JPH0634290B2 - デイスクオ−トチエンジヤ−装置 - Google Patents

デイスクオ−トチエンジヤ−装置

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JPH0634290B2
JPH0634290B2 JP59276053A JP27605384A JPH0634290B2 JP H0634290 B2 JPH0634290 B2 JP H0634290B2 JP 59276053 A JP59276053 A JP 59276053A JP 27605384 A JP27605384 A JP 27605384A JP H0634290 B2 JPH0634290 B2 JP H0634290B2
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disc
tray
lever
gear
disk
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寛 川上
喜弘 古藤田
秋男 浪内
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばCD(光学式コンパクトディスク)に
好適するディスクオートチェンジャー装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度再生化を図
るためにPCM(パルスコードモジュレーション)技術を
利用したDAD(デジタルオーディオディスク)再生装置
が開発されており、そのうち特にCD方式によるものが
急速に普及しつつある。
すなわち、このCD方式によるものは直径12cm、厚さ
1.2mmの透明樹脂製円盤にデジタル(PCM)化データに対
応したピット(“1”,“0”により異なる光反射率が
得られるようにな凹凸状部)を形成する金属薄膜を被着
してなるディスクをCLV(線速度一定)方式により約5
00〜200r.p.mの可変回転速度で回転せしめ、それ
を半導体レーザや光電変換素子を内蔵した光学式ピック
アップで内周側から外周側に向けてリニアトラッキング
式に再生せしめるものである。
この場合、CDは片面でも約1時間のステレオ再生を可
能とする膨大な情報量が記録されているもので、在来の
アナログ式ディスクによるものに比して再生特性の点か
らも記録密度の点からも格段に優れたものとし得ること
が原理的に確立されている。
ところで、このようなCDの備える優れた特徴を生かす
ための使い方として例えば業務用のマルチディスク自動
演奏装置とすることが考えられている。
すなわち、これはアナログ式ディスクの場合にも実用化
されているところのいわゆるジュークボックスやカラオ
ケ装置に相当するものであって、ディスクオートチェン
ジャー装置によって実現可能である。
しかしながら、従来より知られているこの種のディスク
オートチェンジャー装置は、アナログ式ディスクを対象
としていることもあって、構造が複雑であると共に形が
大きくなってしまうので、操作性の点で問題があった。
また、動作の確実化という要請からディスクの収納枚数
をそれ程には多くし得ないと共に、ディスクの交換速度
もそれ程には早くし得ないという問題があった。
このため、上述した如きCD用に従来のディスクオート
チェンジャー装置をそのままの形式で適用することには
多くの問題があり、やはりCD用に適したディスクオー
トチェンジャー装置を開発することが緊急の課題である
とされていた。
なお、かかる事情はレーザビデオディスクの場合も同様
であり、且つ近時いわゆる電子ファイル化の一環として
実用化されつつある光ディスクファイルシステムに適用
する場合にも同様である。
〔発明の目的〕
そこで、この発明は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、トレイに収納した多数のディスクの絶対アドレス
の検出をスペース上の問題を生じることなく簡便且つ良
好になし得るように改良した極めて良好なディスクオー
トチェンジャー装置を提供することを目的としている。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明によるディスクオートチェンジャー
装置は、多数のディスク収納溝を有するトレイに収納さ
れた多数のディスクを自動的にサーチして所定のディス
クをディスク演奏部に交換供給可能とするディスクオー
トチェンジャー装置において、前記トレイの多数のディ
スク収納溝に1対1に対応してディスク交換供給のため
の位置出し用スリットを形成すると共に、該位置出し用
スリットの形成部にさらに前記トレイに収納された多数
のディスクに対する絶対アドレスを示すM系列の数列に
基くディスクサーチ用のスリット列を形成し、前記位置
出し用スリットおよびディスクサーチ用のスリット列を
ディスクサーチ部に設けられる検出部で検出可能に構成
したことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
本発明の要部としての実施例は第37図を参照して説明
されるが、それに先立ちこの実施例で改良すべく基本と
なる構成例(以下基本例という)につきこの発明の理解
を深めるために順を追って説明する。
先ず、この発明の基本例としてCD用のマルチディスク
自動演奏装置に適用する場合につき、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第1図は後述するディスクオートチェンジャー機構を収
納してなるキャビネット100の正面外観図を示すもの
で、101は多数(この場合60枚)のディスクを収容
可能となされた主トレイ収納部、102は少数(この場
合1枚)のディスクを自由に出し入れ可能とするための
いうならばプラスワントレイとなる補助トレイ収納部で
ある。
また、103はスタート、一時停止、演奏解除、やり直
し等の演奏状態指定操作部、104はこの場合5曲まで
の予約を可能とするキー操作部とそれの表示部、105
は曲のピッチ(テンポ)コントロールおよびキーコント
ロールの表示部、106は信号レベルレの表示部、10
7はテン10キー操作部、108は現在演奏中の曲の表
示部、109は次の演奏曲の表示部である。
なお、110はヘッドホンプラグ挿入部、111はリモ
ートコントロール用プラグの挿入部であり、112は補
助トレイ出し入れ用の操作部である。
第2図,第3図は上記第1図のキャビネット100から
取り出したディスクオートチェンジャー機構の斜視図と
平面図を示すもので、メインシャーシ121および左右
両側のサイドシャーシ122,123間にそれぞれ後述
するような関係で装着された主トレイ機構部200、補
助トレイ機構部300およびディスクサーチ演奏機構部
400とを有している。
そして、かかるオートチェンジャー機構の動作について
概略的に説明すると、予め所定数のディスク201が後
述するトレイ本体202のディスク収納溝203にそれ
ぞれ所定のピッチで垂直状に並べて収納された主トレイ
機構部200(または補助トレイ機構部300)に対
し、先ずディスクサーチ演奏機構部400がディスクア
クセス情報に基いて図示矢印A,B方向に移動すること
により、目的とするディスク201をサーチすると共に
そのディスク201を取り出して演奏状態とし、続いて
当該ディスク201を演奏終了後に主トレイ機構部20
または補助トレイ機構部300上の元の位置に戻し入
れた後、次のディスクアクセス情報に基いて上述と同様
の動作を繰り返すようになされているものである。
なお、この場合、主トレイ機構部200はその合成樹脂
製のトレイ本体202がメインシャーシ121上に立設
された左右のトレイ支持台253,254に対し、後述
するように着脱自在に支持されている。
また、補助トレイ機構部300はその補助トレイ301
が後述する補助トレイ駆動機構350により、図示矢印
C,D方向に出入自在に支持されている。
さらに、ディスクサーチ演奏機構部400は、後述する
