JPH0633977A - 車両の振動低減装置 - Google Patents

車両の振動低減装置

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JPH0633977A
JPH0633977A JP18357392A JP18357392A JPH0633977A JP H0633977 A JPH0633977 A JP H0633977A JP 18357392 A JP18357392 A JP 18357392A JP 18357392 A JP18357392 A JP 18357392A JP H0633977 A JPH0633977 A JP H0633977A
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vibration
engine
signal
vehicle
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Application number
JP18357392A
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English (en)
Inventor
Shin Takehara
伸 竹原
Naoki Ikeda
直樹 池田
Hiroshi Seni
浩史 仙井
Norihiko Nakao
憲彦 中尾
Chiaki Mitsufuji
千明 三藤
Yutaka Tsukahara
裕 塚原
Shingo Harada
真悟 原田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両振動とは逆位相で同振幅の振動を車両に
与えて車両振動を低減するに際し、エンジンの燃焼状態
に基いて最適な振動低減動作を行わせる。 【構成】 空燃比、吸気管長、過給状態等のエンジンの
燃焼状態を決定するエンジンの運転状態に基いて調整機
構26により補正フィルタ30のフィルタ係数を補正
し、車体を加振するアクチュエータ3に送信される駆動
信号Aを補正する。これにより、エンジンの燃焼状態に
支配される車両振動に応じた加振制御を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の振動低減装置に関
し、特に、車両を加振するアクチュエータを別途備え、
車両をその車両振動とは逆位相で同振幅に加振して、車
両振動を低減するものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両の振動低減装置
として、例えば実開昭60−88146号公報に開示さ
れるように、車体に取付けられて車両を加振する加振機
を備え、車両振動の位相に対して逆位相の振動を車両に
付与するように加振機を制御すると共に、車両振動の振
幅が大きい場合には、加振機に出力する加振信号のゲイ
ンを大に設定して、加振機により付加する振動の振幅を
車両振動とほぼ同振幅として、車両振動を有効に低減す
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、車体の振動の発
生状態は、エンジンの燃焼状態を決定するその運転状態
によって支配されることが知られている。つまり、例え
ば、燃焼室に導入される混合気の空燃比や過給機の運転
状態の変化に伴ってエンジンから発せられる振動モード
が変化して、これが車体に伝達されて車体全体としての
振動発生状態も変化されることになる。
【0004】ところで、これまでの振動低減装置にあっ
ては、上述したように車体の振動が変化した場合には、
振動センサによってその振動を検知し、この振動を低減
するようなフィードバック制御を行うことによって振動
を低減するようにしていた。そのために、その振動低減
動作の収束性が悪く、迅速な振動低減が行われないとい
った不具合があった。そこで本発明の発明者らは、この
車体の振動の変化とエンジンの燃焼状態の変化との相関
関係に着目し、このエンジンの燃焼状態を変化させる要
素の状態を検知することによって車体の振動状態を認識
することについて考察した。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、エンジンの燃焼状態に応じて車体の
振動を迅速に低減できる振動低減動作を行わせることが
できる構成を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エンジンの燃焼状態を複数に変更する手
段の制御状態に基いて振動低減のためのアクチュエータ
に送信される駆動信号を補正するようにした。具体的
