JP2729768B2 - マグネットキャッチ - Google Patents

マグネットキャッチ

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JP2729768B2
JP2729768B2 JP7044229A JP4422995A JP2729768B2 JP 2729768 B2 JP2729768 B2 JP 2729768B2 JP 7044229 A JP7044229 A JP 7044229A JP 4422995 A JP4422995 A JP 4422995A JP 2729768 B2 JP2729768 B2 JP 2729768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば各種機器の開口
部または該開口部に設けた開閉扉に取り付けられて、磁
気吸着力によって開閉扉を閉塞位置に保持するようにな
されたマグネットキャッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマグネットキャッチとし
て、実公平2−29684号公報に開示されたような構
成のものが知られている。その従来のマグネットキャッ
チは、図7および図8に示すように、前側開口部101
aを有する矩形ハウジング101内に、磁石102の厚
さ方向両側に一対のヨーク103,103を配置してな
るマグネット部材104を前後方向(矢印方向)に変位
可能に嵌入保持させ、このマグネット部材104の後端
面に上記ハウジング101の後端側でその長手方向に対
向する両側内面から斜め前方向きに一体に突設された一
対の弾性片105,105の先端部を当接させることに
より、上記マグネット部材104に前方への弾性力を付
勢して該マグネット部材104の前端側をハウジング1
01の前側開口端部101Aから突出させ、かつ、上記
ヨーク103,103の長手方向の中央部にそれぞれ形
成された係合孔106,106に上記ハウジング101
の幅方向で対向する両側内面から突設した抜止用の係止
片107,107を遊嵌状に係合させてなるものであ
る。
【0003】上記構成の従来のマグネットキャッチにお
いては、開閉扉などの被吸着板(図示省略)がマグネッ
ト部材104の前端側に当接して外力が働くと、該マグ
ネット部材104が上記弾性片105,105の弾性力
に抗して後退して衝撃を緩衝しながら吸着板を磁気吸
着力によって閉塞などの所定位置に保持する。そして、
被吸着板に磁気吸着力以上の離脱力を加えると、上記マ
グネット部材104が上記弾性片105,105の弾性
力で前方へ変位して、元の突出位置に復帰することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来のマグネットキャッチは、ハウジング101の長手方
向の両側に設けた一対の弾性片105,105のみによ
りマグネット部材104に前方への弾性力を付勢したも
のであるから、すなわち、マグネット部材104におけ
る厚さ方向両側のヨーク103,103に対する前方へ
の弾性力の付勢が一対の弾性片105,105で共用さ
れ、両ヨーク103,103が個別に前後方向に変位す
ることができない構成である。そのために、図9に示す
ように、機器とマグネットキャッチの取付け誤差などに
起因して、開閉扉などの被吸着板108がマグネット部
材104における両側ヨーク103,103の各前端
(吸着面部)に対して傾斜姿勢となったような場合、被
吸着板108が一方のヨーク103の前端のみに当接す
る片当り状態となって、マグネット部材104全体とし
ての吸着力が弱くなり、マグネットキャッチとしての本
来機能を十分に発揮させない事態を生じやすい。
【0005】また、上記マグネット部材104は、図1
0のように、ヨーク103の長手方向の中央部の係合孔
106とハウジング101側の係止片107との係合箇
所を支点Pとする1点支持状態であるから、被吸着板1
08による作用点Qがマグネット部材104の中心Xか
ら長手方向に距離L´だけ片寄って作用した場合、吸着
状態を解除しようとするとき、マグネット部材104に
左回りのトルクが発生し、その結果、マグネット部材1
