JPH06344483A - 熱成形に適した自動車内装材用積層シート - Google Patents

熱成形に適した自動車内装材用積層シート

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JPH06344483A
JPH06344483A JP14084193A JP14084193A JPH06344483A JP H06344483 A JPH06344483 A JP H06344483A JP 14084193 A JP14084193 A JP 14084193A JP 14084193 A JP14084193 A JP 14084193A JP H06344483 A JPH06344483 A JP H06344483A
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resin
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polyphenylene ether
foaming agent
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Mikio Fukumura
三樹郎 福村
Fumihiro Murata
文博 村田
Nobuyuki Tsujiwaki
伸幸 辻脇
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Abstract

(57)【要約】 【構成】特定割合のポリフェニレンエーテル成分とスチ
レン系成分をを基材樹脂として押出発泡させて得た発泡
シートの両面に、特定割合のポリフェニレンエーテル成
分とスチレン系成分から成る樹脂フィルムを積層した熱
成形に適した自動車内装材用積層シート。 【効果】本発明の熱成形に適した自動車内装材用積層シ
ートは、5〜25%の低い連続気泡率、0.8〜3.0
重量%の残留発泡剤量等を有する発泡シートを使用する
ことで厚みの異なった部分や、更に内部に穴あき部分が
形成された自動車内装材を好適に熱成形でき、更に発泡
シートにフィルムを積層する際に、及び積層後に発生し
易いフィルム層と発泡層の間のボイド現象を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱性、吸遮音性、安
全性等を確保するために取り付けられる自動車内装材、
特に天井材、リアシェルフ等の自動車内装材に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び問題点】従来の自動車内装部材として、
スチレンー無水マレイン酸の共重合体の発泡シートの両
面にスチレンー無水マレイン酸の共重合体のフィルムを
接着して所定形状に成形した成形体、さらにこれにウレ
タン発泡体等の表装材を積層したものが自動車天井材等
に広く使用されている。このような従来技術にかかる自
動車内装部材は軽量で断熱効果も高いという特徴がある
が、反面、樹脂としてスチレンー無水マレイン酸の共重
合体を使用しているため自動車天井材として使用した場
合に耐熱性が十分ではなく、特に日中、屋根部の温度上
昇により自重で垂れ下がったり変形したりするおそれが
あった。
【0003】また、実開平4ー11162号公報には、
発泡シートに使用する樹脂をスチレンー無水マレイン酸
の共重合体に代えてポリフェニレンエーテル樹脂とポリ
スチレン系樹脂との混合体を用いて、この発泡シートの
両面に熱プレス成型により同質のポリフェニレンエーテ
ル樹脂とポリスチレン系樹脂との混合体のフィルムを積
層したものを所定形状に成形した自動車天井材が記載さ
れている。この自動車天井材は高い耐熱性をもつ変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂を使用することにより、屋根
部の温度上昇による変形や垂れ下がりを改良するとされ
るものである。
【0004】しかし、ポリフェニレンエーテル樹脂とポ
リスチレン系樹脂との混合体の発泡体の両面に、同質の
