JP2019034639A - 車両 - Google Patents

車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2019034639A
JP2019034639A JP2017156634A JP2017156634A JP2019034639A JP 2019034639 A JP2019034639 A JP 2019034639A JP 2017156634 A JP2017156634 A JP 2017156634A JP 2017156634 A JP2017156634 A JP 2017156634A JP 2019034639 A JP2019034639 A JP 2019034639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
sensor
restriction member
vehicle according
airflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017156634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6838809B2 (ja
Inventor
哲生 北川
Tetsuo Kitagawa
哲生 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2017156634A priority Critical patent/JP6838809B2/ja
Priority to CN201810544814.XA priority patent/CN109383458A/zh
Publication of JP2019034639A publication Critical patent/JP2019034639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6838809B2 publication Critical patent/JP6838809B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/54Cleaning windscreens, windows or optical devices using gas, e.g. hot air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens
    • B60S1/60Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens for signalling devices, e.g. reflectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】走行風に混在する異物のセンサへの付着を防止する。【解決手段】車両は、車体の外壁部から露出して配されたセンサと、前記外壁部に配され、前記センサに対する走行風の流れ方を規制する気流規制部材と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に関する。
車両のなかには、車体の外壁部に(車外側に)センサが配されたものも存在する。このような構成によれば、例えば障害物や他車両の有無など、自車両の周辺情報を取得することができる。
特開2012−132988号公報
車両走行時には、走行風に混在する異物(例えば、埃、砂、泥、水滴、雪氷など)がセンサに付着する可能性があり、このことはセンサの検出精度の低下の原因となりうる。そのため、センサへの異物の付着を防止する技術が求められる。特許文献1には、車内用の空調装置に連結された配管およびノズルを用いて、車外に取り付けられたセンサ(カメラ等)に対して空気を噴射することで該センサに付着した異物を除去することが記載されている。しかしながら、特許文献1の構成では、空調装置とセンサとを接続する配管やノズルを配置することで車体構造が複雑になってしまうため、構造面における改善の余地があった。
本発明は、走行風に混在する異物のセンサへの付着を、比較的簡素な構成で防止可能とすることを目的とする。
本発明の一つの側面は車両に係り、前記車両は、車両は、車体の外壁部から露出して配されたセンサと、前記外壁部に配され、前記センサに対する走行風の流れ方を規制する気流規制部材と、を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、センサへの異物の付着を防止することができる。
車両の構成の例を説明するための図である。 車両の構成の例を説明するための図である。 リアバンパーに配されたセンサの例を説明するための図である。 リアバンパーに配されたセンサの例を説明するための図である。 リアバンパーに配されたセンサの例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、各図は、実施形態の構造ないし構成を示す模式図であり、図示された各部材の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。また、各図において、同一の部材または同一の構成要素には同一の参照番号を付しており、以下、重複する内容については説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2は、第1実施形態に係る車両1の構成を説明するための図である。図1は、以下で説明される各要素の配置位置および要素間の接続関係を、車両1の上面図および側面図を用いて示す。図2は、車両1のシステム構成を示す。
