JPH0241097B2 - Deisukuootochenjaasochi - Google Patents

Deisukuootochenjaasochi

Info

Publication number
JPH0241097B2
JPH0241097B2 JP24448683A JP24448683A JPH0241097B2 JP H0241097 B2 JPH0241097 B2 JP H0241097B2 JP 24448683 A JP24448683 A JP 24448683A JP 24448683 A JP24448683 A JP 24448683A JP H0241097 B2 JPH0241097 B2 JP H0241097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
tray
section
lever
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24448683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60138774A (ja
Inventor
Takao Shinho
Akio Namiuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24448683A priority Critical patent/JPH0241097B2/ja
Publication of JPS60138774A publication Critical patent/JPS60138774A/ja
Publication of JPH0241097B2 publication Critical patent/JPH0241097B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばCD(光学式コンパクトデイス
ク)に好適するデイスクオートチエンジヤー装置
に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度再
生化を図るためにPCM(パルスコードモジユレー
シヨン)技術を利用したDAD(デジタルオーデイ
オデイスク)再生装置が開発されており、そのう
ち特にCD方式によるものが急速に普及しつつあ
る。 すなわち、このCD方式によるものは直径12cm、
厚さ1.2mmの透明樹脂製円盤にデジタル(PCM)
化データに対応したピツト(“1”、“0”により
異なる光反射率が得られるような凹凸状部)を形
成する金属薄膜を被着してなるデイスクをCLV
(線速度一定)方式により約500〜200r.p.mの可変
回転速度で回転せしめ、それを半導体レーザや光
電変換素子を内蔵した光学式ピツクアツプで内周
側から外周側に向けてリニアトラツキング式に再
生せしめるものである。 この場合、CDは片面でも約1時間のステレオ
再生を可能とする膨大な情報量が記録されている
もので、在来のアナログ式デイスクによるものに
比して再生特性の点からも記録密度の点からも格
段に優れたものとし得ることが原理的に確立され
ている。 ところで、このようなCDの備える優れた特徴
を生かすための使い方として例えば業務用のマル
チデイスク自動演奏装置とすることが考えられて
いる。 すなわち、これはアナログ式デイスクの場合に
も実用化されているところのいわゆるジユークボ
ツクスやカラオケ装置に相当するものであつて、
デイスクオートチエンジヤー装置によつて実現可
能である。 しかしながら、従来より知られているこの種の
デイスクオートチエンジヤー装置は、アナログ式
デイスクを対象としていることもあつて、構造が
複雑であると共に形が大きくなつてしまうので、
操作性の点で問題があつた。また、動作の確実化
という要請からデイスクの収納枚数をそれ程には
多くし得ないと共に、デイスクの交換速度もそれ
程には早くし得ないという問題があつた。 このため、上述した如きCD用に従来のデイス
クオートチエンジヤー装置をそのままの形式で適
用することには多くの問題があり、やはりCD用
に適したデイスクオートチエンジヤー装置を開発
することが緊急の課題であるとされていた。 なお、かかる事情はレーザビデオデイスクの場
合も、同様であり、且つ近時いわゆる電子フアイ
ル化の一環として実用化されつつある光デイスク
フアイルシステムに適用する場合にも同様であ
る。 〔発明の目的〕 そこで、この発明は以上のような点に鑑みてな
されたもので、可及的に少ない容積でデイスクの
収納枚数を向上可能にし得ると共に、デイスクの
交換速度の向上化にも寄与し得るようにし、しか
も簡易な構成で動作の確実化という要請を満足し
得るようにした極めて良好なデイスクオートチエ
ンジヤー装置を提供することを目的としている。 〔発明の概要〕 すなわち、この発明はトレイから所定のデイス
クを自動的に選択してデイスク演奏部に交換供給
可能とするデイスクオートチエンジヤー装置にお
いて、前記トレイから前記デイスクを押し上げる
押し上げ部材を選択的に作動させるデイスク押し
上げ機構と、前記押し上げられたデイスクを前記
トレイから取り出して前記デイスク演奏部に移送
し、かつ前記デイスク演奏部から前記デイスクを
前記トレイに移送するデイスク移送機構とを具備
し、前記押し上げ部材を前記デイスクの押し上げ
状態で前記トレイをロツク可能とし、かつ非押し
上げ状態でロツクを解除するように構成したこと
を特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例としてCD用のマル
チデイスク自動演奏装置に適用する場合につき、
図面を参照しながら詳細に説明する。 第1図は後述するデイスクオートチエンジヤー
機構を収納してなるキヤビネツト100の正面外
観図を示すもので、101は多数(この場合60
枚)のデイスクを収容可能となされた主トレイ収
納部、102は少数(この場合1枚)のデイスク
を自由に出し入れ可能とするためのいうならばプ
ラスワントレイとなる補助トレイ収納部である。 また、103はスタート、一時停止、演奏解
除、やり直し等の演奏状態指定操作部、104は
この場合5曲までの予約を可能とするキー操作部
とそれの表示部、105は曲のピツチ(テンポ)
コントロールおよびキーコントロールの表示部、
106は信号レベルの表示部、107はテン(10)キ
ー操作部、108は現在演奏中の曲の表示部、1
09は次の演奏曲の表示部である。 なお、110はヘツドホンプラグ挿入部、11
1はリモートコントロール用プラグの挿入部であ
り、112は補助トレイ出し入れ用の操作部であ
る。 第2図、第3図は上記第1図のキヤビネツト1
00から取り出したデイスクオートチエンジヤー
機構の斜視図と平面図を示すもので、メインシヤ
ーシ121および左右両側のサイドシヤーシ12
2,123間にそれぞれ後述するような関係で装
着された主トレイ機構部200、補助トレイ機構
300およびデイスクサーチ演奏機構部400
とを有している。 そして、かかるオートチエンジヤー機構の動作
について概略的に説明すると、予め所定数のデイ
スク201が後述するトレイ本体202のデイス
ク収納溝203にそれぞれ所定のピツチで垂直状
に並べて収納された主トレイ機構部200(また
は補助トレイ機構部300)に対し、先ずデイス
クサーチ演奏機構部400がデイスクアクセス情
報に基いて図示矢印A,B方向に移動することに
より、目的とするデイスク201をサーチすると
共にそのデイスク201を取り出して演奏状態と
し、続いて当該デイスク201を演奏終了後に主
トレイ機構部200または補助トレイ機構部30
0上の元の位置に戻し入れた後、次のデイスクア
クセス情報に基いて上述と同様の動作を繰り返す
ようになされているものである。 なお、この場合、主トレイ機構部200はその
合成樹脂製のトレイ本体202がメインシヤーシ
121上に立設された左右のトレイ支持台25
3,254に対し、後述するように着脱自在に支
持されている。 また、補助トレイ機構部300はその補助トレ
イ301が後述する補助トレイ駆動機構350に
より、図示矢印C,D方向に出入自在に支持され
ている。 さらに、デイスクサーチ演奏機構部400は後
述する如きデイスクサーチ部500、デイスク移
送機構部600およびデイスク演奏機構部700
とが一体的にユニツト化されて構成されているも
ので、メインシヤーシ121に支持されたレール
401およびガイド軸402をガイドとして後述
するサーチワイヤ403の駆動力により図示矢印
A,B方向に移動されることになる。 なお、第3図中404はメインシヤーシ121
上に支持される合成樹脂製のアドレス板であつ
て、上記主トレイ機構部200のトレイ本体20
2に形成される。この場合60個のデイスク収納溝
203に一対一に対応した絶対アドレスを光学式
に検出可能な2進法によるパターンが形成されて
いる。但し、このアドレス板404のメインシヤ
ーシ121に対する支持構造については後述する
ものとする。 次に、上記各部の詳細について順を追つて説明
する。 第4図aは以上における主トレイ機構部200
を取り出して示したもので、略1/4半円周状の60
個のデイスク収納溝203を有したトレイ本体2
02と、このトレイ本体202の両側部間に回動
自在にスプリング204を介して支持されるコ字
状のデイスクホールドレバー205と、同じく両
側部に形成される着脱ガイド部206と、同じく
