JPH06344864A - ガス発生器の点火機構 - Google Patents

ガス発生器の点火機構

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JPH06344864A
JPH06344864A JP6091358A JP9135894A JPH06344864A JP H06344864 A JPH06344864 A JP H06344864A JP 6091358 A JP6091358 A JP 6091358A JP 9135894 A JP9135894 A JP 9135894A JP H06344864 A JPH06344864 A JP H06344864A
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Martin Roehrle
ロールレ マルチン
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
    • B60R22/4652Mechanical triggering means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法が小さく、作動条件を調節することので
きる、自動車のガス発生器の点火機構を提供する。 【構成】 自動車の乗員の拘束装置における火工技術に
よるガス発生器18のための点火機構において、ベルト
緊張作用をさせるための衝撃部材26あるいはガス発生
器22のいずれかが少なくとも1つのばね56によって
予張力がかけられ、前記ばねは衝撃部材をストッパに対
して第1方向に押し付ける。さらにばねは、自動車の加
速時に作用する慣性力の結果として、中心位置264、
264′に到達するまで増大する力によって、第2方向
へ衝撃部材を反作用させて移動させる。前記ばねによっ
て発生されたトルクを前記衝撃部材に加わる軸線方向の
力に変換させるための力変換部材が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火工技術によるガス発生
器のための点火機構に関する。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】自動車の
乗員の拘束装置におけるガス発生器のためのその様な点
火機構の1つは、米国特許第3,601,081から知
られている。この点火機構は、相互に直角をなした2つ
の通路を有するT字形ハウジングの中に収納されてい
る。1つの通路内にはガス発生器の衝撃点火器に向かっ
た衝撃部材が設けられ、別の通路内には1つのコイルば
ねが設けられ、その各々は完全に挿入されたねじと、衝
撃部材のためのボール形力伝達部材との間で張力をかけ
られている。このボール形力伝達部材は、これもまたボ
ールの形をした衝撃部材の後部と接触している。端部に
おいて衝撃部材と接触し、かつ衝撃部材のためのハウジ
ング通路の中へねじ込まれた調節ねじを介して、2つの
ばね荷重のかかった力伝達部材に関する衝撃部材の位置
を調節することができる。2つの力伝達部材と衝撃部材
の後部とがボール形の曲線部になっているので、自動車
が加速された時に生じる慣性力の結果として、衝撃部材
がガス発生器の衝撃点火器の方向へ移動することによっ
て、衝撃部材に作用するばね荷重が、設定ねじが中心位
置に至るまでは、設定ねじの方へ向かう第1方向におい
て増大し、この中心位置を越えると衝撃部材にかかるば
ね荷重の実効的な方向を逆転させるという制御機構が設
けられている。次に前記衝撃部材はガス発生器の方へ向
かう第2方向において加速され、ガス発生器の衝撃点火
器を起動させる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は自動車の乗客の
拘束装置における火工技術によるガス発生器のための点
火機構を提供し、前記点火機構は起動条件の再生度を大
きくして容易に製作することのできる衝撃部材と力伝達
部材とを有している。
【0004】本発明による点火機構においては、前記ガ
ス発生器は衝撃点火器を有し、かつ自動車のボデーに取
り付けられるようになったハウジングの中に収納され
る。前記点火機構は、前記ハウジングの中で、かつその
軸線方向において、休止位置と前記衝撃点火器を衝撃す
る位置との間を移動可能になっている衝撃部材であっ
て、前記ハウジングの中で縦方向軸線の周りで回転しな
いようにして案内される、その衝撃部材と、前記ハウジ
ングの中で前記縦方向軸線の周りで回転可能なように取
付けられている力伝達部材と、前記ハウジングの中で前
記縦方向軸線の周りで回転可能なように取付けられてい
