JPH06341845A - 車両の走行経路設定装置 - Google Patents

車両の走行経路設定装置

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JPH06341845A
JPH06341845A JP12908293A JP12908293A JPH06341845A JP H06341845 A JPH06341845 A JP H06341845A JP 12908293 A JP12908293 A JP 12908293A JP 12908293 A JP12908293 A JP 12908293A JP H06341845 A JPH06341845 A JP H06341845A
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JP
Japan
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route
intersection
input
traveling
display
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JP12908293A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Inoue
信敬 井上
Shigemitsu Toriyama
重光 鳥山
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Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の走行経路を案内するナビゲーション装
置において、所望の走行経路を短時間で設定できるよう
にする。 【構成】 目的地が指定され、表示地図上で起点交差点
が指定されると(110〜190)、その交差点を始点として外
部から指定された進行方向の道路を選択する最初の進路
選択を行い、選択した道路上の次の交差点までの区間を
表示地図上で強調表示しながら走行経路として記憶した
後、その経路と同種の道路を次の進路として順次選択し
経路を自動設定する(210〜250)装置において、表示地図
上で経路設定過程における最終の交差点付近にその地点
から目的地への方向を示す矢印を表示するよう構成する
(200) 。よって、最初の方向指定の際と、訂正入力によ
る経路取り消し(260〜290)の後、或は進路選択不能(22
0:NO)の後に行う、設定済み経路の終点を始点とした方
向指定の際に、使用者が目的地への方向を見失わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行経路をCR
T,液晶ディスプレイ等の表示装置に表示して、車両運
転者に対して走行経路を案内する所謂ナビゲーション装
置において、走行経路を予め設定するために使用される
車両の走行経路設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の走行経路設定装置と
して、スタート地点と目的地点とを指定すると、予め記
憶した地図データを用いて最短距離のコースを自動的に
算出して、その走行経路を表示画面上に表示するように
構成された装置が知られている。
【0003】しかしながら、この装置では、走行経路の
設定を簡単に行なうことができるものの、走行経路は、
予め設定されたプログラムに従い設定されるため、工事
中の道路が走行経路として設定されてしまうとか、使用
者が希望する道路が走行経路として設定されないといっ
た問題があった。
【0004】これに対して、従来より、所望の走行経路
を設定することができる装置として、表示装置に道路地
図を表示し、その表示画面上のカーソルを方向キーの操
作により所望の方向に移動させて、スタート地点から目
的地点までの通過予定の交差点を順次登録して行くこと
により、走行経路の設定を行うように構成された装置が
知られている。つまり、この装置においては交差点での
車両の進行方向を方向キーの操作により指定することに
よって、所望の走行経路を設定できるようにされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
装置においては、使用者は所望の走行経路を設定するこ
とができるものの、一般的に、スタート地点と目的地点
とが表示装置の表示画面上に同時に表示されることは希
であるため、走行経路を設定する際には、常に、地図帳
を参照して目的地の方向を確認しながら交差点での進行
方向を指定しなければならず、走行経路を設定するため
に、より多くの時間を要してしまうという問題があっ
た。
【0006】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、所望の走行経路を短時間で設定することのできる
車両の走行経路設定装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の走行経路設定装置は、図1に例示
する如く、道路地図を表示する表示手段と、該表示手段
に道路地図を表示するための地図データを記憶する地図
データ記憶手段と、該地図データ記憶手段に記憶された
地図データに基づき、上記表示手段に道路地図を表示す
る地図表示制御手段と、走行経路の始点及び該始点から
