JPH06349303A - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents
自動車用ヘッドランプInfo
- Publication number
- JPH06349303A JPH06349303A JP13176193A JP13176193A JPH06349303A JP H06349303 A JPH06349303 A JP H06349303A JP 13176193 A JP13176193 A JP 13176193A JP 13176193 A JP13176193 A JP 13176193A JP H06349303 A JPH06349303 A JP H06349303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- level
- lamp body
- headlamp
- bubble tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
- B60Q1/0686—Adjustable by rotation of a screw using a position indicator mounted on the headlight and permanently attached thereto
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/30—Ventilation or drainage of lighting devices
- F21S45/33—Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】ランプボディをそれほど大型化することなく、
光源の熱の影響を受けにくい水準器を備えた自動車用ヘ
ッドランプを提供する。 【構成】灯室内にリフレクター１４がランプボディに対
して傾動可能に支持され、リフレエクター１４には、前
後方向略水平に配設された直線型気泡管を備え、リフレ
エクター１４の上下方向の傾斜量を検出する直線型気泡
管式水準器６０が設けられた自動車用ヘッドランプにお
いて、水準器６０をリフレエクター１４の背面壁から後
方に延出して設けることで、水準器６０を発熱源から遠
ざけて、水準器６０の気泡管に熱が伝達されにくくす
る。ランプボディに後方膨出部１１を形成して、それほ
どランプボディを大型化しないようにした。また後方膨
出部１１に灯室内外に連絡する通気孔７６を設けて、後
部膨出部１１内の水準器６０周りに熱がこもらないよう
にした。
光源の熱の影響を受けにくい水準器を備えた自動車用ヘ
ッドランプを提供する。 【構成】灯室内にリフレクター１４がランプボディに対
して傾動可能に支持され、リフレエクター１４には、前
後方向略水平に配設された直線型気泡管を備え、リフレ
エクター１４の上下方向の傾斜量を検出する直線型気泡
管式水準器６０が設けられた自動車用ヘッドランプにお
いて、水準器６０をリフレエクター１４の背面壁から後
方に延出して設けることで、水準器６０を発熱源から遠
ざけて、水準器６０の気泡管に熱が伝達されにくくす
る。ランプボディに後方膨出部１１を形成して、それほ
どランプボディを大型化しないようにした。また後方膨
出部１１に灯室内外に連絡する通気孔７６を設けて、後
部膨出部１１内の水準器６０周りに熱がこもらないよう
にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプボディ内に設け
られたリフレクターにリフレクターの上下方向の傾斜量
を検出するための気泡管式水準器が設けられた自動車用
ヘッドランプに関する。
られたリフレクターにリフレクターの上下方向の傾斜量
を検出するための気泡管式水準器が設けられた自動車用
ヘッドランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のヘッドランプとしては、例えば
特開平４−１９８８３０号（図５参照）に示されるよう
に、ランプボディ１と前面レンズ２とによって画成され
る灯室Ｓ内に、光源であるバルブ４の挿着されたリフレ
クター３がエイミング機構５によってランプボディ１に
対し傾動可能に設けられている。リフレクター３には、
気泡管式水準器６が配設されており、リフレクター３の
上下方向の傾斜量（ヘッドランプの照射軸Ｌの上下方向
の傾斜量）がこの水準器６に現われ、水準器６の目盛を
読取ることによってリフレクター３の上下方向の傾斜量
がわかる構造となっている。なお符号７は、エイミング
