JPH0634957B2 - 接着剤塗布装置 - Google Patents
接着剤塗布装置Info
- Publication number
- JPH0634957B2 JPH0634957B2 JP63016798A JP1679888A JPH0634957B2 JP H0634957 B2 JPH0634957 B2 JP H0634957B2 JP 63016798 A JP63016798 A JP 63016798A JP 1679888 A JP1679888 A JP 1679888A JP H0634957 B2 JPH0634957 B2 JP H0634957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- ball
- nozzle
- support
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43D—MACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
- A43D25/00—Devices for gluing shoe parts
- A43D25/18—Devices for applying adhesives to shoe parts
- A43D25/183—Devices for applying adhesives to shoe parts by nozzles
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は接着剤塗布装置に関し、特に部品(コンポーネ
ンツ)の縁部、例えばラステッドシューズ(靴型を用い
て作った靴)の底部の縁部に接着剤を添付する装置に関
する。
ンツ)の縁部、例えばラステッドシューズ(靴型を用い
て作った靴)の底部の縁部に接着剤を添付する装置に関
する。
部品に接着剤を塗布するとき必要とされる重要なこと
は、接着剤を塗布すべき領域に関して、塗布した接着剤
を厳密にコントロールすることである。例えば、靴底の
縁部に接着剤を塗布する場合、靴底の縁部に沿って厳密
に接着剤を塗布して、靴底を表底(アウトソール)との
間の接着が厳密に縁部に沿って行なわれるようにするこ
とが要求される。なぜならば、塗布された接着剤が、後
で表底によって覆われる領域を越えてはみ出してしまう
ことがあると、出来上った靴の外観が見苦しくなってし
まうからである。
は、接着剤を塗布すべき領域に関して、塗布した接着剤
を厳密にコントロールすることである。例えば、靴底の
縁部に接着剤を塗布する場合、靴底の縁部に沿って厳密
に接着剤を塗布して、靴底を表底(アウトソール)との
間の接着が厳密に縁部に沿って行なわれるようにするこ
とが要求される。なぜならば、塗布された接着剤が、後
で表底によって覆われる領域を越えてはみ出してしまう
ことがあると、出来上った靴の外観が見苦しくなってし
まうからである。
必要な精度を得るために靴底への接着剤の塗布は手作業
により行なわれるが、手作業による場合は、就業時間の
終時が近づくにつれて作業者の集中力や機敏性が失なわ
れがちになってミスも発生し易くなる。
により行なわれるが、手作業による場合は、就業時間の
終時が近づくにつれて作業者の集中力や機敏性が失なわ
れがちになってミスも発生し易くなる。
本発明の目的は、部品の縁部に接着剤を連続的に塗布し
ていく接着剤塗布装置を提供することにある。
ていく接着剤塗布装置を提供することにある。
本発明の接着剤塗布装置によれば、接着剤が連続的に塗
布されるとき、接着剤は許容できる程の均一な厚さと幅
とをもつ接着剤のストライプを形成すべく拡散される。
この接着剤のストライプには、該ストライプを形成すべ
き縁部のエッジに沿って延在する鋭いエッジが形成され
る。
布されるとき、接着剤は許容できる程の均一な厚さと幅
とをもつ接着剤のストライプを形成すべく拡散される。
この接着剤のストライプには、該ストライプを形成すべ
き縁部のエッジに沿って延在する鋭いエッジが形成され
る。
かくして本発明によれば、部品の縁部に接着剤を付ける
ための接着剤塗布装置が提供され、該接着剤塗布装置
は、接着剤を付すべき面を露出するようにして部品を支
持するための支持体と、接着剤アプリケータ装置と、該
接着剤アプリケータ装置を前記支持体に支持されている
部品と作動係合させるべく、支持体と接着剤アプリケー
タ装置とを互に接近および遠去けるように相対運動させ
る手段と、前記支持体と接着剤アプリケータ装置とを、
支持体により支持されている部品の露出表面に対して相
対運動させて、接着剤アプリケータ装置を前記露出表面
の縁部に沿う所望の経路に従って移動させるための手段
とを有しており、前記接着剤アプリケータ装置が、接着
剤の流出を制御する出口を構成している端面を備えてい
るノズルと、該ノズルの周囲の孔のまわりに配置されて
いて、ノズルの長手方向に延在しておりかつノズルの前
記端面を超えて突出している剛毛を備えているブラシ組
立体と、前記出口を通して供給される接着剤を拡散させ
るため、前記ブラシ組立体をノズルの長手方向軸線のま
わりで回転させるための駆動手段とを備えていることを
特徴としている。
ための接着剤塗布装置が提供され、該接着剤塗布装置
は、接着剤を付すべき面を露出するようにして部品を支
持するための支持体と、接着剤アプリケータ装置と、該
接着剤アプリケータ装置を前記支持体に支持されている
部品と作動係合させるべく、支持体と接着剤アプリケー
タ装置とを互に接近および遠去けるように相対運動させ
る手段と、前記支持体と接着剤アプリケータ装置とを、
支持体により支持されている部品の露出表面に対して相
対運動させて、接着剤アプリケータ装置を前記露出表面
の縁部に沿う所望の経路に従って移動させるための手段
とを有しており、前記接着剤アプリケータ装置が、接着
剤の流出を制御する出口を構成している端面を備えてい
るノズルと、該ノズルの周囲の孔のまわりに配置されて
いて、ノズルの長手方向に延在しておりかつノズルの前
記端面を超えて突出している剛毛を備えているブラシ組
立体と、前記出口を通して供給される接着剤を拡散させ
るため、前記ブラシ組立体をノズルの長手方向軸線のま
わりで回転させるための駆動手段とを備えていることを
特徴としている。
かような接着剤塗布装置を提供することにより、部品
(例えば靴底)の縁部に接着剤を自動的に塗布できるよ
うになることが理解されよう。本発明の接着剤塗布装置
の作動時において、塗布された接着剤のストライプの位
置および範囲の双方が厳密に制御されるため、塗布され
た接着剤のストライプの幅を均一に制御できる。
(例えば靴底)の縁部に接着剤を自動的に塗布できるよ
うになることが理解されよう。本発明の接着剤塗布装置
の作動時において、塗布された接着剤のストライプの位
置および範囲の双方が厳密に制御されるため、塗布され
た接着剤のストライプの幅を均一に制御できる。
特に、塗布された接着剤のストライプに鋭いエッジが形
成されるようにするためには、ブラシ組立体の回転方向
をいかにするかが重要であることが判明している。ブラ
シ組立体の回転方向を適切なものとするためには、部品
の支持体と接着剤アプリケータ装置との間の長手方向の
相対運動の方向を、特定の作業に応じて変えることに留
意すべきである。好ましくはブラシ組立体の駆動手段を
逆転可能なモータで構成し、更に、部品の表面の縁部に
沿う支持体と接着剤アプリケータ装置との間の長手方向
の相対運動の方向に応じて、ブラシ組立体の回転方向を
決定する手段を設けるのがよい。
成されるようにするためには、ブラシ組立体の回転方向
をいかにするかが重要であることが判明している。ブラ
シ組立体の回転方向を適切なものとするためには、部品
の支持体と接着剤アプリケータ装置との間の長手方向の
相対運動の方向を、特定の作業に応じて変えることに留
意すべきである。好ましくはブラシ組立体の駆動手段を
