JPH06349710A - 照明光学装置 - Google Patents

照明光学装置

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JPH06349710A
JPH06349710A JP5140579A JP14057993A JPH06349710A JP H06349710 A JPH06349710 A JP H06349710A JP 5140579 A JP5140579 A JP 5140579A JP 14057993 A JP14057993 A JP 14057993A JP H06349710 A JPH06349710 A JP H06349710A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライアイレンズを用いた照明光学装置にお
いて、複数の光源を使用した場合でも照度むらが生じる
ことなく、且つ何れか1つの光源が寿命等で消灯した場
合でも照度均一性が悪化しないようにする。 【構成】 第1の光源31Aから射出されてハーフプリ
ズム61を透過した光束、及び第2の光源31Bから射
出されてハーフプリズム61で反射された光束よりなる
第1の照明光EL1が、三角形のプリズム65の第1の
反射面で偏向されて第1フライアイレンズ41に入射す
る。一方、第1の光源31Aから射出されてハーフプリ
ズム61で反射された光束、及び第2の光源31Bから
射出されてハーフプリズム61を透過した光束よりなる
第2の照明光EL2が、第1の照明光EL1と異なる方
向から第1フライアイレンズ41に入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子又は
液晶表示素子等をフォトリソグラフィ工程で製造する際
に使用される投影露光装置の照明光学系として使用して
好適な照明光学装置に関し、特に所謂スリットスキャン
露光方式の投影露光装置の照明光学系として使用した場
合に卓効あるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子又
は薄膜磁気ヘッド等をフォトリソグラフィー技術を用い
て製造する際に、フォトマスク又はレチクル(以下、
「レチクル」と総称する)のパターンを投影光学系を介
して、フォトレジスト等が塗布されたウエハ(又はガラ
スプレート等)上に露光する投影露光装置が使用されて
いる。最近は、半導体素子等の1個のチップパターンが
大型化する傾向にあり、投影露光装置においては、レチ
クル上のより大きな面積のパターンをウエハ上に露光す
るための大面積化が求められている。
【0003】また、半導体素子等のパターンが微細化す
るのに応じて、投影光学系の解像度を向上することも求
められているが、投影光学系の解像度を向上し、且つ投
影光学系の露光フィールドを大きくすることは設計上及
び製造上困難であるという問題がある。特に、投影光学
系として、反射屈折系を使用するような場合には、無収
差の露光フィールドの形状が円弧状の領域となることも
ある。
【0004】斯かる転写対象パターンの大面積化及び投
影光学系の露光フィールドの制限に応えるために、例え
ば細長い矩形、円弧状又は6角形等の照明領域(これを
「スリット状の照明領域」という)に対してレチクルを
走査し、その照明領域と共役な露光領域に対してレチク
ルに同期してウエハを走査することにより、レチクル上
のパターンの像を逐次ウエハ上に露光する所謂スリット
スキャン露光方式の投影露光装置が注目されている。こ
のスリットスキャン露光方式では、レチクル上の照明領
域の形状が長方形状であるため、その照明光学系では光
源からの照明光の利用効率を高めるために、照明視野を
長方形状にすることが望ましい。
【0005】そのような長方形状の照明視野を得るため
の従来の照明光学系では、例えば特開平5−45605
号公報に開示されているように、オプティカルインテグ
レータとしてのフライアイレンズの個々のレンズエレメ
ントの断面形状を長方形としている。但し、この場合、
照明光の光源として水銀ランプ等のように光源像が所定
半径の円形パターンとなる光源を使用すると、その個々
のレンズエレメントの断面形状の幅が狭い方向で光源像
のケラレが生じ易くなる。そこで、その照明光学系で
は、その個々のレンズエレメントの断面形状の長手方向
に沿って複数の光源を配置することにより、ケラレの少
ない長手方向で照明パワーを向上させている。
【0006】また、光源としてエキシマレーザ光源等の
