JPH06345348A - エレベータの部品交換指示システム - Google Patents

エレベータの部品交換指示システム

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JPH06345348A
JPH06345348A JP13471693A JP13471693A JPH06345348A JP H06345348 A JPH06345348 A JP H06345348A JP 13471693 A JP13471693 A JP 13471693A JP 13471693 A JP13471693 A JP 13471693A JP H06345348 A JPH06345348 A JP H06345348A
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JP13471693A
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Susumu Tomiyama
進 富山
Isamu Asahi
勇 朝日
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用状態に則した交換を行なうことができ、
かつ、保守員の負担を軽減することができるエレベータ
の部品交換指示システムを提供すること。 【構成】 エレベータ1の各種データは監視センタ2を
介して管理部署4の顧客情報記憶部462へ格納され
る。寿命予測テーブル記憶部463にはエレベータの各
部品の寿命予測の基準値が格納され、作業実績記憶部4
66には部品交換作業の実績が格納されている。CPU
460はこれら各記憶部462、463、466に格納
されたデータに基づいて各エレベータの各部品について
交換の要否を演算し、演算結果を作業指示内容記憶部4
64に格納し、印刷装置48で印字して関係営業所5に
送付する。営業所5はこれに基づいて部品交換作業を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータに使用され
ている各種部品の寿命到達前に部品交換を指示するため
のエレベータの部品交換指示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの故障は、これを利用する人
々に多大の迷惑を及ぼすばかりでなく、極端な場合には
人身事故に至るおそれがある。このためエレベータの保
守は専門の保守会社により行われるのが通常である。こ
のような保守会社の組織は、各保守会社毎に異なるが、
例えば、ある地域内のエレベータの保守を行う営業所に
保守員を配属させてそれらエレベータの保守を行わせる
とともに、複数の営業所のエレベータを監視する監視セ
ンタを設けてそれらエレベータの重要事故に対処するよ
うにし、かつ、複数の監視センタについての情報(全エ
レベータの情報)を本部で管理する構成となっている。
【0003】近年、エレベータの運行制御がマイクロコ
ンピュータで構成される制御装置により行われるように
なり、当該制御装置の機能を利用して、エレベータの通
常の稼働中のデータを記録するとともに、監視センタか
らの指令で各エレベータを診断運転し、この診断運転中
に、例えばエレベータの起動時間、加速走行時間、高速
運転速度、速度変動、着床レベル、その他種々のデータ
を採取し、これを記録することが提案されている。この
ようなシステムを図により説明する。
【0004】図7は、上記提案になるエレベータのデー
タ収集装置のシステム構成図である。図で、1はエレベ
ータ、2は監視センタ、3はエレベータ1と監視センタ
2との間の通信を行う通信装置、4は複数の監視センタ
2を管理する管理部署、5は監視センタ2に所属する営
業所を示す。
【0005】エレベータ1は、マイクロコンピュータで
構成される自動診断部11、エレベータかごの運行を制
御する運行制御部12、および上記自動診断部11、上
記運行制御部12で得られた各データを記憶する記憶部
13を備えている。
【0006】監視センタ2は、2つの通信装置21a,
21b、パーソナルコンピュータで構成された制御部2
2、この制御部22で処理されるデータを格納する記憶
部23、マイクロコンピュータで構成されエレベータ1
で発生した重要事故を監視する監視部24、この監視部
24で処理されるデータを格納する記憶部25、通信装
置26、この通信装置26からのデータを処理するパー
ソナルコンピュータより成る制御部27、この制御部2
7で処理されるデータを格納する記憶部28、および記
憶部28に格納されたデータを外部に送信する通信装置
