JPH07107771B2 - ディスクオートチェンジャー装置 - Google Patents

ディスクオートチェンジャー装置

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JPH07107771B2
JPH07107771B2 JP58244465A JP24446583A JPH07107771B2 JP H07107771 B2 JPH07107771 B2 JP H07107771B2 JP 58244465 A JP58244465 A JP 58244465A JP 24446583 A JP24446583 A JP 24446583A JP H07107771 B2 JPH07107771 B2 JP H07107771B2
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JP
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disc
disk
tray
playing
lever
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/28Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine having a cylindrical shape with horizontal axis

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  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばCD(光学式コンパクトデイスク)に好
適するデイスクオートチエンジヤー装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度再生化を図
るためにPCM(パルスコードモジユレーシヨン)技術を
利用したDAD(デジタルオーデイオデイスク)再生装置
が開発されており、そのうち特にCD方式によるものが急
速に普及しつつある。
すなわち、このCD方式によるものは直径12cm、厚さ1.2m
mの透明樹脂製円盤にデジタル(PCM)化データに対応し
たピツト(“1",“0"により異なる光反射率が得られる
ような凹凸状部)を形成する金属薄膜を被着してなるデ
イスクをCLV(線速度一定)方式により約500〜200r.p.m
の可変回転速度で回転せしめ、それを半導体レーザや光
電変換素子を内蔵した光学式ピツクアツプで内周側から
外周側に向けてリニアトラツキング式に再生せしめるも
のである。
この場合、CDは片面でも約1時間のステレオ再生を可能
とする膨大な情報量が記録されているもので在来のアナ
ログ式デイスクによるものに比して再生特性の点からも
記録密度の点からも格段に優れたものとし得ることが原
理的に確立されている。
ところで、このようなCDの備える優れた特徴を生かすた
めの使い方として例えば業務用のマルチデイスク自動演
奏装置とすることが考えられている。
すなわち、これはアナログ式デイスクの場合にも実用化
されているところのいわゆるジユークボツクスやカラオ
ケ装置に相当するものであつて、デイスクオートチエン
ジヤー装置によつて実現可能である。
しかしながら、従来より知られているこの種のデイスク
オートチエンジヤー装置は、アナログ式デイスクを対象
としていることもあつて、構造が複雑であると共に形が
大きくなつてしまうので、操作性の点で問題があつた。
また、動作の確実化という要請からデイスクの収納枚数
をそれ程には多くし得ないと共に、デイスクの交換速度
もそれ程には早くし得ないという問題があつた。
このため、上述した如きCD用に従来のデイスクオートチ
エンジヤー装置をそのままの形式で適用することには多
くの問題があり、やはりCD用に適したデイスクオートチ
エンジヤー装置を開発することが緊急の課題であるとさ
れていた。
なお、かかる事情はレーザビデオデイスクの場合も同様
であり、且つ近時いわゆる電子フアイル化の一環として
実用化されつつある光デイスクフアイルシステムに適用
する場合にも同様である。
〔発明の目的〕
この発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、構成簡
易にして、ディスクの確実な交換供給動作を実現し得る
ようにしたディスクオートチエンジヤー装置を提供する
ことを目的としている。
〔発明の概要〕
この発明は、トレイから所定のディスクを自動的に選択
してディスク演奏部に交換供給可能とするディスクオー
トチェンジャー装置において、前記トレイに対して選択
した前記ディスクの受け渡しを行うトレイ側の第1の位
置から、前記ディスク演奏部方向、及びその逆方向に移
動可能なローディング部と、前記ディスクの着脱を行う
前記ディスク演奏部側の第2の位置から、前記トレイ方
向、及びその逆方向に移動可能なアンローディング部
と、前記ローディング部に設けられ、該ローディング部
の前記ディスク演奏部方向への移動に伴って回転駆動さ
れるものであって、前記トレイ側から前記ディスクの周
縁部に当接して、前記ディスクが前記ディスク演奏部方
向に転がるように回転力を与え、前記トレイと前記ディ
スク演奏部の間の所定の位置で前記ディスクと離れ、与
えた回転力によって前記ディスクを回転させながら前記
ディスク演奏部方向に導く第1のローラと、前記アンロ
ーディング部に設けられ、該アンローディング部の前記
トレイ方向への移動に伴って回転駆動されるものであっ
て、前記ディスク演奏部側から前記ディスクの周縁部に
当接して、前記ディスクが前記トレイ方向に転がるよう
に回転力を与え、前記ディスク演奏部と前記トレイの間
の所定の位置で前記ディスクと離れ、与えた回転力によ
って前記ディスクを回転させながらトレイ方向に導く第
2のローラとを備えて構成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例としてCD用のマルチデイスク
自動演奏装置に適用する場合につき、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第1図は後述するデイスクオートチエンジヤー機構を収
納してなるキヤビネツト100の正面外観図を示すもの
で、101は多数(この場合60枚)のデイスクを収容可能
となされた主トレイ収納部、102は少数(この場合1
枚)のデイスクを自由に出し入れ可能とするためのいう
ならばプラスワントレイとなる補助トレイ収納部であ
る。
また、103はスタート、一時停止、演奏解除、やり直し
等の演奏状態指定操作部、104はこの場合5曲までの予
約を可能とするキー操作部とそれの表示部、105は曲の
ピツチ(テンポ)コントロールおよびキーコントロール
の表示部、106は信号レベルの表示部、107はテン10キー
操作部、108は現在演奏中の曲の表示部、109は次の演奏
曲の表示部である。
なお、110はヘツドホンプラグ挿入部、111はリモートコ
ントロール用プラグの挿入部であり、112は補助トレイ
出し入れ用の操作部である。
第2図、第3図は上記第1図のキヤビネツト100から取
り出したデイスクオートチエンジヤー機構の斜視図と平
面図を示すもので、メインシヤーシ121および左右両側
のサイドシヤーシ122,123間にそれぞれ後述するような
関係で装着された主トレイ機構部200、補助トレイ機構
300およびデイスクサーチ演奏機構部400とを有してい
る。
そして、かかるオートチエンジヤー機構の動作について
概略的に説明すると、予め所定数のデイスク201が後述
するトレイ本体202のデイスク収納溝203にそれぞれ所定
のピツチで垂直状に並べて収納された主トレイ機構部20
0(または補助トレイ機構部300)に対し、先ずデイスク
サーチ演奏機構部400がデイスクアクセス情報に基いて
図示矢印A,B方向に移動することにより、目的とするデ
イスク201をサーチすると共にそのデイスク201を取り出
して演奏状態とし、続いて当該デイスク201を演奏終了
後に主トレイ機構部200または補助トレイ機構部300上の
元の位置に戻し入れた後、次のデイスクアクセス情報に
基いて上述と同様の動作を繰り返すようになされている
ものである。
なお、この場合、主トレイ機構部200はその合成樹脂製
