JPH0633974A - 流体弾性サポート - Google Patents

流体弾性サポート

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JPH0633974A
JPH0633974A JP5106927A JP10692793A JPH0633974A JP H0633974 A JPH0633974 A JP H0633974A JP 5106927 A JP5106927 A JP 5106927A JP 10692793 A JP10692793 A JP 10692793A JP H0633974 A JPH0633974 A JP H0633974A
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hydroelastic
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armature
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マルセル・ル・フォル
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パスカル・ロビック
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F16F13/264Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions comprising means for acting dynamically on the walls bounding a working chamber

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗物用の流体弾性サポートを提供する。 【構成】 流体弾性サポート10は、2つのアーマチャ
12、14を備える。アーマチャ12、14は、エラス
トマ材料製のブロック16によって接続されている。流
体弾性サポートは更に、作動室26と、膨張室33とを
備え、これら両室は通路34によって接続される。作動
室26は、運動可能なダイアフラム30によって部分的
に画成される。ダイアフラムの外側面42は押しロッド
44を備える。接続ロッド50及びクランク62、66
から成るタイプの装置が押しロッド44と協働してダイ
アフラムを駆動する。接続ロッドの小さい方の端部54
は押しロッド44に接続される。クランク62を回転さ
せる軸66が、2つのアーマチャの一方12に固定され
た軸受70の中で回転するように取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方が他方に関して懸
架される関係の2つのアセンブリの間に介挿されるよう
に意図された流体弾性サポートに関する。
【0002】本発明は特に、自動車のエンジンのサスペ
ンション用のサポートに関する。
【0003】
【従来の技術】フランス特許明細書第2,364,37
3号(FR-A-2,364,373)は、懸架される2つのアセンブ
リにぞれぞれ接続された2つのアーマチャを備え、上記
2つのアーマチャはエラストマ材料のブロックによって
接続されており、当該サポートは、少なくとも1つの作
動室と1つの膨張室とを備え、上記2つの室は、液体に
よって少なくとも部分的に充填されると共に、連通路に
よって互いに接続されており、また、上記作動室は、弾
性材料製の運動可能なダイアフラムによって部分的に画
成され、上記ダイアフラムの外側面は押しロッドを有し
ており、該押しロッドと上記運動可能なダイアフラムの
駆動器のカムとが協働し、上記2つのアセンブリの絶縁
されるべき一方、例えば回転機械又は内燃機関、の振動
数の倍振動(harmonics)に同期する圧力を上記作動室
の中に発生させるように制御された変位を上記ダイアフ
ラムに与えるタイプの流体弾性サポートを開示し且つ図
示している。押しロッドが受ける変位は、例えば、除去
すべき不釣り合いな周波数及び位相に等しい周波数及び
位相を有する交番変位である。
【0004】
【解決しようとする課題】上記フランス特許明細書第
2,364,373号に記載され且つ図示される装置の
設計は特に複雑であり、運動可能なダイアフラム用の作
動カムに回転駆動を確実に与えながら、そのようなタイ
プの流体弾性サポートを自動車の本体と動力部との間に
簡単に装着することのできる産業上の実際的な解決策を