フィルムを積層する場合、積層時、及び積層した後に発
泡剤が逸出してきて、これにによりフィルム層と発泡層
との間に空気溜りが発生しやすく、これがために天井材
等に使用できない問題があった。また、自動車内装材と
して成形する際、特に自動車等の天井材は、一般に厚み
が一定でなく、特に貫通孔が形成される周辺は厚みが薄
く形成される。また、天井材に付属部品を取り付ける場
合、この部分の厚みは薄く、精度の良いものが要求され
る。かかる要求に沿ったものが未だ現出していないのが
実状である。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者等は、上述の
欠点を解決するために鋭意研究した結果、ポリフェニレ
ン系樹脂とポリスチレン系樹脂との混合樹脂発泡体であ
って、この発泡体の厚み、残留発泡剤、連続気泡率を特
定のものにすることによって、解決できることを見出し
本発明を完成したのである。即ち、本発明は、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂10〜60重量%とポリスチレン系
樹脂90〜40重量%との混合体、又はポリフェニレン
エーテル樹脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合し
たポリフェニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系
樹脂との混合体で、該混合体中に占めるフェニレンエー
テル樹脂成分が10〜60重量%、ポリスチレン系樹脂
成分が90〜40重量%である混合体を基材樹脂とし、
該基材樹脂に発泡剤を加えて押出発泡させて得た、厚み
2〜6mm、発泡倍率5〜20倍、連続気泡率5〜25
%、残留発泡剤量0.8〜3.0重量%である発泡シー
トの両面に、ポリフェニレンエーテル樹脂10〜70重
量%とポリスチレン系樹脂90〜30重量%との混合
体、又はポリフェニレンエーテル樹脂にスチレン系モノ
マーをグラフト共重合したポリフェニレンエーテル系共
重合体とポリスチレン系樹脂との混合体で、該混合体中
に占めるフェニレンエーテル樹脂成分が10〜70重量
%、ポリスチレン系樹脂が90〜30重量%である混合
体から成る樹脂フィルムを積層したことを特徴とする熱
成形に適した自動車内装材用積層シート、を要旨とする
ものである。
【0006】以下本発明を更に詳しく説明する。本発明
における発泡シートはポリフェニレンエーテル樹脂10
〜60重量%とポリスチレン系樹脂90〜40重量%と
の混合体、又はポリフェニレンエーテル樹脂にスチレン
系モノマーをグラフト共重合したポリフェニレンエーテ
ル系共重合体とポリスチレン系樹脂との混合体で、該混
合体中に占めるフェニレンエーテル樹脂成分が10〜6
0重量%、ポリスチレン系樹脂成分が90〜40重量%
である混合体を基材樹脂とするものである。本発明にい
うポリフェニレンエーテル樹脂とは、下記一般式化1で
表される樹脂をいう。
【化1】 (ここに、R1,R2は、炭素数1〜4個のアルキル基
またはハロゲン原子を示し、nは重合度をあらわす。)
ポリフェニレンエーテルを具体的に例示すると、ポリ
(2、6ージメチルフェニレンー1、4ーエーテル)、
ポリ(2、6ージエチルフェニレンー1、4ーエーテ
ル)、ポリ(2、6ージクロルフェニレンー1、4ーエ
ーテル)、ポリ(2、6ージブロムフェニレンー1、4
ーエーテル)、ポリ(2ーメチルー6ーエチルフェニレ
ンー1、4ーエーテル)、ポリ(2ークロルー6ーメチ
ルフェニレンー1、4ーエーテル)、ポリ(2ーメチル
ー6ーイソプロピルフェニレンー1、4ーエーテル)、
ポリ(2、6ージーn−プロピルフェニレンー1、4ー
エーテル)、ポリ(2ーブルムー6ーメチルフェニレン
ー1、4ーエーテル)、ポリ(2ークロルー6ーブロム
フェニレンー1、4ーエーテル)、ポリ(2ークロルー
6ーエチルフェニレンー1、4ーエーテル)等である。
重合度nは通常10〜5000の範囲内にあるものが使
用できる。
【0007】本発明で上記ポリフェニレンエーテルにグ
ラフト重合するためのスチレン系モノマーとは、スチレ