デイスク収納溝203の各出入口部に対応して同
図bに示す如く形成された60個の位置出し用とな
るスリツト207とを有している。 第5図a,b,cは上記トレイ本体202の詳
細を示す断面側面図、側面図、正面図であつて、
それぞれ収納されるデイスク201に適合した曲
率半径(R1)を谷とし且つ後述する如き所定形
状の山部すなわち所定の高さの仕切壁208を有
して略1/4半円周状の60個のデイスク収納溝20
3が長手方向に所定のピツチ(図示の場合、1.2
mm厚さのCD用として4mm、但し入口部での谷幅
が1.4mmで且つ奥部での谷幅が2.8mmの末広がり状
となつている)で連続的に形成されていると共
に、該各デイスク収納溝203の各底部に切欠部
209および係止部210が形成され且つ各出入
口部に前述のスリツト207が形成されている。 ここで、デイスク収納溝203の仕切壁208
はデイスク201の収納時において、デイスク2
01の先端部が仕切壁208の頂部に当つて収納
不可能となるのを防止する如く、デイスク201
の収納方向での各部の高さが設定されているもの
である。 すなわち、デイスク201は図示矢印E方向に
溝底部に摺接しながら収納されることになるが、
仕切壁208の高さについて何らの考慮も払われ
ていないと、デイスク収納溝203内でデイスク
201が収納方向と直交する方向に傾いた場合に
デイスク201の先端部が当該位置における仕切
壁208の頂部と当たつてしまうようになる。 このため、仕切壁208はその各部の頂部がデ
イスク201の収納方向における各位置でのデイ
スク外周円Pの接線Qよりも外側に傾斜する線上
に位置しているようにいうならばデイスク201
よりも大なる曲率半径を有する如く設定しておけ
ば、上述したような不具合を生じることなくデイ
スク201をスムーズに収納することができる。 なお、第4図中209は上記各デイスク収納溝
203の底部に連接して形成されるデイスク押し
上げ用の切欠部であり、201は上記切欠部20
9の一側に形成されるトレイ本体ロツク用となる
段状の係止部であるが、これらの詳細については
後述するものとする。 また、270は後述する引き出し部である。 第6図は以上の如き主トレイ機構部200の着
脱手順を説明するための分解斜視図であつて、装
着時には上記左右一対のトレイ支持台253,2
54に設けられるガイドボス255とレール25
6に対し、トレイ本体202の両側部に形成され
ている着脱ガイド部206を図示矢印F方向に挿
入してやればよい。 但し、この場合、挿入前においてデイスクホー
ルドレバー205は予めスプリング204による
偏倚力によつて図示矢印G方向に回動した図示実
線の位置にあつて、トレイ本体202からいずれ
のデイスク201でも不用意に脱落するようにな
るのを共通に防止可能としている。 そして、上記矢印F方向への挿入過程で、デイ
スクホールドレバー205はその両端係止部25
7がトレイ支持台253,254に設けられてい
るロツクピン258,259と係合して図示鎖線
の位置となる如く図示矢印H方向に回動されると
共に、当該挿入方向の最終位置にロツクされるこ
とになる。 第7図はかかる挿入(ロツク)状態を説明する
ための経過図であつて、aは上記矢印F方向への
挿入過程でデイスクホールドレバー205の係止
部257がロツクピン258,259と当接した
状態である。bはさらに挿入されることにより、
係止部257がロツクピン258,259間を通
り抜けてデイスクホールドレバー205が図示矢
印H方向に回動されている状態である。cはさら
に挿入されることによつて、スプリング204の
偏倚力によりデイスクホールドレバー205の係
止部257がロツクピン258と係合してロツク
された状態を示している。 そして、かかる主トレイ機構部200の装着完
了時には、第2図に示したようにデイスクホール
ドレバー205が第6図の鎖線の位置に対応した
位置に回動されているので、該主トレイ機構部
00に収納されているデイスク201の選択的な
出し入れが共通に可能となされている。 また、かかる装着完了時には第6図および第8
図に示したようにトレイ支持台253の裏側に設
けられているトレイ押えレバー260の先端に支
持されたローラ261が窓部253aより侵入し
ているために、トレイ本体202の着脱ガイド部
206の先端部がスプリング262の偏倚力によ
り図示矢印I方向に押圧されていると共に、同じ
くスプリング267を介してX字状に係合された
一対のトレイ横押えレバー263,264の各先
端に支持されているローラ265,266が窓部
253b,253cより侵入しているために、ト
レイ本体202の対応する側端部が図示矢印J方
向に押圧されている。 これによつて第2図、第3図に示したように主
トレイ機構部200の装着が完了し、かかる装着
完了状態では上述した如きロツク作用および押圧
作用によつてがたつき等を生じることなく固定さ
れることになる。 そして、かかる主トレイ機構部200の固定に
より、トレイ本体202は熱的には第2図、第3
図の右端側を基準として左端側が伸縮自在となさ
れることになる。 また、上記アドレス板404はトレイ本体20
2の各デイスク収納溝203およびスリツト20
7に一対一に対応した関係で支持する必要がある
ので、第2図、第8図に示したようにメインシヤ
ーシ121に対し、板ばね268やゴム等の緩衝
部材269を介してやはり熱的に左端側を基準と
して右端側が伸縮自在となる如く支持しているも
のである。 これにより、たとえ周囲温度の変化があつたと
しても、トレイ本体202とアドレス板404と
を同種の合成樹脂製とする如く熱的に同一特性を
有する材料を用いて形成しておけば、トレイ本体
202の各デイスク収納溝203およびスリツト
207とアドレス板404の絶対アドレス検出用
パターンとは熱的な伸縮が同量となつて一対一の
関係が保持されるので、常時正確なアドレス検出
(アクセス)および後述する位置出しをなすこと
ができるようになされているものである。 そして、主トレイ機構部200を本体から取り
出す場合には、先ず上記ロツク状態を解除するた
めに、第8図および第10図に示した実線位置に
あるデイスクホールドレバー205に手をかけて
該レバー205を若干下側に押圧してから、トレ
イ本体202の下部に形成されている引き出し部
270に手をかけて上記挿入方向とは反対の矢印
M方向に引き出してやればよい。 第9図はかかる引き出し(ロツク解除)状態を
説明するための経過図であつて、aはデイスクレ
バー205を図示矢印K方向に押し下げた直後
に、該レバー205の係止部257とロツクピン
258の係止が解除された状態である。bはトレ
イ本体202が図示矢印L方向に引き出されるこ
とにより、レバー205の係止部257がロツク
ピン258,259の間を通り抜けて同方向への
引き出しが可能となる状態である。 そして、主トレイ機構部200の引き出しが完
了した状態では、デイスクホールドレバー205
がスプリング204の偏倚力によつて第10図の
鎖線の位置つまり第6図の実線の位置に復帰する
ことになるので、引き出し時および引き出し後に
デイスク201がトレイ本体202から不用意に
脱落するのを防止可能となる。 なお、かかる引き出し動作の過程で、デイスク
ホールドレバー205に手をかけて図示矢印Kに
押し下げたままの状態で主トレイ機構部200
引き出し可能としたのでは、該レバー205によ
る引き出し時のデイスク脱落防止効果を奏し得な
くなつてしまうが、実際には上述したように引き
出しの過程でレバー205の係止部257が第7
図aに示した如くロツクピン259と係合する状
態で、レバー205が強制的に手から離されるよ
うになることにより、該レバー205は図示矢印
G方向への回動が許容されて第10図に示した如
く挿入前の実線位置に復帰し、デイスク脱落防止
効果を確実に奏し得るようになる。 以上によつて、主トレイ機構部200の着脱を
安定して行なうことができるようになる。 ところで、このままでは主トレイ機構部200
が本体内に装着されている状態で本体に与えられ
る外的な振動等によつてデイスク201が本体内
で不用意にトレイ本体202から脱落されてしま
う恐れがある。 このため、第11図に示したようにデイスクサ
ーチ演奏機構部400の前端にスプリング405
を介してその両端が係止されたデイスクストツプ
ワイヤ406をサイドシヤーシ122,123に
支持されるプーリ407,408および409,
410によりループ状に張設しておくことによ
り、図示矢印A,B方向に移動されるデイスクサ
ーチ演奏機構部400が如何なる位置をとつたと
してもデイスクストツプワイヤ406がそれに連
動することになるので、第12図に示したように
該デイスクストツプワイヤ406が主トレイ機構
200のトレイ本体202に収納されているい
ずれのデイスク201とも対向される(第3図参
照)ようになり、以つて本体内での不用意なデイ
スク脱落防止を図ることが可能となされている。 なお、かかる主トレイ機構部200に収納され
ているいずれかのデイスク201が後述するよう
にデイスクサーチ演奏機構部400によりサーチ
されて演奏されているときには、主トレイ機構部
200の出し入れは不能となされている。 第13図は以上における補助トレイ機構部30
0を取り出して示したもので、この場合はその補
助トレイ301が図示矢印C方向に引き出された
状態を示している。 すなわち、補助トレイ301はこの場合一枚の