何等提案するものではない。
【0005】上述の欠点を解消するために、フランス特
許出願第90,15439号は、カムを回転駆動するよ
うに、流体弾性サポートの2つのアーマチャの一方に固
定された軸受の中で回転する軸を提案している。この解
決策は、運動可能なダイアフラムに交互の運動を与える
部材が互いに分離することができ、これにより、入力信
号と流体弾性サポートに対する補正運動との間に遅れを
生じさせるので完全に満足すべきものではない。
【0006】フランス特許明細書第2,507,976
号(FR-A-2,507,976)は、偏心部分によって乗物の動力
部に接続された接続ロッドを用いて、いかにして正確に
弾性的なサポートを作動させるかを開示している。この
明細書においては、偏心部分は、動力部のクランクシャ
フトの端部に設けられ、動力部に接続された垂直な接続
ロッドに作用する。すなわち、動力部は流体弾性サポー
トの下方に懸架される。
【0007】トランスミッションの接続ロッドが長く従
ってかなりの重さを有するという事実は別にして、上記
構成もまた、サポートの支持機能をそのフィルタ弁の機
能から分離させることができないおいる欠点を有する。
最後に、上記構成は、動力部の重量を偏心部分に永続的
に与えるという欠点、並びに、非常に剛性の高い弁を形
成する必要があるという欠点を有することを注記する。
この欠点は、フランス特許出願第90 15439号に
示される流体弾性サポートの構造にも固有のものであっ
て、該構造においては、運動可能なダイアフラムは、カ
ムに接触する従動子を保持するために戻しバネの作用を
受けるに十分な剛性をもつ必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の欠点を解消するた
めに、本発明は、上述のタイプの流体弾性サポートを提
供するが、この流体弾性サポートは、運動可能なダイア
フラムの駆動器は、接続ロッド及びクランクのタイプで
あり、接続ロッドの小さい方の端部は押しロッドに接続
されており、また、クランクを回転させるための軸は、
本流体弾性サポートの2つのアーマチャの一方に固定さ
れた軸受の中で回転するように取り付けられている特徴
を有する。
【0009】本発明の他の特徴によれば、 −上記クランクは、接続ロッドの大きい方の端部に回転
可能に装着された偏心クランクピンを備え、 −上記押しロッドは、接続ロッドの小さい方の端部の自
由端に固定するか、あるいは上記接続ロッドと一体に形
成することができ、 −上記接続ロッドの大きい方の端部は2つの部分から形
成され、 −上記接続ロッドは、鋳造により単一の要素として形成
され、 −上記クランクを駆動するための軸の一端部は、駆動軸
を接続するために該軸の角度位置を決定することを可能
にする確実な位置決め手段を備え、 −上記アーマチャは、概ね円筒形の形態のアーマチャで
あり、その軸方向の第1の端部は、エラストマ材料のブ
ロックに接続されており、また、その軸方向の第2の端
部は、閉止カバーを受け入れ、該カバーの中には、クラ
ンクの駆動軸用の軸受が設けられており、 −上記円筒形のアーマチャの軸方向の第2の端部は、本
サポートを上記アセンブリに固定するためのフランジを
備え、上記カバーは、該カバーが軸方向に取り付けられ
る上記アーマチャのフランジに対向して設けられる半径
方向のフランジを備え、 −上記膨張室は、概ね環状の形態を有すると共に、上記
押しロッドが設けられている内部ハウジングを形成し、 −上記運動可能なダイアフラムは、その外縁部が上記ア
ーマチャに接続された概ね皿状の形態を有しており、 −上記運動可能なダイアフラムの周縁部は、剛性を有す
る2つの環状のプレートの円形の対向する内縁部の間で
封止的に挟着されており、 −エラストマ材料のブロックに対向する側部上で軸方向
に配列された上記環状のプレートは、回転体の輪郭の断
面を有する部分を備え、該部分は、その円形の内縁部か
ら上記作動室の内側に向かって伸長し、更に、校正され
た(calibrated)少なくとも1つの液体用の通路オリフ
ィスを備えており、 −上記回転体の部分は校正された中央のオリフィスを有
している。
【0010】本発明の他の特徴及び利点は、図面を参照
して説明する以下の詳細な記載を読むことにより明らか
となろう。
【0011】
【実施例】図面に示すサポート10は、概ね円筒形の第
1のアーマチャ12と、第2のアーマチャ14とから構
成され、第1及び第2のアーマチャは、エラストマ材料
のブロック16によって互いに接続されている。