如きディスクサーチ部500、ディスク移送機構部60
およびディスク演奏機構部700とが一体的にユニッ
ト化されて構成されているもので、メインシャーシ12
1に支持されたレール401およびガイド軸402をガ
イドとして後述するサーチワイヤ403の駆動力により
図示矢印A,B方向に移動されることになる。
なお、第3図中404はメインシャーシ121上に支持
される合成樹脂製のアドレス板であって、上記主トレイ
機構部200のトレイ本体202に形成されるこの場合
60個のディスク収納溝203に一対一に対応した絶対
アドレスを光学式に検出可能な2進法によるパターンが
形成されている。但し、このアドレス板404のメイン
シャーシ121に対する支持構造については後述するも
のとする。
次に、上記各部の詳細についてり順を追って説明する。
第4図(a)は以上における主トレイ機構部200を取り
出して示したもので、略1/4半円周状の60個のディス
ク収納溝203を有したトレイ本体202と、このトレ
イ本体202の両側部間に回動自在にスプリング204
を介して支持されるコ字状のディスクホールドレバー2
05と、同じく両側部に形成される着脱ガイド部206
と、同じくディスク収納溝203の各出入口部に対応し
て同図(b)に示す如く形成された60個の位置出し用と
なるスリット207とを有している。
第5図(a),(b),(c)は上記トレイ本体202の詳細を
示す断面側面図、側面図、正面図であって、それぞれ収
納されるディスク201に適合した曲率半径Rを谷と
し且つ後述する如き所定形状の山部すなわち所定の高さ
の仕切壁208を有して略1/4半円周状の60個のディ
スク収納溝203が長手方向に所定のピッチ(図示の場
合、1.2mm厚さのCD用として4mm、但し入口部での谷
幅が1.4mmで且つ奥部での谷幅が2.8mmの末広がり状とな
っている)で連続的に形成されていると共に、該各ディ
スク収納溝203の各底部に切欠部209および係止部
210が形成され且つ各出入口部に前述のスリット20
7が形成されている。
ここで、ディスク収納溝203の仕切壁208はディス
ク201の収納時において、ディスク201の先端部が
仕切壁208の頂部に当たって収納不可能となるのを防
止する如く、ディスク201の収納方向での各部の高さ
が設定されているものである。
すなわち、ディスク201は図示矢印E方向に溝底部に
摺接しながら収納されることになるが、仕切壁208の
高さについて何らの考慮も払われていないと、ディスク
収納溝203内でディスク201が収納方向と直交する
方向に傾いた場合にディスク201の先端部が当該位置
における仕切壁208の頂部と当たってしまうようにな
る。
このため、仕切壁208はその各部の頂部がディスク2
01の収納方向における各位置でのディスク外周円Pの
接線Qよりも外側に傾斜する線上に位置しているように
いうならばディスク201よりも大なる曲率半径を有す
る如く設定しておけば、上述したような不具合を生じる
ことなくディスク201をスムーズに収納することがで
きる。
なお、第4図中209は上記各ディスク収納溝203の
底部に連接して形成されるディスク押し上げ用の切欠部
であり、210は上記切欠部209の一側に形成された
トレイ本体ロック用となる段状の係止部であるが、これ
らの詳細については後述するものとする。
また、270は後述する引き出し部である。
第6図は以上の如き主トレイ機構部200の着脱手順を
説明するための分解斜視図であって、装着時には上記左
右一対のトレイ支持台253,254に設けられるガイ
ドボス255とレール256に対し、トレイ本体202
の両側部に形成されている着脱ガイド部206を図示矢
印F方向に挿入してやればよい。
但し、この場合、挿入前においてディスクホールドレバ
ー205は予めスプリング204による偏倚力によって
図示矢印G方向に回動した図示実線の位置にあって、ト
レイ本体202からいずれのディスク201でも不用意
に脱落するようになるのを共通に防止可能としている。
そして、上記矢印F方向への挿入過程で、ディスクホー
ルドレバー205はその両端係止部257がトレイ支持
台253,254に設けられているロックピン258,
259と係合して図示鎖線の位置となる如く図示矢印H
方向に回動されると共に、当該挿入方向の最終位置にロ
ックされることになる。
第7図はかかる挿入(ロック)状態を説明するための経
過図であって、(a)は上記矢印F方向への挿入過程でデ
ィスクホールドレバー205の係止部257がロックピ
ン258,259と当接した状態である。(b)はさらに
挿入されることにより、係止部257がロックピン25
8,259間を通り抜けてディスクホールドレバー20
5が図示矢印H方向に回動されている状態である。(e)
はさらに挿入されることによって、スプリング204の
偏倚力によりディスクホールドレバー205の係止部2
57がロックピン258と係合してロックされた状態を
示している。
そして、かかる主トレイ機構部200の装着完了時には
第2図に示したようにディスクホールドレバー205が
第6図の鎖線の位置に対応した位置に回動されているの
で、該主トレイ機構部200に収納されているディスク
201の選択的な出し入れが共通に可能となされてい
る。
また、かかる装着完了時には第6図および第8図に示し
たようにトレイ支持台253の裏側に設けられているト
レイ押えレバー260の先端に支持されたローラ261
が窓部253aより侵入しているために、トレイ本体2
02の着脱ガイド部206の先端部がスプリング262
の偏倚力により図示矢印I方向に押圧されていると共
に、同じくスプリング267を介してX字状に係合され
た一対のトレイ横押えレバー263,264の各先端に
支持されているローラ265,266が窓部253b,
253cより侵入しているために、トレイ本体202の
対応する側端部が図示矢印J方向に押圧されている。
これによって第2図,第3図に示したように主トレイ機
構部200の装着が完了し、かかる装着完了状態では上
述した如きロック作用および押圧作用によってがたつき
等を生じることなく固定されることになる。
そして、かかる主トレイ機構部200の固定により、ト
レイ本体202は熱的には第2図,第3図の右端側を基
準として左端側が伸縮自在となされることになる。
また、上記アドレス板404はトレイ本体202の各デ
ィスク収納溝203およびスリット207に一対一に対
応した関係で支持する必要があるので、第2図,第8図
に示したようにメインシャーシ121に対し、板ばね2
68やゴム等の緩衝部材269を介してやはり熱的に左
端側を基準として右端側が伸縮自在となる如く支持して
いるものである。
これにより、たとえ周囲温度の変化があったとしても、
トレイ本体202とアドレス板404とを同種の合成樹
脂製とする如く熱的に同一特性を有する材料を用いて形
成しておけば、トレイ本体202の各ディスク収納溝2
03およびスリット207とアドレス板404の絶対ア
ドレス検出用パターンとは熱的な伸縮が同量となって一
対一の関係が保持されるので、常時正確なアドレス検出
(アクセス)および後述する位置出しをなすことができ
るようになされているものである。
そして、主トレイ機構部200を本体から取り出す場合
には、先ず上記ロック状態を解除するために、第8図お
よび第10図に示した実線位置にあるディスクホールド
レバー205に手をかけて該レバー205を若干下側に
押圧してから、トレイ本体202の下部に形成されてい
る引き出し部270に手をかけて上記挿入方向とは反対
の矢印M方向に引き出してやればよい。
第9図はかかる引き出し(ロック解除)状態を説明する
ための経過図であって、(a)はディスクレバー205を
図示矢印K方向に押し下げた直後に、該レバー205の
係止部257とロックピン258の係合が解除された状
態である。(b)はトレイ本体202が図示矢印L方向に
引き出されることにより、レバー205の係止部257
がロックピン258,259の間を通り抜けて同方向へ