の車両の進行方向を外部から入力するための方向入力手
段と、該方向入力手段から入力された進行方向に従い、
上記地図データに基づき上記始点から進行すべき道路を
選択し、該道路上の上記始点から所定の交差点に至る区
間を走行経路として設定する経路設定手段と、該経路設
定手段により走行経路の設定が終了すると、既に設定さ
れた走行経路の終点を始点として、上記方向入力手段か
ら車両の進行方向が入力されるのを待ち、該進行方向が
入力されると上記走行経路設定手段の動作を再開させる
経路設定再開手段と、上記経路設定手段により設定され
る走行経路を、上記表示手段に表示された道路地図上で
識別表示させる経路表示制御手段と、上記経路表示制御
手段が走行経路の識別表示を行うとき、走行経路上の次
の交差点が上記表示手段に現在表示されている道路地図
上に有るか否かを判断し、当該次の交差点が該道路地図
上にないときに、上記地図表示制御手段が上記表示手段
に表示する道路地図を当該次の交差点を含む道路地図に
逐次変更する表示地図変更制御手段と、を備えた車両の
走行経路設定装置において、予め走行経路の最終地点と
なる目的地を外部から入力するための目的地入力手段
と、上記方向入力手段から入力された走行経路の始点及
び上記経路設定再開手段により始点として設定された各
交差点毎に、当該地点から上記目的地への方向を上記地
図データに基づき算出すると共に、該算出した方向を上
記表示手段に表示された道路地図上で上記始点及び上記
各交差点の付近に識別表示させる方向表示制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】このように構成された本発明の走行経路設定装
置においては、目的地入力手段を介して走行経路の最終
地点となる目的地が入力され、方向入力手段を介して走
行経路の始点及びこの始点からの車両の進行方向が入力
されると、まず、経路設定手段が、地図データ記憶手段
に記憶された地図データに基づき、その入力された進行
方向に従って、その始点から進行すべき道路を選択し、
その道路上の始点から所定の交差点に至る区間を走行経
路として設定する。
【0009】そして、このように入力された始点から所
定の交差点までの走行経路が設定されると、経路設定再
開手段が、既に設定した走行経路の終点、即ちその所定
の交差点を始点として、方向入力手段から車両の進行方
向が入力されるのを待ち、進行方向が入力されると、経
路設定手段の動作を再開させる。
【0010】つまり、経路設定手段は、入力された始点
から所定の交差点までの走行経路を設定すると、更に、
その所定の交差点から次の所定の交差点までの走行経路
を設定することとなり、この手順が繰り返されることに
より、入力された始点から最終的に目的地までの走行経
路が設定されることとなる。
【0011】ここで、経路表示制御手段は、経路設定手
段により設定される走行経路を、地図表示制御手段によ
って表示手段に表示された道路地図上で識別表示させ
る。また、この経路表示制御手段が走行経路の識別表示
を行うとき、表示地図変更制御手段が、識別表示する走
行経路上の次の交差点が表示手段に現在表示されている
道路地図上に有るか否かを判断し、その交差点が、表示
手段に現在表示されている道路地図上にないときに、地
図表示制御手段が表示手段に表示する道路地図をその交
差点を含む道路地図に逐次変更する。
【0012】この結果、表示手段には、現在設定中の走
行経路上の最終の交差点を含む道路地図が常に表示され
ることとなるため、使用者は、走行経路の設定状況を逐
次確認することができるようになる。そして、このよう
な走行経路の設定中において、方向表示制御手段が、方
向入力手段から入力された走行経路の始点及び経路設定
再開手段により始点として設定された各交差点毎に、そ
の各地点から目的地入力手段を介して入力された目的地
への方向を地図データに基づいて算出すると共に、その
算出した方向を、表示手段に表示された道路地図上でそ
の始点及び各交差点の付近に識別表示させる。
【0013】従って、本発明の車両の走行経路設定装置
においては、方向入力手段から入力された走行経路の始
点及び経路設定再開手段により始点として設定された各
交差点の付近には、常に、目的地への方向が識別表示さ
れることとなるため、使用者は、地図帳を参照すること
なく目的地への方向を認識することができ、その方向に
合わせて車両の進行方向を入力するようにすれば、目的
地への方向から外れることなく走行経路を設定すること
ができるようになる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は本発明が適用された実施例の車両用ナビ
ゲーション装置全体の構成を表すブロック図である。
【0015】図2に示す如く、本実施例のナビゲーショ
ン装置は、GPS(Global Positioning System) 用の
人工衛星からの送信電波を受信するGPS用アンテナ2
aを備え、その受信信号を周波数変換し、復調して、受
信点の位置(即ち車両位置)を表す緯度データ,経度デ
ータ,高度データを算出すると共に、受信点の移動速度
(即ち車速)を表す速度データを算出する周知のGPS
受信機2と、外部操作によって走行経路の始点や車両の
進行方向,走行経路の最終地点となる目的地,及び走行
経路の取消し等の各種指令を入力するための方向入力手
