JP2006112684A - 空調換気システム - Google Patents

空調換気システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006112684A
JP2006112684A JP2004298892A JP2004298892A JP2006112684A JP 2006112684 A JP2006112684 A JP 2006112684A JP 2004298892 A JP2004298892 A JP 2004298892A JP 2004298892 A JP2004298892 A JP 2004298892A JP 2006112684 A JP2006112684 A JP 2006112684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
room
temperature
exhaust
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004298892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Harasawa
一幸 原澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
2X4 ENGINEERING KK
Original Assignee
2X4 ENGINEERING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 2X4 ENGINEERING KK filed Critical 2X4 ENGINEERING KK
Priority to JP2004298892A priority Critical patent/JP2006112684A/ja
Publication of JP2006112684A publication Critical patent/JP2006112684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 熱交換装置により熱交換され未だ熱エネルギーが残っている室内排気を更に有効利用することができる空調換気システムを提供する。
【解決手段】 空調換気システムは、空調装置20と熱交換器32を備える。室内16からの空気を熱交換器32と熱交換させた後、室外機23の給気側に排出する第1排気ダクト38と、室内16からの空気を熱交換器32と熱交換させること無く、外部に排出する第2排気ダクト40と、室内16からの空気を第1排気ダクト38に流すか第2排気ダクト40に流すかを切り替える切替弁42とを設ける。熱交換器32に入る外気の温度を検出する外気温度センサー46と、室内16から排気ダクト36に入る空気の温度を検出する排気温度センサー48と、制御装置44とを設ける。制御装置44は、外気温度センサー46が検出した温度と排気温度センサー48が検出した温度とに基づいて切替弁42を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内の空調を行う空調装置と、室内に供給される外気と当該室内から排出される排気との熱交換を行うための熱交換器を設けた熱交換装置とを備えた空調換気システムにに関するものである。
近年の建築物は、快適な温湿度空間を備えた高気密高断熱住宅が主流となってきている。高気密高断熱住宅を実現するためには当然のことながら全ての窓を閉め切っておかなければならない。建築物の窓を閉め切っておくと室内環境が悪化してしまうため、換気装置や冷暖房装置を設置して室内環境の改善を図っている。そして、換気装置によって新鮮な外気が室内に取り入れられ、室内の汚れた空気は室外に排気されると共に、冷暖房装置によって室内の冷暖房が行われている。
しかし、冷暖房装置により冷暖房された室内空気が、換気装置によりそのまま室外に排出されてしまうと冷暖房効率が悪化してしまう。そこで、室内に取り入れる外気と、室内から室外に排出される空気(排気)と熱交換する熱交換装置を設けて熱交換することにより、冷暖房効率の向上を図った空調換気システムが開発されてきている(特許文献1参照)。
このような空調換気システムの暖房運転を図7に示している。暖房運転時の外気は図7実線矢印に示すように給気ダクト34の開口から換気装置100の熱交換器32及び建物10の外に空調装置20の室外機23、建物10内に室内機21を介して室内16に給気される。また、室内16から室外への排出される排気は排気ダクト38から熱交換器32で外気と熱交換された後室外に排出される。
また、冷房運転を図8に示している。冷房運転時も外気は図8実線矢印に示すように給気ダクト34の開口から熱交換器32及び室内機21を介して室内16に給気される。また、室内16から室外へ排出される排気は、排気ダクト38から熱交換器32で外気と熱交換された後室外に排出される。即ち、冷暖房運転時に室内から室外に排出される排気の温度が外気の温度より高い場合、或いは、低い場合でも熱交換器で外気と排気とを常時熱交換して冷暖房効率を向上させていた。
特開平10−110989号公報
