JPH06350587A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH06350587A
JPH06350587A JP5133756A JP13375693A JPH06350587A JP H06350587 A JPH06350587 A JP H06350587A JP 5133756 A JP5133756 A JP 5133756A JP 13375693 A JP13375693 A JP 13375693A JP H06350587 A JPH06350587 A JP H06350587A
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clock
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Hideaki Harada
秀昭 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】3線式のものとの互換性を保ちつつ単位時間当
りのデータ伝送量の増大をはかり、またシステムの拡張
及び長距離伝送を容易にする。 【構成】シフトレジスタ1を含む3線式の第1の送受信
部のほかに、クロック信号の各パルスの前縁からのパル
ス幅によりデータの“1”レベル,“0”レベルを表わ
すパルス信号重畳データを送受する第2の送受信部を設
ける。第2の送受信部は、再生クロック信号RCKに同
期してデータを取込み送信用のクロック信号に同期して
送信用のデータを出力するシフトレジスタ5と、タイマ
クロック発生回路7,タイマ回路8及び比較回路9から
成り再生クロック信号を発生する回路と、比較回路1
0,11及びフリップフロップ12,13から成り
“1”レベルパルス信号P10,“0”レベルパルス信
号P0Dを発生する回路と、シウトレジスタ5の出力デ
ータによりP1D,P0Dのうちの一方を選択するセレ
クタSL3とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置に関し、
特にデータと共にこのデータの同期用のクロック信号を
伝送する構成のデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータ伝送装置の第1の
例を図4に示す。
【0003】このデータ伝送装置は、第1の伝送路を介
して伝達されたビットシリアルなデータSIを受けるデ
ータ入力端子Tsiと、第2の伝送路へ送信用のデータ
SOをビットシリアルに送出するためのデータ出力端子
Tsoと、第3の伝送路を介して伝達されたクロック信
号SCKを受けかつ上記第3の伝送路へ送信用のクロッ
ク信号を送出するためのクロック入出力端子Tckと、
縦続接続された複数段のレジスタのフリップフロップF
Fを備え、データ受信時にはデータ入力端子Tsiに伝
達されたデータをクロック入出力端子Tckに伝達され
たクロック信号SCKに同期して最前段に取込みかつ順
次後段側へシフトして各段のデータをビットパラレルに
内部データバス2に伝達し、データ送信時には内部デー
タバス2からの複数ビットの送信用のデータを各段にビ
ットパラレルに取込んで送信用のクロック信号に同期し
て順次後段側へシフトし最後段から出力するシフトレジ
スタ1と、このシフトレジスタ1の最後段からのビット
シリアルなデータを送信用のクロック出力端子Tsoに
伝達する出力ラッチ回路3と、内部クロック信号ICK
を発生するクロック発生回路4と、データ受信時にはク
ロック入出力端子Tckに伝達された第3の伝送路から
のクロック信号SCKをシフトレジスタ1及び出力ラッ
チ回路3に伝達し、データ送信時、第3の伝送路からの
クロック信号SCKがあるときにはこのクロック信号を
ないときには内部クロック信号ICKを上記送信用のク
ロック信号としてシフトレジスタ1及び出力ラッチ回路
4に伝達すると共に、クロック信号SCKがないとき内
部クロック信号ICKをクロック入出力端子Tckに伝
達するクロック切換制御回路15とを有する構成となっ
ている。
【0004】このデータ伝送装置では、データを受信す
るための第1の伝送路と、データを送信するための第2
の伝送路と、受信データ及び送信データのそれぞれのビ
ットを識別するためのクロック信号を伝送するための第
3の伝送路とを必要とするため(以下3線式という)、
新たに伝送路を設置しようとすると、そのための費用が
かさみ、システムの拡張や長距離伝送が困難であった。
【0005】そこで、伝送路の数を低減するための技術
が発展し、上述の3線式の欠点が改善された。この技術
の1つに、クロック信号とデータとを重畳して1つの伝
送路で伝送する方式がある。このクロック・データ重畳
方式について、特開平2−274139号公報記載のデ
ータ伝送システムを参照して説明する。