ン単量体、スチレンのアルキル化、ハロゲン化などの誘
導体を含み、それらの具体例としては、スチレン、αー
メチルスチレン、2、4ージメチルスチレン、モノクロ
ルスチレン、ジクロルスチレン、Pーメチルスチレン、
Pーtertーブチルスチレン、エチルスチレンなどが挙げ
られる。
【0008】本発明におけるポリフェニレンエーテル系
共重合体とは、前記ポリフェニレンエーテル樹脂にに前
記スチレン系モノマーをグラフト共重合した共重合体を
いう。
【0009】本発明で主にポリフェニレンエーテル共重
合体と混合されるポリスチレン系樹脂とは、上記スチレ
ン系モノマーの単独重合体、または重合に際して共重合
可能なビニル化合物、例えばメチルメタクリレート、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、ブチルアクリレ
ートなどの共重合体でもよく、またこれらを併用しても
よい。
【0010】また、ポリスチレン系樹脂にハイインパク
トポリスチレン樹脂、スチレンーブタジエン共重合体、
スチレンーブタジエンースチレンブロック共重合体等を
併用して使用することができる。
【0011】本発明の発泡シートは、ポリフェニレンエ
ーテル樹脂10〜60重量%とポリスチレン系樹脂90
〜40重量%との混合体、又はポリフェニレンエーテル
樹脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合したポリフ
ェニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系樹脂との
混合体で、該混合体中に占めるフェニレンエーテル樹脂
成分が10〜60重量%、ポリスチレン系樹脂成分が9
0〜40重量%である混合体を基材樹脂として、これに
発泡剤を加えて押出発泡することで得られる。本発明で
の発泡シートに含まれるフェニレンエーテル樹脂成分が
10重量%より少ないと自動車内装材として使用するの
に十分な耐熱性が得られず、またフェニレンエーテル樹
脂成分が60重量%より多いと押出発泡性が悪くなり良
好な発泡シートが得られないので好ましくないからであ
る。
【0012】本発明における発泡シートは、厚み2〜6
mm、発泡倍率5〜20倍、連続気泡率5〜25%、含
有する残留発泡剤が0.8〜3.0重量%であることが
必要である。
【0013】本発明で発泡シートの連続気泡率を5〜2
5%にする理由は、部分的に厚み違いのものを成形する
とき、成形を高精度に行うためである。発泡シートの連
続気泡率5〜25%にすることで、樹脂フィルムを積層
する際に、及び積層後に発泡剤によるフィルム層と発泡
層との間に、発泡シートから逸散してくる発泡剤によっ
て空気溜りが発生する現象を防止することができる。ま
た、得られた成形体は強度、断熱性、遮音性においても
極めて優れたものとなる。連続気泡率が25%より大き
い押出発泡シートは腰強度が弱く、また加熱炉中で加熱
しても二次発泡率が低く、従って成形性も悪いので好ま
しくない。連続気泡率が5%より小さい押出発泡シー
ト、即ち独立気泡率が高いシートは、成形の際に厚み違
いの成形が十分に行えず、厚み精度も悪くなる。更に樹
脂フィルムを積層する際に、及び積層後に発泡剤による
フィルム層と発泡層との間の空気溜りが発生するので好
ましくない。
【0014】発泡シートに含まれる発泡剤量が0.8〜
3.0重量%の範囲内に制御される理由は、樹脂フィル
ムを積層する際に、及び積層後に発泡剤によるフィルム
層と発泡層との間に空気溜りが発生する現象を防止する
ため、また熱成形後に自動車内装材中に残留する発泡剤
量を少なくし、耐熱性、経時による寸法安定性を向上さ
せるためである。残留する発泡剤量を少なくし、且つ前
記空気溜りが発生する現象を防止して良好に充分二次発
泡させるには発泡シートに残留する発泡剤量は0.8〜
3.0重量%の範囲内にあることが必要である。残留発
泡剤が0.8重量%より少ない発泡シートは、二次発泡
率が低くなり過ぎ良好に成形できない。残留発泡剤が
3.0重量%より多い発泡シートを使用すると、樹脂フ
ィルムを積層する際に、及び積層後に発泡剤によるフィ