逆転可能なモータで構成し、更に、部品の表面の縁部に
沿う支持体と接着剤アプリケータ装置との間の長手方向
の相対運動の方向に応じて、ブラシ組立体の回転方向を
決定する手段を設けるのがよい。
支持体が、ラステッドシューズの底を上に露出して支持
する構成のものである場合には、ブラシ組立体の回転方
向を決定する前記手段を、接着剤を付すべき靴が右側の
靴であるか左側の靴であるかを決定する手段で構成し、
また該手段により支持体と接着剤アプリケータ装置との
間の長手方向の相対運動の方向をも決定するように構成
すると都合がよい。もちろん、支持体と接着剤アプリケ
ータ装置との間の長手方向の相対運動の方向は、接着剤
を付すべき靴が左側の靴であるか右側の靴であるかによ
って決定するように構成してもよい。
する構成のものである場合には、ブラシ組立体の回転方
向を決定する前記手段を、接着剤を付すべき靴が右側の
靴であるか左側の靴であるかを決定する手段で構成し、
また該手段により支持体と接着剤アプリケータ装置との
間の長手方向の相対運動の方向をも決定するように構成
すると都合がよい。もちろん、支持体と接着剤アプリケ
ータ装置との間の長手方向の相対運動の方向は、接着剤
を付すべき靴が左側の靴であるか右側の靴であるかによ
って決定するように構成してもよい。
接着剤のストライプに鋭いエッジを形成するということ
に関する限り、ブラシ組立体の所望の回転方向は、接着
剤を塗布する面の性状に基いて定められる。従って、接
着剤塗布装置の1つの作動モードにおいては、支持体と
接着剤アプリケータ装置との間に長手方向の相対運動が
生じるときに、駆動手段によってブラシ組立体は、ノズ
ルに先行している剛毛が部品の表面をそのエッジから内
方に離れる方向に拭う作用が生じる方向に回転される。
一方、他の作動モードにおいては、上記のような相対運
動が生じるときに、ノズルの後方にある剛毛が部品の表
面をそのエッジから内方に離れる方向に拭う作用が生じ
る方向に、ブラシ組立体が回転される。従ってブラシ組
立体の所望の方向は、例えば部品の表面の性状に応じて
作業者により適宜決められる。
に関する限り、ブラシ組立体の所望の回転方向は、接着
剤を塗布する面の性状に基いて定められる。従って、接
着剤塗布装置の1つの作動モードにおいては、支持体と
接着剤アプリケータ装置との間に長手方向の相対運動が
生じるときに、駆動手段によってブラシ組立体は、ノズ
ルに先行している剛毛が部品の表面をそのエッジから内
方に離れる方向に拭う作用が生じる方向に回転される。
一方、他の作動モードにおいては、上記のような相対運
動が生じるときに、ノズルの後方にある剛毛が部品の表
面をそのエッジから内方に離れる方向に拭う作用が生じ
る方向に、ブラシ組立体が回転される。従ってブラシ組
立体の所望の方向は、例えば部品の表面の性状に応じて
作業者により適宜決められる。
例えば婦人用のハイヒール靴のように顕著な3次元の輪
郭をもつ部品に接着剤を付ける場合、ノズルハウジング
の軸線を部品の表面に対し実質的に垂直に維持するのが
望ましいことも判明している。この目的のため好ましい
実施例においては、接着剤アプリケータ装置が部品の支
持体によって支持された靴を横切る水平軸線を中心に傾
斜できるように取付けられていて、該軸線のまわりで接
着剤アプリケータ装置を傾動させる手段が設けられてい
る。また、接着剤アプリケータ装置の傾動を非限定的に
変化できるようにするため、支持体と接着剤アプリケー
タ装置との間の相対運動を生じさせる手段を、第1およ
び第2の数値制御モータ(NCモータ)で構成し、かつ
傾動を生じさせる手段も数値制御モータで構成して、デ
ジタル化された座標軸値でプログラムされた情報に従っ
て前記数値制御モータを制御するためのコンピュータ制
御手段が設けられている。
郭をもつ部品に接着剤を付ける場合、ノズルハウジング
の軸線を部品の表面に対し実質的に垂直に維持するのが
望ましいことも判明している。この目的のため好ましい
実施例においては、接着剤アプリケータ装置が部品の支
持体によって支持された靴を横切る水平軸線を中心に傾
斜できるように取付けられていて、該軸線のまわりで接
着剤アプリケータ装置を傾動させる手段が設けられてい
る。また、接着剤アプリケータ装置の傾動を非限定的に
変化できるようにするため、支持体と接着剤アプリケー
タ装置との間の相対運動を生じさせる手段を、第1およ
び第2の数値制御モータ(NCモータ)で構成し、かつ
傾動を生じさせる手段も数値制御モータで構成して、デ
ジタル化された座標軸値でプログラムされた情報に従っ
て前記数値制御モータを制御するためのコンピュータ制
御手段が設けられている。
コンピュータ制御形のシステムを使用すれば、部品の高
さ方向の輪郭に変化があるのもかかわらず、接着剤アプ
リケータ装置を部品の縁部に沿って横切らせる間、接着
剤アプリケータ装置の位置だけでなく傾動状態にも正確
に制御することができる。
さ方向の輪郭に変化があるのもかかわらず、接着剤アプ
リケータ装置を部品の縁部に沿って横切らせる間、接着
剤アプリケータ装置の位置だけでなく傾動状態にも正確
に制御することができる。
「数値制御モータ」なる用語は、所望の作動に適応する
記憶情報に従って供給される制御信号によって作動が制
御されるモータのことをいうものと理解すべきである。
記憶情報に従って供給される制御信号によって作動が制
御されるモータのことをいうものと理解すべきである。
コンピュータ制御形の接着剤塗布装置においては、支持
体と接着剤アプリケータ装置とを互に近付けたり遠去け
る相対運動を生じさせる手段を第3の数値制御モータで
構成するのが望ましい。この相対運動を生じさせる手段
は、接着剤アプリケータ装置が前述のように長手方向お
よび幅方向に運動するとき、コンピュータ制御手段の制
御の下で、接着剤アプリケータ装置を、支持体により支
持された部品の露出した表面の高さ方向の輪郭に従って
駆動する。また、接着剤塗布装置に、ノズルハウジング
とブラシ組立体とを浮動して取付ける機構を設けること
によって、部品の高さ方向の輪郭に小さな不規則な凹凸
があってもかような凹凸を吸収することができるし、ノ
ズルハウジングおよびブラシ組立体は、プログラムされ
た情報に応答して第3の数値制御モータにより、全体的
輪郭に沿って動かされる。
体と接着剤アプリケータ装置とを互に近付けたり遠去け
る相対運動を生じさせる手段を第3の数値制御モータで
構成するのが望ましい。この相対運動を生じさせる手段
は、接着剤アプリケータ装置が前述のように長手方向お
よび幅方向に運動するとき、コンピュータ制御手段の制
御の下で、接着剤アプリケータ装置を、支持体により支
持された部品の露出した表面の高さ方向の輪郭に従って
駆動する。また、接着剤塗布装置に、ノズルハウジング
とブラシ組立体とを浮動して取付ける機構を設けること
によって、部品の高さ方向の輪郭に小さな不規則な凹凸
があってもかような凹凸を吸収することができるし、ノ
ズルハウジングおよびブラシ組立体は、プログラムされ
た情報に応答して第3の数値制御モータにより、全体的
輪郭に沿って動かされる。
塗布された接着剤に所望の均一度を与えるため(これ
は、接着剤の無駄を無くすという点で望まれるだけでな
く、接着剤のストライプ内に「ドライスポット」が生じ
ないようにする点でも望ましいことである)、本発明の
接着剤塗布装置の接着剤アプリケータ装置は、接着剤の
出口からの接着剤の流出を制御できるようになってい
る。また、接着剤アプリケータ装置は、該アプリケータ
装置が使用されていないときに接着剤が垂れ落ちる傾向
(この傾向は多くの接着剤ノズルにおいて見られるもの
である)を無くすることができるようになっている。
は、接着剤の無駄を無くすという点で望まれるだけでな
く、接着剤のストライプ内に「ドライスポット」が生じ
ないようにする点でも望ましいことである)、本発明の
接着剤塗布装置の接着剤アプリケータ装置は、接着剤の
出口からの接着剤の流出を制御できるようになってい