のトレイ本体202がメインシヤーシ121上に立設された左
右のトレイ支持台253,254に対し、後述するように着脱
自在に支持されている。
また、補助トレイ機構部300はその補助トレイ301が後述
する補助トレイ駆動機構350により、図示矢印C,D方向に
出入自在に支持されている。
さらに、デイスクサーチ演奏機構部400は、後述する如
きデイスクサーチ部500、移送手段、例えばデイスク移
送機構部600およびデイスク演奏機構部700とが一体的に
ユニツト化されて構成されているもので、メインシヤー
シ121に支持されたレール401およびガイド軸402をガイ
ドとして後述するサーチワイヤ403の駆動力により図示
矢印A,B方向に移動されることになる。
なお、第3図中404はメインシヤーシ121上に支持される
合成樹脂製のアドレス板であつて、上記主トレイ機構部
200のトレイ本体202に形成される。この場合60個のデイ
スク収納溝203に一対一に対応した絶対アドレスを光学
式に検出可能な2進法によるパターンが形成されてい
る。但し、このアドレス板404のメインシヤーシ121に対
する支持構造については後述するものとする。
次に、上記各部の詳細について順を追つて説明する。
第4図(a)は以上における主トレイ機構部200を取り
出して示したもので、略1/4半円周状の60個のデイスク
収納溝203を有したトレイ本体202と、このトレイ本体20
2の両側部間に回動自在にスプリング204を介して支持さ
れるコ字状のデイスクホールドレバー205と、同じく両
側部に形成される着脱ガイド部206と、同じくデイスク
収納溝203の各出入口部に対応して同図(b)に示す如
く形成された60個の位置出し用となるスリツト207とを
有している。
第5図(a),(b),(c)は上記トレイ本体202の
詳細を示す断面側面図、側面図、正面図であつて、それ
ぞれ収納されるデイスク201に適合した曲率半径P1を谷
とし且つ後述する如き所定形状の山部すなわち所定の高
さの仕切壁208を有して略1/4半円周状の60個のデイスク
収納溝203が長手方向に所定のピツチ(図示の場合、1.2
mm厚さのCD用として4mm、但し入口部での谷幅が1.4mmで
且つ奥部での谷幅が2.8mmの末広がり状となつている)
で連続的に形成されていると共に、該各デイスク収納溝
203の各底部に切欠部209および係止部210が形成され且
つ各出入口部に前述のスリツト207が形成されている。
ここで、デイスク収納溝203の仕切壁208はデイスク201
の収納時において、デイスク201の先端部が仕切壁208の
頂部に当たつて収納不可能となるのを防止する如く、デ
イスク201の収納方向での各部の高さが設定されている
ものである。
すなわち、デイスク201は図示矢印E方向に溝底部に摺
接しながら収納されることになるが、仕切壁208の高さ
について何らの考慮も払われていないと、デイスク収納
溝203内でデイスク201が収納方向と直交する方向に傾い
た場合にデイスク201の先端部が当該位置における仕切
壁208の頂部と当たつてしまうようになる。
このため、仕切壁208はその各部の頂部がデイスク201の
収納方向における各位置でのデイスク外周円Pの接線Q
よりも外側に傾斜する線上に位置しているようにいうな
らばデイスク201よりも大なる曲率半径を有する如く設
定しておけば、上述したような不具合を生じることなく
デイスク201をスムーズに収納することができる。
なお、第4図中209は上記各デイスク収納溝203の底部に
連続して形成されるデイスク押し上げ用の切欠部であ
り、210は上記切欠部209の一側に形成されるトレイ本体
ロツク用となる段状の係止部であるが、これらの詳細に
ついては後述するものとする。
また、270は後述する引き出し部である。
第6図は以上の如き主トレイ機構部200の着脱手順を説
明するための分解斜視図であつて、装着時には上記左右
一対のトレイ支持台253,254に設けられるガイドボス255
とレール256に対し、トレイ本体202の両側部に形成され
ている着脱ガイド部206を図示矢印F方向に挿入してや
ればよい。
但し、この場合、挿入前においてデイスクホールドレバ
ー205は予めスプリング204による偏倚力によつて図示矢
印G方向に回動した図示実線の位置にあつて、トレイ本
体202からいずれのデイスク201でも不用意に脱落するよ
うになるのを共通に防止可能としている。
そして、上記矢印F方向への挿入過程で、デイスクホー
ルドレバー205はその両端係止部257がトレイ支持台253,
254に設けられているロツクピン258,259と係合して図示
鎖線の位置となる如く図示矢印H方向に回動されると共
に、当該挿入方向の最終位置にロツクされることにな
る。
第7図はかかる挿入(ロツク)状態を説明するための経
過図であつて、(a)は上記矢印F方向への挿入過程で
デイスクホールドレバー205の係止部257がロツクピン25
8,259と当接した状態である。(b)はさらに挿入され
ることにより、係止部257がロツクピン258,259間を通り
抜けてデイスクホールドレバー205が図示矢印H方向に
回動されている状態である。(c)はさらに挿入される
ことによつて、スプリング204の偏倚力によりデイスク
ホールドレバー205の係止部257がロツクピン258と係合
してロツクされた状態を示している。
そして、かかる主トレイ機構部200の装着完了時には、
第2図に示したようにデイスクホールドレバー205が第
6図の鎖線の位置に対応した位置に回動されているの
で、該主トレイ機構部200に収納されているデイスク201
の選択的な出し入れが共通に可能となされている。
また、かかる装着完了時には第6図および第8図に示し
たようにトレイ支持台253の裏側に設けられているトレ
イ押えレバー260の先端に支持されたローラ261が窓部25
3aより侵入しているために、トレイ本体202の着脱ガイ
ド部206の先端部がスプリング262の偏倚力により図示矢
印I方向に押圧されていると共に、同じくスプリング26
7を介してX字状に係合された一対のトレイ横押えレバ
ー263,264の各先端に支持されているローラ265,266が窓
部253b,253cより侵入しているために、トレイ本体202の
対応する側端部が図示矢印J方向に押圧されている。
これによつて第2図、第3図に示したように主トレイ機
構部200の装着が完了し、かかる装着完了状態では上述
した如きロツク作用および押圧作用によつてがたつき等
を生じることなく固定されることになる。
そして、かかる主トレイ機構部200の固定により、トレ
イ本体202は熱的には第2図、第3図の右端側を基準と
して左端側が伸縮自在となされることになる。
また、上記アドレス板404はトレイ本体202の各デイスク
収納溝203およびスリツト207に一対一に対応した関係で
支持する必要があるので、第2図、第8図に示したよう
にメインシヤーシ121に対し、板ばね268やゴム等の緩衝
部材269を介してやはり熱的に左端側を基準として右端
側が伸縮自在となる如く支持しているものである。
これにより、たとえ周囲温度の変化があつたとしても、
トレイ本体202とアドレス板404とを同種の合成樹脂製と
する如く熱的に同一特性を有する材料を用いて形成して
おけば、トレイ本体202の各デイスク収納溝203およびス
リツト207とアドレス板404の絶対アドレス検出用パター
ンとは熱的な伸縮が同量となつて一対一の関係が保持さ
れるので、常時正確なアドレス検出(アクセス)および
後述する位置出しをなすことができるようになされてい
るものである。
そして、主トレイ機構部200を本体から取り出す場合に
は、先ず上記ロツク状態を解除するために、第8図およ
び第10図に示した実線位置にあるデイスクホールドレバ
ー205に手をかけて該レバー205を若干下側に押圧してか
ら、トレイ本体202の下部に形成されている引き出し部2
70に手をかけて上記挿入方向とは反対の矢印M方向に引
き出してやればよい。
第9図はかかる引き出し(ロツク解除)状態を説明する
ための経過図であつて、(a)はデイスクレバー205を
図示矢印K方向に押し下げた直後に、該レバー205の係
止部257とロツクピン258の係合が解除された状態であ
る。(b)はトレイ本体202が図示矢印L方向に引き出
されることにより、レバー205の係止部257がロツクピン
