JP2007003773A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイヤグリッドの熱膨張に起因する投射像の画素ずれを抑制することができる投射型表示装置を提供する。
【解決手段】 ワイヤグリッド6Bの一方の垂直面6Baに当接する第1突起304とワイヤグリッド6Bの他方の垂直面6Bbに隙間を介して配置された第2突起305とでワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する水平方向Hへのワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbの所定量以上の移動を規制する。ワイヤグリッド6Bの一方の水平面6Bcに当接する第3突起306とワイヤグリッド6Bの他方の水平面6Bdに隙間を介して配置された第4突起307とでワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する垂直方向Vへのワイヤグリッド6Bの水平面6Bdの所定量以上の移動を規制する。ワイヤグリッド6Bをその厚さ方向Tへ押圧する板ばね303でワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tへのワイヤグリッド6Bの入射面6Beの移動を規制する。
【選択図】 図2

Description

この発明は投射型表示装置に関する。
従来の投射型表示装置として特開2002−372749号公報に記載されたものがある(以下公報参照)。
この投射型表示装置は次のような機能を有する。
光源光をR光、G光、B光に色分解し、各色光をそれぞれ所定の位置に配置されたワイヤグリッド偏光ビームスプリッタ(以下ワイヤグリッドという)に入射させて偏光分離する。射出された一方の偏光を各色光毎に配置された反射型ライトバルブに入射させ、各色光の色信号によって変調させて反射・射出させて、前記ワイヤグリッドで変調光を検光して取り出し、各色光の検光光を色合成して投射レンズで投射する。ワイヤグリッドとはガラス基板上に金属の格子を微小間隔をおいて形成したものをいう。
前記ワイヤグリッドは通常エポキシ系又はシリコン系の接着剤を用いて取付部材に固定される。
特開2002−372749号公報
ところで、ワイヤグリッドが固定される取付部材は金属で構成されているので、取付部材とワイヤグリッドとの線膨張係数は異なる。
したがって、ワイヤグリッドに光を照射してワイヤグリッドが熱膨張したときやワイヤグリッドの周りの温度が変化したとき、取付部材とワイヤグリッドとの線膨張係数の違いから、以下の現象が発生するという問題があった。
エポキシ系の接着剤を用いた場合、ワイヤグリッドが変形(撓み、曲がり等)する。また、シリコン系の接着剤を用いた場合、ワイヤグリッドの入射面が取付部材から離れる方向へ変位する。その結果、投射像に画素ずれが発生する。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はワイヤグリッドの熱膨張に起因する投射像の画素ずれを抑制することができる投射型表示装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタを取付ける取付部材と、前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向への変形を規制する規制部材と、前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタが厚さ方向と垂直な面で回転するのを規制する回転規制部材とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタを取付ける取付部材と、前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向と直交する第1方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの所定量以上の伸張を規制する第1規制部材と、前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向と直交し、前記第1方向と直交する第2方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの所定量以上の伸張を規制する第2規制部材と、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの変形を規制する第3規制部材とを備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の投射型表示装置において、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは四角形であり、前記第1規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に当接するように配置された第1突起と、前記第1の側面と相対する第2の側面に隙間を介して配置された第2突起とで構成され、前記第2規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの前記第1の側面に垂直な第3の側面に当接するように配置された第3突起と、前記第3の側面と相対する第4の側面に隙間を介して配置された第4突起とで構成され、前記第3規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタをその厚さ方向へ押圧する板ばねで構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の投射型表示装置において、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは四角形であり、前記第1規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に当接するように配置された第1突起と、前記第1の側面と相対する第2の側面に隙間を介して配置された第2突起で構成され、前記第2規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に垂直な第3の側面に当接するように配置された第3突起と、前記第3の側面と相対する第4の側面に隙間を介して配置された第4突起とで構成され、前記第3規制部材は、前記第1,第