JPH06350431A - スリープ・モードおよびバス保持機能を有する入力バッファ回路 - Google Patents

スリープ・モードおよびバス保持機能を有する入力バッファ回路

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JPH06350431A
JPH06350431A JP6110181A JP11018194A JPH06350431A JP H06350431 A JPH06350431 A JP H06350431A JP 6110181 A JP6110181 A JP 6110181A JP 11018194 A JP11018194 A JP 11018194A JP H06350431 A JPH06350431 A JP H06350431A
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JP
Japan
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circuit
input
output
coupled
transistor
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JP6110181A
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Inventor
Carlos D Obregon
カルロス・ディー・オブリゴン
Michael A Wells
マイケル・エイ・ウェルズ
Eric D Neely
エリック・ディー・ニーリー
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Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0016Arrangements for reducing power consumption by using a control or a clock signal, e.g. in order to apply power supply
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 TTL入力信号で動作して、静止および非静
止電力散逸が低く、スリープ・モードおよびバス保持機
能で動作する能力を有する回路を提供する。 【構成】 スリープ・モードとバス保持機能を有する入
力バッファ回路10の入力部11は、バッファ回路10
の供給電圧よりも低い動作電圧から動作されて、それに
より静止電力散逸を最小限に抑える。スリープ・モード
回路構成15,36,38は、入力信号をバッファ回路
の残りの部分から効果的に分離して、それにより非静止
電力散逸を最小限に抑えるために含まれる。バス保持回
路構成40は、入力信号が除去されたときに入力バッフ
ァ回路の出力に現れる論理状態を保持して、それにより
静止電力散逸を削減するために含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電気回路に関
し、さらに詳しくは、スリープ・モードとバス保持とを
有して、低い静止および非静止電力散逸を提供する新規
の入力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランジスタ間論理(TTL:tr
ansistor-transistor logic )電圧レベルを受け入れる
ことのできる相補型金属酸化膜半導体(CMOS:comp
lementary metal oxide semiconductor )回路を設ける
ために、種々の回路構造が利用されてきた。半導体産業
は、CMOSとバイポーラとを組み合わせて、TTL互
換入力を有するBICMOS回路を形成することも行っ
た。このような従来の回路の、全部ではなくとも、大半
がもつ大きな欠点の1つは、回路の入力段により散逸さ
れる電力の量である。TTL信号の電圧値は一般に、大
きな範囲で可変して、従来の回路の入力トランジスタを
動作不能にするには不充分なレベルまで下がることが多
い。これが起こると、余剰の電力が漏洩電流の形で散逸
されて、これらの入力トランジスタに流れる。
【0003】入力段の静止電力散逸を最小限に抑えるた
めの努力が行われてきた。たとえば、回路の入力トラン
ジスタの動作電位を下げて、回路の出力において電圧レ
ベルを回復させる回路は、1994年1月4日に出願さ
れた米国特許第5,276,362号に充分に説明され
ている。この回路は、静止電力散逸を最小限にするが、
非静止電力散逸を最小限にはせず、スリープ・モードも
バス保持機能も持たない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、TTL入力信
号で動作して、静止および非静止電力散逸が低く、スリ