の引き出しが可能となる状態である。
そして、主トレイ機構部200の引き出しが完了した状
態では、ディスクホールドレバー205がスプリング2
04の偏倚力によって第10図の鎖線の位置つまり第6
図の実線の位置に復帰することになるので、引き出し時
および引き出し後にディスク201がトレイ本体202
から不用意に脱落するのを防止可能となる。
なお、かかる引き出し動作の過程で、ディスクホールド
レバー205に手をかけて図示矢印K方向に押し下げた
ままの状態で主トレイ機構部200を引き出し可能とし
たのでは、該レバー205による引き出し時のディスク
脱落防止効果を奏し得なくなってしまうが、実際には上
述したように引き出しの過程でレバー205の係止部2
57が第7図(a)に示した如くロックピン259と係合
する状態で、レバー205が強制的に手から離されるよ
うになることにより、該レバー205は図示矢印G方向
への回動が許容されて第10図に示した如く挿入前の実
線位置に復帰し、ディスク脱落防止効果を確実に奏し得
るようになる。
以上によって、主トレイ機構部200の着脱を安定して
行なうことができるようになる。
ところで、このままでは主トレイ機構部200が本体内
に装着されている状態で本体に与えられる外的な振動等
によってディスク201が本体内で不用意にトレイ本体
202から脱落されてしまう恐れがある。
このため、第11図に示したようにディスクサーチ演奏
機構部400の前端にスプリング405を介してその両
端が係止されたディスクストップワイヤ406をサイド
シャーシ122,123に支持されるプーリ407,4
08および409,410によりループ状に張設してお
くことにより、図示矢印A,B方向に移動されるディス
クサーチ演奏機構部400が如何なる位置をとったとし
てもディスクストップワイヤ406がそれに連動するこ
とになるので、第12図に示したように該ディスクスト
ップワイヤ406が主トレイ機構部200のトレイ本体
202に収納されているいずれのディスク201とも対
向される(第3図参照)ようになり、以って本体内での
不用意なディスク脱落防止を図ることが可能となされて
いる。
なお、かかる主トレイ機構部200に収納されているい
ずれかのディスク201が後述するようにディスクサー
チ演奏機構部400によりサーチされて演奏されている
ときには、主トレイ機構部200の出し入れは不能とな
されている。
第13図は以上における補助トレイ機構部300を取り
出して示したもので、この場合はその補助トレイ301
が図示矢印C方向に引き出された状態を示している。
すなわち、補助トレイ301はこの場合一枚のディスク
201を収納可能とする略1/4半円周状のディスク収納
溝部302を前部に有し、且つ後部に補助トレイシャー
シ303を有して合成樹脂等により形成されているもの
で、その補助トレイシャーシ303部が上記右側のサイ
ドシャーシ123寄りに上下に分けて配設されているガ
イド軸304および下部レール305に対し、それぞれ
摺動軸受306,307およびローラ308を介して図
示矢印C,D方向に摺動自在に支持されていると共に、
該補助トレイシャーシ303の裏側に一体的に形成され
るラック309部が後述する補助トレイ駆動機構350
に連結されていることにより、上述した第1図の補助ト
レイ出し入れ用の操作部112の一度目および二度目の
操作に応動して自動的に本体から引き出しおよび引き込
みされる如く出し入れ自在となされている。
そして、かかる第13図の如く補助トレイ301が引き
出されている状態では、後述するようにディスク収納溝
部302の後方に位置する如くディスクストップレバー
310が回動されているとにより、ディスク201が後
側に脱落するのを防止可能になされている。
また、第13図において補助トレイ301には上述した
ディスク収納溝部302の底部に連接してディスク押し
上げ用の切欠部380および該切欠部380の一側に補
助トレイロック用となる段状の係止部381が形成され
ているが、これらの詳細については後述するものとす
る。
なお、補助トレイ301に形成されるディスク収納溝部
302の仕切壁382はその各部の高さについて、前述
した主トレイ機構部200のトレイ本体202に形成さ
れるディスク収納溝203の仕切壁208と同様の考慮
が払われているものとする。
また、補助トレイ301に形成されるディスク収納溝部
302の出入口部(第13図では後方部)には前述した
主トレイ機構部200のトレイ本体202に形成される
ディスク収納溝203の出入口部に形成される位置出し
用のスリット207と同様のスリット(図示せず)が形
成されているものとする。
第14図は上記補助トレイ駆動機構350部の詳細図を
示すもので、モータ351からの駆動力をウオームギヤ
352→ウオームホイールギヤ353→クラッチギヤ3
54→第1のギヤ355→第2のギヤ356→第3のギ
ヤ357→第4のギヤ358なる一連の動力伝達経路を
介して上記補助トレイシャーシ303と一体のラック3
09に伝達せしめる如くなされている。
ここで、動力伝達経路に介挿されているクラッチギヤ3
54は、最終的にラック309に伝達される最大トルク
を制限してウオームギヤ352とウオームホイールギヤ
353とに不所望な噛み込みが生じるのを防止するため
のものである。
第15図(a),(b)は上記ディスクストップレバー310
部を取り出して示すもので、今、上記補助トレイ駆動機
構350のモータ351が回転することにより、上記補
助トレイ301が図示矢印D方向に引き込まれるように
なる場合を想定する。
すなわち、この場合、その引き込み動作の開始前には上
述したように、補助トレイ301の後側部に回動自在に
支持されているディスクストップレバー310はその一
端がスプリング311による偏倚力でもってストッパ3
12に当接していることにより、その他端部がディスク
収納溝部302の後方つまりディスク出入口部に対向し
た位置となされている。
そして、引き込み動作がなされると、その過程でディス
クストッパレバー310の一端に支持されているローラ
313が、メインシャーシ121上に設けられている斜
板カム314の傾斜部に摺接されるようになるために、
ディスクストップレバー310が上記スプリング311
の偏倚力に抗して図示反時計方向の矢印N方向に回動さ
れることになる。
これによって、ディスクストップレバー310は引き込
み動作終了時には第16図(a),(b)に示すようにその他
端部が補助トレイ301のディスク収納溝部302の後
方から離れるようになる如くディスク出入口部と非対向
の位置となされるため、後述するディスクサーチ演奏機
構部400によるディスク201の出し入れが可能とな
るものである。
そして、このように補助トレイ301が引き込まれた状
態においても、上述したディスクストップワイヤ409
によってそのディスク収納溝部302に収納されている
ディスク201が本体内で不用意に脱落するのを防止し
ている。
また、補助トレイ301の引き出し時には上述と反対の
経路を辿って最終的に第13図に示した状態となること
は言う迄もない。
なお、かかる補助トレイ機構部300に収納されている
ディスク201が後述するようにディスクサーチ演奏機
構部400によりサーチされて演奏されているときに
は、前述の主トレイ機構部200の場合と同様に、補助
トレイ301の出し入れは不能となされている。
また、この場合、補助トレイ機構部300に収納されて
いるディスク201をサーチして演奏状態とするのはデ
ィスクサーチ演奏機構400が後述するような駆動状態
となされてからであるが、若しこれが補助トレイ301
の引込み動作前またはその動作中であったとすると、補
助トレイ301に収納されているディスク201をサー
チし延いては演奏状態とすることができなくなってしま
うという誤動作を生じがちである。
このため、第17図に示すようにかかる補助トレイ30
1に収納されているディスク201のアクセススタート
指定操作部103(第1図参照)に対し、補助トレイ出