段及び目的地入力手段としての入力装置4と、地図デー
タが格納された光ディスク,磁気ディスク等からなる地
図データ記憶手段としての外部記憶装置6と、道路地図
や各種メッセージを表示するためのCRT,液晶ディス
プレイ等からなる表示手段としての表示装置14と、G
PS受信機2,入力装置4,外部記憶装置6等から各種
データを読み取り、そのデータに基づき表示装置14に
道路地図及び車両の走行経路を表示させる制御装置20
とから構成されている。
【0016】ここで、外部記憶装置6には、表示装置1
4に道路地図を表示するための地図データの他、走行経
路の設定及び表示のために、道路地図上での各交差点毎
に予め設定された交差点データが格納されている。この
交差点データは、図3に示す如く、各交差点毎に付され
た交差点アドレスCi(i:1からnまでの整数)と、
各交差点の位置を表す経度(x座標)データ及び緯度
(y座標)データと、各交差点に隣接した隣接交差点の
アドレスCiと、各交差点と隣接交差点との間の道路上
での変曲点Niを表すノードリストと、各交差点と隣接
交差点との間の道路の種別を表す種別情報(0:国道,
1:高速道路,2:その他一般道)とから構成されてい
る。また、この交差点データは、走行経路として設定さ
れた交差点に対して登録交差点番号Piを付すことによ
り、走行経路上の通過交差点を順に記憶できるようにさ
れている。そして、その経路設定を開始するに当たり最
終地点として設定された交差点には、符号Eを付すこと
により、走行経路の目的地の交差点として記憶できるよ
うにされており、またその経路設定の途中で始点として
設定された交差点には、始点番号Siを付すことによ
り、走行経路上の主要交差点として記憶できるようにさ
れている。
【0017】次に制御装置20は、CPU22,ROM
24,RAM26,入出力ポート28,及びこれら各部
を結ぶバスライン30を備えた周知のマイクロコンピュ
ータとして構成されており、表示装置14に道路地図や
各種メッセージを表示させるための表示駆動装置34を
備えている。そして、車両運転者が入力装置4を介して
走行経路の設定指令を入力すると、後述の走行経路設定
処理を実行し、走行経路表示指令を入力すると、走行経
路を表示して車両の進行方向を誘導する走行経路誘導処
理を実行する。
【0018】以下、制御装置20が実行する走行経路設
定処理について図4〜図6に示すフローチャートに沿っ
て説明する。尚、制御装置20において、走行経路誘導
処理は、概ね、車両の現在位置を検出して、その現在位
置付近の道路地図を表示装置14に表示すると共に、そ
の表示地図上に走行経路設定処理にて設定された走行経
路を識別可能に表示し、その走行経路上に車両の走行に
伴い変化する車両位置を表示する、といった手順で実行
されるが、この処理は本発明に直接関係しないので、こ
こでは説明を省略する。
【0019】図4に示す如く、走行経路設定処理が開始
されると、まずステップ110にて、これから到達した
い走行経路の最終地点となる目的地付近の位置情報が入
力されるのを待ち、目的地付近の位置情報が入力される
と、ステップ120へ進む。尚、目的地付近の位置情報
の入力は、例えば、広域地図を表示して目的地付近にカ
ーソルを合わせ、詳細地図へステップダウンしながら位
置を入力する方法、緯度・経度を数値で入力する方法、
目的地付近の公共建物のx,y座標を入力する方法等に
より行なわれる。
【0020】ステップ120では、ステップ110で入
力された位置が含まれる地図データを、外部記憶装置6
からRAM26内へ読み込み、続くステップ130に
て、その入力位置を中心とする表示用データを作成し、
その表示用データを用いて表示装置14に道路地図を表
示する、地図表示制御手段としての処理を実行する。
【0021】例えば、目的地付近の位置情報として図7
に示すM点の位置情報が入力されると、ステップ130
では、図8に示すようにそのM点を中心とする所定範囲
Bmの道路地図を作成して表示装置14に表示する。
尚、図8に示す道路地図は便宜上、図7よりも若干大き
く表されている。
【0022】こうして表示装置14に目的地付近の道路
地図が表示されると、ステップ140へ進み、使用者
が、入力装置4に設けられた図7に示す矢印キーKを操
作することによりその表示地図上でカーソルを移動さ
せ、更に入力装置4に設けられている確定キーを操作す
ることにより、走行経路の最終地点となる目的地として
の交差点(最終交差点)を入力するのを待つ。そして、
使用者が最終交差点を入力すると、その交差点を目的地
として登録し、ステップ150へ進む。
【0023】例えば、使用者が、図7及び図8における
交差点C22を最終交差点として入力するには、図8に
示すようにカーソルSを図7に示す矢印キーKの操作に
より移動させて交差点C22の位置に合わせ、確定キー
を操作することとなる。そして、このように交差点C2
2が最終交差点として入力されると、図3に示すアドレ
スC22の交差点データに最終交差点である旨を表す符
号Eを付すことにより、この交差点C22を最終交差点
として登録する。
【0024】次にステップ150では、車両の現在地付
近の位置情報を読み込み、ステップ160へ進む。尚、
現在地付近の位置情報の読み込みは、GPS受信機2に
より算出された車両位置を示す、緯度,経度,高度の各
データを読み込むことにより行われる。