る。また、接着剤アプリケータ装置は、該アプリケータ
装置が使用されていないときに接着剤が垂れ落ちる傾向
(この傾向は多くの接着剤ノズルにおいて見られるもの
である)を無くすることができるようになっている。
更に本発明によれば、接着剤塗布装置に使用するための
接着剤アプリケータが提供され、該接着剤アプリケータ
は、ノズルを有しており、該ノズルがハウジングを備え
ており、該ハウジング内にはボールが収容されていて、
該ボールによりハウジングを通る接着剤の流出が制御さ
れ、前記ハウジングは環状のリムを構成する端面を備え
ており、該端面によって前記ボールが前記ハウジング内
に保持されていて、ボールの一部は前記端面を超えて突
出できるようになっており、前記ノズルが更にばね手段
を備えており、該ばね手段は前記環状のリムに対して前
記ボールをシール位置に押圧して、前記ノズルから接着
剤が流出することを防止し、前記ボールは前記シール位
置から離れるべく前記ばね手段の押圧力に抗して移動
し、接着剤が流出できるようにし、ボールのこの運動
は、ボールの一部の依然としてハウジングの端面から突
出している状態でボールが衝合部と衝合することにより
制限され、ブラシ組立体を有し、該ブラシ組立体は、前
記端面の周囲の孔のまわりに配置されていて、ノズルハ
ウジングの長手方向に延在しておりかつノズルハウジン
グの端面を超えて突出している剛毛を備えており、前記
ノズルから供給される接着剤を拡散させるため、ノズル
の長手方向に延在する軸線のわまりで前記ブラシ組立体
を回転させる駆動手段を更に有していることを特徴とす
るものである。
接着剤アプリケータが提供され、該接着剤アプリケータ
は、ノズルを有しており、該ノズルがハウジングを備え
ており、該ハウジング内にはボールが収容されていて、
該ボールによりハウジングを通る接着剤の流出が制御さ
れ、前記ハウジングは環状のリムを構成する端面を備え
ており、該端面によって前記ボールが前記ハウジング内
に保持されていて、ボールの一部は前記端面を超えて突
出できるようになっており、前記ノズルが更にばね手段
を備えており、該ばね手段は前記環状のリムに対して前
記ボールをシール位置に押圧して、前記ノズルから接着
剤が流出することを防止し、前記ボールは前記シール位
置から離れるべく前記ばね手段の押圧力に抗して移動
し、接着剤が流出できるようにし、ボールのこの運動
は、ボールの一部の依然としてハウジングの端面から突
出している状態でボールが衝合部と衝合することにより
制限され、ブラシ組立体を有し、該ブラシ組立体は、前
記端面の周囲の孔のまわりに配置されていて、ノズルハ
ウジングの長手方向に延在しておりかつノズルハウジン
グの端面を超えて突出している剛毛を備えており、前記
ノズルから供給される接着剤を拡散させるため、ノズル
の長手方向に延在する軸線のわまりで前記ブラシ組立体
を回転させる駆動手段を更に有していることを特徴とす
るものである。
本発明の接着剤アプリケータ装置においては、ボールが
ノズルハウジングの端面に近接した位置にあるというこ
とは、ボールがシール位置に移動したときに、問題とな
る程の量の接着剤がボールの下流側には存在していない
ということを意味するものであるから、ノズルからの接
着剤の垂れ下りが有効に防止される。同時に、接着剤を
流出させるべくボールをそのシール位置から動かすと
き、ボールの引っ込み位置を制御することによって接着
剤の流出量を調節することができる。また、ブラシ組立
体に回転を与えることにより、ノズルから供給される接
着剤を充分な均一度となるように拡散することができ
る。実際に、塗布された接着剤の一方のエッジに鋭い線
が形成されるとき、この線は、ブラシ組立体の拡がった
剛毛が、全体として接着剤アプリケータ装置の運動と平
行な経路を移動するときに生じる。
ノズルハウジングの端面に近接した位置にあるというこ
とは、ボールがシール位置に移動したときに、問題とな
る程の量の接着剤がボールの下流側には存在していない
ということを意味するものであるから、ノズルからの接
着剤の垂れ下りが有効に防止される。同時に、接着剤を
流出させるべくボールをそのシール位置から動かすと
き、ボールの引っ込み位置を制御することによって接着
剤の流出量を調節することができる。また、ブラシ組立
体に回転を与えることにより、ノズルから供給される接
着剤を充分な均一度となるように拡散することができ
る。実際に、塗布された接着剤の一方のエッジに鋭い線
が形成されるとき、この線は、ブラシ組立体の拡がった
剛毛が、全体として接着剤アプリケータ装置の運動と平
行な経路を移動するときに生じる。
ノズルハウジングは回転しないように固定しておき、ブ
ラシ組立体はノズルハウジングに対して回転できるよう
に取付けてもよい。しかしながら本発明の好ましい実施
例においては、ブラシ組立体がノズルハウジングに固定
されていて、ブラシ組立体とノズルハウジングの双方を
回転するように、駆動手段がノズルハウジングに作動連
結されており、かつノズルを接着剤供給源に連結するの
にロータリカップリングが設けられている。このような
構成によって、ノズルハウジングおよびブラシ組立体
は、両者の間に何らの相対運動が生じることなく一体と
なって回転するため、これらが互に相対運動できるよう
に取付けられているとした場合にはこれらの間に接着剤
が浸み込むことによって生じるであろうすべての問題点
を無くすことができる。接着剤が漏洩しないようにシー
ルされたロータリカップリングは市販されている。
ラシ組立体はノズルハウジングに対して回転できるよう
に取付けてもよい。しかしながら本発明の好ましい実施
例においては、ブラシ組立体がノズルハウジングに固定
されていて、ブラシ組立体とノズルハウジングの双方を
回転するように、駆動手段がノズルハウジングに作動連
結されており、かつノズルを接着剤供給源に連結するの
にロータリカップリングが設けられている。このような
構成によって、ノズルハウジングおよびブラシ組立体
は、両者の間に何らの相対運動が生じることなく一体と
なって回転するため、これらが互に相対運動できるよう
に取付けられているとした場合にはこれらの間に接着剤
が浸み込むことによって生じるであろうすべての問題点
を無くすことができる。接着剤が漏洩しないようにシー
ルされたロータリカップリングは市販されている。
本発明による接着剤アプリケータ装置を使用するとき、
ノズルから突出しているボール部分を、接着剤を付すべ
きワークピースすなわち部品に押し付けることにより、
ボールはばね手段の力に抗して引っ込められ、これによ
りノズルが開かれて接着剤が流出できるようになる。本
発明の接着剤アプリケータ装置が接着剤塗布装置の一部
を構成している場合には、ノズルハウジングとブラシ組
立体とを「浮動」構造とし、接着剤を付すべき表面に不
規則な凹凸があっても一定範囲内でこれを吸収できるよ
うに構成するのが望ましい。このため、ノズルハウジン
グおよびブラシ組立体を、ノズルハウジングの長手方向
に制限されたスライド運動が行なえるように取付け、か
ようなスライド運動を吸収する駆動連結機構を駆動手段
に設け、新たなばね手段を更に設け、このばね手段はボ
ールを押圧しているばね手段の押圧力よりも大きな力が
作用したときに、ノズルハウジングおよびブラシ組立体
を接着剤の流出方向に押圧するように構成するのが望ま
しい。
ノズルから突出しているボール部分を、接着剤を付すべ
きワークピースすなわち部品に押し付けることにより、
ボールはばね手段の力に抗して引っ込められ、これによ
りノズルが開かれて接着剤が流出できるようになる。本
発明の接着剤アプリケータ装置が接着剤塗布装置の一部
を構成している場合には、ノズルハウジングとブラシ組
立体とを「浮動」構造とし、接着剤を付すべき表面に不
規則な凹凸があっても一定範囲内でこれを吸収できるよ
うに構成するのが望ましい。このため、ノズルハウジン
グおよびブラシ組立体を、ノズルハウジングの長手方向
