JPH0346952Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346952Y2 JPH0346952Y2 JP1983047672U JP4767283U JPH0346952Y2 JP H0346952 Y2 JPH0346952 Y2 JP H0346952Y2 JP 1983047672 U JP1983047672 U JP 1983047672U JP 4767283 U JP4767283 U JP 4767283U JP H0346952 Y2 JPH0346952 Y2 JP H0346952Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- paper
- recording device
- platen roller
- type recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N alumane Chemical group [AlH3] AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はペン式記録装置に係り、特にペンを用
紙に押しつけつつ両者を互いに直角方向において
移動させ、これにより用紙に文字や記号や図形な
どを記録する装置の構造に関する。
紙に押しつけつつ両者を互いに直角方向において
移動させ、これにより用紙に文字や記号や図形な
どを記録する装置の構造に関する。
ペンを用紙に押しつけつつ両者を互いに移動さ
せるとペン圧による摩擦負荷が生じる。この摩擦
負荷はペン圧を受けるプラテンが固定式の場合に
は大となる。特にペンとしてボールペンが用いら
れた場合にはペン圧を大に設定することを要する
ため、ペン圧による摩擦負荷もより大となる。
せるとペン圧による摩擦負荷が生じる。この摩擦
負荷はペン圧を受けるプラテンが固定式の場合に
は大となる。特にペンとしてボールペンが用いら
れた場合にはペン圧を大に設定することを要する
ため、ペン圧による摩擦負荷もより大となる。
ところでこの種のペン式記録装置における用紙
の移動は、普通、用紙の両はし部分に送り力を与
えることにより得られる。そのため、例えば用紙
送り部と記録部とを用紙の送り方向で同じ位置に
設定すると、ペンの可動範囲が用紙送り部によつ
て狭く制限され、その結果、用紙の左右に広い余
白部が残つてしまう。かといつて用紙送り部の位
置と記録部の位置とを用紙の送り方向で互いに異
ならせると、余白部の減少を計ることはできる
が、用紙送り部から記録部へ向けて用紙を送る
際、上述の摩擦負荷のため用紙の送り精度が低下
し、したがつて作画品質の劣化という問題が生じ
る。また用紙の送り精度を高めるためには用紙規
格が大幅に制限されてしまう。
の移動は、普通、用紙の両はし部分に送り力を与
えることにより得られる。そのため、例えば用紙
送り部と記録部とを用紙の送り方向で同じ位置に
設定すると、ペンの可動範囲が用紙送り部によつ
て狭く制限され、その結果、用紙の左右に広い余
白部が残つてしまう。かといつて用紙送り部の位
置と記録部の位置とを用紙の送り方向で互いに異
ならせると、余白部の減少を計ることはできる
が、用紙送り部から記録部へ向けて用紙を送る
際、上述の摩擦負荷のため用紙の送り精度が低下
し、したがつて作画品質の劣化という問題が生じ
る。また用紙の送り精度を高めるためには用紙規
格が大幅に制限されてしまう。
それ故に本考案の目的は、ペン圧による摩擦負
荷の減少を計り、これにより作画品質の向上と用
紙規格の制限緩和とを可能にしたペン式記録装置
を提供することにある。
荷の減少を計り、これにより作画品質の向上と用
紙規格の制限緩和とを可能にしたペン式記録装置
を提供することにある。
本考案の用紙とペンとを互いに直角方向に移動
させて用紙に記録を行うペン式記録装置におい
て、用紙送り部と記録部とを用紙送り方向で互い
に隣接した異なる位置に設け、かつ該記録部にお
けるペン圧を、芯材の表面にゴムモールドを施し
た回転自在なプラテンローラに受け、該ペン圧に
基づく前記用紙と前記プラテンローラとの摩擦力
により該プラテンローラに回転力を与えるように
したことを特徴とするペン式記録装置が得られ
る。
させて用紙に記録を行うペン式記録装置におい
て、用紙送り部と記録部とを用紙送り方向で互い
に隣接した異なる位置に設け、かつ該記録部にお
けるペン圧を、芯材の表面にゴムモールドを施し
た回転自在なプラテンローラに受け、該ペン圧に
基づく前記用紙と前記プラテンローラとの摩擦力
により該プラテンローラに回転力を与えるように
したことを特徴とするペン式記録装置が得られ
る。
本考案のペン式記録装置よれば、用紙の移動に
際し、用紙とプラテンローラとの摩擦力によりプ
ラテンローラが用紙との摺接をなくする向きの回
転力を与えられて回転することになるため、ペン
圧による摩擦負荷が減少する。したがつて、簡単
な構成によつて、しかも用紙がスリツプした場合
においても、紙面にゆがみが生じることはなく、
用紙の送り精度を高めて作画品質の向上を計るこ
とができ、また用紙規格の制限緩和も可能とな
る。
際し、用紙とプラテンローラとの摩擦力によりプ
ラテンローラが用紙との摺接をなくする向きの回
転力を与えられて回転することになるため、ペン
圧による摩擦負荷が減少する。したがつて、簡単
な構成によつて、しかも用紙がスリツプした場合