ルム層と発泡層との間に発泡剤により空気溜りが発生す
る現象が発生しやすく、また耐熱性、経時による寸法安
定性が悪くなるので好ましくない。
【0015】本発明の発泡シートの厚みは、2〜6mm
であることが必要である。加熱により二次発泡された後
熱成型されるが、厚みが2mmより薄いと2次発泡し成
形しても厚みが薄く、強度、断熱性、遮音性に優れたも
のが得られず、また厚みが6mmより厚いものは連続気
泡率が低いものが得にくく、更に成型性も著しく悪くな
るので好ましくない。
【0016】また、本発明における発泡シートの発泡倍
率は5〜20倍であることが必要であり、好ましくは発
泡倍率は7〜15倍である。発泡倍率が5倍より低いと
十分な断熱性、遮音性を発揮できず、また軽量なものも
得られない。20倍を越えるものは十分な強度、良好な
成形性が得られず押出発泡シートとして好ましくない。
【0017】これらの発泡シートは、前記樹脂を押出機
により発泡成形することにより得られる。例えば、ポリ
フェニレンエーテル樹脂10〜60重量%とポリスチレ
ン系樹脂90〜40重量%となるように混合された樹脂
を押出機に入れ、加熱下に混合すると同時に、押出機の
途中から発泡剤を圧入し、混合した後に低圧領域に押出
して発泡体とする方法や、予め基材樹脂に発泡剤を調整
して発泡性混合物とした後、押出機に入れ、加熱下に混
合し低圧領域に押出して発泡体とする方法が好ましく用
いられる。
【0018】本発明の発泡シートを得る際に使用される
発泡剤としては揮発性発泡剤が好ましく、なかでもエタ
ン、プロパン、ブタン、ペンタン等の発泡剤の溶解度を
示すKB値が20以上、50以下であるものが好まし
い。また、この範囲よりもKB値の高いものと低いもの
を2種以上適宜混合して前記範囲としたものも好適に使
用することができる。これは、溶解度の大きな発泡剤を
使用すると残留発泡剤量を目的とする0.8〜3.0重
量%の範囲である押出発泡シートが得にくいからであ
る。また、溶解度の小さな発泡剤を使用すると連続気泡
率の高い発泡体となりやすいからである。
【0019】また、押出発泡に際して、気泡調整剤とし
てタルク等の無機質の微粉末やステアリン酸の金属塩等
の脂肪酸の金属塩、難燃剤、滑剤等を必要に応じて適宜
使用することができる。
【0020】上記により得られた本発明の発泡シートの
両面に積層される樹脂フィルムは、ポリフェニレンエー
テル樹脂10〜70重量%とポリスチレン系樹脂90〜
30重量%との混合体、又はポリフェニレンエーテル樹
脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合したポリフェ
ニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系樹脂との混
合体で、該混合体中に占めるフェニレンエーテル樹脂成
分が10〜70重量%、ポリスチレン系樹脂が90〜3
0重量%である混合体から成る樹脂が使用される。これ
ら樹脂フィルムは剛性、強度、寸法安定性等の向上のた
めに積層されるものである。
【0021】この樹脂フィルムには、フィルムの脆性を
向上するために、前記樹脂100重量部に対して、ゴム
成分としてハイインパクトポリスチレン樹脂、スチレン
ーブタジエン共重合体、スチレンーブタジエンースチレ
ンブロック共重合体等を20重量部以下含有して使用す
るのが好ましい。特にポリフェニレンエーテル樹脂にハ
イインパクトポリスチレン樹脂を混合してゴム成分を2
0重量部以下としたものが好ましく、20重量部を越え
て含有すると、曲げ強度、剛性の向上が余り見られず好
ましくない。
【0022】前記樹脂フィルムは厚み0.1〜0.5m
mが好適であり、厚み0.1mmより薄いと十分な強度
の向上が見られず、また厚み0.5mmより厚いと自動
車内装材として重くなり過ぎ、またコストも高くなるの
で好ましくない。
【0023】前記樹脂フィルムを積層する方法として、
熱接着する方法が好ましく、例えば予めフィルム状にし
たフィルムを発泡シートに熱ロールにより接着する方
法、フィルムを押し出した直後に積層する方法、多層押
出金型を用いる共押出積層法等が採用できるが、特にフ