【0006】図5は上記文献から引用した従来のデータ
伝送装置(第2の例)の送信部の回路図、図6はこの送
信部の各部信号のタイミング図である。
【0007】この第2の例のデータ伝送装置の送信部
は、6個のフリップフロップFF1〜F6と、4個の論
理ゲートG1〜G4とで構成される。
【0008】いま、図6の最上段に示されたようなNR
Z信号の送信用のデータDTが、フリップフロップFF
1のデータ入力端子に供給されるものとする。そして、
同図に示すようなデューティを持つクロック信号CK
(周波数f)が、フリップフロップFF3に供給され、
かつこのクロック信号CKのn倍の周波数(nf)を持
つクロック信号CKxが、フリップフロップFF1〜F
F6に供給される。このクロック信号CKxの周波数は
大きい値を取るとが望ましい。クロック信号CKxにお
けるパルス1個分の遅れを持って、点Bの波形が立ち上
がり、かつクロック信号CKxにおけるパルス1個分の
幅を持って点Bの波形が立ち下がる。また、クロック信
号CKxにおけるパルス1個分の遅れを持って、点Cの
波形が立ち下がり、かつクロック信号CKxにおけるパ
ルス2個分の幅を持って点Cの波形が立ち上がる。
【0009】このようにして得られた点B,Cの波形
と、パルス2個分の遅れを与えた点Aの波形とを用い
て、AND,ORの論理を取ることによって、点Dの波
形を得ることができる。この波形は、フリップフロップ
FF6によって整形が行なわれ、クロック信号とデータ
とを重畳した送信データSPDopが得られる。
【0010】図7は前述の文献から引用した従来のデー
タ伝送装置(第2の例)の受信部の回路図、図8はこの
受信部の各部信号のタイミング図である。
【0011】この第2の例のデータ伝送装置の受信部
は、遅延回路D1,インバータIV1,論理ゲートG
5,フィルタF1,矩形波発生回路SQ1及びフリップ
フロップFF7で構成される。
【0012】今、図8の最上段に示されたようなクロッ
ク信号とデータとが重畳された受信データSPDipが
与えられたとする。入力データSPDipの立ち下がり
に対応して、点Fの波形として所定のパルス幅のパルス
が作られる。このパルスがフィルタF1に供給され、点
Gの波形として正弦波が生成され、矩形波発生回路SQ
1によって、点Hにおいて所定のデューティを持つ矩形
波が生成される。この矩形波の立ち下がり点を用いて、
入力データSPDipがフリップフロップFF7にセッ
トされ、“1,0,0,0,1”のデータDTrが再生
される。
【0013】この第2の例のデータ伝送装置では、1つ
の伝送路でデータとクロック信号とを同時に伝送するこ
とができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
伝送装置において、第1の例では、3線式のため伝送路
の設置に費用がかさみシステムの拡張や長距離伝送が困
難になるという欠点があり、第2の例では、クロック信
号とデータとを重畳して1つの伝送路で伝送できるた
め、第1の例の伝送路設置のため費用に起因する欠点は
改善されるが、データ伝送を行う送信側,受信側とも、
第1の例とは全く異なる第2の例対応のハードウェアを
有していなければならないという問題点があり、多くは
シングルチップ・マイクロコンピュータ化され、その主
流が第1の例の3線式となっている現状では、この第1
の例との互換性がないという問題点があった。また、第
1の例,第2の例それぞれでは、単位時間内に伝送でき
るデータ量は変らないため、大量のデータを伝送しよう
とする場合、長時間を要するという欠点があった。
【0015】本発明の目的は、シングルチップ・マイク
ロコンピュータ化の主流の3線式のものとの互換性を保
ち、一方では伝送路の数を低減して新規伝送路の設置を
容易にしてシステムの拡張,長距離伝送を容易にし、か
つ単位時間当りのデータ伝送量を増大することができる
データ伝送装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ伝送装置
は、第1の伝送路を介して伝達されたビットシリアルな
データを受けるデータ入力端子と、第2の伝送路へ第1
の送信用のデータをビットシリアルに送出するためのデ
ータ出力端子と、第3の伝送路を介して伝達されたクロ
ック信号を受けかつ前記第3の伝送路へ送信用のクロッ
ク信号を送出するためのクロック入出力端子と、データ
受信時には前記データ入力端子に伝達されたデータを前
記クロック入出力端子に伝達されたクロック信号に同期
してビットシリアルに取込んで内部データバスに伝達し
データ送信時には前記内部データバスからの前記第1の
送信用のデータを前記送信用のクロック信号に同期して
ビットシリアルに前記データ出力端子に伝達する第1の
データ送受信部と、内部クロック信号を発生するクロッ
ク発生回路と、データ送信時前記第3の伝送路からのク