2突起の少なくとも一方に一体に形成され、前記ワイヤグリッドをその厚さ方向へ押圧する第1ばねと、前記第3,第4突起の少なくとも一方に一体に形成され、前記ワイヤグリッドをその厚さ方向へ押圧する第2ばねとで構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の投射型表示装置において、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは、少なくとも1ヶ所で前記取付部材に固定されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3又は4記載の投射型表示装置において、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面と前記第3の側面との交差部が前記取付部材に固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、ワイヤグリッドの熱膨張に起因する投射像の画素ずれを抑制することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。
ランプ1aと放物面鏡等の凹面鏡1bとからなる光源1から射出した光源光は、B(青)光反射ダイクロイックミラー2BとR光、G光を反射するダイクロイックミラー2RGとを互いに直交するようにX型に配置してなるクロスダイクロイックミラー2に入射し、互いに反対方向に進行するB光と、R光とG光との混合光とに色分解される。
B光は折り曲げミラー3で進行方向を変えて進行し、B光用ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタ6B(以下ワイヤグリッド6Bという)に入射する。R光とG光との混合光は折り曲げミラー4で進行方向を変えてG光反射ダイクロイックミラー5に入射し、透過するR光と反射するG光とに色分解され、R光とG光とはR光用ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタ6R(以下ワイヤグリッド6Rという)とG光用ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタ6G(以下ワイヤグリッド6Gという)6Gとにそれぞれ入射する。
ワイヤグリッド6B,6R,6Gは矩形のガラス基板上に金属(アルミニウム)が格子状に形成されている。ワイヤグリッド6B,6R,6Gは、格子の配列方向と平行な向きに偏光した光を反射させ、格子の配列方向と垂直な向きに偏光した光を透過させる。
ワイヤグリッド6B、6R、6Gを透過した偏光光は各色光用の反射型ライトバルブ7B,7R,7Gに入射する。反射型ライトバルブ7B,7R,7Gに入射した光は各色の色信号によって変調されて反射し、再度ワイヤグリッド6B,6R,6Gに入射し、反射する変調光と透過する非変調光とに偏光分離される。ワイヤグリッド6B,6R,6Gで反射された変調光だけが取り出されて(検光されて)、各色光の検光光の色合成を行うクロスダイクロイックプリズム9のそれぞれ異なる入射面に入射する。
クロスダイクロイックプリズム9に入射したB光はB光反射ダイクロイック膜9Bで反射され、R光はR光反射ダイクロイック膜9Rで反射され、G光は両膜9B,9Rを透過し、色合成されて射出面から射出される。合成光は投射レンズ11に入射し、図示しないスクリーン上にフルカラー像が拡大投射される。
なお、ワイヤグリッド6B,6R,6Gはクロスダイクロイックプリズム9を収容する取付部材302(202)の外面202a(302a)に支持されている(図2、図3参照)。
図2、図3を用いて取付部材302(202)の外面202a(302a)にワイヤグリッド6B,6R,6Gを支持する方法を説明する。なお、ワイヤグリッド6B,6R,6Gのそれぞれの支持方法は同じであるので、以下G光用のワイヤグリッド6Bの支持方法だけを説明する。
図2はこの発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の一部を示し、ワイヤグリッドが取付部材302に支持されている状態を示す斜視図である。
ワイヤグリッド6Bは板ばね303(第3規制部材(規制部材))と第1突起304と第2突起305と第3突起306と第4突起307とによって取付部材302の外面302aの所定位置(取付部材302の図示しない開口と対向する位置)に支持されている。第1突起304と第2突起305とで第1規制部材が構成され、第3突起306と第4突起307とで第2規制部材が構成される。第1規制部材と第2規制部材とで請求項1の回転規制部材が構成される。
板ばね303は、ワイヤグリッド6Bと対向する開口が形成された矩形状の枠部303aと、枠部303aの左右の一部分をそれぞれクランク形状に折り曲げて形成した取付部303bとを有する。取付部303bはねじ309によって取付部材302の外面302aに取り付けられている。
ワイヤグリッド6Bは枠部303aと取付部材302の外面302aとの間に挟み込まれ、枠部303aのばね力によって外面302aに押圧されている。すなわち、板ばね303によってワイヤグリッド6Bの面6Beの厚さ方向Tへの変形が規制されている。
第1突起304は取付部材302の外面302aに直立する円柱である。第1突起304はワイヤグリッド6Bの一方の垂直面(第1の側面)6Baに当接する。
第2突起305は取付部材302の外面302aに直立する円柱である。第2突起305はワイヤグリッド6Bの他方の垂直面(第2の側面)6Bbに隙間を介して配置されている。
第1突起304と第2突起305とによってワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbの厚さ方向Tと直交する水平方向Hへの所定量以上の移動(垂直面6Bbの水平方向Hへの変位)が規制されている。ここに、所定量とは熱膨張による最大移動距離をいう。
第3突起306は取付部材の外面302aに直立する円柱である。第3突起306はワイヤグリッド6Bの一方の水平面(第3の側面)6Bcに当接する。
第4突起307は取付部材302の外面302aに直立する円柱である。第4突起307はワイヤグリッド6Bの他方の水平面(第4の側面)6Bdに隙間を介して配置されている。
第3突起306と第4突起307とによってワイヤグリッド6Bの水平面6Bdの厚さ方向Tと直交する垂直方向Vへの所定量以上の移動(水平面6Bdの垂直方向Vへの変位)が規制されている。
