JP2017180873A - 換気システムおよび換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】局所換気装置が設けられた建物全体での空調負荷の低減を図ることのできる換気システムを得ること。
【解決手段】換気システムSは、給気流路と、第1の排気流路と、給気流を発生させる給気送風機11と、第1の排気流を発生させる第1の排気送風機12と、を備える。換気システムSは、給気流と第1の排気流との間で熱交換させる熱交換器13と、第1の排気流路から分岐されて室内7に連通された循環流路52gと、を備える。換気システムSは、給気流路および第1の排気流路と独立しており、室内7と外部8とを連通させる第2の排気流路と、第2の排気流路に設けられて、室内7から外部8に向かう第2の排気流を第2の排気流路に発生させる第2の排気送風機44と、を備える。換気システムSは、第2の排気送風機44の停止時よりも第2の排気送風機44の運転時のほうが循環流路52gへの第1の排気流の流入量を多くする制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、給気流と排気流との間で熱交換させながら換気を行う換気システムおよび換気装置に関する。
近年、建物の高気密、高断熱化により建物の室内からの排気と建物の室内への給気を適切に行う全般換気設備の需要が高まっている。全般換気の目的は、室内環境を適切に維持するため、継続的に必要な換気量を確保し、室内で発生する汚染物質の濃度を適正な水準以下に維持することにある。
このような全般換気に関し、換気回数である毎時0.5回以上の換気を、常時(24時間)機械力で機能させることが建築基準法から求められる一方で、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」では全般換気を行う換気装置は常時機能するため、換気および空調の省エネルギー化の推進が求められている。
全般換気の省エネルギー化には、排気流と給気流との間で熱交換させて空調負荷を軽減する熱交換換気装置を用いることが有効である。ここで、熱交換換気装置を用いた場合であっても、熱交換換気装置からの給気風量と排気風量とが平衡状態でなければ、室内が負圧または正圧になってしまい、建物の隙間から外部の空気が侵入したり、室内の空気が外部に漏出したりして、空調負荷の軽減効果が低下してしまう。なお、以下の説明において、物の隙間から侵入する外部の空気、および外部に漏出する室内の空気をまとめて建物漏気とも称する。
特許文献1では、給気風量よりも排気風量を大きくすることで熱交換器による熱交換効率の向上を図りつつ、熱交換器を通過した排気流の一部を、循環風路を通じて室内に戻すことで、実質的な給気風量と排気風量との平衡化を図り、空調負荷の軽減を図る構成が開示されている。
特許第5538342号公報
しかしながら、熱交換換気装置が設けられる建物には、空気汚れ、湿気、臭気が発生しやすい台所、浴室、洗面所、トイレに代表されるダーティゾーンと呼ばれる部屋に、熱交換換気装置とは別個に局所換気装置が設けられる場合がある。特許文献1に開示の構成では、局所換気装置による排気風量が考慮されていないため、建物全体としては負圧となって、空調負荷の軽減効果が低下するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、局所換気装置が設けられた建物全体での空調負荷の低減を図ることのできる換気システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる換気システムは、建物の室内と建物の外部とを連通させる給気流路と、室内と外部とを連通させる第1の排気流路と、給気流路に設けられて外部から室内に向かう給気流を給気流路に発生させる給気送風機と、排気流路に設けられて室内から外部に向かう第1の排気流を排気流路に発生させる第1の排気送風機と、を備える。また、換気システムは、給気流と第1の排気流との間で熱交換させる熱交換器と、第1の排気送風機および熱交換器よりも下流側で第1の排気流路から分岐されて室内に連通された循環流路と、を備える。また、換気システムは、給気流路および第1の排気流路と独立しており、室内と外部とを連通させる第2の排気流路と、第2の排気流路に設けられて、室内から外部に向かう第2の排気流を第2の排気流路に発生させる第2の排気送風機と、を備える。また、換気システムは、第1の排気流路と循環流路との分岐部分に設けられて、第1の排気流路から循環流路への第1の排気流の流入量を調整する調整手段と、調整手段を制御して、第2の排気送風機の停止時よりも第2の排気送風機の運転時のほうが循環流路への第1の排気流の流入量を多くする制御部と、を備える。