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、エンジ
ン2の燃焼状態を複数に変更するエンジン制御手段31
を備えた車両に配設され、特定の振動要素を加振するア
クチュエータ3と、エンジン2から発せられる振動に基
くリファレンス信号を受け、該リファレンス信号に基い
て前記振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅で該振動要
素を加振するように、前記アクチュエータ3に駆動信号
を送信して該アクチュエータ3を駆動制御する制御手段
24とを備えた車両の振動低減装置を前提としている。
そして、前記エンジン制御手段31からの信号を受け、
該信号に基くエンジン2の燃焼状態に応じて前記駆動信
号を補正する駆動信号補正手段35を設けるような構成
とした。
【0007】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の発明を、所謂LMSの適応アルゴリズムを備えた振動
低減装置に採用したものであって、同じく図1に示すよ
うに、エンジン2の燃焼状態を複数に変更するエンジン
制御手段31を備えた車両に配設され、特定の振動要素
を加振するアクチュエータ3と、前記振動要素の振動を
検出する振動センサ7と、エンジン2から発せられる振
動に基くリファレンス信号を受け、該リファレンス信号
に基いて前記振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅で該
振動要素を加振するような駆動信号を作成すると共に、
前記振動センサ7から発せられる振動信号を小さくする
ように前記駆動信号をフィードバック補正し、該フィー
ドバック補正した駆動信号を前記アクチュエータ3に送
信して該アクチュエータ3を駆動制御する制御手段とを
備えた車両の振動低減装置を前提としている。そして、
前記エンジン制御手段31からの信号を受け、該信号に
基くエンジン2の燃焼状態に応じて前記駆動信号を補正
する駆動信号補正手段35を設けるような構成とした。
【0008】請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載の車両の振動低減装置において、エンジン制御
手段が、エンジンの運転状態に応じてエンジンの燃焼状
態を変更するような構成としている。
【0009】請求項4記載の発明は、前記請求項1、2
または3記載の車両の振動低減装置において、エンジン
制御手段が、エンジンの運転状態に応じて混合気の空燃
比を変更するような構成としている。
【0010】請求項5記載の発明は、前記請求項1、2
または3記載の車両の振動低減装置において、エンジン
制御手段が、エンジンの運転状態に応じて吸気通路長を
変更させるバルブの開閉状態を切換えるような構成とし
ている。
【0011】請求項6記載の発明は、前記請求項1、2
または3記載の車両の振動低減装置において、エンジン
制御手段が、エンジンの運転状態に応じて過給機による
混合気の過給状態を変更するような構成としている。
【0012】
【作用】以上の構成により本発明では以下に述べるよう
な作用が得られる。請求項1記載の発明では、エンジン
2から発生される振動に基くリファレンス信号を制御手
段24が受け、該制御手段24は、このリファレンス信
号に基いて振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅で該振
動要素を加振するように、アクチュエータ3に駆動信号
を送信して該アクチュエータ3を駆動制御する。そし
て、この際、駆動信号補正手段35は、エンジン2の燃
焼状態を複数に変更するエンジン制御手段31からの信
号を受け、該信号に基くエンジン2の燃焼状態に応じて
前記駆動信号を補正している。従って、エンジン燃焼状
態に支配される振動要素の振動に対してアクチュエータ
3が最適な振動低減動作を行うことになり、振動要素の
振動を効率良く低減することができる。
【0013】請求項2記載の発明では、エンジン2から
発生される振動に基くリファレンス信号及び振動要素の
振動を検出する振動センサ7の振動信号を制御手段24
が受け、該制御手段24は、前記リファレンス信号に基
いて前記振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅で該振動
要素を加振するような駆動信号を作成する。また、前記
振動センサ7から発せられる振動信号を小さくするよう
に前記作成された駆動信号がフィードバック補正されて
該フィードバック補正された駆動信号がアクチュエータ
3に送信されて該アクチュエータ3が駆動制御される。
そして、この際、駆動信号補正手段35は、エンジン2
の燃焼状態を複数に変更するエンジン制御手段31から