ープ・モードおよびバス保持機能で動作する能力を有す
る回路を提供することが望ましい。
【0005】
【実施例】図1には、スリープ・モードおよびバス保持
回路構成が内蔵される入力バッファ回路10が図示され
る。回路10は、端子16に現れるTTLレベル信号
を、回路構成10の出力33においてCMOSレベル信
号に変換する。回路10には、入力回路11とレベル・
シフタ18も含まれ、このレベル・シフタ18は、たと
えばショットキー・ダイオードでもよい。レベル・シフ
タ18を改造または削除して、回路10を利用してTT
L以外の入力信号を受け取ることもできる点に注目され
たい。
【0006】入力回路11は、1対の相補型金属酸化膜
半導体(CMOS)トランジスタ12,17を有し、こ
れらはそのドレーン電極を、伝送ゲート15を介して共
に結合させており、伝送ゲート15が導電状態にあると
きには、トランジスタ12,17はインバータとして機
能する。特に、TTL信号は、回路10の入力16と、
各トランジスタ12,17のゲートとの間の接続部を通
じて、トランジスタ12,17に送られる。トランジス
タ12はまた、電圧復帰端子または電圧復帰14に接続
されるソースと、プルアップ・ノード13と伝送ゲート
15の両方に接続されるドレーンとを有する。トランジ
スタ17のソースは、シフタ手段またはレベル・シフタ
18の出力に接続されて、入力回路11に動作電圧を与
える。トランジスタ17のドレーンは、伝送ゲート15
に結合される。
【0007】シフタ18は、シフタ18の入力と回路1
0の電圧供給端子または電圧供給源19との間の接続部
を通じて動作電圧を得る。
【0008】伝送ゲート15は、トランジスタ21,2
3を有し、これらのトランジスタはそれぞれ端子20,
22に結合されるゲート電極を有し、これらの端子に制
御信号FQB,FQが印加される。トランジスタ21の
ソースと、トランジスタ23のドレーンは、両方ともト
ランジスタ17のドレーンに結合される。同様に、トラ
ンジスタ23のソースと、トランジスタ21のドレーン
は、両方ともトランジスタ12のドレーンに結合され
る。制御信号FQが高論理状態にあり、制御信号FQB
が低論理状態にあるときには、伝送ゲート15は動作状
態になり、基本的にはトランジスタ17のドレーンに結
合され、トランジスタ12のドレーンに結合されること
がわかっている。さらに、以下の説明は、伝送ゲート1
5が動作状態になることを前提としている。
【0009】入力回路11で低い静止電力散逸を得るに
は、高レベルのTTL信号が入力16に印加されたとき
にトランジスタ17が動作不能のままになることが重要
である。高レベルのTTL信号は、2.4ボルトほどの
低い電圧を有するので、トランジスタ17はこのような
印加電圧においては動作不能のままにならざるを得な
い。トランジスタ17を完全に動作不能にするには、ト
ランジスタ17の閾値電圧を、高レベルのTTL信号の
電圧から動作電圧を減じたものよりも大きくしなければ
ならない。この条件により、静止電力散逸を最小限にす
る高レベルまたは上位レベルの閾値電圧をもつ回路11
が得られる。動作電圧が大きすぎる場合には、トランジ
スタ17は多少動作可能になり、漏洩電流経路となっ
て、それが静止電力散逸を増大する。レベル・シフタ1
8は、このような動作電圧を回路11に与える。望まし
い動作電圧は、供給源19からレベル・シフタ18への
電圧の一部を下げて、所定の電圧降下をもたらし、入力
回路11に関してより低い動作電圧を与えることによっ
て得られる。
【0010】このようなより低い動作電圧が入力回路1
1に印加される結果、高レベルのTTL信号が入力16
に印加されると、トランジスタ17は完全に動作不能に
なり、それによってトランジスタ17を通る漏洩電流の
流れが実質的になくなる。その結果、回路11内の静止
電力散逸が最小限になる。
【0011】低レベルTTL信号が入力16に印加され
ると、トランジスタ12は動作不能になり、トランジス
タ17は動作可能になって、それにより動作電圧がノー
ド13に結合される。動作電圧値は、回路10内の高レ
ベル信号の通常の電圧値−−これを以下高と呼ぶ−−よ
りも低いので、回復手段または回復回路24が設けられ
て、ノード13の電圧レベルを通常の高の電圧まで回復
させる手段として機能する。さらに回復回路24は、上
位の出力トランジスタ31を動作可能にするために用い
られる出力も有する。回復回路24は、ノード13に印
加された低下される高レベル電圧に応答して、その後で
ノード13に印加された電圧を高の電圧まで上げる種々
の構造を持つことができる。
【0012】好適な実施例においては、回復回路24に
は、帰還トランジスタ28と、インバータに接続された
トランジスタ26,27とが含まれる。プルアップ・ノ
ード13は、トランジスタ28のドレーンと、各トラン
ジスタ26,27のゲートとに接続される。また、トラ
ンジスタ26は復帰端子14に接続されるソースと、回