デイスク201を収納可能とする略1/4半円周状
のデイスク収納溝部302を前部に有し、且つ後
部に補助トレイシヤーシ303を有して合成樹脂
等により形成されているもので、その補助トレイ
シヤーシ303部が上記右側のサイドシヤーシ1
23寄りに上下に分けて配設されているガイド軸
304および下部レール305に対し、それぞれ
摺動軸受306,307およびローラ308を介
して図示矢印C,D方向に摺動自在に支持されて
いると共に、該補助トレイシヤーシ303の裏側
に一体的に形成されるラツク309部が後述する
補助トレイ駆動機構350に連結されていること
により、上述した第1図の補助トレイ出し入れ用
の操作部112の一度目および二度目の操作に応
動して自動的に本体から引き出しおよび引き込み
される如く出し入れ自在となされている。 そして、かかる第13図の如く補助トレイ30
1が引き出されている状態では、後述するように
デイスク収納溝部302の後方に位置する如くデ
イスクストツプレバー310が回動されているこ
とになり、デイスク201が後側に脱落するのを
防止可能になされている。 また、第13図において補助トレイ301には
上述したデイスク収納溝部302の底部に連接し
てデイスク押し上げ用の切欠部380および該切
欠部380の一側に補助トレイロツク用となる段
状の係止部381が形成されているが、これらの
詳細については後述するものとする。 なお、補助トレイ301に形成されるデイスク
収納溝部302の仕切壁382はその各部の高さ
について、前述した主トレイ機構部200のトレ
イ本体202に形成されるデイスク収納溝203
の仕切壁208と同様の考慮が払われているもの
とする。 また、補助トレイ301に形成されるデイスク
収納溝部302の出入口部(第13図では後方
部)には前述した主トレイ機構部200のトレイ
本体202に形成されるデイスク収納溝203の
出入口部に形成される位置出し用のスリツト20
7と同様のスリツト(図示せず)が形成されてい
るものとする。 第14図は上記補助トレイ駆動機構350部の
詳細図を示すもので、モータ351からの駆動力
をウオームギヤ352→ウオームホイールギヤ3
53→クラツチギヤ354→第1のギヤ355→
第2のギヤ356→第3のギヤ357→第4のギ
ヤ358なる一連の動力伝達経路を介して上記補
助トレイシヤーシ303と一体のラツク309に
伝達せしめる如くなされている。 ここで、動力伝達経路に介挿されているクラツ
チギヤ354は、最終的にラツク309に伝達さ
れる最大トルクを制御してウオームギヤ352と
ウオームホイールギヤ353とに不所望な噛み込
みが生じるのを防止するためのものである。 第15図a,bは上記デイスクストツプレバー
310部を取り出して示すもので、今、上記補助
トレイ駆動機構350のモータ351が回転する
ことにより、上記補助トレイ301が図示矢印D
方向に引き込まれるようになる場合を想定する。 すなわち、この場合、その引き込み動作の開始
前には上述したように、補助トレイ301の後側
部に回動自在に支持されているデイスクストツプ
レバー310はその一端がスプリング311によ
る偏倚力でもつてストツパ312に当接している
ことにより、その他端部がデイスク収納溝部30
2の後方つまりデイスク出入口部に対向した位置
となされている。 そして、引き込み動作がなされると、その過程
でデイスクストツプレバー310の一端に支持さ
れているローラ313が、メインシヤーシ121
上に設けられている斜板カム314の傾斜部に摺
接されるようになるため、デイスクストツプレバ
ー310が上記スプリング311の偏倚力に抗し
て図示反時計方向の矢印N方向に回動されること
になる。 これによつて、デイスクストツプレバー310
は引き込み動作終了時には第16図a,b示すよ
うにその他端部が補助トレイ301のデイスク収
納溝部302の後方から離れるようになる如くデ
イスク出入口部と非対向の位置となされるため、
後述するデイスクサーチ演奏機構部400による
デイスク201の出し入れが可能となるものであ
る。 そして、このように補助トレイ301が引き込
まれた状態においても、上述したデイスクストツ
プワイヤ409によつてそのデイスク収納溝部3
02に収納されているデイスク201が本体内で
不用意に脱落するのを防止している。 また、補助トレイ301の引き出し時には上述
と反対の経路を辿つて最終的に第13図に示した
状態となることは言う迄もない。 なお、かかる補助トレイ機構部300に収納さ
れているデイスク201が後述するようにデイス
クサーチ演奏機構部400によりサーチされて演
奏されているときには、前述の主トレイ機構部
00の場合と同様に、補助トレイ301の出し入
れは不能となされている。 また、この場合、補助トレイ機構部300に収
納されているデイスク201をサーチして演奏状
態とするのはデイスクサーチ演奏機構400が後
述するような駆動状態となされてからであるが、
若しこれが補助トレイ301の引込み動作前また
はその動作中であつたとすると、補助トレイ30
1に収納されているデイスク201をサーチし延
いては演奏状態とすることができなくなつてしま
うという誤動作を生じがちである。 このため、第17図に示すようにかかる補助ト
レイ301に収納されているデイスク201のア
クセススタート指定操作部103(第1図参照)
に対し、補助トレイ出し入れ用操作部112(第
1図参照)による操作が優先されるような優先回
路370を介して駆動制御回路371にスタート
信号が供給されるように構成する。これにより、
補助トレイ出し入れ用操作部112の一度目(引
き出し)の操作があつた場合には、それの二度目
(引き込み)の操作があつてから引き込みに要す
る時間迄はアクセススタート指定操作部103に
よるスタート信号が駆動制御回路371に供給さ
れないようにして、補助トレイ出し入れ用操作部
112の操作がアクセススタート指定操作部10
3の操作に優先されるようになり、以つて上述し
た誤動作を生じることなく補助トレイ301に収
納されているデイスク201のサーチ動作および
演奏動作を確実になせることになる。 つまり、この場合には補助トレイ301が補助
トレイ駆動機構350によつて完全に本体内の所
定位置に引き込まれた後でなければ、デイスクサ
ーチ演奏機構部400が駆動状態とならないよう
になされているものである。 なお、第17図の補助トレイ検出スイツチ37
2は例えば第13図でサイドシヤーシ123の後
部等に設けられるマイクロスイツチであり、該補
助トレイ検出スイツチ372によつて補助トレイ
301の引き込み終了を検出してからアクセスス
タート指定操作部103の操作によるスタート信
号の受け付けを許容するように構成しておいて
も、上述した誤動作を防止することができる。 第18図は以上の如きデイスクオートチエンジ
ヤー装置の概念図を示すもので、第1図に示した
如き各操作部103,104,105,107等
を含んでなる操作部910からの各種の操作指令
信号に基いてマイクロコンピユータ等でなるコン
トロール回路920を介して上記各機構部35
0,400を所定の状態に駆動して主トレイ機構
200または補助トレイ機構部300から所望
のデイスク201を自動的に交換演奏せしめるも
のである。 なお、第18図の表示部930は第1図に示し
た如く各表示部104,105,106,10
8,109等を含んでなるものである。 次に、以上のような主トレイ機構部200およ
び補助トレイ機構部300の特徴となる事項につ
いて説明する。 先ず、第1点としてはトレイ本体202または
補助トレイ301の構造に関し、デイスク201
の略1/4半円周部を保持するデイスク収納溝20
3またはデイスク収納溝部302を有するもので
あるが、それらの仕切壁208または382はそ
の各部の頂部がデイスク201の収納方向におけ
る各位置でのデイスク外周円の接線よりも外側に
傾斜する線上に位置するように設定されている点
が挙げられる。 つまり、これによつてデイスク201の収納時
にデイスク201の先端部が仕切壁208または
382の頂部に当たつて収納不可能となるのが未
然に防止されることになり、デイスク201の収
納をスムーズになすのに寄与し得るからである。 第2点としては、本体に対して着脱自在となす
主トレイ機構部200に関し、本体から取り外さ
れた状態でトレイ本体202からデイスク201
の落下を共通に防止する第1の位置をとると共
に、本体内に着装された状態でトレイ本体202
からデイスク201の選択的な出し入れを共通に
可能とする第2の位置をとるデイスクホールドレ
バー205の如きデイスクホールド部材が設けら
れている点が挙げられる。 つまり、これによつて特には本体から主トレイ
機構部200を取り外した状態でデイスク201
が不用意に落下することを未然に防止し得ると共
に、本体内に装置された状態ではデイスク201
の選択的な出し入れを共通に可能としているから
である。 第3点としては同じく主トレイ機構部200
関し、上記デイスクホールドレバー205の如き
ロツク部材でもつて本体内に入れられた状態では
ロツク状態とすることにより、該ロツク状態を強
制解除しなければその取り外しを不能とする如く
して、不用意な離脱状態が生じるのを未然に防止
し、延いてはデイスク201の落下防止にも寄与
し得るようにした点が挙げられる。 第4点としては同じく主トレイ機構部200
支持構造に関し、アドレス検出用のアドレス板4
04の如きアドレス検出用部材の支持構造と熱的
