JP2010019473A - 冷暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】室内を効率的に冷暖房できる冷暖房システムを提供する。
【解決手段】冷房運転モードと暖房運転モードとの切り換えが個別に可能な複数の室内側熱交換器2と、外部熱源側熱交換器1とを備えるヒートポンプ式の空気調和装置Aを設けるとともに、排出室内空気と導入外部空気とを熱交換させる熱交換運転を可能にした換気装置Bを設けてある冷暖房システムであって、システム制御手段として、冷房運転モードにある室内側熱交換器2の合計吸熱量と暖房運転モードにある室内側熱交換器2の合計放熱量との差分に基づき、その差分が縮小する方向に換気装置Bの熱交換運転を制御する制御手段を設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内を冷暖房するための冷暖房システムに関する。
かかる冷暖房システムは、例えば、室内のインテリアゾーンに設けられ、蒸発器として機能させる冷房運転モードと凝縮器として機能させる暖房運転モードとの切り換えが個別に可能な複数の室内側熱交換器と、これら室内側熱交換器との間で冷媒を循環させて冷媒循環系の吸放熱収支をバランスさせるように蒸発器又は凝縮器として機能させて冷媒を外部の吸放熱源と熱交換させる外部熱源側熱交換器とを備えるヒートポンプ式の空気調和装置を設けて、インテリアゾーンを自由に冷暖房できるようにしたものである。
ちなみに、暖房運転モードの室内側熱交換器と冷房運転モードの室内側熱交換器とが混在する空調需要として、次のようなものがある。例えば、夏と冬の間の中間期において、南側の室内側熱交換器を冷房運転モードに切り換え、北側の室内側熱交換器を暖房運転モードに切り換えることがある。又は、室内がOA室であるときには、OA機器や人間等から熱が発生するため、室内側熱交換器を冷房運転モードにすることが一般的であるが、小部屋等が設けられる場合には、小部屋の室内側熱交換器を暖房運転モードにすることがある。
ところで、室内温度及び外部空気に基づいて、外部に排出する排出室内空気と室内に導入する導入外部空気とを熱交換させる熱交換運転を可能にした換気装置を設けるものがある(例えば、特許文献1参照。)。そして、ヒートポンプ式の空気調和機と換気装置とを設けることにより、ヒートポンプ式の空気調和機が室内を冷暖房運転しながらも、換気装置が空調ロスを少なくできるように熱交換運転を行うことが考えられる。
特開昭61−295443号公報
しかしながら、従来の冷暖房システムにおいては、ヒートポンプ式の空気調和機と換気装置とを夫々独立して設けるものであり、ヒートポンプ式の空気調和機の効率化を図る上で、いまだ改善の余地があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、ヒートポンプ式の空気調和機を効率良く運転できる冷暖房システムを提供する点にある。
本発明の冷暖房システムは、蒸発器として機能させる冷房運転モードと凝縮器として機能させる暖房運転モードとの切り換えが個別に可能な複数の室内側熱交換器と、これら室内側熱交換器との間で冷媒を循環させて冷媒循環系の吸放熱収支をバランスさせるように蒸発器又は凝縮器として機能させて冷媒を外部の吸放熱源と熱交換させる外部熱源側熱交換器とを備えるヒートポンプ式の空気調和装置を設けるとともに、室内空気を外部に排出するのに伴い外部空気を室内に導入する室内換気において、排出室内空気と導入外部空気とを熱交換させる熱交換運転を可能にした換気装置を設けてあるものであって、その第1特徴構成は、システム制御手段として、前記冷房運転モードにある前記室内側熱交換器の合計吸熱量と前記暖房運転モードにある前記室内側熱交換器の合計放熱量との差分に基づき、その差分が縮小する方向に前記換気装置の熱交換運転を制御する制御手段を設けてある点にある。
本構成によれば、ヒートポンプ式の空気調和機と換気装置とを連係させて冷房運転モードの室内側熱交換器の合計吸熱量と暖房運転モードの室内側熱交換器の合計放熱量との差分が縮小する方向に換気装置の熱交換運転を制御することにより、ヒートポンプ式の空気調和機を効率良く運転できる。