しかし、上述のような空調換気システムでは、外気と、室内から室外に排出される排気とを熱交換機で常時熱交換することにより冷暖房効率を向上させる構成であったので、冷房時に外気の温度より室内から室外に排出される排気温度の方が低い場合、或いは、暖房時に外気の温度より室内から室外に排出される排気温度の方が高い場合、外気に対して所定の温度差の熱エネルギーを有していた。このため、熱エネルギーを有する室内排気がそのまま室外に捨てられてしまい、熱エネルギーの損失があった。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、熱交換装置により熱交換され未だ熱エネルギーが残っている室内排気を更に有効利用することができる空調換気システムを提供することを目的とする。
即ち、本発明の空調換気システムは、室内機と室外機とを備え、室内の空調を行う空調装置と、室内に外気を供給するための給気ダクトと、室内の空気を排出するための排気ダクトと、給気ダクトから室内に供給される外気と当該室内から排出される排気との熱交換を行うための熱交換器を備えた熱交換装置とを備えたものであって、排気ダクトは、室内からの空気を熱交換器と熱交換させた後、室外機の給気側に排出する第1排気ダクトと、室内からの空気を熱交換器と熱交換させること無く、外部に排出する第2排気ダクトと、室内からの空気を第1排気ダクトに流すか第2排気ダクトに流すかを切り替える切替弁とを有すると共に、熱交換器に入る外気の温度を検出する外気温度センサーと、室内から排気ダクトに入る空気の温度を検出する排気温度センサーと、制御装置とを設け、この制御装置は、外気温度センサーが検出した温度と排気温度センサーが検出した温度とに基づいて切替弁を制御することを特徴とする。
また、請求項2の発明の空調換気システムは、上記において、制御装置は、室内の温度より外気の温度が高い環境において、外気温度センサーが検出した外気の温度より排気温度センサーが検出した室内からの空気の温度が低い場合、切替弁を制御して室内からの空気を第1排気ダクトに流すと共に、外気の温度より室内からの空気の温度が高い場合は、切替弁を制御して室内からの空気を第2排気ダクトに流すことを特徴とする。
また、請求項3の発明の空調換気システムは、請求項1において、制御装置は、室内の温度より外気の温度が低い環境において、外気温度センサーが検出した外気の温度より排気温度センサーが検出した室内からの空気の温度が高い場合、切替弁を制御して室内からの空気を第1排気ダクトに流すと共に、外気の温度より室内からの空気の温度が低い場合は、切替弁を制御して室内からの空気を第2排気ダクトに流すことを特徴とする。
本発明によれば、室内機と室外機とを備え、室内の空調を行う空調装置と、室内に外気を供給するための給気ダクトと、室内の空気を排出するための排気ダクトと、給気ダクトから室内に供給される外気と当該室内から排出される排気との熱交換を行うための熱交換器を備えた熱交換装置とを備えた空調換気システムにおいて、排気ダクトは、室内からの空気を熱交換器と熱交換させた後、室外機の給気側に排出する第1排気ダクトと、室内からの空気を熱交換器と熱交換させること無く、外部に排出する第2排気ダクトと、室内からの空気を第1排気ダクトに流すか第2排気ダクトに流すかを切り替える切替弁とを有すると共に、熱交換器に入る外気の温度を検出する外気温度センサーと、室内から排気ダクトに入る空気の温度を検出する排気温度センサーと、制御装置とを設け、この制御装置は、外気温度センサーが検出した温度と排気温度センサーが検出した温度とに基づいて切替弁を制御するので、例えば請求項2の如く、制御装置は、室内の温度より外気の温度が高い環境において、外気温度センサーが検出した外気の温度より排気温度センサーが検出した室内からの空気の温度が低い場合、切替弁を制御して室内からの空気を第1排気ダクトに流すと共に、外気の温度より室内からの空気の温度が高い場合は、切替弁を制御して室内からの空気を第2排気ダクトに流すので、室内排気に残っている外気より冷たい熱エネルギーを熱交換機で汲み上げることができる。これにより、例えば従来の如き外気で室外機の熱交換を行い室内冷房を行う場合に対して、冷房効率を向上させることが可能となる。従って、外気より冷たい熱エネルギーが残っている室内排気を捨てずに有効利用することができるので、大幅な省エネ化を図ることができ、空調装置の冷房効率を極めて向上させることができるようになる。
特に、熱交換器にて外気と熱交換した後の室内排気を更に室外機にて熱交換しているので、室内排気の熱エネルギーの還元効率を極めて向上させることが可能となる。従って、更に大幅な省エネ化を図ることができるようになるものである。
また、請求項3の発明によれば、請求項1において、制御装置は、室内の温度より外気の温度が低い環境において、外気温度センサーが検出した外気の温度より排気温度センサーが検出した室内からの空気の温度が高い場合、切替弁を制御して室内からの空気を第1排気ダクトに流すと共に、外気の温度より室内からの空気の温度が低い場合は、切替弁を制御して室内からの空気を第2排気ダクトに流すので、室内排気に残っている外気より暖かい熱エネルギーを熱交換機で汲み上げることができる。これにより、例えば従来の如き外気で室外機の熱交換を行い室内暖房を行う場合に対して、暖房効率を向上させることが可能となる。従って、外気より暖かい熱エネルギーが残っている室内排気を捨てずに有効利用することができるので、大幅な省エネ化を図ることができ、空調装置の暖房効率を大幅に向上させることができるようになる。