の信号を受け、該信号に基くエンジン2の燃焼状態に応
じて前記駆動信号を補正している。従って、所謂LMS
の適応アルゴリズムを備えたものに対しても、エンジン
燃焼状態に支配される振動要素の振動に対してアクチュ
エータ3が最適な振動低減動作を行うことになり、振動
要素の振動を効率良く低減することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、エンジンの運転
状態に応じてエンジン制御手段がエンジンの燃焼状態を
変更させ、このエンジンの燃焼状態を変更させるための
エンジン制御手段からの信号に基いて駆動信号補正手段
が駆動信号を補正し、アクチュエータに最適な振動低減
動作を行わせる。
【0015】請求項4〜6記載の発明では、混合気の空
燃比や吸気通路長を変更させるバルブの開閉状態や過給
機による混合気の過給状態に基いてエンジンの燃焼状態
を認識し、これによって駆動信号補正手段が駆動信号を
補正し、アクチュエータに最適な振動低減動作を行わせ
るようにしているので、駆動信号の補正制御が具体化さ
れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図面に基
いて説明する。
【0017】図2において、1は車体、2は車体1のボ
ンネット1a下方のエンジンルーム1b内に配置された
エンジンであって、該エンジン2は、その下部を弾性支
持するマウント3及び支持ブラケット4を介して車体1
に弾性支持され、該エンジン2及び車体1等により車両
の全体が構成される。
【0018】また、本車両のエンジン2は、エンジン回
転数及びエンジン負荷に応じて混合気の空燃比が変更さ
れるようになっているばかりでなく、エアクリーナから
燃焼室までの吸気管長さを可変とする可変吸気管システ
ムを備えている。この可変吸気管システムは、吸気管長
さを可変とする開閉自在なバルブを備えていて、エンジ
ン回転数及びエンジン負荷に応じて該バルブが開閉され
て吸気の流通路が切換えられることにより吸気管長さが
変更されるようになっている。また、本エンジン2は吸
気を加圧して燃焼室に導入するための過給機を備えてお
り、エンジン回転数とエンジン負荷に応じて該過給機の
運転状態を変更するようになっている。更に、本エンジ
ン2は4気筒エンジンであって、混合気の吸入及び点火
が行われる気筒数の変更が可能となっている。具体的に
は、全気筒において混合気の吸入点火が行われる状態、
1気筒が休止される状態、2気筒が休止される状態の3
段階の切換えが行われるようになっている。
【0019】一方、前記マウント3は、図3に示すよう
に、振動源としてのエンジン2を加振するアクチュエー
タとしての機能を有する。即ち、同図のマウント3は、
エンジン2下端部が固定される挿入ロッド3aが上端部
に配置されたケーシング3bと、該ケーシング3bの下
端部に外周端が固定された中空錐形状の支持ゴム3c
と、該支持ゴム3cの内周端が固定された支持部3dと
を有する基本構成から成り、支持部3d下端に設けた挿
入ロッド3eが車体1に固定される。
【0020】前記ケーシング3b内には主液室3fが形
成されると共に、支持ゴム3cの下方にはダイヤフラム
3gにて区画した副液室3hが形成されている。前記主
液室3fと副液室3hとの間には、支持ゴム3cの側方
に形成した小径のオリフィス3iが形成されていて、主
液室3fと副液室3hとの流体をオリフィス3iを介し
て相互に流通させる構成である。更に、ケーシング3b
内には、主液室3fの上面を形成する加振板3jがラバ
ー3kを介してケーシング3b内周面を上下に摺動可能
に配置されると共に、該加振板3jの上方には、該加振
板3jを上下に摺動させる永久磁石3m及び電磁コイル
3nが配置されていて、該永久磁石3m及び電磁コイル
3nにより加振板3jを上下に振動させて主液室3fの
容積を可変にすることにより、主液室3fと副液室3h
との間で流体をオリフィス3iを通じて流通させること
を繰返して、支持ゴム3cを上下に振動させ、その結
果、加振力を発生させる構成としている。
【0021】また、図2において、7は車両1の左前輪
近傍の位置に配置されて車体1の上下加速度により車両
の振動を検出する振動センサとしての加速度センサであ
って、該加速度センサ7の検出信号はコントローラ8に
入力され、該コントローラ8により、前記加速度センサ
7で検出される上下加速度信号に基いて前記エンジンマ
ウント3を加振制御してエンジン2を上下振動させて、
本発明でいう振動要素としての車体の振動を低減する構
成である。
【0022】次に、前記コントローラ8による車両振動
の低減制御のブロック構成を図4に示す。同図におい
て、10はエンジン2での混合気の点火信号に基いてエ