つまり、例えば、室外が高温で室外側熱交換器にて熱を放出するのに多くのエネルギーが必要な場合において、冷房運転モードの室内側熱交換器にて奪った熱を暖房運転モードの室内側熱交換器にて極力多く放出することにより、室外側熱交換器にて放出する熱の量を極力少なくして、ヒートポンプ式の空気調和機を効率良く運転できる。又、冷房運転モードの室内側熱交換器の合計吸熱量と暖房運転モードの室内側熱交換器の合計放熱量との差分がゼロになるときには、室外側熱交換器に設けられた放熱ファンの作動が停止することになり、ヒートポンプ式の空気調和機を一層効率良く運転できる。
本発明の第2特徴構成は、前記換気装置は、前記熱交換運転において前記排出室内空気と前記導入外部空気との熱交換量を連続的又は段階的に調整する回収量調整が可能な構成にし、前記制御手段は、前記差分が縮小する方向に前記換気装置の熱交換運転における前記回収量調整を実行する構成にしてある点を特徴とする。
本構成によれば、排出室内空気と導入外部空気との熱交換量を連続的又は段階的に調整する回収量調整を実行することにより、冷房運転モードの室内側熱交換器の合計吸熱量と暖房運転モードの室内側熱交換器の合計放熱量とが等しくなり易く、ヒートポンプ式の空気調和機を一層効率良く運転できる。
〔第1実施の形態〕
以下、本発明に係る冷暖房システムについて説明する。
図1、図2に示すように、冷暖房システムは、外部熱源側熱交換器としての室外側熱交換器1とその室外側熱交換器1に共に接続された複数の室内側熱交換器2とを備え、それら複数の室内側熱交換器2の夫々が、室内3を暖房する暖房運転モードと室内3を冷房する冷房運転モードとに個別に切り換え自在に構成されたヒートポンプ式の空気調和機A、外部空気を室内3に流入自在な給気路8、室内空気を室外4に排出自在な排気路9、給気路8にて室外4から室内3に流入する導入外部空気と排気路9にて室内3から室外4に排出される排出室内空気とを熱交換させる熱交換運転を可能にした換気装置としての全熱交換器B、室内温度及び室外温度を検出する温度検出手段C、室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷及び冷房負荷を検出する負荷検出手段Dと、温度検出手段C及び負荷検出手段Dの検出情報に基づいて全熱交換器Bの作動を制御する制御手段としての制御装置Hと、を備えている。尚、図1は、冷暖房システムの概略図を示すものであり、天井面は示していない。
(空気調和機の構成)
前記空気調和機Aは、冷媒を外部の吸放熱源としての外部空気と熱交換させる室外側熱交換器1と、冷媒を室内空気と熱交換させる複数の室内側熱交換器2(本実施形態では2つ)と、分流コントローラ5と、室外側熱交換器1の側の冷媒配管6と、室内側熱交換器2の側の冷媒配管7と、を備えている。室外側熱交換器1と分流コントローラ5とが3本の冷媒配管6にて接続され、分流コントローラ5と複数の室内側熱交換器2の夫々とが2本の冷媒配管7にて接続されている。これら冷媒配管6及び冷媒配管7が、高圧の気体の冷媒、低圧の気体の冷媒、及び、液体の冷媒を循環させる冷媒回路を構成してある。
前記室内側熱交換器2を冷房運転モードに切り換えると、室外側熱交換器1が備える圧縮機(図示しない)を作動させ、分流コントローラ5を制御して、液体の冷媒を室内側熱交換器2へ流通させる。そうすると、室内側熱交換器2が蒸発器として機能し、室内側熱交換器2を通流する液体の冷媒が蒸発して低圧の気体になり、周囲から熱を奪う。又、室内側熱交換器2を暖房運転モードに切り換えると、室外側熱交換器1の図示しない圧縮機を作動させ、分流コントローラ5を制御して、高圧の気体の冷媒を室内側熱交換器2へ流通させる。そうすると、室内側熱交換器2が凝縮器として機能し、室内側熱交換器2を通流する高圧の気体の冷媒が凝縮して液体になり、熱を周囲に放出する。そして、2つの室内側熱交換器2のうち一方が冷房運転モードであり、他方が暖房運転モードである場合には、一方の室内側熱交換器2にて奪った熱の一部を他方の室内側熱交換器2にて放出し、残りの熱を室外側熱交換器1にて放出することになる。
(熱交換器の構成)