機構５を構成するエイミングスクリューとランプボディ
１の背面壁間に介装されたリフレクター３の左右方向の
傾斜量（ヘッドランプの照射軸Ｌの左右方向の傾斜量）
を検出する傾斜検出器である。
特開平４−１９８８３０号（図５参照）に示されるよう
に、ランプボディ１と前面レンズ２とによって画成され
る灯室Ｓ内に、光源であるバルブ４の挿着されたリフレ
クター３がエイミング機構５によってランプボディ１に
対し傾動可能に設けられている。リフレクター３には、
気泡管式水準器６が配設されており、リフレクター３の
上下方向の傾斜量（ヘッドランプの照射軸Ｌの上下方向
の傾斜量）がこの水準器６に現われ、水準器６の目盛を
読取ることによってリフレクター３の上下方向の傾斜量
がわかる構造となっている。なお符号７は、エイミング
機構５を構成するエイミングスクリューとランプボディ
１の背面壁間に介装されたリフレクター３の左右方向の
傾斜量（ヘッドランプの照射軸Ｌの左右方向の傾斜量）
を検出する傾斜検出器である。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した従来の
構造では、水準器６がリフレクター３の上面壁に配設さ
れているため、水準器６の気泡管にはリフレクター３を
介してバルブ４の発熱が伝達され易い。このため気泡管
内の気泡が熱の影響を受けて移動し、適正な値を示さな
い場合がある。
構造では、水準器６がリフレクター３の上面壁に配設さ
れているため、水準器６の気泡管にはリフレクター３を
介してバルブ４の発熱が伝達され易い。このため気泡管
内の気泡が熱の影響を受けて移動し、適正な値を示さな
い場合がある。
【０００４】また実開平３−９１６０４号（図６参照）
に示すように、水準器６をリフレクター３の後方に延出
するように配設し、気泡管内の気泡が光源であるバルブ
４の熱の影響を受けにくいようにすることも考えられ
る。しかし熱の影響をある程度緩和できるものの、まだ
充分とは言えない。また熱の影響を極力回避するには、
水準器６をリフレクター３の後方にさらに大きく突出さ
せた配置とすればよいが、ランプボディがそれだけ大型
化するという新たな問題が生じる。
に示すように、水準器６をリフレクター３の後方に延出
するように配設し、気泡管内の気泡が光源であるバルブ
４の熱の影響を受けにくいようにすることも考えられ
る。しかし熱の影響をある程度緩和できるものの、まだ
充分とは言えない。また熱の影響を極力回避するには、
水準器６をリフレクター３の後方にさらに大きく突出さ
せた配置とすればよいが、ランプボディがそれだけ大型
化するという新たな問題が生じる。
【０００５】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的はランプボディをそれほど大型化
することなく、光源の発する熱の影響を受けにくい水準
器を備えた自動車用ヘッドランプを提供することにあ
る。
れたもので、その目的はランプボディをそれほど大型化
することなく、光源の発する熱の影響を受けにくい水準
器を備えた自動車用ヘッドランプを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、ラ
ンプボディと前面レンズとによって画成される灯室内に
リフレクターがランプボディに対し傾動可能に支持さ
れ、前記リフレクターには、前後方向略水平に配設され
た直線型気泡管を備え、リフレクターの上下方向の傾斜
量を検出する直線型気泡管式水準器が設けられた自動車
用ヘッドランプにおいて、前記水準器をリフレクターの
背面壁から後方に延出して設け、前記ランプボディに前
記水準器の後方延出部を包囲する後方膨出部を形成する
とともに、この後方膨出部に灯室内外を連絡する通気孔
を設けるようにしたものである。
に、本発明に係る自動車用ヘッドランプにおいては、ラ
ンプボディと前面レンズとによって画成される灯室内に
リフレクターがランプボディに対し傾動可能に支持さ
れ、前記リフレクターには、前後方向略水平に配設され
た直線型気泡管を備え、リフレクターの上下方向の傾斜
量を検出する直線型気泡管式水準器が設けられた自動車
用ヘッドランプにおいて、前記水準器をリフレクターの
背面壁から後方に延出して設け、前記ランプボディに前
記水準器の後方延出部を包囲する後方膨出部を形成する
とともに、この後方膨出部に灯室内外を連絡する通気孔
を設けるようにしたものである。
【０００７】
【作用】水準器はリフレクターの背面後方に延出し、発
熱源である光源から気泡管までの熱伝達経路が長いた
め、光源の発する熱が気泡管に伝達されにくい。リフレ