258,259の間を通り抜けて同方向への引き出しが可能と
なる状態である。
そして、主トレイ機構部200の引き出しが完了した状態
では、デイスクホールドレバー205がスプリング204の偏
倚力によつて第10図の鎖線の位置つまり第6図の実線の
位置に復帰することになるので、引き出し時および引き
出し後にデイスク201がトレイ本体202から不用意に脱落
するのを防止可能となる。
なお、かかる引き出し動作の過程で、デイスクホールド
レバー205に手をかけて図示矢印K方向に押し下げたま
まの状態で主トレイ機構部200を引き出し可能としたの
では、該レバー205による引き出し時のデイスク脱落防
止効果を奏し得なくなつてしまうが、実際には上述した
ように引き出しの過程でレバー205の係止部257が第7図
(a)に示した如くロツクピン259と係合する状態で、
レバー205が強制的に手から離されるようになることに
より、該レバー205は図示矢印G方向への回動が許容さ
れて第10図に示した如く挿入前の実線位置に復帰し、デ
イスク脱落防止効果を確実に奏し得るようになる。
以上によつて、主トレイ機構部200の着脱を安定して行
なうことができるようになる。
ところで、このままでは主トレイ機構部200が本体内に
装着されている状態で本体に与えられる外的な振動等に
よつてデイスク201が本体内で不用意にトレイ本体202か
ら脱落されてしまう恐れがある。
このため、第11図に示したようにデイスクサーチ演奏機
構部400の前端にスプリング405を介してその両端が係止
されたデイスクストツプワイヤ406をサイドシヤーシ12
2,123に支持されるプーリ407,408および409,410により
ループ状に張設しておくことにより、図示矢印A,B方向
に移動されるデイスクサーチ演奏機構部400が如何なる
位置をとつたとしてもデイスクストツプワイヤ406がそ
れに連動することになるので、第12図に示したように該
デイスクストツプワイヤ406が主トレイ機構部200のトレ
イ本体202に収納されているいずれのデイスク201とも対
向される(第3図参照)ようになり、以つて本体内での
不用意なデイスク脱落防止を図ることが可能となされて
いる。
なお、かかる主トレイ機構部200に収納されているいず
れかのデイスク201が後述するようにデイスクサーチ演
奏機構部400によりサーチされて演奏されているときに
は、主トレイ機構部200の出し入れは不能となされてい
る。
第13図は以上における補助トレイ機構部300を取り出し
て示したもので、この場合はその補助トレイ301が図示
矢印C方向に引き出された状態を示している。
すなわち、補助トレイ301はこの場合一枚のデイスク201
を収納可能とする略1/4半円周状のデイスク収納構部302
を前部に有し、且つ後部に補助トレイシヤーシ303を有
して合成樹脂等により形成されているもので、その補助
トレイシヤーシ303部が上記右側のサイドシヤーシ123寄
りに上下に分けて配設されているガイド軸304および下
部レール305に対し、それぞれ摺動軸受306,307およびロ
ーラ308を介して図示矢印C,D方向に摺動自在に支持され
ていると共に、該補助トレイシヤーシ303の裏側に一体
的に形成されるラツク309部が後述する補助トレイ駆動
機構350に連結されていることにより、上述した第1図
の補助トレイ出し入れ用の操作部112の一度目および二
度目の操作に応動して自動的に本体から引き出しおよび
引き込みされる如く出し入れ自在となされている。
そして、かかる第13図の如く補助トレイ301が引き出さ
れている状態では、後述するようにデイスク収納溝部30
2の後方に位置する如くデイスクストツプレバー310が回
動されていることにより、デイスク201が後側に脱落す
るのを防止可能になされている。
また、第13図において補助トレイ301には上述したデイ
スク収納溝部302の底部に連続してデイスク押し上げ用
の切欠部380および該切欠部380の一側に補助トレイロツ
ク用となる段状の係止部381が形成されているが、これ
らの詳細については後述するものとする。
なお、補助トレイ301に形成されるデイスク収納溝部302
の仕切壁382はその各部の高さについて、前述した主ト
レイ機構部200のトレイ本体202に形成されるデイスク収
納溝203の仕切壁208と同様の考慮が払われているものと
する。
また、補助トレイ301に形成されるデイスク収納溝部302
の出入口部(第13図では後方部)には前述した主トレイ
機構部200のトレイ本体202に形成されるデイスク収納溝
203の出入口部に形成される位置出し用のスリツト207と
同様のスリツト(図示せず)が形成されているものとす
る。
第14図は上記補助トレイ駆動機構350部の詳細図を示す
もので、モータ351からの駆動力をウオームギヤ352→ウ
オームホイールギヤ353→クラツチギヤ354→第1のギヤ
355→第2のギヤ356→第3のギヤ357→第4のギヤ358な
る一連の動力伝達経路を介して上記補助トレイシヤーシ
303と一体のラツク309に伝達せしめる如くなされてい
る。
ここで、動力伝達経路に介挿されているクラツチギヤ35
4は、最終的にラツク309に伝達される最大トルクを制限
してウオームギヤ352とウオームホイールギヤ353とに不
所望な噛み込みが生じるのを防止するためのものであ
る。
第15図(a),(b)は上記デイスクストラツプレバー
310部を取り出して示すもので、今、上記補助トレイ駆
動機構350のモータ351が回転することにより、上記補助
トレイ301が図示矢印D方向に引き込まれるようになる
場合を想定する。
すなわち、この場合、その引き込み動作の開始前には上
述したように、補助トレイ301の後側部に回動自在に支
持されているデイスクストツプレバー310はその一端が
スプリング311による偏倚力でもつてストツパ312に当接
していることにより、その他端部がデイスク収納溝部30
2の後方つまりデイスク出入口部に対向した位置となさ
れている。
そして、引き込み動作がなされると、その過程でデイス
クストツプレバー310の一端に支持されているローラ313
が、メインシヤーシ121上に設けられている斜板カム314
の傾斜部に摺接されるようになるために、デイスクスト
ツプレバー310が上記スプリング311の偏倚力に抗して図
示反時計方向の矢印N方向に回動されることになる。
これによつて、デイスクストツプレバー310は引き込み
動作終了時には第16図(a),(b)に示すようにその
他端部が補助トレイ301のデイスク収納溝部302の後方か
ら離れるようになる如くデイスク出入口部と非対向の位
置となされるいため、後述するデイスクサーチ演奏機構
400によるデイスク201の出し入れが可能となるもので
ある。そして、このように補助トレイ301が引き込まれ
た状態においても、上述したデイスクストツプワイヤ40
6によつてそのデイスク収納溝部302に収納されているデ
イスク201が本体内で不用意に脱落するのを防止してい
る。
また、補助トレイ301の引き出し時には上述と反対の経
路を辿つて最終的に第13図に示した状態となることは言
う迄もない。
なお、かかる補助トレイ機構部300に収納されているデ
イスク201が後述するようにデイスクサーチ演奏機構部4
00によりサーチされて演奏されているときには、前述の
主トレイ機構部200の場合と同様に、補助トレイ301の出
し入れは不能となされている。
また、この場合、補助トレイ機構部300に収納されてい
るデイスク201をサーチして演奏状態とするのはデイス
クサーチ演奏機構400が後述するような駆動状態となさ
れてからであるが、若しこれが補助トレイ301の引き込
み動作前またはその動作中であつたとすると、補助トレ
イ301に収納されているデイスク201をサーチし延いては
演奏状態とすることができなくなってしまうという誤動
作を生じがちである。
このため、第17図に示すようにかかる補助トレイ301に
収納されているデイスク201のアクセススタート指定操
作部103(第1図参照)に対し、補助トレイ出し入れ用
操作部112(第1図参照)により操作が優先されるよう
な優先回路370を介して駆動制御回路371にスタート信号
が供給されるように構成する。これにより、補助トレイ
出し入れ用操作部112の一度目(引き出し)の操作があ
つた場合には、それの二度目(引き込み)の操作があつ
