JPH06343792A - 全自動洗濯機の表示パネル - Google Patents
全自動洗濯機の表示パネルInfo
- Publication number
- JPH06343792A JPH06343792A JP5133159A JP13315993A JPH06343792A JP H06343792 A JPH06343792 A JP H06343792A JP 5133159 A JP5133159 A JP 5133159A JP 13315993 A JP13315993 A JP 13315993A JP H06343792 A JPH06343792 A JP H06343792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dehydration
- display
- washing machine
- displayed
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】電源周波数に関係なく洗濯脱水できる全自動洗
濯機において、脱水の状態表示は、50Hzの場合と6
0Hzの場合とで異なるため、LED(発光ダイオード)
で表示する操作パネルは、脱水時間の表示の代わりに、
脱水時間が長い場合は強、普通の場合は標準、短い場合
は弱とする。 【効果】電源周波数による脱水時間を二種類表示する必
要がなく消費者の混乱をさけることができる。
濯機において、脱水の状態表示は、50Hzの場合と6
0Hzの場合とで異なるため、LED(発光ダイオード)
で表示する操作パネルは、脱水時間の表示の代わりに、
脱水時間が長い場合は強、普通の場合は標準、短い場合
は弱とする。 【効果】電源周波数による脱水時間を二種類表示する必
要がなく消費者の混乱をさけることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自洗濯機の電源周波
数50Hz,60Hzの共用化駆動方式に係り、特に、
脱水時における脱水状態表示に関する。
数50Hz,60Hzの共用化駆動方式に係り、特に、
脱水時における脱水状態表示に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における脱水時の飾りシートの状態
表示は、数字で定量的に脱水時間を表示していた。しか
し、従来品は、電源周波数は被共用に付き、50Hz用
及び60Hz用とそれぞれ独立したもので製品化されて
いたため、脱水状態の表示には、何ら支障がなかった。
すなわち、脱水回転は、プーリ比で50Hz,60Hz
同じにしているため、脱水回転数の影響がなく、50H
z,60Hz共、脱水時間は同じ時間で表示ができてい
た。
表示は、数字で定量的に脱水時間を表示していた。しか
し、従来品は、電源周波数は被共用に付き、50Hz用
及び60Hz用とそれぞれ独立したもので製品化されて
いたため、脱水状態の表示には、何ら支障がなかった。
すなわち、脱水回転は、プーリ比で50Hz,60Hz
同じにしているため、脱水回転数の影響がなく、50H
z,60Hz共、脱水時間は同じ時間で表示ができてい
た。
【0003】また、LED(発光ダイオード、Light Em
itting Diode)による脱水状態の表示は、電源周波数が
50Hz,60Hz共用の場合、LEDを一ケ所として
いたため、脱水状況は判断できても、脱水力の程度が判
断できないという欠点があった。
itting Diode)による脱水状態の表示は、電源周波数が
50Hz,60Hz共用の場合、LEDを一ケ所として
いたため、脱水状況は判断できても、脱水力の程度が判
断できないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、操作パネル
にLEDで状態表示する電源周波数の共用駆動方式(5
0Hz,60Hz共、脱水回転駆動伝達プーリは、同じ
ものを使用する)において、一ケ所以上のLEDで脱水
状態を表示する場合、電源周波数が50Hzの場合にお
ける脱水回転数と60Hzの場合における脱水回転数が
異なり、50Hz時の回転数と60Hzの回転数では、
60Hzの方が50Hzより、二割程度高速になる。こ
のため、50Hzと60Hzでは、脱水時間を異ならせ
ることにより、50Hz,60Hzで同程度の脱水率が
得られる様に制御している。しかし、LEDで脱水の状
況を表示する場合、60Hzと50Hzの脱水時間が異
