JP2003177028A - 電子地図表示装置 - Google Patents

電子地図表示装置

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JP2003177028A
JP2003177028A JP2001377141A JP2001377141A JP2003177028A JP 2003177028 A JP2003177028 A JP 2003177028A JP 2001377141 A JP2001377141 A JP 2001377141A JP 2001377141 A JP2001377141 A JP 2001377141A JP 2003177028 A JP2003177028 A JP 2003177028A
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JP2001377141A
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Rumi Minagawa
留美 皆川
Takeshi Akatsuka
健 赤塚
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 探索された経路上の地図情報を容易に確認で
きる電子地図表示装置。 【解決手段】 経路を探索し、探索された経路を表示画
面の上部分においてスクロールバー状に表示する。スク
ロールバー60は、経路の出発地と目的地を端点とし、
経由地を含めてそれぞれの名称が対応する位置に表示さ
れる。スライダ61が利用者によって移動操作可能とさ
れるとともに、スライダ位置にスライダ位置付近の交差
点名称62が表示される。表示画面の下部分には、スラ
イダ位置を中心とした地図が表示される。これによっ
て、スクロールバー60で経路がどこを経由するかを認
識できるとともに、スライダ位置に表示されている交差
点名で、スライダの位置を認識することができる。スラ
イダを移動すれば、移動先の地図が表示されるから、経
路上で地点を指定、指定した地点だけの地図を表示させ
ることができ、経路上の地図確認が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、経路を探索する
機能を有する電子地図表示装置に関し、特に探索された
経路を確認する際、経路上の地図情報を容易に得る電子
地図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子地図表示装置において例えばナビゲ
ーションシステムのように、出発地と目的地などの探索
情報を入力し、その探索情報に基づいて目的地までの経
路を探索し、探索された経路を地図画面上に表示して道
案内をするものがある。このように探索された経路を確
認する場合、例えばリモコンなどを操作し、表示画面を
スクロールしながら確認することが行われている。しか
し、この作業をしているとき、利用者が常に、地図表示
の動きを注視して、移動操作することが必要なため、煩
わしい。また、地図画面の移動は、経路に沿って行う必
要があるから、経路が長く、目的地付近の地図情報を確
認する場合は、時間がかかる。
【0003】これらの問題を解決すべく、例えば特開平
11−218427号公報では、探索された経路上に、
交差点または分岐点ごとあるいは一定の時間または一定
距離ごとに所定点を設定し、経路に沿って、各所定点を
中心とした地図情報を順次に表示することで、経路を確
認するようにしている。この方法によれば、利用者がリ
モコンなどを操作することなく、経路を確認することが
できるとともに、確認に要する時間の短縮が可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、経路の
確認に関して、経路の全区間でなく、特定区間、例えば
いつも渋滞しやすい地点だけの道路状況を確認したいこ
とが考えられる。こうした要求に対しては、上記何れの
従来例でも、出発地から辿っていく必要があるから、不
必要な地図情報が表示される。また後者の場合は、所定
点だけの表示とはいえ、経路が長いと、依然として時間
がかかり不便であるという問題があった。本発明は、上
記従来の問題点に鑑み、探索された経路上において、地
点を指定し、指定した地点だけの地図情報を表示させる
ことが可能な電子地図表示装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、少なくとも経路計算用データと表示用地図デ
ータとを記憶するデータ記憶部と、経路を検索するため
