JP2009103410A - ミックス形空調機 - Google Patents

ミックス形空調機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009103410A
JP2009103410A JP2007278042A JP2007278042A JP2009103410A JP 2009103410 A JP2009103410 A JP 2009103410A JP 2007278042 A JP2007278042 A JP 2007278042A JP 2007278042 A JP2007278042 A JP 2007278042A JP 2009103410 A JP2009103410 A JP 2009103410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cold
hot water
heat
heat pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007278042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4376285B2 (ja
Inventor
Keiichi Kimura
恵一 木村
Matsuo Morita
満津雄 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Kohki Co Ltd
Original Assignee
Kimura Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Kohki Co Ltd filed Critical Kimura Kohki Co Ltd
Priority to JP2007278042A priority Critical patent/JP4376285B2/ja
Priority to CN200810091163XA priority patent/CN101418970B/zh
Publication of JP2009103410A publication Critical patent/JP2009103410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4376285B2 publication Critical patent/JP4376285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】省エネ空調ができ、設備コストと運転コストの削減を図れるミックス形空調機を得る。
【解決手段】 被空調ゾーンAから吸込んだ還気を低エクセルギー冷温水で熱交換する冷温水コイル4を設けた冷温水側ユニット1と、被空調ゾーンAから吸込んだ還気を圧縮式空気熱源用ヒートポンプ14の循環冷媒で熱交換する給気用空気熱交換器15を設けたヒーポン側ユニット2と、冷温水コイル4の通過還気と前記給気用空気熱交換器15の通過還気とを混合して被空調ゾーンAへ吹出す吹出ユニット3と、冷温水コイル4の通水流量とヒートポンプ14の圧縮機容量とを制御する制御手段23と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はミックス形空調機に関するものである。
従来、工場、大店舗、スーパー、体育館などの大空間の空調はエアハンドリングユニットなどの冷温水セントラル式空調機で大空間全体を空調する全館空調であった。この冷温水セントラル式空調機では、冷温水コイルを介して熱源水で還気を熱交換して給気し、循環空調している。ところが、冷温水コイルだけで空調を行うには、夏期や冬期のピーク負荷に合わせた高エクセルギーの熱源水(例えば冷水7℃、温水60℃)で運転しなければならず、チラーなどの大能力の熱源装置が必要で、ピーク負荷から低負荷になるにしたがって空調に利用されない余剰エネルギー比率が増加(すなわち運転ロスが増加)し、熱源装置の運転コストが高くなる問題があった。さらに、全館空調では、例えば天井付近や人のいない部分など空調不要範囲まで無駄に空調することとなり省エネを図れなかった。
特開平4−174225号公報 特開平9−105539号公報 特開昭63−233244号公報
また、このような方式の空調機では、例えば夏期の冷房運転の場合、冷却減湿後に再熱しなければ給気の湿度制御ができないため、熱源水回路を4管式として冷水コイルと温水コイルに冷水と温水を別々に流して運転する必要がある。このような、4管式の熱源水回路では配管距離が長くて設備コストがかかり、冷水と温水を同時に作る必要があるため熱源装置の運転コストや設備コストもかかる問題がある。
