JPH06343912A - ディスペンサの駆動方法 - Google Patents

ディスペンサの駆動方法

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JPH06343912A
JPH06343912A JP13858293A JP13858293A JPH06343912A JP H06343912 A JPH06343912 A JP H06343912A JP 13858293 A JP13858293 A JP 13858293A JP 13858293 A JP13858293 A JP 13858293A JP H06343912 A JPH06343912 A JP H06343912A
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JP
Japan
Prior art keywords
discharge
syringe needle
dispenser
liquid
syringe
Prior art date
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Pending
Application number
JP13858293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Imato
寿 今任
Mitsuru Matsuda
満 松田
Osamu Matsumoto
修 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液状物を所定の位置に定量だけ確実に転写さ
せ、転写不良の生じることを無くする。 【構成】 待機位置にあるシリンジニードル4aを、
その先端が液状物の供給面に近接した吐出位置まで下
降させ、この吐出位置でディスペンサを駆動して液状
物を所定の吐出量だけシリンジニードル4aから吐出さ
せる。吐出後にシリンジニードル4aを吐出位置から
所定量だけ上方にある中間位置まで上昇させ、この中
間位置で液状物の糸引きの太さが十分に細くなるまで静
止させる。その後でシリンジニードル4aを中間位置
から待機位置まで復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば回路基板の上面
に、はんだ付けや、ポッティング処理をする際に、これ
らの処理剤である粘性の高い液状物を所定量ずつ供給す
るディスペンサの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスペンサを用いて基板の上面にはん
だ付け加工等のために、ソルダーペースト等の液状物を
定量ずつ供給する場合に、従来の駆動方法では、図5に
示すように、通常は上方の高さL0 の待機位置に位置す
るシリンジニードルaを、基板Wから所定の間隙を有す
る吐出位置の高さL1 まで下降させ、ここで液状物bを
吐出し、定量を基板上に転写したら直ちに元の待機位置
の高さL0 まで上昇させるように駆動する。図5では2
個所に同時に液状物を吐出するために、2本のシリンジ
ニードルを同時に駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の駆動方法の
ように、粘性の高い液状物bを基板W上に転写した後で
直ちに元の位置まで上昇させると、図5上部右側に図示
しているように、液状物bがニードルaの先端部の周囲
に付着した状態で上昇するので、液状物bが糸を引くよ
うに延伸し、糸が十分に細くなった時に途中で切れる。
そして、基板W側に残った糸状の液状物bは基板面に倒
れることになり、転写不良の状態を生じてしまう。例え
ば、液状物bがはんだの場合には基板面上の意図しない
個所に付着してショートする事態を生じたり、また、液
状物bがポッティング樹脂などの場合には、糸が端子上
に倒れると、後で端子と導通を取ろうとする時に接続で
きない事態を生じる。また、基板W面とニードルa先端
との間隙のコントロールが難しく、間隙が小さすぎる時
にはニードルの先端が液状物中に埋まってその周面に付
着する液状物の量が多くなり、また、間隙が大き過ぎる
場合には、液状物が基板上に転写されないことも発生す
る。
【0004】そこで本発明の目的は、液状物を所定の位
置に定量だけ確実に転写させ、転写不良の生じることの
ないディスペンサの駆動方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディスペンサの駆動方法は、待機位置にあ
るシリンジニードルを、その先端が液状物の供給面に近
接した吐出位置まで下降させ、吐出位置でディスペンサ
を駆動して液状物を所定の吐出量だけシリンジニードル
から吐出させ、吐出後にシリンジニードルを吐出位置か
ら所定量だけ上方にある中間位置まで上昇させ、中間位
置で液状物の糸引きの太さが十分に細くなるまで静止さ
せ、その後でシリンジニードルを中間位置から待機位置
まで復帰させることを特徴としている。
【0006】
【作用】吐出後にシリンジニードルを中間位置まで上昇
させて糸引きの太さが十分に細くなるまで静止させるこ
とにより、その後でシリンジニードルを中間位置から待
機位置まで復帰させた時には、糸が直ちに切れて供給面
の他の個所を汚すことがない。
【0007】
【実施例】図4にディスペンサDの全体の構成が示して
ある。ベース1上に制御装置2と基板Wが搬送されてく
る作業テーブル3とが所定の位置関係で固定してある。
作業テーブル3の上方に、シリンジ4がそのシリンジニ
ードル4aを作業テーブル3に垂下する状態で配設して
ある。
【0008】シリンジ4は作業テーブル3上でX,Y,
Z方向に位置調整可能に支持してあり、作業テーブル3
上にXテーブル5がX方向(図4左右方向)に移動可能
に設けてあり、Xテーブル5上にYテーブル6がY方向
(図4紙面に垂直方向)に移動可能に設けてあり、Yテ
ーブル6上にはZ方向(図4上下方向)に延伸するZ軸
7が立設してある。Z軸7にはシリンダが備わってお
り、このZ軸7にシリンダによって上下動可能にシリン
ジホルダ8が設けてあり、上記のシリンジ4はこのシリ