の情報入力を行うユーザ入力装置と、前記記憶されてい
る経路計算用データを用いて、前記ユーザ入力装置によ
って入力された経路探索情報に基づいて、経路を計算す
る経路計算部と、前記経路計算部によって求められた経
路情報を記憶する経路記憶部と、前記経路記憶部に記憶
されている経路情報を用いて、表示画面においてスクロ
ールバー状に経路を表示するとともに、前記スクロール
バー上のスライダ位置に相当する地点付近のランドマー
クの名称を表示するスクロールバー描画部と、前記スク
ロールバー上のスライダは利用者によって移動操作可能
とされ、前記スクロールバー上の前記スライダ位置に基
づいて、前記表示用地図データから所定範囲内の表示用
地図データを抽出し、表示画面において地図表示を行う
地図描画部とを有するものとした。
【0006】請求項2記載の発明は、前記スクロールバ
ー描画部が、出発地からスライダ位置地点までの距離を
表示するものとした。
【0007】請求項3、4記載の発明は、前記スクロー
ルバー描画部が、出発地、および目的地、更には経由地
の名称を前記スクロールバー上に表示するものとした。
【0008】請求項5記載の発明は、前記スクロールバ
ー描画部が、スライダ位置地点以外の経路上のランドマ
ークの名称をも前記スクロールバー上に表示するものと
した。
【0009】請求項6記載の発明は、拡大表示操作手段
が設けられ、該拡大表示操作手段が操作された場合に
は、前記スクロールバー描画部は、前記スクロールバー
において前記スライダ位置付近を拡大表示するものとし
た。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、探索情報に基
づいて経路を計算し、計算された経路をスクロールバー
で表示するととに、スクロールバー上のスライダ位置を
中心とした地図を表示する。スクロールバーには、スラ
イダ位置に相当する地点付近のランドマークの名称が表
示されている。このため、スライダ位置を変化させれ
ば、経路上でのスクロールが可能になる。移動したスラ
イダが経路上でどのランドマーク付近にあるかを確かめ
ながら、必要な地点まで移動し、その地点だけの地図情
報を表示させることができる。地図画面をスクロールま
たは順次に表示する従来例より、短時間で所定地点の地
図情報を確認することが可能になる。
【0011】請求項2記載の発明では、出発地からスラ
イダ位置地点までの距離を表示するようにしたので、出
発地からの距離の確認をしながら、スライダを移動する
ことができる。
【0012】請求項3記載の発明では、スクロールバー
において、出発地、および目的地の各名称は、スクロー
ルバー上のその地点の対応位置に表示されるので、スラ
イダを移動する際の位置参考にもなる。更に請求項4の
ように経由地の名称を表示すると、スクロールバーだけ
でも、経路はどこを経由するかを確認することができ
る。
【0013】請求項5記載の発明では、スクロールバー
において、スライダ位置地点以外のランドマークの名称
をも表示するようにしたので、ランドマークを参考にし
て、スライダを移動することができる。
【0014】請求項6記載の発明では、拡大表示操作手
段を操作すれば、スクロールバーにおいてスライダ位置
付近を拡大表示するようにしたので、必要に応じて、ス
ライダ位置部分だけを拡大表示し、これまで表示できな
かったランドマークなどを表示でき、細かな位置確認が
可能なため、地点の指定がより正確になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は、電子地図表示装置として自
動車に利用されるナビゲーションシステムの構成を示す
ブロック図である。ナビゲーションシステムは、データ
記憶部10と、ユーザ入力装置20、演算部30、現在
位置検出部40およびディスプレイ50から構成され
る。データ記憶部10には、経路計算用データ記憶部1
01と、表示用地図データ記憶部102が設定され、そ
れぞれに経路計算用データと、表示用地図データが記憶
されている。これらのデータを記憶するメディアとして
は、例えばCD−ROM、ICカード、光磁気ディスク
などを利用することができる。
【0016】経路計算用データは、道路形状などの情報
を含まず、道路地図(都市間高速道路、都市高速道路、
有料道路、国道、県道、主要地方道などを含む)上の道
路接続や規制等の情報を中心としたノードデータであ
る。ノードは、道路上の分岐点、交差点に設定される点
で、各ノードを繋いだ線をリンクという。ノードデータ
は、各ノードの位置座標と、交差点名がある場合は交差
点名称、そしてノードに連結するリンクの情報をもって
