JPH063436A - センサ構造 - Google Patents
センサ構造Info
- Publication number
- JPH063436A JPH063436A JP16271692A JP16271692A JPH063436A JP H063436 A JPH063436 A JP H063436A JP 16271692 A JP16271692 A JP 16271692A JP 16271692 A JP16271692 A JP 16271692A JP H063436 A JPH063436 A JP H063436A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- ultrasonic sensor
- sensor
- waterproof film
- sensor structure
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害物を検知する超音波センサを、防水性を
有し、飛来物から防御され、車両の装着部位を限定され
ないものに改良する。 【構成】 超音波センサ本体1と、この超音波センサ本
体1の超音波振動素子1aを被覆する防水フイルム2と、
超音波センサ本体1の全体を囲う保護部材3とから構成
されている。超音波振動素子1aが防水フイルム2により
被覆されているので該振動素子の防水性は向上し、また
保護部材3に超音波センサ本体1の全体が囲まれている
ので飛来物の衝撃に耐えられるものとなっている。さら
に上記のように構成された超音波センサの構造は車両の
装着部位を問わずに装着可能となっている。
有し、飛来物から防御され、車両の装着部位を限定され
ないものに改良する。 【構成】 超音波センサ本体1と、この超音波センサ本
体1の超音波振動素子1aを被覆する防水フイルム2と、
超音波センサ本体1の全体を囲う保護部材3とから構成
されている。超音波振動素子1aが防水フイルム2により
被覆されているので該振動素子の防水性は向上し、また
保護部材3に超音波センサ本体1の全体が囲まれている
ので飛来物の衝撃に耐えられるものとなっている。さら
に上記のように構成された超音波センサの構造は車両の
装着部位を問わずに装着可能となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサ構造に関し、詳し
くは車両に装着され前方の障害物や他の車両との距離を
検知するなどの用途に使用される超音波センサの構造の
改良に関する。
くは車両に装着され前方の障害物や他の車両との距離を
検知するなどの用途に使用される超音波センサの構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波センサは超音波を送受波する超音
波振動素子と、他の装置に接続する配線とから成り、車
両に装着されて前方の障害物や他の車両を検知したり、
また後方の障害物を検知するための1つの手段として使
用されている。
波振動素子と、他の装置に接続する配線とから成り、車
両に装着されて前方の障害物や他の車両を検知したり、
また後方の障害物を検知するための1つの手段として使
用されている。
【0003】しかしながら上記超音波センサの振動素子
は水滴が正負の電極に付着すると短絡されて超音波を送
受波しなくなるという問題がある。
は水滴が正負の電極に付着すると短絡されて超音波を送
受波しなくなるという問題がある。
【0004】このため従来より上記振動素子に水滴や雨
滴を付着させないためのセンサの構造が知られている。
例えば特開昭59-24278号公報では車室内に装着するセン
サ構造や、実開昭62-240890 号公報ではバンパの内壁に
装着するセンサ構造が知られている。また、実開昭62-1
33173 号公報では振動素子を密閉したセンサ構造が開示
されている。
滴を付着させないためのセンサの構造が知られている。
例えば特開昭59-24278号公報では車室内に装着するセン
サ構造や、実開昭62-240890 号公報ではバンパの内壁に
装着するセンサ構造が知られている。また、実開昭62-1
33173 号公報では振動素子を密閉したセンサ構造が開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のセンサ構造は、防水構造の一部に車両の構造
の一部を取り入れているため、車両の装着部位が限定さ
れるという問題があり、また、車両が走行中に受ける、
小石等の飛来物に対する保護がなされていないという問
題がある。
うな従来のセンサ構造は、防水構造の一部に車両の構造
の一部を取り入れているため、車両の装着部位が限定さ
れるという問題があり、また、車両が走行中に受ける、
小石等の飛来物に対する保護がなされていないという問
題がある。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、車両の
装着部位を限定されず設計自由度の大きい、防水性を有
しかつ飛来物から防御されたセンサ構造を提供すること
にある。
装着部位を限定されず設計自由度の大きい、防水性を有
しかつ飛来物から防御されたセンサ構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるセンサ構
造は、超音波センサ本体と、該超音波センサ本体の少な
くとも超音波振動素子を被覆する、超音波を通過させる
防水膜と、前記防水膜に少なくとも一部を被覆された前
記超音波センサ本体を囲み該超音波センサを飛来物から
保護する、超音波を通過させる材料で形成されているこ
とを特徴とするものである。
造は、超音波センサ本体と、該超音波センサ本体の少な
くとも超音波振動素子を被覆する、超音波を通過させる
防水膜と、前記防水膜に少なくとも一部を被覆された前
記超音波センサ本体を囲み該超音波センサを飛来物から
保護する、超音波を通過させる材料で形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、上記防水膜は直径略10μmの多数の
微小孔を全面に亘って有する膜体とすることができる。
微小孔を全面に亘って有する膜体とすることができる。
【0009】ここで上記超音波を通過させる材料とは、
必ずしも超音波を通過させる材質のみを意味するだけで
なく、超音波を通過させない材質であっても、超音波を
通過させる態様に成形されてなる状態をも意味する。
必ずしも超音波を通過させる材質のみを意味するだけで
なく、超音波を通過させない材質であっても、超音波を
通過させる態様に成形されてなる状態をも意味する。
【0010】また上記微小孔とは、必ずしも真円の孔で
ある必要はなく、楕円形状の孔等の隙間を意味するもの
である。
ある必要はなく、楕円形状の孔等の隙間を意味するもの
である。
【0011】
【作用および発明の効果】本発明にかかるセンサ構造
は、少なくとも超音波振動素子が防水膜により被覆され
ていて、水滴が電極に付着する虞れがない。
は、少なくとも超音波振動素子が防水膜により被覆され
ていて、水滴が電極に付着する虞れがない。
【0012】また、上記のように防水膜に少なくとも一
部を被覆された超音波センサを囲む保護部材は、超音波
センサが走行中に受ける飛来物の衝突から該超音波セン
サを保護するので、該超音波センサを装着する車両の装
着部位は限定されることがなく該センサを配置する設計
自由度が向上する。