し入れ用操作部112(第1図参照)による操作が優先
されるような優先回路370を介して駆動制御回路37
1にスタート信号が供給されるように構成する。これに
より、補助トレイ出し入れ用操作部112の一度目(引
き出し)の操作があった場合には、それの二度目(引き
込み)の操作があってから引き込みに要する時間迄はア
クセススタート指定操作部103によるスタート信号が
駆動制御回路371に供給されないようにして、補助ト
レイ出し入れ用操作部112の端作がアクセススタート
指定操作部103の操作に優先されるようになり、以っ
て上述した誤動作を生じることなく補助トレイ301に
収納されているディスク201のサーチ動作および演奏
動作を確実になせることになる。
つまり、この場合には補助トレイ301が補助トレイ駆
動機構350によって完全に本体内の所定位置に引き込
まれた後でなければ、ディスクサーチ演奏機構部400
が駆動状態とならないようになされているものである。
なお、第17図の補助トレイ検出スイッチ372は例え
ば第13図でサイドシャーシ123の後部等に設けられ
るマイクロスイッチであり、該補助トレイ検出スイッチ
372によって補助トレイ301の引き込み終了を検出
してからアクセススタート指定操作部103の操作によ
るスタート信号の受け付けを許容するように構成してお
いても、上述した誤動作を防止することができる。
第18図は以上の如きディスクオートチェンジャー装置
の概念図を示すもので、第1図に示した如き各操作部1
03,104,105,107等を含んでなる操作部9
10からの各種の操作指令信号に基いてマイクロコンピ
ュータ等でなるコントロール回路920を介して上記各
機構部350,400を所定の状態に駆動して主トレイ
機構部200または補助トレイ機構部300から所望の
ディスク201を自動的に交換演奏せしめるものであ
る。
なお、第18図の表示部930は第1図に示した如く各
表示部104,105,106,108,109等を含
んでなるものである。
次に、前記ディスクサーチ演奏機構部400の詳細を説
明するに先立ち、まず、ローディング及びアンローディ
ング時におけるディスク201の全体的な移動過程にお
いて概略的に説明する。すなわち、第19図において、
乃至Oはそれぞれ前記トレイ本体202から取り
出されてディスク演奏機構部700にローディングされ
るディスク201の移動過程における中心位置の軌跡を
示すもので、アンローディングにおいては略逆の軌跡を
採ってトレイ本体202の元の位置に収容される。
この場合、ディスクサーチ演奏機構部400はアクセス
情報に基いて所定のディスク201をサーチすると、ま
ず後述するディスク押し上げ機構が駆動されてディスク
201をOの位置まで押し上げる。すると、このディ
スク201の周縁部はディスク移送機構部600のロー
ディング及びアンローディング用の第1及び第2のロー
ディング部610,630の各ローラ611,631に
当接する。ここで、これら第1及び第2のローディング
部610,630は各ローラ611,631を図中反時
計方向に回転しながら案内レール650に沿って矢印K
方向に移動されるため上記ディスク201が図中時計
方向に転がりながら矢印K方向にローディングされ
る。そして、これら第1及び第2のローディング部61
0,630によって転がされたディスク201はディス
クローディング用のスロット部651を乗り越えると、
上記各ローラ611,631より離隔されて、その自重
によって、後述するディスク収容部に到達する。この
際、上記ディスク201は上記スロット部651に設置
されたディスク検出器652によって、その通過を検出
するようになされており、このディスク通過検出に応動
して後述するディスク演奏機構部700が駆動され、こ
こに、ディスク演奏が行なわれる。
このような状態で、上記ディスク演奏機構部700のデ
ィスク演奏動作が終了すると、上記ディスク移動機構部
600が反転駆動される。すると、上記第1及び第2の
ローディング部610,630はその各ローラ611,
631を図中時計方向に回転しながら一対の湾曲状の案
内レール650,650に沿って矢印K方向に移動し
て、該ローラ611,631をディスク201の周縁部
に当接する。この結果、このディスク201は上記第1
及び第2のローディング部610,630の矢印K
向の移動に伴って、そのローラ611,631によって
図中反時計方向に転がされて上述したローディングと略
逆の軌跡を採って矢印K方向に移動する。そして、こ
のディスク201は所定の位置までアンローディングさ
れると、上記第1及び第2のローディング部610,6
30が停止されるためローラ611,631より離隔さ
れその自重によって上記トレイ本体202の所定の位置
であるOの位置まで転がるようにして収容される。
ここで、第30図及び第21図はそれぞれ上記ディスク
サーチ演奏機構部400のローディング前及び後を示す
ものである。すなわち、図中420は略枠形状の取付構
体で、この取付構体420の一端部には前記ディスクサ
ーチ部500を構成するトレイ本体202(第2図参
照)に対して矢印A,B方向に移動するための後述する
サーチワイヤ駆動機構及び選択したディスク201を押
し上げる前記ディスク押し上げ機構510が設置され
る。そして、このディスク押し上げ機構510に対応し
た上記取付構体420の上面部には押し上げられたディ
スク201のローディング及び演奏終了後のアンローデ
ィングを行うディスク移動機構部600が設置される。
上記取付構体420の略中央部には上記ディスク移送機
構部600によってローディングされたディスク201
の演奏を行うディスク演奏機構部700が設置される。
また、上記取付構体420の下面にはその一端部に上記
ガイド軸402(第3図参照)を移動自在に嵌合支持す
るガイド孔421が形成され、その他端に上記レール4
01(第3図参照)に対して移動自在に嵌合支持される
ガイド部422が形成される。この結果、上記取付構体
420は上記サーチワイヤ駆動機構が駆動されると前記
サーチワイヤ403(第3図参図)の駆動力によって矢
印A,B方向に移動する。
さらに、図中425は2組のホトカプラーによるデュア
ルセンサー部で、このデュアルセンサー部425は第2
2図に示すように前記トレイ本体202のスリット20
7を挾装するように上記取付構体420の一端部に設け
られる。このデュアルセンサー部425は上記取付構体
420が前述したようにアクセス情報に基いて所定の位
置まで移動されると、該取付構体420の精密位置決め
を行なうために上記トレイ本体202のスリット207
に対する差動を検出する。
なお、図中653は上記第1及び第2のローディング部
610,630のローディング開始位置(すなわち、ア
ンローディング終了位置)を検出する第1の検出スイッ
チで、この第1の検出スイッチ653は上記取付構体4
20の上端部に固着された取付体654に前記案内レー
ル650,650に対応して設けられる。この第1の検
出スイッチ653は上記第1のローディング部610が
最もK方向に移動したのを検出してアンローディング
を終了させるべく後述するローディング駆動用モータを
停止させる。
ここで、第23図及び第24図はそれぞれ上記ディスク
サーチ部500を構成するサーチワイヤ駆動機構530
及びディスク押し上げ機構510を取り出して示すもの
で、図中531及び511はそれぞれサーチワイヤ駆動
用モータ及び押し上げレバー駆動用モータである。
すなわち、モータ531の回転軸にはウオーム歯車53
2が支持され、このウオーム歯車532はウオームホイ
ール歯車533に噛合される。このウオームホイール歯
車533はワイヤ巻掛用のプーリ部534及び制動部5
35が設けられており、上記取付構体420に植設され
た軸423に対してスプリング536及び制動用粘弾性
部材537を介在して軸方向に移動自在に支持されてい
る。この結果、上記ウオームホイール歯車533は軸方
向(下方向)に移動すると、その制動部535が上記粘
