JP2001154082A - ミラー取付構造 - Google Patents

ミラー取付構造

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JP2001154082A
JP2001154082A JP33712099A JP33712099A JP2001154082A JP 2001154082 A JP2001154082 A JP 2001154082A JP 33712099 A JP33712099 A JP 33712099A JP 33712099 A JP33712099 A JP 33712099A JP 2001154082 A JP2001154082 A JP 2001154082A
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JP
Japan
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mirror
holding member
mirror mounting
elastic holding
mounting body
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JP33712099A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Shimose
寿俊 下瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラー取付体の主面にミラーを保持する際、
ミラー表面に傷を付けず簡単な押し込み操作のみで実施
する。 【解決手段】 断面形状が略コの字形の弾性挟持部材3
とミラー取付体1とミラー2とからなり、前記ミラー取
付体1の主面に前記ミラー2を添接した後、前記弾性挟
持部材3により前記ミラー取付体と前記ミラーとを一体
的に挟持した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像表示装置たとえ
ば液晶プロジェクター、DLPプロジェクターなどを構成
するダイクロイックミラーや反射ミラー等の取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクター等におけるミ
ラー保持機構として、例えば、特開昭61−27881
0号公報などが提案されている。この場合の構成は、ミ
ラーホルダーの支持孔に挿入部と保持部とを設け、その
保持部にのみ係止部片を臨むように対応させて設けてい
る。ミラーの取付けは、ミラーを支持孔に沿って挿入
し、ミラーの端部が支持孔に対応した状態で板バネ部材
を介在させ、ばね力によってミラーを保持部へ押圧付勢
し、保持部で板バネ部材および係止部片により保持する
構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成では
ミラーをミラーホルダーに保持するために板ばね部材と
ミラーホルダーにビス締めされた係止部片が必要とな
り、部品点数が多く、組立て工数も増加するという問題
があった。また、ミラーをミラーホルダーに取付ける
時、押圧付勢するための板バネ部材をミラー表面上にス
ライドさせながら挿入するためミラー表面に傷が付くと
いう問題があった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解消し、
ミラー表面に傷を付けることなく簡単な構成でミラーを
取付け可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決する為に
本発明は、ミラー取付体の主面にミラーを添接した後、
断面形状が略コ字形の弾性挟持部材により前記ミラー取
付体と前記ミラーとを一体的に挟持した構成とした。上
記構成によれば、弾性挟持部材を一方向に押し込むだけ
でミラーを保持することができ、ミラー表面を傷つけな
い。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、断
面形状が略コ字形の弾性挟持部材とミラー取付体とミラ
ーとからなり、前記ミラー取付体の主面に前記ミラーを
添接した後、前記弾性挟持部材により前記ミラー取付体
と前記ミラーとを一体的に挟持したことを特徴とするミ
ラー取付構造としたもので、弾性挟持部材を一方向に押
し込むだけでミラーを容易に保持でき、ミラー表面を傷
つけることがない。本発明における第2の発明は、ミラ
ー取付体においてミラー下端側受け溝の一方の側壁を傾
斜面とし、ミラーが自重でミラー取付体の主面に密着す
るようにしたことを特徴とする第1の発明に記載のミラ
ー取付構造としたもので、ミラーの自重によりミラーが
ミラー取付体の主面に密着する。また、弾性挟持部材の
取付箇所を減らし組み立て作業性が向上する。以下、本
発明の実施の形態におけるミラー取付構造について、図
面とともに説明する。
【0007】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるミラー取付構造の斜視図、図2は図1を
側面方向から見た断面図、図3は図1のミラー取付構造
において上縁部に弾性挟持部材を取り付ける過程の要部
裏面側斜視図、図4〜図6は図2における上縁部に弾性
挟持部材を取り付ける過程を示す要部側面断面図であ
る。図1〜図6において、符号1はミラー取付体、2は
ミラー、3は弾性挟持部材、4はミラーの左右位置を位
置決めする円筒状の突起、5はミラー取付体を映像機器
シャーシ等にネジ締結するための貫通孔、6はミラー取
付体を構成する底板部、7は弾性挟持部材の開口側端部
が挿嵌する係止孔、8はミラー取付体の上縁部に構成し
たL字形部、9は弾性挟持部材の開口側端部に構成した
略V字形部、9は弾性挟持部材の開口側のもう一方の端
部に構成した鈎形部、11は略V字形部に延出したL字
形部を示す。本発明のミラー取付構造は、断面形状が略
コの字形の弾性挟持部材3とミラー取付体1とミラー2