ロック信号の伝達があるときはこのクロック信号をない
ときは前記内部クロック信号を前記送信用のクロック信
号とするクロック切換制御手段と、データ送信時には前
記送信用のクロック信号に前記内部データバスからの第
2の送信用のデータを重畳して前記クロック入出力端子
に伝達しデータ受信時には前記第3の伝達路を介して伝
達されクロック信号に重畳されたデータをこのクロック
信号に同時して順次取込み前記内部データバスに伝達す
る第2のデータ送受信部とを有している。また、送信用
のクロック信号又は第3の伝送路を介して伝達されるク
ロック信号へのデータの重畳を、これらクロック信号の
各パルスの前縁からのパルス幅と前記データの“1”レ
ベル,“0”レベルとを対応させるようにして構成され
る。
【0017】また、第1のデータ送受信部が、縦続接続
された複数段のレジスタを備え、データ受信時にはデー
タ入力端子に伝達されたデータをクロック入出力端子に
伝達されたクロック信号に同期して最前段に取込みかつ
順次後段側へシフトして各段のデータをビットパラレル
に内部データバスに伝達し、データ送信時には前記内部
データバスからの複数ビットの第1の送信用のデータを
各段にビットパラレルに取込んで送信用のクロック信号
に同期して順次後段側へシフトし最後段からのビットシ
リアルなデータをデータ出力端子に伝達する第1のシフ
トレジスタを含んで構成され、第2のデータ送受信部
が、縦続接続された複数段のレジスタを備えデータ受信
時にはクロック入出力端子に伝達されクロック信号に重
畳されたデータを再生クロック信号に同期して最前段に
取込みかつ順次後段側へシフトして各段のデータをビッ
トパラレルに内部データバスに伝達しデータ送信時には
前記内部データバスからの複数ビットの第2の送信用の
データを各段に取込んで送信用のクロック信号に同期し
て順次後段側へシフトし最後段からビットシリアルに出
力する第2のシフトレジスタと、前記クロック入出力端
子からのクロック信号から前記再生クロック信号を発生
する再生クロック信号発生手段と、前記送信用のクロッ
クパルスの前縁からのパルス幅がデータの“1”レベル
対応の“1”レベルパルス信号及び“0”レベル対応の
“0”レベルパルス信号を発生する重畳データ発生手段
と、前記第2のシフトレジスタの最後段からのデータに
従って前記“1”レベルパルス信号及び“0”レベルパ
ルス信号のうちの一方を選択し前記クロック入出力端子
へ伝達する選択回路とを含んで構成される。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0020】この実施例が図4に示された従来の3線式
のデータ伝送装置と相違する点は、縦続接続された複数
段のレジスタのフリップフロップFFを備えデータ受信
時にはクロック入出力端子Tckに伝達されクロック信
号に重畳されたデータ(SPDi)を再生クロック信号
RCKに同期して最前段に取込みかつ順次後段側へシフ
トして各段のデータをビットパラレルに内部データバス
2に伝達しデータ送信時には内部データバス2からの複
数ビットのシフトレジスタ1の処理データとは異なる送
信用のデータを各段に取込んで送信用のクロック信号に
同期して順次後段側へシフトし最後段からビットシリア
ルに出力するシフトレジスタ5と、このシフトレジスタ
7の最後段からの出力データを上記送信用のクロック信
号に同期して取込み出力する出力ラッチ回路6と、クロ
ック入出力端子Tckに伝達されたクロック信号及び上
記送信用のクロック信号に比べて十分高い周波数のタイ
マクロック信号TCKを発生するタイマクロック発生回
路7、クロック入出力端子Tckに伝達されたクロック
信号及び上記送信用のクロック信号の一方によりリセッ
トされてタイマクロック信号TCKのカウントアップを
開始しそのカウント値TCを出力する動作をくり返えす
タイマ回路8並びにカウント値TCが所定の値となった
とき所定のパルス幅の再生クロック信号RCKを発生す
る第1の比較回路9を含む再生クロック信号発生手段
と、カウント値TCがデータの“1”レベル対応の値と
なったとき所定のパルス幅のパルス信号P1Rを発生す
る第2の比較回路10、カウント値TCがデータの”
0”レベル対応の値となったとき所定のパルス幅のパル
ス信号P0Rを発生する第3の比較回路11並びに、そ
れぞれクロック入出力端子Tckに伝達されたクロック
信号及び上記送信用のクロック信号の一方によりセット
され第2及び第3の比較回路10,11の対応する出力
パルス信号(P1R,P0R)によりリセットされて上
記送信用のクロック信号の各パルスの前縁からのパルス
幅によるデータの“1”レベル対応及び“0”レベル対
応の“1”レベルパルス信号P1D及び“0”レベルパ
ルス信号P0Dをそれぞれ対応して出力する第1及び第
2のフリップフロップ12,13を含む重畳データ発生
