JPH06341706A - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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JPH06341706A
JPH06341706A JP5182594A JP5182594A JPH06341706A JP H06341706 A JPH06341706 A JP H06341706A JP 5182594 A JP5182594 A JP 5182594A JP 5182594 A JP5182594 A JP 5182594A JP H06341706 A JPH06341706 A JP H06341706A
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JP
Japan
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room temperature
temperature
relay
combustion amount
value
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JP5182594A
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English (en)
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Mitsuyasu Watanabe
光靖 渡辺
Yoshitaka Saitou
孔貴 斎藤
Yasushi Suzuki
泰 鈴木
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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  • Control Of Combustion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御手段に連続運転のための制御機能のほか
就寝を前提にしたおやすみ運転のための制御機能の二つ
を持たせて快適制御性能を向上させる。 【構成】 連続暖房運転が選択されかつ室温検知手段9
によって検知される室温が室温設定手段10によって設
定される値Tsに対して一定の値αT以上低い場合に限
り運転開始時に暖房目標温度と燃焼量をそれぞれ設定値
Tsより一定の値ΔTだけ高いTs+ΔTと定格燃焼量
より大きな最大燃焼量に設定変更して運転を開始させる
とともに室温検知手段が設定変更された温度Ts+ΔT
を検知した後もその最大燃焼量を一定時間tだけ継続し
た上でその一定時間tの経過後は暖房目標温度ならびに
燃焼量をそれぞれ設定値Tsと定格燃焼量に戻すようリ
レー2の制御を行うほかにおやすみ暖房運転が選択され
た場合はその運転の開始時に室温検知手段9によって検
知される室温にかかわらず室温設定手段10によって設
定される設定値Tsにのみ基づいて燃焼運転が行われる
ようリレー2の制御を行う制御手段8とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温風暖房器に関するもの
で、暖房運転動作を制御する制御手段に連続運転のため
の制御機能のほか就寝を前提としたいわゆるおやすみ運
転のための制御機能の二つを持たせ、それぞれの動作が
快適に行われるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より温風暖房器は、室温設定手段と
室温検知手段を備え、それぞれの情報に基づいて室温を
一定に制御していた。
【0003】第4図は室温設定手段によって設定された
温度に基づいて行われる制御の例を示したもので、単純
に設定温度TSを目差して暖房が開始され、室温検知手
段によって検知される室温TRが設定温度に到達した後
もただ単純に設定温度を維持する様子を示している。こ
の第4図中TBは体感温度であり、設定温度が体感され
るのに時間遅れを伴うことを示している。
【0004】この快適性が得られるのに時間遅れが伴う
ことに着目して、運転開始時の温度が設定温度より所定
の値以上低い場合に、暖房運転を設定された温度より高
い温度を目差して行わせるとともにその高い温度を所定
の時間だけ維持し、その時間が経過した後は当初の設定
温度で制御するようにして快適な暖房が迅速に行われる
ようにしたものが提案されている(実願昭54−137
736号(実開昭56−55909号)のマイクロフィ
ルムに記載されている発明)。
【0005】また、運転開始から設定温度に到達するま