レーザ光源、又は水銀ランプ等のランプ光源を備えた一
般の照明光学系で、そのようにフライアイレンズの個々
のレンズエレメントが長方形を成す場合、フライアイレ
ンズの全体の断面形状を正方形とすると、フライアイレ
ンズの縦方向と横方向との個数の比は個々のレンズエレ
メントの断面形状の縦横比に反比例する。そのため、個
々のレンズエレメントの縦横比を例えば5:1とする
と、光源が1つの場合に従来はフライアイレンズの射出
面での光源像の分布は、縦方向と横方向との個数の比が
1:5となり、縦方向の光源像の密度が低くなってい
た。それに対して、縦方向に光源の個数を増やすことに
より、縦方向の光源像の密度を高めることができると共
に、可干渉性の強いレーザ光源の場合には、スペックル
パターンを低減させるという利点も生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の照明
光学系では、光源の個数を増やすことにより、照明光の
パワー、照度均一性及びスペックル特性を向上できる。
しかしながら、異なる光源からの光束を互いに異なる方
向からフライアイレンズに入射せしめている為に、フラ
イアイレンズの射出面の光源像は、異なる光源によって
それぞれ異なった位置に形成されることとなる。従っ
て、各光源の照明光のパワーに差異がある場合には、そ
の射出面で照度むらが発生して、均一な照度でレチクル
を照明できないという不都合があった。
【0008】更に、複数光源の内の何れか1個でも、寿
命等により消灯した場合、レチクル上での照度むらは許
容できないものとなる。そのため、光源を交換する間
は、装置を停止させる必要があり、露光工程のスループ
ットが低下するという不都合があった。更に、照度むら
を除去する為には、各光源に高精度な照射量モニターと
照射パワー可変システムとを設け、各光源の照明光の照
度が同じになる様に制御する必要があり、制御が複雑化
するという不都合があった。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、長方形状の断面
形状のレンズエレメントを束ねてなるフライアイレンズ
からの照明光で重畳的に長方形状の照明領域(照明視
野)を照明する照明光学装置において、複数の光源を使
用した場合でも照度むらが生じることなく、且つ何れか
1つの光源が寿命等で消灯した場合でも照度均一性が悪
化しないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の照明
光学装置は、例えば図1に示すように、照明光よりそれ
ぞれ光源像を形成する断面が矩形の複数のレンズエレメ
ントを束ねてなるフライアイレンズ(41)と、このフ
ライアイレンズにより形成される複数の光源像からの照
明光で矩形状の照明領域(51)を重畳的に照明するコ
ンデンサーレンズ系(50)とを有する照明光学装置に
おいて、第1の方向に入射する光束を、フライアイレン
ズ(41)を構成するレンズエレメントの断面形状の長
手方向に沿って所定の複数の方向に向かう光束に分割し
てフライアイレンズ(41)に供給すると共に、その第
1の方向と異なる第2の方向に入射する光束をその所定
の複数の方向に向かう光束に分割してフライアイレンズ
(41)に供給する光束分割光学系(37,40A,4
0B)と、この光束分割光学系に対してその第1の方向
に照明光を供給する第1の光源系(31A,33A,3
6A)と、その光束分割光学系に対してその第2の方向
に照明光を供給する第2の光源系(31B,33B,3
6B)とを有するものである。
【0011】また、本発明による第2の照明光学装置
は、例えば図1に示すように、照明光よりそれぞれ光源
像を形成する断面が矩形の複数のレンズエレメントを束
ねてなるフライアイレンズ(41)と、このフライアイ
レンズにより形成される複数の光源像からの照明光で矩
形状の照明領域(51)を重畳的に照明するコンデンサ
ーレンズ系(50)とを有する照明光学装置において、
互いに異なる位置に配置されてそれぞれ照明光を発生す
る第1の光源系(31A)及び第2の光源系(31B)
と、第1の光源系(31A)からの照明光を、フライア
イレンズ(41)を構成するレンズエレメントの断面形
状の長手方向に沿って所定の複数の方向に向かう光束に
分割してフライアイレンズ(41)に供給すると共に、
第2の光源系(31B)からの照明光を、その所定の複
数の方向に向かう光束に分割してフライアイレンズ(4
1)に供給する光束分割光学系とを有するものである。
【0012】
【作用】斯かる本発明の第1の照明光学装置において