以下の説明において、前/後、上/下、左/右(側方)などの表現を用いる場合があるが、これらは、車両1の車体を基準に示される相対的な方向を示す表現として用いられる。例えば、「前」は車体の前後方向における前方を示し、「上」は車体の上下方向(高さ方向)を示す。
車両1は、操作部11、検出部12、走行制御部13、駆動機構14、制動機構15、及び、操舵機構16を備える。本実施形態では車両1は四輪車とするが、車輪の数は4に限られるものではない。
操作部11は、加速用操作子111、制動用操作子112、および、操舵用操作子113を含む。典型的には、加速用操作子111はアクセルペダルであり、制動用操作子112はブレーキペダルであり、また、操舵用操作子113はステアリングホイールである。しかし、これらの操作子111〜113には、レバー式、ボタン式等、他の方式のものが用いられてもよい。
検出部12は、カメラ121、レーダ122、及び、ライダ(Light Detection and Ranging(LiDAR))123を含み、これらは何れも車両1の周辺情報を検出するためのセンサとして機能する。カメラ121は、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等を用いた撮像装置である。レーダ122は、例えばミリ波レーダ等の測距装置である。また、ライダ123は、例えばレーザレーダ等の測距装置である。これらは、図1に例示されるように、車両1の周辺情報を検出可能な位置、例えば、車体の前方側、後方側、上方側および側方側にそれぞれ配される。
なお、車両1の周辺情報は、車両1がどのような状況の下で走行しているかを示す情報である。例えば、車両1の周辺情報は、車両1の走行環境(車線の延設方向、走行可能領域、信号機が示す色など)、車両1の周辺のオブジェクト(他車両、歩行者、障害物など)の有無、そのオブジェクトの情報(属性、位置、移動の向きおよび速さなど)、等を示す。
走行制御部13は、例えば、操作部11及び/又は検出部12からの信号に基づいて、各機構14〜16を制御する。走行制御部13は複数のECU(電子制御ユニット)131〜134を含む。各ECUは、CPU、メモリおよび通信インタフェースを含み、通信インタフェースを介して受け取った情報ないし電気信号に基づいてCPUにおいて所定の処理を行い、その処理結果を、メモリに格納し、或いは、通信インタフェースを介して他の要素に出力する。
本実施形態では、ECU131は、加速用ECUであり、例えば、運転者による加速用操作子111の操作量に基づいて駆動機構14を制御する。駆動機構14は、例えば、内燃機関および変速機を含む。また、ECU132は、制動用ECUであり、例えば、運転者による制動用操作子112の操作量に基づいて制動機構15を制御する。制動機構15は、例えば、各車輪に設けられたディスクブレーキである。また、ECU123は、操舵用ECUであり、例えば、運転者による操舵用操作子113の操作量に基づいて操舵機構16を制御する。操舵機構16は、例えば、パワーステアリングを含む。
また、ECU134は、検出用ECUであり、例えば、検出部12により検出された車両1の周辺情報を受け取って所定の処理を行い、その処理結果をECU131〜133に出力する。ECU131〜133は、ECU134からの処理結果に基づいて、各機構14〜16を制御することもできる。このような構成により、車両1は、検出部12による検出結果(車両1の周辺情報)に基づいて自動運転を行うことが可能である。
本明細書において、自動運転は、運転操作(加速、制動および操舵)の一部または全部を、運転者側ではなく、走行制御部13側で行うことをいう。即ち、自動運転の概念には、運転操作の全部を走行制御部13側で行う態様(いわゆる完全自動運転)、および、運転操作の一部のみを走行制御部13側で行う態様(いわゆる運転支援)、が含まれる。運転支援の例としては、車速制御(オートクルーズコントロール)機能、車間距離制御(アダプティブクルーズコントロール)機能、車線逸脱防止支援(レーンキープアシスト)機能、衝突回避支援機能等が挙げられる。
なお、走行制御部13は本構成に限られるものではない。例えば、各ECU131〜134にはASIC(特定用途向け集積回路)等の半導体装置が用いられてもよい。即ち、各ECU131〜134の機能は、ハードウェアおよびソフトウェアの何れによっても実現可能である。また、ECU131〜134の一部または全部は、単一のECUで構成されてもよい。
図3(A)は、車両1の車体における外壁部の一部として、リアバンパー3の斜視図(車体の後部側方からの斜視図)を示す。ここではリアバンパー3の左側部分のみが図示されるが、これと左右対称に右側部分も設けられうる。また、ここでは不図示とするが、リアバンパー3の前方にはリアフェンダが配され、上方にはトランクリッドが配されうる。
上記外壁部は、車体の外側表面(外装)を形成し且つ車外側において露出される部分を示し、いわゆるボディパネルの他、それに対して連結ないし固定された他のパネル部材を含む。よって、外壁部の例としては、ここで説明されるリアバンパー3の他、リアフェンダ、トランクリッド、フロントバンパー、フロントフェンダ、フードパネル、ルーフパネル、ドアパネル等が挙げられる。
リアバンパー3には、レーダ122がリアバンパー3から露出するように配される。本実施形態では、リアバンパー3には開口が設けられており、この開口からレーダ122が露出している。図3(A)には、レーダ122の露出面122Sに対する平面視の拡大図を併せて示す。露出面122Sは、主としてレーダ122の検出面を含み、これにより、車両1の後方左側のオブジェクトの有無を検出可能となっている。