での時間を短縮するために、運転開始時に高能力で運転
し、設定温度に到達した後は低能力で運転するようにし
たものも見られる(特開昭57−210239号公報の
発明)。
【0006】そのほか、切り替え手段を操作することに
より、暖房器動作を連続運転とタイマー制御(おやす
み)運転に切り替えられるようにし、複数の使用目的に
合わせて使い分けられるようにしたものもある(実願昭
58−21038号(実開昭59−128056号)の
マイクロフィルムに記載されている発明)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した先行
各例の個々の改善点を単に組み合わせただけでは、連続
運転の開始時のみならず就寝を前提としたおやすみ運転
の開始時にも、暖房開始時の室温条件さえ満たされれば
設定温度より高い温度を目差して定格能力を超えた最大
能力で暖房が行われてしまうとともに、その高い温度を
所定の時間だけ維持するよう制御が行われてしまうこと
になり、いずれの運転を選択した場合でも常に快適に動
作する暖房器にはなり得ないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するためになされたもので、室温を設定する手段
と、室温を検知する手段と、リレーと、このリレーによ
って駆動される燃料供給電磁弁と、そして連続暖房運転
が選択されかつ室温検知手段によって検知される室温が
室温設定手段によって設定される値に対して一定の値以
上低い場合に限り運転開始時に暖房目標温度と燃焼量を
それぞれ設定値より一定の値だけ高い温度と定格燃焼量
より大きな最大燃焼量に設定変更して運転を開始させる
とともに室温検知手段がその設定変更された温度を検知
した後もその最大燃焼量を一定時間だけ継続した上でそ
の一定時間の経過後は暖房目標温度ならびに燃焼量をそ
れぞれ当初の設定値と定格燃焼量に戻すようリレーの制
御を行うほかに、他方おやすみ暖房運転が選択された場
合はその運転の開始時に室温検知手段によって検知され
る室温にかかわらず室温設定手段によって設定される設
定値にのみ基づいて燃焼運転が行われるようリレーの制
御を行う制御手段とによって温風暖房器を構成する。
【0009】
【作用】本発明は上述の通りの構成であるので、連続運
転のための制御機能が働く場合は、その運転の開始時の
室温が暖房目標温度として設定された温度に比べて一定
の値以上低いときには、暖房目標温度と燃焼量はそれぞ
れ設定値より一定の値だけ高い温度と定格燃焼量より大
きな最大燃焼量に設定変更され、室温検知手段がその設
定変更された温度を検知した後もその最大燃焼量が一定
時間だけ継続され、その一定時間の経過後は暖房目標温
度ならびに燃焼量がそれぞれ当初の設定値と定格燃焼量
に戻される制御が行なわれるほかに、おやすみ暖房運転
が選択された場合はその運転の開始時に室温検知手段に
よって検知される室温にかかわらず室温設定手段によっ
て設定される設定値にのみ基づいて燃焼運転の制御が行
なわれる。
【0010】
【実施例】以下その一実施例を図面に従って説明する。
【0011】第2図において、1は商用交流電源で、2
はリレー、2aはこのリレー2によって駆動される常開
接点であり、3は燃料供給路を開閉する電磁弁で、前述
のリレー2と常開接点2aを通じて駆動されるものであ
る。4は点火器や送風機等を駆動する駆動部である。こ
れらはいずれも商用交流電源1に接続されている。そし
て5はトランスで、一次巻線が前述商用交流電源1に接
続している。6はトランス5の二次巻線に接続した整流
回路で、7は定電圧IC回路、8はこの定電圧IC回路
7から定電圧が供給されるマイクロコンピュータであ
る。9は室温検知用のサーミスタであり、10は室温設
定用の可変抵抗器である。これら室温検知用サーミスタ
9、室温設定用可変抵抗器10および前述リレー2は本
発明の制御手段としてのこのマイクロコンピュータ8に
接続して制御情報を設定収集し、また前述電磁弁3を駆
動して燃焼運転を制御する。
【0012】つぎにこのように構成された一実施例の動
作を説明する。
【0013】暖房の目標温度である設定温度は可変抵抗
器10の設定値によって決定される。
【0014】まず、連続運転動作が選択された場合を説
明する。
【0015】可変抵抗器10によって設定された温度が
Tsであり、サーミスタ9によって検知される室温が上
述設定値Tsより一定の値αT以上低い状況で暖房運転
が開始の指示があると、マイクロコンピュータ8は燃焼
量を定格燃焼量より大きい最大燃焼に、また設定温度T
sをΔTだけ高い値Ts+ΔTにそれぞれ修正し、サー
ミスタ9が検知する温度が修正された温度Ts+ΔTを
検知した後もその修正された温度Ts+ΔTにて任意の
一定時間tだけその最大燃焼が継続するように設定変更