なるため、50Hzと60Hz共用の場合、飾りシート
には、脱水時間表示とした場合、50Hz用60Hz用
の脱水時間を操作パネルの飾りシート上に表示しなけれ
ばならない欠点があり、操作パネルの表示が繁雑とな
る。
にLEDで状態表示する電源周波数の共用駆動方式(5
0Hz,60Hz共、脱水回転駆動伝達プーリは、同じ
ものを使用する)において、一ケ所以上のLEDで脱水
状態を表示する場合、電源周波数が50Hzの場合にお
ける脱水回転数と60Hzの場合における脱水回転数が
異なり、50Hz時の回転数と60Hzの回転数では、
60Hzの方が50Hzより、二割程度高速になる。こ
のため、50Hzと60Hzでは、脱水時間を異ならせ
ることにより、50Hz,60Hzで同程度の脱水率が
得られる様に制御している。しかし、LEDで脱水の状
況を表示する場合、60Hzと50Hzの脱水時間が異
なるため、50Hzと60Hz共用の場合、飾りシート
には、脱水時間表示とした場合、50Hz用60Hz用
の脱水時間を操作パネルの飾りシート上に表示しなけれ
ばならない欠点があり、操作パネルの表示が繁雑とな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した操作
パネルの繁雑化を防止し、見やすい脱水状況の操作パネ
ルとすることとし、その手段として、操作パネルの脱水
状況は、脱水時間表示でなく、脱水の状態表示、例え
ば、強力,標準,弱という表現をLEDと対応させ飾り
シートに記載することにより、50Hz時の脱水時間と
60Hz時の脱水時間が、脱水回転数より異なっても、
対応できることとしたものである。
パネルの繁雑化を防止し、見やすい脱水状況の操作パネ
ルとすることとし、その手段として、操作パネルの脱水
状況は、脱水時間表示でなく、脱水の状態表示、例え
ば、強力,標準,弱という表現をLEDと対応させ飾り
シートに記載することにより、50Hz時の脱水時間と
60Hz時の脱水時間が、脱水回転数より異なっても、
対応できることとしたものである。
【0006】
【作用】操作パネルの脱水状態表示で、LED表示の場
合、脱水時間の表示でなく、強力,標準,弱という用語
の表示とする。
合、脱水時間の表示でなく、強力,標準,弱という用語
の表示とする。
【0007】
【実施例】本発明を実施例図に基づいて説明する。図1
は、本発明を採用する全自動洗濯機の縦断面図であり、
動作を、順次、説明する。全自動洗濯機は、外枠1の内
側に四本の吊棒5により、外槽2が、外枠1の上部の四
隅にあるコーナプレート21より支持されている。吊棒
5には、洗濯及び脱水時、振動を吸収する押しばね4を
介在してある。洗濯する場合、蓋18を開け、衣類を洗
濯槽3内へ投入し、制御部19の指令より、給水後、モ
ータ20を正逆回転させる。モータ20の回転は、Vベ
ルト16を介在し、モータプーリ17より、クラッチ1
4にあるクラッチプーリ15へ回転を伝達する。伝達さ
れた回転は、クラッチ14の操作により、洗濯時は、洗
濯槽3の中央部に位置している衣類を動かす撹拌翼7を
回動させ洗濯するものである。
は、本発明を採用する全自動洗濯機の縦断面図であり、
動作を、順次、説明する。全自動洗濯機は、外枠1の内
側に四本の吊棒5により、外槽2が、外枠1の上部の四
隅にあるコーナプレート21より支持されている。吊棒
5には、洗濯及び脱水時、振動を吸収する押しばね4を
介在してある。洗濯する場合、蓋18を開け、衣類を洗
濯槽3内へ投入し、制御部19の指令より、給水後、モ
ータ20を正逆回転させる。モータ20の回転は、Vベ
ルト16を介在し、モータプーリ17より、クラッチ1
4にあるクラッチプーリ15へ回転を伝達する。伝達さ
れた回転は、クラッチ14の操作により、洗濯時は、洗
濯槽3の中央部に位置している衣類を動かす撹拌翼7を
回動させ洗濯するものである。
【0008】排水時は、制御部19の指令よりモータ2
0を休止させ、排水弁12を開けて、洗濯槽3内の洗濯
又はすすぎ液を排水ホース13より機外へ排出するもの
である。排水後、脱水行程へ自動進行するが、脱水は衣
類の状態により、外槽2が大きく振れるため、外槽2の
振れを防止するために、洗濯槽3の上部に、バランサ6
を設け、脱水による外槽の振れを防止するものである。
0を休止させ、排水弁12を開けて、洗濯槽3内の洗濯
又はすすぎ液を排水ホース13より機外へ排出するもの
である。排水後、脱水行程へ自動進行するが、脱水は衣