図3(B)は、切断線d1−d1でのリアバンパー3及びレーダ122の断面模式図である。レーダ122は、露出面122Sがリアバンパー3の表面に対して陥凹した凹部31を形成するように配される。このような構成によれば、例えばリアバンパー3が障害物等と接触した場合には、該障害物等からレーダ122を保護することが可能となり、レーダ122の損傷を防ぐことができる。本実施形態では、凹部31の側面は傾斜面となっており、即ち、リアバンパー3の凹部31周辺部の表面と凹部31の側面との成す角は鈍角である。
車両1は、凹部31の側面に配された気流規制部材41を更に備える。気流規制部材41は、車両1の走行時に生じうる走行風Wの流れ方を規制可能に構成され、本実施形態では、車体水平方向に延設されたフィン状の凸部(突出部)である。気流規制部材41は、凹部31の側面と一体成形されてもよいし、凹部31の側面に対して接着剤等を介して貼り付けられてもよい。なお、走行風Wの気流は図3(B)に一点鎖線で示される。
気流規制部材41を車体水平方向に延設することで、車両走行時に生じうる走行風Wは気流規制部材41により適切に整流される。気流規制部材41の延設方向は、車両1の走行面(設置面)と実質的に平行であればよく、該走行面との成す鋭角をθ1としたとき、例えば0°≦θ1≦20°(好適には0°≦θ1≦10°)の範囲内とすることで、走行風Wの整流効果が好適に得られる。
本実施形態では、気流規制部材41は車体上下方向に複数並んで配され、これにより、上記整流効果を向上させることができる。ここでは、3つの気流規制部材41を図示したが、気流規制部材41の数はこれに限られるものではない。
気流規制部材41は、流線形を描くように設けられるとよく、即ち、厚さが部材41の端部に向かって徐々に薄くなり、且つ、高さが該端部に向かって徐々に低くなるように形成されるとよい。これにより、上記整流効果を向上させることができる。なお、本明細書において、気流規制部材41の厚さは、車体上下方向の幅で規定され、気流規制部材41の高さは、車体内外方向の幅で規定される。
本実施形態では、気流規制部材41は、高さの最も高い位置、及び、厚さの最も太い位置は、何れも車両前方側に偏った形状であり、即ち、露出面122Sに対する平面視において雫形の外形を有する。このような形状によれば、上記整流効果を更に向上させることができる。他の実施形態として、気流規制部材41は、楕円形、ひし形等の外形であってもよい。
カメラ121及びライダ123を含む他のセンサの場合も同様であるが、車両走行時には、走行風Wに混在する異物がレーダ122の検出面に付着する可能性がある。一般に、センサの検出面に異物が付着すると、センサの検出精度が低下してしまい、例えば前述の自動運転を開始/継続することが難しくなる。また、一般に、陥凹した部分(本実施形態の凹部31相当)では気流停滞が発生しうるため、そのような部分では異物がその場所に留まってしまう可能性もある。
なお、ここでいう異物は、センサの検出精度を低下させる可能性のある外来の物体または不測の物体を指し、典型的な例として、埃、砂、泥、水滴、雪氷などが挙げられる。
本実施形態では、凹部31の側面に気流規制部材41が設けられたことで走行風Wが整流され、レーダ122近傍での気流停滞が抑制される。そのため、レーダ122への異物の付着を防止可能(他の表現では、異物の付着量を低減可能、又は、レーダ122に付着した異物を該整流された走行風Wにより除去可能)となる。
多くの場合、車両1は前方に向かって走行する。そのため、本実施形態では、気流規制部材41は、レーダ122の前方にレーダ122と隣り合うよう設けられた。しかしながら、例えばレーダ122の後方等、レーダ122の前方以外のレーダ122周辺部で走行風Wが整流されることによっても、その影響によりレーダ122近傍での気流停滞が解消されうる。よって、気流規制部材41は、レーダ122の周辺にレーダ122と隣り合うよう設けられればよい。
気流規制部材41は、図3(B)から分かるように、リアバンパー3の凹部31周辺の表面よりも車内側に位置し、図中の破線より車外側には突出しない。即ち、上面視において(車体上下方向での視点では)、気流規制部材41は車体の外縁から突出しない。これにより、上記整流効果に加え、例えば運転者や歩行者の衣服等が引っ掛かること等、不測のトラブルの発生を防止することができる。
走行風Wの整流を適切に行うため、気流規制部材41とレーダ122との距離を小さくすることが好ましいが、気流規制部材41は、レーダ122の指向範囲(検出範囲)の外側に配されるとよい。これにより、該指向範囲が狭められることなく、レーダ122への異物の付着を防止可能となる。本実施形態では、気流規制部材41は凹部31の側面に設けられたが、他の実施形態として、気流規制部材41は、リアフェンダ、例えばレーダ122の前方かつリアホイールハウスの後方に配されてもよい。
気流規制部材41とレーダ122とは車両前後方向に並んで配されるとよい。これにより、整流された走行風Wがレーダ122前を通過する形となり、レーダ122への異物の付着を更に適切に防止可能となる。特に、気流規制部材は、車両前後方向での正射影において、レーダ122の検出面と重なるように配されるとよく、これにより、該検出面への異物の付着を防止可能となる。