てから引き込みに要する時間迄はアクセススタート指定
操作部103によるスタート信号が駆動制御回路371に供給
されないようにして、補助トレイ出し入れ用操作部112
の操作がアクセススタート指定操作部103の操作に優先
されるようになり、以つて上述した誤動作を生じること
なく補助トレイ301に収納されているデイスク201のサー
チ動作および演奏動作を確実になせることになる。
つまり、この場合には補助トレイ301が補助トイレ駆動
機構350によつて完全に本体内の所定位置に引き込まれ
た後でなければ、デイスクサーチ演奏機構部400が駆動
状態とならないようになされているものである。
なお、第17図の補助トレイ検出スイツチ372は例えば第1
3図でサイドシヤーシ123の後部等に設けられるマイクロ
スイツチであり、該補助トレイ検出スイツチ372によつ
て補助トレイ301の引き込み終了を検出してからアクセ
ススタート指定操作部103の操作によるスタート信号の
受け付けを許容するように構成しておいても、上述した
誤動作を防止することができる。
第18図は以上の如きデイスクオートチエンジヤー装置の
概念図を示すもので、第1図に示した如き各操作部103,
104,105,107等を含んでなる操作部910からの各種の操作
指令信号に基いてマイクロコンピユータ等でなるコント
ロール回路920を介して上記各機構部350,400を所定の状
態に駆動して主トレイ機構部200または補助トレイ機構
300から所望のデイスク201を自動的に交換演奏せしめ
るものである。
なお、第18図の表示部930は第1図に示した如く各表示
部104,105,106,108,109等を含んでなるものである。
次に、前記デイスクサーチ演奏機構部400の詳細を説明
するに先立ち、まず、ローデイング及びアンローデイン
グ時におけるデイスク201の全体的な移動過程について
概略的に説明する。すなわち、第19図において、O1乃至
O5はそれぞれ前記トレイ本体202から取り出されてデイ
スク演奏機構部700にローデイングされるデイスク201の
移動過程における中心位置の軌跡を示すもので、アンロ
ーデイングにおいては略逆の軌跡を採つてトレイ本体20
2の元の位置に収容される。
この場合、デイスクサーチ演奏機構部400はアクセス情
報に基いて所定のデイスク201をサーチすると、まず後
述するデイスク押し上げ機構が駆動されてデイスク201
をO2の位置まで押し上げる。すると、このディスク201
の周縁部は、そのトレイ側及びディスク演奏部側がディ
スク移送機構600のローディング部及びアンローディン
グ部、例えば第1及び第2のローディング部610,630の
第1及び第2のローラ、例えばローラ611,631に回転力
伝達可能に当接する。ここで、これら第1及び第2のロ
ーデイング部610,630は各ローラ611,631を図中反時計方
向に回転しながら案内レール650に沿つて矢印K1方向に
移動されるため上記デイスク201が図中時計方向に転が
りながら矢印K1方向にローデイングされる。そして、こ
れら第1及び第2のローデイング部610,630によつて転
がされたデイスク201はデイスクローデイング用のスロ
ツト部651を乗り越えると、上記各ローラ611,631より離
隔されて、その自重によつて、後述するデイスク収容部
に到達する。この際、上記デイスク201は上記スロツト
部651に設置されたデイスク検出器652によつて、その通
過を検出するようになされており、このデイスク通過検
出に応動して後述するデイスク演奏機構部700が駆動さ
れ、ここに、デイスク演奏が行なわれる。
このような状態で、上記デイスク演奏機構部700のデイ
スク演奏動作が終了すると、上記デイスク移動機構部60
0が反転駆動される。すると、上記第1及び第2のロー
デイング部610,630はその各ローラ611,631を図中時計方
向に回転しながら一対の湾曲状の案内レール650,650に
沿つて矢印K2方向に移動して、該ローラ611,631をデイ
スク201の周縁部に当接する。この結果、このデイスク2
01は上記第1及び第2のローデイング部610,630の矢印K
2方向の移動に伴つて、そのローラ611,631によつて図中
反時計方向に転がされて上述したローデイングと略逆の
軌跡を採つて矢印K2方向に移動する。そして、このデイ
スク201は所定の位置までアンローデイングされると、
上記第1及び第2のローデイング部610,630が停止され
るためローラ611,631より離隔され、その自重によつて
上記トレイ本体202の所定の位置であるO1の位置まで転
がるようにして収容される。
ここで、第20図及び第21図はそれぞれ上記デイスクサー
チ演奏機構部400のローデイング前及び後を示すもので
ある。すなわち、図中420は略枠形状の取付構体で、こ
の取付構体420の一端部には前記デイスクサーチ部500
構成するトレイ本体202(第2図参照)に対して矢印A,B
方向に移動するための後述するサーチワイヤ駆動機構及
び選択したデイスク201を押し上げる前記デイスク押し
上げ機構510が設置される。そして、このデイスク押し
上げ機構510に対応した上記取付構体420の上面部には押
し上げられたデイスク201のローデイング及び演奏終了
後のアンローデイングを行うデイスク移送機構部600
設置される。上記取付構体420の略中央部には上記デイ
スク移送機構部600によつてローデイングされたデイス
ク201の演奏を行うデイスク演奏機構部700が設置され
る。
また、上記取付構体420の下面にはその一端部に上記ガ
イド軸402(第3図参照)を移動自在に嵌合支持するガ
イド孔421が形成され、その他端に上記レール401(第3
図参照)に対して移動自在に嵌合支持されるガイド部42
2が形成される。この結果、上記取付構体420は上記サー
チワイヤ駆動機構が駆動されると前記サーチワイヤ403
(第3図参照)の駆動力によつて矢印A,B方向に移動す
る。
さらに、図中425は2組のホトカプラーによるデユアル
センサー部で、このデユアルセンサー部425は第22図に
示すように前記トレイ本体202のスリツト207を挾装する
ように上記取付構体420の一端部に設けられる。このデ
ユアルセンサー部425は上記取付構体420が前述したよう
にアクセス情報に基いて所定の位置まで移動されると、
該取付構体420の精密位置決めを行なうために上記トレ
イ本体202のスリツト207に対する差動を検出する。
なお、図中653は上記第1及び第2のローデイング部61
0,630のローデイング開始位置(すなわち、アンローデ
イング終了位置)を検出する第1の検出スイツチで、こ
の第1の検出スイツチ653は上記取付構体420の上端部に
固着された取付体654に前記案内レール650,650に対応し
て設けられる。この第1の検出スイツチ653は上記第1
のローデイング部610が最もK2方向に移動したのを検出
してアンローデイングを終了させるべく後述するローデ
イング駆動用モータを停止させる。
ここで、第23図及び第24図はそれぞれ上記デイスクサー
チ部500を構成するサーチワイヤ駆動機構530及びデイス
ク押し上げ機構510を取り出して示すもので、図中531及
び511はそれぞれサーチワイヤ駆動用モータ及び押し上
げレバー駆動用モータである。
すなわち、モータ531の回転軸にはウオーム歯車532が支
持され、このウオーム歯車532はウオームホイール歯車5
33に歯合される。このウオームホイール歯車533はワイ
ヤ巻掛用のプーリ部534及び制動部535が設けられてお
り、上記取付構体420に植設された軸423に対してスプリ
ング536及び制動用粘弾性部材537を介在して軸方向に移
動自在に支持されている。この結果、上記ウオームホイ
ール歯車533は軸方向(下方向)に移動すると、その制
動部535が上記粘弾性部材537に当接して、その回転駆動
力が制動される。そして、上記ウオームホイール歯車53
3のプーリ部534には第3図に示すように一端が前記サイ
ドシヤーシ122に支持され、他端が前記サイドシヤーシ1
23に対してスプリング部材538を介在して支持されたサ
ーチワイヤ403の中間部が巻掛けられる。
また、上記ウオームホイール歯車533の上面部には第1
の制動レバー539の一端が係合され、この第1の制動レ
バー539の中間部には第2の制動レバー540の一端部が軸
541を介して回動自在に支持される。そして、これら第