本発明は上記課題を解決するため、屋内大空間の被空調ゾーンで空気を循環させて空調するミックス形空調機であって、前記被空調ゾーンから吸込んだ還気を低エクセルギー冷温水で熱交換する冷温水コイルを設けた冷温水側ユニットと、前記被空調ゾーンから吸込んだ還気を圧縮式空気熱源用ヒートポンプの循環冷媒で熱交換する給気用空気熱交換器を設けたヒーポン側ユニットと、前記冷温水コイルの通過還気と前記給気用空気熱交換器の通過還気とを混合して前記被空調ゾーンへ吹出す吹出ユニットと、前記冷温水コイルの通水流量と前記ヒートポンプの圧縮機容量とを制御する制御手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
請求項1と2の発明によれば、
(1)空調の負荷状態に応じて、制御手段23で冷温水コイル4及びヒートポンプ14の一方又は両方を選択的に稼動させて省エネ空調ができる。例えば、低負荷では冷温水コイル4のみを稼動させ、通常負荷ではヒートポンプ14又は冷温水コイル4を稼動させ、ピーク負荷ではヒートポンプ14及び冷温水コイル4の両方を稼動させる。この冷温水コイル4の熱源水は低エクセルギー冷温水なので、中間期など低負荷での運転ロスが少なく、高エクセルギー冷温水をつくるよりも小能力の熱源装置で済み、設備コスト及び運転コストを抑えることができる。
(2)夏期の冷房運転の場合、ヒートポンプ14の給気用空気熱交換器15で冷却減湿した除湿空気と、冷温水コイル4で乾き冷却した(前記除湿空気より高温の)空気と、を所定比率で混合することで再熱せずに給気の温湿度制御ができる。顕熱負荷と潜熱負荷を個別に処理するので、余分に冷却、再熱するエネルギーが不要で省エネとなり、冷水を流すだけでよいので2管式ですみ、設備コスト及び運転コストを削減できる。
請求項2の発明によれば、圧縮式水熱源用ヒートポンプ14なので、低エクセルギー冷温水を、冷温水コイル4とヒートポンプ14の熱源水として共用でき、設備コスト及び運転コストを削減できる。
請求項3の発明によれば、
(1)低エクセルギー冷温水を、冷温水コイル4とヒートポンプ14の熱源用水熱交換器27の熱源水として共用できるので設備コスト及び運転コストを削減できる。
(2)冷温水コイル4で熱交換して温度変化した熱源水を、連続して、熱源用水熱交換器27で熱交換して熱源水の温度変化を通常よりも拡大できるため、熱源装置における熱源水の往きと還りの温度差が大きくなり、熱源装置の成績係数(COP)が向上し、省エネとなる。
(3)流量制御機構29を設けてあるので、冷温水コイル4の水量変化があっても、ヒートポンプ14の熱源用水熱交換器27は定水量となり、能力むらの無い安定した運転を行える。
請求項4の発明によれば、
(1)屋内大空間のうちで空調が必要なゾーンの横幅に合わせて空調機の吹出口22と冷温水側吸込口8及びヒーポン側吸込口13を離して設置し、被空調ゾーンA内で空気を循環させて快適な空調ができる。例えば天井付近や人のいない部分など空調不要範囲まで無駄に空調することがなくなって、必要な熱源能力が少なくて済み、小型化と省エネ化を図れる。
(2)吹出口22に対して冷温水側吸込口8とヒーポン側吸込口13が左右に広がっているので空調必要ゾーンを1台で広範囲にカバーでき、低コスト化を図れる。
(3)冷温水側ユニット1、吹出ユニット3及びヒーポン側ユニット2はスリムな横長状なので設置面積を取らず、省スペース化を図れる。
請求項5の発明によれば、
(1)屋内大空間のうちで空調が必要なゾーンの高さと横幅に合わせて空調機の吹出口22と冷温水側吸込口8及びヒーポン側吸込口13を離して設置し、被空調ゾーンA内で空気を循環させて快適な空調ができる。例えば天井付近や人のいない部分など空調不要範囲まで無駄に空調することがなくなって、必要な熱源能力が少なくて済み、小型化と省エネ化を図れる。
(2)吹出口22に対してヒーポン側吸込口13と冷温水側吸込口8が上下左右に広がっているので空調必要ゾーンを1台で広範囲にカバーでき、低コスト化を図れる。
(3)空調機が倒立L字状となっているので例えば建屋のコーナー部などに設置することでデッドスペースを有効活用できる。しかも、冷温水側ユニット1、吹出ユニット3及びヒーポン側ユニット2はスリムな横長状及び縦長状なので設置面積を取らず、省スペース化を図れる。
請求項6の発明によれば、地下水や河川などの自然エネルギー熱源体を冷温水コイル4や熱源用水熱交換器27に通水して直接的に低エクセルギー冷温水として利用したり、地下水や河川、雪などの自然エネルギー熱源体と冷温水コイル4や熱源用水熱交換器27の熱源水を各種熱交換器を介して熱交換して間接的に低エクセルギー冷温水として利用することができる。そのため、冷温水コイル4や熱源用水熱交換器27の熱源装置が不要となって、設備及び運転のコストを大幅削減できる。
請求項7の発明によれば、圧力損失が減少して熱交換効率が向上するので小型の送風機を用いることができ騒音低減を図れる。給気用空気熱交換器15も小型化でき空調機をコンパクト化できる。
図1〜図4は、本発明のミックス形空調機の実施例を示しており、屋内大空間の被空調ゾーンAで空気を循環させて空調するもので、壁面や梁、天井などに設置される。この空調機は、冷温水側ユニット1と、ヒーポン側ユニット2と、吹出ユニット3と、空気熱源ユニット32と、制御手段23と、を備えている。実線及び点線の白抜き矢印は風向を示す。