本発明にかかる換気システムによれば、局所換気装置が設けられた建物全体での空調負荷の低減を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる換気システムの設置概要図 実施の形態1における熱交換換気装置の概略構成図 実施の形態1における風量割合調整手段の概略構成図 実施の形態1における制御部の機能構成および制御部に接続された各種構成を示すブロック図 実施の形態1にかかる換気システムの動作時における風量配分表
以下に、本発明の実施の形態にかかる換気システムおよび換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる換気システムの設置概要図である。図1では、換気システムSを建物に設置した状態を断面模式図で示している。図1に例示する建物は、内部に浴室7a、洗面所7b、トイレ7c、廊下7d、個室7e、居間7fおよび台所7gが配され、各室は通気のための通気開口部で連通している。本実施の形態1における通気開口部は、ドアアンダーカットである。換気システムSは、建物の天井裏7hに設けられる。以下の説明において、建物の内部の浴室7a、洗面所7b、トイレ7c、廊下7d、個室7e、居間7fおよび台所7gの複数の部屋をまとめて室内7と称する。また、浴室7a、洗面所7b、トイレ7cをまとめて水周りとも称する。また、建物の外部を外部8と称する。
まず、換気システムSが行う換気の概要について説明する。換気システムSは熱交換換気装置1と換気扇3とを備える。換気装置である熱交換換気装置1は、室外空気を室内7へ給気し、室内空気を外部8へ排出する換気を行う。熱交換換気装置1は、室内7へ給気される給気流と、外部8へ排気される第1の排気流との間で熱交換する熱交換換気を行う。
換気扇3は、局所換気装置であり、浴室7a、洗面所7bおよびトイレ7c、すなわち水周りの空気を外部8に排気する。換気システムSでは、換気扇3が運転したときには、熱交換換気装置1で熱交換された第1の排気流の一部が、外部8に排気されずに廊下7dに吹出されて室内7に戻される。
また、換気システムSでは、熱交換換気装置1において給気流と第1の排気流との間で熱交換を行ったほうが室内環境温湿度条件を損なう環境条件の場合には、熱交換換気装置1には給気のみを行わせ、換気扇3に排気を行わせる。この間は、熱交換換気は行われずに、個室7eおよび居間7fから廊下7dを介して浴室7a、洗面所7b、トイレ7cに至る換気経路により全般換気が行われる。
次に、熱交換換気装置1の詳細な構成について説明する。熱交換換気装置1は、建物の内部に設置される。図1では、天井裏7hに熱交換換気装置1が設置された例を示している。図2は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換換気装置1の概略構成図である。熱交換換気装置1は、箱状の本体ケース10を備える。本体ケース10には、室外空気取入口14と、室外空気吹出口15と、室内空気取入口16と、室内空気吹出口17とが形成されている。
本体ケース10の内部には、室外空気取入口14と室外空気吹出口15とを結ぶ給気経路30と、室内空気取入口16と室内空気吹出口17とを結ぶ排気経路31が形成される。給気経路30には、給気送風機11が設けられる。給気送風機11は、室外空気取入口14から室外空気吹出口15に向かう給気流を給気経路30に発生させる。排気経路31には、第1の排気送風機である排気送風機12が設けられる。排気送風機12は、室内空気取入口16から室内空気吹出口17に向かう第1の排気流を排気経路31に発生させる。
給気経路30と排気経路31とは、本体ケース10の内部で交差しており、この交差部分に熱交換器13が設けられる。熱交換器13は、間隔を空けて複数の仕切板(図示を省略)が積層されて構成される。仕切板の一方の面側に給気流が通過し、他方の面側に第1の排気流が通過する。この構成によって、仕切板を介して給気流と第1の排気流との間で熱交換が行われる。