手段と、出力ラッチ回路6の出力データに従って“1”
レベルパルス信号P10及び“0”レベルパルス信号P
0Dのうちの一方を選択するセレクタSL3と、クロッ
ク入出力端子Tckに対するデータ,クロック信号の送
信,受信の切換えを行うセレクタSL1とを備えたクロ
ック信号重畳データの送受信号部を設け、クロック切換
制御回路を、シフトレジスタ1,5、タイマ回路8及び
フリップフロップ12,13に対し、送信時には上記送
信用のクロック信号の供給制御、受信時にはクロック入
出力端子Tckからのクロック信号又は再生クロック信
号RCKの供給制御を行うスイッチ回路(SW1a,S
W1b)及びセレクタSL2を含む構成とした点にあ
る。
【0021】次にこの実施例の動作について説明する。
【0022】まず、3線式のデータ伝送のみのときは、
シフトレジスタ1及び出力ラッチ回路3により、図4に
示された従来例と同様にデータの送受信が行なわれる。
このときのシフトレジスタ1及び出力ラッチ回路3に対
するクロック信号は、受信時にはクロック入出力端子T
ckからのクロック信号SCKを供給し、また送信時に
は、クロック入出力端子Tckに伝送路からのクロック
信号SCKがあるときにはそれを、ないときにはクロッ
ク発生回路4からの内部クロック信号ICKを送信用の
クロック信号として供給すると共に、クロック信号重畳
データの送受信部を介して、内部クロック信号ICKに
同期したクロック信号をクロック入出力端子Tckから
伝送路に送出する。このとき、シフトレジスタ5には内
部データバス2及びセレクタSL1からのデータがない
ので、出力ラッチ回路6からは常に“0”レベルのデー
タが出力されてセレクタSL3により“0”レベルパル
ス信号P0Dが選択され、この選択されたパルス信号が
クロック信号として伝送路に送出される。
【0023】次に、クロック信号重畳データがクロック
入出力端子Tckを介して送受信される場合について説
明する。この場合、クロック信号重畳データは、クロッ
ク信号の各パルスの前縁からのパルス幅の長短によって
データの“1”,“0”を表わすので、シフトレジスタ
1によるデータの送受信は、このクロック信号重畳デー
タをそのままクロック信号として行うことができる。
【0024】まず、クロック信号重畳データSPDiの
受信について説明する。図2はクロック信号重畳データ
SPDi受信時の各部信号のタイミング図である。この
タイミング図では、“1”レベル対応のデータのパルス
幅をクロック信号の1周期に対するデューティ75%と
し、“0”レベル対応のデータのパルス幅をデューティ
25%としている。
【0025】クロック信号重畳データSPDiの各パル
スの主より(前縁)でタイマ回路8はリセットされてタ
イマクロック信号TCKのカウントアップを開始しその
カウント値TCを出力する。比較回路9にはクロック信
号の1周期に対するデューティ50%対応の値(CR
V)がセットされており、上記カウント値TCがデュー
ティ50%対応の値になるとこの比較回路9から所定の
パルス幅のパルスが再生クロック信号RCKとして出力
される。この再生クロック信号RCKがセレクタSL2
を介してシフトレジスタ5に供給され、この再生クロッ
ク信号の立上りに同期して、セレクタSL1を介して入
力されたクロック信号重畳データSPDiの最前段への
取込み及び後段側へのシフトが行なわれる。そして最後
段までデータがシフトされた時点でこのシフトレジスタ
5のアドレスが指定され、シフトレジスタ5の各段のデ
ータがビットパラレルに内部データバス2に転送され
る。再生クロックパルスRCKの立上りエッジはデュー
ティ50%の点であるので、デューティ75%の“1”
レベルのデータとデューティ25%の“0”レベルのデ
ータとを判別することができる。
【0026】次にクロック信号重畳データSPDoの送
信について説明する。図3はクロック信号重畳データS
PDo送信時の各部信号のタイミング図である。この場
合、内部クロック信号ICKが送信用のクロック信号と
して選択される。
【0027】内部クロック信号ICKの立上りエッジに
よりタイマ回路8はリセットされ、フリップフロップ1
2,13はセットされる。比較回路10にはデータ
“1”レベル対応のカウント値(例えば内部クロック信
号ICKの1周期に対するデューティ75%対応の値)
がセットされており、比較回路11にはデータ“0”レ
ベル対応のカウント値(例えばデューティ25%対応の
値)がセットされている。タイマ回路8のカウント値T
Cが例えばデューティ25%対応の値になると比較回路
11からパルス信号P0Rが出力され、このパルス信号
P0Rによりフリップフロップ13がリセットされてこ
のフリップフロップ13からデューティ25%の“0”
レベルパルス信号P0Dが出力される。また、カウント
値TCがデューティ75%対応の値になると比較回路1
0からパルス信号P1Rが出力され、このパルス信号P