左右横長状の冷温水側ユニット1の正面には還気を吸込む冷温水側吸込口8を設ける。この冷温水側ユニット1の内部には、被空調ゾーンAから吸込んだ還気を低エクセルギー冷温水で冷却・加熱切換自在として熱交換する冷温水コイル4と、冷温水コイル4の通過還気を吹出ユニット3へ送風する冷温水側送風機5と、を少なくとも設ける。本発明において、低エクセルギー冷温水とは、保有するエネルギーのうちで変換利用できる最大エネルギーが低い所定温度範囲の熱源水をいい、例えば15〜30℃の水温範囲で、この範囲の低温側の冷水を冷却に用い、高温側の温水を加熱に用いる。逆に、変換利用できる最大エネルギーが高い熱源水を高エクセルギー冷温水といい、例えば冷水7℃、温水60℃である。
冷温水コイル4は流量制御弁9を介して熱源水回路10に接続する。熱源水回路10は、熱源水を所定温度に冷却又は加熱して低エクセルギー冷温水をつくるチラーなどの熱源装置に接続し(図示省略)、低エクセルギー冷温水を冷温水コイル4に通水する。あるいは、地下水や河川などの自然エネルギー熱源体を冷温水コイル4に通水して直接的に低エクセルギー冷温水として利用したり、地下水や河川、雪などの自然エネルギー熱源体と冷温水コイル4の熱源水とを各種熱交換器を介して熱交換して間接的に低エクセルギー冷温水として利用する。また、他の空調機で使用した熱源水を低エクセルギー冷温水として再利用する。
左右横長状のヒーポン側ユニット2の正面には還気を吸込むヒーポン側吸込口13を設ける。ヒーポン側ユニット2の内部には、被空調ゾーンAから吸込んだ還気を圧縮式空気熱源用ヒートポンプ14の循環冷媒で冷却・加熱切換自在として熱交換する給気用空気熱交換器15と、給気用空気熱交換器15の通過還気を吹出ユニット3へ送風するヒーポン側送風機16と、を少なくとも設ける。
ヒートポンプ14は、循環冷媒に対して圧縮・凝縮・膨張・蒸発の工程順を繰返し、この循環冷媒と熱交換する給気用空気と熱源用空気に対して冷媒蒸発工程で吸熱を冷媒凝縮工程で放熱を各々行うもので、循環冷媒の蒸発工程と凝縮工程であって互いに異なる工程を行う給気用空気熱交換器15及び熱源用空気熱交換器17と、循環冷媒を圧縮する容量制御自在な圧縮機18と、循環冷媒を膨張させる膨張弁等の減圧機構19と、給気用空気熱交換器15及び熱源用空気熱交換器17の蒸発工程と凝縮工程を切換えるバルブ等の冷媒流路切換機構20と、を少なくとも備え、これらを冷媒が循環するように配管接続して成る。
空気熱源ユニット32は、圧縮機18と、熱源用空気熱交換器17と、熱源用空気熱交換器17に熱源用空気を送風する送風機33と、冷媒流路切換機構20と、を少なくとも備えている。図例では、ヒートポンプ14などの部品を空気熱源ユニット32とヒーポン側ユニット2に分けたセパレート形となっているが、これらをひとつにまとめた一体形とするも自由である。冷温水コイル4、給気用空気熱交換器15及び熱源用空気熱交換器17の伝熱管は低圧損の楕円管にするのが好ましいが、円形管にするも自由である。
左右横長状の吹出ユニット3は、冷温水コイル4の通過還気と給気用空気熱交換器15の通過還気とを混合して被空調ゾーンAへ吹出すためのもので、ケーシング21の左右にダクト7、7を各々連通連結して成る。この吹出ユニット3のケーシング21の正面に、前記混合空気を被空調ゾーンAへ吹出す吹出口22を設ける。図例では、吹出口22は、吹出し方向変更自在なノズル形のパンカルーバを複数横並びにして吹出気流幅が横長状となるように構成しているが、吹出気流幅が横長状となる図示省略のグリル形吹出口とするなど、種々構成変更は自由である。この吹出ユニット3と冷温水側ユニット1とヒーポン側ユニット2を、正面側から見て横一文字状となるように吹出ユニット3に対してヒーポン側ユニット2及び冷温水側ユニット1の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結して吹出口22と冷温水側吸込口8及びヒーポン側吸込口13を被空調ゾーンAの幅に合わせて所定横幅W離間させる。
制御手段23は、還気又は給気の検出温湿度が設定温湿度になるように冷温水コイル4の通水流量とヒートポンプ14の圧縮機容量とを制御する。この制御手段23は、還気又は給気の温湿度を設定する設定器24と、還気又は給気の温湿度を検出する検出器25と、検出温湿度が設定温湿度になるように圧縮機18への容量増減信号と流量制御弁9への流量増減信号とを出力する制御器26と、を備える。圧縮機18と流量制御弁9は比例制御式や段階制御式とするのが好ましいが、ON−OFF式とするも自由である。
