JPH0634159A - ダクト式ヒートポンプ空調機 - Google Patents

ダクト式ヒートポンプ空調機

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JPH0634159A
JPH0634159A JP19176492A JP19176492A JPH0634159A JP H0634159 A JPH0634159 A JP H0634159A JP 19176492 A JP19176492 A JP 19176492A JP 19176492 A JP19176492 A JP 19176492A JP H0634159 A JPH0634159 A JP H0634159A
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JP
Japan
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heat
air
air conditioner
heat exchanger
conditioner casing
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JP19176492A
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Akira Morikawa
朗 森川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1対象域Iへの給気Saを温調する第1温
調用熱交換器11a、外気Oを通風する第1吸放熱用熱
交換器14a、第1膨張手段Va1、第1圧縮機Caに
わたって冷媒を循環させる第1ヒートポンプ回路Ha、
及び、第2対象域Pへの給気Sbを温調する第2温調用
熱交換器11b、外気Oを通風する第2吸放熱用熱交換
器14b、第2膨張手段Vb1、第2圧縮機Cbにわた
って冷媒を循環させる第2ヒートポンプ回路Hbの夫々
を、冷媒経路の切り換えにより冷房運転状態と暖房運転
状態とに各別に切り換え可能に構成し、第1及び第2温
調用熱交換器11a,11bを共通の給気側空調機ケー
シング部2aに内装し、第1及び第2吸放熱用熱交換器
14a,14bを共通の外気側空調機ケーシング部2b
に内装してある。 【効果】 ダクト式ヒートポンプ空調機を用いた設備構
成を簡素化し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダクト式ヒートポンプ空
調機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インテリジェントビルにおけるイ
ンテリアゾーンとペリメータゾーンの如く、一方で暖房
が必要なときに他方では冷房が必要となるといったこと
が生じる冷暖房負荷傾向が互いに異なる対象域を冷暖房
するには、図8に示すように、それぞれ独立の空調機
X,Yを各対象域I,Pに対し各別に配備していた。
【0003】図8において、Xa,Xbは第1の対象域
Iに対する空調機Xを構成する給気側空調機ケーシング
部と外気側空調機ケーシング部、他方、Ya,Ybは第
2の対象域Pに対する空調機Yを構成する給気側空調機
ケーシング部と外気側空調機ケーシング部であり、夫々
の給気側空調機ケーシング部Xa,Yaには、対応する
対象域I,Pから還気ダクト3a,3bにより導かれる
還気Ra,Rbと外気ダクト7a,7bにより導かれる
外気Osとの混合空気を対応の対象域I,Pへ給送すべ
き給気Sa,Sbとして温調する温調用熱交換器11
a,11bを内装してある。
【0004】又、夫々の外気側空調機ケーシング部X
b,Ybには、外気ダクト5a,5bにより導かれる外
気Oと還気分流ダクト8a,8bにより導かれる対応対
象域I,Pからの還気Ra,Rbの一部Reとの合流気
を通風する吸放熱用熱交換器14a,14b、及び、圧