ンジン回転の周期を測定するエンジン回転周期測定回
路、11は該周期測定回路10にて測定されたエンジン
回転の周期に基いてエンジン2の振動に関連するリファ
レンス信号Rを発生するリファレンス信号発生器であ
る。また、12は前記加速度センサ7からの振動信号と
しての加速度信号を設定ゲインG2で増幅する増幅器、
13は該増幅器12で増幅された加速度信号の低周波成
分を濾波するローパスフィルタ、14は該ローパスフィ
ルタ13で濾波された加速度信号をアナログ値からデジ
タル値に変換するA/D変換器、15は該A/D変換器
14からの加速度信号Sを入力し、該加速度信号Sに基
いて前記エンジンマウント3を加振制御する駆動信号と
しての加振信号Aを生成する加振信号生成器である。更
に、17は該加振信号生成器15にて生成される加振信
号Aをデジタル値からアナログ値に変換するD/A変換
器、18は該D/A変換器17からの加振信号の低周波
成分を濾波するローパスフィルタ、19は該ローパスフ
ィルタ18で濾波された加振信号を設定ゲインG1で増
幅する増幅器であって、該増幅器19で増幅された加振
信号は前記エンジンマウント3に出力される。
【0023】前記加振信号生成器15は、その加振信号
の生成のアルゴリズムとして、最小二乗法(Least
Mean Square Method(=LM
S))の適応アルゴリズムが用いられる。この最小二乗
法の適応アルゴリズムを用いた加振信号生成器15の内
部構成を図5に示す。同図において、20は、該加振信
号生成器15から加振信号Aを出力した後、この加振信
号Aによりマウント3が加振制御され、その結果車両振
動に変化があり、この車両振動の変化が加速度センサ7
で検出されてその加速度信号Sが加振信号生成器15に
入力されるまでの伝達特性Hをモデル化したデジタルフ
ィルタ、21は加速度センサ7からの加速度信号Sに応
じてフィルタ係数を書き変えるための収束係数αを算出
する収束係数算出回路、22は前記リファレンス信号R
に伝達特性H及び収束係数αを乗算する乗算器、23は
該乗算器22の出力毎にその出力値に基いてフィルタ係
数が逐次更新され、その更新後のフィルタ係数に基いて
リファレンス信号とは逆位相で同振幅の加振信号Aを出
力する適応フィルタである。よって、加振信号生成器1
5により、加速度センサ7からの加速度信号Sを受け、
該加速度信号S及び収束係数に基いて適応フィルタ23
のフィルタ係数を更新して加振信号をAを適宜調整し、
該加振信号Aでエンジンマウント3を駆動制御して、そ
の車両に付加する振動の位相及び振幅をエンジン2の振
動と逆位相で同振幅として車両の振動を低減するように
した制御手段24を構成している。
【0024】そして、本例の特徴とする構成として、前
記加振信号生成器15には補正フィルタ30が備えられ
ている。この補正フィルタ30は、前記リファレンス信
号が入力されるようになっていると共に、前記適応フィ
ルタ23及びデジタルフィルタ20が連繋されている。
そして、この補正フィルタ30は、そのフィルタ係数
が、上述した空燃比、可変吸気管システムのバルブの開
閉状態、過給機の運転状態又は燃焼気筒数によって変更
されるようになっている。即ち、前記空燃比、バルブの
開閉状態、過給機の運転状態及び燃焼気筒数を制御する
ための本発明でいうエンジン制御手段としてのエンジン
コントローラ31の出力信号に基いて前記フィルタ係数
が変更されることになる。そして、このフィルタ係数を
変更するための構成として調整機構26が備えられてお
り、エンジンコントローラ31から出力される信号が調
整機構26に送信され、この調整機構26によって補正
フィルタ30のフィルタ係数が変更されるようになって
いる。このようにして、前記補正フィルタ30及び調整
機構26によって本発明でいう駆動信号補正手段35が
構成されている。
【0025】従って、具体的に、前記エンジンコントロ
ーラ31からは、混合気の空燃比に基くA/F信号、吸
気管長を可変とする可変吸気管システムのバルブの開閉
状態に基くバルブ開閉信号、過給機の運転状態に基く過
給機信号、燃焼気筒数に基く燃焼気筒数信号が調整機構
26に出力されるようになっている。
【0026】次に、上述した各信号、つまり、A/F信
号、バルブ開閉信号、過給機信号及び燃焼気筒数信号に
基くフィルタ係数の変更動作について第1〜第4の実施
例として説明する。
【0027】(第1実施例)先ず、A/F信号によって
補正フィルタ30のフィルタ係数を設定する場合につい
て説明する。この変更動作は、図6に示す空燃比設定用
マップに基いて行われる。この空燃比設定用マップは、
エンジン回転数及びエンジン負荷に基いて混合気の空燃
比を設定するようになっており、このエンジン回転数及
びエンジン負荷に応じて「理想空燃比領域」、混合気の
