15 Honda Lock Kk DEVICE FOR RELEASING VEHICLE DOOR LATCH

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JP2562847Y2 (ja) 1998-02-16

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