クターの後方に延出する水準器を包囲する後方膨出部を
ランプボディに形成することで、ランプボディ全体を大
型化しなくてよい。
熱源である光源から気泡管までの熱伝達経路が長いた
め、光源の発する熱が気泡管に伝達されにくい。リフレ
クターの後方に延出する水準器を包囲する後方膨出部を
ランプボディに形成することで、ランプボディ全体を大
型化しなくてよい。
【０００８】さらにランプボディの後方膨出部に設けら
れている通気孔を介して灯室内外の空気が流通するの
で、水準器を包囲する後方膨出部内に熱がこもることも
ない。
れている通気孔を介して灯室内外の空気が流通するの
で、水準器を包囲する後方膨出部内に熱がこもることも
ない。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１〜図４は本発明の一実施例を示すもので、図
１は本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプの正
面図、図２は同ヘッドランプの平面図、図３は同ヘッド
ランプの水平断面図（図１に示す線III−IIIに沿う断面
図）、図４は同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線
IV−IVに沿う断面図）である。
する。図１〜図４は本発明の一実施例を示すもので、図
１は本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプの正
面図、図２は同ヘッドランプの平面図、図３は同ヘッド
ランプの水平断面図（図１に示す線III−IIIに沿う断面
図）、図４は同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線
IV−IVに沿う断面図）である。
【００１０】これらの図において、符号１０は容器形状
のランプボディで、ランプボディ１０の前面開口部には
前面レンズ１２が係合されて灯室Ｓが画成され、この灯
室Ｓ内には、バルブ１６の挿着されたリフレクター１４
がエイミング機構によってランプボディ１０に対し傾動
可能に設けられている。リフレクター１４は、図１に示
されるように、正面から見て直角三角形の直角頂点位置
に配置された１つの揺動支点２０と他の頂点位置に配置
された左右エイミング点３０及び上下エイミング点４０
の３点によって支持されている。揺動支点２０は、ラン
プボディ１０に突設された球部２２がリフレクター１４
側のソケット２４に支承された玉継手構造で、ランプボ
ディ１０に対する位置が固定状態となっている。一方、
エイミング点３０，４０は、いずれもランプボディ１０
に回動自在に支承されたエイミングスクリュー３２，４
２（左右エイミングスクリュー３２，上下エイミングス
クリュー４２）にリフレクター１４側のナット３４，４
４がそれぞれ螺合した構造で、エイミングスクリュー３
２，４２を回動操作することによってナット３４，４４
がエイミングスクリュー３２，４２に沿って前後に移動
し、これによってエイミング点３０，４０のランプボデ
ィ１２からの距離が変わるようになっている。このため
左右エイミングスクリュー３２の回動操作により、リフ
レクター１４が垂直軸Ｌｙ回りに傾動し、リフレクター
１４の左右方向の傾斜、即ちヘッドランプの左右方向の
照射角を調整することができる。またエイミングスクリ
ュー４２の回動操作により、リフレクター１４が水平軸
Ｌｘ回りに傾動し、リフレクター１４の上下方向の傾
斜、即ちヘッドランプの上下方向の照射角を調整するこ
とができる。このように玉継手構造のエイミング点２０
とエイミングスクリュー３２，４２とによってエイミン
グ機構が構成されており、２本のエイミングスクリュー
３２，４２の回動操作によって、リフレクター１４の傾
動調整、即ちヘッドランプの照射角の調整ができるよう
になっている。
のランプボディで、ランプボディ１０の前面開口部には
前面レンズ１２が係合されて灯室Ｓが画成され、この灯
室Ｓ内には、バルブ１６の挿着されたリフレクター１４
がエイミング機構によってランプボディ１０に対し傾動
可能に設けられている。リフレクター１４は、図１に示
されるように、正面から見て直角三角形の直角頂点位置
に配置された１つの揺動支点２０と他の頂点位置に配置
された左右エイミング点３０及び上下エイミング点４０
の３点によって支持されている。揺動支点２０は、ラン
プボディ１０に突設された球部２２がリフレクター１４
側のソケット２４に支承された玉継手構造で、ランプボ
ディ１０に対する位置が固定状態となっている。一方、