弾性部材537に当接して、その回転駆動力が制動され
る。そして、上記ウオームホイール歯車533のプーリ
部534には第3図に示すように一端が前記サイドシャ
ーシ122に支持され、他端が前記サイドシャーシ12
3に対してスプリング部材538を介在して支持された
サーチワイヤ403の中間部が巻掛けられる。
また、上記ウオームホイール歯車533の上面部には第
1の制動レバー539の一端が係合され、この第1の制
動レバー539の中間部には第2の制動レバー540の
一端部が軸541を介して回動自在に支持される。そし
て、これら第1及び第2の制動レバー539,540は
その他端部間にスプリング部材542が係着されて、互
いの間隔を所定の状態に保つように設置されている。ま
た、上記第2の制動レバー540の他端部にはカム摺接
用の係合突部543が形成され、この係合突部543は
制動用カム544の第1のカム部545に係合される。
ここで、このカム544は上記モータ511の回動軸に
支持されたウオーム歯車512に噛合するウオームホイ
ール歯車513に一体的に設けられており、上記第1の
カム部545に対応してディスク押し上げ用の第2のカ
ム部546が設けられる。この第2のカム部546には
作動レバー541の一端が係合される。この作動レバー
514はその中間部に設けられた長孔515に軸516
が挿入されて、矢印K,K方向に移動自在に設けら
れている。また、上記作動レバー514の他端には押し
上げレバー517の一端が軸518を介して回動自在に
支持される。この押し上げレバー517はその中間部が
前記取付構体420に設けられた取付板424に対して
軸519及びスプリング部材520を介して回動自在に
支持される。そして、上記押し上げレバー517の他端
部には例えば略段状のロック部521が前記トレイ本体
220の切欠部209の係止部210及び補助トレイ3
01のディスク収納構部302の底部に設けられた切欠
部380の略段状の係止部381に対応して形成され、
その先端には例えば弾性体でなるディスク保護用のキャ
ップ部522が設けられる。
また、上記カム544には所定の位置に第1及び第2の
係合部547,548がそれぞれカム位置検出用の第1
及び第2のスイッチ549,550の各作動部551,
552に対応して設けられる。この結果、上記カム54
4にその回転位置に対応して、その第1及び第2の係合
部547,548が上記第1及び第2のスイッチ54
9,550をオン−オフすることによって位置検出が行
なわれる。
さて、上記のように構成されたサーチワイヤ駆動機構
30及びディスク押し上げ機構510は次のように動作
する。
すなわち、ディスクサーチ演奏機構部400のサーチ状
態においてはサーチワイヤ駆動機構530を構成するモ
ータ531が所定の状態に回転駆動される。すると、こ
のモータ531はウオーム歯車532を介してウオーム
ホイール歯車533を回転駆動するため、このウオーム
ホイール歯車533のプーリ部534にはサーチワイヤ
403が巻掛けられる。この結果、このサーチワイヤ4
03はプーリ部534に巻掛けられる際に、所定の駆動
力(付勢力)が生じて、上記ディスクサーチ演奏機構部
400を矢印A,B方向に移動させ、ディスク201サ
ーチが行なわれる。この場合、上記ディスクサーチ演奏
機構部400は第25図に示すように上記取付構体42
0の下面に設けられた光学式のセンサーP乃至P
よって前記アドレス板404が検出されると、次に、前
記差動検出用センサー部425がトレイ本体202のス
リット207に対する差動を検出して精密な位置決めが
行なわれて、ディスク201のサーチを完了する。この
際、上記ウオームホイール歯車533を第1及び第2の
制動レバー539,540を介して制動するカム544
はその第1の係合部547が第1のスイッチ549をオ
ンした状態で停止している。
そして、ディスク201のサーチを完了すると、上記モ
ータ513は取付構体420が位置決めされた状態で、
その駆動を停止する。すると、次にモータ511が駆動
されて第26図に示すようにウオームホイール歯車51
3及び上記カム544を図中反時計方向に回転駆動す
る。そこで、このカム544は、まず、その第1のカム
部545が第2の制動レバー540を介して第1の制動
レバー539を図中時計方向に回動付勢すると共に、そ
の第1の係合部547が第1のスイッチ549の作動部
551より離隔されて該第1のスイッチ549をオフす
る。ここで、上記第1の制動レバー539は上記ウオー
ムホイール歯車533を軸方向に移動付勢して、その制
動部535を粘弾性部材537に当接させ、このウオー
ムホイール歯車533を制動(いわゆるロック)する。
そして、上記カム544は第27図に示すように最も図
中時計方向に回動駆動されると、第2の係合部548が
第2のスイッチ550の作動部552に当接して、該第
2のスイッチ550をオンする。この際、上記カム54
4の第2のカム部546は作動レバー514を矢印K
方向に移動付勢して押し上げレバー517を図中時計方
向に回動させる。すると、この押し上げレバー517は
そのキャップ部522がトレイ本体202の所定のディ
スク収納溝203の切欠部209に挿入されてディスク
201を所定の位置まで押し上げた状態で、そのロック
部521が該切欠部209の係止部210に対向され
る。
ここで、上記ディスク201は前述したようにディスク
移送機構部600によってディスク演奏機構部700
ローディングされる。
そして、ディスク演奏を終了すると、上記ディスク20
1はディスク移送機構部600によってトレイ本体20
2の元のディスク収納溝203にアンローディングされ
る。ここで、上記モータ511が反転駆動されて、上記
ウオームホイール歯車513及びカム544を図中時計
方向に回転駆動する。すると、このカム544はその回
転にともなって、まず、第2のカム部546がディスク
押し上げ機構510を反転して、押し上げレバー517
のロック部521をトレイ本体202の切欠部209の
係止部210から離脱させて、ロック状態を解除する。
次に、上記カム544はその第1のカム部545が上記
第2の制動レバー540を図中反時計方向に回動して、
第1の制動レバー539の一端をウオームホイール歯車
533より離隔する。この結結果、このウオームホイー
ル歯車533はその制動部535がスプリング536の
ばね力によって粘弾性部材537より離隔されてロック
が解除され、ここに、次のディスク201のサーチが行
なわれる。
ここで、第28図に示すように上記ディスク押し上げ機
510は例えばディスク演奏中において、上記トレイ
本体201がM方向に引き抜かれた場合に、上記押し上
げレバー517のロック部521がトレイ本体202の
係止部210を係止して、その離脱を阻止するようにな
っている。
また、第29図に示すように上記ディスク押し上げ機構
510は前記補助トレイ301に対しても、上記トレイ
本体202と略同様に、前記デュアルセンサー部425
によってスリット382(第13図中では図示の都合上
において図示せず)に対する差動を検出して精密位置決
めが行なわれた状態で駆動される。この場合、上記ディ
スク押し上げ機構510の押し上げレバー517は上述
したトレイ本体202と略同様に、キャップ部522が
ディスク収納溝部302の切欠部380に挿入されてデ
ィスク201を押し上げた状態で、そのロック部521
が係止部381に対向される。そして、上記押し上げレ
バー517は第30図に示すように例えばディスク演奏
中において、上記補助トレイ301がC方向に引き抜か
れた場合に、そのロック部521が補助トレイ301の
係止部381を係止して、その離脱を防止する。
次に、前述したようにサーチしたディスク201をディ
スク演奏機構部700までローディングし、演奏終了後
に、再び元のトレイ本体202のディスク収納溝203
までアンローディングするディスク移送機構部600
詳細について説明する。
すなわち、第31図及び第32図はそれぞれディスク移