に同一条件となるようにして、互いに一方側を基
準として他方側が熱的に伸縮自在とすることによ
り、常時正確なアドレス検出(アクセス)および
位置出しを可能とした点が挙げられる。 第5点としては主トレイ機構部200および補
助トレイ機構部300に関し、両者共に本体内の
所定位置に入れられている状態で、これらに収納
されている各デイスク201の出し入れ側に対向
してデイスクストツプワイヤ409をその両端部
がデイスクサーチ演奏機構部400に係止された
状態で走行自在となる如くループ状に張設した点
が挙げられる。 つまり、これによつて本体内でデイスク201
がトレイ本体202または補助トレイ301から
不用意に脱落するのを未然に防止し得るからであ
る。 第6点としては補助トレイ機構部200に関
し、該補助トレイ機構部200が本体に対し出入
されるのに連動して該補助トレイ機構のデイスク
出し入れ側に対向または非対向となされるデイス
クストツプレバー310の如きデイスクストツプ
部材を設けた点が挙げられる。 つまり、これによつて上述した主トレイ機構部
200とは別個に自動的に出入自在とされる補助
トレイ機構300が引き出された状態でデイスク
201が不用意に本体内で落下することを未然に
防止し得ると共に、本体内に引き込まれた状態で
はデイスク201の出し入れを可能としているか
らである。 第7点としては同じく補助トレイ機構部300
に関し、補助トレイ301が補助トレイ駆動機構
350によつて完全に本体内の所定位置に引き込
まれた後でなければデイスクサーチ演奏機構部
00が駆動状態とならないようになされている点
が挙げられる。 つまり、これによつて、若し補助トレイ301
の引込み動作前またはその動作中の如く補助トレ
イ301が本体内の所定位置にない状態で、デイ
スクサーチ演奏機構部400が駆動状態となつた
場合に生じる誤動作つまり補助トレイ301に収
納されているデイスク201のサーチおよび演奏
ができなくなつてしまうことを未然に防止し得る
からである。 次に、前記デイスクサーチ演奏機構部400
詳細を説明するに先立ち、まず、ローデイング及
びアンローデイング時におけるデイスク201の
全体的な移動過程について概略的に説明する。す
なわち、第19図において、O1乃至O5はそれぞ
れ前記トレイ本体202から取り出されてデイス
ク演奏機構部700にローデイングされるデイス
ク201の移動過程における中心位置の軌跡を示
すもので、アンローデイングにおいては略逆の軌
跡を採つてトレイ本体202の元の位置に収容さ
れる。 この場合、デイスクサーチ演奏機構部400
アクセス情報に基いて所定のデイスク201をサ
ーチすると、まず後述するデイスク押し上げ機構
が駆動されてデイスク201をO2の位置まで押
し上げる。すると、このデイスク201の周縁部
はデイスク移送機構部600のローデイング及び
アンローデイング用の第1及び第2のローデイン
グ部610,630の各ローラ611,631に
当接する。ここで、これら第1及び第2のローデ
イング部610,630は各ローラ611,63
1を図中反時計方向に回転しながら案内レール6
50に沿つて矢印K1方向に移動されるため上記
デイスク201が図中時計方向に転がりながら矢
印K1方向にローデイングされる。そして、これ
ら第1及び第2のローデイング部610,630
によつて転がされたデイスク201はデイスクロ
ーデイング用のスロツト部651を乗り越える
と、上記各ローラ611,631より離隔され
て、その自重によつて、後述するデイスク収容部
に到達する。この際、上記デイスク201は上記
スロツト部651に設置されたデイスク検出器6
51によつて、その通過を検出するようになされ
ており、このデイスク通過検出に応動して後述す
るデイスク演奏機構部700が駆動され、ここ
に、デイスク演奏が行なわれる。 このような状態で、上記デイスク演奏機構部
00のデイスク演奏動作が終了すると、上記デイ
スク移送機構部600が反転駆動される。する
と、上記第1及び第2のローデイング部610,
630はその各ローラ611,631を図中時計
方向に回転しながら一対の湾曲状の案内レール6
50,650に沿つて矢印K2方向に移動して、
該ローラ611,631をデイスク201の周縁
部に当接する。この結果、このデイスク201は
上記第1及び第2のローデイング部610,63
0の矢印K2方向の移動に伴つて、そのローラ6
11,631によつて図中反時計方向に転がされ
て上述したローデイングと略逆の軌跡を採つて矢
印K2方向に移動する。そして、このデイスク2
01は所定の位置までアンローデイングされる
と、上記第1及び第2のローデイング部610,
630が停止されるためローラ611,631よ
り離隔され、その自重によつて上記トレイ本体2
02の所定の位置であるO1の位置まで転がるよ
うにして収容される。 ここで、第20図及び第21図はそれぞれ上記
デイスクサーチ演奏機構部400のローデイング
前及び後を示すものである。すなわち、図中42
0は略枠形状の取付構体で、この取付構体420
の一端部には前記デイスクサーチ部500を構成
するトレイ本体202(第2図参照)に対して矢
印A,B方向に移動するための後述するサーチワ
イヤ駆動機構及び選択したデイスク201を押し
上げる前記デイスク押し上げ機構510が設置さ
れる。そして、このデイスク押し上げ機構510
に対応した上記取付構体420の上面部には押し
上げられたデイスク201のローデイング及び演
奏終了後のアンローデイングを行うデイスク移送
機構部600が設置される。上記取付構体420
の略中央部には上記デイスク移送機構部600
よつてローデイングされたデイスク201の演奏
を行うデイスク演奏機構部700が設置される。 また、上記取付構体420の下面にはその一端
側に上記ガイド軸402(第3図参照)を移動自
在に嵌合支持するガイド孔421が形成され、そ
の他端に上記レール401(第3図参照)に対し
て移動自在に嵌合支持されるガイド部422が形
成される。この結果、上記取付構体420は上記
サーチワイヤ駆動機構が駆動されると前記サーチ
ワイヤ403(第3図参照)の駆動力によつて矢
印A,B方向に移動する。 さらに、図中425は2組のホトカプラーによ
るデユアルセンサー部で、このデユアルセンサー
部425は第22図に示すように前記トレイ本体
202のスリツト207を挾持するように上記取
付構体420の一端部に設けられる。このデユア
ルセンサー部425は上記取付構体420が前述
したようにアクセス情報に基いて所定の位置まで
移動されると、該取付構体420の精密位置決め
を行なうために上記トレイ本体202のスリツト
207に対する差動を検出する。 なお、図中653は上記第1及び第2のローデ
イング部610,630のローデイング開始位置
(すなわち、アンローデイング終了位置)を検出
する第1の検出スイツチで、この第1の検出スイ
ツチ653は上記取付構体420の上端部に固着
された取付体654に前記案内レール650,6
50に対応して設けられる。この第1の検出スイ
ツチ653は上記第1のローデイング部610が
最もK2方向に移動したのを検出してアンローデ
イングを終了させるべく後述するローデイング駆
動用モータを停止させる。 ここで、第23図及び第24図はそれぞれ上記
デイスクサーチ部500を構成するサーチワイヤ
駆動機構530及びデイスク押し上げ機構510
を取り出して示すもので、図中531及び511
はそれぞれサーチワイヤ駆動用モータ及び押し上
げレバ駆動用モータである。 すなわち、モータ531の回転軸にはウオーム
歯車532が支持され、このウオーム歯車532
はウオームホイール歯車533に歯合される。こ
のウオームホイール歯車533はワイヤ巻掛用の
プーリ部534及び制動部535が設けられてお
り、上記取付構体420に植設された軸423に
対してスプリング536及び制動用粘弾性部材5
37を介在して軸方向に移動自在に支持されてい
る。この結果、上記ウオームホイール歯車533
は軸方向(下方向)に移動すると、その制動部5
35が上記粘弾性部材537に当接して、その回
転駆動力が制動される。そして、上記ウオームホ
イール歯車533のプーリ部534には第3図に
示すように一端が前記サイドシヤーシ122に支
持され、他端が前記サイドシヤーシ123に対し
てスプリング部材538を介在して支持されたサ
ーチワイヤ403の中間部が巻掛けられる。 また、上記ウオームホイール歯車533の上面
部には第1の制動レバー539の一端が係合さ
れ、この第1の制動レバー539の中間部には第
2の制動レバー540の一端部が軸541を介し
て回動自在に支持される。そして、これら第1及
び第2の制動レバー539,540はその他端部
間にスプリング部材542が係着されて、互いの
間隔を所定の状態に保つように設置されている。
また、上記第2の制動レバー540の他端部には
カム摺接用の係合突起543が形成され、この係
合突起543は制動用カム544の第1のカム部
545に係合される。 ここで、このカム544は上記モータ511の
回転軸に支持されたウオーム歯車512に歯合す
るウオームホイール歯車513に一体的に設けら
れており、上記第1のカム部545に対応してデ
イスク押し上げ用の第2のカム部546が設けら
れる。この第2のカム部546には作動レバー5
14の一端が係合される。この作動レバー514
はその中間部に設けられた長孔515に軸516
が挿入されて、矢印K3,K4方向に移動自在に設