る力伝達部材と、前記力伝達部材を前記軸線の周りで回
転させようとするように、前記ハウジングと前記力伝達
部材との間で作用するバイアス部材とを有し、前記力伝
達部材と前記衝撃部材とは力変換手段ないし部材によっ
て相互に連結されている。
【0005】前記力変換部材は、前記バイアス部材によ
って引き起こされた前記力伝達部材の回転運動を前記衝
撃部材の衝撃点火器から遠ざかる方向への軸線方向運動
に変換させる。前記力変換部材は、前記衝撃部材の、前
記衝撃点火器へ向かった、自動車感知ないし敏感性の軸
線方向運動を、前記力伝達部材の前記バイアス部材に対
する回転運動に変換させる。また、前記力変換部材は、
前記バイアス部材によって引き起こされた前記力伝達部
材の回転運動を、前記衝撃部材が前記衝撃点火器に向か
って軸線方向所定の点を越えて移動した後に、前記衝撃
部材の前記衝撃点火器に抗する強制的な軸線方向運動に
変換させる。
【0006】従って、このことによって、寸法を減ら
し、特定の使用目的に関して作動条件を調節するという
有利な設計上の可能性を得ることができる。
【0007】本発明の有利な実際的な実施例において
は、前記力変換部材は、前記衝撃部材と力伝達部材とに
おける少なくとも1対のカム表面によって形成され、そ
れらは前記縦方向軸線に関して反対方向に傾斜し、ロー
ラー本体によって両方のカム表面と係合されている。
【0008】さらに有利な実施例に関していうと、前記
衝撃部材と前記力伝達部材との相対面する表面には、複
数対のカム表面が設けられている。
【0009】好ましくは、各々のカム表面はV字形ノッ
チのある表面の1つによって形成され、前記ノッチの中
で前記ローラー本体が収納されている。
【0010】さらに有利な実施例においては、前記力伝
達部材は前記ハウジングの中で軸線方向の移動をしない
ように拘束されている。
【0011】さらに実際的な実施例においては、前記バ
イアス部材は、前記ハウジングと、前記力伝達部材の前
記衝撃部材とは反対の端部との間で連結された、少なく
とも1つのねじられた板ばね乃至ねじり板ばねによって
形成されている。したがって、前記ばねは、前記力変換
部材によって、衝撃部材に作用する軸線方向の力に変換
されるトルクを発生する。
【0012】さらに有利な実施例においては、前記力伝
達部材と前記衝撃部材との各々は、全体的にピストン形
になっており、前記ハウジングの円筒状開口の中で同心
的に収納されている。
【0013】前記バイアス部材の強さと、それぞれのカ
ム表面の傾斜度とを適当な方法で選択することによっ
て、限られた回転変位によっても十分大きな加速力を得
ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の他の特徴および利点は、本発明の好
ましい実施例を添付図面を参照しながら説明することに
よって明らかになるであろう。
【0015】本発明による点火機構の1実施例を図1か
ら図5までに示す。ベルトリトラクターのハウジングに
は、火工技術によるベルト緊張駆動のためのハウジング
ブロックあるいはハウジングベース10が設けられてい
る。ハウジングベース10の中には、適当に形成された
開口の中に、緊張ケーブル16と連結されたピストン1
4を収納したシリンダー12が滑動可能的に設けられて
いる。ハウジングベース10の1つの開口の中には、火
工技術によるガス発生器18もまた設けられており、こ
れは通路20を介してシリンダー12に連通している。
通路20とは反対側に向かったガス発生器18の側部に
は、ガス発生器18を作動させるための衝撃点火器22
が設けられている。説明している実施例においては、ガ
ス発生器とシリンダー12とは相互に直角をなして配置
されているが、それらは同心的に配置されていてもよ
い。
【0016】前記ハウジングベース10は、ガス発生器
18の衝撃点火器22が突入している開口24を有し、
衝撃点火器22とは対向的に配備され、かつ位置された
衝撃部材26が接近できるようになっている。前記衝撃
部材26は衝撃点火器22の方向に軸線方向に移動でき
る。ハウジングベース10にはガス発生器18とつなが
った円筒状部分102が設けられている。ハウジングベ
ース10の前記円筒状部分102の中には、ピストン形
の衝撃部材26が非回転的に取付けられている。衝撃部
材26には溝47が設けられ、この溝47に対向した溝
48が部分102の中に設けられている。これらの溝4
7と48によって形成された通路の中にはボール50が
配置され、その結果、衝撃部材26は部分102の中で
非回転的に取付けられる。しかしながら、衝撃部材26
は軸線方向には滑動可能的に取付けられている。図4か