【0025】ステップ160では、ステップ120と全
く同様に、ステップ150で読み込んだ位置が含まれる
地図データを、外部記憶装置6からRAM26内へ読み
込み、続くステップ170にて、その位置を中心とする
経路設定用の表示用データを作成し、その表示用データ
を用いて、表示装置14に道路地図を表示する、地図表
示制御手段としての処理を実行する。
【0026】例えば、現在地付近の位置情報として、図
7に示すA点の位置情報を読み込むと、ステップ170
では、このA点を中心とする所定範囲B1の道路地図を
作成して、表示装置14に表示する。こうして表示装置
14に現在地付近の道路地図が表示されると、ステップ
180へ進み、ステップ140の場合と同様に、使用者
が、入力装置4に設けられた図7に示す矢印キーKを操
作することによりその表示地図上でカーソルを移動さ
せ、更に入力装置4に設けられている確定キーを操作す
ることにより、走行経路を誘導するに当たって起点とな
る交差点(起点交差点)を入力するのを待つ。そして、
使用者が起点交差点を入力すると、続くステップ190
に移行して、その交差点を走行経路の設定を行なう最初
の始点として登録し、続くステップ200に移行する。
【0027】例えば、表示装置14に、図7に示すB1
の範囲の道路地図が表示されている状態で、使用者が、
交差点C1を起点交差点として入力するには、図7に示
すB1の範囲を拡大した図9(A)に示すように、カー
ソルSを図7に示す矢印キーKの操作によりA点から移
動させて交差点C1の位置に合わせ、確定キーを操作す
ることとなる。そして、このように交差点C1が起点交
差点として入力されると、図3に示すアドレスC1の交
差点データに始点交差点である旨を表す始点番号S1を
付すことにより、この交差点C1を最初の始点交差点と
して登録する。尚、この交差点データには、走行経路を
表す登録交差点番号P1も付される。
【0028】次にステップ200では、上記のように始
点として設定された交差点や、後述の処理により既に設
定されている走行経路の終点の交差点から、目的地とし
て設定された最終交差点への方向を算出して、その方向
を示す矢印を、表示装置14に表示中の道路地図上で夫
々に対応する交差点付近に表示させる方向表示処理を実
行する。
【0029】この方向表示処理は、本走行経路設定処理
により交差点が登録される毎に実行され、図5に示す如
く実行される。即ち、まずステップ310にて、現在走
行経路として登録されている終点の交差点から目的地と
しての最終交差点への方向を算出する。尚、この方向の
算出は、例えば図9(A)に示すように、そのとき最終
に登録された交差点C1と最終交差点C22とを結ぶ直
線と真北方向Nとの角度θを、交差点データのx座標及
びy座標に基づき算出することにより行われる。
【0030】そして、このように登録された交差点から
最終交差点への方向を算出した後、続くステップ320
にて、表示装置14に表示中の道路地図上で、方向を算
出した交差点の付近に、その方向を示す矢印を表示し、
ステップ330に進む。ステップ330では、起点交差
点から現在走行経路として登録されている終点の交差点
までの走行経路に沿った距離を算出し、続くステップ3
40にて、そのとき表示装置14に表示中の道路地図に
ステップ330にて算出した距離を表示する。尚、この
起点交差点からの距離の算出は、本走行経路設定処理に
より走行経路として前回登録された交差点から今回登録
された交差点までの距離を積算していくことにより行わ
れる。
【0031】例えば、図9(A)に示すように、表示装
置14に、B1の範囲の道路地図が表示されている状態
で、交差点C1が起点交差点として登録されると、交差
点C1の付近に、交差点C1から最終交差点C22への
方向を示す矢印H1が表示されると共に、表示画面の左
隅部分L1には、交差点C1から交差点C1までの距
離、即ち0.0kmの表示がされることとなる。そし
て、後述する処理により、走行経路が順次設定されて、
表示装置14に、図7に示すB3の範囲の道路地図が表
示され、交差点C20が通過交差点として設定される
と、図7に示すB3の範囲を拡大した図9(B)に示す
ように、交差点C20の付近に、交差点C20から最終
交差点C22への方向を示す矢印H3が表示されると共
に、表示画面の左隅部分L3には、交差点C1から交差
点C20までの距離(例えば、30.1km)が表示さ
れることとなる。
【0032】そして、このようにステップ310〜34
0の処理により矢印及び距離を表示した後、続くステッ
プ350にて、前回この方向表示処理を実行したことに
より表示していた矢印及び距離を消去し、当該処理を終
了する。つまり、この方向表示処理においては、ステッ
プ310,320の処理により、現在走行経路として登
録されている終点の交差点毎に、その地点から最終交差
点への方向を算出し、この方向を示す矢印をその交差点
付近に表示する、方向表示制御手段としての処理を実行
する。
【0033】このような方向表示処理を実行した後、続
くステップ210では、上記のように始点として設定さ
れた交差点や、後述の処理により既に設定されている走
行経路の終点の交差点から、次に進むべき道路を選択す
る進路選択処理を実行する。この進路選択処理は、図6
に示す如く実行される。
【0034】即ち、まずステップ410にて、現在走行