給気経路30と排気経路31には、通過する空気を清浄するフィルター18,19が設けられている。熱交換器13よりも上流側となる給気経路30には室外温度センサ20が設けられている。熱交換器13よりも上流側となる排気経路31には室内温度センサ21が設けられている。
熱交換換気装置1は、制御部40を備える。制御部40は、入力される情報に基づいて、給気送風機11、排気送風機12、換気扇3の運転および停止を含めた換気システムSの動作を制御する。
次に、換気システムSにおいて熱交換換気装置1に接続されるダクト類について説明する。図1に戻って、熱交換換気装置1の室外空気取入口14には、外部8に連通された給気ダクト50aが接続される。また、熱交換換気装置1の室外空気吹出口15には、室内7である個室7eおよび居間7fに連通された給気ダクト50bが接続される。なお、以下の説明において給気ダクト50aおよび給気ダクト50bをまとめて給気ダクト50とも称する。また、熱交換換気装置1の給気経路30および給気ダクト50によって形成された流路、すなわち給気流が外部8から室内7に至るまでに通過する流路を単に給気流路とも称する。
熱交換換気装置1の室内空気取入口16には、室内7である廊下7dに連通された排気ダクト51dが接続される。また、熱交換換気装置1の室内空気吹出口17には、外部8に連通された排気ダクト51e,51fが接続される。なお、以下の説明において排気ダクト51dおよび排気ダクト51e,51fをまとめて排気ダクト51とも称する。また、熱交換換気装置1の排気経路31および排気ダクト51によって形成された流路、すなわち排気流が室内7から外部8に至るまでに通過する流路を単に第1の排気流路とも称する。
この構成によって、室外8の室外空気OAが、給気ダクト50を介して個室7eおよび居間7fに給気SA1および給気SA2として給気される。また、室内7の室内空気RAが、廊下7dより排気ダクト51を介して室外8に排気EA−1として排気される。
外部8に連通された排気ダクト51eの途中からは、室内7である廊下7dに連通された循環流路となる循環ダクト52gが分岐されている。排気ダクト51eと循環ダクト52gの分岐部分には、調整手段である風量割合調整手段2が設けられている。第1の排気流の一部は、風量割合調整手段2を通過して循環ダクト52gに流入し、循環気RCAとして廊下7dに戻される。
図3は、実施の形態1における風量割合調整手段2の概略構成図である。調整手段である風量割合調整手段2は、本体ケース2aを備える。本体ケース2aには、排気ダクト51eが接続されて熱交換換気装置1と連通される開口41と、排気ダクト51fが接続された外部8に連通される開口42と、循環ダクト52gが接続されて廊下7dに連通される開口43とが形成される。
本体ケース2aの内部には、第1の排気流路から循環ダクト52gに流入する第1の排気流の流入量を調整するダンパー板2bが設けられている。ダンパー板2bは、開閉調整手段2cによって回転されることで、本体ケース2a内で姿勢を変化させる。ダンパー板2bは、姿勢を変化させることで、排気ダクト51fに連通する排気通風面積2fと循環ダクト52gに連通する循環通風面積2gの開口面積の比率を変えることができる。
なお、ここで示したダンパー板2bは、循環ダクト52gに流入する第1の排気流の流入量を調整する手段の一例である。例えば、開口42と開口43の閉塞量を変化させるシャッターを本体ケース2aに設けて、循環ダクト52gに流入する第1の排気流の流入量を調整できる構成としてもよい。
次に、局所換気装置である換気扇3の詳細な構成について説明する。図1に戻って、換気扇3は、浴室7aの天井面に埋め込まれて設置される。換気扇3は、本体ケース3aを備える。本体ケース3aの内部には、第2の排気送風機である排気送風機44が設けられる。本体ケース3aには、洗面所7bに連通される排気ダクト53hと、トイレ7cに連通される排気ダクト53iと、外部8に連通される排気ダクト53jとが接続されている。
換気扇3の排気送風機44が運転されると、浴室7a、洗面所7bおよびトイレ7cからの排気EA−B,EA−S,EA−Tが、排気ダクト53h,53i、本体ケース3aおよび排気ダクト53jを介して排気EA−2として排気される。なお、以下の説明において、排気送風機44が運転されることを、単に換気扇3が運転されるともいう。
なお、排気ダクト53h,53i、本体ケース3aおよび排気ダクト53jによって形成されて室内7と外部8とを連通させる流路は、上述した給気流路および第1の排気流路と独立しており、以下の説明において第2の排気流路と称する。また、第2の流路を通過する空気を第2の排気流と称する。