ら特に明らかなように、溝47と48との3対は、各々
ボール50を有していて、120度間隔に配置されてい
る。
【0017】ハウジングベース10の円筒状部分102
の端部には、カバー52が連結要素54によって所定位
置に固定されている。前記カバー52の中にはばね56
が組み込まれ、これが円筒状部分の中へ延在し、その他
端において、これもまたピストン形になった力伝達部材
58と係合する。前記力伝達部材58と衝撃部材26と
は、力変換部材262、263、265、262′、2
63′、265′、60によって相互に連結され、前記
力変換部材は、(i)前記ばね部材56によって引き起
こされた前記力伝達部材58の回転運動を前記衝撃部材
26の衝撃点火器22から遠ざかる方向への軸線方向運
動に変換させ、(ii)前記衝撃部材26の、前記衝撃点
火器22へ向かった、自動車感知の軸線方向運動を、前
記力伝達部材58の前記ばね部材56に対する回転運動
に変換し、(iii )前記ばね部材56によって引き起こ
された前記力伝達部材58の回転運動を、前記衝撃部材
26が軸線方向に前記衝撃点火器22に向かって、所定
の点264、264′を越えて移動した後に、前記衝撃
部材26の前記衝撃点火器22に対する強制的な軸線方
向運動に変換させる。このように、ばね部材56によっ
てつくり出されたトルクが前記衝撃部材26に作用する
軸線方向の力に変換される。
【0018】このことを達成するために、力伝達部材5
8は前記ハウジング10の中で回転可能的に取付けられ
ているが、それは前記ばね部材56によって少なくとも
実質的に軸線方向の動きを拘束されている。力変換部材
は、前記力伝達部材58と前記非回転的で軸線方向に滑
動可能的な衝撃部材26との間に少なくとも1つの制御
領域を有する。各々の制御領域は、前記衝撃部材26と
力伝達部材58とのそれぞれに関連した1対のカム表面
を有している。前記衝撃部材26に関連したそれぞれの
カム表面はカム表面部分262、263、265とから
なり、それに対した前記力伝達部材58に関連したカム
表面はカム表面部分262′、263′、265′とか
らなる。これらの協動するカム表面は、力伝達部材58
と前記衝撃部材26との間に設けられた力伝達要素60
のための接触表面として作用する。前記中間力伝達要素
60は、好ましくは、ローラー本体60、特にボールあ
るいはその類似物によって形成されている。衝撃部材2
6に関連したカム表面のカム表面部分262と263と
は相互に傾斜している。このように、これらの2つのカ
ム表面部分262と263とは、力伝達部材58と衝撃
部材26との縦方向軸線に関して異なった角度をなして
傾斜している。2つのカム表面部分262と263との
間のエッジが所定の点あるいは中心点264を形成す
る。それと対応的に力伝達部材58に設けられたカム表
面の2つのカム表面部分262′と263′もまた異な
った角度で傾斜しており、これら2つのカム表面部分2
62′と263′との間には所定の点あるいは中心点2
64′が規定されている。
【0019】ばね56には回転可能的な力伝達部材58
の縦方向軸線に関して接線方向に予張力が与えられ、前
記トルクを発生させている。このトルクは、前記制御領
域の中で、前記傾斜したカム表面部分262′、26
3′、265′と262、263、265とによって、
また前記カム表面部分と接触した前記中間ローラー本体
60によって、前記衝撃部材26に作用する軸線方向の
力に変換される。
【0020】最初は前記ローラー本体60によって接触
されていた、衝撃部材26と力伝達部材58それぞれの
傾斜したカム表面部分262、263′によって、図1
および図5における衝撃部材26は力伝達部材58のス
トッパ265′に向かって左方へ引っ張られ、このスト
ッパ265′の上で衝撃部材26は、ローラー本体60
を介してアバットメント又は当接ないし支持体として作
用するカム表面部分265によって支持されている。前
記ストッパとアバットメントとをそれぞれ形成している
カム表面部分265′と265は、力伝達部材58と衝
撃部材26との縦方向軸線に対して実質的に直角になっ
て延在している。このようにしてばね56は復元力を発
生し、この力によって衝撃部材26は衝撃点火器22か
ら離れた初期位置あるいは休止位置に保持される。衝撃
部材26がこの初期位置あるいは休止位置に位置してい
ると、ローラー本体60は、力伝達部材58のカム表面
部分263′によって、衝撃部材26のカム表面部分2
63に対して押し付けられている。
【0021】もし自動車に突然ブレーキがかかると、衝
撃部材26は、発生した慣性力によって、ガス発生器1
8の衝撃点火器22の方へ移動しようとする。本発明の