ィルムを押出した直後に積層し、押出されたフィルムの
熱で接着する方法が好ましい。なかでも、発泡シートの
押出発泡とフィルムの押出とをインライン中で行い積層
する方法、あるいは共押出積層方法が特に好ましい。ま
た、熱により接着された積層シートは、接着剤を使用し
ていないため生産過程で発生するスクラップ等の屑を積
層体のままでそのまま回収処理して、リペッレット化す
ることが可能であり、この回収されたペレットは発泡シ
ートやフィルムとして再利用することができる。
【0024】さらに、前記積層シートには、従来の自動
車内装材として用いられる表装材、例えば織布、不織布
等やクッション材等を適宜適当な接着剤を使用して必要
に応じて積層できる。
【0025】前記樹脂フィルム、表層材等を発泡シート
に積層した積層シートは熱成形することによって自動車
内装材に成形できる。特に加熱炉中で二次発泡させ熱成
形する際に、最高発泡厚みの50〜90%になるように
型枠内で制御しながら熱成形する方法が好ましく、部分
的に厚みの違う複雑な形状の成形を高精度に行うことが
できる。また、予め二次発泡させた後に、熱成形すると
きに二次発泡厚みの10〜50%圧縮して成形すること
もできる。更に、押出発泡シートは5〜25%という連
続気泡率を有するため、成形時に残留発泡剤は更に少な
くなり、耐熱性が向上し経時による寸法変化率を2/1
000未満にできるという顕著な効果を発揮できる。ま
た、樹脂フィルムを積層時、及び二次発泡時に発生し易
い空気溜りでも、微細なものなら抑え込んでしまうこと
ができ成形サイクルを短縮できる。
【0026】
【実施例】以下、実施例をあげて更に詳しく説明する。
なお、熱成形品の物性は次の方法に従って測定、評価し
た。積層シートは常温で2週間熟成後、加熱して二次発
泡させたものを圧縮して成形したものを評価した。 (1)寸法安定性 80℃の空気恒温槽中4時間加熱した後、常温まで自然
冷却し、縦、横の2方向の寸法を加熱前と加熱後の寸法
変化率で評価した。評価基準は次の通りである。 ◎:縦、横両方向ともに寸法変化率1/1000未満で
あるもの ○:縦、横方向のいずれか大きい方の寸法変化率が1/
1000以上、2/1000未満であるもの △:縦、横方向のいずれか大きい方の寸法変化率が2/
1000以上、3/1000未満であるもの x:縦、横方向のいずれか大きい方の寸法変化率が3/
1000以上であるもの
【0027】(2)成型品の最大曲げ強度 JIS Aー9511に準拠する方法で測定した。
【0028】上記の最大二次発泡の厚みは、表面材を積
層しない状態の3層積層体を100mmx100mmx
厚みに切断後、130℃の空気恒温槽中で15分間加熱
後し、自然冷却し室温まで冷却したときの厚みを測定し
た。
【0029】連続気泡率、発泡倍率、残留発泡剤量、ビ
カット軟化点は次の方法で測定した。 (連続気泡率) :ASTM D2856に準拠する方
法でエアーピクノメーターを用いて測定した。この際、
測定試料を縦・横寸法をそれぞれ3cmにカットし、こ
れを数枚重ね合わせて約4cmの高さとしたものを試験
サンプルとして使用した。 (発泡倍率) :次式を用いて算出した。 (残留発泡剤量):柳本ガスクロマトグラフG80を用
いて測定した。 (ビカット軟化点):JIS K7206に準拠する方
法で測定した。
【0030】実施例1 ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との
混合体(商品名:NORYL MX4752、ジーイー
プラスチックス社製)とポリスチレン樹脂(商品名:デ
ンカスチロール HRM−2、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分75重量%となるようにした。この混合樹
脂のビカット軟化点は131℃であった。この混合樹脂
100重量部に対し、添加剤としてタルクを0.8重量
部を加え、攪拌混合した後、イソブタンとノルマルブタ
ンの混合比が35:65となる混合物3.8重量部を発
泡剤として用いて押出発泡成形により発泡シートを得
た。得られた発泡シートは発泡倍率14.3倍、連続気