特に、外気より暖かい温度の室内排気を第1排気ダクトから室外機の給気側に排出するようにしているので、例えば冬季などに外気が異常に冷却した場合でも室外機が異常冷却してしまうのを防止することができる。これにより、室外機に霜が付着してしまうなどの不都合を大幅に遅らせられる、若しくは、室外機に霜が付着してしまうなどの不都合を未然に防止することが可能となる。従って、室外機の霜取りによる暖房運転停止を短縮、若しくは、暖房運転の停止を無くすことができるので、極めて好適な空調を行うことができるようになるものである。
本発明は、室外に排出する排気に残っている熱エネルギーが室外に捨てられてしまうのを防止することを特徴とする。室内排気の熱エネルギーが捨てられてしまうのを防止するという目的を、室外に排出される室内排気の熱エネルギーを空調装置の室外機で汲み上げるだけの簡単な装置で実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例を示す空調換気システムを備えた建物10の模式図、図2は本発明の空調換気システムの制御を行う制御回路のブロック図、図3は本発明の空調換気システムの暖房時の空気の流れを示す建物10の模式図をそれぞれ示している。尚、各図において図7、図8と同一符号で示すものは同一とする。
図1において、10は一階建ての住宅(以降建物と称す)であり、この建物10は室内の気密性及び断熱性を高くした高断熱・高気密性構造を有している。建物10の室内16は、一側(図中左側)から他側(図中右側)方向に居室11、12、廊下13、浴室・トイレ14等が順に設けられている。居室11前側(図中左側)にはアルミサッシ窓11Aが設けられ、居室11後側(図中右側)と居室12との間は仕切壁11Bにて仕切られている。居室12と廊下13の間、廊下13と浴室・トイレ14の間は図示しない仕切壁及びドア12A、14Aなどによって仕切られている。即ち、居室11、12、廊下13、浴室・トイレ14等はアルミサッシ窓11A、仕切壁11B、ドア12A、14A及び図示しない仕切壁などによって仕切られている。
建物10には室内16の冷暖房を行うための空調装置20と熱交換装置30とからなる空調換気システムが設けられている。空調装置20は室内機21と、この室内機21と冷媒管22にて接続された室外機23とから構成されている。室内機21及び熱交換装置30は、天井裏15に設置されると共に、室外機23は建物10の外に設置されている。この室外機23は、一側(給気側)から他側に外気及び後述する室内16排気を通過させることで放熱及び吸熱を行う。尚、空調装置20は環境にやさしいと言われているヒートポンプ方式のエアコン、或いは、ヒートポンプ方式以外のエアコンなどが用いられる。また、室内機21及び熱交換装置30は、天井裏15とは別に機械室(図示せず)を設け、その機械室内に設置するようにしても差し支えない。
室内機21には居室11、12内に冷気や暖気を供給する送風ダクト24、及び、居室11内に開口し、居室11内の空気を室内機21に戻す戻りダクト25が設けられている。居室12、廊下13、浴室・トイレ14は、ドア12A、14A或いはドア12A、14Aに設けられた通気口12B、14Bにて連通している。尚、通気口12B、14Bは、ドア12A、14Aが取り付けられている壁(図示せず)に設けるようにしても差し支えない。また、居室11に戻りダクト25を開口しているが、壁11Bに図示しない通気口を設けて居室11と居室12間の連通を行うようにしても差し支えない。
熱交換装置30は、室内16に外気を供給するための給気ダクト34と、室内16の空気を排出するための排気ダクト36と後述する熱交換器32とから構成されている。給気ダクト34の一方は建物10の外に開口し、他方は熱交換器32内を通り室内機21に接続されている。係る給気ダクト34は、熱交換器32、室内機21及び送風ダクト24を介して室内(居室11、12)に連通している。
また、排気ダクト36は室内16から室外に排出される空気を熱交換器32で外気と熱交換させた後、室外機23の給気側に排出するための第1排気ダクト38と、室内16から室外に排出される空気を熱交換器32で外気と熱交換させること無く、外部(室外)に排出するための第2排気ダクト40とから構成されている。この排気ダクト36には切替弁42が設けられており、この切替弁42に第1排気ダクト38及び第2排気ダクト40が接続されている。該切替弁42は、後述する制御装置44によって制御され、室内16から室外に排出される排気を第1排気ダクト38に流すか、第2排気ダクト40に流すかを切り替える。
即ち、排気ダクト36の一方は室内16に開口し、他方は切替弁42、第1排気ダクト38を介して室外機23の給気側近傍まで延在してそこで開口すると共に、切替弁42で分岐した第2排気ダクト40は室外(本発明の外部に相当)に開口している。尚、熱交換装置30には図示しないが外気を室内16に給気するための送風機、及び、室内16排気を室外に排出、或いは、室内16排気を室外機23の給気側に排出するための送風機が設けられている。