【0012】アーマチャ12は、自動車の動力部の一部
(図示せず)に接続されるようになされており、一方、
第2のアーマチャ14は、ネジ付きのリンク18によっ
て自動車の構造の一部に接続されるようになされてい
る。
【0013】第1のアーマチャ12は、軸線X−Xを有
する概ね円筒形の形態を有している。
【0014】アーマチャ12の軸方向の第1の端部20
は、ブロック16のエラストマ材料の中に固定されてい
る。
【0015】アーマチャ12の第1の端部に対向する軸
方向の第2の端部22はフランジであり、該フランジ
は、軸線X−Xに直交する半径方向の平面において伸長
し、アーマチャ12を動力部の一部に固定することを可
能にしている。
【0016】エラストマ材料のブロック16は、図面で
見て下方の部分にある作動室26を部分的に形成してい
る。
【0017】作動室26は、概ね環状の形態を有する剛
性の中間プレート28と、弾性的に変形することができ
ると共に運動可能なダイアフラム30とによっても形成
されており、上記ダイアフラムは、概ね方向X−Xに沿
って移動することができる。
【0018】プレート28はこのプレートと対称な形状
のプレート32と協働し、これら両プレートの間に通路
34を画成しており、上記通路は、周知の技術に従っ
て、作動室26を膨張室33に接続している。
【0019】運動可能なダイアフラム30の皿状の周縁
部36はビードの形態として形成されており、剛性を有
する2つの環状のプレート28及び32の円形の対向す
る内縁部の間に封止的に挟まれて取り付けられている。
【0020】室26及び33には液体が充填される。
【0021】膨張室33の一方の側は、環状のプレート
32の上面によって形成され、また他方の側は、運動可
能なダイアフラム30と一体の弾性変形可能な隔膜38
の一部によって形成されている。
【0022】上記目的のために、弾性変形可能な隔膜3
8は、運動可能なダイアフラム30を軸方向に伸ばした
円筒形の結合部分40を備えており、上記ビード36
は、上記結合部分の円筒形の外壁部に形成されている。
【0023】作動室26の外側に位置する運動可能なダ
イアフラムの上面42は、作動式の押しロッド44を備
えており、該押しロッドは、運動可能なダイアフラム3
0にX−X方向の力を与えることを可能にする。
【0024】押しロッド44は、軸線X−Xに実質的に
直交する平面に沿って伸長するプレート46を備えてお
り、このプレートは、運動可能なダイアフラム30の上
面に接合されている。
【0025】押しロッド44は、作動式の接続ロッド5
0に接続された軸方向の伸長部48を備えており、上記
伸長部は、以下に詳細に説明する接続ロッドのクランク
型の作動装置の一部を形成する。
【0026】図1及び図2に示す実施例においては、接
続ロッド50の大きい方の端部は2つの部分に分けられ
る。
【0027】第1の部分52は、接続ロッドの小さい方
の端部54から伸長し、接続ロッドのキャップ56を用
いて閉止されており、上記キャップは、ネジ58によっ
て上記第1の部分に固定されている。
【0028】押しロッド44の円筒形の部分48は、ネ
ジ60によって、接続ロッド50の小さい方の端部の自
由端に固定されており、上記ネジの頭部には、接続ロッ
ド50の大きい方の端部の第1の部分52の半円筒形の
内側面から接近することができる。
【0029】接続ロッド50の大きい方の端部は、ボー
ルベアリング又はニードルベアリング64に装着されて
おり、上記ベアリングの中には、偏心クランクピン62
が回転可能に収容されている。
【0030】クランクピン62は、クランクを構成する
ように駆動軸66と一体に形成されており、上記クラン
クの回転軸線Y−Yは流体弾性サポート10の軸線X−
Xに概ね直交する。
【0031】上記目的のために、駆動軸66は円筒形の
2つの軸受け面を備えており、これら軸受け面は、2つ
のボールベアリング70によってカバー68の中で回転
するように取り付けられている。
【0032】カバー68は、例えば、成形されたプラス
チックから形成される要素であり、該要素は、クランク
並びに接続ロッド50の大きい方の端部を収容する中央
ハウジング72を備え、該中央ハウジングは、カバーを
円筒形の第1のアーマチャの半径方向のフランジ22に
固定することを可能とする側方に伸びる2つの翼74を
有している。
【0033】カバー68は円形の輪郭を有する下面76
を備えており、この下面は、円筒形のアーマチャ12用
の閉止カバーを構成する。