燃料割合が少なくされる「リーンバーン領域」、混合気
の燃料割合が多くされる「エンリッチ領域」に区画され
ている。そして、前記補正フィルタ30のフィルタ係数
もこの各領域に応じて設定されるようになっている。つ
まり、以下の表1に示すように、空燃比が「リーンバー
ン領域」にある場合には、加振信号のゲインを通常のゲ
インに1.2を乗じて大きくすると共に加振信号の位相
を10°だけ進めるように補正フィルタ30のフィルタ
係数を設定する。これは、空燃比が「リーンバーン領
域」にある場合には、混合気が稀薄状態であることから
燃焼安定性が悪く、大きな振動が生じ易い状態であるた
めに、ゲインを大きくして大きな振動に対処できるよう
にすると共に、このような状態では、混合気の着火性を
良くするために点火時期の進角を例えば10°だけ遅ら
せる制御が行われており、上述した如くリファレンス信
号はエンジンの点火信号に基いて生成されていることか
ら、このような進角制御が行われている場合にはリファ
レンス信号は実際の振動よりも位相が遅れた状態になっ
ている。このことを考慮し、この実際に発生している振
動に対応した位相が得られるように位相を10°だけ進
めておくようにしている。一方、空燃比が「理想空燃比
領域」にある場合には、上述したような大きな振動の発
生が少なく、また点火時期の進角制御も解除されている
ので、ゲイン及び位相を通常状態に戻すようにする。更
に、空燃比が「エンリッチ領域」にある場合には、加振
信号のゲインを通常のゲインに1.4を乗じて大きくす
ると共に加振信号の位相を10°だけ遅らせるように補
正フィルタのフィルタ係数を設定する。これは、空燃比
が「エンリッチ領域」にある場合には、エンジンが高回
転状態又は高負荷状態であるので、大きな振動が生じ易
い状態であることから、ゲインを大きくして大きな振動
に対処できるようにすると共に、このような状態では、
点火時期の進角が例えば10°だけ進められるような制
御が行われており、上述したようにリファレンス信号は
エンジン2の点火信号に基いて生成されていることか
ら、このリファレンス信号は実際の振動よりも位相が進
んだ状態になっている。このために、この実際に発生し
ている振動に対応した位相が得られるように位相を10
°だけ遅らせるようにしている。
【0028】
【表1】 このようにして、混合気の空燃比を設定するマップに基
いて、加振信号のゲイン及び位相が設定されるように、
補正フィルタ30のフィルタ係数を変更して、加振信号
が生成されるようになっている。
【0029】(第2実施例)次に、バルブ開閉信号によ
って補正フィルタ30のフィルタ係数を設定する場合に
ついて説明する。この変更動作は、図7に示すバルブ開
閉状態設定用マップに基いて行われる。このバルブ開閉
状態設定用マップは、エンジン回転数及びエンジン負荷
に基いて可変吸気管システムのバルブ開閉状態を設定す
るようになっており、このエンジン回転数及びエンジン
負荷に応じて第1〜第3ステージに区画されている。そ
して、前記補正フィルタ30のフィルタ係数もこの各ス
テージに応じて設定されるようになっている。つまり、
以下の表2に示すように、第1ステージにある場合に
は、加振信号のゲインを通常のゲインに設定すると共に
加振信号の位相も通常状態になるように補正フィルタ3
0のフィルタ係数を設定する。これは、この第1ステー
ジでは、燃焼安定性が良好であって、大きな振動の発生
が少なく、また点火時期の進角制御も行われていないの
で、ゲイン及び位相を通常状態にしている。一方、第2
ステージにある場合には、加振信号のゲインを通常のゲ
インに1.2を乗じて大きくすると共に加振信号の位相
を10°だけ進めるように補正フィルタ30のフィルタ
係数を設定する。これは、第2ステージにある場合に
は、エンジンが比較的高回転、高負荷状態となっている
ので、大きな振動が生じ易い状態であることから、ゲイ
ンを大きくして大きな振動に対処できるようにすると共
に、このような状態では、点火時期の進角を例えば10
°だけ遅らせる制御が行われているので、このことを考
慮し、この実際に発生している振動に対応した位相が得
られるように位相を10°だけ進めておくようにしてい
る。更に、第3ステージにある場合には、加振信号のゲ
インを通常のゲインに1.4を乗じて大きくすると共に
加振信号の位相を15°だけ進めるように補正フィルタ
30のフィルタ係数を設定する。これは、第3ステージ
にある場合には、上述した第2ステージよりも更にエン
ジンが高回転、高負荷状態となっていると共に点火時期
の遅れ量も大きくなっているので、上述した第2ステー
ジよりもゲインと位相のずれとを大きくするようにして
いる。
【0030】
【表2】 このようにして、可変吸気管システムのバルブ開閉状態