縮機Ca,Cbを内装し、各対象域I,Pに対する空調
機X,Yの夫々において、給気側空調機ケーシング部X
a,Yaと外気側空調機ケーシング部Xb,Ybとを冷
媒配管1で接続することにより、温調用熱交換器11
a,11bと吸放熱用熱交換器14a,14bとにわた
って圧縮機Ca,Cbにより冷媒を循環させるヒートポ
ンプ回路Ha,Hbを構成してある。
【0005】そして、各空調機X,Yのヒートポンプ回
路Ha,Hbを、温調用熱交換器11a,11bを蒸発
器として機能させ、かつ、吸放熱用熱交換器14a,1
4bを凝縮器として機能させる冷房運転状態と、逆に温
調用熱交換器11a,11bを凝縮器として機能させ、
かつ、吸放熱用熱交換器14a,14bを蒸発器として
機能させる暖房運転状態とに夫々、切り換え可能に構成
し、これら空調機X,Y毎の運転状態切り換えにより、
各対象域I,Pの冷房要求と暖房要求とに対して個別に
対応するようにしていた。
【0006】図中、Fsa,Fsb夫々の給気側空調機
ケーシング部Xa,Yaにおいて対応の対象域I,Pへ
給気Sa,Sbを送給する給気ファン、又、Fea,F
ebは夫々の外気側空調機ケーシング部Xb,Ybにお
いて吸放熱用熱交換器14a,14bに対し通風すると
ともに、その通風後の空気を排気ダクト6a,6bを介
し屋外へ排出する排気ファンである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、対象域I,P
ごとに独立の空調機X,Yを配備するため、又、それら
独立の空調機X,Yの夫々に対して、還気、外気、排気
等に対する種々のダクトを個別に施設しなければならな
いため、全体として設備構成が極めて煩雑となって、設
備コスト及び必要設備スペースが嵩むとともに、設置施
工手間が掛かる問題があった。
【0008】本発明の目的は、合理的な空調機構成とす
ることにより、対象域どうしの冷暖房負荷傾向の異なり
に対応できるようにしながら、上記問題の解消を図る点
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるダクト式ヒ
ートポンプ空調機の第1の特徴構成は、第1対象域への
給気を温調する第1の温調用熱交換器、第2対象域への
給気を温調する第2の温調用熱交換器、それぞれ外気を
通風する第1及び第2の吸放熱用熱交換器を設け、前記
第1温調用熱交換器、前記第1吸放熱用熱交換器、第1
膨張手段、第1圧縮機にわたって冷媒を循環させる第1
ヒートポンプ回路、及び、前記第2温調用熱交換器、前
記第2吸放熱用熱交換器、第2膨張手段、第2圧縮機に
わたって冷媒を循環させる第2ヒートポンプ回路の夫々
を、温調用熱交換器を蒸発器として空気冷却機能させ、
かつ、吸放熱用熱交換器を凝縮器として放熱機能させる
冷房運転状態と、温調用熱交換器を凝縮器として空気加
熱機能させ、かつ、吸放熱用熱交換器を蒸発器として吸
熱機能させる暖房運転状態とに、各別に切り換え可能に
構成し、前記の第1及び第2温調用熱交換器を共通の給
気側空調機ケーシング部に内装し、前記の第1及び第2
吸放熱用熱交換器を共通の外気側空調機ケーシング部に
内装してあることにあり、その作用・効果は次の通りで
ある。
【0010】
【作用】つまり、第1対象域が冷房要求にあるときは、
第1ヒートポンプ回路を冷房運転状態とし、第1吸放熱
用熱交換器を凝縮器として放熱機能(換言すれば排熱機
能)させながら、蒸発器として機能する第1温調用熱交
換器により第1対象域への給気を冷却して第1対象域を
冷房する。
【0011】又、第1対象域が暖房要求にあるときは、
第1ヒートポンプ回路を暖房運転状態とし、第1吸放熱
用熱交換器を蒸発器として吸熱機能(換言すれば採熱機
能)させながら、凝縮器として機能する第1温調用熱交
換器により第1対象域への給気を加熱して第1対象域を
暖房する。
【0012】すなわち、第2対象域の冷暖房状態にかか
わらず、上記の如き第1ヒートポンプ回路の運転状態切