【0034】図1及び図2に示す実施例においては、接
続ロッド及びクランク装置は以下の手順で組み立てられ
る。
【0035】接続ロッド50の本体を、ネジ60によっ
て押しロッド44に固定する。
【0036】更に、カバーを形成する要素68に回転接
触型の第1の軸受ブッシング70が装着され、上記ブッ
シングの中には駆動軸66の対応する円筒形の部分が挿
入される。上記駆動軸は、図1で見て右側からY−Y方
向において軸方向にハウジング72の中に挿入され、回
転接触型の軸受64の内レースに通される。
【0037】次に、回転接触型の第2の軸受ブッシング
70を取り付け、ネジ82によって軸方向の運動が拘束
されたサポートリング80によって軸方向の位置を保持
する。
【0038】このように装着された要素68のアセンブ
リを次にフランジ22に取り付け、上記アセンブリは、
上記フランジ上で例えばネジ付きのリンク(図示せず)
によって軸方向において挟着することができる。
【0039】後は、接続ロッドのキャップをネジ58に
よって接続ロッド50の大きい方の端部の部分52に組
み立てるだけで良い。
【0040】図1から分かるように、駆動軸66は、該
駆動軸が回転駆動されるのを許容するための軸方向の第
1の端部84を備えている。
【0041】反対側の軸方向の端部86は確実な位置決
め手段を備え、該手段は、この実施例においては、軸方
向のスロット88及び平坦部90から構成されている。
【0042】確実な位置決め手段88、90は、例え
ば、ハウジング72の中へ軸方向に挿入された確実な位
置決めキー(図示せず)によって、駆動軸66を要素6
8に関して特定の角度位置に保持することを可能とし、
また、要素68の対応する割り出し面と協働し、駆動端
部84が駆動部材(図示せず)に接続された時に、駆動
軸66の特定の角度位置を確実に維持する。
【0043】図1及び図2に示す流体弾性サポートの作
動の態様を図3を参照して以下に説明する。
【0044】動力部15の振動は、アーマチャ12、エ
ラストマ材料のブロック16及びアーマチャ14によっ
て、乗物の本体へ伝達される。
【0045】サポートに与えられた力は、2つの別個の
力に分解することができる。
【0046】先ず、直接的な力としても知られる力F1
の値は、エラストマ材料のブロック16の剛性Kに依存
する。
【0047】次に、作動室26の中に収容される液体の
作用により生ずる力F2の値は、圧力を支える剛性KP
1に依存する。
【0048】動力部の回転に関して、特に動力部のクラ
ンクシャフトの回転に関して同期して回転する偏心クラ
ンクピン62は、接続ロッド50によって完全に同期し
た力F3を伝達し、該力F3の大きさはF3=F1+F
2で表される。従って、接続ロッド及びクランク装置の
作動は、乗物の構造に伝達される総ての力を解消する効
果を有する。
【0049】エラストマ材料のブロック16はポンプの
ように作動し、上記ブロックは、流体弾性サポートを装
着する間には、圧縮された状態で取り付けられている。
【0050】現在説明している装置は、乗物の本体の振
動を緩衝すなわち減衰させると共に、エンジンから発生
される振動の伝達を防止し、より快適な乗物を提供する
ように設計されている。
【0051】作動室26と膨張室33とを接続する周知
の通路34を使用することにより、チョッパ周波数にお
ける緩衝が改善される。
【0052】接続ロッド及びクランクのアセンブリの作
用により、外部からの力を流体弾性サポートに与えるこ
とができる。
【0053】これらの圧力は、動力部から生ずる励起振
動の倍振動(ハーモニックス:harmonics)と
同期する。
【0054】従って、圧力は、コラム緩衝型の流体弾性
サポートの作動室の中へ連続波として与えられる。
【0055】前に説明したように、図3のダイアグラム
を参照すると、サポートの結果的な剛性はゼロである。
【0056】偏心部分62の駆動軸66は、動力部と同
期して回転されるように、例えば、動力部のタイミング
ベルト、又は、これと同様な結果を与える例えば歯車列
等の他の適宜な機構によって直接駆動されるプーリに接
続されている。
【0057】次に、図4に示す変形例を説明する。
【0058】この変形例の第1の特徴によれば、接続ロ
ッド50は、プラスチックを成形した又はアルミニウム
を鋳造した単一の要素として形成される。
【0059】図4に示す変形例の他の特徴によれば、下
方の環状のプレート28は、中央のカップシール92を
備えており、該シールは、軸線X−Xの回りを回転させ