は、第1の光源系(31A,33A,36A)からの照
明光を光束分割光学系(37,40A,40B)を介し
て例えば第1の光束と第2の光束とに分けてフライアイ
レンズ(41)に供給している。また、第1の光源系
(31A,33A,36A)からの照明光も、光束分割
光学系(37,40A,40B)を介して例えば第1の
光束と第2の光束とに分けてフライアイレンズ(41)
に供給されている。この場合、図1において、フライア
イレンズ(41)に第1の方向から入射する照明光EL
1は、第1の光源系からの光束及び第2の光源系からの
光束が合成されたものであり、フライアイレンズ(4
1)に第2の方向から入射する照明光EL2も、第1の
光源系からの光束及び第2の光源系からの光束が合成さ
れたものである。
【0013】また、フライアイレンズ(41)の個々の
レンズエレメントの断面形状の長手方向に沿って、それ
ぞれ照明光EL1及びEL2に対応する2個の光源像が
形成される。従って、フライアイレンズ(41)の射出
面での光源像の密度が縦方向と横方向とでほぼ等しくな
っている。また、各光源系毎に独立にフライアイレンズ
の射出面上に光源像が形成され、且つそれぞれの光源像
が同一点で重なっているので、第1の光源系と第2の光
源系とで照明光の照度が大きく異なっても、フライアイ
レンズ(41)の射出面での光源像の照度分布は均一で
ある。また、仮に一方の光源系が消灯しても、他方の光
源系の光源像が同じ密度分布で形成されているため、照
度むらが発生することがない。
【0014】また、上述の発明は第1の光源系の光軸と
第2の光源系の光軸とが交差している場合を扱っている
ため、光学系の構成は比較的単純である。これに対し
て、第1の光源系(31A,33A,36A)の光軸と
第2の光源系(31B,33B,36B)の光軸とが平
行であっても、要は2つの光源系からの光束を同じ方向
に重ねてフライアイレンズ(41)に供給することがで
きれば、フライアイレンズ(41)の射出面での光源像
は共通となり、上述の第1の照明光学装置と同じ作用効
果を奏することができる。これが、本発明の第2の照明
光学装置である。
【0015】
【実施例】以下、本発明による照明光学装置の一実施例
につき図面を参照して説明する。本実施例は、スリット
スキャン露光方式でレチクルのパターンを逐次ウエハ上
に露光する投影露光装置の照明光学系に本発明を適用し
たものである。図2は本実施例の投影露光装置を示し、
この図2において、図示省略された照明光学系からの露
光光ELによる矩形の照明領域(以下、「スリット状の
照明領域」という)によりレチクル12上のパターンが
照明され、そのパターンの像が投影光学系8を介してフ
ォトレジストが塗布されたウエハ5上に投影露光され
る。スリットスキャン露光方式で露光を行う際には、露
光光ELのスリット状の照明領域に対して、レチクル1
2が図1の紙面に対して前方向に一定速度Vで走査され
るのに同期して、ウエハ5は図1の紙面に対して後方向
に一定速度V/M(1/Mは投影光学系8の縮小倍率)
で走査される。
【0016】レチクル12及びウエハ5の駆動系につい
て説明するに、レチクル支持台9上にY軸方向(図2の
紙面に垂直な方向)に駆動されるレチクルY駆動ステー
ジ10が載置され、このレチクルY駆動ステージ10上
にレチクル微小駆動ステージ11が載置され、レチクル
微小駆動ステージ11上にレチクル12が真空チャック
等により保持されている。レチクル微小駆動ステージ1
1は、投影光学系8の光軸に垂直な面内で図1の紙面に
平行なX方向、Y方向及び回転方向(θ方向)にそれぞ
れ微小量だけ且つ高精度にレチクル12の位置制御を行
う。レチクル微小駆動ステージ11上には移動鏡21が
配置され、レチクル支持台9上に配置された干渉計14
によって、常時レチクル微小駆動ステージ11のX方
向、Y方向及びθ方向の位置がモニターされている。干
渉計14により得られた位置情報S1が主制御系22A
に供給されている。
【0017】一方、ウエハ支持台1上には、Y軸方向に
駆動されるウエハY軸駆動ステージ2が載置され、その
上にX軸方向に駆動されるウエハX軸駆動ステージ3が
載置され、その上にZθ軸駆動ステージ4が設けられ、
このZθ軸駆動ステージ4上にウエハ5が真空吸着によ
って保持されている。Zθ軸駆動ステージ4上にも移動
鏡7が固定され、外部に配置された干渉計13により、
Zθ軸駆動ステージ4のX方向、Y方向及びθ方向の位
置がモニターされ、干渉計13により得られた位置情報
も主制御系22Aに供給されている。主制御系22A