においても、紙面にゆがみが生じることはなく、
用紙の送り精度を高めて作画品質の向上を計るこ
とができ、また用紙規格の制限緩和も可能とな
る。
以下図面を参照しながら、実施例について説明
する。
する。
第1図は本考案によるペン式記録装置の一実施
例としてのプロツタ・プリンタの概略構成を示し
ている。このプロツタ・プリンタ10は、用紙1
1を矢印12方向で往復動させる一方、サインペ
ンやボールペン等のペン13と矢印12とは直角
な矢印14方向で往復動させ、これにより用紙1
1に文字や記号や図形等の記録を行うものであ
る。用紙11を往復動させるための用紙送り部1
5は、モータ16によつて回転駆動される送りロ
ーラ17と回転自在な二つのピンチローラ18と
の間に用紙11を挾み込む構成になつている。二
つのピンチローラ18は用紙11の両はし部分に
のみ対応させうるように、用紙11の寸法に応じ
て少なくとも一方が矢印14方向でスライド可能
に設けられている。またピンチローラ18は送り
ローラ17に接近・離間する方向で動かし得るよ
うにもされている。なおペン13およびピンチロ
ーラ18の矢印14方向でのスライドを案内する
機構およびそれらを矢印14方向で駆動する機構
については図示を省略した。
例としてのプロツタ・プリンタの概略構成を示し
ている。このプロツタ・プリンタ10は、用紙1
1を矢印12方向で往復動させる一方、サインペ
ンやボールペン等のペン13と矢印12とは直角
な矢印14方向で往復動させ、これにより用紙1
1に文字や記号や図形等の記録を行うものであ
る。用紙11を往復動させるための用紙送り部1
5は、モータ16によつて回転駆動される送りロ
ーラ17と回転自在な二つのピンチローラ18と
の間に用紙11を挾み込む構成になつている。二
つのピンチローラ18は用紙11の両はし部分に
のみ対応させうるように、用紙11の寸法に応じ
て少なくとも一方が矢印14方向でスライド可能
に設けられている。またピンチローラ18は送り
ローラ17に接近・離間する方向で動かし得るよ
うにもされている。なおペン13およびピンチロ
ーラ18の矢印14方向でのスライドを案内する
機構およびそれらを矢印14方向で駆動する機構
については図示を省略した。
ペン13を含む記録部19は用紙送り部15に
矢印12方向で隣接した位置に設けられている。
記録部19は、送りローラ18と平行なプラテン
ローラ21を含んでいる。プラテンローラ21は
回転自在に軸受支持されたもので、ペン13の筆
圧を受ける。
矢印12方向で隣接した位置に設けられている。
記録部19は、送りローラ18と平行なプラテン
ローラ21を含んでいる。プラテンローラ21は
回転自在に軸受支持されたもので、ペン13の筆
圧を受ける。
第1図に加えて第2図をも参照して、ペン13
の筆圧は加圧スプリング22によつて得られ、ソ
レノイド23に通電されているときにはペン13
の先端が用紙11に押しつけられる。このときに
はプラテンローラ21は用紙11との摩擦力によ
つて回転させられることになるため、ペン圧によ
る摩擦負荷は少ない。したがつてペン13として
大なるペン圧を要する油性ボールペンが用いられ
た場合でも、用紙11の送りに関する問題が起る
ことはない。今、ソレノイド23の通電が断たれ
ると、リセツトスプリング24の復元力がレバー
25を介してペン13に押し上げ力として作用
し、これによりペン13は押し上げられてその先
端が用紙11から離れる。
の筆圧は加圧スプリング22によつて得られ、ソ
レノイド23に通電されているときにはペン13
の先端が用紙11に押しつけられる。このときに
はプラテンローラ21は用紙11との摩擦力によ
つて回転させられることになるため、ペン圧によ
る摩擦負荷は少ない。したがつてペン13として
大なるペン圧を要する油性ボールペンが用いられ
た場合でも、用紙11の送りに関する問題が起る
ことはない。今、ソレノイド23の通電が断たれ
ると、リセツトスプリング24の復元力がレバー
25を介してペン13に押し上げ力として作用
し、これによりペン13は押し上げられてその先
端が用紙11から離れる。
なおプラテンローラ21としては、アルミニウ
ム芯材の表面にゴムモールドを施したものが望ま
しい。
ム芯材の表面にゴムモールドを施したものが望ま
しい。
また送りローラ17はアルミニウム合金に硬質
アルマイト処理を施し、さらに周面にはダイヤモ
ンドナールやストレートナール等の刻み目を設け
る。一方、ピンチローラ18の周面はゴム面とな
す。こうして用紙11がピンチローラ18のゴム
面に押されて送りローラ17の刻み目の谷部分に
までよく押し込まれるようにする。これによる
と、用紙11と送りローラ17の刻み目とがしつ
かりと係合することになるので、普通の用紙を高
い精度をもつて送ることができる。
アルマイト処理を施し、さらに周面にはダイヤモ
ンドナールやストレートナール等の刻み目を設け
る。一方、ピンチローラ18の周面はゴム面とな
す。こうして用紙11がピンチローラ18のゴム
面に押されて送りローラ17の刻み目の谷部分に
までよく押し込まれるようにする。これによる
と、用紙11と送りローラ17の刻み目とがしつ
かりと係合することになるので、普通の用紙を高
い精度をもつて送ることができる。
用紙11は所定の記録が完了した後には、第1
図に示す上下の用紙ガイド27,28の間を通つ
て送り出される。このとき上方の用紙のガイド2
7は、その特殊な形状により、用紙11のカール