なお、ワイヤグリッド6Bの4つの角部のうちの右下の角部は接着剤amによって取付部材302の外面302aに固定されている。
ワイヤグリッド6Bは上記の方法によって取付部材302の外面302aに支持されているので、ワイヤグリッド6Bに光を照射してワイヤグリッド6Bが熱膨張したとき、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する水平方向Hへワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbが移動するとともに、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する垂直方向Vへワイヤグリッド6Bの水平面6Bdが移動する。
しかし、第2突起305が前述したようにワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbに隙間を介して配置されているので、所定量以上のワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbの移動は第2突起305によって制限される。また、第4突起307は前述のようにワイヤグリッド6Bの水平面6Bdに隙間を介して配置されているので、所定量以上のワイヤグリッド6Bの水平面6Bdの移動は第4突起307によって制限される。
なお、ワイヤグリッド6Bの入射面6Beの取付部材302の外面302aから離れる方向への変位は板ばね303のばね力によって阻止されている。
この第1実施形態によれば、ワイヤグリッド6B,6R,6Gは光軸方向へ変形・変位しないので、熱膨張に起因する投射像の画素ずれを抑制することができる。また、ワイヤグリッド6B,6R,6Gの変形による投射像の色ムラの発生を防止することもできる。
図3はこの発明の第2実施形態に係る投射型表示装置の一部を示し、ワイヤグリッドが取付部材に支持されている状態を示す斜視図である。第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
ワイヤグリッド6Bは第1突起204A,204Bと第2突起205Bと第3突起206と第4突起207とばね204Ba,205Baとばね207aとによって取付部材202の外面202aの所定位置に支持されている。
第1突起204A,204Bと第2突起205Bとで第1規制部材が構成される。第3突起206と第4突起207とで第2規制部材が構成される。第1規制部材と第2規制部材とで請求項1の回転規制部材が構成される。
第1突起204A,204Bはワイヤグリッド6Bの一方の垂直面(第1の側面)6Baに当接している。第1突起204A,204Bは取付部材202の外面202aに垂直方向Vへ所定間隔をおいて設けられている。第1突起204Aは取付部材202の一部を切り起こして形成された突起である。第1突起204BはL字形に曲げられた板である。突起204Bはねじ209によって取付部材202の外面202aに取り付けられている。第1突起204Bには波形の第1ばね204Baが一体に形成されている。第1ばね204Baはワイヤグリッド6Bをその厚さ方向Tへ押圧する。
第2突起205Bはワイヤグリッド6Bの他方の垂直面(第2の側面)6Bbに隙間を介して配置されている。第2突起205BはL字形に曲げられた板である。第2突起205Bはねじ209によって取付部材202の外面202aに取り付けられている。第2突起205Bには波形の第1ばね205Baが一体に形成されている。第1ばね205Baはワイヤグリッド6Bをその厚さ方向Tへ押圧する。
第1突起204A,204Bと第2突起205Bとによって取付部材202の外面202aに支持されるワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する水平方向Hへの所定量以上の伸張が規制されている。
第3突起206はワイヤグリッド6Bの一方の水平面(第3の側面)6Bcに当接している。第3突起206は取付部材202を切り起こして形成された突起である。
第4突起207はワイヤグリッド6Bの他方の水平面(第4の側面)6Bdに隙間を介して配置されている。第4突起207はL字形に曲げられた板である。第4突起207はねじ209によって取付部材202の外面202aに取り付けられている。第4突起207には波形の第2ばね207aが一体に形成されている。第2ばね207aはワイヤグリッド6Bをその厚さ方向Tへ押圧する。
第3突起206と第4突起207とによってワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する垂直方向Vへの所定量以上の移動が規制されている。
また、第1ばね204Ba,205Baと第2ばね207aとで第3規制部材(規制部材)が構成される。
なお、ワイヤグリッド6Bの4つの角部のうちの右下部分は接着剤amによって取付部材202の外面202aに固定されている。
ワイヤグリッド6Bは上記の方法によって取付部材202の外面202aに支持されているので、ワイヤグリッド6Bに光を照射してワイヤグリッド6Bが熱膨張したとき、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する水平方向Hへワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbが移動するとともに、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向Tと直交する垂直方向Vへワイヤグリッド6Bの水平面6Bdが移動する。
しかし、突起205Bが前述のようにワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbに隙間を介して配置されているので、所定量以上のワイヤグリッド6Bの垂直面6Bbの移動は第2突起205Bによって制限される。また、第4突起207は前述のようにワイヤグリッド6Bの水平面6Bdに隙間を介して配置されているので、所定量以上のワイヤグリッド6Bの水平面6Bdの移動は第4突起207によって制限される。
なお、ワイヤグリッド6Bの入射面6Beの取付部材202の外面202aから離れる方向への変位は第1ばね204Ba,205Baと第2ばね207aとのばね力によって阻止されている。