を設定するマップに基いて、ゲイン及び位相が設定され
るように、補正フィルタ30のフィルタ係数を変更し
て、加振信号が生成されるようになっている。
【0031】(第3実施例)次に、過給機信号によって
補正フィルタ30のフィルタ係数を設定する場合につい
て説明する。この変更動作は、図8に示す過給機運転状
態設定用マップに基いて行われる。この過給機運転状態
設定用マップは、エンジン回転数及びエンジン負荷に基
いて過給機による混合気の過給状態を設定するようにな
っており、このエンジン回転数及びエンジン負荷に応じ
て「無過給領域」、「第1過給領域」、「第2過給領
域」及び「第3過給領域」に区画されて、夫々における
吸気の過給状態が変更されるようになっている。そし
て、前記補正フィルタ30のフィルタ係数もこの各領域
に応じて設定されるようになっている。つまり、以下の
表3に示すように、「無過給領域」にある場合には、加
振信号のゲインを通常のゲインに設定すると共に加振信
号の位相も通常状態になるように補正フィルタ30のフ
ィルタ係数を設定する。これは、この「無過給領域」で
は、燃焼安定性が良好であって、大きな振動の発生が少
なく、また点火時期の進角制御も行われていないので、
ゲイン及び位相を通常状態にしている。そして、「第1
過給領域」、「第2過給領域」、「第3過給領域」の順
で、加振信号のゲインを通常のゲインに1.2、1.
4、1.6を夫々乗じて大きくすると共に加振信号の位
相を5°、10°、15°と遅らせるように補正フィル
タ30のフィルタ係数を設定する。これは、混合気の過
給状態が大きくなるに従って、大きな振動が生じ易くな
り、また、点火進角の進み量も大きくなるので、このよ
うな値が設定されるようになっている。
【0032】
【表3】 このようにして、過給機の運転状態を設定するマップに
基いて、ゲイン及び位相が設定されるように、補正フィ
ルタ30のフィルタ係数を変更して、加振信号が生成さ
れるようになっている。
【0033】(第4実施例)次に、燃焼気筒数信号によ
って補正フィルタ30のフィルタ係数を設定する場合に
ついて説明する。この変更動作は、図9に示す燃焼気筒
数設定用マップに基いて行われる。この燃焼気筒数設定
用マップは、エンジン回転数及びエンジン負荷に基いて
混合気を吸入、点火させる気筒数を設定するようになっ
ており、このエンジン回転数及びエンジン負荷に応じて
「全気筒燃焼領域」、「1気筒燃焼領域」及び「2気筒
燃焼領域」に区画されている。そして、前記補正フィル
タ30のフィルタ係数もこの各領域に応じて設定される
ようになっている。つまり、以下の表4に示すように、
「全気筒燃焼領域」にある場合には、加振信号のゲイン
を通常のゲインに設定すると共に加振信号の位相も通常
状態になるように補正フィルタ30のフィルタ係数を設
定する。これは、この「全気筒燃焼領域」では、大きな
振動の発生が少なく、また点火時期の進角制御も行われ
ていないので、ゲイン及び位相を通常状態にしている。
そして、「1気筒休止領域」、「2気筒休止領域」の順
で、加振信号のゲインを通常のゲインに1.4、1.6
を夫々乗じて大きくすると共に加振信号の位相を10
°、20°と遅らせるように補正フィルタ30のフィル
タ係数を設定する。これは、燃焼気筒数が少なくなるに
従って、大きな振動が生じ易くなり、また、点火時期の
進み量も大きくなるので、このような値が設定されるよ
うになっている。
【0034】
【表4】 このようにして、燃焼気筒数を設定するマップに基い
て、ゲイン及び位相が設定されるように、補正フィルタ
30のフィルタ係数を変更して、加振信号が生成される
ようになっている。
【0035】このように、本例の構成によれば、エンジ
ン2の燃焼状態を複数に変更するエンジンコントローラ
3の出力信号に基いて予めリファレンス信号を補正フィ
ルタ30によって補正しておくことで、駆動信号として
の加振信号を補正することができるので、エンジン2の
燃焼状態に応じて、エンジンマウント3に最適な低減動
作を行わせることができ、車体の振動を効率良く低減す
ることができ、その結果、車両の静粛性が向上する。
【0036】また、上述した構成では、補正フィルタ3
0を備えさせ、該補正フィルタ30のフィルタ係数を変
更することによって加振信号を補正するようにしていた
が、エンジン2の運転状態に応じてデジタルフィルタ2
0の伝達関数を変更することにより加振信号を補正する
ようにしてもよい。
【0037】(変形例)次に、本発明の変形例について
説明する。本例は、エンジンコントローラ31からの信
号により、エンジン2の運転状態が切換えられる際に、
加振信号を補正するようにしたものである。具体的に、
バルブ開閉信号に基いて加振信号を補正する場合につい