に制限されたスライド運動が行なえるように取付け、か
ようなスライド運動を吸収する駆動連結機構を駆動手段
に設け、新たなばね手段を更に設け、このばね手段はボ
ールを押圧しているばね手段の押圧力よりも大きな力が
作用したときに、ノズルハウジングおよびブラシ組立体
を接着剤の流出方向に押圧するように構成するのが望ま
しい。
ノズルハウジングとブラシ組立体との間に相対運動が生
じないようにして両者を浮動構造により支持しておくこ
とによって、ノズルハウジングの端面を超えて突出する
剛毛の長さを一定にすることができ、このため、浮動構
造になっていても、常に一定に接着剤を拡散させること
ができる。スライド運動を吸収できる駆動連結部は、簡
単なピン−カラー構造にすることができる。
じないようにして両者を浮動構造により支持しておくこ
とによって、ノズルハウジングの端面を超えて突出する
剛毛の長さを一定にすることができ、このため、浮動構
造になっていても、常に一定に接着剤を拡散させること
ができる。スライド運動を吸収できる駆動連結部は、簡
単なピン−カラー構造にすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の接着剤塗布装置お
よび該接着剤塗布装置に使用する接着剤アプリケータ装
置の実施例を説明する。
よび該接着剤塗布装置に使用する接着剤アプリケータ装
置の実施例を説明する。
本発明の接着剤塗布装置は、後述の点を除き、欧州特許
EP−A0091321号明細書に開示の装置(この装
置は、欧州特許EP−A0043645号明細書に開示
の装置を改良したものである)と全体的に類似している
ものである。
EP−A0091321号明細書に開示の装置(この装
置は、欧州特許EP−A0043645号明細書に開示
の装置を改良したものである)と全体的に類似している
ものである。
欧州特許EP−A0043645号の装置は、靴底の縁
部に沿って連続的に粗面化加工を行なうための機械であ
る。この装置は、ラステッドシューズSの底の上部を支
持するための靴支持体と、支柱構造体とを有している。
この支柱構造体には、図7に示すように、工具支持手段
26が支持されていて、該工具支持手段26は、靴支持
体により支持された靴の底を横切って延在している水平
軸線Hと垂直軸線Vのまわりで枢動することができる。
一方、靴支持体は、軸線Hに体しほぼ平行な水平軸線
(図示せず)のまわりで枢動できるように取付けられて
いる。従って、この装置が作動するとき、靴支持体はそ
の軸線のまわりで枢動して、該靴支持体によって支持さ
れた靴を、靴底のほぼ長手方向に移動させ、一方、靴支
持体がこのようにして移動するとき、工具支持手段26
は前記2つの軸線のまわりで枢動して、該工具支持手段
26により支持された工具を靴底の幅方向および高さ方
向に移動させる。このような運動を行なわせるためこの
装置は更に、靴支持体の長手方向運動を生じさせる第1
数値制御モータと、靴底に対して工具を幅方向に移動さ
せるための第2数値制御モータと、靴支持体の高さ方向
に工具を移動させる第3数値制御モータとを有してい
る。
部に沿って連続的に粗面化加工を行なうための機械であ
る。この装置は、ラステッドシューズSの底の上部を支
持するための靴支持体と、支柱構造体とを有している。
この支柱構造体には、図7に示すように、工具支持手段
26が支持されていて、該工具支持手段26は、靴支持
体により支持された靴の底を横切って延在している水平
軸線Hと垂直軸線Vのまわりで枢動することができる。
一方、靴支持体は、軸線Hに体しほぼ平行な水平軸線
(図示せず)のまわりで枢動できるように取付けられて
いる。従って、この装置が作動するとき、靴支持体はそ
の軸線のまわりで枢動して、該靴支持体によって支持さ
れた靴を、靴底のほぼ長手方向に移動させ、一方、靴支
持体がこのようにして移動するとき、工具支持手段26
は前記2つの軸線のまわりで枢動して、該工具支持手段
26により支持された工具を靴底の幅方向および高さ方
向に移動させる。このような運動を行なわせるためこの
装置は更に、靴支持体の長手方向運動を生じさせる第1
数値制御モータと、靴底に対して工具を幅方向に移動さ
せるための第2数値制御モータと、靴支持体の高さ方向
に工具を移動させる第3数値制御モータとを有してい
る。
欧州特許EP−A0043645号明細書において詳細
に説明されているように、本発明の装置はコンピュータ
制御されるようになっている。コンピュータは加工すべ
き靴底の多数の選定されたスタイルに関するデジタル化
された情報を記憶している記憶装置が設けてあって、作
業者は、キーボード(図示せず)を操作することによ
り、次に加工すべき靴のスタイルを適宜選択するように
なっている。従ってコンピュータは、靴底の縁部に沿っ
て連続するデジタル化された選定情報を上記各数値制御
モータに与えることによって、3軸により形成される所
定の経路に沿って工具を有効に移動させることができ
る。
に説明されているように、本発明の装置はコンピュータ
制御されるようになっている。コンピュータは加工すべ
き靴底の多数の選定されたスタイルに関するデジタル化
された情報を記憶している記憶装置が設けてあって、作
業者は、キーボード(図示せず)を操作することによ
り、次に加工すべき靴のスタイルを適宜選択するように
なっている。従ってコンピュータは、靴底の縁部に沿っ
て連続するデジタル化された選定情報を上記各数値制御
モータに与えることによって、3軸により形成される所
定の経路に沿って工具を有効に移動させることができ
る。
工具支持手段26は、横方向に延在しているブリッジ部
材150(第2図および第7図)を有しており、該ブリ
ッジ部材150の両端部には前方に突出しているアーム
152が支持されており、更に該アーム152の前端部
には、クロスビーム156からなる全体としてU字形を
なすクレードルが支持ピン154を介して支持されてい
る。クロスビーム156の中央には2つのブラケット3
50が支持されており、両ブラケット350の間には上
方および下方のスライドロッド352、354が延在し
ている。これらのスライドロッド352、354には、
4つのスライドブロック356を介して垂直プレート3
58が取付けられており、該垂直プレート358は、該
ブラケット350に設けた停止面とこの垂直プレート3
58との衝合により定められる2つの端位置の間でスラ
イドできるようになっている。垂直プレート358の両
端部の位置は、該垂直プレート358により支持された
接着剤アプリケータ装置20の中心線が、欧州特許EP
−A0043645号に開示の装置の2つの粗面化加工
ブラシの各々の中心線と整合するように位置決めされて
いる。これは、粗面化加工ブラシ用に開発されているも
のと同じデジタル化情報を本発明の装置にも使用できる
ようにしたためである。従って、接着剤アプリケータ装
置20は、欧州特許EP−A0043645号に開示の
装置における粗面化加工ブラシの運動と同様に、靴底の
各側に沿う同じ作動経路に従って運動する。1つの縁部
に沿っての作動が完了した旨の信号に応答して、垂直プ
レート358は自動的に他端位置に移動し、反対側の縁
部に沿って靴底の横方向に戻るようになっている。垂直
プレート358にこのような運動を行なわせるため、ク
ロスビーム156にはピストン−シリンダ装置360が
取付けられており、該ピストン−シリンダ装置360の
ピストンロッド362は、一方のスライドブロック35
6に取付けられたアーム363に連結されている。
材150(第2図および第7図)を有しており、該ブリ
ッジ部材150の両端部には前方に突出しているアーム
152が支持されており、更に該アーム152の前端部
には、クロスビーム156からなる全体としてU字形を
なすクレードルが支持ピン154を介して支持されてい
る。クロスビーム156の中央には2つのブラケット3
50が支持されており、両ブラケット350の間には上