いる。リンク情報には、リンク番号、道路種別(都市間
高速道路、都市高速道路、有料道路、国道、県道、主要
地方道など)、規制速度などの情報が含まれている。
【0017】表示用地図データ記憶部102に記憶され
ている表示用地図データは、道路、地名、施設、鉄道、
河川等の地図要素を持ち、住宅地図のような詳細な地図
情報が含まれる地図データである。
【0018】ユーザ入力装置20は、タッチパネルおよ
びリモコンを利用し、出発地、目的地及び経由地を設定
し、経路探索情報などの指定ができる経路探索用入力部
201と、後述する経路計算で求められた経路上の地点
を指定する経路表示入力部202を有している。
【0019】演算部30は、経路計算部301と、経路
記憶部302と、経路表示管理部303と、スクロール
バー描画部304および地図描画部305を有してい
る。経路計算部301では、経路探索用入力部201か
ら、利用者が設定した出発地、目的地および経由地情報
を入力し、これらの地点を含む領域の経路計算用データ
を経路計算用データ記憶部101から読み込み、利用者
が指定した探索条件に基づいて経路計算を行う。経路計
算においては、ダイクストラ法等により出発地から目的
地までの最小のリンクコストとなる経路を求める。ここ
でリンクコストを見積もるときに、走行距離、走行時
間、高速道路の利用の有無、右左折回数、幹線道路の走
行確率、事故多発地点の回避など利用者が設定した探索
条件を考慮する。
【0020】経路記憶部302は、経路計算部301で
求められた経路とその経路上にある交差点情報を保存す
る。スクロールバー描画部304は、経路記憶部302
に保存されている経路情報を用いて、ディスプレイ50
においてスクロールバー状に経路を表示する。スクロー
ルバー上の、出発地、目的地および経由地の位置にそれ
ぞれの名称が表示される。スクロールバーのスライダ
は、経路上の地点を示す。このスライダ位置に、出発地
からスライダ位置に相当する地点(スライダ位置地点)
までの距離と、スライダ位置地点付近のランドマークの
名称が表示される。スライダが利用者によって移動可能
とされ、スライダが移動した場合、距離および名称が変
わる。
【0021】地図描画部305はスライダ位置地点を基
準として、表示用データ記憶部から所定範囲の表示用地
図データを入力し、ディスプレイ50において地図表示
を行う。経路表示管理部303は、スクロールバー描画
部304と地図描画部305における描画処理を管理す
る。現在位置検出部401は、GPS航法や車速パルス
とジャイロを用いた自律航法、またはそれらを併用した
ハイブリッド方式を用いて現在位置を検出する。ここで
検出した現在位置情報が経路管理部303に出力され、
この現在位置情報を基に、スクロールバーには現在位置
が表示される。
【0022】図2は、上記構成の全体の処理の流れを示
すフローチャートである。主な処理は、経路計算と経路
表示に分かれる。そして、経路表示については経路表示
の初期化と、経路表示中の描画更新がある。すなわち、
まず、ステップ100において、利用者から経路探索要
求があるか否かを判断し、探索要求があった場合には、
ステップ101において、入力された探索条件を基に経
路を計算する。経路計算が完了し、ステップ102にお
いて、利用者から経路表示要求があることを判断する
と、ステップ103において、経路表示の初期化処理を
行う。この初期化処理で、ディスプレイ50にスクロー
ルバーとスクロールバー上のスライダ位置地点に対応し
た地図が表示される。
【0023】ステップ104において、利用者がスライ
ダを移動したか否かを判断し、移動しなかった場合は、
ステップ106において経路探索要求がある否かの判断
を経て、ステップ104またはステップ101に戻る。
スライダ位置を移動したと判断すると、利用者が経路の
確認をしようとしているものとして、ステップ105に
おいて、描画の更新を行う。この描画更新によって、移
動したスライダ位置地点に対応した地図が表示される。
この後、ステップ106へ進む。上記の処理について、
以下、コラボレーション図を用いてさらに詳細に説明す
る。
【0024】まず、ステップ101における経路計算処
理について、図3のコラボレーション図を用いて説明す
る。まず、経路探索用入力部201によって、目的地、
経由地など経路上で通りたい地点と探索情報を利用者が
入力する。目的地や経由地は、住所、電話番号、施設名
称による検索や地図表示などによって入力される。出発
地については、利用者が指定してもよいし、現在位置検
出部40が検出した現在位置を出発地としてもよい。ま
