JP2606209Y2 - 自動2輪車用車体カバー装置 - Google Patents

自動2輪車用車体カバー装置

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JP2606209Y2
JP2606209Y2 JP1996010893U JP1089396U JP2606209Y2 JP 2606209 Y2 JP2606209 Y2 JP 2606209Y2 JP 1996010893 U JP1996010893 U JP 1996010893U JP 1089396 U JP1089396 U JP 1089396U JP 2606209 Y2 JP2606209 Y2 JP 2606209Y2
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box
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rear wheel
cover
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康夫 大石
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Honda Access Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動2輪車の後輪側方
へ着脱自在に取付けられる後付け用の車体カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車体の後輪側方を覆うための車体カバー
は公知であり、車体の外観を良好にするため、一般にリ
ヤカウル又はサイドカウルと称される左右に分割された
一対の部材を車体側部へ着脱自在に取付けている。
【0003】また、車体カバーを利用して物入れを形成
したものととして、特開平2−81781号がある。こ
のものは後輪の側部を略U字状に囲んで上方へ開放され
た収納部と、この収納部に被さるようにシートと一体に
なって下向きに開放された空間を形成するシートカウル
を備え、シート前端部の取付軸を中心にしてシートカウ
ルを上下方向へ回動させることにより収納部を開閉する
ようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、完成車とし
て納入された状態(以下、標準状態という)でヘルメッ
トのような比較的大型の物品を収納できる大容積の収納
部を有しない車両では、この標準状態で出荷された車両
に対して、取扱業者又は購入者が後加工等によって取付
ける(以下、後付けという)ことのできる車体カバーを
利用してこのような大容積の収納部を形成できれば好都
合であるが、このようなものはまだ知られていない。
【0005】さらに、車体カバーの後付けによって車体
の全体的な外観を、例えば、スリムな標準状態から比較
的横幅のあるものへと手軽に変化させることができれ
ば、車両の使い勝手を向上させ、趣味感の満足を大きく
することができる。しかし、前記特開平のような標準状
態で装備された仕様ではこのような車体の全体的な外観
を大幅かつ随時手軽に変更して、あたかも別デザインの
車両のように変化させることは不可能である。
【0006】また、後付け可能な従来の車体カバーは、
車体に沿う形状であって極力車幅を拡大しないように設
けられているため、このように大幅な外観変化を期待で
きず、仮に、標準状態の車体から大きく側方へ張り出す
ような構造にすると、その剛性が不足してしまう等の不
都合があり、やはり、車体の外観を随時大幅に変更して
楽しむようなことは不可能であった。
【0007】
【上記課題を解決するための手段】本考案に係る自動2
輪車用車体カバー装置は、後輪の上方を覆うリヤフェン
ダと、後輪車軸上方近傍位置に車体側方へ突出して配置
されるウインカと、その下方に側面視で後輪と重なるよ
うに配置されるマフラとを備えた自動2輪車の車体後部
へ着脱自在に取付けられる車体カバー装置において、こ
の車体カバーは、車体を左右から挟んで取付けるように
左右分割された一対の分割体を備え、各分割体は、車体
内側へ向かう開放空間を形成するように略コ字状断面を
なしてシートの下方へ延びる前半部側の腕状カバー部