泡率18.5%、残留発泡剤量2.8重量部であり、常
温にて2週間放置後の残留発泡剤量は2.2重量部であ
った。また、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン系樹脂との混合体(商品名:NORYL MX475
2、ジーイープラスチックス社製)とポリスチレン樹脂
(商品名:デンカスチロール HRM−2、電気化学社
製)とハイインパクトポリスチレン樹脂(商品名:デン
カスチロール HI−E−4、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分73.5重量%、ゴム成分1.5重量%と
なるよう攪拌混合した樹脂を押出機を用いてフィルム状
に押出し、上記発泡シートを押出発泡成形した直後に両
面にインライン中で積層する方法によって、3層の積層
シートを得た。得られた積層シートの断面図を図1に示
す。上記フィルム用樹脂混合物のゴム成分含有率は、
1.5重量%であった。また、得られた3層積層シート
は発泡体層の厚み2.67mm、フィルム層はそれぞれ
0.165mmであった。得られた3層積層シートはフ
ィルム層と発泡層との間に空気溜りが発生することなく
良好なシートであった。最大二次発泡の厚みと熱成形試
験品物性を表1に示す。
【0031】実施例2 ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との
混合体(商品名:NORYL MX4752、ジーイー
プラスチックス社製)とポリスチレン樹脂(商品名:デ
ンカスチロール HRM−2、電気化学社製)とハイイ
ンパクトポリスチレン樹脂(商品名:デンカスチロール
HIE−4、電気化学社製)とを混合し、フェニレン
エーテル樹脂成分35重量%、ポリスチレン樹脂成分6
3.5重量%、ゴム成分1.5重量%となるように混合
した。この混合樹脂のビカット軟化点は142℃であっ
た。この混合樹脂100重量部に対し、添加剤としてタ
ルクを0.8重量部を加え、攪拌混合した後、イソブタ
ンとノルマルブタンの混合比が35:65となる混合物
3.8重量部を発泡剤として用いて押出発泡成形により
発泡シートを得た。得られた発泡シートは発泡倍率1
4.3倍、連続気泡率18.8%、残留発泡剤量2.7
重量部であり、常温にて2週間放置後の残留発泡剤量は
2.1重量部であった。また、ポリフェニレンエーテル
樹脂とポリスチレン系樹脂との混合体(商品名:NOR
YL MX4752、ジーイープラスチックス社製)と
ハイインパクトポリスチレン樹脂(商品名:スタイロン
495 旭化成社製)とを混合し、フェニレンエーテル
樹脂成分40重量%、ポリスチレン樹脂成分55.5重
量%、ゴム成分4.5重量%となるよう攪拌混合した樹
脂を押出機を用いてフィルム状に押出し、上記発泡シー
トを押出発泡成形した直後に両面にインライン中で積層
する方法によって、3層の積層シートを得た。上記フィ
ルム用樹脂混合物のゴム成分含有率は、1.5重量%で
あった。また、得られた3層積層シートは発泡体層の厚
み2.67mm、フィルム層はそれぞれ0.165mm
であった。得られた3層積層シートはフィルム層と発泡
層との間に空気溜りの発生もなく良好なシートが得られ
た。最大二次発泡の厚みと熱成形試験品物性を表1に示
す。
【0032】比較例1 ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との
混合体(商品名:NORYL MX4752、ジーイー
プラスチックス社製)とポリスチレン樹脂(商品名:デ
ンカスチロール HRM−2、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分75重量%となるようにした。この混合樹
脂のビカット軟化点は131℃であった。この混合樹脂
100重量部に対し、添加剤としてタルクを0.8重量
部を加え、攪拌混合した後、イソブタンとノルマルブタ
ンの混合比が35:65となる混合物5.5重量部を発
泡剤として用いて押出発泡成形により発泡シートを得
た。得られた発泡シートは発泡倍率14.3倍、連続気