経路として登録されている終点の交差点が始点であるか
否かを判断し、その交差点が始点であれば、続くステッ
プ420にて、この交差点において最初の進路選択であ
るか否かを判断する。そして、この交差点において最初
の進路選択であれば、ステップ430に移行し、この交
差点において2回目以降の進路選択であれば、ステップ
440にて、過去に進路として選択していない道路のみ
を選択候補として設定した後、ステップ430に移行す
る。
【0035】ステップ430では、使用者が、入力装置
4に設けられた図7に示す矢印キーKを操作することに
よりその交差点からの進行方向を入力するのを待ち、進
行方向が入力されると、続くステップ450に移行し
て、その入力された進行方向に存在する道路を次に走行
すべき道路(進路)であるとして選択する。
【0036】そして続くステップ460では、ステップ
450にて進路として選択した道路が複数あるか否かを
判断し、選択した道路が1つであればそのまま当該処理
を終了し、逆に選択した道路が複数あれば、次ステップ
470にて、その複数の選択道路の内、最も優先度の高
い道路を進路として設定したのち、当該処理を終了す
る。尚、このステップ470の処理は、選択道路が一般
道と国道であれば国道を、選択道路が国道と高速道路で
あれば高速道路を、というように、道路の種別に基づ
き、優先度の高い道路を進路として選択するようにされ
ている。
【0037】一方、ステップ410にて、現在走行経路
として登録されている終点の交差点が始点ではないと判
断された場合には、ステップ480に移行して、この交
差点に走行経路と同じ種別の道路(同種道路)が接続さ
れているか否かを判断する。そして、このステップ48
0にて、同種道路が接続されていないと判断されると、
ステップ520にて、選択道路無しと設定した後、当該
処理を終了し、逆に同種道路が接続されていると判断さ
れると、ステップ490に移行する。
【0038】ステップ490では、同種道路が複数であ
るか否かを判断する。そして、同種道路が1つであれ
ば、ステップ500にて、その同種道路を進路として設
定した後、当該処理を終了し、同種道路が複数であれ
ば、ステップ510にて、その複数の同種道路の内、走
行経路が最も直進に近くなる同種道路を進路として設定
した後、当該処理を終了する。
【0039】つまり、この進路選択処理においては、今
から進路を選択しようとする交差点が走行経路設定用の
始点として登録されている場合には、ステップ420〜
470の処理により、使用者が入力する車両の進路方向
に基づき進路を設定すると共に、逆に今から進路を選択
しようとする交差点が始点として登録されておらず、単
なる走行経路上の通過点である場合には、ステップ48
0〜510の処理により、既に設定されている走行経路
と同じ種別の道路を自動的に進路として設定する、とい
うように経路設定手段としての処理を実行する。
【0040】次に、こうして進路選択処理が実行される
と、今度はステップ220に移行して、進路選択処理に
より進路を設定できたか否かを判断する。そして、上記
進路選択処理により進路が設定されていないと判断され
たときには、ステップ180へ戻り、使用者が再度始点
となる交差点を入力するのを待ち、使用者が交差点を入
力すると、続くステップ190にて、その交差点を次に
走行経路の設定を行なう始点として登録して、ステップ
200の方向表示処理及びステップ210の進路選択処
理を再度実行させる、経路設定再開手段としての処理を
実行する。
【0041】尚、この場合、使用者が入力装置4に設け
られている矢印キーを操作することなく、確定キーのみ
を操作すれば、今までに設定した走行経路の終点が始点
とされて、起点交差点からの走行経路の設定が引続き行
われることとなる。一方、ステップ220にて、進路が
設定できたと判断されたときには、ステップ230に移
行し、表示装置14に表示されている道路地図上にて、
進路として設定された道路上の次の交差点までの区間を
識別可能に強調表示させる、経路表示制御手段としての
処理を実行する。
【0042】尚、このステップ230において走行経路
を強調表示する際には、表示装置14に現在表示してい
る道路地図上に次の交差点が存在するか否かを判断し、
次の交差点が存在しない場合には、表示装置14に表示
中の道路地図を、次の交差点を中心とする道路地図に変
更する、表示地図変更制御手段としての処理も実行し、
その交差点までの走行経路を強調表示する。
【0043】例えば、表示装置14に、図7に示すB1
の範囲の道路地図が表示されている状態で、起点交差点
C1からの進路方向として右上方向が入力された場合に
は、次の交差点C2が表示装置14に表示された道路地
図から外れるが、この場合には、表示装置14に表示す
る道路地図を、次の交差点C2を中心とする図7に示す
B2の範囲の道路地図に変更し、起点交差点C1から次
の交差点C2までの区間を強調表示する。そして、走行
経路の強調表示は、道路の太さ,色,線種等を変更する
ことによって行なわれる。尚、B2の範囲の道路地図に
おいて、L2は、上述のステップ340の処理により交
差点C1から交差点C2或は交差点C3までの距離が表
示される部分を表している。
【0044】こうして、走行経路の強調表示が終了する
と、今度はステップ240に移行して、使用者が入力装
置4に設けられた取消キーを操作することにより、走行