は、ウエハ駆動装置22B等を介してウエハY軸駆動ス
テージ2〜Zθ軸駆動ステージ4の位置決め動作を制御
すると共に、装置全体の動作を制御する。
【0018】また、後述するが、ウエハ側の干渉計13
によって計測される座標により規定されるウエハ座標系
と、レチクル側の干渉計14によって計測される座標に
より規定されるレチクル座標系の対応をとるために、Z
θ軸駆動ステージ4上のウエハ5の近傍に基準マーク板
6が固定されている。この基準マーク板6上には各種基
準マークが形成されている。これらの基準マークの中に
はZθ軸駆動ステージ4側に導かれた照明光により裏側
から照明されている基準マーク、即ち発光性の基準マー
クがある。
【0019】本例のレチクル12の上方には、基準マー
ク板6上の基準マークとレチクル12上のマークとを同
時に観察するためのレチクルアライメント顕微鏡19及
び20が装備されている。この場合、レチクル12から
の検出光をそれぞれレチクルアライメント顕微鏡19及
び20に導くための偏向ミラー15及び16が移動自在
に配置され、露光シーケンスが開始されると、主制御系
22Aからの指令のもとで、ミラー駆動装置17及び1
8によりそれぞれ偏向ミラー15及び16は待避され
る。
【0020】図1は本例の照明光学系を示し、この図1
において、それぞれ水銀ランプよりなる第1の光源31
A及び第2の光源31Bにはそれぞれランプ電源32A
及び32Bから所定の電圧のもとで電流が供給されてい
る。光源31A及び31Bの光をそれぞれ集光するため
に楕円鏡33A及び33Bが配置され、楕円鏡33A及
び33Bの背面の近傍にそれぞれ光源チェックセンサー
35A及び35Bが配置されている。第1の光源チェッ
クセンサー35Aは、楕円鏡33Aからの光源31Aの
漏れ光を受光するための受光素子と、その受光素子から
の光電変換信号が所定レベルを超えている間は時間を積
算するタイマーとより構成され、第2の光源チェックセ
ンサー35Bも同様に構成されている。
【0021】そして、第1の光源チェックセンサー35
Aは、第1の光源31Aが点灯されていた時間の情報及
び現在点灯されているかどうかの情報を、露光量に関す
る制御を行う露光量制御系22Cに供給する。同様に、
第2の光源チェックセンサー35Bは、第2の光源31
Bが点灯されていた時間の情報及び現在点灯されている
かどうかの情報を、露光量制御系22Cに供給する。光
源チェックセンサー35A又は35Bは、それぞれ対応
する光源31A又は31Bが交換されたときに内部のタ
イマーがリセットされる。露光量制御系22Cは、ラン
プ電源32A及び32Bを介してそれぞれ光源31A及
び31Bの点灯を制御する。
【0022】第1の光源31Aから射出された照明光
(例えば波長365nmのi線)は、楕円鏡33Aによ
って集光された後、インプットレンズ36Aによりほぼ
平行光束に変換されて、図1の紙面に平行な光軸に沿っ
て所定の入射角で回折格子板37に入射する。同様に、
第2の光源31Bから射出された照明光(例えば波長3
65nmのi線)は、楕円鏡33Bによって集光された
後、インプットレンズ36Bによりほぼ平行光束に変換
されて、第1の光源31Aからの照明光と対称な入射角
で回折格子板37に入射する。楕円鏡33A及び33B
の第2焦点付近にそれぞれシャッター38A及び38B
を配置し、露光量制御系22Cが駆動装置39A及び3
9Bを介してそれぞれシャッター38A及び38Bを開
閉することにより、露光時間等が制御される。
【0023】また、回折格子板37は、照明光に対して
透過性のガラス基板上に図1の紙面に平行な方向に所定
ピッチで凹凸の回折格子パターンを形成したものであ
る。その回折格子パターンのピッチは、第1の光源31
Aからの照明光の0次回折光と+1次回折光とが回折格
子板37の法線に対して対称に射出されるように定めて
有る。また、回折格子板37上の回折格子パターンの凹
凸の溝の深さは、法線に対して対称に射出される0次回
折光の光量と1次回折光の光量とが等しくなるように定
められている。この場合、第2の光源31Bからの照明
光は、第1の光源31Aからの照明光に対して対称に回
折格子板37に入射しているため、回折格子板37から
は、第1の光源31Aの照明光の0次回折光と第2の光
源31Bの照明光の−1次回折光とが同軸に合成された
第1の照明光EL1と、第1の光源31Aの照明光の+
1次回折光と第2の光源31Bの照明光の0次回折光と
が同軸に合成された第2の照明光EL2とが、照明光学
系の光軸AXに対称に射出される。