けられている。また、上記作動レバー514の他
端には押し上げレバー517の一端が軸518を
介して回動自在に支持される。この押し上げレバ
ー517はその中間部が前記取付構体420に設
けられた取付板424に対して軸519及びスプ
リング部材520を介して回動自在に支持され
る。そして、上記押し上げレバー517の他端部
には例えば略段状のロツク部521が前記トレイ
本体220の切欠部209の係止部210及び補
助トレイ301のデイスク収納溝部302の底部
に設けられた切欠部380の略段状の係止部38
1に対応して形成され、その先端には例えば弾性
体でなるデイスク保護用のキヤツプ部522が設
けられる。 また、上記カム544には所定の位置に第1及
び第2の係合部547,548がそれぞれカム位
置検出用の第1及び第2のスイツチ549,55
0の各作動部551,552に対応して設けられ
る。この結果、上記カム544はその回転位置に
対応して、その第1及び第2の係合部547,5
48が上記第1及び第2のスイツチ549,55
0をオン−オフすることによつて位置検出が行な
われる。 さて、上記のように構成されたサーチワイヤ駆
動機構530及びデイスク押し上げ機構510
次のように動作する。 すなわち、デイスクサーチ演奏機構部400
サーチ状態においてはサーチワイヤ駆動機構53
0を構成するモータ531が所定の状態に回転駆
動される。すると、このモータ531はウオーム
歯車532を介してウオームホイール歯車533
を回転駆動するため、このウオームホイール歯車
533のプーリ534にはサーチワイヤ403が
巻掛けられる。この結果、このサーチワイヤ40
3はプーリ部534に巻掛けられる際に、所定の
駆動力(付勢力)が生じて、上記デイスクサーチ
演奏機構部400を矢印A,B方向に移動させ、
デイスク201サーチが行なわれる。この場合、
上記デイスクサーチ演奏機構部400は第25図
に示すように上記取付構体420の下面に設けら
れた光学式のセンサーP1及びP6によつて前記ア
ドレス板404が検出されると、次に、前記差動
検出用センサー部425がトレイ本体202のス
リツト207に対する差動を検出して精密な位置
決めが行なわれて、デイスク201のサーチを完
了する。この際、上記ウオームホイール歯車53
3を第1及び第2の制動レバー539,540を
介して制動するカム544はその第1の係合部5
47が第1のスイツチ549をオンした状態で停
止している。 そして、デイスク201のサーチを完了する
と、上記モータ513は取付構体420が位置決
めされた状態で、その駆動を停止する。すると、
次にモータ511が駆動されて第26図に示すよ
うにウオームホイール歯車513及び上記カム5
44を図中反時計方向に回転駆動する。そこで、
このカム544はまず、その第1のカム部545
が第2の制動レバー540を介して第1の制動レ
バー539を図中時計方向に回動付勢すると共
に、その第1の係合部547が第1のスイツチ5
49の作動部551より離隔されて該第1のスイ
ツチ549をオフする。ここで、上記第1の制動
レバー539は上記ウオームホイール歯車533
を軸方向に移動付勢して、その制動部535を粘
弾性部材537に当接させ、このウオームホイー
ル歯車533を制動(いわゆるロツク)する。そ
して、上記カム544は第27図に示すように最
も図中時計方向に回転駆動されると、第2の係合
部548が第2のスイツチ550の作動部552
に当接して、該第2のスイツチ550をオンす
る。この際、上記カム544の第2のカム部54
6は作動レバー514を矢印K4方向に移動付勢
して押し上げレバー517を図中時計方向に回動
させる。すると、この押し上げレバー517はそ
のキヤツプ部522がトレイ本体202の所定の
デイスク収納溝203の切欠部209に挿入され
てデイスク201を所定の位置まで押し上げた状
態で、そのロツク部521が該切欠部209の係
止部210に対向される。 ここで、上記デイスク201は前述したように
デイスク移送機構部600によつてデイスク演奏
機構部700にローデイングされる。 そして、デイスク演奏を終了すると、上記デイ
スク201はデイスク移送機構部600によつて
トレイ本体202の元のデイスク収納溝203に
アンローデイングされる。ここで、上記モータ5
11が反転駆動されて、上記ウオームホイール歯
車513及びカム544を図中時計方向に回転駆
動する。すると、このカム544はその回転にと
もなつて、まず、第2のカム部546がデイスク
押し上げ機構510を反転して、押し上げレバー
517のロツク部521をトレイ本体202の切
欠部209の係止部210から離脱させて、ロツ
ク状態を解除する。次に、上記カム544はその
第1のカム部545が上記第2の制動レバー54
0を図中反時計方向に回動して第1の制動レバー
539の一端をウオームホイール歯車533より
離隔する。この結果、このウオームホイール歯車
533はその制動部535がスプリング536の
ばね力によつて粘弾性部材537より離隔されて
ロツクが解除され、ここに、次のデイスク201
のサーチが行なわれる。 ここで、第28図に示すように上記デイスク押
し上げ機構510は例えばデイスク演奏中におい
て、上記トレイ本体202がM方向に引き抜かれ
た場合に、上記押し上げレバー517のロツク部
521がトレイ本体202の係止部210を係止
して、その離脱を阻止するようになつている。 また、第29図に示すように上記デイスク押し
上げ機構510は前記補助トレイ301に対して
も、上記トレイ本体202とは略同様に、前記デ
ユアルセンサー部425によつてスリツト382
(第13図中では図示の都合上において図示せず)
に対する差動を検出して精密位置決めが行なわれ
た状態で駆動される。この場合、上記デイスク押
し上げ機構510の押し上げレバー517は上述
したトレイ本体202と略同様に、キヤツプ部5
22がデイスク収納溝部302の切欠部380に
挿入されてデイスク201を押し上げた状態で、
そのロツク部521が係止部381に対向され
る。そして、上記押し上げレバー517は第30
図に示すように例えばデイスク演奏中において、
上記補助トレイ301がC方向に引き抜かれた場
合に、そのロツク部521が補助トレイ301の
係止部381を係止して、その離脱を防止する。 次に、前述したようにサーチしたデイスク20
1をデイスク演奏機構部700までローデイング
し、演奏終了後に、再び元のトレイ本体202の
デイスク収納溝203までアンローデイングする
デイスク移送機構部600の詳細について説明す
る。 すなわち、第31図及び第32図はそれぞれデ
イスク移送機構部600のローデイング前(すな
わち、アンローデイング後)及び後(すなわち、
アンローデイング前)を示すもので、図中654
は前記取付構体420の上端部に固着される前記
取付体である。この取付体654には前記一対の
案内レール650,650に対応して一対のラツ
ク歯車656,656が設けられる。このラツク
歯車656,656には互いに対向するように案
内溝657(図中では一方のみを図示)が形成さ
れ、この案内溝657には前記第2のローデイン
グ部630を設置してなる第2の取付台658が
複数のガイドローラ659を介して矢印K1,K2
方向に移動自在に支持される。この第2の取付台
658には前記ローデイング駆動用モータ660
が取着され、このモータ660の回転軸にはウオ
ーム歯車661が嵌着される。このウオーム歯車
661にはウオームホイール歯車662が歯合さ
れる。このウオームホイール歯車662はクラツ
チ歯車663を介して第1の歯車664に歯合さ
れ、この第1の歯車664は上記一方のラツク歯
車656に歯合される。また、上記ウオームホイ
ール歯車662には第2の歯車665を介して第
2のアイドラ歯車666が歯合される。この第2
のアイドラ歯車666はその一方面に弾性体で形
成された前記ローラ631が一体的に設けられ
る。さらに、上記ウオームホイール歯車662に
は第3の歯車667が歯合される。この第3の歯
車667には一体的に動力伝達用のベルト車66
8が形成され、このベルト車668には略リング
状の伝達用タイミングベルト669の一方が巻掛
けられる。そして、このタイミングベルト669
の他方は前記第1のローデイング部610を構成
する第4の歯車670のベルト車(図示せず)に
巻掛けられる。この第4の歯車670は上記案内
レール650,650に対して複数のガイドロー
ラ671を介して矢印K1,K2方向に移動自在に
設けられた略コ字形状の第1の取付台672に支
持されており、第5及び第6の歯車673,67
4を介在して第1のアイドラ歯車675に歯合さ
れる。この第1のアイドラ歯車675はその一方
面に弾性体で形成された前記ローラ611が一体
的に設けられる。 ここで、上記第1及び第2の取付台672,6
58には一対のリンクレバー676,676がそ
れぞれ回動自在に連架される。この結果、上記第
1の取付台672は上記第2の取付台658が上
記第1の歯車664及び一方のラツク歯車656
の協働によつて矢印K1,K2方向に移動すると、
連動して同方向に移動される。 また、上記取付体654には上記第1及び第2
のローデイング部610,630のローデイング
終了位置(すなわち、アンローデイング開始位
置)を検出する第2の検出スイツチ677が前記
第1の検出スイツチ653に対応して設けられ
る。この第2の検出スイツチ677は上記第2の