次に、制御部40の構成および制御部40による換気システムSの制御について説明する。図4は、実施の形態1における制御部40の機能構成および制御部40に接続された各種構成を示すブロック図である。
制御部40は、熱交換換気装置1を構成する各部の全体的な制御を行う換気装置制御手段60を備えている。換気装置制御手段60には、室外温度センサ20および室内温度センサ21で検出される周囲環境情報を基にした排気停止判定手段63の情報と、全般換気量設定手段61および冬期換気量設定手段62により設定される設定換気量が入力される。換気装置制御手段60は、これらの情報に基づいた換気量が得られるように各部を制御する。全般換気量設定手段61は、具体的には例えば居間7fの壁面に設置される熱交換換気装置1の制御パネルに設けられたスイッチであり、例えば「100m/h、120m/h、140m/h、160m/h、180m/h、200m/h」のように建物の気積に応じて換気量の設定が可能なスイッチである。
冬期換気量設定手段62は、自然換気増加分を見越して、全般換気量を0.5回/時から建物の気密性能により0.4〜0.3回/時に低減する運用に供するため、建物の気密性能の水準により、その低減率を選択できるように構成されている。低減率の選択は、例えばスイッチで行われる。換気システムSの設置工事業者または使用者は、全般換気量設定手段61および冬期換気量設定手段62を操作することにより、換気システムSによる換気量を設定する。
換気装置制御手段60には、換気扇3の運転および停止を行う換気扇運転手段24から換気扇制御手段25を介して換気扇3の運転に関する情報が入力される。換気扇運転手段24は、具体的には例えば換気扇3の運転および停止または風量の切替えを行うリモコンスイッチであり、「停止、弱運転(全般換気対応)、強運転(急速換気対応)」のように、設置された各室の空気汚れ、湿気、臭気の発生度合により選択される。
また、換気扇制御手段25は、換気装置制御手段60からの情報により、「停止、弱運転(全般換気対応)、強運転(急速換気対応)」のいずれかの態様で換気扇3を運転させる連動機能を有する。
風量割合調整手段2のダンパー板2bの開閉調節手段2cは、換気扇運転手段24によって換気扇3の運転開始の操作がなされると、開閉調整制御手段64によって循環通風面積2gの開口面積の比率を大きくするように作動する。この時、排気通風面積2fの開口面積の比率は小さくなる。
この時のダンパー板2bの開度位置は、換気扇3の排気風量と同等の風量の第1の排気流が室内7である廊下7dに戻るように、開閉調整制御手段64と開閉調整手段2cにより、循環通風面積2gと排気通風面積2fの開口面積の比率を調整する。
また、開閉調節手段2cは、換気扇運転手段24によって換気扇3の停止の操作がなされると、開閉調整制御手段64によって循環通風面積2gの開口面積の比率を小さくするように作動する。この時、排気通風面積2fの開口面積の比率は大きくなる。このような制御によって、室内7からの排気風量と外部8からの給気風量との平衡化が図られる。
また、換気装置制御手段60は、室外温度センサ20および室内温度センサ21で検出される室内外環境情報を基にした排気停止判定手段63の情報により、冬期、中間期または夏期の夜間など熱交換換気が不要もしくは、熱交換換気を行うと室内環境温湿度条件を損なう室内外環境条件では、熱交換換気装置1の排気送風機12を停止し、換気扇3を運転して、熱交換換気を行わずに個室7eおよび居間7fから廊下7dを介して浴室7a、洗面所7b、トイレ7cに至る換気経路により全般換気を行う。
なお、室外温度センサ20は、室外8の温度を検出可能な任意の場所に設置されればよく、例えば給気ダクト50a内に設置されてもよい。これと同様に、室内温度センサ21も室内7の温度を検出可能な任意の場所に設置されればよい。
また、排気送風機12が停止状態においては、排気通風面積2fは最小とし、循環通風面積2gは最大として、第1の排気流路を通して室外空気が室内7に流入することを防止する。
換気装置制御手段60は、給気送風機11に対して、給気送風機制御手段27、給気風量検出手段26をもって、全般換気量設定手段61で設定された給気量が実現するように、給気送風機11の回転数を制御する。なお、給気風量検出手段26による給気風量の設定処理は、一例として給気送風機11が設定された給気量で送風する際のDCモーターの回転数と電流値の相関を求めておいて、常に相関値を維持するように給気送風機11の回転数を制御することにより一定給気量制御が達成される。