経路の訂正指令を入力したか否かを判断する。そして、
走行経路の訂正指令が入力されていなければ、続くステ
ップ250にて、上記強調表示を行なった走行経路の終
点の交差点を、走行経路の通過交差点として登録し、再
度ステップ200に移行する。尚、この通過交差点の登
録は、その交差点のアドレスの交差点データに、登録交
差点番号Piを順次付すことにより実行される。
【0045】一方、ステップ240にて、進路の訂正指
令が入力されたと判断された場合には、ステップ260
に移行して、その訂正指令の入力回数(つまり、取消キ
ーの操作回数)を通過交差点の取り消し数としてカウン
トし、続くステップ270にて、既に設定した走行経路
の内、走行経路の終点の交差点からそのカウント数に応
じた通過交差点までの間の区間が取り消されたとして、
取消しのない通過交差点までの走行経路の強調表示を削
除して、経路の取り消しを表す別の強調表示に変更し、
更に続くステップ280にて、その取り消した通過交差
点の登録を削除する、といった手順で経路の取り消しを
行う。
【0046】尚、ステップ270において、走行経路の
強調表示を通常表示に戻す際に、表示装置14に現在表
示している道路地図上に取消しのない通過交差点が存在
しない場合には、表示装置14に表示中の道路地図を、
その通過交差点を中心とする道路地図に変更した後、そ
の交差点までの走行経路を通常表示に戻す。
【0047】このようにステップ260〜280の処理
により進路の訂正指令に伴う走行経路の取り消しが行な
われた場合には、ステップ290に移行して、今度は、
使用者が入力装置4を操作することにより、走行経路設
定の終了指令を入力しているか否かを判断する。
【0048】そして、走行経路設定の終了指令が入力さ
れていれば、走行経路の設定は終了したと判断して、そ
のまま当該処理を終了し、走行経路設定の終了指令が入
力されていなければ、再度ステップ180に戻って、ス
テップ220にて進路選択処理により進路を設定できな
かったと判断された場合と同様に、現在設定されている
走行経路の終点の交差点が、引続き走行経路の設定を行
うための始点として入力され、その交差点からの進行方
向が入力されるのを待つ、経路設定再開手段としての処
理を実行する。
【0049】尚、本実施例において、ステップ220及
びステップ290の判定処理によって、ステップ180
へ戻るようにしているのは、使用者が、現在設定されて
いる走行経路の終点の交差点を確認できるようにするた
めであり、例えば、ステップ180ではなく、ステップ
190へ戻るようにして、入力装置4から交差点を再度
入力しなくても、既に設定されている走行経路の終点の
交差点が、自動的に始点として設定されるようにしても
よい。
【0050】次に上記のように構成された本実施例の車
両用ナビゲーション装置において、走行経路を設定する
際の手順について説明する。まず、目的地付近の位置情
報を入力する。すると、ステップ110〜130の処理
により、表示装置14にその目的地付近の道路地図が表
示され、その道路地図上でカーソルを動かすことにより
走行経路の目的地となる最終交差点を設定する。
【0051】このように最終交差点を設定すると、ステ
ップ150〜170の処理により、表示装置14にその
現在地付近の道路地図が表示される。そして、その道路
地図上でカーソルを動かすことにより走行経路の起点と
なる起点交差点を設定すると、ステップ200の処理に
より、その起点交差点から目的地としての最終交差点へ
の方向を示す矢印が、表示装置14の表示地図上で起点
交差点付近に表示される。
【0052】そして、その交差点からの進行方向を入力
する。すると、ステップ210の処理により、その進行
方向に応じた走行経路が設定され、その後、ステップ2
20〜250及びステップ200,210の処理の繰返
しにより、走行経路として設定された道路と同種の道路
を進路として、走行経路が交差点単位で順次自動設定さ
れると共に、その各交差点から最終交差点への方向を示
す矢印と、起点交差点からその各交差点までの走行経路
に沿った距離が、表示装置14の表示地図上に順次表示
される。尚、使用者が車両の進行方向を入力する際に、
表示装置14に表示された矢印の方向に従って進行方向
を入力するか、矢印を無視して所望の進行方向を入力す
るかは任意である。
【0053】そして、この設定過程は、表示装置14に
順次表示されるため、使用者は、その設定過程を確認で
きる。従って、走行経路が所望の経路から外れたような
場合には、入力装置4を操作して進路の訂正指令を入力
すれば、ステップ260〜280の処理により、走行経
路設定が中断されて、終点の交差点側から走行経路を交
差点単位で取り消され、表示装置14にその取消し後の
走行経路が表示される。
【0054】また、このように走行経路を取り消した場
合、或は、交差点に接続された道路の種別の違いによっ
て走行経路を自動設定できなくなった場合には、ナビゲ
ーション装置は、車両の進行方向が入力されるのを待つ
待機状態となるので、走行経路の終点からの進行方向を
再度入力する。すると、既に走行経路として設定されて
いる終点の交差点を始点とする走行経路の自動設定が再
開され、再び、交差点に接続された道路の種別の違いに
よって走行経路を自動設定できなくなるか、或は、進路
の訂正指令を入力するまでの間、走行経路が順次自動設
定される。