て説明すると、図10に矢印Iで示したようにバルブの
切換え状態が第1ステージから第2ステージに切換えら
れる際や、矢印IIで示したように第2ステージから第3
ステージに切換えられる際には、エンジン2の燃焼状態
が過渡的に変化してそれに伴って該エンジン2から発せ
られる振動モードも変化するので、それに応じて前記収
束係数算出回路21において算出される収束係数を変更
するようにしている。具体的には、図10に破線で示し
た領域にある場合には、収束係数を小さく設定するよう
にして、一時的に大きくなる振動に対する収束性を低下
させることで、制御の乱れの発生を防止するようにして
いる。
【0038】また、このバルブ開閉信号に限らず、上述
したようなA/F信号、過給機信号、燃焼気筒数信号に
よって収束係数を変更するような構成としてもよい。更
に、このようなエンジン2の運転状態が切換えられる際
に、補正フィルタ30のフィルタ係数やデジタルフィル
タ20の伝達関数を変更するような構成としてもよい。
【0039】また、図11は加振制御するアクチュエー
タ及び振動センサの変形例を示し、上記実施例ではエン
ジンマウント3及び加速度センサ7で構成したのに代
え、車室内に配置するスピーカ及びマイクロホンで構成
したものである。
【0040】すなわち、図11においては、車室内とい
う所定空間での振動を低減すべく、車室内の複数位置に
M個のマイクロホン40-1,40 -2 〜40-M(図2に
仮想線で示す前席ヘッドレスト部、及び後席側方等に配
置されるマイクロホン)と、L個のスピーカ41-1,4
1-2〜41-Lを各々配置している。更に、前記各スピー
カ41-1…と各マイクロホン40-1…との間の伝達特性
H11〜HLMをモデル化した複数個のデジタルフィルタ2
0…と、前記スピーカ41-1…の数に等しいL個の適応
フィルタ23…と、L個のD/A変換器17…と、L個
の出力側の増幅器19…と、M個のA/D変換器14…
と、M個の入力側の増幅器12…とを備えている。その
他の構成は図4及び図5と同一であるので、同一部分に
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】尚、以上の説明では、振動センサとして加
速度センサ7や複数個のマイクロホン40-1〜40-Mを
使用したが、本発明は他のセンサで構成してもよいのは
勿論である。また、加速度センサ7の配設位置として
は、フロアパネル、ドアインナパネル、ステアリング、
シフトノブ等種々の振動発生部に配設することが望まし
い。また、上述した各実施例では所謂LMSの適応アル
ゴリズムを備えた振動低減装置について説明したが、請
求項1記載の発明にあっては、この種の振動低減装置に
限るものではない。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明によれば、エンジンの燃焼状態を複数に変更する
エンジン制御手段からの信号を受け、該信号に基くエン
ジンの燃焼状態に応じて駆動信号を補正する駆動信号補
正手段を設けるような構成としたために、エンジン燃焼
状態に支配される振動要素の振動に対してアクチュエー
タに最適な振動低減動作を行わせることができ、振動要
素の振動を迅速且つ効率良く低減することができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、所謂LMS
の適応アルゴリズムを備えた振動低減装置に対して、エ
ンジンの燃焼状態を複数に変更するエンジン制御手段か
らの信号を受け、該信号に基くエンジンの燃焼状態に応
じて駆動信号を補正する駆動信号補正手段を設けるよう
な構成としたために、上述した請求項1記載の発明と同
様に、エンジン燃焼状態に支配される振動要素の振動に
対してアクチュエータに最適な振動低減動作を行わせる
ことができ、振動要素の振動を迅速且つ効率良く低減す
ることができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、エンジン制
御手段が、エンジンの運転状態に応じてエンジンの燃焼
状態を変更するような構成としたために、エンジン運転
状態に対して最適な振動低減動作を行わせることができ
る。
【0045】請求項4〜6記載の発明によれば、エンジ
ン制御手段が、エンジンの運転状態に応じて混合気の空
燃比や吸気通路長を変更させるバルブの開閉状態や過給
機による混合気の過給状態を変更するような構成とした
ために、容易にエンジンの燃焼状態を認識でき且つ駆動
信号の補正制御が具体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び2記載の発明の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】車両の全体概略構成を示す図である。