そして、外気は図1実線矢印で示すように給気ダクト34の開口から熱交換器32及び室内機21を通り室内16(居室11、12)に給気される。そして、居室11内の空気は戻りダクト25から戻り、再度室内機21を通過して室内16に換気される。一方、居室12内の空気は図1点線矢印で示すように通気口12B、14Bを経て排気ダクト36に流入し、切替弁42を経て第1排気ダクト38から室外機23の給気側、或いは、第2排気ダクト40から室外に排出される。このとき、熱交換器32で給気ダクト34内の外気と排気ダクト36内の排気との熱交換が行われる。尚、室内機21では熱交換器32からの外気が室内16の空調温度に熱交換された後室内16に供給される。
ここで熱交換器32は、全熱交換器或いは顕熱交換器などにて構成されている。全熱交換器は、室内から室外に排出する空気に含まれている熱エネルギーと水分をも、室内に給気する空気に移動させる特徴を持っている。この全熱交換器は、試験段階では約75%〜85%の熱を移動させる能力を持っているとされている。この場合、排気と外気とを同じ温度にするためには、排気から100%の熱を外気に移動させればよいことになる。
該全熱交換器は熱交換の際に、熱だけでなく湿気も交換する特徴があるので、室内の湿度を一定の状態に保ちやすいタイプである。熱交換装置は、この全熱交換器で熱交換した外気を更に室内機で熱交換した後各室内を空調し、室内の汚れた空気をダクトの開口から室外に排出させているため、建物が完成してからの工事は難しく、建物の設計段階からのプランニングが必要であった。
また、顕熱交換器は、室内から室外に排出する空気の熱エネルギーのみを、室内に給気する空気に移動させ他は捨ててしまう。即ち、顕熱交換器は、空気に含まれている水分の熱エネルギーをそのまま室外に排出してしまうので、熱エネルギーの熱交換率は全熱交換器に比較して少し劣る。つまり、全熱交換器を使用した従来の熱交換器を用いた空調換気システムでは約15%〜25%、顕熱交換器ではそれ以上の室内空気の熱エネルギーが排気と共に室外に排出されてしまうことになる。係る熱交換装置30及び空調装置20の構成及び機能については、従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
一方、前記給気ダクト34には外気の温度を検出するための外気温度センサー46が設けられると共に、排気ダクト36には室内16から室外に排出される排気の温度を検出するための排気温度センサー48が設けられている。この外気温度センサー46は熱交換器32から室外に開口する給気ダクト34内に設けられると共に、排気温度センサー48は、切替弁42から室内16に開口する排気ダクト36内に設けられている。
また、空調換気システムには制御装置44が設けられており、この制御装置44には図2に示すように切替弁42と外気温度センサー46と排気温度センサー48と室内機21に設けられ、空調装置20の冷暖房動作を切り替える冷暖房スイッチ50が接続されている。そして、制御装置44は、外気温度センサー46が検出した温度と排気温度センサー48が検出した温度に基づいて切替弁42を制御するように構成されている。
次に、気温が高い夏季などの冷房運転時において、室内16の温度より外気の温度が高い場合の制御装置44の制御動作を説明する。尚、冷暖房スイッチ50は冷房に切り替えられているものとする。まず、外気温度センサー46が検出した外気の温度より排気温度センサー48が検出した室内16から室外に排出される排気温度が低いときは、制御装置44は切替弁42を制御して室内16と第1排気ダクト38とを連通するように構成している。この制御では、室内16と第2排気ダクト40は連通しない。また、外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が高いとき、制御装置44は切替弁42を制御して室内16と第2排気ダクト40とを連通するように構成している。この制御では室内16と第1排気ダクト38は連通しない。
また、気温が低い冬季などの暖房運転時において、室内16の温度より外気の温度が低い場合の制御装置44の制御動作を説明する。まず、外気温度センサー46が検出した外気の温度より、排気温度センサー48が検出した室内16から室外に排出される排気温度の方が高いとき、制御装置44は切替弁42を制御して室内16と第1排気ダクト38とを連通するように構成している。この場合、室内16と第2排気ダクト40は連通しない。また、外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が低いとき、制御装置44は切替弁42を制御して室内16と第2排気ダクト40とを連通するように構成している。この場合、室内16と第1排気ダクト38は連通しない。
以上の構成で次に図3を参照して空調換気システムの動作を説明する。尚、熱交換器32は全熱交換器が使用されているもとする。また、説明の都合上前述した居室11、居室12、廊下13、浴室・トイレ14等を室内16で説明し他は前述同様に構成されているものとする。まず、最初に気温が高い夏季に空調装置20にて室内16の冷却運転が行われている場合の空調換気システムの動作を説明する。この場合、冷暖房スイッチ50は冷房に切り替えられる。また、外気は図3実線矢印に示すように給気ダクト34の開口から熱交換器32及び室内機21を介して室内16に給気されると共に、室内16の空気は切替弁42を介して第1排気ダクト38から室外機23の給気側、或いは、切替弁42を介して第2排気ダクト40から室外の何れかに排出されて室内16の換気が行われているものとする。
