JPH06339726A - サイドガイドの制御方法 - Google Patents

サイドガイドの制御方法

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JPH06339726A
JPH06339726A JP12975793A JP12975793A JPH06339726A JP H06339726 A JPH06339726 A JP H06339726A JP 12975793 A JP12975793 A JP 12975793A JP 12975793 A JP12975793 A JP 12975793A JP H06339726 A JPH06339726 A JP H06339726A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既存の設備をそのまま使用して、被圧延材の位
置決めを素早く正確に実施することを目的としている。 【構成】被圧延材1がキャンバーメータ9の下方を通過
する際にその曲がり量などが測定されて、それに対応し
た信号がコントローラ10に供給される。コントローラ
10は、被圧延材1の先端が第2サイドガイド4に侵入
した時に、第2サイドガイド4及び第1サイドガイド2
を絞り、被圧延材1が停止に到らしめないような開度に
閉作動させる。さらに、巻取り開始時に、第2サイドガ
イド4の間隔を狭めて通常運転状態の間隔となるように
する。これと同時に、第1サイドガイド2を元の設定位
置まで戻して開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取り装置が複数段に
配設された巻取り設備に係り、特に、被圧延材を後段の
巻取り機へ案内する際におけるサイドガイドの制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の巻取り設備は、例えば,特開平1
−317614号公報などに開示されているように、仕
上圧延機の下流側に、送られてきた被圧延材をその幅方
向を規制して案内する第1サイドガイドが設けられ、そ
の第1サイドガイドの出側に第1ピンチロール、第1ピ
ンチロールのライン下流に第1ダウンコイラーが設けら
れて、該第1ピンチロール及び第1ダウンコイラーによ
って第1巻取り機が構成されている。
【0003】さらに、連続して被圧延材を巻取り可能と
するために、上記第1ピンチロールの下流側に、第2サ
イドガイド,第2ピンチロール,及び第2ダウンコイラ
ーの組からなる第2巻取り装置が、1組若しくは複数
組,設けられ、また、各ピンチロール下流に、巻取り開
始を検出する先端検出センサがそれぞれ設けられて、該
巻取り設備が構成されている。
【0004】上記第1サイドガイドは、通常、平行ガイ
ドと、その上流側端部へ回動自在に枢着され上流に向け
てハの字に開いたベルマウスガイドとからなっている。
その平行ガイドは、電動モータやスクリューシャフト等
からなる駆動装置によりパスラインに向けて対称に近接
・離反可能となっていると共に、ショートストロークシ
リンダによって被圧延材幅方向に進退可能となってい
る。
【0005】また、第2サイドガイドは、上流側の巻取
り機と近接しているので、ベルマウスガイドを備えるこ
となく、平行ガイドの導入部にテーパ面が形成されてい
ることを除いては、第1サイドガイドと同様の構成及び
駆動機構を備えている。そして、被圧延材の先端部がピ
ンチロールに噛み込まれる前に上記平行ガイドの開度を
被圧延材の板幅と略同一の間隔の平行状態としておく
と、被圧延材がサイドガイドに衝突若しくは強接触しそ
の抵抗によって通板ミスを発生する恐れがあるので、一
般には、予め、平行ガイドを、駆動装置によって被圧延
材の板幅よりも広い間隔で且つ平行状態で待機させてお
き、搬送されてきた被圧延材の先端部が第1サイドガイ
ドを通過し、その被圧延材の先端部がピンチロールに噛
み込まれたことを検出した時点で、各ショートストロー
クシリンダを同時に伸長させて、第1サイドガイドの平
行ガイドを、所定設定開度である被圧延材の板幅と略同
一の間隔に且つ平行状態となるように閉じる。これによ
って、被圧延材の後続部分を案内させるようにして、第
1ダウンコイラーに被圧延材を巻き取っていく。
【0006】この際、ベルマウスガイドは、第1サイド
ガイドに平行ガイド間に侵入する被圧延材を、平行ガイ
ドの待機幅以内へ滑らかに案内するものである。また、
被圧延材を第2ダウンコイラーに巻き取る場合には、第
1サイドガイドを開放状態としておき、その第1サイド
ガイド間を通過した被圧延材に対して、上記と同様な制
御を、第2サイドガイドの開度制御に対して実施し、第
2ピンチロールを介して被圧延材を第2ダウンコイラー
へ巻き取っていく。
【0007】このように、被圧延材は、第1ダウンコイ
ラーと第2ダウンコイラーに交互に巻き取られていく。
しかし、上記のような一般の巻取り設備におけるサイド