ローデイング部630が最もK1方向に移動した
のを検出してローデイングを終了するべく上記モ
ータ660を停止させる。 さて、上記のように構成されたデイスク移送機
構部600は次のように動作する。 すなわち、デイスク移送機構部600は前述し
たようにデイスク押し上げ機構510によつてデ
イスク201が押し上げられて、その周縁部を第
1及び第2のアイドラ歯車675,666の各ロ
ーラ611,631に当接すると、モータ660
が所定の状態に回転駆動される。すると、このモ
ータ660はウオーム歯車661を介してウオー
ムホイール歯車662を図中反時計方向に回転駆
動する。ここで、このウオームホイール歯車66
2は第1のアイドラ歯車675を第3の歯車66
7、タイミングベルト669、第4、第5及び第
6の歯車670,673,674を介して図中反
時計方向に回転駆動すると共に、第2のアイドラ
歯車666を第2の歯車665を介して図中反時
計方向に回転駆動し、かつ第1の歯車664をク
ラツチ歯車663を介して図中反時計方向に回転
駆動する。すると、上記デイスク201が上記第
1及び第2のアイドラ歯車675,666のロー
ラ611,631によつて図中時計方向に回転さ
れると共に、第1及び第2の取付台672,65
8が上記第1の歯車664及びラツク歯車655
の駆動力によつて案内レール650,650及び
案内溝657に案内されて矢印K1方向に移動す
る。この結果、上記デイスク201は図中時計方
向にローデイング路655(第19図参照)を転
がりながら、上記第1及び第2の取付台672,
658と共に矢印K1方向にローデイングされる。
そして、上記第1及び第2の取付台672,65
8は第32図に示す所定の位置(すなわち、デイ
スク201が演奏位置に到達する若干前)に到達
すると、第2の検出スイツチ677をオンして上
記モータ660の駆動を停止させ、その移動を停
止する。すると、上記デイスク201は、その自
重によつてローデイング654(第19図参照)
に沿つて詳細を後述するデイスク演奏機構部70
0の所定位置に転がる如く収容され、ここに、上
記ローラ611,631より離隔されて、ローデ
イング動作を終了する。 また、デイスク演奏を終了したデイスク201
をアンローデイングする場合、上記デイスク移送
機構部600は、まず、上記モータ660が反転
駆動されて、上記第1及び第2のアイドラ歯車6
75,666及び第1の歯車664を図中時計方
向に回転駆動する。すると、この第1の歯車66
4が上記ラツク歯車656と協働して上記第1及
び第2の取付台672,658を矢印K2方向に
移動させて、上記第1及び第2のアイドラ歯車6
75,666のローラ611,631をデイスク
201の周縁部に当接させる。ここで、上記デイ
スク201は上記ローラ611,631によつて
図中反時計方向にローデイング路655(第19
図参照)を転がされながら、上記第1及び第2の
取付台672,658と共に矢印K2方向にアン
ローデイングされる。そして、上記第1及び第2
の取付台672,658は第31図に示す位置
(ローデイング開始位置)に到達すると、第1の
検出スイツチ653(第20図及び第21図参
照)をオンして上記モータ660の駆動を停止さ
せ、その移動を停止する。すると、上記デイスク
207はその自重によつて前記トレイ本体202
の元のデイスク収納溝203に転がる如く収容さ
れ、ここに上記ローラ611,631より離隔さ
れてアンローデイング動作を終了する。 次に、前述したようにデイスク移送機構部60
0によつてローデイングされたデイスク201の
演奏を行なうデイスク演奏機構部700の詳細に
ついて説明する。 すなわち、第33図、第34図、第35図及び
第36図において、701は前記取付構体420
の他端部に設置されたクランパー駆動用モータ
で、このモータ701の回転軸には歯車702が
嵌着される。この歯車702は第1及び第2の減
速歯車703,704を介して駆動用のカム歯車
705に歯合される。 また、上記取付構体420の下端部には取付板
706が取着され、この取付板706には略コ字
形状のクランプレバー707の基端部及びクラン
プ調整レバー708の一端が軸709を介して回
動自在に支持される。そして、クランプ調整レバ
ー708はその他端部が上記クランプレバー70
7の中間部に調整ねじ710及びスプリング73
6(第35図及び第36図のみ図示)を介して連
結された状態で、その中間部に形成された係合突
部711が上記カム歯車705のカム部712に
係合されている。また上記クランプレバー707
の両端部にはそれぞれ係合ピン713(図中では
一方のみ図示)が形成される。 一方、上記取付構体420の上端部には略コ字
形状のガイドレバー714が上記クランプレバー
707に対応して回動自在に設けられる。このガ
イドレバー714の両端部にはそれぞれ上記クラ
ンプレバー707の係合ピン713が挿入される
凹部715(図中では一方のみ図示)及び係合ピ
ン716(図中では一方のみ図示)が形成され
る。そして、この係合ピン716にはクランプホ
ルダー717の一端に形成された長孔718(図
中では一方のみ図示)に挿入される。このクラン
プホルダー717はその略中央部に磁性体でなる
円筒状のクランパー719が板ばね720を介し
て回動自在に支持される。このクランパー719
は上記デイスク201が装着される導電性材料で
なるターンテーブル721(第35図及び第36
図のみ図示)に対応して設けられるもので、その
磁気力によつて上記デイスク201をターンテー
ブル721に対して演奏可能に圧接する如く装着
する。また、上記ガイドレバー714には両端の
外側に折曲部722,723が形成される。これ
ら折曲部722,723はデイスク案内用のデイ
スクガイド部(第35図及び第36図のみ図示せ
ず)に設けられた一対の作動部725,726に
対応されており、上記ガイドレバー714がター
ンテーブル方向に回動した状態で、該作動部72
5,726に当接して奥行方向(ターンテーブル
方向)に移動付勢する。ここで、上記デイスクガ
イド部724は上記取付構体420に対して出入
自在に設けられており、上記ガイドレバー714
が反転されると、スプリング部727,728
(第33図及び第34図のみ図示)によつて元の
位置に復帰するようになつている。 また、上記クランプレバー707にはデイスク
収納用のデイスクポケツト部729が上記デイス
クガイド部724に対向する如く上記ターンテー
ブル721に対応して回動自在に設けられる。こ
のデイスクポケツト部729は前記ローデイスク
路655に対応して設けられており、その背面部
には案内用の腕部730が上記取付構体420に
設けられた規制用の係止部731に対応して設け
られる。そして、上記デイスクポケツト部729
の中間部には透孔732が形成され、この透孔7
32には上記取付構体420に対して取付具73
3を介して支持されたデイスク収納の有無を検出
する例えば反射センサによる第2のデイスク検出
器734が設けられる。 さらに、上記クランプレバー717の中央部に
は折曲係合部735が形成されており、この折曲
係合部735の先端が上記クランプホルダー71
7の他端部に載置する如く係合される。 ここで、上記クランプ調整レバー708を作動
する上記カム歯車705には検出スライダ737
の一端が係合される。この検出スライダ737は
上記カム歯車705のカム部712の採る第1及
び第2の位置(すなわち、非クランプ及びクラン
プ位置)に対応した2位置を採つて図示しない例
えば一対のマイクロスイツチをオン−オフして上
記モータ701を所定の状態に制御する。 さて、上記のように構成されたデイスク演奏機
構部700は次のように動作する。 すなわち、デイスク演奏機構部700は前述し
たようにデイスク移送機構部600によつてロー
デイング路655及びデイスクガイド部724を
案内されたデイスク201がデイスクポケツト部
729に収容されると、これを第2のデイスク検
出器734が検出して、モータ701を所定の状
態に駆動する。すると、このモータ701は歯車
702、第1及び第2の減速歯車703,704
を介してカム歯車705を図中反時計方向に回転
駆動する。そこで、このカム歯車705はそのカ
ム部712に係合する係合突部711を介してク
ランプ調整レバー708を図中反時計方向に回動
付勢する。すると、このクランプ調整レバー70
8はクランパーレバー707を同方回動させるた
め、このクランパーレバー707がその回動にと
もなつて、ガイドレバー714を図中反時計方向
に回動する。この結果、第36図に示すようにガ
イドレバー714及びクランプレバー707はそ
れぞれデイスクガイド部724及びデイスクポケ
ツト部724を奥行方向に移動付勢すると共に、
クランプホルダー717の端部を付勢してターン
テーブル方向(奥行方向)に略平行に移動させ
る。この際、このクランプホルダー717のクラ
ンパー719はその磁気力によつてターンテーブ
ル721に対してデイスク201を介して嵌合さ
せ、該デイスク201を演奏可能に装着し、ここ
に、図示しない光学式ピツクアツプが駆動されて
デイスク演奏が行なわれる。 また、上記デイスク演奏機構部700はデイス
ク演奏を終了すると、上記モータ701が反転さ
れて、上述したデイスク装着動作と略逆の動作を
行なつて第35図に示すように装着されたデイス
ク201をターンテーブル721より離脱する。
すると、このデイスク201は前述したようにデ