上述のような冷房運転時、制御装置44は外気温度センサー46が検出した外気の温度と、排気温度センサー48が検出した室内16排気の温度とを比較する。そして、制御装置44は外気の温度より排気の温度の方が低いとき、切替弁42を切り替えて室内16と第1排気ダクト38を連通させる。室内16と第1排気ダクト38が連通すると、室内16排気は図3点線矢印で示すように、熱交換器32に流入し、そこで外気と熱交換する。これによって、前述した如き排気が有する熱エネルギーの約75%〜85%が熱交換器32内を通る外気に熱移動する。
外気に所定量の熱移動が行われた後の排気は第1排気ダクト38から室外機23の給気側に排出される。そこで、熱交換器32で外気と熱交換して残っている排気の熱エネルギーが室外機23に汲み上げられる。この場合、熱交換器32内を通る外気に熱移動して残っている約15%〜25%の熱エネルギーを有する排気の熱エネルギーの殆どが室外機23に汲み上げられる。即ち、外気の温度より低い温度の室内16排気を熱交換器32で熱交換し、未だ外気の温度より低い熱エネルギーを有する排気を室外機23の給気側に排出するようにしている。これによって、排出された排気の熱を室外機23で汲み上げることができるので、室外機23が外気と熱交換する場合に比較して、熱交換効率を大幅に向上させることができる。これにより、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることが可能となる。
次に、図4を参照して外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が高い場合の空調換気システムの動作を説明する。空調換気システムは前述と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。気温が高い夏季の日中の天候変化や、室内16でのアイロン使用やヘアードライヤーの使用、炊事を行うなどにより外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が高くなる場合がある。
このような環境での冷房運転時、制御装置44は外気温度センサー46が検出した外気の温度より、排気温度センサー48が検出した室内16から室外に排出される排気温度の方が高いのを検出すると、切替弁42を切り替えて室内16と第2排気ダクト40とを連通させる。室内16と第2排気ダクト40が連通すると、室内16排気は図4点線矢印で示すように、室内16から第2排気ダクト40を介して室外に排出される。この場合、外気の温度より高い温度の室内16排気が室外機23の給気側に排出されないので、室外機23が暖められることがない。これによって、室内16から室外に排出される排気温度の方が外気の温度より高い場合でも、室外機23の熱交換効率が低下してしまうなどの不都合を確実に防止することができる。
このように、制御装置44は、冷房運転時に外気温度センサー46が検出した外気の温度より排気温度センサー48が検出した室内16から室外に排出される排気温度の方が低い場合、切替弁42を制御して室内16から室外に排出される排気を第1排気ダクト38に流し、室外機23の給気側に排出すると共に、外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が高い場合は、切替弁42を制御して室内16から排出される排気を第2排気ダクト40に流し、室外に排出するようにしている。これにより、室内16の排気に残っている外気より冷たい熱エネルギーを室外機23で汲み上げ、空調装置20の冷房に利用することが可能となるので、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることができるようになる。
また、従来の如き外気で室外機23の熱交換を行って室内16の冷房を行う場合に対して、冷房効率を向上させることが可能となる。これにより、外気より冷たい熱エネルギーが残っている室内16排気を室外に排出して捨てずに有効利用することができる。従って、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることができ、空調装置20の冷房効率を大幅に向上させることができるようになる。
特に、熱交換器32にて外気と熱交換した後の室内16排気を更に室外機23にて熱交換しているので、室内16排気の熱エネルギーの還元効率を極めて向上させることが可能となる。これにより、更に大幅な省エネ化を図ることができるようになる。従って、空調換気システムによって調整された室内環境を損ねることがなく、且つ、冷房の熱エネルギーロスを確実に防止することができるようになる。