前記全熱交換器Bは、切換用モータMの駆動軸に取り付けられた切換弁12を備えており、切換弁12の切り換え動作により、導入外部空気と排出室内空気との間で熱交換を行なう熱交換換気運転モードと、導入外部空気と排出室内空気との間で熱交換を行なわない普通換気運転モードとに切り換え自在に構成されている。
(給気路及び排気路の構成)
前記全熱交換器Bには、外部空気を室内3に流入自在な給気路8と、室内空気を室外4に排出自在な排気路9とが設けられている。給気路8は、室外4と全熱交換器Bにおける室外側に開口する給気口とを接続する第1給気路部分8aと、一端が全熱交換器Bにおける室内側に開口する排気口に接続する第2給気路部分8bと、一端が第2給気路部分8bの他端に分岐する状態で接続するとともに、他端が夫々の室内側熱交換器2の給気口の近傍に位置する複数の第3給気路部分8cとを備えている。排気路9は、室外4と全熱交換器Bにおける室外側に開口する排気口とを接続する第1排気路部分9aと、一端が全熱交換器Bにおける室内側に開口する給気口に接続する第2排気路部分9bとを備えている。そして、室内側熱交換器2の排気口と吹出口とを接続するダクト11が設けられている。
(温度検出手段、及び、負荷検出手段の構成)
前記室内側熱交換器2の給気口には、給気温度センサS1が設置されている。室内側熱交換器2の排気口には、排気温度センサS2及び風量センサS3が設置されている。制御装置Hが、それらセンサS1〜S3の入力情報に基づいて、室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷(放熱量)及び冷房負荷(吸熱量)を演算する。したがって、給気温度センサS1、排気温度センサS2、風量センサS3、制御装置Hが、室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷及び冷房負荷を検出する負荷検出手段Dを構成することになる。又、室外4には、室外温度センサS4が設置されると共に、室内3には、室内温度センサS5が設置されている。したがって、それらセンサS4、S5が、室内温度及び室外温度を検出する温度検出手段Cを構成することになる。
次に、本発明に係る冷暖房システムの制御構成について説明する。
図2に示すように、給気温度センサS1、排気温度センサS2、風量センサS3、室外温度センサS4、室内温度センサS5等が備えられ、これらセンサS1〜S5の入力情報に基づいて切換用モータMの動作を制御する制御装置Hが備えられている。
そして、制御手段Hが、暖房運転モードの室内側熱交換器2と冷房運転モードの室内側熱交換器2とが混在している場合において、暖房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷を足し合わせた暖房負荷合計値(合計放熱量)と、冷房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の冷房負荷を足し合わせた冷房負荷合計値(合計吸熱量)との差分が縮小する方向に、全熱交換器Bの熱交換運転を制御する負荷平準化運転を実行するように構成されている。
又、制御手段Hが、負荷平準化運転として、冷房負荷合計値が暖房負荷合計値よりも大きい場合で、且つ、室外温度が室内温度よりも高いときには、熱交換換気運転モードに切り換え、室外温度が室内温度よりも低いときには、普通換気運転モードに切り換えるように構成され、冷房負荷合計値が暖房負荷合計値よりも小さい場合で、且つ、室外温度が室内温度よりも高いときには、普通換気運転モードに切り換え、室外温度が室内温度よりも低いときには、熱交換換気運転モードに切り換えるように構成されている。
次に、冷暖房システムの制御を図3のフローチャートに基づいて説明する。