本実施形態では、気流規制部材41は凹部31周辺の表面よりも車内側に位置するものとしたが、変形例として、気流規制部材41は凹部31周辺の表面まで延設されてもよい。図5(A)及び図5(B)は、気流規制部材41の変形例を、図3(A)及び図3(B)同様に示している。図5(B)から分かるように、この例では、気流規制部材41は、凹部31の側面から凹部31周辺の表面まで延設される。気流規制部材41が負圧の生じうる凹部31の外側まで延設されることで、より多くの走行風Wが気流規制部材41を通過する形となり、走行風Wをより効果的に整流可能となる。
以上、本実施形態によれば、リアバンパー3には、リアバンパー3から露出して配されたレーダ122に対する走行風Wの流れ方を規制する気流規制部材41が設けれている。このような構造によれば、走行時に発生する走行風Wの流れ方を所望の態様にすることができ、本実施形態では、気流規制部材41を、車両水平方向に延設されたフィン状の凸部とすることで、走行風Wを適切に整流可能となる。これにより、レーダ122近傍での走行風Wの気流停滞が抑制され、走行風Wに混在する異物のレーダ122への付着を防止可能となる。
本実施形態ではリアバンパー3から露出したレーダ122について述べたが、本実施形態の内容は、車体の外壁部の任意の部位に設けられた何れのセンサ121〜123にも適用可能である。前述のとおり、外壁部は、車体の外側表面を形成し且つ車外側において露出される部分を示し、上述のリアバンパー3の他、例えば、リアフェンダ、トランクリッド、フロントバンパー、フロントフェンダ、フードパネル、ルーフパネル、ドアパネル等を含む。例えば、本実施形態の内容は、車両1の前方側方部においてフロントバンパーから露出するように配されたライダ123にも適用可能である。この場合、フロントバンパーには、ライダ123に対する走行風Wの流れ方を規制する気流規制部材が設けれるとよい。即ち、本実施形態の内容は、センサの種類やその配置位置に関わらず一般的/多様な車体構造に適用可能である。
(第2実施形態)
前述の第1実施形態では、気流規制部材41を走行風Wの整流を行うように設け、それによりレーダ122への異物の付着を防止することを述べた。第2実施形態は、レーダ122への走行風Wを妨げるように気流規制部材42を設ける、という点で第1実施形態と異なる。
図4(A)は、本実施形態に係るリアバンパー3の斜視図を図3(A)同様に示し、図4(B)は、切断線d2−d2でのリアバンパー3及びレーダ122の断面模式図を図3(B)同様に示す。本実施形態では、気流規制部材42は、車体上下方向に延設されており、これにより、走行風Wがレーダ122を避けて流れるように走行風Wの気流を規制する。本実施形態によれば、走行風Wに混在する異物は気流規制部材42により阻まれる形となり、レーダ122への異物の付着が防止される。
気流規制部材42の延設方向は、車両1の走行面と交差し、好ましくは該走行面に対して実質的に垂直であればよく、該走行面との成す鋭角をθ2としたとき、例えば60°≦θ2≦90°(好適には80°≦θ2≦90°)の範囲内であればよい。
第1実施形態で述べた他の内容は、気流規制部材42にも適用可能である。例えば、気流規制部材42は、気流規制部材41同様、リアバンパー3の凹部31周辺の表面よりも車内側に位置し、図中の破線より車外側に突出しないように配されるとよい。これにより、不測のトラブルの発生を防止可能となる。また、例えば、気流規制部材42は、気流規制部材41同様、レーダ122の指向範囲の外側に配されるとよい。これにより、該指向範囲が狭められることなく、レーダ122への異物の付着を防止可能となる。
(その他)
以上、いくつかの好適な態様を例示したが、本発明はこれらの例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部が変更されてもよい。例えば、各実施形態の内容に、目的、用途等に応じて他の要素を組み合わせることも可能であるし、或る実施形態の内容に他の実施形態の内容の一部を組み合わせることも可能である。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。
(実施形態のまとめ)
第1の態様は車両(例えば1)に係り、前記車両は、車体の外壁部(例えば3)から露出して配されたセンサ(例えば12、121〜123)と、前記外壁部に配され、前記センサに対する走行風(例えばW)の流れ方を規制する気流規制部材(例えば41、42)と、を備える。
第1の態様によれば、車両走行時に発生する走行風の流れ方を所望の態様にして、(例えば走行風を整流して、或いは、所望の方向に変更して、その走行風に混在する異物のセンサへの付着を防止可能となる。
第2の態様では、前記気流規制部材と前記センサとは車両前後方向に並んで配されている。
第2の態様によれば、センサへの異物の付着を更に適切に防止可能となる。
第3の態様では、前記センサは、その露出面(例えば122S)が前記外壁部に対して陥凹した凹部(例えば31)を形成するように配されている。
第3の態様によれば、センサの損傷を防止可能となる。
第4の態様では、前記気流規制部材は、前記凹部の側面に配されており、かつ、前記外壁部の前記凹部周辺の表面よりも車内側に位置している。
第4の態様によれば、気流規制部材を上面視における車体外縁から突出しないようにすることで、例えば衣服が引っ掛かること等の不測のトラブルを防止可能となる。
第5の態様では、前記気流規制部材は、前記センサの指向範囲の外側に配されている。
第5の態様によれば、センサの指向範囲を狭めることなく、センサへの異物の付着を防止可能である。
第6の態様では、前記センサは、前記車体の側方に配されている。
第6の態様によれば、側方に配されたセンサへの異物の付着を効果的に防止可能である。