1Rによりフリップフロップ12がリセットされてこの
フリップフロップ12からデューティ75%の“1”レ
ベルパルス信号P1Dが出力される。
【0028】一方、シフトレジスタ5には、内部データ
バス2からの送信用のデータがセットされており、セレ
クタSL2を介して伝達された内部クロック信号ICK
により上記のセットされたデータが順次後段側へシフト
され、出力ラッチ回路6を介してシフトレジスタ5の最
後段からのデータDTSがセレクタSL3に供給され
る。セレクタSL3は、データDTSが“0”レベルの
ときは“0”レベルパルス信号P0Dを選択し、“1”
レベルのときは“1”レベルパルス信号P1Dを選択し
て出力し、この出力データは、セレクタSL1及びクロ
ック入出力端子Tckを介して伝送路にクロック信号重
畳データSPDとして送出される。
【0029】このように、上記実施例では、シングルチ
ップ・マイクロコンピュータ化の主流である従来の3線
式のものとの互換性を保つことができ、一方、クロック
信号重畳データのみの送受信を行う場合には1つの伝送
路でクロック信号とデータとを電送できるので伝送路の
数を低減してシステムの拡張及び長距離伝送を容易に
し、かつ両者を併用した場合には、単位時間当りのデー
タ伝送量を従来の2倍に増大することができる。
【0030】なお、上記実施例において、“1”レベル
のデータをデューティ75%、“0”レベルのデータを
デューティは任意に設定することができ、また、受信デ
ータに合わせて再生クロック信号RCKの発生点のデュ
ーティを設定することができるので、データの“1”レ
ベル,“0”レベルの判別をより正確に行うことができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来の3
線式のデータ伝送装置と同様の第1のデータ送受信部の
ほかに、クロック入出力端子を介して、クロック信号の
前縁からのパルス幅によりデータの“1”レベル,
“0”レベルを表示するクロック信号重畳データを送受
信する第2のデータ送受信部を設けたので、シングルチ
ップ・マイクロコンピュータ化の主流である従来の3線
式のものとの互換性を保つことができ、一方、クロック
信号重畳データのみの送受信の場合に伝送路の数を低減
してシステムの拡張及び長距離伝送を容易にし、かつ両
者を併用した場合には単位時間当りのデータ伝送量を従
来の2倍に増大することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示された実施例の受信時の動作を説明す
るための各部信号のタイミング図である。
【図3】図1に示された実施例の送信時の動作を説明す
るための各部信号のタイミング図である。
【図4】従来のデータ伝送装置の第1の例のブロック図
である。
【図5】従来のデータ伝送装置の第2の例の送信部の回
路図である。
【図6】図5に示されたデータ伝送装置の送信部の各部
信号のタイミング図である。
【図7】従来のデータ伝送装置の第2の例の受信部のブ
ロック図である。
【図8】図7に示されたデータ伝送装置の受信部の各部
信号のタイミング図である。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 2 内部データバス 3 出力ラッチ回路 4 クロック発生回路 5 シフトレジスタ 6 出力ラッチ回路 7 タイマクロック発生回路 8 タイマ回路 9,10,11 比較回路 12,13 フリップフロップ 15 クロック切換制御回路 D1 遅延回路 F1 フィルタ FF,FF1〜FF7 フリップフロップ G1〜G5 論理ゲート 2V1 インバータ SL1〜SL3 セレクタ SQ1 矩形波発生回路 SW1a,SW1b スイッチ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送路を介して伝達されたビット
    シリアルなデータを受けるデータ入力端子と、第2の伝
    送路へ第1の送信用のデータをビットシリアルに送出す
    るためのデータ出力端子と、第3の伝送路を介して伝達
    されたクロック信号を受けかつ前記第3の伝送路へ送信
    用のクロック信号を送出するためのクロック入出力端子
    と、データ受信時には前記データ入力端子に伝達された
    データを前記クロック入出力端子に伝達されたクロック
    信号に同期してビットシリアルに取込んで内部データバ
    スに伝達しデータ送信時には前記内部データバスからの
    前記第1の送信用のデータを前記送信用のクロック信号
    に同期してビットシリアルに前記データ出力端子に伝達
    する第1のデータ送受信部と、内部クロック信号を発生
    するクロック発生回路と、データ送信時前記第3の伝送
    路からのクロック信号の伝達があるときはこのクロック