類の状態により、外槽2が大きく振れるため、外槽2の
振れを防止するために、洗濯槽3の上部に、バランサ6
を設け、脱水による外槽の振れを防止するものである。
【0009】脱水は、モータ20の回転を洗濯時と同様
にVベルト16を介して、クラッチ14へ回転を伝達
し、クラッチ14の制御により、洗濯槽3を高速で回転
させ、遠心力により衣類内の水分を洗濯槽3に設けてあ
る脱水穴3aから外槽2へ脱水する。脱水された洗濯水
は、排水弁12より、排水ホース13から、機外へ排水
される。
にVベルト16を介して、クラッチ14へ回転を伝達
し、クラッチ14の制御により、洗濯槽3を高速で回転
させ、遠心力により衣類内の水分を洗濯槽3に設けてあ
る脱水穴3aから外槽2へ脱水する。脱水された洗濯水
は、排水弁12より、排水ホース13から、機外へ排水
される。
【0010】図2は、図1で説明した制御部19の詳細
な説明図である。マイコン34は、タイマ33とCPU
(中央処理装置)32及び、メモリ31,I/Oポート
29,30から構成されている。これらの、マイコン3
4の処理は、CPU32とタイマ33、及びメモリ31
をデータバスにより、やり取りをし、制御しているもの
である。これらの動作制御は、基本的には、周知の如
く、タイマ33,CPU32,メモリ31,入力ポート
29,出力ポート30から成り立っており、洗濯時の制
御指令は、CPUで行うが、CPUには、演算部や、制
御部があり、システムの中心と成るものである。CPU
は基本的には、命令の取り出しと解読,実行指令である
が、具体的には算術及び論理演算、メモリの指定アドレ
スの内容の読み出しと書き込み制御、入出力装置への指
定アドレスへの入出力制御やプログラムの流れの制御を
行うものである。
な説明図である。マイコン34は、タイマ33とCPU
(中央処理装置)32及び、メモリ31,I/Oポート
29,30から構成されている。これらの、マイコン3
4の処理は、CPU32とタイマ33、及びメモリ31
をデータバスにより、やり取りをし、制御しているもの
である。これらの動作制御は、基本的には、周知の如
く、タイマ33,CPU32,メモリ31,入力ポート
29,出力ポート30から成り立っており、洗濯時の制
御指令は、CPUで行うが、CPUには、演算部や、制
御部があり、システムの中心と成るものである。CPU
は基本的には、命令の取り出しと解読,実行指令である
が、具体的には算術及び論理演算、メモリの指定アドレ
スの内容の読み出しと書き込み制御、入出力装置への指
定アドレスへの入出力制御やプログラムの流れの制御を
行うものである。
【0011】メモリ31は、プログラムとデータを記憶
するもので、読み出しと書き込みの両機能をもつRAM
と、読み出し機能だけをもつROMの二種類をそなえて
おり、RAMは、データを記憶させたり、プログラムを
組むうえでの作業エリアとして用い、ROMは、きまっ
たプログラムや固定データを入れ、いつでも同じ処理を
する場合に使用する。
するもので、読み出しと書き込みの両機能をもつRAM
と、読み出し機能だけをもつROMの二種類をそなえて
おり、RAMは、データを記憶させたり、プログラムを
組むうえでの作業エリアとして用い、ROMは、きまっ
たプログラムや固定データを入れ、いつでも同じ処理を
する場合に使用する。
【0012】入力ポート29と出力ポート30は、CP
Uと入力装置,出力装置とのあいだで、データの受け渡
しを行う場合の仲介をする回路で、一般的にI/Oポー
トと呼んでいる。
Uと入力装置,出力装置とのあいだで、データの受け渡
しを行う場合の仲介をする回路で、一般的にI/Oポー
トと呼んでいる。
【0013】I/Oポートの入力側には、全自動洗濯機
からの電気的指令が入力される。これは主に、電源スイ
ッチ23,水位センサ22,蓋スイッチ24,プログラ
ム選択スイッチ25,スタート・ストップスイッチ26
等が接続されている。又、出力側には、洗濯用モータ2
0,給水弁10,排水弁12,クラッチソレノイド2
7,報知器28等が接続されており、CPUの指令によ
りI/Oポートの介在で洗濯機が制御され、一連の洗濯
動作をするものである。従って、洗濯機はカムスイッチ
より成る機械的制御と同様に制御されるものである。
からの電気的指令が入力される。これは主に、電源スイ
ッチ23,水位センサ22,蓋スイッチ24,プログラ
ム選択スイッチ25,スタート・ストップスイッチ26
等が接続されている。又、出力側には、洗濯用モータ2