1及び第2の制動レバー539,540はその他端部間にスプ
リング部材542が係着されて、互いの間隔を所定の状態
に保つように設置されている。また、上記第2の制動レ
バー540の他端部にはカム摺接用の係合突部543が形成さ
れ、この係合突部543は制動用カム544の第1のカム部54
5に係合される。
ここで、このカム544は上記モータ511の回転軸に支持さ
れたウオーム歯車512に歯合するウオームホイール歯車5
13に一体的に設けられており、上記第1のカム部545に
対応してデイスク押し上げ用の第2のカム部546が設け
られる。この第2のカム部546には作動レバー514の一端
が係合される。この作動レバー514はその中間部に設け
られた長孔515に軸516が挿入されて、矢印K3,K4方向に
移動自在に設けられている。また、上記作動レバー514
の他端には押し上げレバー517の一端が軸518を介して回
動自在に支持される。この押し上げレバー517はその中
間部が前記取付構体420に設けられた取付板424に対して
軸519及びスプリング部材520を介して回動自在に支持さ
れる。そして、上記押し上げレバー517の他端部には例
えば略段状のロツク部521が前記トレイ本体220の切欠部
209の係止部210及び補助トレイ301のデイスク収納溝部3
02の底部に設けられた切欠部380の略段次の係止部381に
対応して形成され、その先端には例えば弾性体でなるデ
イスク保護用のキヤツプ部522が設けられる。
また、上記カム544には所定の位置に第1及び第2の係
合部547,548がそれぞれカム位置検出用の第1及び第2
のスイツチ549,550の各作動部551,552に対応して設けら
れる。この結果、上記カム544はその回転位置に対応し
て、その第1及び第2の係合部547,548が上記第1及び
第2のスイツチ549,550をオン−オフすることによつて
位置検出が行なわれる。
さて、上記のように構成されたサーチワイヤ駆動機構53
0及びデイスク押し上げ機構510は次のように動作する。
すなわち、デイスクサーチ演奏機構部400のサーチ状態
においてはサーチワイヤ駆動機構530を構成するモータ5
31が所定の状態に回転駆動される。すると、このモータ
531はウオーム歯車532を介してウオームホイール歯車53
3を回転駆動するため、このウオームホイール歯車533の
プーリ部534にはサーチワイヤ403が巻掛けられる。この
結果、このサーチワイヤ403はプーリ部534に巻掛けられ
る際に、所定の駆動力(付勢力)が生じて、上記デイス
クサーチ演奏機構部400を矢印A,B方向に移動させ、デイ
スク201サーチが行なわれる。この場合、上記デイスク
サーチ演奏機構部400は第25図に示すように上記取付構
体420の下面に設けられた光学式のセンサーP1乃至P6
よつて前記アドレス板404が検出されると、次に、前記
差動検出用センサー部425がトレイ本体202のスリツト20
7に対する差動を検出して精密な位置決めが行なわれ
て、デイスク201のサーチを完了する。この際、上記ウ
オームホイール歯車533を第1及び第2の制動レバー53
9,540を介して制動するカム544はその第1の係合部547
が第1のスイツチ549をオンした状態で停止している。
そして、デイスク201のサーチを完了すると、上記モー
タ513は取付構体420が位置決めされた状態で、その駆動
を停止する。すると、次にモータ511が駆動されて第26
図に示すようにウオームホイール歯車513及び上記カム5
44を図中反時計方向に回転駆動する。そこで、このカム
544は、まず、その第1のカム部545が第2の制動レバー
540を介して第1の制動レバー539を図中時計方向に回動
付勢すると共に、その第1の係合部547が第1のスイツ
チ549の作動部551より離隔されて該第1のスイツチ549
をオフする。ここで、上記第1の制動レバー539は上記
ウオームホイール歯車533を軸方向に移動付勢して、そ
の制動部535を粘弾性部材537に当接させ、このウオーム
ホイール歯車533を制動(いわゆるロツク)する。そし
て、上記カム544は第27図に示すように最も図中時計方
向に回転駆動されると、第2の係合部548が第2のスイ
ツチ550の作動部552に当接して、該第2のスイツチ550
をオンする。この際、上記カム544の第2のカム部546は
作動レバー514を矢印K4方向に移動付勢して押し上げレ
バー517を図中時計方向に回動させる。すると、この押
し上げレバー517はそのキヤツプ部522がトレイ本体202
の所定のデイスク収納溝203の切欠部209に挿入されてデ
イスク201を所定の位置まで押し上げた状態で、そのロ
ツク部521が該切欠部209の係止部210に対向される。
ここで、上記デイスク201は前述したようにデイスク移
送機構部600によつてデイスク演奏機構部700にローデイ
ングされる。
そして、デイスク演奏を終了すると、上記デイスク201
はデイスク移送機構部600によつてトレイ本体202の元の
デイスク収納溝203にアンローデイングされる。ここ
で、上記モータ511が反転駆動されて、上記ウオームホ
イール歯車513及びカム544を図中時計方向に回転駆動す
る。すると、このカム544はその回転にともなつて、ま
ず、第2のカム部546がデイスク押し上げ機構510を反転
して、押し上げレバー517のロツク部521をトレイ本体20
2の切欠部209の係止部210から離脱させて、ロツク状態
を解除する。次に、上記カム544はその第1のカム部545
が上記第2の制動レバー540を図中反時計方向に回動し
て、第1の制動レバー539の一端をウオームホイール歯
車533より離隔する。この結果、このウオームホイール
歯車533はその制動部535がスプリング536のばね力によ
つて粘弾性部材537より離隔されてロツクが解除され、
ここに、次のデイスク201のサーチが行なわれる。
ここで、第28図に示すように上記デイスク押し上げ機構
510は例えばデイスク演奏中において、上記トレイ本体2
02がM方向に引き抜かれた場合に、上記押し上げレバー
517のロツク部521がトレイ本体202の係止部210を係止し
て、その離脱を阻止するようになつている。
また、第29図に示すように上記デイスク押し上げ機構51
0は前記補助トレイ301に対しても、上記トレイ本体202
と略同様に、前記デユアルセンサー部425によつてスリ
ツト382(第13図中では図示の都合上において図示せ
ず)に対する差動を検出して精密位置決めが行なわれた
状態で駆動される。この場合、上記デイスク押し上げ機
510の押し上げレバー517は上述したトレイ本体202と
略同様に、キヤツプ部522がデイスク収納溝部302の切欠
部380に挿入されてデイスク201を押し上げた状態で、そ
のロツク部521が係止部381に対向される。そして、上記
押し上げレバー517は第30図に示すように例えばデイス
ク演奏中において、上記補助トレイ301がC方向に引き
抜かれた場合に、そのロツク部521が補助トレイ301の係
止部381を係止して、その離脱を防止する。
次に、前述したようにサーチしたデイスク201をデイス
ク演奏機構部700までローデイングし、演奏終了後に、
再び元のトレイ本体202のデイスク収納溝203までアンロ
ーデイングするデイスク移送機構部600の詳細について
説明する。
すなわち、第31図及び第32図はそれぞれデイスク移送機
構部600のローデイング前(すなわち、アンローデイン
グ後)及び後(すなわち、アンローデイング前)を示す
もので、図中654は前記取付構体420の上端部に固着され
る前記取付体である。この取付体654には前記一対の案
内レール650,650に対応して一対のラツク歯車656,656が
設けられる。このラツク歯車656,656には互いに対向す
るように案内溝657(図中では一方のみを図示)が形成
され、この案内溝657には前記第2のローデイング部630
を設置してなる第2の取付台658が複数のガイドローラ6
59を介して矢印K1,K2方向に移動自在に支持される。こ
の第2の取付台658には前記ローデイング駆動用モータ6
60が取着され、このモータ660の回転軸にはウオーム歯
車661が嵌着される。このウオーム歯車661にはウオーム
ホイール歯車662が歯合される。このウオームホイール
歯車662はクラツチ歯車663を介して第1の歯車664に歯