路24の出力とトランジスタ28のゲートとに接続され
るドレーンとを有する。トランジスタ27は、トランジ
スタ26のドレーンに接続されるドレーンと、電圧源1
9とトランジスタ28のソースの両方に接続されるソー
スとを有する。トランジスタ17が動作電圧からトラン
ジスタ17の電圧降下を減じたものをノード13に印加
すると、トランジスタ26が動作可能になり、トランジ
スタ28のゲートを復帰端子14に結合させて、それに
よりトランジスタ28を動作可能にし、電圧源19をノ
ード13に結合させる。トランジスタ17がトランジス
タ26を動作可能にするためには、トランジスタ17に
より供給される低下された電圧値において、回路24の
出力を低にするための充分なゲインを持つトランジスタ
26を提供するチャンネル幅比で、トランジスタ26,
27を形成する。この好適な実施例においては、トラン
ジスタ27,26は1:4のチャンネル比を持つ。
【0013】トランジスタ28が動作可能になると、回
路24はラッチを形成し、これがトランジスタ28を動
作可能にする。トランジスタ28を動作不能にできるよ
うにするには、トランジスタ28を、トランジスタ28
が動作可能になっている間、トランジスタ12がノード
13を低にすることができるように形成する。その結
果、トランジスタ12がノード13に低を印加すると、
トランジスタ26が動作不能になり、トランジスタ27
が動作可能になって、それによりトランジスタ28は動
作不能になる。
【0014】回路24の出力とトランジスタ31のゲー
トとの間の接続に加えて、トランジスタ31は、電圧源
19に接続されるソースと、回路10の出力端子または
出力33に接続されるドレーンとを有する。
【0015】より低い出力トランジスタ32は、復帰端
子14に接続されるソースと、出力33に接続されるド
レーンとを有する。出力33上で迅速に高から低への遷
移を行うために、トランジスタ32はゲートを入力16
に接続させ、それにより回路10の内部遅延段を迂回し
ている。回路10は、バイポーラ電流源トランジスタ2
9をもつ出力33上での低から高への遷移中に高駆動電
流をもたらす。トランジスタ29は、出力33に接続さ
れるエミッタと、電圧源19に接続されるコレクタと、
ノード13に接続されるベースとを有する。低レベルT
TL信号が入力16に印加されると、トランジスタ17
は、動作電圧をノード13に印加し、それによってトラ
ンジスタ29を動作可能にし、このとき回路24の出力
によりトランジスタ31が動作可能になる。トランジス
タ29,31が動作可能になると、出力33の電圧は、
トランジスタ29を動作不能にする所定の値になるまで
上がる。好適な実施例においては、この所定の値は、電
圧源19に印加された電圧からトランジスタ29のベー
ス−エミッタ電圧(VBE)を減じたものに近い値とな
る。トランジスタ29が動作不能になった後は、トラン
ジスタ31は動作可能のままになる。その結果、トラン
ジスタ29は出力33の低から高への遷移中に高い電流
駆動をもたらすが、その後で動作不能になり、それによ
って静止電力を散逸させない。この低電力高電流機能に
より、従来の回路に較べ大きな利点が得られる。
【0016】さらに、トランジスタ29,31は、互い
に温度補償を行い、一方の相互コンダクタンスが上がる
と、もう一方の相互コンダクタンスが下がる。たとえ
ば、昇温すると、トランジスタ29の相互コンダクタン
スは上がるが、トランジスタ31の相互コンダクタンス
は下がる。そのため、低から高への遷移中に出力33に
印加される電流量は、温度に関して実質的に一定であ
る。
【0017】スリープ・モードに入りたい場合には、伝
送ゲート15は制御信号FQ,FQBを介して非動作状
態となり、このとき制御信号FQは、低論理状態に切り
替えられて、トランジスタ23を動作不能にし、FQB
は高論理状態に切り替えられて、トランジスタ21を動
作不能にする。伝送ゲート15が動作不能になるので、
トランジスタ17はトランジスタ12,29および回復
回路24から完全に切り離されて、結果として非静止電
力散逸は実質的にゼロになる。さらに制御信号FQB
は、スリープ・モード中には高論理状態になるので、ト
ランジスタ36,38が動作状態になり、このとき出力
端子33に現れる電圧は、トランジスタ38を介して低
論理電圧に保持される。特に、トランジスタ36は、ト
ランジスタ29のベースに結合されるドレーンを有し、
トランジスタ38はトランジスタ29のエミッタに結合
されるドレーンを有する。さらに、トランジスタ36,
38のソースは、復帰端子14に結合される。また、ト
ランジスタ36,38のゲートは、端子20に結合され
て、信号FQBを受け取る。このように、スリープ・モ
ードの機能により、端子16に現れる入力信号は、回路
10内に非静止電力散逸を起こさずに切り替わるが、こ
れは、伝送ゲート15を動作不能にすることによって、