本発明の空調機の運転方法を例示すると、設定器24で設定された温湿度に応じて、ピーク負荷では、冷温水コイル4と給気用空気熱交換器15の両方で還気を冷却又は加熱した後、両空気を混合し、被空調ゾーンAに給気して循環空調する。通常負荷では、冷温水コイル4の通水を停止し、給気用空気熱交換器15のみで還気を冷却又は加熱して被空調ゾーンAに給気して空調する。低負荷時は、圧縮機18を停止して冷温水コイル4のみで還気を冷却又は加熱して被空調ゾーンAに給気して空調する。なお、冷温水コイル4と給気用空気熱交換器15を片側運転する場合、停止側は送風のみを行って、被空調ゾーンAの温度ムラをなくすようにする。また、夏期の通常負荷で冷房運転をする場合、還気をヒートポンプ14の給気用空気熱交換器15で冷却減湿した除湿空気と、還気を冷温水コイル4で乾き冷却した空気と、を所定比率で混合すると、前記乾き冷却した空気で、これよりも低温低湿の前記除湿空気を再熱するのと同じ効果が得られ、給気を温湿度制御することができる。
図5〜図8は、図1の実施例においてヒートポンプ14を圧縮式水熱源用とした実施例である。上下縦長状のヒーポン側ユニット2は、ケーシング11とチャンバ34をダクト12で連通連結して成り、正面側から見て倒立L字状となるように吹出ユニット3に対してヒーポン側ユニット2及び冷温水側ユニット1の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結して被空調ゾーンAの高さと幅に合わせて吹出口22と冷温水側吸込口8を所定横幅W離間させかつ吹出口22とヒーポン側吸込口13を所定高さH及び所定横幅W離間させる。ヒーポン側ユニット2は床面に設置し、吹出ユニット3及び冷温水側ユニット1は壁面や梁、天井などに設置する。
ヒートポンプ14は、循環冷媒の蒸発工程と凝縮工程であって互いに異なる工程を行う給気用空気熱交換器15及び熱源用水熱交換器27と、循環冷媒を圧縮する容量制御自在な圧縮機18と、循環冷媒を膨張させる膨張弁等の減圧機構19と、給気用空気熱交換器15及び熱源用水熱交換器27の蒸発工程と凝縮工程を切換えるバルブ等の冷媒流路切換機構20と、を少なくとも備え、これらを冷媒が循環するように配管接続して成る。図例では、ヒーポン側ユニット2にヒートポンプ14などの部品を全て収めた一体形となっているが、ヒートポンプ14などの部品を複数のユニットに分けたセパレート形とするも自由である。なお、熱源水回路10に、冷温水コイル4と熱源用水熱交換器27を並列に配管接続し、両方に低エクセルギー冷温水を熱源水として通水するようにしてあるが、冷温水コイル4のみに低エクセルギー冷温水を通水し、熱源用水熱交換器27には他の熱源装置からの熱源水を通水させるも自由である。その他の構成は、前記実施例と同様であるので説明は省略する。
図9は、図5の実施例において、冷温水コイル4に通水後の低エクセルギー冷温水をヒートポンプ14の熱源用水熱交換器27に通水するように直列に配管接続して構成すると共に、冷温水コイル4への低エクセルギー冷温水の一部又は全部をバイパスさせて熱源用水熱交換器27の通水流量を制御する流量制御機構29を設けたものである。なお、流量制御機構29は冷温水コイル4の熱源水出入口をバイパスするバイパス流路30と三方弁などの流量調整弁31などにて構成しているが、それぞれ構成の変更は自由である。その他の構成は、図5の実施例と同様であるので説明は省略する。冷温水コイル4とヒートポンプ14を両方稼動する場合、冷温水コイル4の熱源水出入口の温度差に、ヒートポンプ14の熱源用水熱交換器27の熱源水出入口の温度差が加わり、熱源水の往きと還りの温度差が通常の倍以上大きくなる(たとえばΔt10℃以上)。
なお、本発明は前記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。それぞれ図示省略するが、前記各実施例の吹出ユニット3のダクト7と、図5と図9の実施例のダクト12と、を省略してヒーポン側ユニット2、吹出ユニット3及び冷温水側ユニット1を直結するも自由である。また、図1の実施例において、ヒーポン側ユニット2を上下縦長状とし、正面側から見て倒立L字状となるように吹出ユニット3に対してヒーポン側ユニット2及び冷温水側ユニット1の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結したり、あるいは、図5の実施例において、ヒーポン側ユニット2を左右横長状とし、正面側から見て横一文字状となるように吹出ユニット3に対してヒーポン側ユニット2及び冷温水側ユニット1の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結するも自由である。また、制御手段23は、還気又は給気の検出温度が設定温度になるように冷温水コイル4の通水流量とヒートポンプ14の圧縮機18の容量とを制御するような設定器24、検出器25及び制御器26として構成するも自由である。
本発明の一実施例を示す正面図。 同平面図。 同側面図。 同圧縮式空気熱源用ヒートポンプの簡略説明図。 本発明の他の実施例を示す正面図。 同平面図。 同側面図。 同圧縮式水熱源用ヒートポンプの簡略説明図。 本発明の別の実施例を示す正面図。