方および下方のスライドロッド352、354が延在し
ている。これらのスライドロッド352、354には、
4つのスライドブロック356を介して垂直プレート3
58が取付けられており、該垂直プレート358は、該
ブラケット350に設けた停止面とこの垂直プレート3
58との衝合により定められる2つの端位置の間でスラ
イドできるようになっている。垂直プレート358の両
端部の位置は、該垂直プレート358により支持された
接着剤アプリケータ装置20の中心線が、欧州特許EP
−A0043645号に開示の装置の2つの粗面化加工
ブラシの各々の中心線と整合するように位置決めされて
いる。これは、粗面化加工ブラシ用に開発されているも
のと同じデジタル化情報を本発明の装置にも使用できる
ようにしたためである。従って、接着剤アプリケータ装
置20は、欧州特許EP−A0043645号に開示の
装置における粗面化加工ブラシの運動と同様に、靴底の
各側に沿う同じ作動経路に従って運動する。1つの縁部
に沿っての作動が完了した旨の信号に応答して、垂直プ
レート358は自動的に他端位置に移動し、反対側の縁
部に沿って靴底の横方向に戻るようになっている。垂直
プレート358にこのような運動を行なわせるため、ク
ロスビーム156にはピストン−シリンダ装置360が
取付けられており、該ピストン−シリンダ装置360の
ピストンロッド362は、一方のスライドブロック35
6に取付けられたアーム363に連結されている。
所望ならば、垂直プレート358を上記スライド運動が
できるように取付ける代りに、クロスビーム156に固
定することもできる。この場合には、粗面化加工装置用
に開発されたデジタル化情報を、接着剤アプリケータ装
置を中央に取付けることを考慮に入れて修正すべきであ
る。
できるように取付ける代りに、クロスビーム156に固
定することもできる。この場合には、粗面化加工装置用
に開発されたデジタル化情報を、接着剤アプリケータ装
置を中央に取付けることを考慮に入れて修正すべきであ
る。
接着剤アプリケータ装置20は、次のようにして垂直プ
レート358に取付けられている。第1図および第3図
に示すように、垂直プレート358の前面にはベアリン
グブロック364が固定されており、該ベアリングブロ
ック364内には中空軸366が回転自在に取付けられ
ていて、該中空軸366の下端部には、以下に述べるよ
うにして中空軸366に駆動力を伝達するためのスプロ
ケット368が取付けられている。中空軸366の上端
部にはカラー370が支持されており、該カラー370
には、別のカラー376のボア374内に収容されてい
る直立ピン372が固定されている。カラー376は、
全体を番号380で示すロータリカップリング(かよう
なロータリカップリングは、 Deublin Limited 社から
市販されている)の出力端378に螺着されている。カ
ラー376には更に接着剤供給チューブ382の上端部
が圧嵌めされており、該接着剤供給チューブ382の下
端部は第4図に示すように、ノズルハウジング384に
螺着されている。従って、スプロケット368を回転さ
せると、ピン372およびボア374を介して、接着剤
供給チューブ382および該チューブ382に固定され
たノズルハウジング384が回転されることが理解され
よう。かような回転運動を行なわせるため、スプロケッ
ト368はチェーン386(第1図)を介して電気モー
タ388の出力軸に連結されている。電気モータ388
は、ベアリングブロック364の下に取付けられた支持
プレート390によって支持されている。
レート358に取付けられている。第1図および第3図
に示すように、垂直プレート358の前面にはベアリン
グブロック364が固定されており、該ベアリングブロ
ック364内には中空軸366が回転自在に取付けられ
ていて、該中空軸366の下端部には、以下に述べるよ
うにして中空軸366に駆動力を伝達するためのスプロ
ケット368が取付けられている。中空軸366の上端
部にはカラー370が支持されており、該カラー370
には、別のカラー376のボア374内に収容されてい
る直立ピン372が固定されている。カラー376は、
全体を番号380で示すロータリカップリング(かよう
なロータリカップリングは、 Deublin Limited 社から
市販されている)の出力端378に螺着されている。カ
ラー376には更に接着剤供給チューブ382の上端部
が圧嵌めされており、該接着剤供給チューブ382の下
端部は第4図に示すように、ノズルハウジング384に
螺着されている。従って、スプロケット368を回転さ
せると、ピン372およびボア374を介して、接着剤
供給チューブ382および該チューブ382に固定され
たノズルハウジング384が回転されることが理解され
よう。かような回転運動を行なわせるため、スプロケッ
ト368はチェーン386(第1図)を介して電気モー
タ388の出力軸に連結されている。電気モータ388
は、ベアリングブロック364の下に取付けられた支持
プレート390によって支持されている。
ノズルハウジング384は截頭円錐状の下端面384a
を備えている。この下端面384aは、接着剤供給チュ
ーブ382の付き当て面すなわち下端面382aから間
隔をへだてた環状リムを形成しており、該環状リム内の
室にはボール392が収容されていて、該ボール392
の一部が環状リムから突出している。接着剤供給チュー
ブ382の下端部には内径を大きくした孔ぐり部が形成
され、ここにばね394が収容されており、環状リム3
84aに対してボール392をシール位置に押圧してい
る。これにより接着剤がノズルを通って流出することが
防止されている。一方、ボール392の突出した部分に
圧力が作用すると、孔ぐり部の下端部382aに対して
ボール392が引っ込められる。下端部382aにはス
ロットが設けてあって、ボール392が引っ込められた
ときに接着剤をチューブから流出させ、次いでボール3
92の表面および環状リム384aと突出したボール3
92との隙間を通って接着剤を流出させることができる
ようになっている。
を備えている。この下端面384aは、接着剤供給チュ
ーブ382の付き当て面すなわち下端面382aから間
隔をへだてた環状リムを形成しており、該環状リム内の
室にはボール392が収容されていて、該ボール392
の一部が環状リムから突出している。接着剤供給チュー
ブ382の下端部には内径を大きくした孔ぐり部が形成
され、ここにばね394が収容されており、環状リム3
84aに対してボール392をシール位置に押圧してい
る。これにより接着剤がノズルを通って流出することが
防止されている。一方、ボール392の突出した部分に
圧力が作用すると、孔ぐり部の下端部382aに対して
ボール392が引っ込められる。下端部382aにはス
ロットが設けてあって、ボール392が引っ込められた
ときに接着剤をチューブから流出させ、次いでボール3
92の表面および環状リム384aと突出したボール3
92との隙間を通って接着剤を流出させることができる
ようになっている。
従って、本発明による接着剤塗布装置を使用するのに、
接着剤を塗布しようとするコンポーネントすなわち部品
に対してボール392を押し付ければ、接着剤がノズル
を通って供給されるようになっており、接着剤の供給
は、ボール392と部品との接触が行なわれなくなるま
で続けられる。ボール392と部品とが接触されなくな
ると同時にボールによってノズルがシールされ、従って
接着剤の流出が遮断される。第5図には、ボール392
が引っ込められた状態が示してある。
接着剤を塗布しようとするコンポーネントすなわち部品
に対してボール392を押し付ければ、接着剤がノズル
を通って供給されるようになっており、接着剤の供給
は、ボール392と部品との接触が行なわれなくなるま
で続けられる。ボール392と部品とが接触されなくな
ると同時にボールによってノズルがシールされ、従って
