JPH06349034A - 固定ヘッド取付構造 - Google Patents

固定ヘッド取付構造

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JPH06349034A
JPH06349034A JP14053093A JP14053093A JPH06349034A JP H06349034 A JPH06349034 A JP H06349034A JP 14053093 A JP14053093 A JP 14053093A JP 14053093 A JP14053093 A JP 14053093A JP H06349034 A JPH06349034 A JP H06349034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed head
locking member
groove
fixed
head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14053093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsukichi Sato
克吉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06349034A publication Critical patent/JPH06349034A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定ヘッドを係止部材を介してシャ−シ基板
に取り付けるとき、係止部材の破損を防止して取り付け
固定力を増大する。 【構成】 固定ヘッド1の両側面にブロック部材5と溝
部1bとを設け、シャ−シ基板2に立設された1対の爪
部3bの斜面に突起部3cを設け、固定ヘッド1をシャ
−シ基板2に沿って移動して爪部3b間に挿入したと
き、爪部3bをブロック部材5に当接させて位置決め
し、突起部3cを溝部1bに係合して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気記録再生装置に設
けられた固定ヘッドのシャ−シ基板への取付構造に係
り、特にVTRに設けられた全幅消去ヘッドなどの固定
ヘッド取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRに設けられた全幅消去ヘッド1は
従来は図5に示すようにシャ−シ基板2に取り付けられ
ていた。図5において、シャ−シ基板2の所定の位置に
係止部材3が固定されている。係止部材3にはシャ−シ
基板2に対して垂直の方向に、プラスチック材料で形成
された左右1対のたわみ柄部3aが一体に設けられてい
る。またたわみ柄部3aの上端には内側に向かって突出
する爪部3bが一体に形成されている。
【0003】一方、消去ヘッド1の両側面にはそれぞれ
断面がほぼV字状の溝部1aが形成されている。そして
消去ヘッド1を係止部材3の上部より挿入して取り付け
るとき、消去ヘッド1の下端が爪部3bの上面の傾斜面
を押圧し、たわみ柄部3aを外側に押し開く。消去ヘッ
ド1の下端がシャ−シ基板2上に当接すると爪部3bが
溝部1aに係合し、たわみ柄部3aの弾性力により爪部
3bが溝部1a内にDで示す長さだけ挿入され、位置決
め固定される。
【0004】このとき、たわみ柄部3aの下端から爪部
3bの上端までの高さHを消去ヘッド1の溝部1aの高
さより僅かに低くしておくことにより、たわみ柄部3a
の弾性力により消去ヘッド1の固定力を得ることがで
き、脱落を防止する事ができる。消去ヘッド1を係止部
材3を介してシャ−シ基板2に取り付けた後、消去ヘッ
ド1に沿ってテ−プ4を走行させると、消去ヘッド1に
は矢印Aで示すような力が作用するので、係止部材3に
よる固定力はこの力に耐える大きさにする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来の固定ヘッド取付構造によると、係
止部材3の高さHが小さい場合、消去ヘッド1を係止部
材3の上方から挿入するときに、たわみ柄部3aの単位
長さ当りのたわみ量が大きくなり、破損が発生しやすい
という問題があった。逆に高さHを大きくすると、消去
ヘッド1を係止部材3に挿入組込み後の固定力が低下
し、テ−プ4の走行時に消去ヘッド1の変位量が大きく
なる欠点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、係止部材の破損を防止し、固定ヘッドの固定力を
増大し、しかも取付作業のよい固定ヘッド取付構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シャ−シ基板上に垂直に立設され、上端
にそれぞれ爪部が対向して設けられた1対の係止部材に
より、固定ヘッドを弾性的に挟持して取り付ける固定ヘ
ッド取付構造において、前記固定ヘッドを前記係止部材
間に前記シャ−シ基板に平行に挿入したときに、前記爪
部下面及び前記係止部材側面がそれぞれ当接する2面を
有する1対のブロック部材を、それぞれ前記固定ヘッド
の対向する側面に設けるとともに、該側面に垂直方向に
溝部を形成し、前記爪部に、前記固定ヘッドの前記係止
部材に対する位置決め時に、前記溝部に係合する突起部
を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構成によると、固定ヘッドをシャ−シ基
板に沿って係止部材の側方から挿入し、固定ヘッドの両
側面に設けられたブロック部材の2面により固定ヘッド
の位置決めが行われる。この状態で爪部に設けられた突
起部が固定ヘッドの両側面に形成された溝部に係合する
ことにより、固定ヘッドが係止部材に固定される。
【0009】上記の構成では、固定ヘッドの位置決めは
ブロック部材により行われ、固定は突起部と溝部の係合
によって行われるので、突起部と溝部との係合時に係止
部材の変形を小さくすることができる。この結果係止部
材が破損しにくくなり、係止部材の高さを小さくするこ
とができるので、係止部材による固定ヘッドの固定力を
増大することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の固定ヘッド取付構造の一実施
例を図面を参照して説明する。
【0011】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図5に示す従来例の部分と