第7の態様では、前記気流規制部材は、前記センサに対する走行風を整流するよう構成されている。
第7の態様によれば、センサ近傍での気流停滞が抑制され、センサへの異物の付着を効果的に防止可能となる。
第8の態様では、前記気流規制部材は、車体前後方向において前記センサの前方に設けられている。
第8の態様によれば、多くの場合、車両は前方に向かって走行するため、走行風を効果的に整流可能である。
第9の態様では、前記気流規制部材は、車体水平方向に延設されている。
第9の態様によれば、一般に車両は水平方向に走行するため、走行風を効果的に整流可能である。
第10の態様では、前記気流規制部材は、車体上下方向の幅で規定される厚さが前記気流規制部材の端部に向かって徐々に薄くなり、且つ、車体内外方向の幅で規定される高さが該端部に向かって徐々に低くなるように形成されている。
第10の態様によれば、いわゆる流線形を形成することで、上記整流効果を向上させることができる。
第11の態様では、前記気流規制部材は、車体前後方向に延設されており、前記気流規制部材の前記高さの最も高い位置および前記厚さの最も太い位置は何れも車両前方側に偏っている。
第11の態様によれば、気流規制部材を雫形の形状にすることで、上記整流効果を更に向上させることができる。
第12の態様では、前記気流規制部材は、車体上下方向に複数並んで配されている。
第12の態様によれば、上記整流効果を更に向上させることができる。
第13の態様では、前記気流規制部材は、走行風が前記センサを避けて流れるように構成されている。
第13の態様によれば、センサへの走行風を妨げることで、センサへの異物の付着を効果的に防止可能となる。
第14の態様では、前記気流規制部材は、車体前後方向における前記センサの前方において、車体上下方向に延設されている。
第14の態様によれば、多くの場合、車両は前方に向かって走行するため、センサへの走行風を効果的に妨げることができる。なお、気流規制部材の延設方向と、車体の設置面(地面)との成す鋭角をθ2としたときに、70°≦θ2≦90°(好適には80°≦θ2≦90°)の範囲内であればよい。
第15の態様では、前記センサは、後部側方に配されており、前記気流規制部材は、車体前後方向において、前記センサの前方かつリアホイールハウスの後方に配されている。
第15の態様によれば、車体の後部側方のセンサへの異物の付着を効果的に防止可能となる。
第16の態様では、前記センサは、撮像用センサおよび測距用センサの何れかである。
第16の態様によれば、センサによる自車両の周辺情報の適切な検出が可能となり、検出結果を高精度化することができる。
1:車両、12:検出部、3:リアバンパー、W:走行風。

Claims (16)

  1. 車体の外壁部から露出して配されたセンサと、
    前記外壁部に配され、前記センサに対する走行風の流れ方を規制する気流規制部材と、を備える
    ことを特徴とする車両。
  2. 前記気流規制部材と前記センサとは車両前後方向に並んで配されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記センサは、その露出面が前記外壁部に対して陥凹した凹部を形成するように配されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両。
  4. 前記気流規制部材は、前記凹部の側面に配されており、かつ、前記外壁部の前記凹部周辺の表面よりも車内側に位置している
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両。
  5. 前記気流規制部材は、前記センサの指向範囲の外側に配されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の車両。
  6. 前記センサは、前記車体の側方に配されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の車両。
  7. 前記気流規制部材は、前記センサに対する走行風を整流するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の車両。
  8. 前記気流規制部材は、車体前後方向において前記センサの前方に設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載の車両。
  9. 前記気流規制部材は、車体水平方向に延設されている
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の車両。
  10. 前記気流規制部材は、
    車体上下方向の幅で規定される厚さが前記気流規制部材の端部に向かって徐々に薄くなり、且つ、
    車体内外方向の幅で規定される高さが該端部に向かって徐々に低くなる
    ように形成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の車両。
  11. 前記気流規制部材は、車体前後方向に延設されており、
    前記気流規制部材の前記高さの最も高い位置および前記厚さの最も太い位置は何れも車両前方側に偏っている
    ことを特徴とする請求項10に記載の車両。
  12. 前記気流規制部材は、車体上下方向に複数並んで配されている
    ことを特徴とする請求項7から請求項11の何れか1項に記載の車両。
  13. 前記気流規制部材は、走行風が前記センサを避けて流れるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の車両。