ンジホルダ8に保持されてZ軸7に沿って上下に駆動さ
れる。制御装置2とシリンジ4とはパイプ9により連結
してある。
【0009】図3に制御装置2の吐出設定手段Tを示し
ており、シリンジ4内に収納した例えばはんだペースト
4bを、圧縮エアーを供給することによりシリンジニー
ドル4aから吐出させる為の条件を設定する。この条件
設定には、まず、吐出プログラムキー2aにより吐出時
間を設定し、この吐出時間を表示部2bで表示する。次
に、吐出のためのエアーの圧力を圧力つまみ2cで設定
し、この圧力を圧力レンジ2dにより表示する。このよ
うに、吐出設定手段Tは吐出プログラムキー2a,表示
部2b,圧力つまみ2c,圧力レンジ2dにより構成さ
れている。次に、シリンジ4内に圧縮エアーを供給する
と、設定された圧力の圧縮エアーが設定された吐出時間
だけパイプ9を通ってニードルアダプタ4cを介してシ
リンジ4内に供給され、この圧力と時間に対応して決定
される量のはんだペースト4bがシリンジニードル4a
から吐出される。
【0010】図1及び図2を参照して、ディスペンサD
を駆動する方法について説明する。先に説明したように
して吐出設定手段Tにより吐出条件を設定しておき、制
御回路(CPU)10によりシリンダ駆動手段11を駆
動してシリンジニードル4aを待機位置である高さL
0 (供給面の一例としての基板面から10.0mmの高
さ)から下降させ、センサ12でシリンジニードル4a
の先端位置を検知しつつ基板面に近接した高さL1 (基
板面から0.5mmの高さ)の吐出位置まで下降したと
ころでシリンダの駆動を停止する。待機位置から吐出
位置までの時間t1 は0.2秒である。この位置でC
PU10によりエアー駆動手段13を駆動し、シリンジ
4に吐出設定手段2に設定された圧力の圧縮エアーを、
設定された時間t2 だけ送り、はんだペースト4b1をシ
リンジニードル4aから吐出する。
【0011】この例では時間t2 は0.5秒である。次
いで、CPU10によりシリンダ駆動手段11を駆動し
てシリンジニードル4aを上昇させ、センサ12でシリ
ンジニードル4aの先端位置を検知しつつ、所定量だけ
上方の中間位置である高さL2 (基板面から2.0mm
の高さ)まで上昇した時にシリンダの駆動を停止する。
吐出位置から中間位置までの時間t3 は0.2秒で
ある。この位置で暫く静止状態におくが、この静止時間
t4 は0.8秒である。吐出位置から中間位置まで
上昇することにより、シリンジニードル4aの先端に付
着しているはんだペースト4b1が引き伸ばされるが、中
間位置で静止している間に、はんだペーストの引き伸
ばされた糸引きの太さが十分に細い糸引き部4b2とな
り、まさに切れようとする状態となる。
【0012】そこでCPU10によりシリンダ駆動手段
11を駆動してシリンジニードル4aを上昇させ、セン
サ12でシリンジニードル4aの先端位置を検知しつ
つ、元の待機位置と同じ高さL0 の待機位置まで戻
った時にシリンダの駆動を停止する。中間位置から待
機位置までの時間t5 は0.2秒である。この上昇時
には、十分に細くなっていたはんだペーストの糸引き部
4b2は上昇を始めると直ちに切れるので、基板側には従
来のような長い糸引き部が残ることがなく、基板上に定
量のはんだペースト4b3が転写されて残り、作業が終了
する。このように制御装置2は吐出設定手段T,制御回
路(CPU)10,シリンダ駆動手段11,センサ1
2,エアー駆動手段13により構成されている。
【0013】液状物を吐出するシリンジニードル4aの
吐出位置の高さL1 をCPU10に設定しておき、セ
ンサ12で高さL1 を検知して停止させることで、シリ
ンジニードル4aの先端と供給面との間隙のコントロー
ルが容易にでき、その間隙における最適の吐出量を得る
のに最適な吐出圧力と吐出時間を吐出設定手段Tに設定
しておけば、常に最適な量を吐出させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の駆動方
法では、液状物の吐出後にシリンジニードルを中間位置
まで上昇させて糸引きの太さが十分に細くなるまで静止
させ、その後でシリンジニードルを中間位置から待機位
置まで復帰させるので、十分に細くなっている糸引き部
は直ちに切れ、供給面の他の個所を汚すことがない。液
状物を所定の位置に定量だけ確実に転写させることがで
き、転写不良を生じることが無いので、安定した品質を
保った継続的な作業が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスペンサの駆動方法を説明するた
めの説明図である。
【図2】ディスペンサの制御装置を説明するブロック図
である。
【図3】ディスペンサに吐出条件を設定する手段を説明
する一部断面正面図である。
【図4】ディスペンサの全体構成を示す正面図である。
【図5】従来の駆動方法を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
4a シリンジニードル , 待機位置 吐出位置 中間位置 D ディスペンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンジニードルにより基板等の供給面
    に液状物を供給するディスペンサの駆動方法において、 待機位置にあるシリンジニードルを、その先端が上記液
    状物の供給面に近接した吐出位置まで下降させ、 上記吐出位置で上記ディスペンサを駆動して上記液状物
    を所定の吐出量だけ上記シリンジニードルから吐出さ
    せ、 吐出後に上記シリンジニードルを上記吐出位置から所定
    量だけ上方にある中間位置まで上昇させ、 上記中間位置で上記液状物の糸引きの太さが十分に細く
    なるまで静止させ、 その後で上記シリンジニードルを上記中間位置から上記
    待機位置まで復帰させることを特徴とするディスペンサ
    の駆動方法。
JP13858293A 1993-06-10 1993-06-10 ディスペンサの駆動方法 Pending JPH06343912A (ja)

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