り換えをもって、第1対象域の冷房要求及び暖房要求に
対応できる。
【0013】一方、第2対象域についても同様にして、
第1対象域の冷暖房状態にかかわらず、第2ヒートポン
プ回路の運転状態切り換えをもって、第2対象域の冷房
要求及び暖房要求に対応できる。
【0014】そして、設備構成については、上記の第1
及び第2温調用熱交換器を共通の給気側空調機ケーシン
グ部に内装したことにより、対象域からの還気を給気に
循環使用する場合には、各対象域からの還気を合流させ
る形態として還気ダクトを共通の給気側空調機ケーシン
グ部に対し接続する1系統のみとすることができ、又、
外気を給気に使用する場合には、外気を共通の給気側空
調機ケーシング部に導く1系統の外気ダクトで済ませる
ことができ、更には、還気の一部を分流して排気する場
合には上記の還気ダクトの一系統化によって分流還気ダ
クトも一系統のみで済ませることができる。
【0015】又、第1及び第2の吸放熱用熱交換器を共
通の外気側空調機ケーシング部に内装したことにより、
夫々の吸放熱用熱交換器に対し放熱対象ないし吸熱対象
として通風する外気を導く外気ダクトを共通の外気側空
調機ケーシング部に対し接続する1系統のみとすること
ができるとともに、夫々の吸放熱用熱交換器に通風した
後の空気を排気する排気ダクトも1系統だけで済ませる
ことができる。
【0016】しかも、上記の如き各ダクトの一系統化に
伴い、還気ファン、外気ファン、排気ファンといった各
系統のファンの装備数を少なくできる。
【0017】
【発明の効果】すなわち、本発明の第1特徴構成によれ
ば、各対象域に対する空調機の構成装置を共通のケーシ
ングに内装する空調機の単一化、及び、それに伴う各ダ
クトの一系統化や各ファンの少数化により、全体設備構
成を従来に比べ大巾に簡素化、及び、コンパクト化で
き、これによって、設備コストの低減、及び、省スペー
スを効果的に達成でき、又、設置施工を容易にし得る。
【0018】〔本発明の第2及び第3特徴構成〕本発明
によるダクト式ヒートポンプ空調機の第2の特徴構成
は、前記の給気側空調機ケーシング部、及び、外気側空
調機ケーシング部の夫々を、互いに離間配置した状態で
冷媒配管により接続する独立ケーシングに構成してある
ことにある。
【0019】つまり、この第2特徴構成を採用すれば、
給気側空調機ケーシング部は対象域近くに設置し、一
方、外気側空調機ケーシング部は屋外近くに設置すると
いった設置形態を採用して、全体としてのダクト施設量
を削減できる。
【0020】本発明によるダクト式ヒートポンプ空調機
の第3の特徴構成は、前記の給気側空調機ケーシング部
と外気側空調機ケーシング部とを一体構成として、独立
の空調機ケーシングを構成してあることにある。
【0021】つまり、この第3特徴構成を採用すれば、
給気側空調機ケーシング部と外気側空調機ケーシング部
との一体化により空調機の設置施工を容易にし得るとと
もに、空調機に対するメンテナンスを一箇所で空調機の
全体に対して容易に行うことができる。
【0022】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0023】図1はインテジェントビル等における空調
設備を示し、空調機には、渡り冷媒配管1により互いに
接続する給気側空調機ケーシング部2a(以下、室内ユ
ニットと称す)と外気側空調機ケーシング部2b(以
下、室外ユニットと称す)とに機体を分割したセパレー
ト型のヒートポンプ空調機を設置してある。
【0024】3はインテリアゾーンI及びペリメータゾ
ーンPからの還気Rを合流させて室内ユニット2aに導
く還気ダクト、4a及び4bはインテリアゾーンIへの
給気Sa及びペリメータゾーンPへの給気Sbを室内ユ
ニット2aから各ゾーンI,Pへ各別に導く第1及び第
2給気ダクトであり、一方、5は外気Oを室外ユニット
2bに導く外気ダクト、6は室外ユニット2bから屋外