合され、この第1の歯車664は上記一方のラツク歯車656
に歯合される。また、上記ウオームホイール歯車662に
は第2の歯車665を介して第2のアイドラ歯車666が歯合
される。この第2のアイドラ歯車666はその一方面に弾
性体で形成された前記ローラ631が一体的に設けられ
る。そして、上記ウオームホイール歯車662には第3の
歯車667が歯合される。この第3の歯車667には一体的に
動力伝達用のベルト車668が形成され、このベルト車668
には略リング状の伝達用タイミングベルト669の一方が
巻掛けられる。そして、このタイミングベルト669の他
方は前記第1のローデイング部610を構成する第4の歯
車670のベルト車(図示せず)に巻掛けられる。この第
4の歯車670は上記案内レール650,650に対して複数のガ
イドローラ671を介して矢印K1,K2方向に移動自在に設
けられた略コ字形状の第1の取付台672に支持されてお
り、第5及び第6の歯車673,674を介在して第1のアイ
ドラ歯車675に歯合される。この第1のアイドラ歯車675
はその一方面に弾性体で形成された前記ローラ611が一
体的に設けられる。
ここで、上記第1及び第2の取付台672,658には一対の
リンクレバー676,676がそれぞれ回動自在に連架され
る。この結果、上記第1の取付台672は上記第2の取付
台658が上記第1の歯車664及び一方のラツク歯車656の
協働によつて矢印K1,K2方向に移動すると、連動して周
方向に移動される。
また、上記取付体654には上記第1及び第2のローデイ
ング部610,630のローデイング終了位置(すなわち、ア
ンローデイング開始位置)を検出する第2の検出スイツ
チ677が前記第1の検出スイツチ653に対応して設けられ
る。この第2の検出スイツチ677は上記第2のローデイ
ング部630が最もK1方向に移動したのを検出してローデ
イングを終了するべく上記モータ660を停止させる。
さて、上記のように構成されたデイスク移送機構部600
は次のように動作する。
すなわち、ディスク移送機構部600は前述したようにデ
ィスク押し上げ機構510によってデイスク201が押し上げ
られて、その周縁部を第1及び第2のアイドラ歯車675,
666の各ローラ611,631に当接すると、モータ660が所定
の状態に回転駆動される。すると、このモータ660はウ
オーム歯車661を介してウオームホイール歯車662を図中
反時計方向に回転駆動する。ここで、このウオームホイ
ール歯車662は第1のアイドラ歯車675を第3の歯車66
7、タイミングベルト669、第4,第5及び第6の歯車670,
673,674を介して図中反時計方向に回転駆動すると共
に、第2のアイドラ歯車666を第2の歯車665を介して図
中反時計方向に回転駆動し、かつ第1の歯車664をクラ
ツチ歯車663を介して図中反時計方向に回転駆動する。
すると、上記デイスク201が上記第1及び第2のアイド
ラ歯車675,666のローラ611,631によつて図中時計方向に
回転されると共に、第1及び第2の取付台672,658が上
記第1の歯車664及びラツク歯車656の駆動力によつてそ
れぞれ案内レール650,650及び案内溝657に案内されて矢
印K1方向に移動する。この結果、上記デイスク201は図
中時計方向にローデイング路655(第19図参照)を転が
りながら、上記第1及び第2の取付台672,658と伴に矢
印K1方向にローデイングされる。そして、上記第1及び
第2の取付台672,658は第32図に示す所定の位置(すな
わち、デイスク201が演奏位置に到達する若干前)に到
達すると、第2の検出スイツチ677をオンして上記モー
タ660の駆動を停止させ、その移動を停止する。する
と、上記デイスク201は、その自重によつてローデイン
グ路654(第19図参照)に沿つて詳細を後述するデイス
ク演奏機構部700の所定位置に転がる如く収容され、こ
こに、上記ローラ611,631より離隔されて、ローデイン
グ動作を終了する。このローディング動作終了状態にお
いては、ディスク移送機構600の第1及び第2のローデ
ィング部610,630が上述したように動作して、その第1
及び第2の取付台672,658が第32図に示す如く最も矢印K
1方向に移動されて、詳細を後述するディスク演奏機構
700の背面側(第20図及び第21図中矢印B方向側)に
位置され、該ディスク演奏機構部700の以後の動作を許
容する。
また、デイスク演奏を終了したデイスク201をアンロー
デイングする場合、上記デイスク移送機構部600はま
ず、上記モータ660が反転駆動されて、上記第1及び第
2のアイドラ歯車675,666及び第1の歯車664を図中時計
方向に回転駆動する。すると、この第1の歯車664が上
記ラツク歯車656と協働して上記第1及び第2の取付台6
72,658を矢印K2方向に移動させて、上記第1及び第2の
アイドラ歯車675,666のローラ611,631をデイスク201の
周縁部に当接させる。ここで、上記デイスク201は上記
ローラ611,631によつて図中反時計方向にローデイング
路655(第19図参照)を転がされながら、上記第1及び
第2の取付台672,658と共に矢印K2方向にアンローデイ
ングされる。そして、上記第1及び第2の取付台672,65
8は第31図に示す位置(ローデイング開始位置)に到達
すると、第1の検出スイツチ653(第20図及び第21図参
照)をオンして上記モータ660の駆動を停止させ、その
移動を停止する。すると、上記デイスク201はその自重
によつて前記トレイ本体202の元のデイスク収納溝203に
転がる如く収容され、ここに上記ローラ611,631より離
隔されてアンローデイング動作を終了する。
次に、前述したようにデイスク移送機構部600によつて
ローデイングされたデイスク201の演奏を行なうデイス
ク演奏機構部700の詳細について説明する。
すなわち、第33図、第34図、第35図及び第36図におい
て、701は前記取付構体420の他端部に設置されたクラン
パー駆動用モータで、このモータ701の回転軸には歯車7
02が嵌着される。この歯車702は第1及び第2の減速歯
車703,704を介して駆動用のカム歯車705に歯合される。
また、上記取付構体420の下端部には取付板706が取着さ
れ、この取付板706には略コ字形状のクランプレバー707
の基端部及びクランプ調整レバー708の一端が軸709を介
して回動自在に支持される。そして、クランプ調整レバ
ー708はその他端部が上記クランプレバー707の中間部に
調整ねじ710及びスプリング736(第35図及び第36図のみ
図示)を介して連結された状態で、その中間部に形成さ
れた係合突部711が上記カム歯車705のカム部712に係合
されている。また上記クランプレバー707の両端部には
それぞれ係合ピン713(図中では一方のみ図示)が形成
される。
一方、上記取付構体420の上端部には略コ字形状のガイ
ドレバー714が上記クランプレバー707に対応して回動自
在に設けられる。このガイドレバー714の両端部にはそ
れぞれ上記クランプレバー707の係合ピン713が挿入され
る凹部715(図中では一方のみ図示)及び係合ピン716
(図中では一方のみ図示)が形成される。そして、この
係合ピン716にはクランプホルダー717の一端に形成され
た長孔718(図中では一方のみ図示)に挿入される。こ
のクランプホルダー717はその略中央部に磁性体でなる
円筒状のクランパー719が板ばね720を介して回動自在に
支持される。このクランパー719は上記デイスク201が装
着される。磁性材料でなるターンテーブル721(第35図
及び第36図のみ図示)に対応して設けられるもので、そ
の磁気力によつて上記デイスク201をターンテーブル721
に対して演奏可能に圧接する如く装着する。また、上記
ガイドレバー714には両端の外側に折曲部722,723が形成
される。これら折曲部722,723はデイスク案内用のデイ
スクガイド部724(第35図及び第36図のみ図示せず)に
設けられた一対の作動部725,726に対応されており、上
記ガイドレバー714がターンテーブル方向に回動した状
態で、該作動部725,726に当接して奥行方向(ターンテ
ーブル方向)に移動付勢する。ここで、上記デイスクガ
イド部724は上記取付構体420に対して出入自在に設けら