点火機構が組み込まれている自動車の進行方向は矢印V
によって示されている。それによって、ローラー本体6
0は、傾斜したカム表面部分263、263′に沿っ
て、所定の点に向かって回転し、従って、力伝達部材5
8はばねの力に抗して回転され、予荷重を与えられてい
たトルクはさらに増大される。
【0022】このように衝撃部材26と力伝達部材58
の傾斜したカム表面部分263、263′によって、軸
線方向の復元力もまた増大され、従って、ローラー本体
60は、衝撃部材26の傾斜したカム表面部分263に
よって所定点あるいは中心点264、264′にまで軸
線方向に変位する間に、力伝達部材58のカム表面部分
263′に対して押し付けられ、このカム表面部分26
3′もまた縦方向軸線に関して傾斜しており、従って、
前記力伝達部材58は縦方向軸線の周りで、ばねの力に
抗してさらに回転される。
【0023】ローラー本体60は、前記衝撃部材26と
前記力伝達部材58のそれぞれに設けられたカム表面部
分262、263;262′、263′の所定点あるい
は中心点264、264′を一旦越えると、復元力を発
生させるカム表面部分263、263′とは最早係合し
なくなり、それによって衝撃部材26は力伝達部材58
から離脱される。
【0024】次に、ローラー本体60はカム表面部分2
62と262′との間に位置し、従って、ばね荷重の実
効的な方向は逆転し、それによって衝撃部材26も同じ
ばね56によってガス発生器18の衝撃点火器22へ向
かう方向へ加速され、力伝達部材58から分離される。
衝撃点火器22の方へ向かう衝撃部材26にはアンビル
38が設けられている。最終的には、そのようにして加
速された衝撃部材26がそのアンビル38をガス発生器
18の衝撃点火器22と接触させ、ガス発生器18が点
火され、ベルト緊張手順が既知の方法で作動される。
【0025】従って、力伝達部材58によって衝撃部材
26に加えられた軸線方向の力は、対応的な所定点ある
いは中心点264、264′に到達した時に逆転し、こ
の所定点に到達するまで、ばねをさらに引っ張ることに
よって、加速効果のあるばね力がさらに増大される。
【0026】しかしながら、もし自動車の加速度がその
ような引き金となるには小さすぎる場合には、慣性力が
減少した時は、所定の値まで増大したばねの予張力とそ
の結果生じる軸線方向の復元力とによって、ストッパ2
65′へ向かって再び引き戻される。
【0027】図2に示したように、4つのばね56が相
互にずれながら配置されている。しかしながら、2ある
いはそれ以上のばね56を設けることも一般的には可能
である。
【0028】図3からは、衝撃部材26の縦方向軸線に
対する単一の直交平面の中に3つの制御領域が設けられ
ていることがわかる。これらの制御領域は円周方向に1
20度の間隔をおいて配置されている。本発明のこの実
施例によると、殆ど空間をとらないコンパクトな形状の
点火機構を製作することができる。
【0029】すべての実施例において、ハウジング10
はアルミニウム、あるいはダイカスト亜鉛(die−c
ast zinc)、あるいは類似の材料で設計しても
よい。衝撃部材26と同様にローラー本体60もまた焼
結材料あるいは鋼材料で製作してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による点火機構の断面図。
【図2】図1の線C−Cに沿ってみた断面図。
【図3】図1の線B−Bに沿ってみた断面図。
【図4】図1の線A−Aに沿ってみた断面図。
【図5】図1の線Xに沿ってみた詳細図。
【符号の説明】
10 ハウジング 18 ガス発生器 22 衝撃点火器 26 衝撃部材 56 バイアス部材 58 力伝達部材 60 ローラー本体 263、263′、265、265′ カム表面 264、264′ 所定点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の乗員の拘束装置における火工技
    術によるガス発生器のための点火機構であって、前記ガ
    ス発生器が衝撃点火器を有し、かつ自動車のボデーに取
    付けられるようになったハウジングの中に収納されてい
    る、その点火機構であり、 前記ハウジングの中で、かつその軸線方向において、休
    止位置と前記衝撃点火器を衝撃する位置との間を移動可
    能になっている衝撃部材であって、前記ハウジングの中
    で縦方向軸線の周りで回転しないようにして案内され
    る、その衝撃部材と、 前記ハウジングの中で前記縦方向軸線の周りで回転可能
    なように取付けられている力伝達部材と、 前記力伝達部材を前記軸線の周りで回転させようとする