【図3】加振制御用アクチュエータを兼用するエンジン
マウントの具体的構成を示す図である。
【図4】加振制御のブロック構成を示す図である。
【図5】LMSの適応アルゴリズムを用いた加振信号生
成器の構成を示す図である。
【図6】第1実施例における空燃比設定用マップを示す
図である。
【図7】第2実施例におけるバルブ開閉状態設定用マッ
プを示す図である。
【図8】第3実施例における過給機運転状態設定用マッ
プを示す図である。
【図9】第4実施例における燃焼気筒数設定用マップを
示す図である。
【図10】変形例における図7相当図である。
【図11】加振制御用アクチュエータを複数個のスピー
カで構成した場合のLMSの適応アルゴリズムのブロッ
ク構成図ある。
【符号の説明】
1 車体(振動要素) 2 エンジン 3 エンジンマウント(アクチュエータ) 7 加速度センサ(振動センサ) 24 制御手段 31 エンジンコントローラ(エンジン制
御手段) 35 駆動信号補正手段
フロントページの続き (72)発明者 中尾 憲彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 三藤 千明 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 塚原 裕 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 原田 真悟 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの燃焼状態を複数に変更するエ
    ンジン制御手段を備えた車両に配設され、特定の振動要
    素を加振するアクチュエータと、エンジンから発せられ
    る振動に基くリファレンス信号を受け、該リファレンス
    信号に基いて前記振動要素の振動とは逆位相且つ同振幅
    で該振動要素を加振するように、前記アクチュエータに
    駆動信号を送信して該アクチュエータを駆動制御する制
    御手段とを備えた車両の振動低減装置において、 前記エンジン制御手段からの信号を受け、該信号に基く
    エンジンの燃焼状態に応じて前記駆動信号を補正する駆
    動信号補正手段が備えられていることを特徴とする車両
    の振動低減装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの燃焼状態を複数に変更するエ
    ンジン制御手段を備えた車両に配設され、特定の振動要
    素を加振するアクチュエータと、前記振動要素の振動を
    検出する振動センサと、エンジンから発せられる振動に
    基くリファレンス信号を受け、該リファレンス信号に基
    いて前記振動要素とは逆位相且つ同振幅で該振動要素を
    加振するような駆動信号を作成すると共に、前記振動セ
    ンサから発せられる振動信号を小さくするように前記駆
    動信号をフィードバック補正し、該フィードバック補正
    した駆動信号を前記アクチュエータに送信して該アクチ
    ュエータを駆動制御する制御手段とを備えた車両の振動
    低減装置において、 前記エンジン制御手段からの信号を受け、該信号に基く
    エンジンの燃焼状態に応じて前記駆動信号を補正する駆
    動信号補正手段が備えられていることを特徴とする車両
    の振動低減装置。
  3. 【請求項3】 エンジン制御手段は、エンジンの運転状
    態に応じてエンジンの燃焼状態を変更するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の車両
    の振動低減装置。
  4. 【請求項4】 エンジン制御手段は、エンジンの運転状
    態に応じて混合気の空燃比を変更するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載の車両
    の振動低減装置。
  5. 【請求項5】 エンジン制御手段は、エンジンの運転状
    態に応じて吸気通路長を変更させるバルブの開閉状態を
    切換えるように構成されていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の車両の振動低減装置。
  6. 【請求項6】 エンジン制御手段は、エンジンの運転状
    態に応じて過給機による混合気の過給状態を変更するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の車両の振動低減装置。
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