JPH0634993U - 記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構 - Google Patents

記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構

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JPH0634993U
JPH0634993U JP7718492U JP7718492U JPH0634993U JP H0634993 U JPH0634993 U JP H0634993U JP 7718492 U JP7718492 U JP 7718492U JP 7718492 U JP7718492 U JP 7718492U JP H0634993 U JPH0634993 U JP H0634993U
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drive
roller
recording
drive roller
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Application number
JP7718492U
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English (en)
Inventor
恒男 玉垣
武弥 芝田
Original Assignee
グラフテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どのような用紙サイズの記録紙でも使用可能
で、駆動ローラの数を削減する。 【構成】 駆動ローラ20を駆動シャフト3に軸方向移
動自在にかつ回転を防止して配設する。駆動シャフト3
をローラサポート22によりベアリング23を介して回
転自在に軸支する。ローラサポート22を駆動シャフト
3の軸線方向に移動可能に配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、グリットローラタイプのプロッタ等に適用して好適な記録紙駆動型 プロッタの記録紙駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の記録紙駆動型プロッタは、記録紙の両端部を駆動ローラとピンチロー ラとで押圧挟持し、駆動ローラを駆動して記録紙を移動させると同時に、記録ペ ンを記録紙の幅方向および紙面と直交する方向に移動させて所望の記録を行って いる。
【0003】 図4〜図7は記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構の従来例を示すもので、 図4は同機構の外観斜視図、図5は駆動ローラの斜視図、図6は同機構の断面図 、図7はピンチローラのカム機構を示す図である。これらの図に基づいて記録紙 駆動機構の概略を説明すると、1は装置固定部側に配設された基台で、この基台 1の上には、駆動ローラ2の駆動シャフト3を回転自在に軸支するブラケット4 と、記録紙5のガイド面を形成するライティングカバー6が配設されている。駆 動ローラ2は、記録紙5のサイズ(例;A1 ,A0 等)に対応して駆動シャフト 3に複数個(例えば3つ)配設されており、駆動モータ(図示せず)の回転が駆 動シャフト3に伝達されることにより正逆回転される。図5において、駆動ロー ラ2のうち右側の駆動ローラ2aは、記録紙5の基準側端部5a(図4)に対応 して配設され、左側の駆動ローラ2bはA0 サイズの記録紙5の基準側端部5a とは反対側の端部5bに対応して配設され、左側の駆動ローラ2bに近接する中 間の駆動ローラ2cは、A1 サイズの記録紙の反基準側端部に対応して配設され ている。また、前記ブラケット4には駆動ローラ2と同期して同方向に回転する プラテンローラ7が配設されている。そして、駆動ローラ2とプラテンローラ7 の上側周面は前記ライティングカバー6の上面に形成された開口部8から上方に 突出しており、その上方にピンチローラ9(9a,9b)と記録ペン10が配設 されている。ピンチローラ9は、駆動ローラ2(2aと2bまたは2c)と共に 記録紙5の端部を押圧挟持するもので、記録紙5の幅方向に左右一対配設され駆 動ローラ2に選択的に圧接されるように構成されている。このため、ピンチロー ラ9は、図6に示すようにアームベース11に中間部が軸12によって上下方向 に回動自在に軸支さればね13によって図7時計方向の回動習性が付与されたピ ンチローラアーム14の先端部に回転自在に配設されており、記録紙5の記録時 にばね13の力によって記録紙5を介して駆動ローラ2に圧接されることにより 記録紙5の移動を可能にし、非記録時にカム機構15によってピンチローラアー ム14がばね13に抗して反時計方向に回動されると、図7に示すように駆動ロ ーラ2から離間されるようになっている。また、左右一対のピンチローラ9のう ち、記録紙5の基準側端部5aを押圧するピンチローラ9aは、摺動レール16 上に固定されており、基準側端部5aとは反対側のピンチローラ9bは、前記摺 動レール16上に記録紙5の幅方向に移動調整自在に配設されており、記録紙5 のサイズに応じて駆動ローラ2bまたは駆動ローラ2cと対応する位置に移動さ れる。前記記録ペン10は、前記摺動レール16に記録紙5の幅方向にスライド 自在に配設された摺動レール16に記録紙5の幅方向に移動自在に配設され不図 示の駆動モータにより往復移動されるペンブロック17に前記プラテンローラ7 の上方に位置するよう配設されており、ソレノイド等の駆動手段18によって上 下動されるように構成されている。