【0055】例えば、図7に示すように、起点交差点C
1からの進路方向として右上方向を入力すると、交差点
C1から交差点C2,C3を介して交差点C20に至る
国道が、自動的に走行経路として設定されるが、図3に
示すように交差点C20から先の交差点C21,C25
は共に国道でないため、走行経路の自動設定が一旦中断
する。そして、このときに、交差点C20を始点とした
車両の進行方向を入力すると、再び、交差点C20から
経路の自動設定が開始されるのである。尚、交差点C2
0からの進行方向を入力する際に、図7における矢印H
3に従って右方向を入力することにより最終交差点C2
2までの最短コースを選択するか、或は、真上方向を入
力することにより交差点C25を経由するコースを選択
するかは任意である。
【0056】このように、本実施例のナビゲーション装
置によれば、走行経路の設定過程を確認しながら走行経
路を自動設定させることができると共に、走行経路の設
定過程において表示装置14の表示地図上には、走行経
路として設定される最終の交差点毎に、その地点から最
終交差点への方向が矢印によって識別表示されるため、
自動で設定されていく走行経路が所望の経路から外れた
り、或は最終交差点への方向から大きく外れた場合に
は、直ちに経路設定を中断させて、所望経路に修正する
ことができる。
【0057】そして、このような経路修正のために進路
の訂正指令を入力した際や、最初に起点交差点を入力し
たとき、或は、経路の自動設定中に交差点に接続された
道路の種別の違いによって走行経路の自動設定ができな
くなったときには、表示装置14に表示された矢印に従
って車両の進行方向を入力するようにすれば、目的地ま
での走行経路を、方向を間違えることなくほぼ最短距離
で設定することができるようになる。また、特に走行し
たい道路がある場合には、表示される矢印の方向を一旦
無視して所望の走行経路を設定し、その後、再び矢印に
従って走行経路の設定を行うようにすれば、迷うことな
く目的地までの経路を設定することができるようにな
る。
【0058】このように、本実施例のナビゲーション装
置によれば、スタート地点である起点と目的地とが離れ
ていて、表示装置14の表示画面上に走行経路を全て表
示できない場合でも、地図帳を参照することなく、目的
地の方向を常に認識して走行経路の設定を行うことがで
きるようになるのである。
【0059】また、本実施例のナビゲーション装置にお
いては、表示装置14に表示した道路地図上に走行経路
を強調表示できなくなると、図7に示すB1からB2,
B2からB3へと、表示装置14に表示する道路地図
を、強調表示できなくなった走行経路の終点の交差点を
中心とする道路地図に順次変更して、走行経路を強調表
示するようにされている。
【0060】このため、走行経路として登録される各交
差点間の距離が大きく、表示装置14の表示画面上にそ
の区間が全て表示できない場合でも、素早く走行経路の
設定を行なうことができる。従って、例えば高速道路を
利用した長距離の走行経路を設定するような場合に、非
常に便利である。
【0061】また更に、本実施例のナビゲーション装置
においては、走行経路を交差点間の道路毎に順次設定し
ていき、通過交差点Piを登録する度に各交差点間の距
離を積算して起点交差点からの距離を算出するようにし
ているため、スタート地点としての起点交差点から走行
経路上の各交差点までの走行距離を正確に表示すること
ができる。
【0062】尚、本実施例のナビゲーション装置におい
ては、経路設定の始点として設定された交差点からの進
行方向を入力すると、経路選択処理による所定の基準に
よって自動的に走行経路が設定され、道路種別の違いに
よって走行経路を自動設定できなくなった場合、或は、
設定された走行経路を取り消すための訂正指令が入力さ
れた場合に、経路設定を一旦中断して、再度、走行経路
の終点を始点としてその地点からの進行方向を入力する
ようにしたものであったが、本発明は、このような半自
動的に走行経路を設定する装置だけではなく、当然、各
交差点毎に車両の進行方向を入力して走行経路を設定す
るような装置に対しても適用することができる。
【0063】また、本実施例のナビゲーション装置にお
いては、走行経路の自動設定を任意の位置で中断させる
ことができるので、経路設定の中断後、例えば「左手に
富士山が見える」とか、「右手に知合いのレストランが
ある」といった所望の地点情報を入力できるようにすれ
ば、車両走行時にその地点を通過する際、その地点情報
を表示させたり、音声でガイドすることも可能である。
【0064】また更に、本実施例では、目的地としての
交差点が1つである場合について説明したが、例えば、
順次経由して行きたい交差点がある場合には、その各交
差点を起点交差点から近い順に、第1目的地,第2目的
地,…というように登録できるようにしておき、起点交
差点から第1目的地に至るまでの経路設定時には、第1
目的地への方向を矢印表示し、第1目的地が通過交差点
として設定され、そこから第2目的地に至るまでの経路
設定時には、第2目的地への方向を矢印表示するという
ように、複数の目的地を設定して方向を表示するように
してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両の走
行経路設定装置においては、表示手段に表示される道路