次に、図5を参照して気温が低い冬季に空調装置20にて室内16の暖房運転を行う場合の空調換気システムの動作を説明する。空調換気システムは前述と略同じ構成を有している。以下、異なる部分について説明する。尚、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。室内の暖房運転時、制御装置44は外気温度センサー46が検出した外気の温度と、排気温度センサー48が検出した室内16排気の温度とを比較する。そして、制御装置44は外気の温度より排気の温度の方が高いとき、切替弁42を切り替えて室内16と第1排気ダクト38を連通する。室内16と第1排気ダクト38が連通すると、室内16排気は図5点線矢印で示すように、熱交換器32に流入し、そこで外気と熱交換する。これによって、前述した如き排気が有する熱エネルギーの約75%〜85%が熱交換器32内を通る外気に熱移動する。
外気に所定量の熱移動が行われた後の排気は第1排気ダクト38から室外機23の給気側に排出される。そこで、外気と熱交換し排気に残っている熱エネルギーが室外機23に汲み上げられる。この場合、熱交換器32内を通る外気に熱移動し、残り約15%〜25%の熱エネルギーを有する排気の熱エネルギーの殆どが室外機23に汲み上げられる。即ち、外気の温度より高い温度の室内16排気を熱交換器32で熱交換し、未だ外気の温度より高い熱エネルギーを有する排気を室外機23の給気側に排出するようにしている。これによって、排出された排気の熱を室外機23で汲み上げることができるので、室外機23が外気と熱交換する場合に比較して、熱交換効率を大幅に向上させることができる。これにより、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることが可能となる。
次に、図6を参照して気温が低い冬季に空調装置20にて室内16の暖房運転を行う場合の空調換気システムの動作を説明する。空調換気システムは前述と略同じ構成を有しており、前述の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付して説明を省略する。以下異なる部分について説明する。尚、冷暖房スイッチ50は暖房に切り替えられる。外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が高い場合の空調換気システムの動作を説明する。
気温が低い冬季の日中の天候変化によって、外気の温度より室内16排気温度の方が高くなる場合がある。このような環境での暖房運転時、制御装置44は排気温度センサー48が検出した室内16排気温度より外気温度センサー46が検出した外気の温度の方が高いのを検出すると、切替弁42を切り替えて室内16と第2排気ダクト40とを連通する。室内16と第2排気ダクト40が連通すると、室内16排気は図6点線矢印で示すように、室内16から第2排気ダクト40を介して室外に排出される。この場合、外気の温度より低い温度の室内16排気が室外機23の給気側に排出されないので、室外機23が冷やされることがない。これによって、室内16から室外に排出される排気温度の方が外気より低い場合でも、室外機23の熱交換効率が低下してしまうなどの不都合を確実に防止することができる。
このように、制御装置44は、暖房運転時に外気温度センサー46が検出した外気の温度より排気温度センサー48が検出した室内16から室外に排出される排気温度の方が高い場合、切替弁42を制御して室内16から室外に排出される排気を第1排気ダクト38に流すと共に、外気の温度より室内16から室外に排出される排気温度の方が低い場合は、切替弁42を制御して室内16から室外に排出される排気を第2排気ダクト40に流すようにしている。これにより、室内16排気に残っている外気より暖かい熱エネルギーを室外機23で汲み上げ、空調装置20の暖房に利用することが可能となるので、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることができるようになる。
また、従来の如き外気で室外機23の熱交換を行って室内16の暖房を行う場合に対して、暖房効率を向上させることが可能となる。これにより、外気より暖かい熱エネルギーが残っている室内16排気を室外に排出して捨てずに有効利用することができる。従って、空調換気システムの大幅な省エネ化を図ることができ、空調装置20の暖房効率を大幅に向上させ、快適な温湿度空間を得ることができるようになる。
また、熱交換器32にて外気と熱交換した後の室内16排気を更に室外機23にて熱交換しているので、室内16排気の熱エネルギーの還元効率を極めて向上させることが可能となる。これにより、更に大幅な省エネ化を図ることができるようになる。従って、空調換気システムによって調整された室内環境を損ねることがなく、且つ、暖房の熱エネルギーロスを確実に防止することができるようになる。
特に、外気より暖かい温度の室内16排気を第1排気ダクト38から室外機23の給気側に排出するようにしているので、例えば冬季などに外気温度が異常低下しまうような場合でも、室外機23が異常冷却してしまうのを防止することができる。これにより、室外機23に霜が付着してしまうなどの不都合を大幅に遅らせられる、若しくは、室外機23に霜が付着してしまうなどの不都合を未然に防止することが可能となる。従って、室外機23の霜取りによる暖房運転停止を短縮、若しくは、暖房運転の停止を無くすことができるので、極めて好適な空調を行うことができるようになる。
尚、実施の形態では空調換気システムの説明で建物10を一階建てで説明したが、建物10は一階建てに限らず2階建て、3階建て或いはそれ以上の階の建物であっても本発明は有効である。この場合も前述同様の効果を得ることができる。