へ排気Eを導く排気ダクトである。
【0025】又、7は外気ダクト5から外気Oの一部を
分流して、その分流外気Osを室内ユニット2aに導く
分流外気ダクト、8は還気ダクト3から還気Rの一部を
分流して、その分流還気Reを室外ユニット2bに導く
分流還気ダクトである。
【0026】室内ユニット2aにおいては図1及び図2
に示すように、還気ダクト3から導入する還気Rと分流
外気ダクト7から導入する外気Osとを混合室9におい
て混合したのち、その混合空気Mを2流に分流して夫
々、フィルタ10a,10bを介し混合室9から送出
し、そして、一方の分流混合空気Maを第1温調用熱交
換器11a、第1再熱用熱交換器12a、及び、第1加
湿器13aに対しその順に通過させて温湿度調整し、こ
の調整空気をインテリアゾーンIに対する給気Saとし
て第1給気ファンFsaにより第1給気ダクト4aへ送
出する。
【0027】又、他方の分流混合空気Mbを同様に第2
温調用熱交換器11b、第2再熱用熱交換器12b、及
び、第2加湿器13bに対し通過させて温湿度調整し、
この調整空気をペリメータゾーンPに対する給気Sbと
して第2給気ファンFsbにより第2給気ダクト4bへ
送出する。
【0028】室外ユニット2bにおいては図1及び図3
に示すように、外気ダクト5から導入する外気Oと分流
還気ダクト8から導入する還気Reとを混合して、この
混合空気Meを並列に配置した第1及び第2の吸放熱用
熱交換器14a,14bに対し吸放熱対象として通過さ
せ、そして、その通過後の空気を排気Eとして排気ファ
ンFeにより排気ダクト6へ送出する。
【0029】第1温調用熱交換器11a、第1再熱用熱
交換器12a、第1吸放熱用熱交換器14aは、第1系
統側の主副膨張弁Va1,Va2、及び、室外ユニット
2bに装備した第1圧縮機Caとともに単独の第1ヒー
トポンプ回路Haを構成し、又、第2温調用熱交換器1
1b、第2再熱用熱交換器12b、第2吸放熱用熱交換
器14bは、第2系統側の主副膨張弁Vb1,Vb2、
及び、室外ユニット2bに装備した第2圧縮機Cbとと
もに単独の第2ヒートポンプ回路Hbを構成し、これら
第1及び第2のヒートポンプ回路Ha,Hbは、その夫
々について下記の冷房運転、暖房運転、及び、除湿運転
を選択実施できるようにしてある。
【0030】尚、図4ないし図6においては簡単化のた
め第1ヒートポンプHaについてのみ各運転状態におけ
る冷媒流れ状態を示す。
【0031】(冷房運転)図4に示すように、4方弁V
ac(Vbc)を冷房用切り換え状態とし、かつ、副膨
張弁Va2(Vb2)を閉じた状態で圧縮機Ca(C
b)を運転することにより、圧縮機Ca(Cb)から吐
出される高圧冷媒ガス(図中、黒塗りの太線で示す)を
吸放熱用熱交換器14a(14b)に供給し、吸放熱用
熱交換器14a(14b)を凝縮器として通過空気Me
に対し放熱機能させる。
【0032】そして、吸放熱用熱交換器14a(14
b)から送出される凝縮冷媒液(図中、ハッチングを施
した太線で示す)を主膨張弁Va1(Vb1)を介し温
調用熱交換器11a(11b)に供給して、温調用熱交
換器11a(11b)を蒸発器として通過空気Ma(M
b)に対し冷却機能させ、その温調用熱交換器11a
(11b)から送出される低圧冷媒ガス(図中、白抜き
の太線で示す)を圧縮機Ca(Cb)に吸入させる。
【0033】(暖房運転)図5に示すように、4方弁V
ac(Vbc)を暖房用切り換え状態とし、かつ、副膨
張弁Va2(Vb2)を閉じた状態で圧縮機Ca(C
b)を運転することにより、圧縮機Ca(Cb)から吐
出される高圧冷媒ガス(黒塗りの太線)を温調用熱交換
器11a(11b)に供給し、温調用熱交換器11a
(11b)を凝縮器としてMa(Mb)に対し加熱機能
させる。
【0034】そして、温調用熱交換器11a(11b)
から送出される凝縮冷媒液(ハッチングを施した太線)
を主膨張弁Va1(Vb1)を介し吸放熱用熱交換器1