地図上で、最初に入力された走行経路の始点及び走行経
路の設定中に始点として設定された各交差点の付近に、
その各地点から目的地への方向を識別表示するようにさ
れている。つまり、使用者が走行経路の設定を行うため
に車両の進行方向を入力する際には、常に目的地への方
向が表示されることとなるのである。
【0066】従って、本発明の走行経路設定装置によれ
ば、使用者は、地図帳を参照することなく目的地への方
向を認識することができ、その方向に合わせて車両の進
行方向を入力するようにすれば、目的地への方向から外
れることなく走行経路を設定することができるようにな
る。
【0067】このように、本発明の走行経路設定装置に
よれば、所望の走行経路を短時間で設定することが可能
となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】 実施例の車両用ナビゲーション装置全体の構
成を表すブロック図である。
【図3】 走行経路の設定を行うために使用される交差
点データを説明する説明図である。
【図4】 制御装置にて実行される走行経路設定処理を
表すフローチャートである。
【図5】 図4に示すステップ200にて実行される方
向表示処理を表すフローチャートである。
【図6】 図4に示すステップ210にて実行される進
路選択処理を表すフローチャートである。
【図7】 走行経路設定処理による表示装置への道路地
図の表示状態及びその変化を説明する説明図である。
【図8】 走行経路設定処理における目的地の入力を説
明する説明図である。
【図9】 図7においてB1及びB3の範囲で示す道路
地図の拡大図である。
【符号の説明】
2…GPS受信機 4…入力装置 6…外部記憶装
置 14…表示装置 20…制御装置 22…CPU 24…ROM
26…RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図を表示する表示手段と、 該表示手段に道路地図を表示するための地図データを記
    憶する地図データ記憶手段と、 該地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づ
    き、上記表示手段に道路地図を表示する地図表示制御手
    段と、 走行経路の始点及び該始点からの車両の進行方向を外部
    から入力するための方向入力手段と、 該方向入力手段から入力された進行方向に従い、上記地
    図データに基づき上記始点から進行すべき道路を選択
    し、該道路上の上記始点から所定の交差点に至る区間を
    走行経路として設定する経路設定手段と、 該経路設定手段により走行経路の設定が終了すると、既
    に設定された走行経路の終点を始点として、上記方向入
    力手段から車両の進行方向が入力されるのを待ち、該進
    行方向が入力されると上記走行経路設定手段の動作を再
    開させる経路設定再開手段と、 上記経路設定手段により設定される走行経路を、上記表
    示手段に表示された道路地図上で識別表示させる経路表
    示制御手段と、 上記経路表示制御手段が走行経路の識別表示を行うと
    き、走行経路上の次の交差点が上記表示手段に現在表示
    されている道路地図上に有るか否かを判断し、当該次の
    交差点が該道路地図上にないときに、上記地図表示制御
    手段が上記表示手段に表示する道路地図を当該次の交差
    点を含む道路地図に逐次変更する表示地図変更制御手段
    と、 を備えた車両の走行経路設定装置において、 予め走行経路の最終地点となる目的地を外部から入力す
    るための目的地入力手段と、 上記方向入力手段から入力された走行経路の始点及び上
    記経路設定再開手段により始点として設定された各交差
    点毎に、当該地点から上記目的地への方向を上記地図デ
    ータに基づき算出すると共に、該算出した方向を上記表
    示手段に表示された道路地図上で上記始点及び上記各交
    差点の付近に識別表示させる方向表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両の走行経路設定装置。
JP12908293A 1993-05-31 1993-05-31 車両の走行経路設定装置 Pending JPH06341845A (ja)

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ID=15000641

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113763696A (zh) * 2020-06-01 2021-12-07 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种车辆路径重构方法、装置、电子设备及存储介质

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113763696A (zh) * 2020-06-01 2021-12-07 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种车辆路径重构方法、装置、电子设备及存储介质

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