0,給水弁10,排水弁12,クラッチソレノイド2
7,報知器28等が接続されており、CPUの指令によ
りI/Oポートの介在で洗濯機が制御され、一連の洗濯
動作をするものである。従って、洗濯機はカムスイッチ
より成る機械的制御と同様に制御されるものである。
【0014】以上、図2に基づいてマイコン制御による
全自動洗濯機の制御を記述したが、これらのマイコン制
御による動作を、図3の行程ブロック図を基に、さらに
具体的に説明する。洗濯機は、電源スイッチ23を押
し、プログラム選択スイッチ25で、例えば、標準的な
洗濯コースを選択し、スタート・ストップスイッチ26
を押すことにより、給水ホース11から給水弁10を介
在し、洗濯槽3の中に給水される。洗濯水が、規定量、
洗濯槽3内に入ったことを、水位センサ22からの情報
により、CPU32で判断し、規定の洗濯動作を開始す
る。洗濯動作が規定時間終了した後、排水弁により、排
水ホース13より機外へ排出する。その後、脱水を行
い衣類内の水分を遠心力により、脱水孔3aから脱水し
た後、すすぎ用の給水をし、すすぎを行う。この様な
一連の洗濯作業を、マイコンにより行い洗濯する。
全自動洗濯機の制御を記述したが、これらのマイコン制
御による動作を、図3の行程ブロック図を基に、さらに
具体的に説明する。洗濯機は、電源スイッチ23を押
し、プログラム選択スイッチ25で、例えば、標準的な
洗濯コースを選択し、スタート・ストップスイッチ26
を押すことにより、給水ホース11から給水弁10を介
在し、洗濯槽3の中に給水される。洗濯水が、規定量、
洗濯槽3内に入ったことを、水位センサ22からの情報
により、CPU32で判断し、規定の洗濯動作を開始す
る。洗濯動作が規定時間終了した後、排水弁により、排
水ホース13より機外へ排出する。その後、脱水を行
い衣類内の水分を遠心力により、脱水孔3aから脱水し
た後、すすぎ用の給水をし、すすぎを行う。この様な
一連の洗濯作業を、マイコンにより行い洗濯する。
【0015】電源周波数が50Hzと60Hzの場合、
脱水時遠心力により衣類の水分を脱水するために、洗濯
槽3を高速で回転させるが、モータ20は、コンデンサ
起動用モータに付き、周波数により、モータ20の回転
数が異なる。この回転数は、モータ20が4極のモータ
とすると、電源周波数によるモータの回転数Nは、12
0×f/pという計算式より(f:電源周波数,p:極
数)50Hzの場合、モータ20のすべりを無視した場
合1500rpm,60Hzの場合は1800rpmとなる。
従来、この回転数の補正は、モータプーリ17の径を調
整し、脱水時における洗濯槽3の回転数を50Hz及び
60Hz共同で回転していた。しかし、50Hz及び6
0Hzの電源周波数を共用した洗濯機とするには、モー
タプーリ17は、50Hz用,60Hz用の二種類とす
ることが出来ず、50Hz又は、60Hzのいずれかの
モータプーリ17とする必要がある。この様にモータプ
ーリ17を50Hz又は60Hzのいずれかのプーリと
することにより、洗濯機は50Hzでも、60Hzで
も、モータプーリ17を交換せずに使用可能なものとな
る。この様なものを50Hz,60Hz共用化の洗濯機
としている。しかし、例えば50Hz用のモータプーリ
17とし、60Hzも兼ねるとなると、洗濯時衣類を動
かす撹拌翼7の撹拌回動が異なることと、脱水時の洗濯
槽3の回転が異なってくる。そこで、洗濯時の撹拌翼7
の回転が異なる調整とし、電源周波数が50Hzか60
Hzかをマイコンに判断させ、50Hzの場合は、1秒
の運転、60Hzの場合は、回転数の割合の分である
0.8秒 の運転という様に、撹拌時間で調整を図り、5
0Hz,60Hz共、同じ様な撹拌状態となるように制
御することができる。脱水も同様に、洗濯槽3の回転数
が異なるため、脱水時間で制御し、同じ様な性能を得る
ようにする。電源周波数が50Hzの場合と60Hzの
場合における脱水時間と、脱水率の関係を図4により説
明する。脱水率を50Hz及び、60Hz共同じ様に得
るには、50Hzの電源で脱水した脱水時間と脱水率の
関係は図4の36に示すグラフで表わされ、60Hzの
場合は図4の35のグラフで表わされる。このため、5
0Hzで脱水した場合は、60Hzで脱水した時より
も、脱水時間を長くしないと、同じ性能を得ることが出
来ないことが、実験結果より判る。
脱水時遠心力により衣類の水分を脱水するために、洗濯
槽3を高速で回転させるが、モータ20は、コンデンサ