04に上記支点Pを中心にして点線矢印で示すような左
回りの円運動が発生する。そのために、被吸着板108
とヨーク103の前端との間に上記作用点Qの片寄り側
とは反対側ほど大きいほぼ三角状の隙間が発生して、マ
グネット部材104が本来保有している吸着力を十分に
発揮させることができない。さらに、上記のような作用
点Qの片寄りにともない上記支点Pを構成する係合孔1
06および係止片107に応力が集中するとともに、上
記のような円運動によって係合孔106の内周や係止片
107に偏摩耗を生じやすくなり、吸着性能の一層の劣
化および耐久性の低下を招くという問題があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、被吸着板との相対姿勢に多少の誤差があっても、そ
の被吸着板に対する追従性を改善して安定のよい吸着性
能を確保することができるマグネットキャッチを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るマグネットキャッチは、前側
開口部を有する矩形枠状のハウジングと、磁石の厚さ方
向両側に一対のヨークを有し、上記前側開口部から上記
ハウジング内に前後方向に変位可能に嵌入保持されてそ
の前端側に被吸着板を吸着させるマグネット部材と、上
記ハウジングの後端側に設けられて上記マグネット部材
の前端側がハウジングの前側開口端部から突出する状態
に該マグネット部材に前方への弾性力を付勢する手段と
を備え、上記弾性力付勢手段は、上記ハウジングの長手
方向で対向する両側内面の後端部で、かつ上記両側ヨー
クにそれぞれ対応する上記ハウジングの幅方向両側から
互いに分離させてそれぞれ斜め前方向きに一体に突設さ
た2組の一対の弾性片から構成されていることを特徴
とするものである。
【0008】上記請求項1のマグネットキャッチにおい
て、請求項2のように、上記マグネット部材における両
ヨークの長手方向に所定間隔を隔てた位置にそれぞれ係
合孔を形成し、上記ハウジングの幅方向で対向する両側
内面には上記各係合孔に遊嵌状に係合するマグネット部
材抜止用の係止片をそれぞれ形成した構成とすることが
好ましい。
【0009】また、上記請求項1または2のマグネット
キャッチにおいて、上記マグネット部材の前端側がハウ
ジングの前側開口端部からの突出長さを、該マグネット
部材の前端側に吸着される被吸着板が上記ハウジングの
前側開口端部に当接した時点での弾性片の後方への変形
が弾性限界内に保たれるような長さに設定することが好
ましい。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、ハウジング内に嵌入
保持されているマグネット部材の前端に被吸着板が当接
したとき、該マグネット部材はその厚さ方向の両側の一
対のヨークに対応してハウジングの長手方向で対向する
両側内面の後端側に設けられた2組の一対の弾性片を
弾性変形させながら後方に変位することになる。そのた
め、被吸着板がマグネット部材の吸着面に対して斜め姿
勢で当接するような状態になっていた場合でも、一対の
ヨークは個別に前後方向に変位することになって、被吸
着板が一方のヨークの前端のみに当接する片当り状態と
はならず、両ヨークが被吸着板に追従してマグネット部
材全体として高い吸着力を安定よく発揮させることが可
能で、マグネットキャッチとしての本来機能を十分に確
保できる。
【0011】また、請求項2のように、上記マグネット
部材における両ヨークを長手方向に間隔を隔てた2箇所
においてハウジングに抜止係合させる場合は、被吸着板
による作用点がハウジングに対する2つの係合点間に存
在する限りはマグネット部材の中心から長手方向に片寄
っていても、マグネット部材は2つの係合点によりほぼ
直線的に移動することになって、該マグネット部材に円
運動を発生させることがない。そのために、被吸着板が
マグネット部材の吸着から解除されようとするとき、被
吸着板とヨークの前端との間に隙間を発生することがな
くなり、マグネット部材が本来保有している吸着力を十
分に発揮させることが可能であり、また、ヨーク側の係
合孔の内周やハウジング側の係止片に偏摩耗を生じるこ