29で構成されている。
【0007】管理部署4は、監視センタ2から送信され
るデータを受信する通信装置41、受信されたデータの
処理を行う制御部42、制御部42で処理されるデータ
を格納する記憶部43、この記憶部43に格納されたデ
ータのうち重要事故データ(発報データ)を記憶する発
報データ記憶部44、および発報データ記憶部44に格
納されたデータを送信する通信装置45で構成されてい
る。
【0008】営業所5は、管理部署4との通信を行う通
信装置51、この通信装置51からのデータを処理する
制御部52、この制御部52で処理されるデータを格納
する記憶部53、記憶部53に格納されたデータに基づ
いて発報データを印字する印刷装置54および種々のデ
ータや指令を入力するキーボード等の入力部55で構成
されている。
【0009】ここで、図7に示すシステムの動作を説明
する。運行制御部12は通常稼働時におけるエレベータ
1の運行を制御するとともに、制御中に得られた種々の
運行状態データ、例えば安全装置の動作の有無、ドア開
閉異常の有無、各階床毎のかご呼びや乗り場呼びの回
数、ドアの開閉回数等々を記憶部13へ格納する。又、
エレベータ1の運行中に重要事故、例えば乗客の閉じ込
めやドア開閉異常等が発生すると、運行制御部12は、
そのデータ、即ち発報データを一旦記憶部13へ格納し
た後、通信装置3を介して監視センタ2へ発報する。
【0010】この発報データは通信装置3,21bを介
して監視センタ2の監視部24へ入力されるとともに、
図示しない表示装置に表示される。この表示により、監
視センタのオペレータは、発報データが出力されたエレ
ベータを担当する営業所5にこれを連絡して所定の処置
を行うように指示する。一方、監視部24は入力された
発報データを記憶部25に格納するとともに通信装置2
6を介して制御部27へ送信し、制御部27は、当該発
報データを一旦記憶部28に蓄積するとともに、これに
基づき通信装置29,41を介して管理部署4の制御部
42へ送信する。制御部42は送信された発報データを
記憶部43へ格納する。なお、この記憶部43には、エ
レベータ1と監視センタ2との間の通信システムの試験
結果データも格納されている。
【0011】制御部42は記憶部43に格納されている
データのうち発報データを取り出し、これを発報データ
記憶部44に格納する。営業所5の制御部52は、保守
員が必要に応じて入力部55から入力した指令により通
信装置51,45を介して、管理部署4の制御部42
に、発報データ記憶部44に格納されている発報データ
を取り出させ、これを記憶部53に格納する。さらに、
制御部52は保守員等の指令により記憶部53から当該
発報データを取り出し、このデータに基づいて印刷装置
54を駆動して異常の有無の監視結果報告書を作成す
る。
【0012】一方、エレベータ1の自動診断部11は、
監視センタ2の制御部22から通信装置21a,3を介
して自動診断運転指令を受信すると、プログラムに従っ
てエレベータ1を診断運転し、この診断運転中に得られ
たデータ(診断データ)を記憶部13へ格納する。な
お、前記の発報データは一時的に記憶部13へ格納され
るのみである。
【0013】監視センタ2の制御部22は定期的に、例
えば月一回、記憶部13に格納されたデータを取り出
し、記憶部23に格納し、これらを営業所5に出力して
エレベータ1の保守の参考に供する。
【0014】ところで、エレベータの保守は、上記発報
データ、診断データに基づいて実施されるものの外に、
寿命に達した部品を交換することも含まれ、このような
部品の交換により、上記データにより示される故障の発
生を未然に防止するようにしている。交換すべき部品は
次の各寿命予測データに基づいて抽出される。
【0015】a;エレベータの走行時間が、その部品に
対して定められている走行時間に達したか否か。例え
ば、ドア開閉装置のカムスイッチの交換は走行時間15
000時間に定められている。 b;その部品の使用年数が定められた年数に達したか否
か。例えば、テールコードの交換は使用年数17年に定
められている。 c;その部品に対して上記走行時間および使用年数を設
定しておき、いずれか一方に達したか否か。例えば、メ
インスイッチの交換は走行時間15000時間、使用年
数15年のいずれか早い方に定められている。 d;保守員が保守作業の際、目視により判断する。例え
ば、かごを駆動するモータの滑り軸受の状態を目視して
交換の要、不要を判断する。
【0016】管理部署4は、エレベータの各機種毎、各
部品毎に上記寿命予測基準のデータおよび管理する全エ
レベータについてそれぞれ走行時間(保守員が保守作業