送機構部600のローディング前(すなわち、アンロー
ディング後)及び後(すなわち、アンローディング前)
を示すもので、図中654は前記取付構体420の上端
部に固着される前記取付体である。この取付体654に
は前記一対の案内レール650,650に対応して一対
のラック歯車656,656が設けられる。このラック
歯車656,656には互いに対向するように案内溝6
57(図中では一方のみを図示)が形成され、この案内
溝657には前記第2のローディング部630を設置し
てなる第2の取付台658が複数のガイドローラ659
を介して矢印K,K方向に移動自在に支持される。
この第2取付台658には前記ローディング駆動用モー
タ660が取着され、このモータ660の回転軸にはウ
オーム歯車661が嵌着される。このウオーム歯車66
1にはウオームホイール歯車662が噛合される。この
ウオームホイール歯車662はクラッチ歯車663を介
して第1の歯車664に噛合され、この第1の歯車66
4は上記一方のラック歯車656に噛合される。また、
上記ウオームホイール歯車662には第2の歯車665
を介して第2のアイドラ歯車666が噛合される。この
第2のアイドラ歯車666はその一方面に弾性体で形成
された前記ローラ631が一体的に設けられる。さら
に、上記ウオームホイール歯車662には第3の歯車6
67が噛合される。この第3の歯車667には一体的に
動力伝達用のベルト車668が形成され、このベルト車
668には略リング状の伝達用タイミングベルト669
の一方が巻掛けられる。そして、このタイミングベルト
669の他方は前記第1のローディング部610を構成
する第4の歯車670のベルト車(図示せず)に巻掛け
られる。この第4の歯車670は上記案内レール65
0,650に対して複数のガイドローラ671を介して
矢印K,K方向に移動自在に設けられた略コ字形状
の第1の取付台672に支持されており、第5及び第6
の歯車673,674を介在して第1のアイドラ歯車6
75に噛合される。この第1のアイドラ歯車675はそ
の一方面に弾性体で形成された前記ローラ611が一体
的に設けられる。
ここで、上記第1及び第2の取付台672,658には
一対のリンクレバー676,676がそれぞれ回動自在
に連架される。この結果、上記第1の取付台672は上
記第2の取付台658が上記第1の歯車664及び一方
のラック歯車656の協働によって矢印K,K方向
に移動すると、連動して同方向に移動される。
また、上記取付体654には上記第1及び第2のローデ
ィング部610,630のローディング終了位置(すな
わち、アンローディング開始位置)を検出する第2の検
出スイッチ677が前記第1の検出スイッチ653に対
応して設けられる。この第2の検出スイッチ677は上
記第2のローディング部630が最もK方向に移動し
たのを検出してローディングを終了するべく上記モータ
660を停止させる。
さて、上記のように構成されたディスク移送機構部60
0は次のように動作する。
すなわち、ディスク移送機構部600は前述したように
ディスク押し上げ機構510によってディスク201が
押し上げられて、その周縁部を第1及び第2のアイドラ
歯車675,666の各ローラ6111,631に当接
すると、モータ660が所定の状態に回転駆動される。
すると、このモータ660はウオーム歯車661を介し
てウオームホイール歯車662を図中反時計方向に回転
駆動する。ここで、このウオームホイール歯車662は
第1のアイドラ歯車675を第3の歯車667、タイミ
ングベルト669、第4,第5及び第6の歯車670,
673,674を介して図中反時計方向に回転駆動する
と共に、第2のアイドラ歯車666を第2の歯車665
を介して図中反時計方向に回転駆動し、かつ第1の歯車
664をクラッチ歯車663を介して図中反時計方向に
回転駆動する。すると、上記ディスク201が上記第1
及び第2のアイドラ歯車675,666のローラ61
1,631によって図中時計方向に回転されると共に、
第1及び第2の取付台672,658が上記第1の歯車
664及びラック歯車656の駆動力によってそれぞれ
案内レール650,650及び案内溝657に案内され
て矢印K方向に移動する。この結果、上記ディスク2
01は図中時計方向にローディング路654(第19図
参照)を転がりながら、上記第1及び第2の取付台67
2,658と共に矢印K方向にローディングされる。
そして、上記第1及び第2の取付台672,658は第
32図に示す所定の位置(すなわち、ディスク201が
演奏位置に到達する若干前)に到達すると、第2の検出
スイッチ677をオンして上記モータ660の駆動を停
止させ、その移動を停止する。すると、上記ディスク2
01は、その自重によってローディング路654(第1
9図参照)に沿って詳細を後述するディスク演奏機構部
700の所定位置に転がる如く収容され、ここに、上記
ローラ611,631より離隔されて、ローディング動
作を終了する。
また、ディスク演奏を終了したディスク201をアンロ
ーディングする場合、上記ディスク移送機構部600
まず、上記モータ660が反転駆動されて、上記第1及
び第2のアイドラ歯車675,666及び第1の歯車6
64を図中時計方向に回転駆動する。すると、この第1
の歯車664が上記ラック歯車656と協働して上記第
1及び第2の取付台672,658を矢印K方向に移
動させて、上記第1及び第2のアイドラ歯車675,6
66のローラ611,631をディスク201の周縁部
に当接させる。ここで、上記ディスク201は上記ロー
ラ611,631によって図中反時計方向にローディン
グ路645(第19図参照)を転がされながら、上記第
1及び第2の取付台672,658と共に矢印K方向
にアンローディングされる。そして、上記第1及び第2
の取付台672,658は第31図に示す位置(ローデ
ィング開始位置)に到達すると、第1の検出スイッチ6
53(第20図及び第21図参照)をオンして上記モー
タ660の駆動を停止させ、その移動を停止する。する
と、上記ディスク201はその自重によって前記トレイ
本体202の元のディスク収納溝203に転がる如く収
容され、ここに上記ローラ611,631より離隔され
てアンローディング動作を終了する。
次に、前述したようにディスク移送機構部600によっ
てローディングされたディスク201の演奏を行なうデ
ィスク演奏機構部700の詳細について説明する。
すなわち、第33図,第34図,第35図及び第36図
において、701は前記取付構体420の他端部に設置
されたクランパー駆動用モータで、このモータ701の
回転軸には歯車702が嵌着される。この歯車702は
第1及び第2の減速歯車703,704を介して駆動用
のカム歯車705に噛合される。
また、上記取付構体420の下端部には取付板706が
取着され、この取付板706には略コ字形状のクランプ
レバー707の基端部及びクランプ調整レバー708の
一端が軸709を介して回転自在に支持される。そし
て、クランプ調整レバー708はその他端部が上記クラ
ンプレバー707の中間部に調整ねじ710及びスプリ
ング736(第35図及び第36図のみ図示)を介して
連結された状態で、その中間部に形成された係合突部7
11が上記カム歯車705のカム部712に係合されて
いる。また上記クランプレバー707の両端部にはそれ
ぞれ係合ピン713(図中では一方のみ図示)が形成さ
れる。
一方、上記取付構体420の上端部には略コ字形状のガ
イドレバー714が上記クランプレバー707に対応し
て回動自在に設けられる。このガイドレバー714の両
端部にはそれぞれ上記クランプレバー707の係合ピン
713が挿入される凹部715(図中では一方のみ図
示)及び係合ピン716(図中では一方のみ図示)が形
成される。そして、この係合ピン716にはクランプホ
ルダー717の一端に形成された長孔718(図中では
一方のみ図示)に挿入される。このクランプホルダー7
17はその略中央部に磁性体でなる円筒状のクランパー