泡率44.5%、残留発泡剤量2.0重量部であり、常
温にて2週間放置後の残留発泡剤量は0.7重量部であ
った。また、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン系樹脂との混合体(商品名:NORYL MX475
2、ジーイープラスチックス社製)とポリスチレン樹脂
(商品名:デンカスチロール HRM−2、電気化学社
製)とハイインパクトポリスチレン樹脂(商品名:デン
カスチロール HI−E−4、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分73.5重量%、ゴム成分1.5重量%と
なるよう攪拌混合した樹脂を押出機を用いてフィルム状
に押出し、上記発泡シートを押出発泡成形した直後に両
面にインライン中で積層する方法によって、3層の積層
シートを得た。上記フィルム用樹脂混合物のゴム成分含
有率は、1.5重量%であった。また、得られた3層積
層シートは発泡体層の厚み2.67mm、フィルム層は
それぞれ0.165mmであった。得られた3層積層シ
ートの二次発泡の厚みと熱成形試験品物性を表1に示
す。
【0033】比較例2 ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との
混合体(商品名:NORYL MX4752、ジーイー
プラスチックス社製)とポリスチレン樹脂(商品名:デ
ンカスチロール HRM−2、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分75重量%となるようにした。この混合樹
脂のビカット軟化点は131℃であった。この混合樹脂
100重量部に対し、添加剤としてタルクを0.8重量
部を加え、攪拌混合した後、イソブタンとノルマルブタ
ンの混合比が35:65となる混合物6.0重量部を発
泡剤として用いて押出発泡成形により発泡シートを得
た。得られた発泡シートは発泡倍率14.3倍、連続気
泡率13.5%、残留発泡剤量3.9重量部であり、常
温にて2週間放置後の残留発泡剤量は3.5重量部であ
った。また、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレ
ン系樹脂との混合体(商品名:NORYL MX475
2、ジーイープラスチックス社製)とポリスチレン樹脂
(商品名:デンカスチロール HRM−2、電気化学社
製)とハイインパクトポリスチレン樹脂(商品名:デン
カスチロール HI−E−4、電気化学社製)とを混合
し、フェニレンエーテル樹脂成分25重量%、ポリスチ
レン樹脂成分73.5重量%、ゴム成分1.5重量%と
なるよう攪拌混合した樹脂を押出機を用いてフィルム状
に押出し、上記発泡シートを押出発泡成形した直後に両
面にインライン中で積層する方法によって、3層の積層
シートを得た。上記フィルム用樹脂混合物のゴム成分含
有率は、1.5重量%であった。また、得られた3層積
層シートは発泡体層の厚み2.77mm、フィルム層は
それぞれ0.165mmであった。得られた3層積層シ
ートはフィルム層と発泡層との間に数カ所の空気溜りが
発生した。最大二次発泡の厚みと熱成形試験品物性を表
1に示す。
【0034】実施例3、4 実施例1、2で得られた各々の積層シートを押出成形の
2週間後、表面材として不織布をホットメルトタイプの
接着剤を使用して積層し、図2、図3に示される自動車
天井材の成形を行った。成形の結果、得られた自動車天
井材はいずれもフィルム層と発泡層との間に空気溜りの
発生はなく、ルームミラー取付穴4、サンバイザー取付
穴5、取付穴6、室内灯取付穴7の周辺が薄く精密に成
形されと良好な自動車天井材であった。また、室内灯取
付穴7周囲に設けられた段差形成部もシャープに成形さ
れ外観良好なものであった。
【0035】比較例3、4 比較例1、2で得られた各々の積層シートを押出成形の
2週間後、表面材として不織布をホットメルトタイプの
接着剤を使用して積層し、図2、図3に示される自動車
天井材の成形を行った。成形の結果、比較例1の積層シ
ートを使用した自動車天井材は室内灯取付穴7周囲に設