部を被覆された超音波センサを囲む保護部材は、超音波
センサが走行中に受ける飛来物の衝突から該超音波セン
サを保護するので、該超音波センサを装着する車両の装
着部位は限定されることがなく該センサを配置する設計
自由度が向上する。
【0013】さらに、上記防水膜および保護部材は超音
波を通過させるため、前方や後方に存する障害物等を検
知することができる。
波を通過させるため、前方や後方に存する障害物等を検
知することができる。
【0014】さらにまた、上記防水膜を直径略10μmの
多数の微小孔を全面に亘って有する膜体とした場合は、
上記水滴が霧雨の微小な(直径略100 μm)水滴であっ
ても上記膜体を通過させないので、超音波を通過させる
膜体として、より効果的に防水性を得ることができる。
多数の微小孔を全面に亘って有する膜体とした場合は、
上記水滴が霧雨の微小な(直径略100 μm)水滴であっ
ても上記膜体を通過させないので、超音波を通過させる
膜体として、より効果的に防水性を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかるセンサ構造
の実施例を示す分解図である。
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかるセンサ構造
の実施例を示す分解図である。
【0016】図示のセンサ構造は、超音波センサ本体1
と、該超音波センサ本体1の超音波振動素子1aを被覆す
る、超音波を通過させる防水フイルム2と、該フイルム
2に超音波振動素子1aを被覆された前記超音波センサ本
体1を囲み、該超音波センサ本体1を飛来物から保護す
る、超音波を通過させる保護部材3とからなり、前記超
音波振動素子1aの送受波面と向い合った、該保護部材3
の面は、板スダレ状の通気部材3aを構成してなる。
と、該超音波センサ本体1の超音波振動素子1aを被覆す
る、超音波を通過させる防水フイルム2と、該フイルム
2に超音波振動素子1aを被覆された前記超音波センサ本
体1を囲み、該超音波センサ本体1を飛来物から保護す
る、超音波を通過させる保護部材3とからなり、前記超
音波振動素子1aの送受波面と向い合った、該保護部材3
の面は、板スダレ状の通気部材3aを構成してなる。
【0017】上記板スダレ状の通気部材3aは必ずしも板
スダレ状である必要はなく、金属メッシュやパンチング
メタル等十分な剛性を有し、かつ超音波を通過させる部
材であれば様々な態様を採用することができる。
スダレ状である必要はなく、金属メッシュやパンチング
メタル等十分な剛性を有し、かつ超音波を通過させる部
材であれば様々な態様を採用することができる。
【0018】また、上記防水フイルム2は、例えばポリ
テトラフロロエチレンを延伸加工したものが使用される
が、超音波を通過させる防水膜であればどのようなもの
でもよいが形状的には、膜厚の薄いものほど、送波され
る超音波の到達距離が延長されるので薄いものが望まし
い。
テトラフロロエチレンを延伸加工したものが使用される
が、超音波を通過させる防水膜であればどのようなもの
でもよいが形状的には、膜厚の薄いものほど、送波され
る超音波の到達距離が延長されるので薄いものが望まし
い。
【0019】上記のように構成されたセンサ構造は、超
音波振動素子1aが防水フイルム2により被覆されている
ので雨滴が該超音波振動素子1aに付着する虞れはなく、
また、防水フイルム2に被覆された超音波センサ本体1
は、全体を保護部材3に囲まれていて飛来物から防御さ
れているので、車両の装着部位を限定されることなく車
両に装着することができる。
音波振動素子1aが防水フイルム2により被覆されている
ので雨滴が該超音波振動素子1aに付着する虞れはなく、
また、防水フイルム2に被覆された超音波センサ本体1
は、全体を保護部材3に囲まれていて飛来物から防御さ
れているので、車両の装着部位を限定されることなく車
両に装着することができる。
【0020】また、保護部材3の通気部材3aおよび防水
フイルム2はいずれも超音波を通過させるのでこの超音
波センサは、前記超音波振動素子1aが向いている面の方
向に位置する障害物を検知することができる。
フイルム2はいずれも超音波を通過させるのでこの超音
波センサは、前記超音波振動素子1aが向いている面の方
向に位置する障害物を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるセンサ構造の実施例を示す分解
図
図
1 超音波センサ本体 1a 超音波振動素子 1b 配線 2 防水フイルム 3 保護部材 3a 通気部材 3b ケース 4a,4b 固定手段
Claims (2)
- 【請求項1】 超音波センサ本体と、該超音波センサ本
体の少なくとも超音波振動素子を被覆する、超音波を通
過させる防水膜と、前記防水膜に少なくとも一部を被覆
された前記超音波センサ本体を囲み該超音波センサを飛
来物から保護する、超音波を通過させる材料で形成され
た保護部材とからなることを特徴とするセンサ構造。 - 【請求項2】 前記防水膜が直径略10μmの多数の微小
孔を全面に亘って有する膜体からなることを特徴とする
請求項1記載のセンサ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16271692A JPH063436A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | センサ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16271692A JPH063436A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | センサ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063436A true JPH063436A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15759938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16271692A Pending JPH063436A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | センサ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063436A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7583563B2 (en) | 2004-04-23 | 2009-09-01 | Denso Corporation | Ultrasonic sensor |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP16271692A patent/JPH063436A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7583563B2 (en) | 2004-04-23 | 2009-09-01 | Denso Corporation | Ultrasonic sensor |
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