起動用モータに付き、周波数により、モータ20の回転
数が異なる。この回転数は、モータ20が4極のモータ
とすると、電源周波数によるモータの回転数Nは、12
0×f/pという計算式より(f:電源周波数,p:極
数)50Hzの場合、モータ20のすべりを無視した場
合1500rpm,60Hzの場合は1800rpmとなる。
従来、この回転数の補正は、モータプーリ17の径を調
整し、脱水時における洗濯槽3の回転数を50Hz及び
60Hz共同で回転していた。しかし、50Hz及び6
0Hzの電源周波数を共用した洗濯機とするには、モー
タプーリ17は、50Hz用,60Hz用の二種類とす
ることが出来ず、50Hz又は、60Hzのいずれかの
モータプーリ17とする必要がある。この様にモータプ
ーリ17を50Hz又は60Hzのいずれかのプーリと
することにより、洗濯機は50Hzでも、60Hzで
も、モータプーリ17を交換せずに使用可能なものとな
る。この様なものを50Hz,60Hz共用化の洗濯機
としている。しかし、例えば50Hz用のモータプーリ
17とし、60Hzも兼ねるとなると、洗濯時衣類を動
かす撹拌翼7の撹拌回動が異なることと、脱水時の洗濯
槽3の回転が異なってくる。そこで、洗濯時の撹拌翼7
の回転が異なる調整とし、電源周波数が50Hzか60
Hzかをマイコンに判断させ、50Hzの場合は、1秒
の運転、60Hzの場合は、回転数の割合の分である
0.8秒 の運転という様に、撹拌時間で調整を図り、5
0Hz,60Hz共、同じ様な撹拌状態となるように制
御することができる。脱水も同様に、洗濯槽3の回転数
が異なるため、脱水時間で制御し、同じ様な性能を得る
ようにする。電源周波数が50Hzの場合と60Hzの
場合における脱水時間と、脱水率の関係を図4により説
明する。脱水率を50Hz及び、60Hz共同じ様に得
るには、50Hzの電源で脱水した脱水時間と脱水率の
関係は図4の36に示すグラフで表わされ、60Hzの
場合は図4の35のグラフで表わされる。このため、5
0Hzで脱水した場合は、60Hzで脱水した時より
も、脱水時間を長くしないと、同じ性能を得ることが出
来ないことが、実験結果より判る。
【0016】これらの実験結果より、図5及び図6に基
づいて、本発明の脱水表示を説明する。先ず、図5は全
自動洗濯機の斜視図であり、洗濯機本体の前面部に操作
パネル38がある。
づいて、本発明の脱水表示を説明する。先ず、図5は全
自動洗濯機の斜視図であり、洗濯機本体の前面部に操作
パネル38がある。
【0017】図6は操作パネル38の拡大図であり、こ
の操作パネル38の拡大図を基に説明する。水量の高・
中・低・少を表示するものはLED39aであり、洗濯時間を
表示するものはLED39b、すすぎの状態を表示するものは
LED39c、そして、洗濯コースを表示するのはLED39f、洗
濯予約を表示するのはLED39eである。
の操作パネル38の拡大図を基に説明する。水量の高・
中・低・少を表示するものはLED39aであり、洗濯時間を
表示するものはLED39b、すすぎの状態を表示するものは
LED39c、そして、洗濯コースを表示するのはLED39f、洗
濯予約を表示するのはLED39eである。
【0018】ここで、LED39dは、脱水状態を表現するも
のであるが、図4で説明した様に、電源周波数が50H
zの場合と60Hzの場合、脱水性能を同じとすると、
脱水時間が異なる、このため、操作パネル38飾りシー
ト45の表面に50Hz用の脱水時間と60Hz様の脱
水時間を併記する必要があり、ここの表示だけで二種類
の時間を表わす必要がある。
のであるが、図4で説明した様に、電源周波数が50H
zの場合と60Hzの場合、脱水性能を同じとすると、
脱水時間が異なる、このため、操作パネル38飾りシー
ト45の表面に50Hz用の脱水時間と60Hz様の脱
水時間を併記する必要があり、ここの表示だけで二種類
の時間を表わす必要がある。
【0019】図4に示す様に、50Hzの電源周波数で
60Hzと同じ脱水率を得るには、脱水時間で約3〜4
分の差が出て来るため、50Hzでは長い脱水時間を要
し、60Hzでは短い脱水時間となり、これらの脱水回
転数と周波数の関係の原理が理解できないと消費者を大
きく混乱させる操作パネル38となるため、脱水は脱水
時間の表示でなく、強,標準,弱、等の表示とし、簡略
化を図る。
60Hzと同じ脱水率を得るには、脱水時間で約3〜4