とからなり、前記ミラー取付体1の一方の主面に前記ミ
ラー2を添接した後、前記弾性挟持部材3により前記ミ
ラー取付体1と前記ミラー2とを一体的に挟持した構成
とした。また、弾性挟持部材3は略コの字形をなすとと
もに,開口側の一端に略V字形部9とL字形部11とを
連続して設け,開口側のもう一端には鈎形部10を配設
してなる。前記鈎形部10はミラー取付体1に設けた係
止孔7(貫通孔)に挿嵌し係止するようにした。さら
に、ミラー取付体1は上下に直角の曲げ形状を有し、左
右端部にミラー2の左右位置を規制する位置決め用の円
柱形突起4を配設してなる。さらに、ミラー取付体1の
上縁部1カ所と下縁部の2カ所にL字形部8を設けてな
る。挿嵌した弾性挟持部材3の略V字形部9はミラー2
を押圧固定し、L字形部11は前記L字形部8に係止す
る。また、弾性挟持部材3の鈎形部10は係止孔7に挿
嵌する。この構成により弾性挟持部材3が輸送過程での
振動等によりミラー取付体1から外れるのを防止してい
る。図4〜図6は弾性挟持部材3をミラー取付体1の上
縁部に装着する手順を示す。まず、ミラー2はミラー取
付体1の一方の主面に添接される。次に、断面形状が略
コの字形の弾性挟持部材3がミラー取付体1の上縁側よ
りそれぞれ装着される。ミラー取付体1の上縁部より挿
入された弾性挟持部材3は、それぞれ開口側が弾性変形
して開きつつ進行し、略コの字の底部まで挿入された時
点で略V字形部9と鈎形部10とが弾性復帰する。そし
て、ミラー取付体1とミラー2とは弾性挟持部材3によ
り一体的にワンタッチで挟持される。ミラー取付体1の
下縁側においても同様に弾性挟持部材3が取り付けられ
る。前記弾性挟持部材3は金属部材たとえばばね鋼板や
ステンレススティール等をプレス加工した断面形状が略
コの字形の板バネ、または樹脂部材などを弾性を有する
所定に射出成形などして形成すればよい。なお、弾性挟
持部材3を構成するL字形部11は必ずしも設ける必要
はなく、略V字形部のみとしてもよい。また、略V字形
部に代え鈎形部と同様の形状としてもよい。さらに、鈎
形部も略V字形の形状に置き換えてもよい。即ち、ミラ
ー押圧機能とミラー取付体への係止機能を満足するな
ら、開口端部の形状を任意に設定してよい。 (実施の形態2)図7は本発明の実施の形態2における
ミラー取付構造の要部断面図を示す。この場合の構成
は、ミラー取付体71の上縁側のみを1〜2カ所、弾性
挟持部材で挟持するようにしたことを特徴とする。ミラ
ー72の下端側はミラー受け溝の一方の側壁を傾斜面8
0とすることにより自重でミラー72がミラー取付体7
1の主面に密着する構成とした。その他の構成は実施の
形態1と同様とした。該構成により弾性挟持部材の装着
箇所が少なくなり、組み立て時間を短縮できる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弾性挟持
部材を装着するだけでミラーとミラー取付体とを一体的
に挟持でき、ミラー表面を傷つけない。また、弾性挟持
部材の押し込み操作のみで組み立てられ作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるミラー取付構造
の斜視図
【図2】図1を側面方向から見た断面図
【図3】図1のミラー取付体の上縁部に弾性挟持部材を
取り付ける過程の要部裏面側斜視図
【図4】図1のミラー取付体の上縁部に弾性挟持部材を
取り付ける過程の要部断面図
【図5】図1のミラー取付体の上縁部に弾性挟持部材を
取り付ける過程の要部断面図
【図6】図1のミラー取付体の上縁部に弾性挟持部材を
取り付ける過程の要部断面図
【図7】本発明の実施の形態2におけるミラー取付構造
の要部断面図
【符号の説明】
1、71 ミラー取付体 2、72 ミラー 3 弾性挟持部材 4 突起 5 貫通孔 6 底板部 7 係止孔 8 L字形部 9 略V字形部 10 鈎形部 11 L字形部 80 傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が略コの字形の弾性挟持部材と
    ミラー取付体とミラーとからなり、前記ミラー取付体の
    主面に前記ミラーを添接した後、前記弾性挟持部材によ
    り前記ミラー取付体と前記ミラーとを一体的に挟持した
    ことを特徴とするミラー取付構造。
  2. 【請求項2】 弾性挟持部材の断面形状が略コの字形を
    なすとともに開口側の一端が略V字形をなし,開口側の
    もう一端は鈎形をなし、前記鈎形部がミラー取付体に設
    けた貫通孔に挿嵌し係止するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のミラー取付構造。
  3. 【請求項3】 弾性挟持部材の断面形状が略コの字形を
    なすとともに開口側の端部がそれぞれ略V字形,または
    鈎形の内いずれか一方をなし、前記略V字形部,または
    鈎形部がミラー取付体に設けた貫通孔に挿嵌し係止する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のミラー取付
    構造。
  4. 【請求項4】 少なくともミラー取付体の上縁側を弾性
    挟持部材で挟持するようにしたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のミラー取付構造。
  5. 【請求項5】 ミラー取付体においてミラー下端側受け
    溝の一方の側壁を傾斜面とし、ミラーが自重でミラー取
    付体の主面に密着するようにしたことを特徴とする請求
    項4記載のミラー取付構造。
JP33712099A 1999-11-29 1999-11-29 ミラー取付構造 Pending JP2001154082A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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