入力信号がプルアップ・ノード13と、回路10の残り
の部分とから有効に分離されるためである。さらに、信
号FQ,FQBは、外部ピン,リセット信号の電源また
は相補出力イネーブル信号から生成することができるこ
とを理解されたい。
【0018】まとめると、入力バッファ回路10には、
スリープ・モード機能が含まれ、この機能は伝送ゲート
15と、制御信号FQ,FQBに応答してプルアップ・
ノード13から端子16に現れる入力信号および回路1
0の残りの部分を動作不能にするトランジスタ36,3
8とによって構成される。
【0019】入力バッファ回路10にはまた、バス保持
機能を行うバス保持回路40も含まれ、この機能は上記
のスリープ・モード機能と互換性を持つ。バス保持回路
40は、制御信号FQ,OE(出力イネーブル信号)に
応答し、電源端子19に結合される。バス保持回路40
は、出力端子33に結合されて、入力端子16で出力を
設ける。
【0020】簡単に述べると、バス保持回路40は、信
号FQ,OEを介して動作可能になると、たとえば端子
16に印加された入力信号が除去されるとき、端子16
に現れる論理状態を保持する役割を果たす。これは、バ
ス保持回路40を利用して出力端子33に現れる論理状
態の反転を、入力端子16に供給することにより行わ
れ、回路10は次に、端子16から端子33に対して入
力回路11を介して追加の反転を与える。このように、
バス保持回路40は、端子16に現れる入力信号が除去
されると、端子16に現れる論理状態を保持するように
働く。これにより、端子16に現れる電圧がドリフトし
て静止電力散逸を起こすことがなくなる。さらに、制御
信号FQまたはOEを利用してバス保持回路40を動作
不能にすることができることがわかっている。
【0021】図2には、バス保持回路40の実施例を示
す、より詳細な概略図が示される。図2に図示される部
品であって、図1に図示されるものと同一のものは、同
じ参照番号で識別される。
【0022】バス保持回路40には、端子22に結合さ
れて制御信号FQを受信する第1入力と、端子41に結
合されて信号OEを受信する第2入力とを有するNAN
Dゲート42が含まれる。NANDゲート42の出力
は、出力トランジスタ44のゲート電極に結合される。
トランジスタ44のソース電極は、ショットキー・ダイ
オード46を通じて端子19に結合される。トランジス
タ44のドレーン電極は、トランジスタ48のソース電
極に結合され、このトランジスタ48は、トランジスタ
50のドレーン電極と端子16とに結合されるドレーン
電極を有する。
【0023】トランジスタ48,50のゲート電極は、
インバータ52の入力と、バス保持回路40の入力とを
表すが、これらは端子33に結合されている。同様に、
トランジスタ48,50の共通ドレーンは共に結合され
て、バス保持回路40の出力およびインバータ52の出
力を表す。さらに、トランジスタ50のソース電極は、
トランジスタ54のドレーン電極に結合され、トランジ
スタ54は、端子14に結合されるソース電極を有す
る。
【0024】NANDゲート42の出力は、インバータ
56の入力に結合され、インバータ56はトランジスタ
54のゲート電極に結合される出力を有する。
【0025】インバータ56には、トランジスタ58,
60が含まれ、これらのトランジスタはそれぞれNAN
Dゲート42の出力に結合される共通ゲート電極と、ト
ランジスタ54のゲート電極に結合される共通ドレーン
電極とを有する。トランジスタ58のソース電極は端子
19に結合され、トランジスタ60のソース電極は端子
14に結合される。
【0026】NANDゲート42には、端子41とトラ
ンジスタ64のゲート電極とに結合されるゲート電極を
有するトランジスタ62が含まれる。トランジスタ6
2,64,66のドレーン電極はすべて、NANDゲー
ト42の出力に結合される。トランジスタ62,66の
ソース電極は端子19に結合され、トランジスタ66の
ゲート電極は端子22に結合される。トランジスタ64
のソース電極はトランジスタ68のドレーン電極に結合
され、トランジスタ68は端子14に結合されるソース
電極を有する。トランジスタ68のゲート電極は、端子
22に結合される。
【0027】トランジスタ44,48の基板は、ショッ
トキー・ダイオード46を通じて端子19に結合され、
それによって端子16に現れる電圧から端子19に現れ
る電圧を減じた差(V16−V19)がベース−エミッタ電
圧(VBE)よりも大きい場合にトランジスタ48内で起
こる寄生ダイオードにより起こる負荷を小さくする。
【0028】動作中は、NANDゲート42の出力が低
論理であると、バス保持回路40は動作状態になる。特
に、出力トランジスタ44,45が動作状態となり、端
子33に現れる論理信号がインバータ52を介して反転
され、端子16に供給される。制御信号FQ,OEは、
バス保持回路40が動作状態であるか否かを判定するの
