JPH0634961Y2 - バルコニ用取付ブラケット - Google Patents

バルコニ用取付ブラケット

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JPH0634961Y2
JPH0634961Y2 JP1351589U JP1351589U JPH0634961Y2 JP H0634961 Y2 JPH0634961 Y2 JP H0634961Y2 JP 1351589 U JP1351589 U JP 1351589U JP 1351589 U JP1351589 U JP 1351589U JP H0634961 Y2 JPH0634961 Y2 JP H0634961Y2
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JP
Japan
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frame
bolt
side bracket
balcony
plane portion
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Application number
JP1351589U
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JPH02103401U (ja
Inventor
正清 菊地
Original Assignee
神鋼ノース株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は住宅等の建物に取付けられるバルコニ取付用
のブラケットに関する。
「従来の技術」 第3図は従来のバルコニ取付用ブラケットを示す。図中
10は建物等の躯体を示す。躯体10のバルコニ取付面に躯
体側ブラケット20が取付けられる。この躯体側ブラケッ
ト20にボルト21が各ブラケット毎に例えば4本ずつ植設
される。図では2本が示されているが、4本のボルト21
が正方形の四隅に対応した位置に植設され、躯体10の壁
面から垂直に突出される。
30はバルコニを構成するフレームを示す。このフレーム
は枠状にユニット化され、この枠状のフレーム30の躯体
側の面にボルト21の貫通孔が形成され、このボルト貫通
孔にボルト21を貫通し、ナット22を締付てフレーム30を
躯体10の壁面に支持する。つまり1つのフレーム30はそ
の両端にブラケット20が締付けられ最小限二つのブラケ
ットによって壁面に支持される。
40はバルコニの床材、41は床受材を示し、この床受材41
がボルト42によってフレーム30に取付けられる。
「考案が解決しようとする課題」 この種のバルコニはフレーム30が躯体10に対してボルト
21とナット22の締付だけで取付けられ、バルコニの先端
には支柱による支えはない。
このため躯体10への取付に際しフレーム30の水平角度α
(第4図参照)及び水平面内での振れ角度つまり躯体10
からの突出方向の角度β(第5図参照)が正規の姿勢と
なるようにブラケット20の部分で行なわなくてはならな
いため、その調整に手間が掛る欠点がある。
この考案の目的はバルコニを構成するフレームが正規の
姿勢となるように調整することができ、よって短時間に
施工することができるバルコニ用取付ブラケットを提供
するにある。
「課題を解決するための手段」 この考案では躯体側及びユニット側の双方のブラケット
に水平面部と垂直面部とを設け、ブラケット相互に垂直
面部同士をボルト及びナットによって締付けて固定す
る。
これと共にユニット側ブラケットのボルト貫通孔の部分
に曲面ワッシャを設け、この曲面ワッシャの曲面によっ
てフレームの躯体からの突出方向の角度βを調整できる
ようにし、更にユニット側ブラケットの水平面部に高さ
調整用ボルトを螺合させ、この高が調整ボルトの先端を
躯体側ブラケットの水平面部に当接させ、ボルトの突出
量を調整することによって垂直面部相互を貫通したボル
トを軸としてフレームの先端を上下方向に回動させ、こ
の回動によってフレームの姿勢を水平角度αを調整でき
るように構成したものである。
この考案によるバルコニ用取付ブラケットによればバル
コニを構成するフレームの躯体からの突出方向の角度β
と、フレームの水平角度αとを調整することができ、施
工時間を短くすることができる。
「実施例」 第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す。第1図
はこの考案によるバルコニ用取付ブラケットを横から見
た側面図、第2図は上から見た平面図を示す。
図中10は躯体、20はこの躯体10の壁面に突設した躯体側
ブラケット、30はバルコニを構成するフレーム、40は床
材を示す点は従来の説明と同じである。
この考案においては躯体側ブラケット20に対し、バルコ
ニを構成するフレーム30にもフレーム側ブラケット50を
設ける。躯体側ブラケット20及びフレーム側ブラケット
50の双方は水平面部20A及び50Aと垂直面部20B,50Bとを
具備し、垂直面部20Bと50Bの双方にボルト貫通孔を形成
し、このボルト貫通孔にボルト61、62、63を貫通させ、
このボルト61、62、63とナット64、65、66によって双方
を締付けることによりブラケット20と50とを合体させ
る。
ここでこの考案においてはフレーム側ブラケット50の垂