符号の説明
1 冷温水側ユニット
2 ヒーポン側ユニット
3 吹出ユニット
4 冷温水コイル
8 冷温水側吸込口
13 ヒーポン側吸込口
14 ヒートポンプ
15 給気用空気熱交換器
22 吹出口
23 制御手段
27 熱源用水熱交換器
29 流量制御機構
A 被空調ゾーン
H 高さ
W 幅

Claims (7)

  1. 屋内大空間の被空調ゾーン(A)で空気を循環させて空調するミックス形空調機であって、前記被空調ゾーン(A)から吸込んだ還気を低エクセルギー冷温水で熱交換する冷温水コイル(4)を設けた冷温水側ユニット(1)と、前記被空調ゾーン(A)から吸込んだ還気を圧縮式空気熱源用ヒートポンプ(14)の循環冷媒で熱交換する給気用空気熱交換器(15)を設けたヒーポン側ユニット(2)と、前記冷温水コイル(4)の通過還気と前記給気用空気熱交換器(15)の通過還気とを混合して前記被空調ゾーン(A)へ吹出す吹出ユニット(3)と、前記冷温水コイル(4)の通水流量と前記ヒートポンプ(14)の圧縮機容量とを制御する制御手段(23)と、を備えたことを特徴とするミックス形空調機。
  2. 屋内大空間の被空調ゾーン(A)で空気を循環させて空調するミックス形空調機であって、前記被空調ゾーン(A)から吸込んだ還気を低エクセルギー冷温水で熱交換する冷温水コイル(4)を設けた冷温水側ユニット(1)と、前記被空調ゾーン(A)から吸込んだ還気を圧縮式水熱源用ヒートポンプ(14)の循環冷媒で熱交換する給気用空気熱交換器(15)を設けたヒーポン側ユニット(2)と、前記冷温水コイル(4)の通過還気と前記給気用空気熱交換器(15)の通過還気とを混合して前記被空調ゾーン(A)へ吹出す吹出ユニット(3)と、前記冷温水コイル(4)の通水流量と前記ヒートポンプ(14)の圧縮機容量とを制御する制御手段(23)と、を備えたことを特徴とするミックス形空調機。
  3. 冷温水コイル(4)に通水後の低エクセルギー冷温水を熱源水として圧縮式水熱源用ヒートポンプ(14)の熱源用水熱交換器(27)に通水するように構成すると共に、前記冷温水コイル(4)への低エクセルギー冷温水をバイパスさせて前記熱源用水熱交換器(27)の通水流量を制御する流量制御機構(29)を、設けた請求項2記載のミックス形空調機。
  4. 左右横長状の吹出ユニット(3)の正面に吹出口(22)を設け、左右横長状の冷温水側ユニット(1)の正面に還気を吸込む冷温水側吸込口(8)を設けると共に、左右横長状のヒーポン側ユニット(2)の正面に還気を吸込むヒーポン側吸込口(13)を設け、正面側から見て横一文字状となるように前記吹出ユニット(3)に対して前記ヒーポン側ユニット(2)及び前記冷温水側ユニット(1)の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結して前記吹出口(22)と前記冷温水側吸込口(8)及び前記ヒーポン側吸込口(13)とを所定横幅(W)離間させた請求項1、2又は3記載のミックス形空調機。
  5. 左右横長状の吹出ユニット(3)の正面に吹出口(22)を設け、左右横長状の冷温水側ユニット(1)の正面に還気を吸込む冷温水側吸込口(8)を設けると共に、上下縦長状のヒーポン側ユニット(2)の正面に還気を吸込むヒーポン側吸込口(13)を設け、正面側から見て倒立L字状となるように前記吹出ユニット(3)に対して前記ヒーポン側ユニット(2)及び前記冷温水側ユニット(1)の一方を左方向にずらしかつ他方を右方向にずらして連通連結して前記吹出口(22)と前記冷温水側吸込口(8)を所定横幅(W)離間させかつ前記吹出口(22)と前記ヒーポン側吸込口(13)を所定高さ(H)及び所定横幅(W)離間させた請求項1、2又は3記載のミックス形空調機。
  6. 自然エネルギー熱源体を低エクセルギー冷温水として直接的又は間接的に利用した請求項1、2、3、4又は5記載のミックス形空調機。
  7. 冷温水コイル(4)と給気用空気熱交換器(15)の伝熱管を楕円管とした請求項1、2、3、4、5又は6記載のミックス形空調機。
JP2007278042A 2007-10-25 2007-10-25 ミックス形空調機 Active JP4376285B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278042A JP4376285B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 ミックス形空調機
CN200810091163XA CN101418970B (zh) 2007-10-25 2008-04-07 空调机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007278042A JP4376285B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 ミックス形空調機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009103410A true JP2009103410A (ja) 2009-05-14