た、探索条件については、一般道路/有料道路の優先、
時間優先/距離優先等を指定することが可能である。
【0025】このように、経路探索入力部201で、経
路計算に必要な出発地、目的地および経由地情報が入力
された後、経路計算部301において経路計算を行う。
経路計算部301は、経路計算用データ記憶部101か
ら出発地、目的地を含む(経由地が設定された場合は経
由地を含む)領域の経路計算用データを読み込んで経路
計算を行い、経路計算結果をその経路上にある交差点情
報とともに経路記憶部302に保存する。
【0026】次に、経路表示処理について説明する。経
路上の特定地点を表示するために、図4に示すような出
発地と目的地を端点、もしくは図5のように現在位置と
目的地を端点とした路線図をスクロールバーを用いて表
現する。図4において、スクロールバー60には出発
地、目的地の他に、経由地も合わせて表示され、出発地
と、目的地および経由地の位置には、それぞれの名称が
表示されるとともに、出発地(図5の例では現在位置)
からの距離が表示されている。経由地の指定がない場合
は、経路上にある適当なランドマーク、例えば経路が高
速道路を利用する場合には高速の入口インタチェンジ
(IC)/出口インタチェンジ(IC)、高速を利用し
ない場合は経路上で右左折が生じる幹線道路の交差点等
を経由地の代わりに用いる。
【0027】スライダ61の位置には、出発地(もしく
は現在位置)からの距離に加えて、スライダ位置地点の
最寄交差点が交差点名を有する場合には、交差点名称6
2が表示される。このスライダは、利用者が経路上での
スクロールをし、表示したい地図の地点を指定できる。
また、端点が出発地の場合、スクロールバーには現在位
置63も合わせて表示される。なお、上記表示画面に
は、例えば図6に示すように、画面の右下方に路線図拡
大のボタン64を設け、スクロールバーにおいてスライ
ダ位置付近を拡大表示することもできる。さらに図7の
ように、拡大した部分に、拡大する前に表示できなかっ
た交差点などのランドマーク情報を表示してもよい。
【0028】スライダを移動する度に、付随情報として
スライダ位置に表示されている距離および交差点名称も
更新する。スライダ位置に距離および交差点名称を表示
させるのは、地図描画よりも交差点名称だけを描く方
が、描画速度が速いためであり、仮に利用者がその付近
の地名を知っている場合は、地図の描画が終る前に交差
点名称を確かめるだけで次にスクロールすることでき
る。地図の更新はスライダ位置が移動する度にしてもよ
いし、利用者がスクロールを休止させた時点に行っても
よい。これ以降は、スライダ位置が移動する度に地図を
更新する例について説明する。
【0029】まず、ステップ103における経路表示の
初期化について説明する。図8は、経路表示の初期化処
理を示すコラボレーション図である。利用者が経路表示
入力部202において経路表示を要求すると、経路表示
管理部303がスクロールバー描画部304と地図描画
部305にそれぞれ先に述べたスクロールバー描画と地
図描画を要求する。これによって、スクロールバー描画
部304は、経路記憶部302に保存されている経路計
算結果を基に、現在位置をスクロールバーのスライダ位
置としてスクロールバーの表示を行う。地図描画部30
5は、表示用地図データ記憶部102から現在位置付近
の地図データを読み込み、現在位置を基準とした地図表
示を行う。これにより、スライダが現在位置を示して、
現在位置を中心とした地図情報が表示されるので、車両
の走行にしたがった地図表示が行われる。
【0030】次に、ステップ104、105におけるス
ライダ位置の移動判断および描画更新に関する処理につ
いて説明する。図9は、経路表示中の更新処理を示すコ
ラボレーション図である。まず、利用者が経路表示入力
部202を用いてスクロールバーのスライダ位置を移動
するとこの処理が起動する。スライダを移動するには、
例えば利用者がタッチパネルに触って操作してもよい
し、または図10に示すようなリモコン200についた
ジョグダイヤル202Aを操作してもよい。
【0031】経路表示管理部303は、スライダ位置が
変化する度に、スクロールバー描画部304に交差点名
表示の更新、地図描画部305に地図表示の更新を指示
する。つまり、利用者がスライダを移動操作したときの
み、スクロールバーと地図の更新を行い、操作を休止す
る場合には処理を行わない。スクロールバー描画部30
4は、経路記憶部302からスライダ位置の付近の交差
点情報を読み込み、交差点名のある交差点であれば、そ
の位置に交差点名称を表示するとともに、出発地からの