接着剤の流出が遮断される。第5図には、ボール392
が引っ込められた状態が示してある。
ノズルハウジング384は、ベアリングブロック364
に対して「浮動」することができるようになっている。
すなわち、ボール392に対して過大な力が加えられた
ときに、中空軸366に対してノズルハウジング384
がスライドすることによってこの過大な力を吸収できる
構造になっている。このため、接着剤を塗布すべき靴底
の表面に、第3の数値制御モータにより決められた高さ
方向経路から外れる不規則な凹凸があっても、この凹凸
を吸収できるようになっている。ノズルハウジング38
4をその下降位置に押し下げておくためのばね396
が、ノズルハウジング384と中空軸366の下部との
間に設けられている。もちろん、ばね394のばね力よ
りもばね396のばね力の方が大きく、ボール392が
部品と接触したときに先ずボール392が確実に引っ込
められるようになっている。
に対して「浮動」することができるようになっている。
すなわち、ボール392に対して過大な力が加えられた
ときに、中空軸366に対してノズルハウジング384
がスライドすることによってこの過大な力を吸収できる
構造になっている。このため、接着剤を塗布すべき靴底
の表面に、第3の数値制御モータにより決められた高さ
方向経路から外れる不規則な凹凸があっても、この凹凸
を吸収できるようになっている。ノズルハウジング38
4をその下降位置に押し下げておくためのばね396
が、ノズルハウジング384と中空軸366の下部との
間に設けられている。もちろん、ばね394のばね力よ
りもばね396のばね力の方が大きく、ボール392が
部品と接触したときに先ずボール392が確実に引っ込
められるようになっている。
ノズルから供給された接着剤を拡散させるため、ノズル
ハウジング384の外側には、例えばジュビリークリッ
プ(Jubilee clip)400を介してブラシ組立体398
が固定されている。ブラシ組立体398は、例えばプラ
スチック材料で作られていて、ノズルハウジング384
に沿ってスライドすることのできるリング402を有し
ている。該リング402には多数の剛毛404が植設さ
れていて、これらの剛毛404は、ノズルハウジング3
84の下端面384aの周囲の孔のまわりに配置されて
おり、ノズルハウジング384を包囲する円筒状をなし
かつ下端面384aから突出している。前述のようにブ
ラシ組立体398はノズルハウジング384に固定され
ているため、ノズルハウジング384と共に回転するこ
とができる。
ハウジング384の外側には、例えばジュビリークリッ
プ(Jubilee clip)400を介してブラシ組立体398
が固定されている。ブラシ組立体398は、例えばプラ
スチック材料で作られていて、ノズルハウジング384
に沿ってスライドすることのできるリング402を有し
ている。該リング402には多数の剛毛404が植設さ
れていて、これらの剛毛404は、ノズルハウジング3
84の下端面384aの周囲の孔のまわりに配置されて
おり、ノズルハウジング384を包囲する円筒状をなし
かつ下端面384aから突出している。前述のようにブ
ラシ組立体398はノズルハウジング384に固定され
ているため、ノズルハウジング384と共に回転するこ
とができる。
本発明の接着剤塗布装置の作動中に接着剤アプリケータ
装置が使用されるとき、塗布された接着剤のストライプ
に鋭いエッジが形成される。この鋭いエッジは、ブラシ
組立体398が回転するときの剛毛404の運動が、接
着剤アプリケータ装置の経路に沿う該装置の運動方向と
平行になる箇所に形成され、接着剤のストライプの反対
側のエッジは不規則に形成される。これは、ブラシ組立
体398の剛毛404の先端の動きが、ブラシ組立体3
98の動きと同じ方向である時には、剛毛404の先端
の広がりが細かく制御できるのに対し、ブラシ組立体3
98の剛毛404の先端の動きが、ブラシ組立体398
の動きと反対方向である時には、剛毛404の先端の広
がりが細かく制御できず、剛毛404の先端が固まる傾
向が大きくなり、結果的に、該ストライプのどちらかの
縁は平らにならない。
装置が使用されるとき、塗布された接着剤のストライプ
に鋭いエッジが形成される。この鋭いエッジは、ブラシ
組立体398が回転するときの剛毛404の運動が、接
着剤アプリケータ装置の経路に沿う該装置の運動方向と
平行になる箇所に形成され、接着剤のストライプの反対
側のエッジは不規則に形成される。これは、ブラシ組立
体398の剛毛404の先端の動きが、ブラシ組立体3
98の動きと同じ方向である時には、剛毛404の先端
の広がりが細かく制御できるのに対し、ブラシ組立体3
98の剛毛404の先端の動きが、ブラシ組立体398
の動きと反対方向である時には、剛毛404の先端の広
がりが細かく制御できず、剛毛404の先端が固まる傾
向が大きくなり、結果的に、該ストライプのどちらかの
縁は平らにならない。
靴底の縁部での作動においては、靴底の外側のエッジに
沿って鋭く形成されたエッジが設けられることが望まし
いことは明らかである。なぜならば、靴底と表底(アウ
トソール)との間の接着を必要とする領域全体を接着剤
のストライプにより充分にカバーさせることが第1に重
要だからであり、この領域を超えて接着剤がはみ出すこ
とは、出来上った靴の外観という点から望ましいことで
はない。欧州特許EP−A0091321号明細書に
は、各粗面化加工ブラシが運動する経路についての説明
および図示がなされている。これによれば、靴支持体が
インダクタンス感知装置を備えていて、該感知装置は、
靴支持体によって支持されている靴が左側の靴であるか
右側の靴であるかによって信号を発生し、この信号に基
いて粗面化加工ブラシが作動されるようになっている。
このため、粗面化加工を、内側のくびれ領域に沿って常
に一方向(かかと側端部からつま先側端部に向かう方
向。外側くびれ領域に沿うときには逆方向)に行なうこ
とができ、従って1対の靴の粗面化加工を均一に行なう
ことができる。この感知方法は本発明の接着剤塗布装置
においても採用されており、従ってモータ388は可逆
回転モータであって、ブラシ組立体398の回転方向
は、靴が左側の靴であるか右側の靴であるかに基く信号
によって決定される。ブラシの好ましい回転方向は、接
着剤を付ける表面の性状に応じた所望の鋭いエッジが形
成される方向である。従って、装置の1つの作動モード
においては、ブラシの回転方向は、接着剤アプリケータ
装置がその経路に従って移動するときにボール392に
より先行している剛毛404の一部が、靴底の外側のエ
ッジから内側に離れる方向に常に拭うべく作用する方向
に選定される。換言すれば、接着剤アプリケータ装置が
靴底のまわりを時計回り方向の経路に従って移動すると
きには、ブラシ組立体398の回転方向も時計回り方向
とし、逆に接着剤アプリケータ装置が反時計回り方向に
移動するときには、ブラシ組立体398も反時計回り方
向に回転させる。上述の面に対し逆向きの面の場合に
は、ブラシの回転方向を逆にするのがよいことも判明し
ている。
沿って鋭く形成されたエッジが設けられることが望まし
いことは明らかである。なぜならば、靴底と表底(アウ
トソール)との間の接着を必要とする領域全体を接着剤
のストライプにより充分にカバーさせることが第1に重
要だからであり、この領域を超えて接着剤がはみ出すこ
とは、出来上った靴の外観という点から望ましいことで
はない。欧州特許EP−A0091321号明細書に
は、各粗面化加工ブラシが運動する経路についての説明
および図示がなされている。これによれば、靴支持体が
インダクタンス感知装置を備えていて、該感知装置は、
靴支持体によって支持されている靴が左側の靴であるか
右側の靴であるかによって信号を発生し、この信号に基
いて粗面化加工ブラシが作動されるようになっている。
このため、粗面化加工を、内側のくびれ領域に沿って常
に一方向(かかと側端部からつま先側端部に向かう方