ともなくなり、吸着性能および耐久性の向上を図ること
が可能である。
【0012】さらに、請求項3のように、マグネット部
材の前端側の前方への突出長さを、被吸着板がハウジン
グの前側開口端部に当接した時点での弾性片の後方への
変形が弾性限界内に保たれるような長さに設定するとき
は、マグネット部材が過度に後退して弾性片が塑性変形
されてしまうことを防止し、弾性片の破損などにともな
う使用寿命の低下をなくすることが可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1〜図4は、本発明の一実施例によるマグネ
ットキャッチMを機器の開口部(被取付部材)1の側板
1aに取り付けた状態を示し、該マグネットキャッチM
は、その側板1aの表面1Aに当接されるハウジング2
と、このハウジング2内に嵌入係止されるマグネット部
材3と、上記ハウジング2を機器の開口部1の側板1a
に固定するための一対の取付部4,4などから構成され
ており、また、上記機器の開口部1に開閉自在に設けら
れる開閉扉5側には、マグネットキャッチMに対向して
鉄などの磁性体からなる被吸着板6が設けられている。
【0014】上記マグネット部材3は、異方性フェライ
ト、等方性フェライトまたはゴム磁石などからなる横長
矩形ブロック状の磁石3aと、この磁石3aの両側面に
吸着された鉄などの磁性体からなる一対のヨーク3b,
3bとからなり、各ヨーク3b,3bの前端縁部及び後
端縁部を磁石3a側に若干折曲することにより、その両
ヨーク3b,3bが磁石3aから不測に位置ずれしない
ようにし、また、各ヨーク3b,3bの中央部にハウジ
ング2に係止するために互いに長手方向に所定間隔を隔
てて一対の円形の係止孔7,7が貫通形成されている。
【0015】上記ハウジング2は、ポリプロピレンなど
の合成樹脂からなり、前側開口部2Aを有する矩形枠状
に形成され、上記マグネット部材3を嵌入させるための
内部空間8の幅方向で対向する両側内面、つまり、長尺
側内側面には、マグネット部材3の嵌入方向Eに沿って
2本のガイドレール9,9が互いに所定間隔を隔てて突
設されており、これら各ガイドレール9,9に沿ってマ
グネット部材3を上記内部空間8に円滑に嵌入させるこ
とができる。また、上記各ガイドレール9,9のほぼ中
央部に上記各ヨーク3b,3bの係止孔7,7にそれぞ
れ遊嵌状に嵌入する凸状係止片10,10が一体突設さ
れており、マグネット部材3を内部空間8に押し込む
と、ヨーク3b,3bの後端縁部が各係止片10,10
の下向き傾斜面10a,10aに当接して、ハウジング
2の長尺側内側面を強制的に押し広げて、該マグネット
部材3が内部空間8に前後方向に変位可能に嵌入され、
そのマグネット部材3を内部空間8から抜けないように
ハウジング2に係止させている。
【0016】上記ハウジング2の内部空間8の長手方向
で対向する両側内面、つまり、短尺側内側面の後端部
で、かつ、一対のヨーク3b,3bに対応する上記ハウ
ジングの幅方向両側には、図2に明示のように、互い
に分離されて内部空間8の中心部に向かって前向きに傾
斜する2組一対(計4個)の弾性片11,11,11,
11がそれぞれ一体突設されており、上述したように、
マグネット部材3を内部空間8に嵌入させることによ
り、それら各弾性片11,11,11,11が各ヨーク
3b,3bの後端縁部で押し下げられ、これによって生
じる弾性力によりマグネット部材3に前方へ付勢される
ように構成されている。これら2組の一対の弾性片1
1,11,11,11は開閉扉1を繰り返し開閉すると
きにマグネット部材3に加わる衝撃力を緩衝するように
なっている。
【0017】上記マグネット部材3の前端側がハウジン
グ2の前側開口端部2aから突出する量D(図3)は、
マグネット部材3の前端に吸着される被吸着板6が上記
開口端部2aに当接した時点でも、弾性片11,11,
11,11の変形が弾性限度内に保たれるような長さに
設定されており、これによって、上記マグネット部材3
が過度に後退して上記弾性片11,11,11,11
塑性変形したり、折損したりすることが有効に防止され
るようになっている。
【0018】また、上記取付部4は、上記ハウジング2