また、換気装置制御手段60は、排気送風機12に対して、排気送風機制御手段29、排気風量検出手段28をもって、全般換気量設定手段61で設定された排気量が実現するように、排気送風機12の回転数を制御する。なお、前記の給気送風機11と同様の手法を用いれば、排気送風機12においても一定排気量制御が達成される。
なお、換気装置制御手段60、給気風量検出手段26、排気風量検出手段28、給気送風機制御手段27、排気送風機制御手段29、開閉調整制御手段64、および換気扇制御手段25、排気停止判定手段63は、その機能を実現する回路または駆動デバイスであるハードウェアで構成することもできるし、マイコンまたはCPUである演算装置と、その演算装置で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。
また、図3に示したこれらの構成は、機能を概念的に記載したものであり、必ずしも物理的に図3に記載のように構成されていることを要しない。すなわち、これらの構成の機能を実現できるものであれば、具体的な装置の分散または統合に関する具体的形態は図示のものに限定されない。
次に、本実施の形態1にかかる換気システムSにおいて、熱交換換気装置1、換気扇3および風量割合調整手段2の運転状態について説明する。図5は、実施の形態1にかかる換気システムSの動作時における風量配分表である。図5に示す風量配分表は、夏期、中間期、冬期における、給気風量と排気風量の関係をまとめたものである。
まず、夏期について以下に説明する。S−1は、熱交換換気装置1が全般換気を行い、換気扇3が停止している場合の換気状態を示す。表中、OA風量は、160m/hで室外から取り込まれ、熱交換器13を経由し160m/hのSA風量として、SA1風量80m/hとSA2風量80m/hに分岐して給気を行う。RA風量は、160m/hとして熱交換器13および風量割合調整手段2を経由してそのままEAT風量として160m/hの排気が行われる。この時、熱交換器13では、給気経路30と排気経路31の間でSA風量160m/h、RA風量160m/hの同量の空気対空気の熱交換が行われており、給気風量と排気風量との平衡となり、建物漏気はほとんど生じない。
S−2は、S−1の状態のもとで、換気扇3を弱運転した場合の換気状態を示す。表中のOA風量160m/h、SA風量160m/h、RA風量160m/hは、S−1の状態と変わらず、風量割合調整手段2により、排気ダクト51fに連通する排気通風面積2fと循環ダクト52gに連通する循環通風面積2gを調節して、換気扇3の排気EA−2風量に見合うRCA風量80m/hを水周りに隣接する廊下7dに供給し、EA−1風量80m/hを室外に排気する。このとき、換気扇3は、水周りである浴室7a、洗面所7b、トイレ7cからそれぞれEA−B風量45m/h、EA−S風量17.5m/h、EA−T風量17.5m/hの合計、80m/hの排気を行うため、廊下7dに供給されたRCA風量80m/hの水周りに誘引されて、水周りを経由して外部8に排出される。
この時、熱交換器13では、S−1と同様に給気経路30と排気経路31の間で同量の空気対空気の熱交換を行っており、EA−1風量80m/hとEA−2風量80m/hの合計160m/hの外部8への排気が行われる。また、SA風量が160m/hである給気風量と排気風量とが平衡状態となり、建物漏気はほとんど生じない。
S−3は、S−1の状態のもとで、換気扇3を急速運転した場合の換気状態を示す。表中のOA風量160m/h、SA風量160m/h、RA風量160m/hは、S−1の状態と変わらず、風量割合調整手段2により、排気ダクト51fに連通する排気通風面積2fと循環ダクト52gに連通する循環通風面積2gを調節して、換気扇3のEA−2風量に見合うRCA風量160m/hを廊下7dに供給し、EA−1風量は0m/hとなり室外には排気されない。
このとき、換気扇3は、浴室7a、洗面所7b、トイレ7cからそれぞれEA−B風量90m/h、EA−S風量35m/h、EA−T風量35m/hの合計160m/hの排気を行うため、廊下7dに供給されたRCA風量160m/hの空気は水周りに誘引されて、水周りを経由して外部8に排出される。