向。外側くびれ領域に沿うときには逆方向)に行なうこ
とができ、従って1対の靴の粗面化加工を均一に行なう
ことができる。この感知方法は本発明の接着剤塗布装置
においても採用されており、従ってモータ388は可逆
回転モータであって、ブラシ組立体398の回転方向
は、靴が左側の靴であるか右側の靴であるかに基く信号
によって決定される。ブラシの好ましい回転方向は、接
着剤を付ける表面の性状に応じた所望の鋭いエッジが形
成される方向である。従って、装置の1つの作動モード
においては、ブラシの回転方向は、接着剤アプリケータ
装置がその経路に従って移動するときにボール392に
より先行している剛毛404の一部が、靴底の外側のエ
ッジから内側に離れる方向に常に拭うべく作用する方向
に選定される。換言すれば、接着剤アプリケータ装置が
靴底のまわりを時計回り方向の経路に従って移動すると
きには、ブラシ組立体398の回転方向も時計回り方向
とし、逆に接着剤アプリケータ装置が反時計回り方向に
移動するときには、ブラシ組立体398も反時計回り方
向に回転させる。上述の面に対し逆向きの面の場合に
は、ブラシの回転方向を逆にするのがよいことも判明し
ている。
例えば婦人用のハイヒール靴のような特徴のある3次元
輪郭をもつ靴の場合には、ノズルが作用する靴底部に対
してノズルを実質的に垂直に保つべく、接着剤アプリケ
ータを装置を靴底に横切る軸線を中心に傾斜させるのが
よいことが判明している。接着剤アプリケータ装置を傾
斜させるというこの特徴も欧州特許EP−A00436
45号明細書に開示されている。この傾動を行なわせる
ために数値制御モータ(図示せず)が設けられていて、
該数値制御モータは、図2及び図7を参考にしてクロス
ビーム156に取付けられたブラケット200に枢着さ
れたリンク202に連結されたロッドを介して取付けら
れている。かような方法で数値制御モータを用いると、
いろいろな角度の傾斜位置を得ることができるので、か
ような構造を本発明の装置にも採用することができる。
輪郭をもつ靴の場合には、ノズルが作用する靴底部に対
してノズルを実質的に垂直に保つべく、接着剤アプリケ
ータを装置を靴底に横切る軸線を中心に傾斜させるのが
よいことが判明している。接着剤アプリケータ装置を傾
斜させるというこの特徴も欧州特許EP−A00436
45号明細書に開示されている。この傾動を行なわせる
ために数値制御モータ(図示せず)が設けられていて、
該数値制御モータは、図2及び図7を参考にしてクロス
ビーム156に取付けられたブラケット200に枢着さ
れたリンク202に連結されたロッドを介して取付けら
れている。かような方法で数値制御モータを用いると、
いろいろな角度の傾斜位置を得ることができるので、か
ような構造を本発明の装置にも採用することができる。
接着剤アプリケータ装置を傾斜させる構造の別の実施例
は、第7図に示すように、リンク202が、第1のピス
トン−シリンダ装置408のピストンロッド406に連
結されている。このピストン−シリンダ装置408は枢
着ピン410を介してブラケット412に枢着されてお
り、ブラケット412は工具支持手段26のアーム30
に枢着されている。枢着ピン410にはピストン−シリ
ンダ装置416のピストンロッド 414が連結されてお
り、このピストン−シリンダ装置416には別のピスト
ン−シリンダ装置418が背中合せに連結されていて、
該ピストン−シリンダ装置418のピストンロッドはア
ーム30に枢着されている。各ピストン−シリンダ装置
408、416、418のストロークはすべて同じ(こ
の場合は40mm)である。かくしてこの機構によれば、
ピストンロッド414、420が伸長しているか否かに
よって、すなわち(1)両者が伸長していない場合、(2)一
方のみが伸長している場合、及び(3)両者が伸長してい
る場合があって、該枢着ピン410に3つの位置を与え
ることができる。更に、ピストン−シリンダ装置408
とピストンロッド406およびリンク202の全長は、
ピストンロッド406が伸長しているか否かによって変
化する。上述したように3つの各ピストン−シリンダ装
置が同じストロークを有するため、クロスビーム156
は全体として4つの異なる位置を占めることができ、こ
のため接着剤アプリケータには4つの異なる傾斜位置が
与えられる。3つのピストン−シリンダ装置408、4
16、418の制御は、プログラムされた情報に従がう
コンピュータ制御により行なわれる。
は、第7図に示すように、リンク202が、第1のピス
トン−シリンダ装置408のピストンロッド406に連
結されている。このピストン−シリンダ装置408は枢
着ピン410を介してブラケット412に枢着されてお
り、ブラケット412は工具支持手段26のアーム30
に枢着されている。枢着ピン410にはピストン−シリ
ンダ装置416のピストンロッド 414が連結されてお
り、このピストン−シリンダ装置416には別のピスト
ン−シリンダ装置418が背中合せに連結されていて、
該ピストン−シリンダ装置418のピストンロッドはア
ーム30に枢着されている。各ピストン−シリンダ装置
408、416、418のストロークはすべて同じ(こ
の場合は40mm)である。かくしてこの機構によれば、
ピストンロッド414、420が伸長しているか否かに
よって、すなわち(1)両者が伸長していない場合、(2)一
方のみが伸長している場合、及び(3)両者が伸長してい
る場合があって、該枢着ピン410に3つの位置を与え
ることができる。更に、ピストン−シリンダ装置408
とピストンロッド406およびリンク202の全長は、
ピストンロッド406が伸長しているか否かによって変
化する。上述したように3つの各ピストン−シリンダ装
置が同じストロークを有するため、クロスビーム156
は全体として4つの異なる位置を占めることができ、こ
のため接着剤アプリケータには4つの異なる傾斜位置が
与えられる。3つのピストン−シリンダ装置408、4
16、418の制御は、プログラムされた情報に従がう
コンピュータ制御により行なわれる。
また或る場合には、靴底の横方向の輪郭の変化に対応す
るため、ノズルを靴底の長手方向に延在する軸線のまわ
りで傾動させることが必要になるかも知れない。かよう
な場合には、多数のプリセットされた位置を与えておく
こともできようが、3つのプリセットされた傾動位置を
与えておけば充分であることが判明している。
るため、ノズルを靴底の長手方向に延在する軸線のまわ
りで傾動させることが必要になるかも知れない。かよう
な場合には、多数のプリセットされた位置を与えておく
こともできようが、3つのプリセットされた傾動位置を
与えておけば充分であることが判明している。
第1図は、本発明に従って構成された接着剤アプリケー
タ装置の取付け構造を示す、本発明の接着剤塗布装置の
前方部分図である。 第2図は、第1図の構造の側面図である。 第3図は、本発明による接着剤アプリケータ装置の詳細
な構造を示す断面図である。 第4図および第5図は、本発明による接着剤アプリケー
タ装置のボールが、それぞれシール位置にある状態およ
び部品と係合していてシール位置から動かされた状態に
あるところを示す部分的断面図である。 第6図は、本発明の接着剤アプリケータ装置の剛毛を回
転させつつ部品に対して押し付けることによって、接着
剤の拡散作用を生じさせているところを示す部分的平面
図である。 第7図は、接着剤アプリケータ装置の傾動手段の詳細を
示す平面図である。 20……接着剤アプリケータ装置、 26……工具支持手段、 30……アーム、 366……中空軸、 382……接着剤供給チューブ、 384……ノズルハウジング、 392……ボール、 398……ブラシ組立体、 360、408、416、418……ピストン−シリン
ダ装置。
タ装置の取付け構造を示す、本発明の接着剤塗布装置の
前方部分図である。 第2図は、第1図の構造の側面図である。 第3図は、本発明による接着剤アプリケータ装置の詳細