    ように、前記ハウジングと前記力伝達部材との間で作用
    するバイアス部材とを有し、 前記力伝達部材と前記衝撃部材とが力変換手段によって
    相互に結合されており、前記力変換手段が(i)前記バ
    イアス部材によって引き起こされた前記力伝達部材の回
    転運動を前記衝撃部材の衝撃点火器から遠ざかる方向へ
    の軸線方向運動に変換させ、(ii)前記衝撃部材の、前
    記衝撃点火器へ向かった、自動車敏感性の軸線方向運動
    を、前記力伝達部材の前記バイアス部材に抗する回転運
    動に変換し、(iii )前記バイアス部材によって引き起
    こされた前記力伝達部材の回転運動を、前記衝撃部材が
    前記衝撃点火器に向かって所定の点を越えて軸線方向に
    移動した後に、前記衝撃部材の前記衝撃点火器に抗する
    強制的な軸線方向運動に変換させるように構成されてい
    るガス発生器の点火機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の点火機構において、前記
    力変換手段が、前記衝撃部材及び力伝達部材上の少なく
    とも1対のカム表面によって形成され、該カム表面は前
    記縦方向軸線に関して反対方向に傾斜し、ローラー本体
    によって両方のカム表面と係合されているガス発生器の
    点火機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の点火機構において、前記
    衝撃部材と前記力伝達部材との相対面する表面には、複
    数対のカム表面が形成されているガス発生器の点火機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の点火機構において、各々
    のカム表面がV字形ノッチの表面の1つによって形成さ
    れ、前記ノッチに前記ローラー本体が収容されているガ
    ス発生器の点火機構。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の点火機構において、前記
    力伝達部材が前記ハウジングの中で軸線方向の移動をし
    ないように拘束されているガス発生器の点火機構。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の点火機構において、前記
    バイアス部材が、前記ハウジングと、前記力伝達部材の
    前記衝撃部材とは反対の端部との間で連結された、少な
    くとも1つのねじり板ばねによって形成されているガス
    発生器の点火機構。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の点火機構において、前記
    力伝達部材と前記衝撃部材との各々が、ほぼピストン形
    になっており、前記ハウジングの円筒状孔に同心的に収
    納されているガス発生器の点火機構。
JP6091358A 1993-04-30 1994-04-28 ガス発生器の点火機構 Expired - Lifetime JP2653756B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4314348A DE4314348A1 (de) 1993-04-30 1993-04-30 Zündmechanismus für einen pyrotechnischen Gasgenerator
DE43143482 1993-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06344864A true JPH06344864A (ja) 1994-12-20
JP2653756B2 JP2653756B2 (ja) 1997-09-17

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091358A Expired - Lifetime JP2653756B2 (ja) 1993-04-30 1994-04-28 ガス発生器の点火機構

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US (1) US5394802A (ja)
EP (1) EP0622279B1 (ja)
JP (1) JP2653756B2 (ja)
KR (1) KR0142281B1 (ja)
DE (2) DE4314348A1 (ja)
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