719が板ばね720を介して回動自在に支持される。
このクランパー719は上記ディスク201が装着され
る。導電性材料でなるターンテーブル721(第35図
及び第36図のみ図示)に対応して設けられるもので、
その磁気力によって上記ディスク201をターンテーブ
ル721に対して演奏可能に圧接する如く装着する。ま
た、上記ガイドレバー714には両端の外側に折曲部7
22,723が形成される。これら折曲部722,72
3はディスク案内用のディスクガイド部724(第35
図及び第36図のみ図示せず)に設けられた一対の作動
部725,726に対応されており、上記ガイドレバー
714がターンテーブル方向に回動した状態で、該作動
部725,726に当接して奥行方向(ターンテーブル
方向)に移動付勢する。ここで、上記ディスクガイド部
724は上記取付構体420に対して出入自在に設けら
れており、上記ガイドレバー714が反転されると、ス
プリング部727,728(第33図及び第34図のみ
図示)によって元の位置に復帰するようになっている。
また、上記クランプレバー707にはディスク収納用の
ディスポケット部729が上記ディスクガイド部724
に対向する如く上記ターンテーブル721に対応して回
動自在に設けられる。このディスクポケット部729は
前記ローディスク路655に対応して設けられており、
その背面部には案内用の腕部730が上記取付構体42
0に設けられた規制用の係止部731に対応して設けら
れる。そして、上記ディスクポケット部729の中間部
には透孔732が形成され、この透孔732には上記取
付構体420に対して取付具733を介して支持された
ディスク収容の有無を検出する例えば反射センサによる
第2のディスク検出器734が設けられる。
さらに、上記クランプレバー717の中央部には折曲係
合部735が形成されており、この折曲係合部735の
先端が上記クランプホルダー717の他端部に載置する
如く係合される。
ここで、上記クランプ調整レバー708を作動する上記
カム歯車705には検出スライダ737の一端が係合さ
れる。この検出スライダ737は上記カム歯車705の
カム部712の採る第1及び第2の位置(すなわち、非
クランプ及びクランプ位置)に対応した2位置を採って
図示しない例えば一対のマイクロスイッチをオン−オフ
して上記モータ701を所定の状態に制御する。
さて、上記のように構成されたディスク演奏機構部70
は次のように動作する。
すなわち、ディスク演奏機構部700は前述したように
ディスク移送機構部600によってローディング路65
5及びディスクガイド部724を案内されてディスク2
01がディスクポケット部729に収容されると、これ
を第2のディスク検出器734が検出して、モータ70
1を所定の状態に駆動する。すると、このモータ701
は歯車702、第1及び第2の減速歯車703,704
を介してカム歯車705を図中反時計方向に回転駆動す
る。そこで、このカム歯車705はそのカム部712に
係合する係合突部711を介してクランプ調整レバー7
08を図中反時計方向に回動付勢する。すると、このク
ランプ調整レバー708はクランパーレバー707を同
方向回動させるため、このクランパーレバー707がそ
の回動にともなって、ガイドレバー714を図中反時計
方向に回動する。この結果、第36図に示すようにガイ
ドレバー714及びクランプレバー707はそれぞれデ
ィスクガイド部724及びディスクポケット部724を
奥行方向に移動付勢すると共に、クランプホルダー71
7の端部を付勢してターンテーブルレ方向(奥行方向)
に略平行に移動させる。この際、このクランプホルダー
717のクランパー719はその磁気力によってターン
テーブル721に対してディスク201を介して嵌合し
て、該ディスク201を演奏可能に装着し、ここに、図
示しない光学式ピックアップが駆動されてディスク演奏
が行なわれる。
また、上記ディスク演奏機構部700はディスク演奏を
終了すると、上記モータ701が反転されて、上述した
ディスク装着動作と略逆の動作を行なって第35図に示
すように装着されたディスク201をターンテーブル7
21より離脱する。すると、このディスク201は前述
したようにディスク移送機構部600によってトレイ本
体202(あるいは補助トレイ301)の所定のディス
ク収納溝203に収納される。この際、上記第2のディ
スク検出器734及び前記第1のディスク検出器652
(第19図参照)はそれぞれディスク201の有無及び
通過を検出し、この検出に応動してディスクサーチ演奏
機構部400の各部が次の動作に対応するべく所定の状
態に制御される。
ところで、以上のような基本例のディスクオートチェン
ジャー装置は、トレイに収納した多数のディスクに対す
る絶対アドレスの検出に関し、次のような問題点を有し
ていた。
すなわち、6列の2進法理論に基いたスリット列を有す
るアドレス板404に対し、6個の光学式センサP
によって各ディスクの絶対アドレスを6ビットの2
進符号として検出する如くなされているものであるが、
かかる構成ではセンサーの大きさでスリット列が決定さ
れて(上例では9mmが限界)しまうと共に、ビット数に
見合うスリット列が必要になってしまう如く、主として
ディスク収納数の増加に伴ってスペース上の点で好まし
くないという問題である。
次に、以上のような点で上記基本例の構成をさらに進展
させてなるこの発明の一実施例につき詳細に説明する。
先ず、この発明の骨子を述べると、基本例において6列
のスリット列を要していた絶対アドレスの検出に関し、
1列のスリット列で済まし得るようにすることにより、
上記スペース上の問題点を解消しようとするものであ
る。
すなわち、第37図に示すように、上記第4図のトレイ
本体202における位置出し用スリット207(第29
図、第30図の382に相当)形成部の手前側に、ある
特殊な数列で定まる凹凸状スリット207Aを重ねる如
く形成すると共に、これに対向して6個のセンサーP11
〜P16を第29図,第30図に示したディスクサーチ演
奏機構部400の取付構体420におけるデュアルセン
サ425の取付部に一列に並べて配設してなるものであ
る。
ここで、ある特殊な数列とは、一般に符号理論上でM系
列として理論化されているもの(例えば参考文献として
は照晃堂発行コンピュータ基礎講座18宮川、岩垂、今
井共著“符号理論”PP121〜135)を使用したもので、例
えば次表に示す例I、例II、例IIIの数列等が挙げられ
る。
このM系列による数列は、一定方向に対する10進数の
大小関係がくずれてはいるが、同一数が再現することは
ないので、絶対アドレスを検出するための数列として利
用することが可能である。
〔発明の効果〕 従って、以上詳述したようにこの発明によれば、トレイ
に収納した多数のディスクの絶対アドレスの検出をスペ
ース上の問題を生じることなく簡便且つ良好になし得る
ように改良した極めて良好なディスクオートチェンジャ
ー装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディスクオートチェンジャー装
置の基本例を示す外観正面図、第2図,第3図は第1図
からディスクオートチェンジャー機構を取り出して示す
斜視図と平面図、第4図は第2図の主トレイ機構部を取
り出して示す正面側詳細図、第5図は第4図のトレイ本
体を示す詳細図、第6図は第2図の主トレイ機構部の着
脱状態を説明するための分解斜視図、第7図は第6図の
ディスクホールドレバーのロック動作を説明するための
状態図、第8図は第2図の主トレイ機構部の装着状態を
示す斜視図、第9図は第8図のディスクホールドレバー
のロック解除動作を説明するための状態図、第10図は
第2図の主トレイ機構を取り出して示す背面側詳細図、
第11図は第2図から主トレイ機構部を取り除いて示す
内部詳細図、第12図は第11図のディスクストップワ
イヤーによるディスク脱落防止効果を説明するための斜
視図、第13図は第2図から補助トレイ機構部を取り出