【0004】 このような記録紙駆動機構において、記録紙5に記録を行う場合、先ず図7に 示すようにカム機構15によりピンチローラアーム14を反時計方向に回動させ てピンチローラ9を駆動ローラ2から離間させ、記録紙5をライティングカバー 6の上面に沿って駆動ローラ2とピンチローラ9との間に差し込む。この時、可 動側ピンチローラ9bが用紙サイズの変更により記録紙5の反基準側端部5bか ら外れている場合は、ピンチローラ9bを内側もしくは外側に移動させ、駆動ロ ーラ2bまたは2cに位置づける。可動側ピンチローラ9bを所定の位置に位置 づけた後、ピンチローラアーム14をカム機構15から解放すると、ピンチロー ラアーム14はばね13の力により図7時計方向に回動されてピンチローラ9を 記録紙5を介して駆動ローラ2に圧接し、もって記録紙5のセットを終了する。 次に、不図示の制御装置により駆動モータを駆動制御して駆動ローラ2を紙送 り方向に回転させ、これにより記録紙5を図4矢印AまたはB方向に移動させる と同時に、ペンブロック17を摺動レール16に沿って往復移動させて記録ペン 10をソレノイド18の駆動により下降させると、ペン先が記録紙5に押し付け られて所望の記録を行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の記録紙駆動機構においては、駆動ローラ2は駆 動シャフト3の記録紙サイズに応じた位置にそれぞれ配設固定されているので、 使用する記録紙5のサイズが限定されることとなり、規格外の大きさの記録紙を 使用することができず、つまり駆動ローラ(2bまたは2c)のない部分に記録 紙の端部がくるものは使用することができず、また記録紙5の反基準側端部5b に関しては使用可能な記録紙の種類と同じ数の駆動ローラ2(2b,2c)を必 要とするため、ローラ数が多くなり(通常1機種約6〜8個使用)、コスト高に なるという問題があった。特に、この種の記録紙駆動型プロッタに使用する駆動 ローラは、その周面に多数の突起を設けて粒状面とし、記録紙5がピンチローラ 9により駆動ローラ2に対して押圧されて駆動ローラ2が回転駆動された場合、 記録紙5の周面にはこの粒状面に係合する凹凸が形成されるよう構成されており 、駆動ローラ2が正逆回転して記録紙表面が駆動ローラ2上を2回目以降通過す るときには、最初の通過によって形成された凹凸と駆動ローラ2の周面の粒状面 が係合するので、記録紙5を複数回正逆方向に駆動しても駆動ローラ2と記録紙 5との間でズレが生じない(いわゆる歯車効果が得られる)ように構成されてい るため、このような駆動ローラを複数個使用することは非常に高価で、不利であ る。
【0006】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、どのような用紙サイズの記録紙でも使用可能で、駆動 ローラの数を削減し得るようにした記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構を提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動 機構は、駆動シャフトに配設された駆動ローラと、この駆動ローラに対向して配 設されたピンチローラとで記録紙を挾持、搬送し記録手段によって所望の記録を 行う記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構において、前記駆動ローラを駆動シ ャフトに対し軸方向移動可能にかつ回転を防止して配設したものである。
【0008】
【作用】
本考案において、駆動ローラは記録紙のサイズに応じて駆動シャフトに沿って 移動調整され、記録紙の端部をピンチローラと共に挟持する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構の一実施例を示す 外観斜視図、図2は側面図、図3は分解斜視図である。なお、図4〜図7に示し た構成部品と同一のものに対しては同一符号をもって示し、その説明を省略する 。これらの図において、本実施例は記録紙5の基準側端部とは反対側端部5bに 対応して配設される駆動ローラ20を使用可能な記録紙5の種類とは関係なく唯 1つとし、駆動シャフト3に対し軸方向移動調整可能に、かつ回転を防止して配 設したものである。