この実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、第1、第2実施形態では、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向と直交する水平方向H、垂直方向Vの方向への所定量以上の伸張を制限する突起304,305,306,307(204A,204B,205B,206,207)を設けているが、ワイヤグリッド6Bの水平方向Hの一方の側面(垂直面6Ba)と、垂直方向Vの一方の側面(水平面6Bc)とにそれぞれ接する突起304(204A,204B),306(206)を設けるだけでも構わない。これにより、ワイヤグリッド6Bの厚さ方向と垂直な面内での回転を防止することができ、コントラストの低下を防止することができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の基本構成を示す図である。 図2はこの発明の第1実施形態に係る投射型表示装置の一部を示し、ワイヤグリッドが取付部材に支持されている状態を示す斜視図である。 図3はこの発明の第2実施形態に係る投射型表示装置の一部を示し、ワイヤグリッドが取付部材に支持されている状態を示す斜視図である。
符号の説明
6B,6R,6G:ワイヤグリッド、6Ba:一方の垂直面(第1の側面)、6Bb:他方の垂直面(第2の側面)、6Bc:一方の水平面(第3の側面)、6Bd:他方の水平面(第4の側面)、202,302:取付部材、202a,302a:外面、204A,204B,304:第1突起、204Ba,205Ba:第1ばね、207a:第2ばね、205B,305:第2突起、206,306:第3突起、207,307:第4突起、303:板ばね(第3規制部材(規制部材))、T:厚さ方向、H:水平方向、V:垂直方向。

Claims (6)

  1. ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタを取付ける取付部材と、
    前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向への変形を規制する規制部材と、
    前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタが厚さ方向と垂直な面で回転するのを規制する回転規制部材と
    を有することを特徴とする投射型表示装置。
  2. ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタを取付ける取付部材と、
    前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向と直交する第1方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの所定量以上の伸張を規制する第1規制部材と、
    前記取付部材に配置され、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向と直交し、前記第1方向と直交する第2方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの所定量以上の伸張を規制する第2規制部材と、
    前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの厚さ方向への前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの変形を規制する第3規制部材と
    を備えていることを特徴とする投射型表示装置。
  3. 前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは四角形であり、
    前記第1規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に当接するように配置された第1突起と、前記第1の側面と相対する第2の側面に隙間を介して配置された第2突起とで構成され、
    前記第2規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの前記第1の側面に垂直な第3の側面に当接するように配置された第3突起と、前記第3の側面と相対する第4の側面に隙間を介して配置された第4突起とで構成され、
    前記第3規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタをその厚さ方向へ押圧する板ばねで構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の投射型表示装置。
  4. 前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは四角形であり、
    前記第1規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に当接するように配置された第1突起と、前記第1の側面と相対する第2の側面に隙間を介して配置された第2突起で構成され、
    前記第2規制部材は、前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面に垂直な第3の側面に当接するように配置された第3突起と、前記第3の側面と相対する第4の側面に隙間を介して配置された第4突起とで構成され、
    前記第3規制部材は、前記第1,第2突起の少なくとも一方に一体に形成され、前記ワイヤグリッドをその厚さ方向へ押圧する第1ばねと、前記第3,第4突起の少なくとも一方に一体に形成され、前記ワイヤグリッドをその厚さ方向へ押圧する第2ばねとで構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の投射型表示装置。
  5. 前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタは、少なくとも1ヶ所で前記取付部材に固定されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の投射型表示装置。
  6. 前記ワイヤグリッド偏光ビームスプリッタの第1の側面と前記第3の側面との交差部が前記取付部材に固定されている
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の投射型表示装置。
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