と、後輪側方に位置する後半部側の本体部とを一体に備
え、これら分割体の本体部は、リヤフェンダ形状に沿う
曲面の接続端部と、車体外側方へ向かって開口するボッ
クス部と、このボックス部の開口部を開閉自在に覆いか
つ車体外側方へ突出する曲面をなすとともにボックス部
との間で物品収容空間を形成するリッドとを備え、各分
割体は、本体部を左右振分け状にして車体側へ取付けら
れるとともに、本体部の各接続端部は互いに重なり合っ
て接続し、かつこれら接続端部を含む本体部の一部がリ
ヤフフェンダ上に乗った状態で支持されることを特徴と
する。
【0008】このとき、前記各分割体には、リヤサスペ
ンションを通すための逃げ部、キャリヤの取付部、ウィ
ンカの取付部並びにテールランプの取付穴を形成するこ
とができる。
【0009】
【作用】請求項1に係る考案によれば、車体カバーが左
右一対の分割体であり、各分割体は前半部側の腕状カバ
ー部と後半部側の本体部とを一体に備え、これらの分割
体における各本体部は、左右振分け状に車体側へ取付け
られ、かつ各本体部の接続端部は互いに重なり合って接
続し、この接続端部を含む本体部の一部がリヤフフェン
ダ上に乗った状態で支持されるので、従来例のようにシ
ートと一体に取付ける必要がなくなり、後付けにより簡
単に着脱自在になる。そのうえ、リヤフフェンダを利用
して本体部を左右振り分け状に直接支持させることがで
きるので、比較的大型で重量のある車体カバーを、車体
側に特別なステー等の取付構造を要求せずに、比較的簡
単な構造で確実に支持させることができ、車体カバーを
容易に後付けすることができる。しかも、左右の分割体
における各本体部の接続端部を互いに重なり合わせるこ
とにより、接続端部間が開く等の不都合を回避でき、車
体の外観性を良好に維持できる。
【0010】しかも、分割体の腕状カバー部は、車体内
側へ向かう開放空間を形成する略コ字状断面をなすとと
もに、本体部に外側方へ開口されたボックス部を設け、
このボックス部の開口部を開閉自在にするリッドを、車
体外側方へ突出する曲面に形成したので、車体取付時に
は、各分割体が標準状態における車体の外側方へ張り出
し、これによって外観が大幅に変化する。
【0011】そのうえ、本体部だけを張り出させず腕状
カバー部も一体に張り出させているので、あたかも車体
全体の形状が変化したような印象を与える外観変化を手
軽に実現でき、逆に、これら分割体を取り外せば標準状
態の外観へ簡単に戻すことができる。
【0012】しかも、このような大幅な外観形状の変化
によって車体カバーの一部が車体から外側方へ張り出す
にもかかわらず、腕状カバー部の略コ字状断面構造及び
ボックス部の壁部構造により、必要レベルの剛性を有す
ることができる。
【0013】また、物品収納空間が大容量の物品収納部
になるので、車体後方側部に標準状態で大容量の物品収
納部が予め形成されていなくても、車体カバーを利用し
て後輪の左右両側へ後付けで簡単に形成可能になる。
【0014】請求項2に係る考案によれば、前記各分割
体に、リヤサスペンションを通すための逃げ部、キャリ
ヤの取付部、ウィンカの取付部並びにテールランプの取
付穴を形成したので、標準状態の車体に対して簡単に後
付けでき、かつリヤフェンダなど標準状態の車体構成部
材へ穴開けなどの特別な加工をしないで済む。
【0015】
【実施例】図1及至図5にヘルメット収納ボックスを設
けた車体カバーの一実施例を示す。まず、図2は本実施
例の車体カバーを原動機付自動2輪車に取付けた状態を
示している。
【0016】前輪1と後輪2の間にエンジン3と、シー
ト4及び燃料タンク5を備え、エンジン3より後方の車
体後部側面には、下側にマフラー6、上側に車体カバー
7がそれぞれ前後方向へ長く配設されている。
【0017】図2では明かでないが、車体カバー7は車
体の左側面にも設けられている。またシート4の後方部
分には、キャリヤ8が取付けられている。
【0018】キャリヤ8は前後方向に取付脚9,10を
備え、前取付脚9はリヤサスペンション11の上端部と
車体へ共付けされている。後取付脚10はウィンカ12
の近傍へ取付けられている。符号13はテールランプで
ある。
【0019】なお、車体の左側にはエンジンから後輪2
へ動力を伝導するチェーンを収容するチェーンケース1
4が配設されている(図1)。
【0020】図1は車体カバー7と車体側の各部品との