エイミング点３０，４０は、いずれもランプボディ１０
に回動自在に支承されたエイミングスクリュー３２，４
２（左右エイミングスクリュー３２，上下エイミングス
クリュー４２）にリフレクター１４側のナット３４，４
４がそれぞれ螺合した構造で、エイミングスクリュー３
２，４２を回動操作することによってナット３４，４４
がエイミングスクリュー３２，４２に沿って前後に移動
し、これによってエイミング点３０，４０のランプボデ
ィ１２からの距離が変わるようになっている。このため
左右エイミングスクリュー３２の回動操作により、リフ
レクター１４が垂直軸Ｌｙ回りに傾動し、リフレクター
１４の左右方向の傾斜、即ちヘッドランプの左右方向の
照射角を調整することができる。またエイミングスクリ
ュー４２の回動操作により、リフレクター１４が水平軸
Ｌｘ回りに傾動し、リフレクター１４の上下方向の傾
斜、即ちヘッドランプの上下方向の照射角を調整するこ
とができる。このように玉継手構造のエイミング点２０
とエイミングスクリュー３２，４２とによってエイミン
グ機構が構成されており、２本のエイミングスクリュー
３２，４２の回動操作によって、リフレクター１４の傾
動調整、即ちヘッドランプの照射角の調整ができるよう
になっている。
【００１１】符号５０は、左右エイミングスクリュー３
２のランプボディ後方延出部とランプボディ背面壁との
間に介装されて、リフレクター１４の左右方向の傾斜を
検出する第１の傾斜検出器で、その詳細は既に公開され
ている特開平４−１９８８３０号に開示されているの
で、ここでは省略する。符号６０は、リフレクター１４
の上下方向の傾斜を検出する第２の傾斜検出器である水
準器で、リフレクター１４の背面壁から後方に延出する
ように配設されている。即ち、リフレクター１４の背面
には、円柱型のボス６２が後方に突出形成され、このボ
ス６２の突出端部に水準器６０の前端部がねじ締結され
て、リフレクター１４と水準器６０とが一体化されてい
る。このように本実施例では、リフレクター１４の背面
壁の後方に突出したボス６２に水準器６０の前端部を固
定し、発熱源であるバルブ１６から水準器６０までの熱
伝達経路を長くすることによって、水準器６０にバルブ
１６の発熱の影響が極力およばない構造となっている。
２のランプボディ後方延出部とランプボディ背面壁との
間に介装されて、リフレクター１４の左右方向の傾斜を
検出する第１の傾斜検出器で、その詳細は既に公開され
ている特開平４−１９８８３０号に開示されているの
で、ここでは省略する。符号６０は、リフレクター１４
の上下方向の傾斜を検出する第２の傾斜検出器である水
準器で、リフレクター１４の背面壁から後方に延出する
ように配設されている。即ち、リフレクター１４の背面
には、円柱型のボス６２が後方に突出形成され、このボ
ス６２の突出端部に水準器６０の前端部がねじ締結され
て、リフレクター１４と水準器６０とが一体化されてい
る。このように本実施例では、リフレクター１４の背面
壁の後方に突出したボス６２に水準器６０の前端部を固
定し、発熱源であるバルブ１６から水準器６０までの熱
伝達経路を長くすることによって、水準器６０にバルブ
１６の発熱の影響が極力およばない構造となっている。
【００１２】水準器６０は、直線型気泡管６４と、この
気泡管６４を支持する板ばね状の気泡管支持枠６６と、
気泡管支持枠６６を支持する台座６８とが組付け一体化
された構造となっている。気泡管支持枠６６は、後端屈
曲部６６ａが台座６８にねじ固定されるとともに、水平
延出部６６ｂが台座６８に螺合立設された垂直ねじ６７
によって上方に付勢状態に保持された構造となってお
り、この垂直ねじ６７の回動操作によって、気泡管６４
の傾斜具合の調整、即ち気泡管６４（水準器６０）の零
点調整を行なうことができる。
気泡管６４を支持する板ばね状の気泡管支持枠６６と、
気泡管支持枠６６を支持する台座６８とが組付け一体化
された構造となっている。気泡管支持枠６６は、後端屈
曲部６６ａが台座６８にねじ固定されるとともに、水平
延出部６６ｂが台座６８に螺合立設された垂直ねじ６７
によって上方に付勢状態に保持された構造となってお
り、この垂直ねじ６７の回動操作によって、気泡管６４
の傾斜具合の調整、即ち気泡管６４（水準器６０）の零
点調整を行なうことができる。
【００１３】符号１１は、リフレクター１４の後方に延
出する水準器６０を包囲する形状に形成されたランプボ
ディ後方膨出部で、このランプボディ後方膨出部１１の
水準器６０の真上位置には、のぞき窓７０が設けられて
いる。のぞき窓７０は後方膨出部１１に開口部７１が設