    信号をないときは前記内部クロック信号を前記送信用の
    クロック信号とするクロック切換制御手段と、データ送
    信時には前記送信用のクロック信号に前記内部データバ
    スからの第2の送信用のデータを重畳して前記クロック
    入出力端子に伝達しデータ受信時には前記第3の伝達路
    を介して伝達されクロック信号に重畳されたデータをこ
    のクロック信号に同時して順次取込み前記内部データバ
    スに伝達する第2のデータ送受信部とを有することを特
    徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信用のクロック信号又は第3の伝送路
    を介して伝達されるクロック信号へのデータの重畳を、
    これらクロック信号の各パルスの前縁からのパルス幅と
    前記データの“1”レベル,“0”レベルとを対応させ
    るようにした請求項1記載のデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 第1のデータ送受信部が、縦続接続され
    た複数段のレジスタを備え、データ受信時にはデータ入
    力端子に伝達されたデータをクロック入出力端子に伝達
    されたクロック信号に同期して最前段に取込みかつ順次
    後段側へシフトして各段のデータをビットパラレルに内
    部データバスに伝達し、データ送信時には前記内部デー
    タバスからの複数ビットの第1の送信用のデータを各段
    にビットパラレルに取込んで送信用のクロック信号に同
    期して順次後段側へシフトし最後段からのビットシリア
    ルなデータをデータ出力端子に伝達する第1のシフトレ
    ジスタを含んで構成された請求項1記載のデータ伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 第2のデータ送受信部が、縦続接続され
    た複数段のレジスタを備えデータ受信時にはクロック入
    出力端子に伝達されクロック信号に重畳されたデータを
    再生クロック信号に同期して最前段に取込みかつ順次後
    段側へシフトして各段のデータをビットパラレルに内部
    データバスに伝達しデータ送信時には前記内部データバ
    スからの複数ビットの第2の送信用のデータを各段に取
    込んで送信用のクロック信号に同期して順次後段側へシ
    フトし最後段からビットシリアルに出力する第2のシフ
    トレジスタと、前記クロック入出力端子からのクロック
    信号から前記再生クロック信号を発生する再生クロック
    信号発生手段と、前記送信用のクロックパルスの前縁か
    らのパルス幅がデータの“1”レベル対応の“1”レベ
    ルパルス信号及び“0”レベル対応の“0”レベルパル
    ス信号を発生する重畳データ発生手段と、前記第2のシ
    フトレジスタの最後段からのデータに従って前記“1”
    レベルパルス信号及び“0”レベルパルス信号のうちの
    一方を選択し前記クロック入出力端子へ伝達する選択回
    路とを含んで構成された請求項2記載のデータ伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 再生クロック信号発生手段が、クロック
    入出力端子に伝達されたクロック信号及び送信用のクロ
    ック信号に比べて十分高い周波数のタイマクロック信号
    を発生するタイマクロック発生回路と、前記クロック入
    出力端子に伝達されたクロック信号及び送信用のクロッ
    ク信号の一方によりリセットされて前記タイマクロック
    信号のカウントアップを開始しそのカウント値を出力す
    る動作をくり返えすタイマ回路と、前記カウント値が所
    定の値となったとき所定のパルス幅の再生クロック信号
    を発生する第1の比較回路とを含み、重畳データ発生手
    段が、前記カウント値がデータの“1”レベル対応の値
    となったとき所定のパルス幅のパルス信号を発生する第
    2の比較回路と、前記カウント値がデータの“0”レベ
    ル対応の値となったとき所定のパルス幅のパルス信号を
    発生する第3の比較回路と、それぞれ前記クロック入出
    力端子に伝達されたクロック信号及び送信用のクロック
    信号の一方によりセットされ前記第2及び第3の比較回
    路の対応する出力パルス信号によりリセットされて
    “1”レベルパルス信号及び“0”レベルパルス信号を
    それぞれ対応に出力する第1及び第2のフリップフロッ
    プとを含んで構成された請求項4記載のデータ伝送装
    置。
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