位置関係を示す横断面図である。この図に明らかなよう
に、車体カバー7は車体中心線に沿って略左右対称にな
るように左右半割状に構成され、頂部7aにおける接続
端部7cで左右半割部が互いに重なり合って接続すると
ともに、この部分でリヤフフェンダ15上に乗ってい
る。
【0021】本体部7bは車体に対して左右振分け状に
取付けられ、左右側部にそれぞれボックス部16が側方
へ開口して形成されている。このボックス部16は、外
側方へ横向きに開口する箱状の内壁部16aを備え、こ
の内壁部16aと後述するリッド17により内側に物品
収納空間Sが形成されている。
【0022】内壁部16aのうち、横断面(図1の状
態)で上下方向へ延びる底壁16bは、車体右側におい
て、マフラー6及びウィンカ12の位置より、車体中心
側の後輪2方向へより深く張り出している。なお、ボッ
クス部16は側面視でマフラー6及びウィンカ12に上
下を挟まれた空間に配設されている(図2参照)。
【0023】また、車体左側の底壁16bも同様に後輪
2方向へ深く張り出して、その上部は段部をなしてチェ
ーンケース14の頂面と重なる程度に後輪2方向へ深く
張り出している。車体左右いずれ側の底壁16bも後部
側(図5参照)ではリヤフェンダ15と重なり、その外
側面よりも車体中心側へ入り込んでいる。
【0024】各ボックス部16の開口部はリッド17で
開閉されている。リッド17は下部に形成されたヒンジ
アーム18をボックス部16の下端部でヒンジアーム1
9と連結し、両ヒンジアーム18,19が結合してウィ
ンカ12の略下方に形成されたヒンジ点を中心にして上
部側で開閉自在になっている。但し、マフラー6と干渉
しない程度の開き角に設定されている。
【0025】図3は左側のリッド17を開いた状態の車
体カバー7の斜視図、図4は車体カバー7の側面図、図
5は図4のB−B線端面図である。
【0026】これらの図に明らかなように、頂部7aの
前端部には車体側への取付部20が形成され、かつその
近傍にリヤサスペンション11を通すための湾入部21
が形成されている。
【0027】頂部7aの中間部の左右にはキャリヤ8の
取付脚10の取付部22、ウィンカ12の取付部23が
形成され、また、頂部7aの後部上にはテールランプの
取付穴24が形成されている。
【0028】ボックス部16の開口縁部のうち、前方上
部側にはロック係合穴25が設けられ、これに対してリ
ッド17のロック26が係脱自在になっている。
【0029】また、後方上部側にはバックル係合部27
が設けられ、これに対してリッド17の対応位置に設け
られたバックル28が係脱可能である。
【0030】但し、バックル28に代えて、リッド17
と一体に形成された弾性変形する爪など公知の種々のロ
ック手段を使用できる。
【0031】本体部7bの前方には、車体の左右側面に
沿ってシート4の下方をエンジン3方向へ延びる左右一
対の腕状カバー部30が連結され、それぞれは取付穴3
1において車体へ取付けられる。
【0032】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
車体カバー7を左右別々の半割体に分離してそれぞれを
車体の左右から取付けると、図2に示すように容易に取
付けでき、その結果車体の外観が一新される。
【0033】このとき、車体カバー7が左右一対の分割
体であり、各分割体は前半部側の腕状カバー部30と後
半部側の本体部7bとを一体に備え、これらの分割体に
おける各本体部7bの接続端部7cをリヤフェンダ15
上でそれぞれ重ねて接続させた状態にして車体側へ取付
けるので、従来例のようにシートと一体に取付ける必要
がなくなり、後付けにより容易に着脱自在になる。
【0034】しかも、分割体の腕状カバー部30は、車
体内側へ向かう開放空間を形成する略コ字状断面をなす
とともに、ボックス部16には車体側方へ突出するリッ
ド17を取付けたので、車体取付時には、各分割体が標
準状態における車体の外側方へ張り出すため外観が大幅
に変化する。
【0035】そのうえ、ボックス部16だけを張り出さ
せず腕状カバー部30も一体に張り出させているので、
あたかも車体全体の形状が変化したような印象を与える
外観変化を手軽に実現でき、逆に、これら分割体を取り
外せば標準状態の外観へ簡単に戻すことができる。