けられ、この開口部７１に透明キャップ７２が装着され
た構造で、こののぞき窓７０から気泡管６４の気泡位置
を読み取ったり、零点調整の際には、キャップ７２を外
して開口部７１からドライバーを挿し込んで垂直ねじ６
７の回動操作を行なう。
出する水準器６０を包囲する形状に形成されたランプボ
ディ後方膨出部で、このランプボディ後方膨出部１１の
水準器６０の真上位置には、のぞき窓７０が設けられて
いる。のぞき窓７０は後方膨出部１１に開口部７１が設
けられ、この開口部７１に透明キャップ７２が装着され
た構造で、こののぞき窓７０から気泡管６４の気泡位置
を読み取ったり、零点調整の際には、キャップ７２を外
して開口部７１からドライバーを挿し込んで垂直ねじ６
７の回動操作を行なう。
【００１４】符号７６は、ランプボディの後方膨出部１
１の後端部に設けられた通気孔で、この通気孔７６を介
して灯室内外の空気の流通が行なわれて、灯室Ｓ内に自
然対流が形成されることで、前面レンズ１２に結露が発
生することが防止される。通気孔７６を構成する円筒状
の後方突出部７７には、Ｌ字型の防塵・防水キャップ７
８が取着された構造となっている。特に本実施例では、
灯室内外の空気の出入りする通気孔７６が水準器６０を
包囲する後方膨出部１１の後端部に設けられているた
め、水準器６０周りにおける空気の流れが活発となっ
て、後方膨出部１１内に熱がこもりにくく、バルブ１６
の発熱による気泡管６４への影響（熱によって気泡位置
がずれるという問題）がそれだけ少ない構造となってい
る。
１の後端部に設けられた通気孔で、この通気孔７６を介
して灯室内外の空気の流通が行なわれて、灯室Ｓ内に自
然対流が形成されることで、前面レンズ１２に結露が発
生することが防止される。通気孔７６を構成する円筒状
の後方突出部７７には、Ｌ字型の防塵・防水キャップ７
８が取着された構造となっている。特に本実施例では、
灯室内外の空気の出入りする通気孔７６が水準器６０を
包囲する後方膨出部１１の後端部に設けられているた
め、水準器６０周りにおける空気の流れが活発となっ
て、後方膨出部１１内に熱がこもりにくく、バルブ１６
の発熱による気泡管６４への影響（熱によって気泡位置
がずれるという問題）がそれだけ少ない構造となってい
る。
【００１５】符号８０はリフレクター１４の前方位置に
リフレクター１４を取り囲むように配置されたエクステ
ンションで、エクステンション８０の表面にはリフレク
ター１４の反射面と同様の金属色の表面塗装が施され
て、非点灯時の灯室内全体を明るく見せて外観体裁を良
好とする作用がある。
リフレクター１４を取り囲むように配置されたエクステ
ンションで、エクステンション８０の表面にはリフレク
ター１４の反射面と同様の金属色の表面塗装が施され
て、非点灯時の灯室内全体を明るく見せて外観体裁を良
好とする作用がある。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用ヘッドランプによれば、水準器はリフレ
クターの背面後方に延出し、発熱源である光源から気泡
管までの熱伝達経路が長いため、光源の発する熱が気泡
管に伝達されにくく、さらに水準器を包囲するランプボ
ディ後方膨出部に設けられている通気孔を介して灯室内
外の空気が流通するので、ランプボディ後方膨出部内に
熱がこもることもないので、水準器は熱の影響を受ける
ことなく適正に作動する。
に係る自動車用ヘッドランプによれば、水準器はリフレ
クターの背面後方に延出し、発熱源である光源から気泡
管までの熱伝達経路が長いため、光源の発する熱が気泡
管に伝達されにくく、さらに水準器を包囲するランプボ
ディ後方膨出部に設けられている通気孔を介して灯室内
外の空気が流通するので、ランプボディ後方膨出部内に
熱がこもることもないので、水準器は熱の影響を受ける
ことなく適正に作動する。
【００１７】またリフレクター後方に延出する水準器に
合わせてランプボディ全体を大型化するのではなく、ラ
ンプボディに水準器を包囲する後方膨出部を形成する構
造としたので、ランプボディ、即ちヘッドランプがそれ
程大型化することもない。
合わせてランプボディ全体を大型化するのではなく、ラ
ンプボディに水準器を包囲する後方膨出部を形成する構
造としたので、ランプボディ、即ちヘッドランプがそれ
程大型化することもない。
【図１】本発明の一実施例である自動車用ヘッドランプ
の正面図
の正面図
【図２】同ヘッドランプの平面図
【図３】同ヘッドランプの水平断面図（図１に示す線II
I−IIIに沿う断面図）
I−IIIに沿う断面図）
【図４】同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線IV−