れており、上記ガイドレバー714が反転されると、スプ
リング部727,728(第33図及び第34図のみ図示によつて
元の位置に復帰するようになつている。
また、上記クランプレバー707にはデイスク収納用のデ
イスクポケツト部729が上記デイスクガイド部724に対向
する如く上記ターンテーブル721に対応して回動自在に
設けられる。このデイスクポケツト部729は前記ローデ
イング路655に対応して設けられており、その背面部に
は案内用の腕部730が上記取付構体420に設けられた規制
用の係止部731に対応して設けられる。そして、上記デ
イスクポケツト部729の中間部には透孔732が形成され、
この透孔732には上記取付構体420に対して取付具733を
介して支持されたデイスク収容の有無を検出する例えば
反射センサによる第2のデイスク検出器734が設けられ
る。
上記クランプレバー707の中央部には折曲係合部735が形
成されており、この折曲係合部735の先端が上記クラン
プホルダー717の他端部に載置する如く係合される。
ここで、上記クランプ調整レバー708を作動する上記カ
ム歯車705には検出スライダ737の一端が係合される。こ
の検出スライダ737は上記カム歯車705のカム部712の採
る第1及び第2の位置(すなわち、非クランプ及びクラ
ンプ位置)に対応した2位置を採つて図示しない例えば
一対のマイクロスイツチをオン−オフして上記モータ70
1を所定の状態に制御する。
さて、上記のように構成されたデイスク演奏機構部700
は次のように動作する。
すなわち、デイスク演奏機構部700は前述したようにデ
イスク移送機構部600によつてローデイング路655及びデ
イスクガイド部724を案内されたデイスク201がデイスク
ポケツト部729に収容されると、これを第2のデイスク
検出器734が検出して、モータ701を所定の状態に駆動す
る。すると、このモータ701は歯車702、第1及び第2の
減速歯車703,704を介してカム歯車705を図中反時計方向
に回転駆動する。そこで、このカム歯車705はそのカム
部712に係合する係合突部711を介してクランプ調整レバ
ー708を図中反時計方向に回動付勢する。すると、この
クランプ調整レバー708はクランプレバー707を同方向に
回動させるため、このクランプレバー707がその回動に
ともなって、ガイドレバー714を図中反時計方向に回動
する。この結果、第36図に示すようにガイドレバー714
及びクランプレバー707はそれぞれデイスクガイド部724
及びデイスクポケツト部724を奥行方向に移動付勢する
と共に、クランプホルダー717の端部を付勢してターン
テーブル方向(奥行方向)に略平行に移動させる。この
際、このクランプホルダー717のクランパー719はその磁
気力によつて、ターンテーブル721に対してデイスク201
を介して嵌合して、該デイスク201を演奏可能に装着
し、ここに、図示しない光学式ピツクアツプが駆動され
てデイスク演奏が行なわれる。
また、上記デイスク演奏機構部700はデイスク演奏を終
了すると、上記モータ701が反転されて、上述したデイ
スク装着動作と略逆の動作を行なつて第35図に示すよう
に装着されたデイスク201をターンテーブル721より離脱
する。すると、このデイスク201は前述したようにデイ
スク移送機構部600によつてトレイ本体202(あるいは補
助トレイ301)の所定のデイスク収納溝203に収納され
る。この際、上記第2のデイスク検出器734及び前記第
1のデイスク検出器652(第19図参照)はそれぞれデイ
スク201の有無及び通過を検出し、この検出に応動して
デイスクサーチ演奏機構部400の各部が次の動作に対応
するべく所定の状態に制御される。
ここで、以上のようなこの発明に係るディスクオートチ
ェンジャー装置のディスクサーチ演奏機構部400の特徴
とついて説明する。すなわち、この発明の特徴は、ディ
スク移送機構部600に関し、ディスク201の移送時に、デ
ィスク周縁部のトレイ側に当接して該ディスク201に回
転力を与えるローラを第1のローディング部601に回転
駆動自在に設け、且つ、ディスク演奏部側に当接して該
ディスク201に回転力を与えるローラ631を第2のローデ
ィング部630に回転駆動自在に設け、この第1のローデ
ィング部610のローラ611でディスク201のトレイ側に回
転力を与えてトレイ側からディスク演奏部側へのディス
クローディングを実行し、第2のローディング部630の
ローラ631でディスク201のディスク演奏部側に回転力を
与えてディスク演奏部側からトレイ側へのディスクアン
ローディングを実行するように構成した点にある。
これによれば、第1及び第2のローディング部610,630
のローラ611,631でディスク201に回転力を与えて、該デ
ィスク201を転がして移送させ、ディスクローディング
及びアンローディング動作を実行していることにより、
回転力の与えられたディスク201がいわゆる車輪の原理
により安定して迅速に移送され、信頼性の確実なディス
ク交換供給動作が実現されるという効用を奏する。
次に、以上のようなディスクサーチ演奏機構部400のそ
の他の特徴となる事項について説明する。
先ず、第1点としてはデイスクサーチ部500に関し、デ
イスクサーチ演奏機構部400をトレイ本体202(あるいは
補助トレイ301)に対して所定の状態に駆動するサーチ
ワイヤ駆動機構530のウオームホイール歯車533の如く動
力プーリを軸方向に移動自在に設け、上記デイスクサー
チ演奏機構部400の位置決めが行なわれた状態で、上記
ウオームホイール歯車533を粘弾性部材537に当接させて
サーチワイヤ駆動機構530を制動するように構成した点
が挙げられる。
つまり、これによれば、上記サーチワイヤ駆動機構530
の制動及び制動解除が上記ウオームホイール歯車533を
軸方向に移動させるだけで、確実にして迅速に行なわれ
るもので、そのため、デイスクサーチ部500の各部との
関連における全体の制御性が向上化されてデイスク201
の交換速度の向上化に寄与し得るからである。
第2点としては、同じくデイスクサーチ部500に関し、
デイスクサーチ演奏機構部400がトレイ本体202(あるい
は補助トレイ301)に対して所定の状態に駆動されて位
置決めがなされると、まずサーチワイヤ駆動機構530
制動してからデイスク押し上げ機構510を作動して所定
のデイスク201を押し上げるように構成した点が挙げら
れる。
つまり、これによれば、デイスクサーチ演奏機構部400
がトレイ本体202(あるいは補助トレイ301)に対して位
置決め状態で制動されてからデイスク201の取り出しが
行なわれるため、デイスク押し上げ機構510が誤動作す
ることなく所定のデイスク201を確実に取り出すことが
できるからである。
第3点としてはトレイ本体202(あるいは補助トレイ30
1)のデイスク201を取り出すデイスク押し上げ機構510
に関し、該デイスク押し上げ機構510の押し上げレバー5
17の如く押し上げ部材をデイスク押し上げ状態でトレイ
本体202の係止部216(あるいは補助トレイ301の係止部3
81)に対応されて係止可能と構成した点が挙げられる。
つまり、これによれば、押し上げレバー517の押し上げ
状態(すなわち、演奏可能状態)でトレイ本体202(あ
るいは補助トレイ301)の離脱が確実に防止されるた
め、誤動作を確実に防止し得るからである。
第4点としてはデイスク演奏機構部700に関し、デイス
ク移送機構部600で移送されたデイスク201が収容される
デイスクガイド部724及びデイスクポケツト部729をそれ
ぞれターンテーブル721に対して出入自在に設け、これ
らデイスクガイド部724及びデイスクポケツト部729と伴
にデイスク201をターンテーブル721まで移動して演奏可
能に装着するように構成した点が挙げられる。
つまり、これによればデイスク201をデイスクガイド部7
24及びデイスクポケツト部729に収容した状態でターン
テーブル721に対して演奏可能に装着することで、デイ
スク201の保護及び装置の小形化の効果的な促進に寄与
し得るからである。
第5点としてはデイスクサーチ演奏機構部400に関し、
デイスク201の通過を第1のデイスク検出器652で検出
し、かつ上記デイスク201のデイスクポケツト部729に対
する収容の有無を第2のデイスク検出器734で検出し
