JPH06344966A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JPH06344966A
JPH06344966A JP14066793A JP14066793A JPH06344966A JP H06344966 A JPH06344966 A JP H06344966A JP 14066793 A JP14066793 A JP 14066793A JP 14066793 A JP14066793 A JP 14066793A JP H06344966 A JPH06344966 A JP H06344966A
Authority
JP
Japan
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body frame
fuel tank
tank
tube
vehicle body
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Pending
Application number
JP14066793A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Goto
敏二 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】補強部材を用いることなく車体フレームの剛性
を向上させ、その剛性設定にバリエーションを持たせ、
車体設計上の自由度を損なうことなくラジエータの冷却
効果を向上させる。 【構成】燃料タンク12を左右に二分割し、左右の燃料
タンク12L,12Rを、車体フレーム2の両側からタ
ンクチューブ20とダウンチューブ21に固定し、固定
部26と側面視で多角形を形成するようにした。さら
に、上記左右の燃料タンク12L,12Rを、外側部を
形成するアウタープレート32L,32Rと、内側部を
形成するインナープレート33L,33Rとから構成
し、インナープレート33の板厚t1をアウタープレー
ト32の板厚t2よりも厚くするとともに、インナープ
レート33に凹凸形状37を燃料タンク12L,12R
の前部から後部に向かって延びる溝状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクを車体フレ
ームの補強部材として積極的に活用した自動二輪車に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7は、自動二輪車に用いられているク
レードル型の車体フレームの前頭部を示す左側面図であ
る。この車体フレーム100は、ヘッドパイプ101
と、このヘッドパイプ101から延出するタンクチュー
ブ102およびダウンチューブ103とを備えており、
上記タンクチューブ102とダウンチューブ103は、
ブリッジ部材104によって連結されている。
【0003】上記ヘッドパイプ101には、前輪を支持
するフロントフォークからの衝撃が絶えず加わるので、
この衝撃に対して車体フレーム100の剛性を充分に確
保させるため、タンクチューブ102とダウンチューブ
103とブリッジ部材104にかかる補強部材105が
溶接され、補強がなされている。
【0004】タンクチューブ102付近には燃料タンク
106が設置される。この燃料タンク106は、一般に
逆U字形の縦断面形状を有しており、タンクチューブ1
02に上方から跨がる形で設置され、1か所もしくは2
か所の固定部をもってタンクチューブ102等に固定さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
体フレーム100の場合、前記補強部材105を溶接す
ることでフレーム前頭部の剛性を向上させているため、
補強部材105の重量によって車体フレーム100の総
重量が増加するとともに、補強部材105の溶接のため
に車体フレーム100の製造コストが大幅に上昇すると
いう問題点があった。
【0006】また、補強部材105が車体フレーム10
0に一旦溶接されてしまうと、その後で車体フレーム1
00の剛性設定を変化させることは不可能であるため、
車体フレーム100の剛性設定に幾つかのバリエーショ
ンを持たせる場合には、補強部材105の形状を適宜変
更する必要があり、このようにすると車体フレーム10
0の種類が増えて共通性が失われてしまう。
【0007】ところで、自動二輪車のエンジンが水冷式
である場合は、エンジン冷却用のラジエータが前記燃料