して示す要部の斜視図、第14図は第13図の駆動機構
部を示す詳細図、第15図,第16図は第13図のディ
スクストップレバーの動作を説明するための状態図、第
17図,第18図は第1図,第2図の各部を制御する電
気回路系を例示する概念図、第19図は第2図のディス
クの全体的な移動過程を説明するための概略図、第20
図及び第21図はそれぞれ第2図のディスクサーチ演奏
機構部を取り出して示す斜視図、第22図はトレイ本体
とディスクサーチ演奏機構部との関係を説明するための
状態図、第23図及び第24図はそれぞれ第20図のサ
ーチワイヤ駆動機構及びディスク押し上げ機構の詳細を
示す斜視図及び構成説明図、第25図は第3図のディス
クサーチ演奏機構部のセンサーとアドレス板との関係を
示す詳細図、第26図及び第27図はそれぞれ第24図
の動作を説明するための状態図、第28図は第22図の
ロック動作を説明するための状態図、第29図は補助ト
レイとディスクサーチ演奏機構部との関係を説明するた
めの状態図、第30図は第29図のロック動作を説明す
るための状態図、第31図及び第32図はそれぞれ第2
0図のディスク移送機構部の詳細を示す斜視図、第33
図,第34図,第35図及び第36図はそれぞれ第20
図のディスク演奏機構部の要部詳細を示す斜視図及び側
面構成図、第37図はこの発明に係る一実施例を示す要
部の構成説明図である。 100……キャビネット、101……主トレイ収納部、
102……補助トレイ収納部、103……操作部、10
4……操作部・表示部、105……表示部、106……
レベル表示部、108……現在曲表示部、109……次
曲表示部、110……ヘッドホンプラグ挿入部、111
……リモコンプラグ挿入部、112……補助トレイ出し
入れ操作部、121……メインシャーシ、122,12
3……サイドシャーシ、200……主トレイ機構部、
00……補助トレイ機構部、400……ディスクサーチ
演奏機構部、201……ディスク、202……トレイ本
体、203……ディスク収納溝、253,254……ト
レイ支持台、301……補助トレイ、500……ディス
クサーチ部、600……ディスク移送機構部、700
…ディスク演奏機構部、401……レール、402……
ガイド軸、403……サーチワイヤ、404……アドレ
ス板、350……補助トレイ駆動機構、204……スプ
リング、205……ディスクホールドレバー、206…
…着脱ガイド部、207……スリット、208……仕切
壁、209……切欠部、210……係止部、255……
ガイドボス、256……レール、257……係止部、2
58,259……ロックピン、260……トレイ押えレ
バー、261……ローラ、253a〜253c……窓
部、262……スプリング、263,264……トレイ
横押えレバー、265,266……ローラ、267……
スプリング、268……板ばね、269……緩衝部材、
270……引き出し部、404……スプリング、406
……ディスクストップワイヤ、407〜410……プー
リ、302……ディスク収納溝部、303……補助トレ
イシャーシ、304……ガイド軸、305……下部レー
ル、306,307……摺動軸受、308……ローラ、
309……ラック、380……切欠部、381……係止
部、382……仕切壁、351……モータ、352……
ウオームギヤ、353……ウオームホイールギヤ、35
4……クラッチギヤ、355〜358……ギヤ、310
……ディスクストップレバー、311……スプリング、
312……ストッパ、313……ローラ、314……斜
板カム、370……優先回路、371……駆動制御回
路、372……補助トレイ検出スイッチ、910……操
作部、920……コントロール回路、930……表示
部、420……取付構体、421……ガイド孔、422
……ガイド部、423……軸、424……取付板、42
5……センサー部、510……ディスク押し上げ機構、
530……サーチワイヤ駆動機構、531……モータ、
511……モータ、532……ウオーム歯車、533…
…ウオームホイール歯車、534……プーリ部、535
……制動部、536……スプリング、537……粘弾性
部材、538……スプリング部材、539……第1の制
動レバー、540……第2の制動レバー、541……
軸、542……スプリング部材、543……係合突部、
544……カム、545……第1のカム部、512……
ウオーム歯車、513……ウオームホイール歯車、54
6……第2のカム部、514……作動レバー、515…
…長孔、516……軸、517……押し上げレバー、5
18……軸、610……第1のローディング部、630
……第2のローディング部、611……ローラ、631
……ローラ、650……案内レール、651……スロッ
ト部、652……ディスク検出器、653……第1の検
出スイッチ、654……取付体、655……ローディン
グ路、656……ラック歯車、657……案内溝、65
8……第2の取付台、659……ガイドローラ、660
……モータ、661……ウオーム歯車、662……ウオ
ームホイール歯車、663……クラッチ歯車、664…
…第1の歯車、665……第2の歯車、666……第2
のアイドラ歯車、667……第3の歯車、668……ベ
ルト、669……タイミングベルト、670……第4の
歯車、671……ガイドローラ、672……第1の取付
台、673……第5の歯車、674……第6の歯車、6
75……第1のアイドラ歯車、676……リンクレバ
ー、677……第2の検出スイッチ、701……モー
タ、702……歯車、703……第1の減速歯車、70
4……第2の減速歯車、705……カム歯車、706…
…取付板、707……クランプレバー、708……クラ
ンプ調整レバー、709……軸、710……調整ねじ、
711……係合突部、712……カム部、713……係
合ピン、714……ガイドレバー、715……長孔、7
16……係合ピン、717……クランプホルダー、71
8……長孔、719……クランパー、720……板ば
ね、721……ターンテーブル、722,723……折
曲部、724……ディスクガイド部、725,726…
…作動部、727,728……スプリング部、729…
…ディスクポケット部、730……腕部、731……係
止部、732……透孔、733……取付具、734……
第2のディスク検出器、735……折曲係合部、736
……スプリング、737……検出スライダー、207A
……絶対アドレス検出用スリット、S11〜S16……セン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浪内 秋男 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 東芝オ ーデイオ・ビデオエンジニアリング株式会 社音響事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−231757(JP,A) 特開 昭59−139172(JP,A) 特開 昭57−64893(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のディスク収納溝を有するトレイに収
    納された多数のディスクを自動的にサーチして所定のデ
    ィスクをディスク演奏部に交換供給可能とするディスク
    オートチェンジャー装置において、前記トレイの多数の
    ディスク収納溝に1対1に対応してディスク交換供給の
    ための位置出し用スリットを形成すると共に、該位置出
    し用スリットの形成部にさらに前記トレイに収納された
    多数のディスクに対する絶対アドレスを示すM系列の数
    列に基くディスクサーチ用のスリット列を形成し、前記
    位置出し用スリットおよびディスクサーチ用のスリット
    列をディスクサーチ部に設けられる検出部で検出可能に
    構成したことを特徴とするディスクオートチェンジャー
    装置。
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