4a(14b)に供給して、吸放熱用熱交換器14a
(14b)を蒸発器として通過空気Meに対し吸熱機能
させ、その吸放熱用熱交換器14a(14b)から送出
される低圧冷媒ガス(白抜きの太線)を圧縮機Ca(C
b)に吸入させる。
【0035】尚、この暖房運転においては必要に応じ加
湿器13a(13b)を並行運転する。
【0036】(除湿運転)図6に示すように、4方弁V
ac(Vbc)を冷房用切り換え状態とし、かつ、副膨
張弁Va2(Vb2)を開いた状態で圧縮機Ca(C
b)を運転することにより、圧縮機Ca(Cb)から吐
出される高圧冷媒ガス(黒塗りの太線)を吸放熱用熱交
換器14a(14b)と再熱用熱交換器12a(12
b)とに分流供給し、吸放熱用熱交換器14a(14
b)を凝縮器として通過空気Meに対し放熱機能させる
とともに、再熱用熱交換器12a(12b)を凝縮器と
して通過空気Ma(Mb)に対し加熱機能させる。
【0037】そして、吸放熱用熱交換器14a(14
b)、及び、再熱用熱交換器12a(12b)から送出
される凝縮冷媒液(ハッチングを施した太線)を主膨張
弁Va1(Vb1)、及び、副膨張弁Va2(Vb2)
を介し合流させて温調用熱交換器11a(11b)に供
給することで、温調用熱交換器11a(11b)を蒸発
器として通過空気Ma(Mb)に対し冷却機能させ、そ
の温調用熱交換器11a(11b)から送出される低圧
冷媒ガス(白抜きの太線)を圧縮機Ca(Cb)に吸入
させる。
【0038】すなわち、この除湿運転では温調用熱交換
器11a(11b)により通過空気Ma(Mb)を冷却
除湿し、続いて、その冷却除湿空気を再熱用熱交換器1
2a(12b)で再熱する。
【0039】上記の各運転状態の説明において括弧内の
符号は第2ヒートポンプ回路Hbの場合を示す。
【0040】つまり、上記の構成により、ペリメータゾ
ーンPの冷暖房状態にかかわらず、インテリアゾーンI
の冷房要求、暖房要求、あるいは、除湿要求に対しては
第1ヒートポンプ回路Haの運転状態切り換えにより対
応し、又、インテリアゾーンIの冷暖房状態にかかわら
ず、ペリメータゾーンPの冷房要求、暖房要求、あるい
は、除湿要求に対しては第2ヒートポンプ回路Hbの運
転状態切り換えにより対応する。
【0041】図中15はインテリアゾーンI及びペリメ
ータゾーンPの各々について、ゾ−ン内温度検出に基づ
き、ゾーン内温度を夫々の設定温度に調整・維持するよ
うに、各ゾーンI,Pに対する給気風量を自動調整する
変風量装置である。
【0042】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0043】前述の実施例の如く、給気側空調機ケーシ
ング部(室内ユニット)2a、及び、外気側空調機ケー
シング部(室外ユニット)2bの夫々を、互いに離間配
置した状態で冷媒配管1により接続する独立ケーシング
に構成するに代えて、図7に示すように、給気側空調機
ケーシング部2aと外気側空調機ケーシング部2bとを
一体構成として、独立の空調機ケーシング2を構成して
もよい。
【0044】還気Rの一部を分流して外気側空調機ケー
シング部2bに導く分流還気ダクト8や、外気Oの一部
を分流して給気側空調機ケーシング部2aに導く分流外
気ダクト7を省略してもよい。
【0045】又、逆に還気構成を省略して給気Sa,S
bの全量を外気Oとする所謂全外気方式を採用してもよ
い。
【0046】再熱用熱交換器12a,12bや加湿器1
3a,13bは省略してもよい。
【0047】本発明は、冷房運転状態と暖房運転状態と
に切り換え可能なヒートポンプ回路を3組以上を共通の
給気側空調機ケーシング部2a、及び、共通の外気側空
調機ケーシング部2bに装備して、3以上の対象域に対
し対応する場合にも適用できる。
【0048】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体設備構成図
【図2】室内ユニットの構造図