【0024】そして、回折格子板37からの第1の照明
光EL1はミラー40Bで反射されて第1フライアイレ
ンズ41に所定の入射角で入射し、第2の照明光EL2
はミラー40Aで反射されて、第1の照明光EL1と軸
対称に第1フライアイレンズ41に入射する。第1フラ
イアイレンズ41を構成する各レンズエレメントの断面
形状は図1の紙面に平行な方向を長手方向とする長方形
であり、各レンズエレメントの射出面には断面形状の長
手方向に沿ってそれぞれ2個の光源像が形成される。
【0025】第1フライアイレンズ41の射出面の複数
の光源像からの照明光は、第1リレーレンズ42を経て
第2フライアイレンズ43に入射し、第2フライアイレ
ンズ43の射出面には更に多くの光源像が形成され、こ
れら光源像からの照明光は、第2リレーレンズ44を経
て第3フライアイレンズ45に入射し、第3フライアイ
レンズ45の射出面にも更に多くの光源像が形成され
る。そして、第3フライアイレンズ45の射出面に形成
される多くの光源像からの照明光が、ミラー46、第3
リレーレンズ47、視野絞り(レチクルブラインド)4
8、第4リレーレンズ49、及びメインコンデンサーレ
ンズ50を経てレチクル12上の矩形の照明領域51を
均一な照度で照明する。その第3フライアイレンズ45
の射出面に、通常の円形の開口絞り、又は所謂変形照明
法若しくは輪帯照明法等を実施するための開口絞りを配
置しても良い。
【0026】本例では、第1フライアイレンズ41の入
射面は、順次第2フライアイレンズ43の入射面、第3
フライアイレンズ45の入射面、レチクルブラインド4
8の配置面及びレチクル12のパターン形成面と共役で
あり、レチクル12上の矩形の照明領域51の形状は第
3フライアイレンズ45を構成する個々のレンズエレメ
ントの断面形状と相似である。従って、レチクルブライ
ンド48は、そのように個々のレンズエレメントの断面
形状で定まる照明領域51の周辺部をカットする役割を
有する。
【0027】次に、図3を参照して、本例の照明光学系
の光源像の状態等について詳細に説明する。図3は、図
1の照明光学系の主要な要素を示し、この図3におい
て、レチクル12上の照明領域51はX方向の幅がLで
Y方向の幅がD(D<L)のX方向に細長い長方形であ
る。但し、図1のレチクルブラインド48及びレンズ系
は省略している。スリットスキャン露光方式で露光を行
う際には、照明領域51の短辺方向であるY方向にレチ
クル12が走査される。この場合、レチクル12上のX
方向及びY方向に対応する各フライアイレンズ41,4
3,45での方向をそれぞれX1方向及びY1方向とし
て、説明の便宜上、第1フライアイレンズ41はY1方
向に2個のレンズエレメンント41a,41bを配列し
たものであり、第2フライアイレンズ43はX1方向に
2個のレンズエレメント43a,43bを配列したもの
であるとする。レンズエレメント41a及び41bの断
面形状は、X1方向の幅とY1方向の幅との比が2:1
であり、レンズエレメント43a及び43bの断面形状
は、正方形である。
【0028】また、第3フライアイレンズ45はY1方
向に5列で、X1方向に3行のレンズエレメント45
a,45b,…を配列したものであり、個々のレンズエ
レメントのX1方向の幅とY1方向の幅との比は5:3
であるとする。従って、第1フライアイレンズ41の全
体としての断面形状のX1方向とY1方向との比は1:
1(正方形)であり、第2フライアイレンズ43の全体
としての断面形状のX1方向とY1方向との比は2:1
であり、第3フライアイレンズ45の全体としての断面
形状のX1方向とY1方向との比は1:1(正方形)で
ある。
【0029】この場合、第1フライアイレンズ41の入
射面のほぼ円形の領域52に、X1方向に光軸AXに対
して対称に第1の照明光EL1及び第2の照明光EL2
が入射する。従って、第1フライアイレンズ41の個々
のレンズエレメントの射出面にはそれぞれX1方向に2
個(合計で4個)の光源像53が形成される。また、光
源像53からの照明光はそれぞれ第2フライアイレンズ
43の入射面で、第2フライアイレンズ43の全体とし
ての断面形状とほぼ等しい矩形の領域54を照明し、第
2フライアイレンズ43の個々のレンズエレメントの射
出面にはそれぞれX1方向に2行でY1方向に2列(フ
ライアイレンズ全体で8個)の光源像55が形成され
る。同様に、光源像55からの照明光はそれぞれ第3フ
ライアイレンズ45の入射面で、第3フライアイレンズ
45の全体としての断面形状とほぼ等しい正方形の領域