時にチェックし、管理部署4に報告する。)および使用
年数の実績データを有し、各エレベータの各部品につい
て上記実績データと上記寿命予測データを例えば年度末
に照合し、次年度に寿命予測基準に達する部品およびそ
の交換日を各エレベータ毎に抽出して作業指示書を作成
し、これを印刷して当該エレベータの担当営業所に送付
する。
【0017】なお、上記dにより判断される部品につい
ては、保守員が管理部署4へ部品名と交換予定日とを送
信し、管理部署4はこれに基づいて当該部品を作業指示
書に加入する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の部品交換の
手段において、寿命予測基準はエレベータの走行時間又
は部品の使用年数で定められているが、これらは、当該
部品の損耗程度とは直接には関連していない。したがっ
て、その部品を備えたエレベータの走行時間又はその部
品の実際の使用頻度が大きいとその部品は寿命に達して
しまう。この場合、寿命に達しても交換されないのであ
るから、エレベータの事故につながるおそれが生じる。
【0019】又、寿命予測基準のうち保守員の目視によ
るものについては、保守員の熟練度で判断レベルが異な
り、判断洩れが生じるおそれもあり、さらに保守員の負
担が増大するという問題もある。
【0020】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、部品の使用状態に則した交換を行なうこと
ができ、かつ、保守員の負担を軽減することができるエ
レベータの部品交換指示システムを提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エレベータの各部品の寿命をそれぞれの
使用年数およびエレベータの走行時間より成る寿命予測
データに基づいて判断し、この判断の結果交換を必要と
する部品を指示するものにおいて、前記エレベータに関
する所定の各使用態様の実績値を抽出するデータ抽出手
段と、前記寿命予測データおよび前記各使用態様につい
て定められた他の寿命予測データを記憶する第1の記憶
部と、管理対象となる全エレベータに関する前記使用年
数ならびに前記走行時間の実績値、および前記データ抽
出手段で抽出されたデータを記憶する第2の記憶部と、
前記第1の記憶部および前記第2の記憶部に記憶された
データに基づいて各エレベータ毎に交換すべき部品を指
示する指示手段とを設けたことを特徴とする。
【0022】
【作用】エレベータはその稼働中に各部品の使用態様の
実績値を抽出してこれらを管理部署に送信する。管理部
署は送信されたデータで第2の記憶部のデータを書換え
る。そして、所定の期間(例えばある年度)の終了前
に、管理する全エレベータのそれぞれについて、第2の
記憶部に記憶された各部品の使用年数、走行時間、使用
態様の実績値が、次の期間(例えば次年度)に第1の記
憶部に記憶されたデータに達するか否かをみて、達する
部品についてはその部品名と交換日とを指示する。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例に係るエレベータの部品
交換指示システムのシステム構成図である。図で、図7
に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号を付して
説明を省略する。本実施例のシステムが従来のシステム
と異なるのは、運行制御部12の制御中において、後述
する所定の使用態様データを抽出してこれらを他のデー
タとともに記憶部13、23に格納すること、監視セン
タ2に備えられている通信装置26、制御部27、記憶
部28および通信装置29に対して、記憶部23に格納
された各データを管理部署4に送信する機能を持たせた
こと、および管理部署4の構成である。このように、監
視センタ2の通信装置26、制御部27、記憶部28お
よび通信装置29に、記憶部23に格納された各データ
を管理部署4に送信する機能をもたせる構成とすること
は説明するまでもなく容易に実施できる。
【0024】一方、管理部署4には、従来のものと同じ
通信装置41、発報データ記憶部44および通信装置4
5を備えるとともに、新たな機能を有する制御部46、
外部記録装置47、および印刷装置48が備えられる。
さらに、営業所5には、表示装置56が備えられる。
【0025】管理部署4の制御部46は、種々の演算制
御を行なうCPU(中央処理ユニット)460、このC
PUの処理プログラムが格納されたROM(リード・オ
ンリ・メモリ)461、顧客情報(後述)を記憶する顧
客情報記憶部462、部品の寿命を予測する基準となる
データ(後述)を記憶する寿命予測テーブル記憶部46