対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は
適宜省略する。固定ヘッド1の両面側下端にはそれぞれ
ブロック部材5が固定されている。ブロック部材5の固
定ヘッド1の軸方向に平行な一方の端面には、それぞれ
外側に突出したリブ5aが一体に設けられている。また
ブロック部材5の他方の端面には、4辺に面取り部5b
形成されている。さらに固定ヘッド1のブロック部材5
が固定された側面には、それぞれ軸方向に平行に断面が
ほぼV字状の溝部1bが形成されている。そしてブロッ
ク部材5の固定ヘッド1に対向する側面には、溝部1b
に係合する突起5cが形成されており、ブロック部材5
を固定ヘッド1に対して位置決めできるようになってい
る。
【0012】一方、係止部材3の爪部3bには、斜面よ
り内側に突出する突起部3cが形成されている。そして
固定ヘッド1の下端をシャ−シ基板2の上面に沿って矢
印B方向に移動し、係止部材3の爪部3b間に挿入した
とき、爪部3bの下面がブロック部材5の上面に当接
し、たわみ柄部3aの側面がリブ5aに当接して位置決
めされる。このとき爪部3bに形成された突起部3cが
固定ヘッド1に形成された溝部1bに係合し固定され
る。なお、本実施例ではリブ5aの高さがブロック部材
5の高さより高くなっており、リブ5aの内面がたわみ
柄部3a及び爪部3bの側面に当接するようになってい
る。
【0013】本実施例によれば、固定ヘッド1をシャ−
シ基板2の表面に沿って矢印Bで示す方向に移動し、係
止部材3の爪部3b間に挿入したとき、爪部3bの下面
及び側面がそれぞれブロック部材5の上面及びリブ5a
の内面に当接し位置決めされる。同時に爪部3bに設け
られた突起部3cが固定ヘッド1の側面に形成された溝
部1bに係合して固定されるので、固定ヘッド1の脱落
を防止することができる。
【0014】このとき固定ヘッド1の係止部材3に対す
る位置決めと固定とは別の部分で行われるので、突起部
3cの溝部1bに対するかかり代を小さくすることがで
きる。従ってたわみ柄部3aの変形を小さくすることが
でき、破損の発生を少なくすることができる。同様に係
止部材3の高さを小さくすることができ、固定ヘッド1
に対する固定力を増大することができる。またブロック
部材5の矢印B方向の面の周縁には面取り部5bが形成
されているので、固定ヘッド1を係止部材3に矢印B方
向に容易に挿入することができる。
【0015】図3及び図4に本発明の他の実施例の構成
を示す。本実施例では図1,2に示す実施例において固
定ヘッド1の側面に形成された溝部1bを段差部1cと
した。またブロック部材5に設けられたリブ5aの高さ
をブロック部材5の高さに等しくした。
【0016】本実施例によれば、固定ヘッド一及びブロ
ック部材五の外形形状が簡素化され、プラスチック射出
成形の金型構造も簡単となり、コストの低減と良好な生
産性を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固定ヘッ
ド取付構造によれば、固定ヘッドの両側面に設けられた
ブロック部材により係止部材に対して位置決めし、係止
部材の爪部に形成された突起部を固定ヘッドの両側面に
形成された溝部に係合して固定するようにしたので、係
止部材に固定ヘッドを挿入するときの係止部材のたわみ
量を小さくすることができる。この結果係止部材の破損
の発生を防止することができる。また係止部材の高さを
低くすることができるので、係止部材による固定ヘッド
の固定力を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定ヘッド取付構造の一実施例の構成
を示す斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す斜視図。
【図4】図3の固定ヘッドの構成を示す斜視図。
【図5】従来の固定ヘッド取付構造の一例の構成を示す
斜視図。
【符号の説明】
1……固定ヘッド 1b……溝部 2……シャ−シ基板 3………係止部材 3b…爪部 3c……突起部 5……ブロック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャ−シ基板上に垂直に立設され、上端
    にそれぞれ爪部が対向して設けられた1対の係止部材に
    より、固定ヘッドを弾性的に挟持して取り付ける固定ヘ
    ッド取付構造において、前記固定ヘッドを前記係止部材
    間に前記シャ−シ基板に平行に挿入したときに、前記爪
    部下面及び前記係止部材側面がそれぞれ当接する2面を
    有する1対のブロック部材を、それぞれ前記固定ヘッド
    の対向する側面に設けるとともに、該側面に垂直方向に
    溝部を形成し、前記爪部に、前記固定ヘッドの前記係止
    部材に対する位置決め時に、前記溝部に係合する突起部
    を設けたことを特徴とする固定ヘッド取付構造。
JP14053093A 1993-06-11 1993-06-11 固定ヘッド取付構造 Withdrawn JPH06349034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14053093A JPH06349034A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 固定ヘッド取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14053093A JPH06349034A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 固定ヘッド取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH06349034A true JPH06349034A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15270816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14053093A Withdrawn JPH06349034A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 固定ヘッド取付構造

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