の長手方向の両側方に延設された垂直片部12,12、
上記ハウジング2の後端側において上記垂直片部12,
12にそれぞれ連成された水平片部13,13とを有
し、上記垂直片部12,12および水平片部13,13
にはそれぞれ取付用のビス孔14,15が形成されてい
る。
【0019】上記のような構成のマグネットキャッチに
おいては、ハウジング2の後端を機器の側板1aの表面
1Aに当接させて、取付部4のビス孔15に通したビス
(図示省略)を上記側板1a側の孔部16に通してナッ
ト(図示省略)などで締め付けることによってハウジン
グ2を側板1aに固定する。
【0020】この状態での開閉扉5の閉塞操作にともな
い被吸着板6がマグネット部材3の前端、つまり、ヨー
ク3b,3bの前端縁に当接すると、マグネット部材3
が2組の一対の弾性片11,11,11,11を弾性変
形させながら後方に変位し、被吸着板6への外力がなく
なると、上記弾性片11,11,11,11の弾性力に
よって上記マグネット部材3が上記被吸着板6を吸着し
た前方への元位置に復帰する。
【0021】ここで、上記マグネット部材3はハウジン
グ2の長手方向に対向する両側内面の後端部にそれぞれ
両ヨーク3b,3bに対応して突設された2組一対の弾
性片11,11,11,11の弾性力を受けているの
で、上記両ヨーク3b,3bはそれぞれの対応する弾性
片11,11,11,11を介して個別的に前後方向に
変位可能であり、そのため、被吸着板6が、たとえば図
5のような傾き姿勢でマグネット部材3の前端に当接す
るような状態であっても、上記両ヨーク3b,3bが傾
きに応じて個別に後方へ変位して被吸着板6に追従する
ことになる。すなわち、被吸着板6に対して両ヨーク3
b,3bが片当りすることなく、両ヨーク3b,3bに
均等に当接することになり、したがって、機器とマグネ
ットキャッチMとの相対的な取付姿勢に誤差があって
も、マグネット部材3による吸着力が有効に発揮されて
開閉扉5を確実に閉塞姿勢に吸着保持させることが可能
である。
【0022】また、上記マグネット部材3における両ヨ
ーク3b,3bの長手方向に所定間隔を隔てて並設され
た一対の係合孔7,7にハウジング2側の一対の係止片
10,10が遊嵌状に係合されて、マグネット部材3が
ハウジング2に対して2点支持状態となっている。その
ため、図6に示すように、被吸着板6による作用点Qが
マグネット部材3の中心Xから長手方向に距離L´だけ
片寄って作用した場合であっても、その作用点Qがマグ
ネット部材3の2つの係合支持点P,P間の範囲L内に
存在する限りは、吸着状態から離脱するときの力が係合
支持点P,Pに均等に作用してマグネット部材3に円運
動は全く働かない。したがって、上記被吸着板6が当接
した後でマグネット部材3から離脱しようとする際、図
10に見られるような円運動が発生せず、被吸着板6お
よび両ヨーク3b,3bの前端は密接状態のままで両者
間に隙間が生じることがなくなり、マグネット部材3が
本来保有している吸着力を発揮して安定した吸着性能を
得ることができる。
【0023】さらに、上記マグネット部材3がその長手
方向の2点支持状態にあるために、被吸着板6がマグネ
ット部材3から離脱する際の応力を2点に分散させて上
記係合孔7や係止片10の偏摩耗などが抑制され、マグ
ネットキャッチM全体としての吸着性能および耐久性の
向上を図ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ハウジング内に嵌入保持されたマグネット部材の厚
さ方向両側のヨークに対応してそれぞれ2組一対の弾性
片を設けて、それら一対のヨークを個別的に前後方向に
変位可能としたので、取付誤差などに起因して被吸着板
がマグネット部材に対して傾き姿勢で当接する状態であ
っても、両ヨークを被吸着板に追従変位させて被吸着板
が一方のヨークの前端のみに当接する片当り状態をなく
し、両ヨークの磁気吸着力を被吸着板に有効に作用させ
マグネット部材全体として高い吸着力を安定よく発揮さ
せることができ、したがって、マグネットキャッチとし
ての本来機能を十分に確保することができるという効果
を奏する。
【0025】とくに、請求項2のように、マグネット部