な構造を示す断面図である。 第4図および第5図は、本発明による接着剤アプリケー
タ装置のボールが、それぞれシール位置にある状態およ
び部品と係合していてシール位置から動かされた状態に
あるところを示す部分的断面図である。 第6図は、本発明の接着剤アプリケータ装置の剛毛を回
転させつつ部品に対して押し付けることによって、接着
剤の拡散作用を生じさせているところを示す部分的平面
図である。 第7図は、接着剤アプリケータ装置の傾動手段の詳細を
示す平面図である。 20……接着剤アプリケータ装置、 26……工具支持手段、 30……アーム、 366……中空軸、 382……接着剤供給チューブ、 384……ノズルハウジング、 392……ボール、 398……ブラシ組立体、 360、408、416、418……ピストン−シリン
ダ装置。
Claims (8)
- 【請求項1】ハウジングを通じて接着剤の流出を制御す
るためにボール392を備え、該ボール392をその一
部が端面384aを超えて突出するようにハウジング内
に保持するために環状リムを提供するハウジング、及
び、上記ボールを上記環状リムに体して閉塞位置に押し
込んで接着剤がノズルから流出することを妨げるが、上
記ボール392は閉鎖位置以外の位置でバネ圧力に抗し
て可動であるようにするためのバネ手段394を包含す
るノズルと、 上記ノズルのハウジング384の長さ方向に延びて端面
384aの周囲の全体にわたって設けられ所定の長さだ
け突出して、加工物の表面に押し付けられときに変形す
る剛毛404を有するブラシ組立体398と、 ノズルの長さ方向に延在したブラシ組立体398を軸線
を中心に回転させ、これによって本装置が加工品に押し
付けられた時に変形させられた剛毛404がノズルから
供給された接着剤を加工品の表面に拡げるための駆動手
段366ないし388とを有する接着剤塗布装置におい
て、 ノズルのハウジング384内に配置されたボール392
の引っ込み量すなわち剛毛404の変形量を制限する剛
毛変形制御用の突き当て面382aを有し、ボール39
2が引っ込み位置に有る時ボール392がハウジング3
84の端面384aから突出していることを特徴とする
接着剤塗布装置。 - 【請求項2】ハウジングを通じて接着剤の流出を制御す
るためにボール392を備え、該ボール392をその一
部が端面384aを超えて突出するようにハウジング内
に保持するために環状リムを提供するハウジング、及
び、上記ボールを上記環状リムに対して閉塞位置に押し
込んで接着剤がノズルから流出することを妨げるが、上
記ボール392は閉鎖位置以外の位置でバネ圧力に抗し
て可動であるようにするためのバネ手段394を包含す
るノズルと、 上記ノズルのハウジング384の長さ方向に延びて端面
384aの周囲の全体にわたって設けられ所定の長さだ
け突出して、加工物の表面に押し付けられたときに変形
する剛毛404を有するブラシ組立体398と、 ノズルの長さ方向に延在してブラシ組立体398を軸線
を中心に回転させ、これによって本装置が加工品に押し
付けられた時に変形させられた剛毛404がノズルから
供給された接着剤を加工品の表面に拡げるための駆動手
段366ないし388とを有する接着剤塗布装置におい
て、 ノズルのハウジング384内に配置されたボール392
の引っ込み量すなわち剛毛404の変形量を制限する剛
毛変形制御用の突き当て面382aを有し、 ボール392が引っ込み位置に有る時ボール392がハ
ウジング384の端面384aから突出している接着剤
アプリケータ装置20と、 接着剤を塗布すべき部分を露出させた状態で加工品を支
持するための支持体と、 支持体と接着剤アプリケータ装置20との間を相対的に
近づけたり離したりし接着剤アプリケータ装置20を支
持手段によって支持された加工品の表面と作用的に係合
するように持っていくための手段と、 支持体によって支持された加工品の露出した表面の長さ
方向と幅方向の両方向に支持体及び接着剤アプリケータ
装置20を相対的に移動させるための手段であって、接
着剤アプリケータ装置20によって上記表面の選択され
た部分に沿った所望の経路に従わせる上記手段と を有する加工品の選択された表面部分に接着剤を塗布す
るための接着剤塗布装置において、 上記支持体と接着剤アプリケータ装置20との相対的接
近移動が、一方を他方に対して押し付けるようにボール
392と塗布すべき加工品の表面に対応して、突き当て
面382aのボール392との係合によって限定され、
この相対的移動を行わせるための手段によって与えられ
る力がボール392に働くばね手段394の力を超えて
いることを特徴とする接着剤塗布装置。 - 【請求項3】上記接着剤塗布装置の上記ノズルとブラシ
組立体398は、中空軸366に装着されていて、全体
的に支持体に近づいたり離れたりする移動を制限し、接
着剤供給チューブ382の周囲にばね手段396が備え
られ、ボール392に働くばね手段394のそれよりも
大きい圧力を有し、ノズルとブラシ組立体398を全体
として支持体の方向に押し付けることを特徴とする請求
項2記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項4】上記中空軸366が、回転可能に支持され
ていて、駆動手段366ないし388の一部を形成する
スプロケット等368を支持し、中空軸366が、ノズ
ルとブラシ組立体398を回転可能に支持するためにカ
ラー370及びモータ388に作動的に連結されている
ことを特徴とする請求項3記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項5】上記駆動手段のモータ388が、可逆モー
タであって、上記手段が、加工品の周辺部分に沿った支持
体と接着剤アプリケータ装置20の間の相対的運動によ
って、上記ブラシ組立体398の回転方向を決めること
を特徴とする請求項2ないし4のうちの1に記載の接着
剤塗布装置。 - 【請求項6】上記支持体が、最上部の底と一緒にそれに
連続した靴を支持するようになっていて、上述した駆動
手段が、支持体との間の相対的移動の方向を決定するこ
とを特徴とする請求項5記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項7】上記ブラシ組立体398が、支持体と接着
剤アプリケータ装置20との間の相対的移動が起こった
ときに、剛毛404がノズルよりも先になるように回転
し、加工品の縁から離れる方向に拭くことを特徴とする
請求項2ないし6のうちの1に記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項8】上記接着剤アプリケータ装置20が、支持
体の長手方向と直交し水平方向に延びた軸線を中心に傾
斜するように取り付けられ、ブラケット200、リンク
202、ピストンロッド414ないしピストンロッド4
20が該傾斜を行わせるために設けられていることを特
徴とする請求項2ないし7のいずれかに1に記載の接着
剤塗布装置。
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GB8702151 | 1987-01-30 | ||
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---|---|
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JP (1) | JPH0634957B2 (ja) |
BR (1) | BR8800412A (ja) |
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DE (2) | DE3879978T2 (ja) |
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