直面部50Bに形成したボルト貫通孔の一つに曲面ワッシ
ャ70を設ける。この曲面ワッシャ70は円筒の一部を切取
った形状の曲面を持ち、フレーム側ブラケット50の垂直
面部50Bに熔接付けする。
この曲面ワッシャ70の曲面70Aに躯体側ブラケット20の
垂直面部20Bを接合させ、ボルト61で仮止めする。この
曲面ワッシャ70を垂直面部20Bと50Bの間に介挿したこと
によってフレーム側ブラケット50を水平H方向(第2図
参照)に回動させることができる。
つまりボルト61だけを仮止めし、他のボルト62、63を遊
ばせた状態にすることによってフレーム側ブラケット50
を曲面ワッシャ70の曲面に沿って水平方向に回動させる
ことができる。
この結果フレーム30の躯体10からの突出方向の角度β
(第5図参照)を規定の直角になるように調整すること
ができる。
更にこの考案ではフレーム側ブラケット50の水平面部50
Aに高さ調整用ボルト70を設ける。この高さ調整用ボル
ト70はフレーム側ブラケット50の水平面部50Aに螺合
し、その先端(この例ではボルトの頭部)を躯体側ブラ
ケット20の水平面部20Aに当接させる。
つまりこの例ではフレーム側ブラケット50の水平面部50
Aにボルト貫通孔を形成し、このボルト貫通孔の軸芯上
にナット71を熔接付けし、このナット71にボルト70を螺
合させる。尚この例ではボルト70の上端側にナット72を
熔接し、このナット72を使って高さ調整用ボルト70を回
動操作できるようにした場合を示す。
この高さ調整用ボルト70を回動操作するときはボルト61
だけを仮止めし、ボルト61を回動軸としてフレーム側ブ
ラケット50はそのフレーム側の部分を第1図に矢印Vで
示すように上下方向に動かすことができる。
従ってフレーム30を第1図に矢印Vで示す方向に動かす
ことができるためフレーム30の水平角度α(第4図)を
調整することができる。
フレーム30の姿勢が目標の姿勢になった時点でボルト6
1、62、63をナット64、65、66で締付けることにより躯
体側ブラケット20とフレーム側ブラケット50を強固に結
合されバルコニを支える。
尚ボルト62と63にはフレーム30の姿勢が決まった状態で
ブラケット20と50の垂直面部20Bと50Bの間の間隔に入る
厚みにワッシャ67を重ね、ワッシャ67の厚みでスペーサ
を構成し、ボルト62、63とナット65、66を強く締付け
る。
「考案の効果」 上述したようにこの考案によればブラケット20と50に、
水平H方向の回動調整と、上下V方向の回動調整双方を
行なうことができる手段を設けたから、バルコニの取付
姿勢を簡単に調整することができる。
よって取付姿勢の調整を短時間に済ませることができる
から施工に要する時間を短縮することができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面から見た断面
図、第2図はその上方から見た断面図、第3図は従来の
技術を説明するための側面図、第4図はバルコニの取付
姿勢を説明するための側面図、第5図はバルコニの取付
姿勢を説明するための平面図である。 10……躯体、20……躯体側ブラケット、30……フレー
ム、40……床材、50……フレーム側ブラケット、20A、5
0A……水平面部、20B、50B……垂直面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.バルコニを構成するフレームが取付けら
    れるべき躯体の壁面に突設された水平面部及び垂直面部
    とを具備した躯体側ブラケットと、 B.上記フレームの躯体と対接する側の面に突設され、上
    記躯体側ブラケットの水平面部と対接する水平面部及び
    上記躯体側ブラケットの垂直面部と対接する垂直面部と
    を具備したフレーム側ブラケットと、 C.このフレーム側ブラケットの垂直面部及び躯体側ブラ
    ケットの垂直面部のそれぞれに形成した複数のボルト貫
    通孔と、 D.フレーム側ブラケットの垂直面部に形成した何れか一
    つのボルト貫通孔と同一軸芯上に同様のボルト貫通孔を
    有し、ボルト貫通孔の中心を頂点とする曲面を持つ曲面
    ワッシャと、 E.上記フレーム側ブラケットの水平面部に螺合し下端が
    上記躯体側水平面部に当接してフレームの高さ調整を行
    なう高さ調整用ボルトと、 を具備して成るバルコニ用取付ブラケット。
JP1351589U 1989-02-06 1989-02-06 バルコニ用取付ブラケット Expired - Lifetime JPH0634961Y2 (ja)

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JP1351589U JPH0634961Y2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 バルコニ用取付ブラケット

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Publication Number Publication Date
JPH02103401U JPH02103401U (ja) 1990-08-16
JPH0634961Y2 true JPH0634961Y2 (ja) 1994-09-14

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