タンクの前方に設置されるのが一般的である。この場
合、上記ラジエータと燃料タンクとの前後間隔を充分に
空けないと、前方から吹く走行風がラジエータを通り抜
けにくくなり、ラジエータの冷却効果が低下してしま
う。ところが、ラジエータと燃料タンクの間隔を前後に
大きく空けると、ラジエータのみが前方に大きく突出し
たり、燃料タンクの容量が損なわれるといった弊害が生
じる。その際、ラジエータや燃料タンクの形状等に多く
の限定が加えられ、車体設計上の自由度が著しく低くな
ってしまう。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、補強部材を用いることなく車体フレーム
の剛性を向上させ、その剛性設定にバリエーションを持
たせることを可能とし、さらに、車体設計上の自由度を
損なうことなくラジエータの冷却効果を向上させること
のできる自動二輪車を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車は、フロントフォークを支
持するヘッドパイプと、このヘッドパイプから延出し、
エンジンの上方を通って後方に延びるタンクチューブ
と、同じくヘッドパイプから延出し、上記エンジンの下
方を通って後方に延びるダウンチューブとが車体フレー
ムに設けられ、上記タンクチューブ付近に燃料タンクが
設置された自動二輪車の燃料タンク取付構造において、
上記燃料タンクを左右に二分割し、二分割された左右の
燃料タンクを、車体フレームの両側からタンクチューブ
とダウンチューブに固定したものである。
【0010】また、上記燃料タンクをタンクチューブに
固定させる固定部と、燃料タンクをダウンチューブに固
定させる固定部とが側面視で多角形を形成する一方、こ
の燃料タンクは外側部を形成するアウタープレートと内
側部を形成するインナープレートとから構成され、上記
インナープレートの板厚が上記アウタープレートの板厚
よりも厚くされている。
【0011】そして、上記インナープレートには凹凸形
状が設けられており、この凹凸形状は、燃料タンクの前
部から後部に向かって延びる溝状に形成されている。
【0012】
【作用】上記構成を持つ自動二輪車によれば、左右に二
分割された燃料タンクが車体フレームの両側からタンク
チューブとダウンチューブに固定されることにより、左
右の燃料タンク自体が車体フレームの補強部材の役目を
果たし、車体フレームの剛性を大きく向上させる。
【0013】したがって、車体フレームに従来から設け
られていた補強部材を省略することができ、車体フレー
ムの軽量化およびコストダウンを図ることができる。し
かも、燃料タンクの強度を変更すれば車体フレームの剛
性を容易に変えられるため、車体フレームの共通性を保
ったままで車体フレームの剛性に幾つかのバリエーショ
ンを持たせることができる。
【0014】また、燃料タンクをタンクチューブに固定
させる固定部と、燃料タンクをダウンチューブに固定さ
せる固定部とが側面視で多角形を形成するため、特に車
体フレーム前頭部の捩じれに対する剛性が格段に高めら
れる。
【0015】そして、燃料タンクの外側部を形成するア
ウタープレートの板厚に対し、燃料タンクの内側部を形
成するインナープレートの板厚が厚くされたため、車体
フレームに近接しているインナープレートの強度が大き
く向上し、車体フレームの剛性が一段と高められる。
【0016】さらに、上記インナープレートに凹凸形状
が設けられたため、燃料タンク自体の捩じり剛性が大幅
に向上し、車体フレームの補強効果が一層高められる。
【0017】また、上記凹凸形状が燃料タンクの前部か
ら後部に向かって延びる溝状に形成されたため、自動二
輪車の走行時に前方から吹く走行風が、燃料タンクの前
方に設置されるラジエータを通り抜けた後に燃料タンク
の凹凸形状内に突入し、後方へ流れ去る。したがって、
ラジエータを燃料タンクの直前に配置しても走行風がラ
ジエータを通り抜け易くなり、ラジエータの冷却効果が
大きく向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】図1は、本発明に係る自動二輪車の左側面
図である。この自動二輪車1は、例えばクレードル型の
車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前
頭部に、前輪3を支持するフロントフォーク4がハンド
ルバー5とともに左右回動自在に枢着され、車体フレー
ム2の中央下部に架設されたピボット軸6には、後方へ
延びるスイングアーム7が上下揺動自在に枢着され、そ