IVに沿う断面図）
IVに沿う断面図）
【図５】従来の自動車用ヘッドランプの水平断面図
【図６】従来の他の自動車用ヘッドランプの水平断面図
１０ ランプボディ １１ ランプボディ後方膨出部 １２ 前面レンズ １４ リフレクター １６ 光源であるバルブ ２０ エイミング機構を構成する玉継手構造の揺動支点 ３０ 左右エイミング点 ３２，４２ エイミング機構を構成するエイミングスク
リュー ４０ 上下エイミング点 ６０ 水準器 ６４ 気泡管 ７６ 通気孔 Ｌｘ リフレクターの傾動中心軸である水平軸 Ｌｙ リフレクターの傾動中心軸である垂直軸 Ｓ 灯室
リュー ４０ 上下エイミング点 ６０ 水準器 ６４ 気泡管 ７６ 通気孔 Ｌｘ リフレクターの傾動中心軸である水平軸 Ｌｙ リフレクターの傾動中心軸である垂直軸 Ｓ 灯室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２１Ｍ 3/20 Ｚ 9249−3Ｋ Ｇ０１Ｃ 9/24
Claims (1)
- 【請求項１】 ランプボディと前面レンズとによって画
成される灯室内にリフレクターがランプボディに対し傾
動可能に支持され、前記リフレクターには、前後方向略
水平に配設された直線型気泡管を備え、リフレクターの
上下方向の傾斜量を検出する水準器が設けられた自動車
用ヘッドランプにおいて、前記水準器はリフレクターの
背面壁から後方に延出して設られ、前記ランプボディに
は、前記水準器の後方延出部を包囲する後方膨出部が形
成されるとともに、この後方膨出部に灯室内外を連絡す
る通気孔が設けられたことを特徴とする自動車用ヘッド
ランプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13176193A JPH06349303A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 自動車用ヘッドランプ |
| US08/252,194 US5488547A (en) | 1993-06-02 | 1994-06-01 | Headlamp for a motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13176193A JPH06349303A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 自動車用ヘッドランプ |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH06349303A true JPH06349303A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15065562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13176193A Pending JPH06349303A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 自動車用ヘッドランプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH06349303A (ja) |
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| FR2779804B1 (fr) * | 1998-06-11 | 2000-09-29 | Valeo Vision | Projecteur de vehicule automobile pourvu de moyens de refroidissement perfectionnes, et correcteur d'assiette associe |
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- 1993-06-02 JP JP13176193A patent/JPH06349303A/ja active Pending
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1994
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5488547A (en) | 1996-01-30 |
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