イスク移送機構部600によつてトレイ本体20
2(あるいは補助トレイ301)の所定のデイス
ク収納溝203に収納される。この際、上記第2
のデイスク検出器734及び前記第1のデイスク
検出器652(第19図参照)はそれぞれデイス
ク201の有無及び通過を検出し、この検出に応
動してデイスクサーチ演奏機構部400の各部が
次の動作に対応するべく所定の状態に制御され
る。 ここで、以上のようなデイスクサーチ演奏機構
400の特徴となる事項について説明する。 先ず、第1点としてはデイスクサーチ部500
に関し、デイスクサーチ演奏機構部400をトレ
イ本体202(あるいは補助トレイ301)に対
して所定の状態に駆動するサーチワイヤ駆動機構
530のウオームホイール歯車533の如く動力
プーリを軸方向に移動自在に設け、上記デイスク
サーチ演奏機構部400の位置決めが行なわれた
状態で、上記ウオームホイール歯車533を粘弾
性部材537に当接させてサーチワイヤ駆動機構
530を制動するように構成した点が挙げられ
る。 つまり、これによれば、上記サーチワイヤ駆動
機構530の制動及び制動解除が上記ウオームホ
イール歯車533を軸方向に移動させるだけで、
確実にして迅速に行なわれるもので、そのため、
デイスクサーチ部500の各部との関連における
全体の制御性が向上化されてデイスク201の交
換速度の向上化に寄与し得るからである。 第2点としては同じくデイスクサーチ部500
に関し、デイスクサーチ演奏機構部400がトレ
イ本体202(あるいは補助トレイ301)に対
して所定の状態に駆動されて位置決めがなされる
と、まずサーチワイヤ駆動機構530を制動して
からデイスク押し上げ機構510を作動して所定
のデイスク201を押し上げるように構成した点
が挙げられる。 つまり、これによれば、デイスクサーチ演奏機
構部400がトレイ本体202(あるいは補助ト
レイ301)に対して位置決め状態で制動されて
からデイスク201の取り出しが行なわれるた
め、デイスク押し上げ機構510が誤動作するこ
となく所定のデイスク201を確実に取り出すこ
とができるからである。 第3点としてはトレイ本体202(あるいは補
助トレイ301)のデイスク201を取り出すデ
イスク押し上げ機構510に関し、該デイスク押
し上げ機構510の押し上げレバー517の如く
押し上げ部材をデイスク押し上げ状態でトレイ本
体202の係止部216(あるいは補助トレイ3
01の係止部381)に対応されて係止可能と構
成した点が挙げられる。 つまり、これによれば、押し上げレバー517
の押し上げ状態(すなわち、演奏可能状態)でト
レイ本体202(あるいは補助トレイ301)の
離脱が確実に防止されるため、誤操作を確実に防
止し得るからである。 第4点としてはデイスク移送機構部600に関
し、デイスク201のローデイング及びアンロー
デイングをなす第1及び第2のローデイング部6
10,630をリンクレバー676,676及び
タイミングベルト669等を介して1箇のモータ
660で所定の状態に作動するように連結構成し
た点が挙げられる。 つまり、これによれば、第1及び第2のローデ
イング610,630が同一のモータ660で連
動式に駆動されるため、簡易な構成で確実な制御
を行ない得ると共に、装置の小形化及び電力省力
化の効果的な促進に寄与し得るからである。 第5点としてはデイスク演奏機構部700に関
し、デイスク移送機構部600で移送されたデイ
スク201が収容されるデイスクガイド部724
及びデイスクポケツト部729をそれぞれターン
テーブル721に対して出入自在に設け、これら
デイスクガイド部724及びデイスクポケツト部
729と共にデイスク201をターンテーブル7
21まで移動して演奏可能に装着するように構成
した点が挙げられる。 つまり、これによればデイスク201をデイス
クガイド部724及びデイスクポケツト部729
に収容した状態でターンテーブル721に対して
演奏可能に装着することで、デイスク201の保
護及び装置の小形化の効果的な促進に寄与し得る
からである。 第6点としてはデイスクサーチ演奏機構部40
0に関し、デイスク201の通過を第1のデイス
ク検出器652で検出し、かつ上記デイスク20
1のデイスクポケツト部729に対する収容の有
無を第2のデイスク検出器734で検出して、各
部を所定の状態に制御するように構成した点が挙
げられる。 つまり、これによれば、ローデイング路655
の如く移送路及びデイスクポケツト部729で2
段式にデイスク201を検出した状態で各部を制
御するため、例えばデイスク演奏中に停電したよ
うな場合に、その後、次のデイスク201をデイ
スク演奏機構部700に移送する如く誤動作が防
止される安全性の向上化に寄与し得るからであ
る。 なお、この発明は上記し且つ図示した実施例の
みに限定されることなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形や適用が可能であること
は言う迄もない。 〔発明の効果〕 従つて、以上詳述したようにこの発明によれ
ば、可及的に少ない容積でデイスクの収納枚数を
向上可能にし得ると共に、デイスクの交換速度の
向上化にも寄与し得るようにし、しかも簡易な構
成で動作の確実化という要請を満足し得るように
した極めて良好なデイスクオートチエンジヤー装
置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るデイスクオートチエン
ジヤー装置の一実施例を示す外観正面図、第2
図、第3図は第1図からデイスクオートチエンジ
ヤー機構を取り出して示す斜視図と平面図、第4
図は第2図の主トレイ機構部を取り出して示す正
面側詳細図、第5図は第4図のトレイ本体を示す
詳細図、第6図は第2図の主トレイ機構部の着脱
状態を説明するための分解斜視図、第7図は第6
図のデイスクホールドレバーのロツク動作を説明
するための状態図、第8図は第2図の主トレイ機
構部の装着状態を示す斜視図、第9図は第8図の
デイスクホールドレバーのローク解除動作を説明
するための状態図、第10図は第2図の主トレイ
機構を取り出して示す背面側詳細図、第11図は
第2図から主トレイ機構部を取り除いて示す内部
詳細図、第12図は第11図のデイスクストツプ
ワイヤーによるデイスク脱落防止効果を説明する
ための斜視図、第13図は第2図から補助トレイ
機構部を取り出して示す要部の斜視図、第14図
は第13図の駆動機構部を示す詳細図、第15
図、第16図は第13図のデイスクストツプレバ
ー動作を説明するための状態図、第17図、第1
8図は第1図、第2図の各部を制御する電気回路
系を例示する概念図、第19図は第2図のデイス
クの全体的な移動過程を説明するための概略図、
第20図及び第21図はそれぞれ第2図のデイス
クサーチ演奏機構部を取り出して示す斜視図、第
22図はトレイ本体とデイスクサーチ演奏機構部
との関係を説明するための状態図、第23図及び
第24図はそれぞれ第20図のサーチワイヤ駆動
機構及びデイスク押し上げ機構の詳細を示す斜視
図及び構成説明図、第25図は第3図のデイスク
サーチ演奏機構部のセンサーとアドレス板との関
係を示す詳細図、第26図及び第27図はそれぞ
れ第24図の動作を説明するための状態図、第2
8図は第22図のロツク動作を説明するための状
態図、第29図は補助トレイとデイスクサーチ演
奏機構部との関係を説明するための状態図、第3
0図は第29図のロツク動作を説明するための状
態図、第31図及び第32図はそれぞれ第20図
のデイスク移送機構部の詳細を示す斜視図、第3
3図、第34図、第35図及び第36図はそれぞ
れ第20図のデイスク演奏機構部の要部詳細を示
す斜視図及び側面構成図である。 100……キヤビネツト、101……主トレイ
収納部、102……補助トレイ収納部、103…
…操作部、104……操作部・表示部、105…
…表示部、106……レベル表示部、108……
現在曲表示部、109……次曲表示部、110…
…ヘツドホンプラグ挿入部、111……リモコン
プラグ挿入部、112……補助トレイ出し入れ操
作部、121……メインシヤーシ、122,12
3……サイドシヤーシ、200……主トレイ機構
部、300……補助トレイ機構部、400……デ
イスクサーチ演奏機構部、201……デイスク、
202……トレイ本体、203……デイスク収納
溝、253,254……トレイ支持台、301…
…補助トレイ、500……デイスクサーチ部、
00……デイスク移送機構部、700……デイス
ク演奏機構部、401……レール、402……ガ
イド軸、403……サーチワイヤ、404……ア
ドレス板、350……補助トレイ駆動機構、20
4……スプリング、205……デイスクホールド
レバー、206……着脱ガイド部、207……ス
リツト、208……仕切壁、209……切欠部、
210……係止部、255……ガイドボス、25
6……レール、257……係止部、258,25
9……ロツクピン、260……トレイ押えレバ
ー、261……ローラ、253a〜253c……
窓部、262……スプリング、263,264…
…トレイ横押えレバー、265,266……ロー
ラ、267……スプリング、268……板ばね、
269……緩衝部材、270……引き出し部、4
05……スプリング、406……デイスクストツ
プワイヤ、407〜410……プーリ、302…
…デイスク収納溝部、303……補助トレイシヤ
ーシ、304……ガイド軸、305……下部レー