で、制御信号FQ,OEが両方とも高論理状態にある
と、NANDゲート42の出力は低論理となり、それに
よってトランジスタ44,54が(インバータ56を介
して)動作可能になり、これにより、トランジスタ4
8,50が動作可能になる。
【0029】しかし、制御信号FQ,制御信号OEまた
は両方の信号が低論理状態にある場合には、NANDゲ
ート42の出力は高論理となり、これは出力トランジス
タ44,54を非動作状態として、バス保持回路40を
動作不能にする。このため、バス保持回路40は上述の
スリープ・モード機能と互換性があると言われる。
【0030】トランジスタ44,48,50,54は、
微弱なチャンネル・トランジスタとなるように設計され
るので、バス保持回路40は他のドライバよりも優先す
る。言い換えれば、バス保持回路40は、バス保持回路
40により設けられるよりも高いソースまたはシンク電
流を有するデバイスにバスを与える。
【0031】まとめると、バス保持回路40には、制御
回路構成(NANDゲート41と、トランジスタ44,
54と、インバータ56)が含まれ、この回路構成は制
御信号FQ,OEに応答してインバータ52を動作可能
にして、それによりバス保持回路40を動作可能にす
る。
【0032】バス保持回路40の動作を説明するための
簡単な例として、端子16に現れる高論理状態の信号で
あって、この結果として端子33に低論理状態が現れる
信号が除去されるとする。端子33に現れるこの低論理
状態により、トランジスタ48は動作状態になり、バス
保持回路40が信号FQ,OEを介して動作状態になる
とすると、トランジスタ44もオンになる。その結果、
端子16に現れる信号が削除されると、トランジスタ4
4,48は、バスをゆっくりと高論理状態に戻す働きを
する。
【0033】以上、TTL互換入力を有し、静止および
非静止電力散逸が低く、スリープ・モードおよびバス保
持機能をもち、高出力電流をもたらす新規の入力バッフ
ァ回路が提供されることが理解いただけよう。
【0034】入力バッファ回路の入力部分における静止
電力散逸は、高レベルのTTL信号が入力バッファ回路
の入力部分に印加されると、最適な動作電圧を与えて漏
洩電流を小さくするレベル・シフタにより削減される。
回復手段を利用することにより、適切な内部電圧レベル
が採用されて、回路の動作を可能にすることができる。
【0035】非静止電力散逸は、入力信号を入力バッフ
ァ回路の残りの部分から効果的に分離し、バッファ回路
の出力を既知の論理レベルにするスリープ・モード回路
構成を介して低下される。
【0036】バス保持回路も設けられて、入力信号が除
去されたときに入力バッファ回路の出力に現れる論理状
態を保持して、それにより静止電力散逸を低下させる。
しかも、バス保持回路を動作不能にすることができ、バ
ス保持回路はスリープ・モード回路構成と互換性があ
る。
【0037】本発明は特定の実施例において説明された
が、当業者には多くの改変,修正および変形ができるこ
とは自明である。さらに、このようなすべての改変,修
正および変形は、添付の請求項に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスリープ・モードとバス保持回路
構成とを有する入力バッファ回路の実施例を示す詳細な
概略/ブロック図である。
【図2】本発明によるバス保持回路構成の実施例を示
す、より詳細な概略図である。
【符号の説明】
10 入力バッファ回路 11 入力回路 12,17,21,23,26,27,28,29,3
1,32,36,38トランジスタ 13 プルアップ・ノード 14,16,20,22,33,41 端子 15 伝送ゲート 18 レベル・シフタ 19 電圧源(端子) 24 回復回路 40 バス保持回路 (OUT 出力,IN 入力)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・エイ・ウェルズ アメリカ合衆国アリゾナ州チャンドラー、 ウェスト・コムストック2962 (72)発明者 エリック・ディー・ニーリー アメリカ合衆国アリゾナ州メサ、イース ト・ハンプトン・サークル3017

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力と出力とを有し、最小限の静止およ
    び非静止電力散逸を有するバッファ回路であって:第1
    電圧供給端子に印加された第1電圧を、第1電圧よりも
    低い動作電圧に移動するシフタ手段(18)であって、
    このシフタ手段は入力および出力を有し、前記シフタ手
    段の前記入力が前記第1電圧供給端子に結合されるシフ
    タ手段;入力および出力を有する入力回路(11)であ
    って、前記入力回路の前記出力はプルアップ・ノードに
    結合され、前記入力回路の前記入力はバッファ回路の入
    力に結合され、前記シフタ手段の前記出力が前記入力回