たドーム型の形状を有すると共に、計量された中央の穴
94を備えている。
【0060】穴94は、校正された一連のオリフィスに
よって置き換えることができる。
【0061】上記特徴は、本流体弾性サポートがエンジ
ンの回転速度が5000回転/分を越えた場合に生ずる
振動モードで作動することを可能にする。実際に、特定
の振動範囲で過剰の張力を発生することが必要な場合が
ある。
【0062】上記目的のために、緩衝コラムの長さが緩
衝されるべき共鳴数の関数として調節されるコラムサポ
ートの周知の一般的な原理に従って必要な過剰な張力を
生ずるように、計量されたオリフィス94の通路断面積
を合致させる。
【0063】上述のように、カップシール92及び運動
可能なダイアフラム30によって画成される新規な室9
6を備える新規な緩衝装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開示に従って形成された流体弾性サポ
ートを図2の線1−1で見た軸方向の断面図である。
【図2】図1の線2−2で見た軸方向の断面図である。
【図3】図1及び図2に示すサポートの作動モードを等
価的に図解する図である。
【図4】流体弾性サポートの変形例を示す図2と同様な
軸方向の断面図である。
【符号の説明】
10 流体弾性サポート 12、14 アー
マチャ 16 ブロック 22 フランジ 26 作動室 30 ダイアフラ
ム 33 膨張室 34 通路 42 外側面 44 押しロッド 50 接続ロッド 52、56 大き
い方の端部 54 小さい方の端部 62 ピン 66 軸 70 軸受ブッシ
ング 74 半径方向のフランジ 94 オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルセル・ル・フォル フランス国35410 ドンルー,アンパー ス・デュ・ヴェルジェ 12 (72)発明者 パスカル・ロビック フランス国35000 レーヌ,リュー・ドア イヤン・エドン・デュルテル 35

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が他方に関して懸架される関係の2
    つのアセンブリの間に介挿されるようになされた、特に
    自動車のエンジンのサスペンション用の流体弾性サポー
    ト(10)において、 前記2つのアセンブリにぞれぞれ接続されると共にエラ
    ストマ材料のブロック(16)によって接続された2つ
    のアーマチャ(12、14)、前記エラストマ材料のブ
    ロック(16)によって少なくとも部分的に画成される
    少なくとも1つの作動室(26)、及び膨張室(33)
    を備え、 前記作動室及び膨張室は、液体によって少なくとも部分
    的に充填されると共に、連通路(34)によって互いに
    接続されており、また、前記作動室(26)は、弾性材
    料製の運動可能なダイアフラム(30)によっても部分
    的に画成され、前記ダイアフラムの外側面(42)は押
    しロッド(44)を有し、該押しロッドと前記運動可能
    なダイアフラム(30)の駆動器とが協働し、前記2つ
    のアセンブリの一方の振動数の倍振動に同期する圧力を
    前記作動室(26)の中に発生させるように制御された
    変位を前記ダイアフラムに与え、更に、前記駆動器は、
    接続ロッド(50)とクランク(62、66)から成る
    タイプであり、前記接続ロッド(50)の小さい方の端
    部(44)は前記押しロッド(44)に接続され、ま
    た、前記クランク(62)を回転駆動する前記軸(6
    6)は、前記2つのアーマチャの一方(12)に固定さ
    れた軸受ブッシング(70)の中で回転するように取り
    付けられることを特徴とする流体弾性サポート。
  2. 【請求項2】 請求項1の流体弾性サポートにおいて、
    前記クランクは、前記接続ロッド(50)の大きい方の
    端部(52、56)に回転可能に取り付けられた偏心ク
    ランクピン(62)を備えることを特徴とする流体弾性
    サポート。
  3. 【請求項3】 請求項2の流体弾性サポートにおいて、
    前記偏心クランクピン(62)は、前記接続ロッド(5
    0)の前記大きい方の端部(52、56)に挟着された
    回転接触型の軸受(64)の中で回転可能に取り付けら
    れることを特徴とする流体弾性サポート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記押しロッド(44)は、前記接続