56を照明し、第3フライアイレンズ45の個々のレン
ズエレメントの射出面にはそれぞれX1方向に4行でY
1方向に2列の光源像57が形成される。第3フライア
イレンズ45の射出面に形成される光源像の合計は12
0(=8×5×3)個である。
【0030】そして、第3フライアイレンズ45による
120個の光源像57からの照明光は、それぞれレチク
ル12上の長方形の照明領域51を重畳的に照明する。
第3フライアイレンズ45の個々のレンズエレメントの
X1方向の幅とY1方向の幅との比は5:3であるた
め、照明領域51のX方向の幅LとY方向の幅Dとの比
は5:3となる。この場合、本例では断面形状がX1方
向に長いレンズエレメント41a,41bよりなる第1
フライアイレンズ41に対して、X1方向に2方向から
照明光EL1,EL2を入射させているため、X1方向
での光源像の密度が2倍となり、照明領域51でのX方
向の照度均一性が向上している。
【0031】なお、図3ではフライアイレンズ41,4
3及び45のレンズエレメントの個数を簡単の為に少な
くしているが、多くしても良い。また、図3では、レチ
クル12上の照明領域51の縦横比が5:3となる場合
を例として示したが、この比がより大きくなると図4に
示す様なケラレが生じることになる。図4(a)は入射
する照明光の方向が1方向である場合のフライアイレン
ズのレンズエレメント45aの射出面を示し、この図4
(a)において、光源像のスポット58が大きいと、レ
ンズエレメント45aの短辺方向で光源像のスポット5
8内の斜線部58a及び58bがケラれていることが分
かる。このケラレ部はレチクル12上に達しないので光
量が低下する。
【0032】これに対して、図4(b)はレンズエレメ
ント45aの長辺方向に2方向から照明光を入射させた
場合を示し、この図4(b)において、レンズエレメン
ト45aの射出面には、長辺方向に2個の光源像のスポ
ット59A及び59Bが並列に形成される。この場合
も、光源像のスポット59A内の斜線部59Aa,59
Ab及び光源像のスポット59B内の斜線部59Ba,
59Bbがケラレ部となっているが、長手方向の余裕の
あるフィールドを有効に使用できるので、照明光の光量
を約2倍にすることができる。
【0033】次に、図1に戻り、2個の光源31A及び
31Bの使用方法の一例につき説明する。先ず、例えば
第1の光源31Aが寿命で切れた(消灯した)ような場
合でも、本例では第2の光源31Bの照明光が2方向か
ら第1フライアイレンズ41に入射する。従って、第1
フライアイレンズ41の射出面での光源像の密度は同じ
であり、レチクル12上の照度分布の均一性に変化は無
い。また、1個の光源31Bのみを用いた場合の図2の
ウエハ5に対する積算露光量を、2個の光源31A,3
1Bを用いた場合と同じにするには、例えばレチクル1
2及びウエハ5の走査速度を1/2にすれば良い。
【0034】そこで、例えば第1の光源31Aの交換及
び調整を行っている際でも、第2の光源31Bのみを点
灯することにより、ウエハ5への露光を続行することが
できる。また、図2のウエハ5上に高感度のフォトレジ
ストが塗布されているような場合には、必ずしも2個の
光源31A,31Bの照明光を合成した光量を必要とし
ないことがある。そこで、このような場合には、図1に
おいて、主制御系22Aからの指令により、露光量制御
系22Cがランプ電源32Bを介して他方の光源31B
を消灯させる。これにより、2個の光源31A,31B
の寿命が全体として延びる。
【0035】また、高感度のフォトレジストに対して例
えば第1の光源31Aのみを点灯させている場合に、第
1の光源チェックセンサー35Aで積算されている点灯
時間が光源の寿命に達したときには、露光量制御系22
Cは、ランプ電源32Bを介して第2の光源31Bの点
灯を行う。その後、露光量制御系22Cが、駆動装置3
9A及び39Bを介して第2の光源31B用のシャッタ
ー38Bを開けると同時に、第1の光源31A用のシャ
ッター38Aを閉じるようにする。これにより、第1の
光源31Aが切れる前に、第2の光源31Bへの切り替
えを行うことができ、露光作業が中断されることがなく
なる。
【0036】次に、本発明の他の実施例につき図5を参
照して説明する。図5において、図1に対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。本例の照
明光学系は、図1の照明光学系と比較して第1フライア
イレンズ41までの光源系が異なるのみであるため、以