し、燃焼動作を開始させる。
【0016】この燃焼制御の様子を第1図と第3図に示
した。なおこの第1図中、TRはサーミスタ9が検知す
る室温であり、破線のTBは体感温度である。この第1
図は本発明の制御により快適温度が速やかに体感できる
ことを示してもいる。
【0017】そしてその任意の一定時間tが経過する
と、燃焼量を定格の燃焼量に戻すとともに、設定された
設定温度Tsで室温制御を行う。
【0018】なお、設定値に上乗せする一定値ΔTにつ
いては、暖房器の設置場所により最適値が変わるので、
場所毎に調整するものとする。また最大燃焼量の値につ
いては、例えば30分とか1時間というように限られた
時間では定格の一割ないし二割増しの値にするとか、そ
れ以外の場合にはそれなりに調整するなどの対応が必要
である。
【0019】この連続運転に対しておやすみ運転動作が
選ばれ、可変抵抗器10が操作されて設定温度Tsが設
定されるとともに暖房運転が開始されると、マイクロコ
ンピュータ8は前述連続運転動作の場合とは違って燃焼
量を最大燃焼量にすることなく定格燃焼量のままとし、
また設定温度Tsについても変更することなくTsのま
まとして燃焼動作を開始させる。そして設定温度Tsで
室温制御を行う。
【0020】このおやすみ運転の制御の様子も第3図示
されている通りである。また、室温の変化、体感温度の
変化の様子は従来例の説明の際に用いた第4図と同様で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上本発明によれば、連続運転動作が選
択された場合には、短時間で快適温度が体感できるよう
になるとともに、他方迅速暖房と体感温度について考慮
する必要のない就寝を前提としたおやすみ運転動作が選
択された場合には、必要以上に室温を上昇させるという
無駄を行うことなく、快適さと省エネを両立させた運転
制御をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の室温制御の運転制御パターン
図である。
【図2】本発明一実施例の回路図である。
【図3】本発明一実施例のフローチャート図である。
【図4】従来例の室温制御および本発明のおやすみ運転
制御時の運転制御パターン図である。
【符号の説明】
2 リレー 8 マイクロコンピュータ 9 サーミスタ 10 可変抵抗器 Ts 設定温度 αT 設定温度と室温との差を判定するための一定温度 ΔT 設定温度に上乗せする一定温度 t一定時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温を設定する手段(10)と、室温を
    検知する手段(9)と、リレー(2)と、このリレー
    (2)によって駆動される燃料供給電磁弁(3)と、そ
    して連続暖房運転が選択されかつ前記室温検知手段
    (9)によって検知される室温が前記室温設定手段(1
    0)によって設定される値(Ts)に対して一定の値
    (αT)以上低い場合に限り運転開始時に暖房目標温度
    と燃焼量をそれぞれ前記設定値(Ts)より一定の値
    (ΔT)だけ高い(Ts+ΔT)と定格燃焼量より大き
    な最大燃焼量に設定変更して運転を開始させるとともに
    前記室温検知手段が前記設定変更された温度(Ts+Δ
    T)を検知した後もその最大燃焼量を一定時間(t)だ
    け継続した上でその一定時間(t)の経過後は暖房目標
    温度ならびに燃焼量をそれぞれ前記設定値(Ts)と定
    格燃焼量に戻すよう前記リレー(2)の制御を行うほか
    におやすみ暖房運転が選択された場合はその運転の開始
    時に前記室温検知手段(9)によって検知される室温に
    かかわらず前記室温設定手段(10)によって設定され
    る設定値(Ts)にのみ基づいて燃焼運転が行われるよ
    う前記リレー(2)の制御を行う制御手段(8)とで構
    成されていることを特徴とする温風暖房器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192190A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Corona Corp 温風暖房機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655909U (ja) * 1979-10-04 1981-05-15
JPS60142154A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機

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