けられた段差成形部の型がはっきりでず、特にルームミ
ラー取付穴4、サンバイザー取付穴5、取付穴6、室内
灯取付穴7の周辺を精密に成形できなかった。また、全
体的に厚みが薄く自動車天井材として使用できないもの
となった。また、比較例2の積層シートを使用した自動
車天井材はフィルム層と発泡層との間にできた数カ所の
空気溜りが熱成形で部分的に大きな空気溜りが発生し、
またルームミラー取付穴4、サンバイザー取付穴5、取
付穴6、室内灯取付穴7の周辺を薄く成形しても、成形
後自然に厚みが回復してしまい精密さに欠け、自動車天
井材として使用できないものとなった。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明にかかる自動車内装材積層シート
は、2〜6mmという特定の厚み、5〜20倍という特
定の発泡倍率、5〜25%という特定の低い連続気泡率
を有し、0.8〜3.0重量%と少ない残留発泡剤量を
有する発泡シートと、発泡シートの両面に樹脂フィルム
を積層することで、厚みの異なった部分や、更に内部に
穴あき部分が形成された自動車内装材を好適に熱成形で
きる自動車内装材用積層シートを得ることができる。更
に押出発泡シートにフィルムを積層する際に、及び積層
後に発生し易いフィルム層と発泡層の間の空気溜りの発
生する現象を防止することができる。
【0038】また、発泡シートの残留する発泡剤量が
0.8〜3.0重量%と少ないので熱成形された後、更
に少なくなり耐熱性、寸法安定性に優れた自動車内装材
を得ることができる。特に経時による寸法変化率は2/
1000未満なるという顕著な効果を発揮できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる自動車内装材用積層シ
ートを示す断面図である。
【図2】図2は、実施例3、4、比較例3、4において
成形した自動車天井材の平面図である。自動車天井材と
して使用できる成形体は、図中のルームミラー取付穴
4、サンバイザー取付穴5、取付穴6、室内灯取付穴7
の周辺が薄く精密に成形されることや、室内灯取付穴周
辺の段差形成部の精密に成形されることが必要である。
【図3】図3は実施例3、4、比較例3、4において成
形した自動車天井材の斜視断面図である。
【符号の説明】
1.フィルム層 2.発泡シート 3.自動車用天井材 4.ルームミラー取付穴 5.サンバイザー取付穴 6.取付穴 7.室内灯取付穴 8.室内灯取付穴周辺の段差形成部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリフェニレンエーテル樹脂10〜60重
    量%とポリスチレン系樹脂90〜40重量%との混合
    体、又はポリフェニレンエーテル樹脂にスチレン系モノ
    マーをグラフト共重合したポリフェニレンエーテル系共
    重合体とポリスチレン系樹脂との混合体で、該混合体中
    に占めるフェニレンエーテル樹脂成分が10〜60重量
    %、ポリスチレン系樹脂成分が90〜40重量%である
    混合体、を基材樹脂とし、該基材樹脂に発泡剤を加えて
    押出発泡させて得た、厚み2〜6mm、発泡倍率5〜2
    0倍、連続気泡率5〜25%、残留発泡剤量0.8〜
    3.0重量%である発泡シートの両面に、ポリフェニレ
    ンエーテル樹脂10〜70重量%とポリスチレン系樹脂
    90〜30重量%との混合体、又はポリフェニレンエー
    テル樹脂にスチレン系モノマーをグラフト共重合したポ
    リフェニレンエーテル系共重合体とポリスチレン系樹脂
    との混合体で、該混合体中に占めるフェニレンエーテル
    樹脂成分が10〜70重量%、ポリスチレン系樹脂が9
    0〜30重量%である混合体から成る樹脂フィルムを積
    層したことを特徴とする熱成形に適した自動車内装材用
    積層シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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