下ではその光源系につき説明する。図5は本例の光源系
を示し、この図5において、第1の光源31Aからの照
明光は楕円鏡33Aによって集光され、インプットレン
ズ36Aを経てハーフプリズム61に入射する。この照
明光はハーフプリズム61により第1光束と第2光束と
に分割される。ハーフプリズム61を透過した第1光束
は、リレーレンズ62A、ミラー63A及びリレーレン
ズ64Aを経た後、三角形のプリズム65の第1の反射
面で偏向されて第1フライアイレンズ41に入射する。
一方、ハーフプリズム61で反射された第2光束は、リ
レーレンズ62B、ミラー63B及びリレーレンズ64
Bを経た後、三角形のプリズム65の第2の反射面で偏
向されて、第1光束と異なる方向から第1フライアイレ
ンズ41に入射する。ハーフプリズム61は50%反
射、且つ50%透過型であり、第1の光源31Aからの
光束の50%ずつがそれぞれ第1光束と第2光束とに分
割されて別方向から第1フライアイレンズ41を照射し
ている。
【0037】次に、第2の光源31Bからの光束は楕円
鏡33Bによって集光され、インプットレンズ36Bを
経てハーフプリズム61に入射する。このときの入射面
は、第1の光源31Aからの照明光の入射面に直交する
面であり、この面から入射した照明光はハーフプリズム
61で分割される。即ち、第2の光源31Bからの照明
光の内、ハーフプリズム61で反射された第1光束は、
第1の光源31Aからの照明光の内でハーフプリズム6
1を透過した第1光束と合成されて第1の照明光EL1
となる。また、第2の光源31Bからの照明光の内、ハ
ーフプリズム61を透過した第2光束は、第1の光源3
1Aからの照明光の内でハーフプリズム61で反射され
た第2光束と合成されて第2の照明光EL1となる。
【0038】これにより、それぞれ第1の光源31A及
び第2の光源31Bからの光束が合成された光束EL1
及びEL2が、異なる入射角で第1フライアイレンズ4
1に入射する。従って、第1フライアイレンズ41の射
出面には第1の光束EL1及び第2の光束EL2に対応
した光源像がほぼ同一光量で形成される。この場合、本
例によれば光束分割光学系としてハーフプリズム61が
使用されているため、第1の光源31A及び第2の光源
31Bからの照明光が、それぞれ損失無く第1フライア
イレンズ41に伝達される。なお、この実施例は図1の
実施例と比べると、構成が複雑になるが、分割と合成と
の効率が100%であり、また回折を用いていないの
で、波長帯幅が広い照明光や光源像の大きい場合には有
効である。
【0039】また、図1の実施例と同様に本例でも、光
源31A及び31Bからの照明光を開閉するシャッター
38A及び38Bが、駆動装置39A及び39Bにより
駆動されるように配置されている。また、光源チェック
センサー35A及び35Bから露光量制御系22Cに対
して、それぞれ光源31A及び31Bのランプの寿命及
び点灯に関する警告が発せられる。
【0040】なお、上述の実施例では、2個の光源31
A及び31Bからの照明光を異なる入射角で光束分割光
学系(例えば図1の回折格子板37)に入射させてい
る。しかしながら、2個の光源31A及び31Bからの
照明光をほぼ平行に光束分割光学系に供給する方式も考
えられる。また、3個以上の光源からの照明光を分割及
び合成しても良い。
【0041】また、上述実施例では光源として水銀ラン
プが使用されているが、照明光の光源として、エキシマ
レーザ光源、アルゴンレーザ光の高調波を発生する光
源、又は他のランプ光源等を使用した場合にも本発明は
そのまま適用される。特に光源としてレーザ光源を使用
した場合には、本発明の適用により、ウエハの露光面で
のスペックルパターンが減少する。
【0042】また、スリットスキャン露光方式の投影露
光装置のみならず、通常のステッパーのような一括露光
方式の投影露光装置でも、特にレチクル上の照明領域が
矩形であるような場合には、本発明の適用により照明光
の照度増大、照度均一性の向上等が期待される。このよ
うに本発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0043】
【発明の効果】本発明の第1及び第2の照明光学装置に
よれば、第1の光源系からの光束及び第2の光源系から
の光束をそれぞれ含む複数の光束を、フライアイレンズ
のレンズエレメントの断面形状の長手方向に異なる角度
で入射させているため、そのフライアイレンズの射出面
の光源像はそれぞれ第1の光源系からの照明光及び第2
の光源系からの照明光が合成されたものである。従っ