この時、熱交換器13では、S−1と同様に給気経路30と排気経路31の間で同量の空気対空気の熱交換を行っており、EA−1風量0m/hとEA−2風量160m/hの合計160m/hの外部8への排気が行われる。また、SA風量160m/hのため、給気風量と排気風量が平衡状態となり、建物漏気はほとんど生じない。
続いて、冬期について説明する。冬期においては室内外温度差により建物の隙間を通じた自然換気量が増加するため、自然換気増加分を見越して、全般換気量を0.5回/時から建物の気密性能により0.4〜0.3回/時に低減する運用が省エネルギー化を図るうえで有効であり、建築基準法の実運用面でも認められている。表中の数値は、冬期換気量設定手段62により冬期の全般換気量を夏期の80%としたときのものである。
なお、図5の冬期のW−1〜W−3の状態における各風量の関係は、夏期の換気風量の80%としている点以外は、夏期の各風量の関係と同様であるため、詳細な説明を省略する。
続いて、中間期または夏期夜間の場合について説明する。中間期または夏期夜間などでは、室外の温湿度環境が室内の温湿度環境よりもより適正である場合が生じ、前述の夏期または冬期のように熱交換換気をすると、空調負荷を増大してしまうケースがある。
中間期であるか、または夏期夜間であるかは、室外温度センサ20および室内温度センサ21の検出結果に基づいて制御部40によって判断される。熱交換換気が不要または熱交換換気により適正な室内環境温湿度条件を損なう室内外環境条件である中間期および夏期夜間には、例えば室内が内部発熱および昼間の余熱で冷房必要温度となり、室外が室内より低温となった場合が挙げられる。すなわち、図示しない空気調和機が冷房運転を行っている状態において、室内温度のほうが室外温度より高い場合が挙げられる。したがって、制御部40には空気調和機の運転状態を示す情報が入力されていることが好ましい。中間期または夏期夜間であると判断された場合には、排気停止判定手段63、換気装置制御手段60により、熱交換換気装置1の排気送風機12が停止され、換気扇3の運転が行われる。
中間期または夏期夜間の場合も夏期および冬期の場合に準じて換気扇3の運転状態M−1、M−2およびM−3を示しているが、M−1、M−2、M−3は全て同一の風量配分となる。すなわち、表中、OA風量は、160m/hで室外から取り込まれ、熱交換器13を経由し160m/hのSA風量として、SA1風量80m/hとSA2風量80m/hに分岐して給気を行う。RA風量、EA−1風量およびRCA風量は、第1の排気送風機である排気送風機12が停止しているため、0m/hとなり、熱交換器13にも通気しない。この時、風量割合調整手段2は、排気ダクト51fに連通する排気通風面積2fは最小とし、排気ダクト51fからの室外空気の流入を防止する。
このとき、換気扇3は、浴室7a、洗面所7b、トイレ7cからそれぞれEA−B風量90m/h、EA−S風量35m/h、EA−T風量35m/hの合計160m/hの排気を行うため、SA1とSA2に分岐して給気された給気は、各室のドアアンダーカット、廊下7dを経由して水周りに誘引されて、水周りを経由して、熱交換器13には通気せずに外部8に排出される。
このように、本実施の形態1にかかる換気システムSは、室外空気を室内7へ供給し、室内空気を外部8へ排出する全般換気を行う。また、給気流と排気流との間で熱交換する熱交換換気を行いつつ、換気扇3が運転した場合には、熱交換したあとの排気流の一部または大部分を廊下7dに戻すことで、給気風量と排気風量との平衡化を図ることができる。
また、給気流と排気流との熱交換を同量の風量同士で行っているので、熱回収効率の向上を図ることができる。また、給気風量と排気風量との平衡化によって、建物漏気の発生を抑えることができるので、空調負荷の増大を抑制することができる。このように、局所換気装置である換気扇3が設けられた建物全体での空調負荷の低減を図ることができる。
また、中間期または夏期夜間のように熱交換換気が不要または適正な室内環境温湿度条件を損なう室内外環境条件では、給気送風機11を運転し、排気送風機12を停止して、換気扇3を運転する換気を行うため、熱交換換気装置1の消費電力を低減しつつ、熱交換換気による空調負荷の増大を抑制できる。