【0036】しかも、このような大幅な外観形状の変化
によって車体カバーの一部が車体から側方へ張り出すに
もかかわらず、腕状カバー部30の略コ字状断面構造及
びボックス部16の壁部構造により、必要レベルの剛性
を有することができる。
【0037】そのうえ、ボックス部16が大容量の物品
収納部になるので、車体後方側部に標準状態で大容量の
物品収納部が予め形成されていなくても、車体カバーを
利用して後輪の左右両側へ後付けで簡単に形成可能にな
る。
【0038】さらに、各分割体には、リヤサスペンショ
ン11を通すための逃げ部21、キャリヤ8の取付部2
2、ウィンカ12の取付部23並びにテールランプ13
の取付穴24を形成したので、標準状態の車体に対して
簡単に後付けでき、かつリヤフェンダ15など標準状態
の車体構成部材へ穴開けなどの特別な加工をしないで済
む。
【0039】また車体カバー7の左右両側にボックス部
16を設けてあり、かつ図1及び図5に明らかなよう
に、ボックス部16の底壁16bは、車体側との干渉を
避けて複雑に曲がりながら、車体中心方向へ入り込み、
結果的にヘルメット32のような大型の物品を収容でき
る容積を確保している。
【0040】しかも、ボックス部16の容積を大きくで
きる割には、車体カバー7全体を車体側方へそれ程張出
さないで済むので、車体幅の拡大を少なくでき、かつ車
体カバーの外観にあまり悪影響を与えないようにでき
る。
【0041】したがって、本来ヘルメット32のような
大型物品の収納部を有しない車両でも、このような大容
積の収納部を手軽に形成でき、ロック26及びバックル
28(図3参照)の係合を外してリッド17を開けば、
物品の収納、取り出しができる。
【0042】このとき、リッド17を上下方向へ開閉さ
せるようにしたので、例えば水平方向へ横開きする場合
と比べてリッド17をあまり大きく車体側方へ広げない
で済ませることができ、開閉に好都合である。
【0043】また、リッド17及びボックス部16の各
下部間を連結するヒンジアーム18、19のヒンジ点は
ウィンカ12の略下方に位置するため、リッド17を開
くとき、リッド17の上端は略水平から下方へ移動す
る。
【0044】したがって、リッド17の上部をそれだけ
ウィンカ12へ干渉せずに近接させることができ、その
結果ボックス部16の容量を大きくできるとともに、車
体の既存の構造を変更することなく容易に後付けするこ
とができる。
【0045】そのうえ、図5において、ボックス部16
は後方へ向うほど内部が広くなっている。したがって、
前方側よりも後方側が高くなっているヘルメット32を
図示のように横へ寝かせた状態で前後方向へ向けるとボ
ックス部16内へ収容することができるので、ヘルメッ
ト収納用に極めて好適である。
【0046】
【考案の効果】請求項1に係る考案によれば、車体カバ
ーが左右一対の分割体であり、各分割体は前半部側の腕
状カバー部と後半部側の本体部とを一体に備え、これら
の分割体は、左右振分け状に車体側へ取付けられ、かつ
各本体部の接続端部は互いに重3なり合って接続し、こ
の接続端部を含む本体部の一部がリヤフフェンダ上に乗
った状態で支持されるので、従来例のようにシートと一
体に取付ける必要がなくなり、後付けにより容易に着脱
自在になる。そのうえ、リヤフフェンダを利用して本体
部を左右振り分け状に直接支持させることができるの
で、比較的大型で重量のある車体カバーを、車体側に特
別なステー等の取付構造を要求せずに、比較的簡単な構
造で確実に支持させることができ、車体カバーを容易に
後付けすることができる。しかも、左右の分割体におけ
る各本体部の接続端部を互いに重なり合わせることによ
り、接続端部間が開く等の不都合を回避でき、車体の外
観性を良好に維持できる。
【0047】しかも、分割体の腕状カバー部は、車体内
側へ向かう開放空間を形成する略コ字状断面をなすとと
もに、ボックス部には車体側方へ突出するリッドを取付
けたので、車体取付時には、各分割体が標準状態におけ
る車体の外側方へ張り出すため外観が大幅に変化する。
【0048】そのうえ、ボックス部だけを張り出させず
腕状カバー部も一体に張り出させているので、あたかも
車体全体の形状が変化したような印象を与える外観変化
を手軽に実現でき、逆に、これら分割体を取り外せば標
準状態の外観へ簡単に戻すことができる。