また、空調換気システムで熱交換装置30の熱交換器32を全熱交換器で説明したが、熱交換器32は全熱交換器に限らず顕熱交換器であっても差し支えない。この場合も室内16排気の熱エネルギーの還元効率を極めて向上させることが可能となり、全熱交換器同様大幅な省エネ化を図ることができるのは勿論である。
また、制御装置44に冷房時と暖房時とを切り替える冷暖房スイッチ50を設け、冷房時には冷暖房スイッチ50を冷房に、暖房時には冷暖房スイッチ50を暖房に切り替えるようにしたが、冷暖房スイッチ50はこれに限らず、例えば+17℃以上で冷房、以下で暖房に切り替わる自動冷暖房スイッチを設けて空調装置の冷暖房を切り替えるようにしても差し支えない。これにより、冷房時に冷暖房スイッチ50を冷房に、暖房時に冷暖房スイッチ50を暖房に切り替える手間が省け便利である。
本発明の一実施例を示す空調換気システムを備えた建物の模式図である。 本発明の空調換気システムの制御を行う制御回路のブロック図である。 本発明の空調換気システムの暖房時(室内から室外に排出される排気の温度の方が外気より低い場合の室内排気の流れ)を示す建物の模式図である。 本発明の空調換気システムの暖房時(室内から室外に排出される排気の温度の方が外気より高い場合の室内排気の流れ)を示す建物の模式図である。 もう一つの空調換気システムの冷房時(室内から室外に排出される排気の温度の方が外気より高い場合の室内排気の流れ)を示す建物の模式図である。 もう一つの空調換気システムの冷房時(室内から室外に排出される排気の温度の方が外気より低い場合の室内排気の流れ)を示す建物の模式図である。 従来の空調換気システムの暖房時室内から室外に排出される排気の流れを示す建物の模式図である。 従来の空調換気システムの冷房時室内から室外に排出される排気の流れを示す建物の模式図である。
符号の説明
10 建物
16 室内
20 空調装置
21 室内機
23 室外機
25 戻りダクト
30 熱交換装置
32 熱交換器
34 給気ダクト
36 排気ダクト
38 第1排気ダクト
40 第2排気ダクト
42 切替弁
44 制御装置
46 外気温度センサー
48 排気温度センサー
50 冷暖房スイッチ

Claims (3)

  1. 室内機と室外機とを備え、室内の空調を行う空調装置と、
    前記室内に外気を供給するための給気ダクトと、
    前記室内の空気を排出するための排気ダクトと、
    前記給気ダクトから前記室内に供給される外気と当該室内から排出される排気との熱交換を行うための熱交換器を備えた熱交換装置とを備えた空調換気システムにおいて、
    前記排気ダクトは、前記室内からの空気を前記熱交換器と熱交換させた後、前記室外機の給気側に排出する第1排気ダクトと、前記室内からの空気を前記熱交換器と熱交換させること無く、外部に排出する第2排気ダクトと、前記室内からの空気を前記第1排気ダクトに流すか第2排気ダクトに流すかを切り替える切替弁とを有すると共に、
    前記熱交換器に入る外気の温度を検出する外気温度センサーと、前記室内から前記排気ダクトに入る空気の温度を検出する排気温度センサーと、制御装置とを設け、
    該制御装置は、前記外気温度センサーが検出した温度と前記排気温度センサーが検出した温度とに基づいて前記切替弁を制御することを特徴とする空調換気システム。
  2. 前記制御装置は、前記室内の温度より外気の温度が高い環境において、前記外気温度センサーが検出した外気の温度より前記排気温度センサーが検出した前記室内からの空気の温度が低い場合、前記切替弁を制御して前記室内からの空気を前記第1排気ダクトに流すと共に、前記外気の温度より前記室内からの空気の温度が高い場合は、前記切替弁を制御して前記室内からの空気を前記第2排気ダクトに流すことを特徴とする請求項1の空調換気システム。
  3. 前記制御装置は、前記室内の温度より外気の温度が低い環境において、前記外気温度センサーが検出した外気の温度より前記排気温度センサーが検出した前記室内からの空気の温度が高い場合、前記切替弁を制御して前記室内からの空気を前記第1排気ダクトに流すと共に、前記外気の温度より前記室内からの空気の温度が低い場合は、前記切替弁を制御して前記室内からの空気を前記第2排気ダクトに流すことを特徴とする請求項1又は請求項2の空調換気システム。
JP2004298892A 2004-10-13 2004-10-13 空調換気システム Pending JP2006112684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298892A JP2006112684A (ja) 2004-10-13 2004-10-13 空調換気システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298892A JP2006112684A (ja) 2004-10-13 2004-10-13 空調換気システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006112684A true JP2006112684A (ja) 2006-04-27