なお、風量割合調整手段2は、熱交換換気装置1と一体としてもよいし、熱交換換気装置1の本体ケース2a内に組み込んでもよい。また、図1に示す台所7gに設けられた台所換気扇の運転時には、台所換気扇からの排気風量と同等の風量である第1の排気流を室内7に戻してもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 熱交換換気装置、2 風量割合調整手段、2a 本体ケース、2b ダンパー板、2c 開閉調整手段、2f 排気通風面積、2g 循環通風面積、3 換気扇、3a 本体ケース、7 室内、7a 浴室、7b 洗面所、7c トイレ、7d 廊下、7e 個室、7f 居間、7g 台所、7h 天井裏、8 外部、10 本体ケース、11 給気送風機、12 排気送風機、13 熱交換器、14 室外空気取入口、15 室外空気吹出口、16 室内空気取入口、17 室内空気吹出口、20 室外温度センサ、21 室内温度センサ、30 給気経路、31 排気経路、40 制御部、41,42,43 開口、44 排気送風機、50,50a,50b 給気ダクト、51,51d,51e,51f 排気ダクト、52g 循環ダクト、53h,53i,53j 排気ダクト、S 換気システム。

Claims (5)

  1. 建物の室内を換気する換気システムであって、
    前記建物の室内と前記建物の外部とを連通させる給気流路と、
    前記室内と前記外部とを連通させる第1の排気流路と、
    前記給気流路に設けられて、前記外部から前記室内に向かう給気流を前記給気流路に発生させる給気送風機と、
    前記排気流路に設けられて、前記室内から前記外部に向かう第1の排気流を前記排気流路に発生させる第1の排気送風機と、
    前記給気流と前記第1の排気流との間で熱交換させる熱交換器と、
    前記第1の排気送風機および前記熱交換器よりも下流側で前記第1の排気流路から分岐されて前記室内に連通された循環流路と、
    前記給気流路および前記第1の排気流路と独立しており、前記室内と前記外部とを連通させる第2の排気流路と、
    前記第2の排気流路に設けられて、前記室内から前記外部に向かう第2の排気流を前記第2の排気流路に発生させる第2の排気送風機と、
    前記第1の排気流路と前記循環流路との分岐部分に設けられて、前記第1の排気流路から前記循環流路への前記第1の排気流の流入量を調整する調整手段と、
    前記調整手段を制御して、前記第2の排気送風機の停止時よりも前記第2の排気送風機の運転時のほうが前記循環流路への前記第1の排気流の流入量を多くする制御部と、を備えることを特徴とする換気システム。
  2. 前記外部の温度を測定する室外温度センサと、
    前記室内の温度を測定する室内温度センサと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記外部の温度と前記室内の温度に基づいて、前記熱交換器による熱交換換気が前記室内の空調負荷を増大させると判断した場合に、前記給気送風機および前記第2の排気送風機を運転させ、前記第1の排気送風機を停止させることを特徴とする請求項1に記載の換気システム。
  3. 前記制御部は、前記第1の排気送風機による排気量と前記第2の排気送風機による排気量との合計を、前記給気送風機による給気量と同量とする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の換気システム。
  4. 前記室内は、複数の部屋を有して構成され、
    前記循環流路は、複数の前記部屋のうち前記第2の排気送風機によって排気される部屋と隣接する部屋に連通されることを特徴とする請求項1に記載の換気システム。
  5. 室外空気取入口と室外空気吹出口とを結ぶ給気経路と、室内空気取入口と室内空気吹出口とを結ぶ排気経路とが形成された本体ケースと、
    前記給気経路に設けられて、前記室外空気取入口から前記室外空気吹出口に向かう給気流を前記給気経路に発生させる給気送風機と、
    前記排気経路に設けられた、前記室内空気取入口から前記室内空気吹出口に向かう排気流を前記排気経路に発生させる排気送風機と、
    前記排気送風機の運転を制御する制御部と、を備える換気装置であって、
    前記制御部は、前記室内空気吹出口に接続された排気ダクトから循環流路が分岐された分岐部において前記排気流の前記循環流路への流入量を調整し、
    前記制御部は、前記換気装置と異なる換気扇の停止時よりも前記換気扇の運転時のほうが前記循環流路への前記排気流の流入量を多くすることを特徴とする換気装置。
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