【0049】しかも、このような大幅な外観形状の変化
によって車体カバーの一部が車体から側方へ張り出すに
もかかわらず、腕状カバー部の略コ字状断面構造及びボ
ックス部の壁部構造により、必要レベルの剛性を有する
ことができる。
【0050】また、ボックス部が大容量の物品収納部に
なるので、車体後方側部に標準状態で大容量の物品収納
部が予め形成されていなくても、車体カバーを利用して
後輪の左右両側へ後付けで簡単に形成可能になる。
【0051】請求項2に係る考案によれば、前記各分割
体に、リヤサスペンションを通すための逃げ部、キャリ
ヤの取付部、ウィンカの取付部並びにテールランプの取
付穴を形成したので、標準状態の車体に対して簡単に後
付けでき、かつリヤフェンダなど標準状態の車体構成部
材へ穴開けなどの特別な加工をしないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用状態を示す図4のA−A線に沿う
端面図
【図2】実施例の車体取付状態を示す斜視図
【図3】左側のリッドを開けた状態で示す実施例の斜視
【図4】実施例の左側面図
【図5】図4のB−B線端面図
【符号の説明】
2:後輪、7:車体カバー、7b:本体部、7c:接続
端部、15:リヤフェンダ、16:ボックス部、17:
リッド、30:腕状カバー部、32:ヘルメット

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪の上方を覆うリヤフェンダと、後輪
    車軸上方近傍位置に車体側方へ突出して配置されるウイ
    ンカと、その下方に側面視で後輪と重なるように配置さ
    れるマフラとを備えた自動2輪車の車体後部へ着脱自在
    に取付けられる車体カバー装置において、 この車体カバーは、車体を左右から挟んで取付けるよう
    に左右分割された一対の分割体を備え、 各分割体は、車体内側へ向かう開放空間を形成するよう
    に略コ字状断面をなしてシートの下方へ延びる前半部側
    の腕状カバー部と、後輪側方に位置する後半部側の本体
    部とを一体に備え、 これら分割体の本体部は、リヤフェンダ形状に沿う曲面
    の接続端部と、車体外側方へ向かって開口するボックス
    部と、このボックス部の開口部を開閉自在に覆いかつ車
    体外側方へ突出する曲面をなすとともにボックス部との
    間で物品収容空間を形成するリッドとを備え、各分割体は、本体部を左右振分け状にして車体側へ取付
    けられるとともに、本体部の各接続端部は互いに重なり
    合って接続し、かつこれら接続端部を含む本体部の一部
    がリヤフフェンダ上に乗った状態で支持されることを特
    徴とする自動2輪車用車体カバー装置。
  2. 【請求項2】 前記各分割体には、リヤサスペンション
    を通すための逃げ部、キャリヤの取付部、ウィンカの取
    付部並びにテールランプの取付穴が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の自動2輪車用車体カバー装
    置。
JP1996010893U 1996-10-07 1996-10-07 自動2輪車用車体カバー装置 Expired - Lifetime JP2606209Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH09241U JPH09241U (ja) 1997-05-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754568B1 (ko) 2004-10-29 2007-09-05 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 차체 커버용 프로텍트 커버

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754568B1 (ko) 2004-10-29 2007-09-05 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 차체 커버용 프로텍트 커버

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