て、各部を所定の状態に制御するように構成した点が挙
げられる。
つまり、これによれば、ローデイング路655の如く移送
路及びデイスクポケツト部729で2段式にデイスク201を
検出した状態で各部を制御するため、例えばデイスク演
奏中に停電したような場合に、その後、次のデイスク20
1をデイスク演奏機構部700に移送する如く誤動作が防止
される安全性の向上化に寄与し得るからである。
なお、この発明は上記し且つ図示した実施例のみに限定
されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形や適用が可能であることは言う迄もない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明によれば、構成簡易にし
て、ディスクの確実な交換供給動作を実現し得るように
したディスクオートチェンジャー装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るデイスクオートチエンジヤー装
置の一実施例を示す外観正面図、第2図、第3図は第1
図からデイスクオートチエンジヤー機構を取り出して示
す斜視図と平面図、第4図は第2図の主トレイ機構部を
取り出して示す正面側詳細図、第5図は第4図のトレイ
本体を示す詳細図、第6図は第2図の主トレイ機構部の
着脱状態を説明するための分解斜視図、第7図は第6図
のデイスクホールドレバーのロツク動作を説明するため
の状態図、第8図は第2図の主トレイ機構部の装着状態
を示す斜視図、第9図は第8図のデイスクホールドレバ
ーのロツク解除動作を説明するための状態図、第10図は
第2図の主トレイ機構を取り出して示す背面側詳細図、
第11図は第2図から主トレイ機構部を取り除いて示す内
部詳細図、第12図は第11図のデイスクストツプワイヤー
によるデイスク脱落防止効果を説明するための斜視図、
第13図は第2図から補助トレイ機構部を取り出して示す
要部の斜視図、第14図は第13図の駆動機構部を示す詳細
図、第15図、第16図は第13図のデイスクストツプレバー
の動作を説明するための状態図、第17図、第18図は第1
図、第2図の各部を制御する電気回路系を例示する概念
図、第19図は第2図のデイスクの全体的な移動過程を説
明するための概略図、第20図及び第21図はそれぞれ第2
図のデイスクサーチ演奏機構部を取り出して示す斜視
図、第22図はトレイ本体とデイスクサーチ演奏機構部と
の関係を説明するための状態図、第23図及び第24図はそ
れぞれ第20図のサーチワイヤ駆動機構及びデイスク押し
上げ機構の詳細を示す斜視図及び構成説明図、第25図は
第3図のデイスクサーチ演奏機構部のセンサーとアドレ
ス板との関係を示す詳細図、第26図及び第27図はそれぞ
れ第24図の動作を説明するための状態図、第28図は第22
図のロツク動作を説明するための状態図、第29図は補助
トレイとデイスクサーチ演奏機構部との関係を説明する
ための状態図、第30図は第29図のロツク動作を説明する
ための状態図、第31図及び第32図はそれぞれ第20図のデ
イスク移送機構部の詳細を示す斜視図、第33図、第34
図、第35図及び第36図はそれぞれ第20図のデイスク演奏
機構部の要部詳細を示す斜視図及び側面構成図である。 100……キャビネット、103……アクセススタート指定操
作部、111……リモートコントロールプラグ用操作部、1
12……補助トレイ出し入れ用操作部、121……メインシ
ャーシ、122,123……サイドシャーシ、200……主トレイ
機構部、201……ディスク、202……トレイ本体、300
…補助トレイ機構部、350……補助トレイ駆動機構、400
……ディスクサーチ演奏機構部、500……ディスクサー
チ部、510……ディスク押し上げ機構、530……サーチワ
イヤ駆動機構、600……ディスク移送機構部、610……第
1のローディング部、611,631……ローラ、630……第2
のローディング部、650……案内レール、651……スロッ
ト部、652……ディスク検出器、653……第1の検出スイ
ッチ、654……取付体、655……ローディング路、656…
…ラック歯車、657……案内溝、658……第2の取付台、
659……ガイドローラ、660……モータ、661……ウォー
ム歯車、662……ウォームホィール歯車、663……クラッ
チ歯車、664……第1の歯車、665……第2の歯車、666
……第2のアイドラ、667……第3の歯車、668……ベル
ト車、669……タイミングベルト、670……第2の歯車、
671……ガイドローラ、672……第1の取付台、673……
第5の歯車、674……第6の歯車、675……第1のアイド
ラ、676……リンクレバー、677……第2の検出スイッ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイから所定のディスクを自動的に選択
    してディスク演奏部に交換供給可能とするディスクオー
    トチェンジャー装置において、 前記トレイに対して選択した前記ディスクの受け渡しを
    行うトレイ側の第1の位置から、前記ディスク演奏部方
    向、及びその逆方向に移動可能なローディング部と、 前記ディスクの着脱を行う前記ディスク演奏部側の第2
    の位置から、前記トレイ方向、及びその逆方向に移動可
    能なアンローディング部と、 前記ローディング部に設けられ、該ローディング部の前
    記ディスク演奏部方向への移動に伴って回転駆動される
    ものであって、前記トレイ側から前記ディスクの周縁部
    に当接して、前記ディスクが前記ディスク演奏部方向に
    転がるように回転力を与え、前記トレイと前記ディスク
    演奏部の間の所定の位置で前記ディスクと離れ、与えた
    回転力によって前記ディスクを回転させながら前記ディ
    スク演奏部方向に導く第1のローラと、 前記アンローディング部に設けられ、該アンローディン
    グ部の前記トレイ方向への移動に伴って回転駆動される
    ものであって、前記ディスク演奏部側から前記ディスク
    の周縁部に当接して、前記ディスクが前記トレイ方向に
    転がるように回転力を与え、前記ディスク演奏部と前記
    トレイの間の所定の位置で前記ディスクと離れ、与えた
    回転力によって前記ディスクを回転させながらトレイ方
    向に導く第2のローラと を具備したことを特徴とするディスクオートチェンジャ
    ー装置。
JP58244465A 1983-06-13 1983-12-27 ディスクオートチェンジャー装置 Expired - Lifetime JPH07107771B2 (ja)

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JP58244465A JPH07107771B2 (ja) 1983-12-27 1983-12-27 ディスクオートチェンジャー装置
US06/618,944 US4567584A (en) 1983-06-13 1984-06-08 Autochanger type disc player
DE3448083A DE3448083C2 (ja) 1983-06-13 1984-06-13
KR1019840003312A KR900000641B1 (ko) 1983-06-13 1984-06-13 자동교환식 디스크 플레이어
DE19843421947 DE3421947A1 (de) 1983-06-13 1984-06-13 Plattenwechsler
KR1019890017252A KR900000665B1 (ko) 1983-06-13 1989-11-27 자동교환식 디스크플레이어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5162011A (ja) * 1974-11-27 1976-05-29 Tokyo Shibaura Electric Co Furekishipurudeisukuno jidosotensochi
JPS57181412A (en) * 1981-05-02 1982-11-08 Pioneer Electronic Corp Disc player

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