の後端部に後輪8が軸支されている。
【0020】車体フレーム2の前部には、上記後輪8を
駆動するエンジン9が搭載され、エンジン9の動力はチ
ェーン11を介して後輪8に伝達される。また、エンジ
ン9の上方には燃料タンク12が設置され、燃料タンク
12の後部に着座シート13が載置されている。また、
燃料タンク12の前方には、エンジン9の冷却水を熱交
換させるラジエータ14が左右に振り分けて設置されて
いる。なお、15はキャブレタ、16はエアクリーナ、
17は排気マフラである。
【0021】車体フレーム2は、前記フロントフォーク
4を支持するヘッドパイプ19と、このヘッドパイプ1
9から延出し、前記エンジン9の上方を通って後方に延
びるタンクチューブ20と、同じくヘッドパイプ19か
ら延出し、エンジン9の下方を通って後方に延びるダウ
ンチューブ21とを備えており、上記タンクチューブ2
0およびダウンチューブ21の後端部がセンターチュー
ブ22の上下端部に固定されている。なお、タンクチュ
ーブ20とダウンチューブ21はブリッジ部材23によ
って連結されており、タンクチューブ20付近に前記燃
料タンク12が設置されている。
【0022】一方、タンクチューブ20の後端部からは
シートレール24が後方に延びており、前記センターチ
ューブ22の中間部からはシートステー25が後方に延
びて上記シートレール24に繋がっている。そして、シ
ートレール24が前記着座シート13を支持している。
【0023】図2は、燃料タンク12が取り外された車
体フレーム2の前頭部を示す左側面図であり、図3は車
体フレーム2および燃料タンク12の周辺部を示す左側
面図である。また、図4は図3のIV-IV 線に沿う燃料タ
ンク12の縦断面図であり、図5は図4のV-V 矢視によ
る燃料タンク12の内側面図である。
【0024】図4に示すように、燃料タンク12は左側
の燃料タンク12Lと右側の燃料タンク12Rとに二分
割されており、左右の燃料タンク12L,12Rが、そ
れぞれ車体フレーム2の両側から前記タンクチューブ2
0とダウンチューブ21に固定された構成となってい
る。
【0025】燃料タンク12L,12Rは、3か所以上
の固定部26を用いて車体フレーム2に固定される。こ
れらの固定部26は、例えば燃料タンク12L,12R
の周囲に設けられた締着片27と、タンクチューブ20
およびダウンチューブ21を車幅方向に貫通する形で固
定された貫通パイプ28と、上記締着片27および貫通
パイプ28に挿通されるボルト29と、このボルト29
に締結されるナット30等を含んで構成されている。
【0026】ここで、上記固定部26は側面視で多角形
を形成するように配置される。本実施例では、タンクチ
ューブ20の前後に2箇所設けられた固定部26と、ダ
ウンチューブ21に1箇所設けられた固定部26とが三
角形を形成しているが、より多くの固定部26を増設し
ても良い。
【0027】左右の燃料タンク12L,12Rは、外側
部を形成するアウタープレート32L,32Rと、内側
部を形成するインナープレート33L,33Rとからそ
れぞれ構成されている。上記アウタープレート32L,
32Rとインナープレート33L,33Rは、例えばそ
の外周部に設けられたフランジ34が全周に亘って互い
に溶接され、アウタープレート32L,32Rとインナ
ープレート33L,33Rとの間に形成される空間に燃
料35が保持される。なお、燃料タンク12L,12R
の上部には燃料注入用のタンクキャップ36が着脱可能
に設けられている。
【0028】上記インナープレート33L,33Rの板
厚t1は、上記アウタープレート32L,32Rの板厚
t2よりも厚くされており、例えばt1はt2の2倍の
板厚となっている。また、インナープレート33L,3
3Rには、プレス成型等によって凹凸形状37が設けら
れており、この凹凸形状37は、図3および図5に示す
ように燃料タンク12L,12Rの前部から後部に向か
って延びる溝状に形成されている。そして、この凹凸形
状37の前方に前記ラジエータ14が配置される。
【0029】このように構成された自動二輪車1は、左
右に二分割された燃料タンク12L,12Rが車体フレ
ーム2の両側からタンクチューブ20とダウンチューブ
21に固定されていることから、左右の燃料タンク12
L,12R自体が車体フレーム2の補強部材の役目を果
たし、車体フレーム2の剛性を大きく向上させている。
【0030】したがって、車体フレーム2に従来から設
けられていた補強部材を省略することができ、車体フレ