距離を示す。地図描画部305は、表示用地図データ記
憶部102から、スライダ位置地点を中心とした地図デ
ータを入力し、スライダ位置に対応した地図情報を表示
する。
【0032】次に、経路表示更新のうち、スライダ位置
に表示されている交差点名称および距離表示の更新につ
いて、図11のフローチャートを用いて説明する。利用
者がスクロールバーのスライダ位置を移動すると、経路
表示管理部303は、まずスクロールバー描画部304
に交差点名称と距離を更新するように指示する。これに
よって、ステップ1101において、スクロールバー描
画部304は、まず現在表示されている交差点名称と距
離の表示をクリアする。
【0033】次に、ステップ1102において、出発地
からスライダ位置地点までの距離を求める。ステップ1
103において、経路記憶部302に保存されている経
路計算結果と交差点情報からスライダ位置に対応する地
点に最も近い交差点を調べ、その交差点の交差点名称及
び緯度経度をスクロールバー描画部304に知らせる。
この情報をもとに、ステップ1104において、スクロ
ールバー描画部304はスライダ位置に交差点名称を表
示する。その後、その交差点が対応する緯度経度情報を
経路表示管理部303に送信して終了する。
【0034】経路表示管理部303は、地図描画部30
5にスクロールバー表示部304が送信してきた緯度経
度を基準として地図を描画するように地図描画部305
に指示する。これによって、地図描画部305は、この
緯度経路情報を基に、表示用地図データ記憶部102か
ら地図情報を読み込み、地図表示を行う。地図表示で
は、経路表示管理部303から地図更新の指示がある度
に、たとえ前回の地図描画が終了していなくても、その
描画処理を中止して次の地図の描画を行うようになって
いる。このように描画処理を中止するのは、スライダの
位置移動に対する地図描画の応答時間を短くするためで
ある。これを実現するには、ダブルバッファで行う。
【0035】図12は、地図描画部305の処理の流れ
を示すフローチャートである。ここでは、地図描画部3
05が地図描画をしていない、待ち状態から始まる場合
について述べる。ステップ1201での待ち状態で地図
描画要求が起きた場合は、バッファ1をクリアし、ステ
ップ1202においてバッファ1に表示用地図データを
読み込んで、地図の描画を行う。
【0036】ステップ1203において、バッファ1に
地図を描画している間に新たな描画要求があるか否かを
判断する。なかった場合は、ステップ1204で描画が
完了したか否かを判断し、完了しなかったときに、ステ
ップ1202に戻り、描画を続ける。ステップ1203
で新たな描画要求があった場合には、バッファ1をクリ
アして、ステップ1202に戻り、新たな表示用地図デ
ータを読み込んで、地図を描画する。ステップ1204
で、描画が完了したと判断したときには、ステップ12
05においてバッファ1に描画した地図をバッファ2に
コピーして、処理が完了する。バッファ2の地図がディ
スプレイ50に出力されて地図表示される。
【0037】本実施例は、以上のように構成され、探索
された経路をスクロールバーで表示するとともに、スク
ロールバー上のスライダ位置に対応した地図表示をする
ようになっているので、スライダを移動して、特定の地
点を指定し、その地点の地図を表示させることができる
から、短時間でかつ容易に経路確認ができる。
【0038】また、スクロールバーのスライダ位置に
は、出発地からの距離および付近の交差点名称を表示す
るようになっているので、距離と交差点名称を参考しな
がら、スライダを移動することができる。また、スライ
ダを移動する際に、新たなに地図情報が入力された場合
に、前の地図の描画が継続中であっても中止するから、
すべての地図描画が完了しなくても、スライダを移動す
ることができるから、スライダ位置に表示されている交
差点名などの位置がわかったときに、より早く次へ移動
し、地図表示をしたい地点に早く辿りつけるという効果
が得られる。
【0039】また、スクロールバーにおいて、出発地、
目的地および経由地位置、さらにランドマーク位置に、
それぞれの名称を表示するようになっているので、スク
ロールバーだけでも、経路はどこを経由するかを確認す
ることができるとともに、それを参考にしてスライダを
移動することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるナビゲーションシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】全体の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】経路計算処理のコラボレーション図である。