JP4376285B2 JP4376285B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=40629885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007278042A Active JP4376285B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 ミックス形空調機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4376285B2 (ja)
CN (1) CN101418970B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019178794A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社熊谷組 空気環境の調整方法及び空調設備
KR20200049022A (ko) * 2018-10-31 2020-05-08 주식회사 도우이앤이 공기조화시스템의 배기열 회수 장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6151409B2 (ja) * 2015-10-06 2017-06-21 木村工機株式会社 ヒートポンプ式熱源装置
CN111765546B (zh) * 2020-07-08 2021-09-14 珠海格力电器股份有限公司 空调机组

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019178794A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社熊谷組 空気環境の調整方法及び空調設備
JP7223508B2 (ja) 2018-03-30 2023-02-16 株式会社熊谷組 空調設備
KR20200049022A (ko) * 2018-10-31 2020-05-08 주식회사 도우이앤이 공기조화시스템의 배기열 회수 장치
KR102110874B1 (ko) * 2018-10-31 2020-05-14 주식회사 도우이앤이 공기조화시스템의 배기열 회수 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4376285B2 (ja) 2009-12-02
CN101418970A (zh) 2009-04-29
CN101418970B (zh) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6494765B2 (ja) 空気調和システム
JP4207166B2 (ja) 除湿空調機
JP4520370B2 (ja) 水熱源ヒートポンプ式輻射パネル用空調機
CN108800375B (zh) 空气热源热泵式空调机
JP6151409B2 (ja) ヒートポンプ式熱源装置
JP6425750B2 (ja) 空気調和システム
JP4376285B2 (ja) ミックス形空調機
JP2017089950A (ja) 空気調和システム
CN209819742U (zh) 一种变频多联辐射供暖制冷空调系统
JP2006336971A (ja) 換気空調装置
JP2002228187A (ja) 空冷ヒートポンプ式外気処理空調機
JP4505486B2 (ja) ヒートポンプ式空調機
US10794612B2 (en) Heat source integrated air conditioner
CN215832055U (zh) 一种室内空气处理系统
JP3614775B2 (ja) ヒートポンプ式空調機
JP4045551B2 (ja) ヒートポンプ式空調機
JP7374633B2 (ja) 空気調和機及び空気調和システム
JP6764599B1 (ja) 空気調和システム
JP2007333378A (ja) ヒートポンプ式空調機
JP2018054255A (ja) 空気調和装置
JP6057789B2 (ja) 空調システムおよび空調機
KR20170138703A (ko) 에어컨 시스템 및 그 제어방법
JP2014137207A (ja) 空調システム
JP2018109468A (ja) 空気調和システム
JP2011226757A (ja) ヒートポンプ付ファンコイル式放射空調パネル用空調機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4376285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250