ーム2の軽量化およびコストダウンを図ることができ
る。しかも、燃料タンク12L,12Rの強度を変更す
れば車体フレーム2の剛性を容易に変えられるため、車
体フレーム2の共通性を保ったままで車体フレーム2の
剛性に幾つかのバリエーションを持たせることができ
る。
【0031】また、燃料タンク12L,12Rをタンク
チューブ20とダウンチューブ21に固定させる固定部
26が、側面視で多角形(本実施例では三角形)を形成
しているため、特に車体フレーム2の前頭部の捩じれ剛
性が格段に高められる。
【0032】そして、燃料タンク12L,12Rの外側
部を形成するアウタープレート32L,32Rの板厚t
2に対し、燃料タンク12L,12Rの内側部を形成す
るインナープレート33L,33Rの板厚t1が厚くさ
れているため、車体フレーム2に近接しているインナー
プレート33L,33Rの強度が大きく向上し、車体フ
レーム2の剛性が一段と高められる。
【0033】さらに、上記インナープレート33L,3
3Rに凹凸形状37が設けられたため、燃料タンク12
L,12R自体の捩じり剛性が大幅に向上し、車体フレ
ーム2の補強効果が一層高められる。
【0034】また、上記凹凸形状37が燃料タンク12
L,12Rの前部から後部に向かって延びる溝状に形成
されたため、図6に示すように自動二輪車1の走行時に
前方から吹く走行風が、燃料タンク12L,12Rの前
方に設置されるラジエータ14を通り抜けた後に燃料タ
ンク12L,12Rの凹凸形状37内に突入し、後方へ
流れ去る。したがって、ラジエータ14を燃料タンク1
2L,12Rの直前に配置しても走行風がラジエータ1
4を通り抜け易くなり、ラジエータ14の冷却効果が大
きく向上する。
【0035】このようにラジエータ14を燃料タンク1
2L,12Rの直前に配置可能になったことから、従来
のようにラジエータ14と燃料タンク12L,12Rの
間隔を前後に大きく空ける必要がなくなるとともに、ラ
ジエータ14や燃料タンク12L,12Rの形状等に限
定が加えられることがなくなり、車体設計上の自由度が
飛躍的に向上する。
【0036】なお、燃料タンク12L,12Rの形状、
固定部26の数およびその設置位置、さらにインナープ
レート33L,33Rの板厚t1とアウタープレート3
2L,32Rの板厚t2との比率等を変更させれば、燃
料タンク12L,12Rの剛性が変化し、これによって
車体フレーム2の剛性も変化する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車は、フロントフォークを支持するヘッドパイプ
と、このヘッドパイプから延出し、エンジンの上方を通
って後方に延びるタンクチューブと、同じくヘッドパイ
プから延出し、上記エンジンの下方を通って後方に延び
るダウンチューブとが車体フレームに設けられ、上記タ
ンクチューブ付近に燃料タンクが設置された自動二輪車
において、上記燃料タンクを左右に二分割し、二分割さ
れた左右の燃料タンクを、車体フレームの両側からタン
クチューブとダウンチューブに固定したことを特徴とす
るものである。
【0038】このため、左右の燃料タンク自体が車体フ
レームの補強部材の役目を果たし、車体フレームの剛性
を大きく向上させる。したがって、車体フレームに従来
から設けられていた補強部材を省略することができ、車
体フレームの軽量化およびコストダウンを図ることがで
きる。しかも、燃料タンクの強度を変更すれば車体フレ
ームの剛性を容易に変えられるため、車体フレームの共
通性を保ったままで車体フレームの剛性に幾つかのバリ
エーションを持たせることができる。
【0039】また、本発明に係る自動二輪車は、上記燃
料タンクをタンクチューブに固定させる固定部と、燃料
タンクをダウンチューブに固定させる固定部とが側面視
で多角形を形成することを特徴とするため、特に車体フ
レーム前頭部の捩じれに対する剛性が格段に高められ
る。
【0040】さらに、本発明に係る自動二輪車は、上記
左右の燃料タンクを、外側部を形成するアウタープレー
トと、内側部を形成するインナープレートとから構成
し、上記インナープレートの板厚を上記アウタープレー
トの板厚よりも厚くしたことを特徴とするため、車体フ
レームに近接しているインナープレートの強度が大きく
向上し、車体フレームの剛性が一段と高められる。
【0041】しかも、本発明に係る自動二輪車は、上記
インナープレートに凹凸形状を設けたことを特徴とする
ため、燃料タンク自体の捩じり剛性が大幅に向上し、車
体フレームの補強効果が一層高められる。