室内側熱交換器2が運転中であるか否かをチェックして(ステップ1)、運転中の室内側熱交換器2の全てが冷房運転モード及び暖房運転モードでない(ステップ2、3)、言い換えると、暖房運転モードの室内側熱交換器2(室内機)と冷房運転モードの室内側熱交換器2とが混在している状態であれば、暖房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷b1、b2、…を演算するとともに、冷房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の冷房負荷a1、a2、…を演算し(ステップ4)、暖房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷b1、b2、…を足し合わせた暖房負荷合計値b(tot)、及び、冷房運転モードの室内側熱交換器2の夫々の冷房負荷a1、a2、…を足し合わせた冷房負荷合計値a(tot)を演算する(ステップ5)。
そして、冷房負荷合計値a(tot)が暖房負荷合計値b(tot)よりも大きい場合で、且つ、室外温度Hextが室内温度Hintよりも高いときには、熱交換換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ6、10、11)。室外温度Hextが室内温度Hintよりも低いときには、普通換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ6、10、12)。冷房負荷合計値a(tot)が暖房負荷合計値b(tot)よりも小さい場合で、且つ、室外温度Hextが室内温度Hintよりも高いときには、普通換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ6、7,9)。室外温度Hextが室内温度Hintよりも低いときには、熱交換換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ6、7、8)。
運転中の室内側熱交換器2の全てが冷房運転モードである場合には、室外温度Hextが室内温度Hintよりも高いときには、熱交換換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ2、13、15)。室外温度Hextが室内温度Hintよりも低いときには、普通換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ2、13、14)。運転中の室内側熱交換器2の全てが暖房運転モードである場合には、室外温度Hextが室内温度Hintよりも高いときには、普通換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ3、16、18)。室外温度Hextが室内温度Hintよりも低いときには、熱交換換気運転モードに切り換え、その状態を一定時間(5分程度から10分程度)維持する(ステップ3、16、17)。
次に、冷暖房システムの具体的な動作について図1に基づいて説明する。
室外温度Hextが室内温度Hintよりも高いとする。このとき、全熱交換器Bを熱交換換気運転モードに切り換えたときの給気温度が普通換気運転モードに切り換えたときの給気温度よりも低くなる。室内側熱交換器2の一方が冷房運転モードで、他方が暖房運転モードのときにおいて、給気温度センサS1、排気温度センサS2、風量センサS3から演算した一方の室内側熱交換器2の冷房負荷aが、他方の室内側熱交換器2の暖房負荷bよりも大きい(a>b)ときには、全熱交換器Bを熱交換換気運転モードに切り換えることにより、一方の室内側熱交換器2の冷房負荷aを減少させて、他方の室内側熱交換器2の暖房負荷bを増大させる。
これにより、例えば、室外4が高温で室外側熱交換器1にて熱を放出するのに多くのエネルギーが必要な場合において、冷房運転モードの室内側熱交換器2にて奪った熱を暖房運転モードの室内側熱交換器2にて極力多く放出することにより、室外側熱交換器1にて放出する熱の量を極力少なくして、ヒートポンプ式の空気調和機Aを効率良く運転できる。又、冷房運転モードの室内側熱交換器2の合計吸熱量と暖房運転モードの室内側熱交換器2の合計放熱量との差分がゼロになるときには、室外側熱交換器1に設けられた放熱ファンの作動が停止することになり、ヒートポンプ式の空気調和機Aを一層効率良く運転できる。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、複数の室内側熱交換器2に対して1つの全熱交換器Bを設ける構成を例示したが、これに限られるものではなく、複数の室内側熱交換器2の夫々に対して複数の全熱交換器Bの夫々を設けてもよい。