【図4】地図表示の説明図である。
【図5】地図表示の説明図である。
【図6】スライダ位置付近を拡大表示する機能を設けた
場合の表示画面を示す図である。
【図7】拡大表示した部分に交差点情報を表示した例を
示すの図である。
【図8】経路表示の初期化の処理を示すコラボレーショ
ン図である。
【図9】経路表示中の更新処理を示すコラボレーション
図である。
【図10】ジョグダイヤル付きのリモコンを示す図であ
る。
【図11】経路表示の交差点名称更新を行う処理を示す
フローチャートである.
【図12】地図描画部における処理の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 データ記憶部 20 ユーザ入力装置 30 演算部 40 現在位置検出部 50 ディスプレイ 101 経路計算用データ記憶部 102 表示用地図データ記憶部 200 リモコン 201 経路探索用入力部 202 経路表示入力部 202A ジョグダイヤル 301 経路計算部 302 経路記憶部 303 経路表示管理部 304 スクロールバー描画部 305 地図描画部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB22 HC08 HC15 HC25 HC26 HC27 HD03 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC16 AC18 5B075 KK33 KK37 ND06 PP03 PP13 PP22 5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF33 FF36 FF40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも経路計算用データと表示用地
    図データとを記憶するデータ記憶部と、経路を検索する
    ための情報入力を行うユーザ入力装置と、前記記憶され
    ている経路計算用データを用いて、前記ユーザ入力装置
    によって入力された経路探索情報に基づいて、経路を計
    算する経路計算部と、前記経路計算部によって求められ
    た経路情報を記憶する経路記憶部と、前記経路記憶部に
    記憶されている経路情報を用いて、表示画面においてス
    クロールバー状に経路を表示するとともに、前記スクロ
    ールバー上のスライダ位置に相当する地点付近のランド
    マークの名称を表示するスクロールバー描画部と、前記
    スクロールバー上のスライダは利用者によって移動操作
    可能とされ、前記スクロールバー上の前記スライダ位置
    に基づいて、前記表示用地図データから所定範囲内の表
    示用地図データを抽出し、表示画面において地図表示を
    行う地図描画部とを有することを特徴とする電子地図表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記スクロールバー描画部は、出発地か
    らスライダ位置地点までの距離を表示することを特徴と
    する請求項1記載の電子地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記スクロールバー描画部は、出発地、
    および目的地の名称を前記スクロールバー上に表示する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子地図表示
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スクロールバー描画部は更に経由地
    の名称を前記スクロールバー上に表示することを特徴と
    する請求項3記載の電子地図表示装置。
  5. 【請求項5】 前記スクロールバー描画部は、スライダ
    位置地点以外のランドマークの名称をも前記スクロール
    バー上に表示することを特徴とする請求項1から4のい
    ずれか1に記載の電子地図表示装置。
  6. 【請求項6】 拡大表示操作手段が設けられ、該拡大表
    示操作手段が操作された場合には、前記スクロールバー
    描画部は、前記スクロールバーにおいて前記スライダ位
    置付近を拡大表示することを特徴とする請求項1から5
    のいずれか1に記載の電子地図表示装置。
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