3、部品交換作業の指示内容(後述)を記憶する作業指
示内容記憶部464、演算制御の結果等を記憶するRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)465、部品交換指
示に対する作業実績(後述)を記憶する作業実績記憶部
466、および入出力部467で構成されている。
【0026】図2は図1に示す顧客情報記憶部462の
内容説明図である。顧客情報記憶部462には、エレベ
ータコードで表される各顧客の各エレベータ毎に、走行
時間、通電時間、かご側とホール側のドア開閉回数、そ
のエレベータを構成する各部品、これら各部品毎の使用
年数、各リレー(図ではA〜Eで示されている。)の動
作回数等、種々のデータが格納されている。
【0027】図3は図1に示す寿命予測テーブル記憶部
463の内容説明図である。寿命予測テーブル記憶部4
63には、各部品について、その取替えの基準となる使
用年数、走行時間、ドア開閉回数、リレー動作回数、エ
レベータ通電時間等のデータが格納されている。例え
ば、MSリレーについては、使用年数15年、走行時間
15000時間、リレー動作回数3000回が寿命予測
の基準となり、MSリレーがこれらのうちのいずれかに
達したとき取替えを行なう。
【0028】次に、本実施例の動作を図4、図5および
図6を参照しながら説明する。図4は図1に示す作業指
示内容記憶部464の内容説明図、図5は図1に示す作
業実績記憶部466の内容説明図、図6は部品交換作業
指示書を示す図である。前述のとおり、記憶部13に格
納されているデータは、例えば月1回監視センタ2に読
み出され、その記憶部28に格納される。格納されたデ
ータは順次管理部署4のCPU460により各通信装置
29、41を介して取り出され、外部記憶装置47に蓄
積される。
【0029】この状態において、管理部署4のCPU4
60は、例えば月1回外部記憶装置47に蓄積されてい
るデータを取り出し、このデータに基づいて図2に示す
顧客情報記憶部462の内容を最新の実績データに修正
する。そして、所定時期(例えば各年度末)毎に当該修
正されたデータと図3に示す寿命予測テーブル記憶部4
63の内容とを比較する。例えば、エレベータコードE
001のエレベータのトラクション・マシン滑り軸受に
ついて、実際の通電時間と取替え基準となる通電時間と
を比較する。図示の場合、実際の通電時間は4000時
間、取替え基準となる通電時間は6000時間であるの
で、現時点(年度末)における取替えは不要である。
【0030】この場合、CPU460は次年度中に取替
えが発生するか否かを顧客情報記憶部462および作業
実績記憶部466に格納されたデータに基づいて予測す
る。例えば、上記例において、仮にエレベータコードE
001のエレベータが据え付けられてから本年度末で3
年であるとすると、通電時間は年間1333時間と予測
されるので、来年度末の累積通電時間は5333時間と
なり、取替え基準の6000時間には到達せず、したが
って、来年度にはトラクション・マシン滑り軸受の取替
えは発生しないこととなる一方、エレベータコードE0
02のエレベータのトラクション・マシン滑り軸受につ
いてみると、仮に、このエレベータが据付け後4年経過
しているとすると、年間2500時間の通電が予測され
る。したがって、このトラクション・マシン滑り軸受は
前年度半ばに取り替えられている筈であり(その取替え
月は作業実績記憶部466のデータから判る)、取替え
時点から現在までに3700時間程度経過しているの
で、来年度中で取替えが必要となる。図4にはCPU4
60がエレベータコードE002のトラクション・マシ
ン滑り軸受の6000時間到達が93年8月であること
を演算予測し、これを作業指示内容記憶部464に記憶
した例が示されている。
【0031】他の各部品についても全く同様にして交換
時期が予測され、各エレベータ毎に交換を必要とする部
品およびその交換時期が図4に示すように作業指示内容
記憶部464へ格納される。このようにして、年度末に
全エレベータの各部品について、次年度中の交換を必要
とする部品およびその時期が作業指示内容記憶部464
へ格納される。そして、CPU460は、当該作業指示
内容記憶部464のデータに基づいて各営業所毎にそれ
が管理するエレベータの部品交換作業指示書を作成し、
該当する営業所へ送付する。
【0032】上記部品交換指示書の一例が図6に示され
ている。図6は、エレベータ001について1992年
度末に発行される部品交換作業指示書を示すものであ
り、1993年度に行なわれるべき部品取替え作業の
「作業項目」および「作業予定月」が指示されている。