ル、306,307……摺動軸受、308……ロ
ーラ、309……ラツク、380……切欠部、3
81……係止部、382……仕切壁、351……
モータ、352……ウオームギヤ、353……ウ
オームホイールギヤ、354……クラツチギヤ、
355〜358……ギヤ、310……デイスクス
トツプレバー、311……スプリング、312…
…ストツパ、313……ローラ、314……斜板
カム、370……優先回路、371……駆動制御
回路、372……補助トレイ検出スイツチ、91
0……操作部、920……コントロール回路、9
30……表示部、420……取付構体、421…
…ガイド孔、422……ガイド部、423……
軸、424……取付板、425……センサー部、
510……デイスク押し上げ機構、530……サ
ーチワイヤ駆動機構、531……モータ、511
……モータ、532……ウオーム歯車、533…
…ウオームホイール歯車、534……プーリ部、
535……制動部、536……スプリング、53
7……粘弾性部材、538……スプリング部材、
539……第1の制動レバー、540……第2の
制動レバー、541……軸、542……スプリン
グ部材、543……係合突部、544……カム、
545……第1のカム部、512……ウオーム歯
車、513……ウオームホイール歯車、546…
…第2のカム部、514……作動レバー、515
……長孔、516……軸、517……押し上げレ
バー、518……軸、519……軸、520……
スプリング部材、521……ロツク部、522…
…キヤツプ部、547……第1の係合部、548
……第2の係合部、549……第1のスイツチ、
550……第2のスイツチ、551……作動部、
552……作動部、382……スリツト、610
……第1のローデイング部、630……第2のロ
ーデイング部、611……ローラ、631……ロ
ーラ、650……案内レール、651……スロツ
ト部、652……デイスク検出器、653……第
1の検出スイツチ、654……取付体、655…
…ローデイング路、656……ラツク歯車、65
7……案内溝、658……第2の取付台、659
……ガイドローラ、660……モータ、661…
…ウオーム歯車、662……ウオームホイール歯
車、663……クラツチ歯車、664……第1の
歯車、665……第2の歯車、666……第2の
アイドラ歯車、667……第3の歯車、668…
…ベルト車、669……タイミングベルト、67
0……第4の歯車、671……ガイドローラ、6
72……第1の取付台、673……第5の歯車、
674……第6の歯車、675……第1のアイド
ラ歯車、676……リンクレバー、677……第
2の検出スイツチ、701……モータ、702…
…歯車、703……第1の減速歯車、704……
第2の減速歯車、705……カム歯車、706…
…取付板、707……クランプレバー、708…
…クランプ調整レバー、709……軸、710…
…調整ねじ、711……係合突部、712……カ
ム部、713……係合ピン、714……ガイドレ
バー、715……長孔、716……係合ピン、7
17……クランプホルダー、718……長孔、7
19……クランパー、720……板ばね、721
……ターンテーブル、722,723……折曲
部、724……デイスクガイド部、725,72
6……作動部、727,728……スプリング
部、729……デイスクポケツト部、730……
腕部、731……係止部、732……透孔、73
3……取付具、734……第2のデイスク検出
器、735……折曲係合部、736……スプリン
グ、737……検出スライダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トレイから所定のデイスクを自動的に選択し
    てデイスク演奏部に交換供給可能とするデイスク
    オートチエンジヤー装置において、前記トレイか
    ら前記デイスクを押し上げる押し上げ部材を選択
    的に作動させるデイスク押し上げ機構と、前記押
    し上げられたデイスクを前記トレイから取り出し
    て前記デイスク演奏部に移送し、かつ前記デイス
    ク演奏部から前記デイスクを前記トレイに移送す
    るデイスク移送機構とを具備し、前記押し上げ部
    材を前記デイスクの押し上げ状態で前記トレイを
    ロツク可能とし、かつ非押し上げ状態でロツクを
    解除するように構成したことを特徴とするデイス
    クオートチエンジヤー装置。
JP24448683A 1983-12-27 1983-12-27 Deisukuootochenjaasochi Expired - Lifetime JPH0241097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24448683A JPH0241097B2 (ja) 1983-12-27 1983-12-27 Deisukuootochenjaasochi

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24448683A JPH0241097B2 (ja) 1983-12-27 1983-12-27 Deisukuootochenjaasochi

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138774A JPS60138774A (ja) 1985-07-23
JPH0241097B2 true JPH0241097B2 (ja) 1990-09-14

Family

ID=17119379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24448683A Expired - Lifetime JPH0241097B2 (ja) 1983-12-27 1983-12-27 Deisukuootochenjaasochi

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0241097B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721829A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Shigeta Seisakusho:Kk ロウソクのかす取り器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60138774A (ja) 1985-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890003206B1 (ko) 디스크 자동교환장치
JPH0821188B2 (ja) ディスクオートチェンジャー装置
US5067116A (en) Automatic disc changer apparatus
JPS59231772A (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
US6215757B1 (en) Reproduction/recording apparatus having a divisible housing for disc-shaped recording carriers and a reproduction/recording head mounting rack
JPS61156563A (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
JP2798406B2 (ja) 記録媒体のための二重駆動交換器
JPH0142854Y2 (ja)
JPH0416280Y2 (ja)
JPH0142853Y2 (ja)
JPH0241097B2 (ja) Deisukuootochenjaasochi
JPH0451908B2 (ja)
JPH0821187B2 (ja) ディスクオートチェンジャー装置
JPH0679412B2 (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
JPH0634290B2 (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
JPH053672B2 (ja)
JP2527228B2 (ja) ディスクのオ―トチェンジャ装置
JPS60138773A (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
JPH07107771B2 (ja) ディスクオートチェンジャー装置
JPH0823959B2 (ja) ディスクオートチェンジャー装置
JPH053671B2 (ja)
JPS61156567A (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置
US5682370A (en) Apparatus for recording and selectively playing an optical disc and a cassette-encased tape
EP0313110B1 (en) Autochanger type disc player
JPS61156566A (ja) デイスクオ−トチエンジヤ−装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term