【0042】そして、本発明に係る自動二輪車は、上記
凹凸形状を、燃料タンクの前部から後部に向かって延び
る溝状に形成したことを特徴とするため、自動二輪車の
走行時に前方から吹く走行風が、燃料タンクの前方に設
置されるラジエータを通り抜けた後に燃料タンクの凹凸
形状内に突入し、後方へ流れ去る。したがって、ラジエ
ータを燃料タンクの直前に配置しても走行風がラジエー
タを通り抜け易くなり、ラジエータの冷却効果が大きく
向上する。
【0043】このようにラジエータを燃料タンクの直前
に配置可能になったことから、従来のようにラジエータ
と燃料タンクの間隔を前後に大きく空ける必要がなくな
るとともに、ラジエータや燃料タンクの形状等に限定が
加えられることがなくなり、車体設計上の自由度が飛躍
的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の左側面図。
【図2】燃料タンクが取り外された車体フレームの前頭
部を示す左側面図。
【図3】車体フレームおよび燃料タンクの周辺部を示す
左側面図。
【図4】本発明の一実施例を示すもので、図3のIV-IV
線に沿う燃料タンクの縦断面図。
【図5】図4のV-V 矢視による燃料タンクの内側面図。
【図6】燃料タンクに設けられた凹凸形状の作用を示す
図。
【図7】従来の技術を示す、車体フレーム前頭部の左側
面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 4 フロントフォーク 9 エンジン 12L,12R 燃料タンク 14 ラジエータ 19 ヘッドパイプ 20 タンクチューブ 21 ダウンチューブ 26 固定部 32L,32R アウタープレート 33L,33R インナープレート 37 凹凸形状 t1 インナープレートの板厚 t2 アウタープレートの板厚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントフォークを支持するヘッドパイ
    プと、このヘッドパイプから延出し、エンジンの上方を
    通って後方に延びるタンクチューブと、同じくヘッドパ
    イプから延出し、上記エンジンの下方を通って後方に延
    びるダウンチューブとが車体フレームに設けられ、上記
    タンクチューブ付近に燃料タンクが設置された自動二輪
    車において、上記燃料タンクを左右に二分割し、二分割
    された左右の燃料タンクを、車体フレームの両側からタ
    ンクチューブとダウンチューブに固定したことを特徴と
    する自動二輪車。
  2. 【請求項2】 上記燃料タンクをタンクチューブに固定
    させる固定部と、燃料タンクをダウンチューブに固定さ
    せる固定部とが側面視で多角形を形成することを特徴と
    する、請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 【請求項3】 上記左右の燃料タンクを、外側部を形成
    するアウタープレートと、内側部を形成するインナープ
    レートとから構成し、上記インナープレートの板厚を上
    記アウタープレートの板厚よりも厚くしたことを特徴と
    する、請求項1に記載の自動二輪車。
  4. 【請求項4】 上記インナープレートに凹凸形状を設け
    たことを特徴とする、請求項3に記載の自動二輪車。
  5. 【請求項5】 上記凹凸形状を、燃料タンクの前部から
    後部に向かって延びる溝状に形成したことを特徴とす
    る、請求項4に記載の自動二輪車。
JP14066793A 1993-06-11 1993-06-11 自動二輪車 Pending JPH06344966A (ja)

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JP14066793A JPH06344966A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 自動二輪車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011105308A (ja) * 2007-01-17 2011-06-02 Polaris Industries Inc 2輪車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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