なお、経過年数および累積走行時間は実績値を示し、周
期(経過年数、時間)は寿命予測の基準値を示し、作業
コードは全取替え作業に対して付された保守会社内部で
定められているコードを示す。
【0033】各営業所では、管轄する全エレベータにつ
いて管理部署4から送付されてくる上記部品交換作業指
示書に基づいて、次年度の部品交換作業を、指示された
予定月又はそれ以前に保守員に割付けることにより部品
交換作業表を作成し、これに従って交換作業を実施す
る。保守員は指示された部品交換作業を実行した後これ
を営業所5に報告し、営業所5はその部品交換作業終了
を入力部55、制御部52、通信装置51を介して管理
部署4へ送信し、管理部署4では、CPU460が通信
装置45および入出力部467により送信された部品交
換作業データを取り込み、図5に示す「作業実施年月」
として作業実績記憶部466に格納する。又、CPU4
60は作業指示内容記憶部464における作業予定年月
を常時チェックし、これを対応する作業実施年月と比較
し、作業が実施されていない場合は担当営業所に警告し
て部品交換作業を実施させる。
【0034】このように、本実施例では、管轄する全エ
レベータの各部品について、顧客情報、寿命予測テーブ
ル、作業実績から当該各部品の部品交換時期を自動的に
演算するようにしたので、部品の使用状態に則した交換
を行なうことができ、かつ、保守員は部品交換につい
て、その管理や判断を行なう必要がないので、保守員の
負担を軽減することができる。
【0035】なお、営業所5は、必要に応じて入力部5
5により、管理部署4の作業指示内容記憶部464から
必要とするデータを引き出し、これを表示装置56に表
示し、又は印字装置54で印字することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、管轄す
る全エレベータの各部品について、顧客情報、寿命予測
テーブル、作業実績から当該各部品の部品交換時期を自
動的に演算するようにしたので、部品の使用状態に則し
た交換を行なうことができ、かつ、保守員の負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエレベータの部品交換指
示システムのシステム構成図である。
【図2】図1に示す顧客情報記憶部の内容説明図であ
る。
【図3】図1に示す寿命予測テーブル記憶部の内容説明
図である。
【図4】図1に示す作業指示内容記憶部の内容説明図で
ある。
【図5】図1に示す作業実績記憶部の内容説明図であ
る。
【図6】部品交換作業指示書を示す図である。
【図7】従来のエレベータのデータ収集システムのシス
テム構成図である。
【符号の説明】
1 エレベータ 2 監視センタ 3 通信装置 4 管理部署 5 営業所 46 制御部 462 顧客情報記憶部 463 寿命予測テーブル記憶部 464 作業指示内容記憶部 466 作業実績記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの各部品の寿命をそれぞれの
    使用年数およびエレベータの走行時間より成る寿命予測
    データに基づいて判断し、この判断の結果交換を必要と
    する部品を指示するものにおいて、前記エレベータに関
    する所定の各使用態様の実績値を抽出するデータ抽出手
    段と、前記寿命予測データおよび前記各使用態様につい
    て定められた他の寿命予測データを記憶する第1の記憶
    部と、管理対象となる全エレベータに関する前記使用年
    数ならびに前記走行時間の実績値、および前記データ抽
    出手段で抽出されたデータを記憶する第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部および前記第2の記憶部に記憶された
    データに基づいて各エレベータ毎に交換すべき部品を指
    示する指示手段とを設けたことを特徴とするエレベータ
    の部品交換指示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記指示手段は、所
    定期間の末期に、前記第2の記憶部に記憶されたデータ
    を前記第1の記憶部に記憶されたデータと照合し、次の
    所定期間内に前記第2の記憶部に記憶されたデータが前
    記第1の記憶部に記憶されたデータに達するか否かを判
    断する判断手段を有することを特徴とするエレベータの
    部品交換指示システム。
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