を解く役割を果す。
図に示す上下の用紙ガイド27,28の間を通つ
て送り出される。このとき上方の用紙のガイド2
7は、その特殊な形状により、用紙11のカール
を解く役割を果す。
上述では特定の実施例につき説明したが、本考
案はそれに限ることなく、各種の設計変更を施し
たものをも含むことは言うまでもない。
案はそれに限ることなく、各種の設計変更を施し
たものをも含むことは言うまでもない。
第1図は本考案によるペン式記録装置の一実施
例の概略構成を示す斜視図、第2図は同実施例の
要部の概略構成図である。 10……プロツタ・プリンタ、11……用紙、
13……ペン、15……用紙送り部、19……記
録部、21……プラテンローラ。
例の概略構成を示す斜視図、第2図は同実施例の
要部の概略構成図である。 10……プロツタ・プリンタ、11……用紙、
13……ペン、15……用紙送り部、19……記
録部、21……プラテンローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 用紙とペンとを互いに直角方向に移動させて
用紙に記録を行うペン式記録装置において、用
紙送り部と記録部とを用紙送り方向で互いに隣
接した異なる位置に設け、かつ該記録部におけ
るペン圧を、芯材の表面にゴムモールドを施し
た回転自在なプラテンローラに受け、該ペン圧
に基づく前記用紙と前記プラテンローラとの摩
擦力により該プラテンローラに回転力を与える
ようにしたことを特徴とするペン式記録装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のペン式
記録装置において、前記芯材はアルミニウム製
であることを特徴とするペン式記録装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
載のペン式記録装置において、前記ペンは油性
ボールペンであることを特徴とするペン式記録
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4767283U JPS59153231U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | ペン式記録装置 |
US06/879,847 US4720714A (en) | 1983-03-31 | 1986-06-27 | Plotter comprising a rotatable platen displaced from a sheet feeder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4767283U JPS59153231U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | ペン式記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153231U JPS59153231U (ja) | 1984-10-15 |
JPH0346952Y2 true JPH0346952Y2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=30178221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4767283U Granted JPS59153231U (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | ペン式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153231U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0617592Y2 (ja) * | 1985-04-24 | 1994-05-11 | 日本サ−ボ株式会社 | 記録装置の紙送り用ロ−ラ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59158297A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-07 | 武藤工業株式会社 | 自動製図機の下敷装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628318Y2 (ja) * | 1982-12-03 | 1994-08-03 | 日立精工株式会社 | Xyプロッター |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP4767283U patent/JPS59153231U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59158297A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-07 | 武藤工業株式会社 | 自動製図機の下敷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153231U (ja) | 1984-10-15 |
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