(2)上記実施の形態では、給気温度センサS1の給気温度、排気温度センサS2の排気温度、風量センサS3の風量に基づいて室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷及び冷房負荷を演算する構成を例示したが、このような構成に代えて、分流コントローラが備える弁の開度に基づいて室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷及び冷房負荷を演算してもよい。
(3)上記実施の形態では、換気装置が全熱交換器Bである構成を例示したが、これに代えて、換気装置が顕熱交換器Bであってもよい。
(4)上記実施の形態では、外部熱源側熱交換器が冷媒を外部の吸放熱源としての外部空気と熱交換させる構成を例示したが、これに限られるものではなく、外部熱源側熱交換器が冷媒を外部の吸放熱源としての貯湯タンク内の湯水と熱交換させる構成であってもよい。
(5)上記実施の形態では、全熱交換器Bが、外部空気と室内空気との間で熱交換を行なう熱交換換気運転モードと、外部空気と室内空気との間で熱交換を行なわない普通換気運転モードとに切り換え可能である構成を例示したが、これに限られるものではなく、全熱交換器Bが、同一条件下での外部空気と室内空気との熱交換量を連続的又は段階的に調整する回収量調整が可能である構成としてもよい。尚、同一条件とは、室外温度、室内温度、導入外部空気及び排出室内空気の風量、湿度等が同じときの条件である。
(6)上記実施の形態では、1つの室内3に対して複数の室内側熱交換器2を設置する構成を例示したが、これに限られるものではなく、複数の室内3の夫々に対して複数の室内側熱交換器2の夫々を設置してもよい。
(7)上記実施の形態では、給気温度センサS1、排気温度センサS2、風量センサS3の入力情報に基づいて、室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷(放熱量)及び冷房負荷(吸熱量)を演算する構成を例示したが、さらに湿度センサを設けて、湿度センサ、給気温度センサS1、排気温度センサS2、風量センサS3の入力情報に基づいて、室内側熱交換器2の夫々の暖房負荷(放熱量)及び冷房負荷(吸熱量)を演算してもよい。つまり、水蒸気のエンタルピーを考慮することにより一層精度よく負荷を演算することができる。
冷暖房システムの概略図 冷暖房システムのブロック図 冷暖房システムのフロー図
符号の説明
1 室外機
2 室内側熱交換器
3 室内
4 室外
A 空気調和機
B 熱交換器
C 温度検出手段
D 負荷検出手段
H 制御手段

Claims (2)

  1. 蒸発器として機能させる冷房運転モードと凝縮器として機能させる暖房運転モードとの切り換えが個別に可能な複数の室内側熱交換器と、これら室内側熱交換器との間で冷媒を循環させて冷媒循環系の吸放熱収支をバランスさせるように蒸発器又は凝縮器として機能させて冷媒を外部の吸放熱源と熱交換させる外部熱源側熱交換器とを備えるヒートポンプ式の空気調和装置を設けるとともに、
    室内空気を外部に排出するのに伴い外部空気を室内に導入する室内換気において、排出室内空気と導入外部空気とを熱交換させる熱交換運転を可能にした換気装置を設けてある冷暖房システムであって、
    システム制御手段として、前記冷房運転モードにある前記室内側熱交換器の合計吸熱量と前記暖房運転モードにある前記室内側熱交換器の合計放熱量との差分に基づき、その差分が縮小する方向に前記換気装置の熱交換運転を制御する制御手段を設けてある冷暖房システム。
  2. 前記換気装置は、前記熱交換運転において前記排出室内空気と前記導入外部空気との熱交換量を連続的又は段階的に調整する回収量調整が可能な構成にし、前記制御手段は、前記差分が縮小する方向に前記換気装置の熱交換運転における前記回収量調整を実行する構成にしてある請求項1に記載の冷暖房システム。
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