  14. 前記気流規制部材は、車体前後方向における前記センサの前方において、車体上下方向に延設されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の車両。
  15. 前記センサは、後部側方に配されており、
    前記気流規制部材は、車体前後方向において、前記センサの前方かつリアホイールハウスの後方に配されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項14の何れか1項に記載の車両。
  16. 前記センサは、撮像用センサおよび測距用センサの何れかである
    ことを特徴とする請求項1から請求項15の何れか1項に記載の車両。
JP2017156634A 2017-08-14 2017-08-14 車両 Active JP6838809B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156634A JP6838809B2 (ja) 2017-08-14 2017-08-14 車両
CN201810544814.XA CN109383458A (zh) 2017-08-14 2018-05-31 车辆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156634A JP6838809B2 (ja) 2017-08-14 2017-08-14 車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019034639A true JP2019034639A (ja) 2019-03-07
JP6838809B2 JP6838809B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=65417488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017156634A Active JP6838809B2 (ja) 2017-08-14 2017-08-14 車両

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6838809B2 (ja)
CN (1) CN109383458A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112793517A (zh) * 2019-11-14 2021-05-14 丰田自动车株式会社 传感器安装结构
US20220242489A1 (en) * 2021-02-04 2022-08-04 GM Global Technology Operations LLC Wheelhouse deflector

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7183949B2 (ja) * 2019-05-22 2022-12-06 トヨタ自動車株式会社 車両後部構造
SE543613C2 (en) * 2019-06-13 2021-04-20 Scania Cv Ab A cover device, a sensor arrangement comprising such a cover device and a vehicle comprising such a cover device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125405A1 (ja) * 2015-02-02 2016-08-11 本田技研工業株式会社 車両用サイドミラー装置
JP2017065636A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 トヨタ自動車株式会社 車両用センサの取り付け構造

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1208852B (it) * 1987-02-17 1989-07-10 Fiat Auto Spa Dispositivo per contrastare fenomeni di imbrattamento dei gruppi ottici posteriori di autoveicoli
DE10012004A1 (de) * 2000-03-11 2001-09-27 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zum Sauberhalten optischer Elemente in Kraftfahrzeugen, insbesondere von Sensor- oder Kamera-Abdeckungen
JP3715901B2 (ja) * 2001-04-27 2005-11-16 小島プレス工業株式会社 リヤランプ用整流装置
CN201457310U (zh) * 2009-08-10 2010-05-12 王家滨 一种车辆后视镜的气体防雨、防雾、除尘装置
US9403562B2 (en) * 2010-05-07 2016-08-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Moving body side section structure
JP4962596B2 (ja) * 2010-05-17 2012-06-27 日産自動車株式会社 車両用リアアウトレット構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016125405A1 (ja) * 2015-02-02 2016-08-11 本田技研工業株式会社 車両用サイドミラー装置