材をその長手方向の2点で抜止係合させる構成とする場
合は、被吸着板による作用点がハウジングに対する2つ
の係合点間に存在する限りマグネット部材の中心から長
手方向に片寄っていても、吸着状態から離脱するときの
力は2つの係止片で均等に受けられてマグネット部材に
円運動を発生させることがなくなり、これによって、被
吸着板が当接した後にマグネット部材から離脱しようと
するときに、被吸着板とヨークの前端との間に隙間を発
生することもなく、マグネット部材が本来保有している
吸着力を十分に発揮させて吸着性能の安定化を図ること
ができるとともに、ヨーク側の係合孔の内周やハウジン
グ側の係止片に偏摩耗を生じることもなくなり、耐久性
の向上も図ることができる。
【0026】また、請求項3のように、マグネット部材
の前端側の前方への突出長さを、弾性片の後方への変形
が弾性限界内に保たれるような長さに設定するときは、
マグネット部材が過度に後退して弾性片が塑性変形され
たり、破損されることをなくしてマグネットキャッチの
使用寿命の延長を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるマグネットキヤッチの
縦断正面図である。
【図2】同上実施例におけるマグネットキャッチの分解
斜視図である。
【図3】同上実施例におけるマグネットキヤッチの縦断
側面図である。
【図4】同上実施例におけるマグネットキャッチのハウ
ジングの平面図である。
【図5】被吸着板が傾き姿勢でマグネット部材に吸着さ
れる場合の動作説明図である。
【図6】被吸着板のマグネット部材に対する作用点が片
寄った時の動作説明図である。
【図7】従来のマグネッキャッチの縦断正面図である。
【図8】図7に示す従来のマグネッキャッチの縦断側面
図である。
【図9】従来のマグネットキャッチにおいて、被吸着板
が傾き姿勢でマグネット部材に吸着される場合の動作説
明図である。
【図10】従来のマグネットキャッチにおいて、被吸着
板のマグネット部材に対する作用点が片寄った時の動作
説明図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 2A 前側開口部 2a 前側開口端部 3 マグネット部材 3a 磁石 3b ヨーク 6 被吸着板 7 係合孔 10 係止片 11 弾性片 D 突出量

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側開口部を有する矩形枠状のハウジン
    グと、磁石の厚さ方向両側に一対のヨークを有し、上記
    前側開口部から上記ハウジング内に前後方向に変位可能
    に嵌入保持されてその前端側に被吸着板を吸着させるマ
    グネット部材と、上記ハウジングの後端側に設けられて
    上記マグネット部材の前端側がハウジングの前側開口端
    部から突出する状態に該マグネット部材に前方への弾性
    力を付勢する手段とを備え、上記弾性力付勢手段は、上
    記ハウジングの長手方向で対向する両側内面の後端部
    で、かつ上記両側ヨークにそれぞれ対応する上記ハウジ
    ングの幅方向両側から互いに分離させてそれぞれ斜め前
    方向きに一体に突設された2組の一対の弾性片から構成
    されていることを特徴とするマグネットキャッチ。
  2. 【請求項2】 上記マグネット部材における両ヨークの
    長手方向に所定間隔を隔てた位置にそれぞれ係合孔を形
    成し、上記ハウジングの幅方向で対向する両側内面には
    上記各係合孔に遊嵌状に係合するマグネット部材抜止用
    の係止片をそれぞれ形成してなる請求項1のマグネット
    キャッチ。
  3. 【請求項3】 上記マグネット部材の前端側がハウジン
    グの前側開口端部からの突出長さは、該マグネット部材
    の前端側に吸着される被吸着板が上記ハウジングの前側
    開口端部に当接した時点での弾性片の後方への変形が弾
    性限界内に保たれるような長さに設定されている請求項
    1または2のマグネットキャッチ。
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