Family

ID=36381342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004298892A Pending JP2006112684A (ja) 2004-10-13 2004-10-13 空調換気システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006112684A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189241A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Haier Group Corp 室内空気の換気装置と換気方法
JP2010019473A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Takenaka Komuten Co Ltd 冷暖房システム
JP2010019464A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Porasu Kurashi Kagaku Kenkyusho:Kk 住宅用給気予熱常時換気システム
JP2010255920A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Nishimatsu Constr Co Ltd 給湯システム
CN114623514A (zh) * 2022-02-23 2022-06-14 宁波德业日用电器科技有限公司 一种全热新风除湿机及其运行方法
WO2022130633A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23 三菱電機株式会社 空気調和システムおよび空気調和システムの学習装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189241A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Haier Group Corp 室内空気の換気装置と換気方法
JP2010019473A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Takenaka Komuten Co Ltd 冷暖房システム
JP2010019464A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Porasu Kurashi Kagaku Kenkyusho:Kk 住宅用給気予熱常時換気システム
JP2010255920A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Nishimatsu Constr Co Ltd 給湯システム
WO2022130633A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23 三菱電機株式会社 空気調和システムおよび空気調和システムの学習装置
CN114623514A (zh) * 2022-02-23 2022-06-14 宁波德业日用电器科技有限公司 一种全热新风除湿机及其运行方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4735573B2 (ja) 換気空調装置
JP4579810B2 (ja) 空調制御システム
US20210207826A1 (en) Air-conditioning system
JPH11294839A (ja) 全館空調換気システム
JP2011127845A (ja) 空調システム
JP2018155444A (ja) 空気調和システム及び建物
JP6156245B2 (ja) 換気装置及び換気空調システム
JP6200663B2 (ja) 換気システム
JP2007064513A (ja) ヒートポンプ式空調方法及び装置
JP5262251B2 (ja) 換気空調装置
JP2014020748A (ja) 多層階建物の空調システム
JP2009079782A (ja) 換気空調装置及び換気空調システム
JP2010145012A (ja) 熱交換型換気装置
JP2006112684A (ja) 空調換気システム
JP5096788B2 (ja) 換気システム
JPH11173623A (ja) 住宅用換気システム装置
JPH11132496A (ja) 空気調和装置
JP3959181B2 (ja) 熱交換換気システム
JP3425295B2 (ja) 空気調和システム装置
JP2005114274A (ja) 空気調和機
JP6809692B2 (ja) 排気対応型床置ウォールスルー空調機及びこの空調機を備えた空調システム
JP2000018643A (ja) 空調設備
JP2017180873A (ja) 換気システムおよび換気装置
JP2013011385A (ja) 空調システム
JP2000074446A (ja) 熱交換換気システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708