JP2017065636A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 トヨタ自動車株式会社 車両用センサの取り付け構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112793517A (zh) * 2019-11-14 2021-05-14 丰田自动车株式会社 传感器安装结构
JP2021079737A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 トヨタ自動車株式会社 センサ取付構造
JP7264016B2 (ja) 2019-11-14 2023-04-25 トヨタ自動車株式会社 センサ取付構造
US11796356B2 (en) 2019-11-14 2023-10-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sensor installation structure
CN112793517B (zh) * 2019-11-14 2024-03-01 丰田自动车株式会社 传感器安装结构
US20220242489A1 (en) * 2021-02-04 2022-08-04 GM Global Technology Operations LLC Wheelhouse deflector
CN114852185A (zh) * 2021-02-04 2022-08-05 通用汽车环球科技运作有限责任公司 轮罩偏转器
US11548563B2 (en) * 2021-02-04 2023-01-10 GM Global Technology Operations LLC Wheelhouse deflector
CN114852185B (zh) * 2021-02-04 2024-03-08 通用汽车环球科技运作有限责任公司 轮罩偏转器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6838809B2 (ja) 2021-03-03
CN109383458A (zh) 2019-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11796356B2 (en) Sensor installation structure
JP6838809B2 (ja) 車両
US10880459B2 (en) Optical device and imaging device with mechanism for reducing condensation
US10814873B2 (en) Driving support apparatus
JP6519355B2 (ja) カメラ装置及び車載システム
US20180354506A1 (en) Driving assistance device and driving assistance method
US10864901B2 (en) Vehicle travel control system
US20180348753A1 (en) Real time road flood level detection
US11313965B2 (en) Sensor installation structure
US20120101704A1 (en) Method for operating at least one sensor of a vehicle and vehicle having at least one sensor
WO2018074287A1 (ja) 車両制御装置
US11052910B2 (en) Vehicle control apparatus
JP2017146653A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
WO2016194851A1 (ja) 物体検出装置および物体検出方法
JP5363920B2 (ja) 車両用白線認識装置
JP6565586B2 (ja) フロントグリル
JP6802112B2 (ja) 車両
CN102673474A (zh) 车载周边识别装置
JP2020085598A (ja) 地図情報システム
JP2012014398A (ja) 車両用白線認識装置
JP2001034898A (ja) 探査不能領域推定装置及び運転支援システム
US20220317297A1 (en) Sensor assembly with concave surface
US20220063487A1 (en) Window
JP7035862B2 (ja) 走行支援装置
JP6014534B2 (ja) 車両用白線認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201102

TRDD Decision of grant or rejection written
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210103

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6838809

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150