【図3】室外ユニットの構造図
【図4】冷房運転状態を示す回路図
【図5】暖房運転状態を示す回路図
【図6】除湿運転状態を示す回路図
【図7】別実施例を示す装置構成図
【図8】従来例を示す設備構成図
【符号の説明】
1 冷媒配管 2 空調機ケーシング 2a 給気側空調機ケーシング部 2b 外気側空調機ケーシング部 11a 第1温調用熱交換器 11b 第2温調用熱交換器 14a 第1吸放熱用熱交換器 14b 第2吸放熱用熱交換器 Ca 第1圧縮機 Cb 第2圧縮機 Ha 第1ヒートポンプ回路 Hb 第2ヒートポンプ回路 I 第1対象域 O 外気 P 第2対象域 Sa 給気 Sb 給気 Va1 第1膨張手段 Vb1 第2膨張手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1対象域(I)への給気(Sa)を温
    調する第1の温調用熱交換器(11a)、第2対象域
    (P)への給気(Sb)を温調する第2の温調用熱交換
    器(11b)、それぞれ外気(O)を通風する第1及び
    第2の吸放熱用熱交換器(14a),(14b)を設
    け、 前記第1温調用熱交換器(11a)、前記第1吸放熱用
    熱交換器(14a)、第1膨張手段(Va1)、第1圧
    縮機(Ca)にわたって冷媒を循環させる第1ヒートポ
    ンプ回路(Ha)、及び、前記第2温調用熱交換器(1
    1b)、前記第2吸放熱用熱交換器(14b)、第2膨
    張手段(Vb1)、第2圧縮機(Cb)にわたって冷媒
    を循環させる第2ヒートポンプ回路(Hb)の夫々を、 温調用熱交換器(11a),(11b)を蒸発器として
    空気冷却機能させ、かつ、吸放熱用熱交換器(14
    a),(14b)を凝縮器として放熱機能させる冷房運
    転状態と、 温調用熱交換器(11a),(11b)を凝縮器として
    空気加熱機能させ、かつ、吸放熱用熱交換器(14
    a),(14b)を蒸発器として吸熱機能させる暖房運
    転状態とに、各別に切り換え可能に構成し、 前記の第1及び第2温調用熱交換器(11a),(11
    b)を共通の給気側空調機ケーシング部(2a)に内装
    し、前記の第1及び第2吸放熱用熱交換器(14a),
    (14b)を共通の外気側空調機ケーシング部(2b)
    に内装してあるダクト式ヒートポンプ空調機。
  2. 【請求項2】 前記の給気側空調機ケーシング部(2
    a)、及び、外気側空調機ケーシング部(2b)の夫々
    を、互いに離間配置した状態で冷媒配管(1)により接
    続する独立ケーシングに構成してある請求項1記載のダ
    クト式ヒートポンプ空調機。
  3. 【請求項3】 前記の給気側空調機ケーシング部(2
    a)と外気側空調機ケーシング部(2b)とを一体構成
    として、独立の空調機ケーシング(2)を構成してある
    請求項1記載のダクト式ヒートポンプ空調機。
JP19176492A 1992-07-20 1992-07-20 ダクト式ヒートポンプ空調機 Pending JPH0634159A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156475A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 温度調整装置
JP2019148410A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 日本ピーマック株式会社 潜熱処理モジュール、外気処理装置及び空調システム
JP2022129825A (ja) * 2021-02-25 2022-09-06 パーカーエンジニアリング株式会社 外気空調装置

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