【0010】 前記駆動シャフト3の反記録紙基準側端部3aは、断面D字型とされることに より一部周面に駆動ローラ20の回転防止部を形成する平坦面21を有し、左右 一対のローラサポート22によりベアリング23を介して回転自在に保持されて いる。駆動シャフト3の平坦面21は、使用可能な最大サイズの記録紙の反基準 側端部から最小サイズの反基準側端部をカバーするに十分な長さを有している。 前記一対のローラサポート22は、基台1上に設けられたメインレールに沿って 記録紙5の送り方向(矢印A,B方向)と直交する方向にスライド自在に配設さ れたローラサポート台24上に止めねじ25によって固定されている。前記駆動 ローラ20は前記駆動シャフト3の反基準側端部3aに摺動自在に嵌装され、左 右一対のローラ保持部材26によって回転を防止されている。ローラ保持部材2 6は、2分割形成された半円形の部材26a,26bとからなり、一方の部材2 6aは、内面が駆動シャフト3の周面と密接するようシャフト半径と略等しい半 径の円弧面とされ、一対の止めねじ27によって駆動ローラ20の端面に固定さ れている。もう一方の部材26bは、内面が駆動シャフト3の平坦面21に嵌合 密着するようコ字状に形成され、一対の止めねじ28によって駆動ローラ20の 端面に固定されている。 その他の構成は図4〜図7に示した従来構造と同様である。
【0011】 このような構成において、記録を行なう場合はローラサポート台24をメイン レールに沿って移動させて駆動ローラ20を記録紙5の反基準側端部5bに位置 づけ、さらに可動側ピンチローラ9bを駆動ローラ20に合わせて位置づける。 駆動ローラ20とピンチローラ9bの移動調整は手動に限らず、ローラサポート 台24とピンチローラ9bを結合し、ベルト等の駆動系を追加すると共に用紙サ イズ読取り機能を付加すると、駆動ローラ20およびピンチローラ9bの自動位 置設定が可能である。位置設定後、ピンチローラ9bを記録紙5の反基準側端部 5bに押し付けて駆動ローラ20と共に反基準側端部5bを挟持する。この状態 で駆動シャフト3を回転させて記録紙5を移動させ、記録ペンにより所定の記録 を行なう。 記録紙5を別のサイズのものまたは規格外のものと交換した場合は、上記した と同様、駆動ローラ20と可動側ピンチローラ9bを移動させて交換した記録紙 の反基準側端部に合わせて位置づけすればよい。つまり、本考案においては駆動 ローラ20をどのようなサイズの記録紙に対しても共通に使用するもので、これ によって記録紙5の反基準側端部5bに対して従来は1機種当たり6〜8個必要 とされていた駆動ローラの数を僅か1つにすることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構は、 記録紙の反基準側端部に対して設けられる駆動ローラを駆動シャフトに対し移動 調整可能に配設したので、各種サイズの記録紙はもとより規格外の記録紙に対し ても共通に使用することができる。したがって、駆動ローラの数が大幅に削減さ れ、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る記録紙駆動型プロッタの記録紙駆
動機構の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同機構の側面図である。
【図3】同機構の分解斜視図である。
【図4】従来の記録紙駆動機構の外観斜視図である。
【図5】駆動ローラの斜視図である。
【図6】断面図である。
【図7】ピンチローラのカム機構を示す図である。
【符号の説明】
1 基台 2 駆動ローラ 3 駆動シャフト 5 記録紙 5a 基準側端部 9 ピンチローラ 11 アームベース 20 駆動ローラ 22 ローラサポート 24 ローラサポート台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動シャフトに配設された駆動ローラ
    と、この駆動ローラに対向して配設されたピンチローラ
    とで記録紙を挾持、搬送し記録手段によって所望の記録
    を行う記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構におい
    て、 前記駆動ローラを駆動シャフトに対し軸方向移動可能に
    かつ回転を防止して配設したことを特徴とする記録紙駆
    動型プロッタの記録紙駆動機構。
JP7718492U 1992-10-13 1992-10-13 記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構 Pending JPH0634993U (ja)

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JP7718492U Pending JPH0634993U (ja) 1992-10-13 1992-10-13 記録紙駆動型プロッタの記録紙駆動機構

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