    路に結合されて、前記入力回路が前記動作電圧から動作
    するようになっており、前記入力回路の前記出力は前記
    プルアップ・ノードにおいて、前記動作電圧よりも低い
    第2電圧を設ける入力回路;前記第2電圧を前記動作電
    圧よりも大きい電圧に回復する回復手段(24)であっ
    て、前記回復手段は、前記第2電圧が前記プルアップ・
    ノードに印加された後で、プルアップ・ノードを前記第
    1電圧供給端子に結合させ、前記回復手段は、入力およ
    び出力を有して、前記回復手段の前記入力が前記プルア
    ップ・ノードに結合される回復手段;バッファ回路の出
    力において出力信号を設ける出力回路手段(29,3
    1,32)であって、前記プルアップ・ノード,前記回
    復手段の前記出力およびバッファ回路の入力に結合され
    る前記出力回路手段;およびバッファ回路の非静止電力
    散逸を最小限に抑えるスリープ手段(15,36,3
    8)であって、前記スリープ手段は前記入力回路および
    前記プルアップ・ノードに結合されて、前記プルアップ
    ・ノードからバッファ回路の入力に現れる信号を動作不
    能にし、前記スリープ手段はまた、バッファ回路の出力
    にも結合されてそこに現れる電圧を所定の論理状態にす
    るスリープ手段;によって構成されることを特徴とする
    バッファ回路。
  2. 【請求項2】 バッファ回路の入力に現れる前記信号が
    除去されるときバッファ回路の出力に現れる論理状態を
    維持する保持手段(40)であって、前記バス保持手段
    は、バッファ回路の出力に結合される入力を有し、前記
    バス保持手段はバッファ回路の入力に結合される出力を
    有するバス保持手段をさらに含む請求項1記載のバッフ
    ァ回路。
  3. 【請求項3】 前記スリープ手段が:第1および第2端
    子を有し、第1および第2制御信号に応答する伝送ゲー
    ト(15)であって、前記伝送ゲートの前記第1端子
    は、前記入力回路に結合され、前記伝送ゲートの前記第
    2端子は前記プルアップ・ノードに結合される伝送ゲー
    ト;第1および第2電流搬送電極と制御電極とを有する
    第1トランジスタ(36)であって、前記第1トランジ
    スタの前記第1電流搬送電極は前記プルアップ・ノード
    に結合され、前記第1トランジスタの前記第2電流搬送
    電極は第2電圧供給端子に結合され、前記第1トランジ
    スタの前記制御電極は第1制御信号を受信するために結
    合される第1トランジスタ;および第1および第2電流
    搬送電極と制御電極とを有する第2トランジスタ(3
    8)であって、前記第2トランジスタの前記第1電流搬
    送電極はバッファ回路の出力に結合され、前記第2トラ
    ンジスタの前記第2電流搬送電極は前記第2電圧供給端
    子に結合され、前記第2トランジスタの前記制御電極は
    前記第1制御信号を受信するために結合される第2トラ
    ンジスタ;を含む請求項1記載のバッファ回路。
  4. 【請求項4】 前記保持手段が:入力および出力を有す
    る出力インバータ(52)であって、前記出力インバー
    タの前記入力はバッファ回路の出力に結合され、出力イ
    ンバータの前記出力はバッファ回路の入力に結合される
    出力インバータ;および第3制御信号と前記第2制御信
    号とに応答して前記出力インバータを動作可能にする制
    御手段;を含む請求項2記載のバッファ回路。
  5. 【請求項5】 電力散逸を減少させ、回路のためのスリ
    ープおよび保持機能を設ける方法であって:回路の入力
    に現れる論理入力信号を入力回路の入力に受信する段階
    であって、前記入力回路が出力を有する段階;制御信号
    に応答して、回路の前記入力を回路の出力に対して結合
    することと分離することを交互に行って、そこに出力信
    号を設ける段階;前記出力信号が第1論理状態にあるこ
    とに応答して、回路の前記出力に所定の論理状態を設け
    る段階;および前記入力論理信号が除去され、回路の前
    記入力が回路の前記出力に結合されるとき回路の前記出
    力に現れる論理状態を保持する段階;によって構成され
    ることを特徴とする方法。
JP6110181A 1993-04-30 1994-04-27 スリープ・モードおよびバス保持機能を有する入力バッファ回路 Pending JPH06350431A (ja)

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EP0622903A3 (en) 1995-08-02
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