て、第1の光源系からの照明光と第2の光源系からの照
明光との光量が異なっても、照度むらが生じることな
い。且つ、何れか1つの光源系が寿命等で消灯した場合
でも、照度は略1/2になるが照度均一性は悪化しな
い。即ち、これを利用すれば、一方の光源系により露光
動作を行っている最中に、他方の光源系の交換及び調整
を行うことができる。これにより、照明光学系を連続し
て使用できるため、スループットが向上する。また、光
源系としてレーザー光源を使用した場合は、複数のレー
ザー光の合成光束を用いる為スペックルパターンが低減
される。
【0044】また、本発明をスリットスキャン露光方式
の投影露光装置の照明光学系に適用した場合、フォトレ
ジストの感度が高いウエハへの露光を行う際は、低い積
算露光量で露光を完了させるために、ウエハ及びマスク
の走査速度を速くする必要がある。しかしながら、ステ
ージの走査速度には機械的な限界があるため、照明光の
照度をNDフィルター等の挿入により下げる必要があ
る。この場合、本発明の照明光学装置では、自動的に一
方の光源系を消灯して使用すれば、照明パワーを無駄に
する事がなく光源の寿命を延ばす効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された投影露光装置の
照明光学系を示す構成図である。
【図2】図1の照明光学系が使用される投影露光装置の
ステージ系を示す構成図である。
【図3】図1の照明光学系中のフライアイレンズの入射
面及び射出面の照明光の分布状態を示す概念図である。
【図4】(a)は入射する光束が1個の場合のフライア
イレンズの個々のレンズエレメントの射出面での光源像
を示す図、(b)は入射する光束が2個の場合のフライ
アイレンズの個々のレンズエレメントの射出面での光源
像を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の照明光学系の光源系を示
す構成図である。
【符号の説明】
5 ウエハ 8 投影光学系 12 レチクル 22C 露光量制御系 31A,31B 光源 33A,33B 楕円鏡 35A,35B 光源チェックセンサー 37 回折格子板 38A,38B シャッター 41,43,45 フライアイレンズ 42,44 リレーレンズ 50 メインコンデンサーレンズ 51 照明領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光よりそれぞれ光源像を形成する断
    面が矩形の複数のレンズエレメントを束ねてなるフライ
    アイレンズと、該フライアイレンズにより形成される複
    数の光源像からの照明光で矩形状の照明領域を重畳的に
    照明するコンデンサーレンズ系とを有する照明光学装置
    において、 第1の方向に入射する光束を、前記フライアイレンズを
    構成するレンズエレメントの断面形状の長手方向に沿っ
    て所定の複数の方向に向かう光束に分割して前記フライ
    アイレンズに供給すると共に、前記第1の方向と異なる
    第2の方向に入射する光束を前記所定の複数の方向に向
    かう光束に分割して前記フライアイレンズに供給する光
    束分割光学系と、 前記光束分割光学系に対して前記第1の方向に照明光を
    供給する第1の光源系と、 前記光束分割光学系に対して前記第2の方向に照明光を
    供給する第2の光源系と、を有することを特徴とする照
    明光学装置。
  2. 【請求項2】 照明光よりそれぞれ光源像を形成する断
    面が矩形の複数のレンズエレメントを束ねてなるフライ
    アイレンズと、該フライアイレンズにより形成される複
    数の光源像からの照明光で矩形の照明領域を重畳的に照
    明するコンデンサーレンズ系とを有する照明光学装置に
    おいて、 互いに異なる位置に配置されてそれぞれ照明光を発生す
    る第1の光源系及び第2の光源系と、 前記第1の光源系からの照明光を、前記フライアイレン
    ズを構成するレンズエレメントの断面形状の長手方向に
    沿って所定の複数の方向に向かう光束に分割して前記フ
    ライアイレンズに供給すると共に、前記第2の光源系か
    らの照明光を、前記所定の複数の方向に向かう光束に分
    割して前記フライアイレンズに供給する光束分割光学系
    と、を有することを特徴とする照明光学装置。
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