    ロッド(50)の前記小さい方の端部(54)の自由端
    に固定されることを特徴とする流体弾性サポート。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記押しロッド(44)は、前記接続
    ロッド(50)の前記小さい方の端部と一体に形成され
    ることを特徴とする流体弾性サポート。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記接続ロッド(50)の前記大きい
    方の端部は2つの部分(52、56)から形成されるこ
    とを特徴とする流体弾性サポート。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記接続ロッド(50)は、鋳造によ
    り単一の要素として形成されることを特徴とする流体弾
    性サポート。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記クランク(62)を回転駆動する
    前記軸(66)の一方の端部(86)が、駆動軸を接続
    するために前記軸の角度位置を決定することを可能とす
    る確実な位置決め手段(88、90)を備えることを特
    徴とする流体弾性サポート。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかの流体弾性サ
    ポートにおいて、前記アーマチャ(12)は、概ね円筒
    形のアーマチャであり、該アーマチャの軸方向の第1の
    端部(20)は前記エラストマ材料のブロック(16)
    に接続されており、また、軸方向の第1の端部(22)
    は、閉止カバー(68)を受け入れ、前記カバーの中に
    は、前記クランク(62)を回転駆動する前記軸(6
    6)用の軸受(70)が設けられることを特徴とする流
    体弾性サポート。
  10. 【請求項10】 請求項9の流体弾性サポートにおい
    て、前記円筒形のアーマチャ(12)の前記軸方向の第
    1の端部(22)は、当該流体弾性サポート(10)を
    前記アセンブリに固定するためのフランジを備え、前記
    カバー(68)は、前記アーマチャ(12)の前記フラ
    ンジ(22)の方を向いて配列された半径方向のフラン
    ジ(74)を備え、該フランジに前記フランジが挟着さ
    れることを特徴とする流体弾性サポート。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかの流体弾
    性サポートにおいて、前記膨張室(33)は、概ね環状
    の形態を有すると共に、その中に前記押しロッド(4
    4)が設けられる内部ハウジングを画成することを特徴
    とする流体弾性サポート。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかの流体弾
    性サポートにおいて、前記運動可能なダイアフラム(3
    0)は、その外縁部を前記アーマチャに接続された概ね
    皿状の形態を有することを特徴とする流体弾性サポー
    ト。
  13. 【請求項13】 請求項12の流体弾性サポートにおい
    て、前記運動可能なダイアフラム(30)の前記外縁部
    (36)は、剛性を有する2つの環状のプレート(2
    8、32)の対向する円形の内縁部の間で封止的に挟着
    されることを特徴とする流体弾性サポート。
  14. 【請求項14】 請求項13の流体弾性サポートにおい
    て、前記エラストマ材料のブロック(16)に対向する
    側部上に軸方向に配列された前記環状のプレート(2
    8)はその断面が回転体の輪郭を有する部分(92)を
    備え、該部分は、その円形の内縁部から前記作動室(2
    6)の内側へ伸長し、更に、液体用の校正された少なく
    とも1つの通路オリフィス(94)を備えることを特徴
    とする流体弾性サポート。
  15. 【請求項15】 請求項14の流体弾性サポートにおい
    て、前記回転体形状の部分(92)は、校正された中央
    オリフィス(94)を有することを特徴とする流体弾性
    サポート。
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