分の差が出て来るため、50Hzでは長い脱水時間を要
し、60Hzでは短い脱水時間となり、これらの脱水回
転数と周波数の関係の原理が理解できないと消費者を大
きく混乱させる操作パネル38となるため、脱水は脱水
時間の表示でなく、強,標準,弱、等の表示とし、簡略
化を図る。
【0020】すなわち、発光ダイオードであるLEDに
よる脱水の状態を、強,標準,弱と飾りシート45に表
示することにより、混乱を防止するものである。
よる脱水の状態を、強,標準,弱と飾りシート45に表
示することにより、混乱を防止するものである。
【0021】すなわち、強は、脱水時間が50Hzで1
0分の場合60Hzで7分を示し、標準は、50Hzで
8分の場合60Hzで5分、弱は、50Hzで5分の場
合60Hzで3分の状態を示していることになる。
0分の場合60Hzで7分を示し、標準は、50Hzで
8分の場合60Hzで5分、弱は、50Hzで5分の場
合60Hzで3分の状態を示していることになる。
【0022】マニュアル設定のスイッチは、水量設定4
0,洗い設定41,すすぎ設定42,脱水設定43,予
約設定44等が、操作パネル38に配置されており、任
意の条件設定ができるものである。
0,洗い設定41,すすぎ設定42,脱水設定43,予
約設定44等が、操作パネル38に配置されており、任
意の条件設定ができるものである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、電源周波数が50Hz
又は、60Hzと異なって運転された場合でも、操作パ
ネル38に脱水時間を50Hz用,60Hz用それぞれ
記載する必要がなく、明瞭な表示が可能となる。
又は、60Hzと異なって運転された場合でも、操作パ
ネル38に脱水時間を50Hz用,60Hz用それぞれ
記載する必要がなく、明瞭な表示が可能となる。
【図1】全自動洗濯機の縦断面図。
【図2】マイコン制御のブロック図。
【図3】洗濯コースのブロック図。
【図4】脱水時間と脱水率の実験結果の説明図。
【図5】全自動洗濯機の斜視図。
【図6】全自動洗濯機の操作パネルの正面図。
38…操作パネル、39a,39b,39c,39d,39
e,39f…LED、43…脱水選択キー、45…飾り
シート。
e,39f…LED、43…脱水選択キー、45…飾り
シート。
Claims (1)
- 【請求項1】全自動洗濯機の駆動方式で、電源周波数の
50Hzと60Hzを共用したものにおいて、操作表示
パネル部の発光ダイオードの1ヶ所以上で脱水状態を表
示するもので、飾りシート上に記載されている脱水状態
表示を数量表示から、強,標準,弱の用語で表示したこ
とを特徴とする全自動洗濯機の表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133159A JPH06343792A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 全自動洗濯機の表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133159A JPH06343792A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 全自動洗濯機の表示パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06343792A true JPH06343792A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15098078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5133159A Pending JPH06343792A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 全自動洗濯機の表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06343792A (ja) |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5133159A patent/JPH06343792A/ja active Pending
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