ガイドの制御方法では、被圧延材がピンチロールに噛み
込まれてからサイドガイドを所定設定開度まで平行に閉
じて被圧延材を案内するので、蛇行等によって被圧延材
のピンチロールに対する噛み込み位置がパスラインから
板幅方向にずれてもピンチロールで張力を付与された被
圧延材の位置を素早く修整することができずに、巻き取
られた被圧延材のコイル中心部がテレスコープ巻きとな
ってしまう。
【0008】これに対処して、上記特開平1−3176
14号公報に記載された発明では、被圧延材の位置決め
を素早く正確に実施するために、サイドガイドをベルマ
ウス状に待機させて、被圧延材先端がガイド間を通過し
た後に、該ガイドを板幅より略広い間隔の平行状態に向
けて閉作動させたり、被圧延材との摩擦を低減するため
に振動させながら移動させて対処している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、サイドガイド出側方向に位置検
出器が配置されているので、ショートストロークシリン
ダによる、サイドガイドの作動タイミングが明確でなか
ったと共に、被圧延材の幅方向へのずれが検出されてい
ないので正確な開度が設定できない。
【0010】また、特開平1−317614号公報に記
載された発明では、既存設備の改造を伴いコスト高とな
る問題がある。本発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、既存の設備をそのまま使用して、被
圧延材の位置決めを素早く正確に実施することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサイドガイドの制御方法は、ベルマウス部
と平行部を有する最上流側の第1サイドガイド及び第1
巻取り機からなる第1段目の巻取り装置と、その巻取り
装置の後続に設置されて、平行状の第2サイドガイド及
び第2巻取り機の組からなる第2段目以降の巻取り装置
とを備えた巻取り設備における、被圧延材を上記所定の
第2巻取り装置に案内する際のサイドガイドの制御方法
において、上記第1サイドガイドの入側にキャンバーメ
ータを設置して、その入側のキャンバーメータで測定し
た対象被圧延材の情報をもとに、対象の第2巻取り装置
での被圧延材の巻取り開始までは、所定設定開度よりも
略広めの設定開度に閉じた第1サイドガイド及び当該第
2巻取り装置の第2サイドガイドで被圧延材を案内し、
被圧延材の巻取りを開始した時点で、上記第2サイドガ
イドを所定設定開度まで閉じると共に第1サイドガイド
による案内を開放することを特徴としている。
【0012】
【作用】サイドガイドの入側に設置したキャンバーメー
タによって、被圧延材における、曲がり量や板幅方向へ
の偏心状態が測定され、被圧延材とサイドガイドとの間
隔が所定間隔になるように、左右のサイドガイドの設定
開度を最適な値に再設定可能となる。
【0013】このとき、キャンバーメータによる上記被
圧延材先端部検出時をトラッキング開始時とみることに
よって、対象被圧延材の各サイドガイドへの侵入時刻が
予測可能となってサイドガイドの作動タイミングを明確
にすることも可能となる。また、第2巻取り装置に被圧
延材を巻取る場合、被圧延材がピンチロールに噛み込ま
れる等の巻取りを開始する以前であっても、第2サイド
ガイドと共に第1サイドガイドも利用して案内するよう
にすることで、第2サイドガイドにベルマウスガイドを
設けたり該第2サイドガイドをベルマウス状にして該サ
イドガイドを制御することなく、被圧延材が案内されて
該被圧延材の位置決めが素早く且つ正確に実施される。
【0014】このとき、上記キャンバーメータからの情
報により、再設定した最終的な設定開度よりも略広めに
開度を設定して案内するので、サイドガイドに被圧延材
の先端部が突っかかったり、該サイドガイドと被圧延材
との間に所定以上の抵抗が発生せずに該被圧延材を第2
巻取り機に案内できる。そして、巻取り機のピンチロー
ルに被圧延材が噛み込まれるなどして巻取りが開始した
ら、被圧延材に所定張力が付与されて、所定設定開度ま
で第2サイドガイドを閉じても問題がないので、従来の
ように該所定設定開度まで第2サイドガイドを閉じる。
これと同時に、第1サイドガイドによる案内が不要とな
るので、該第1サイドガイドによる案内を開放する。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図1及び図2に示すように、仕
上圧延機の下流に、被圧延材1をその幅方向を規制して
案内する第1サイドガイド2が設けられ、その第1サイ
ドガイド2の出側に第1巻取り機3が設置されて第1段
目の巻取り装置が構成されている。上記第1巻取り機3
は、第1サイドガイド2の出側に設置された第1ピンチ
ロール3b、及び、その第1ピンチロール3bのライン
下流に設置された第1ダウンコイラー3aを備えてい
る。
【0016】また、上記第1段目の巻取り装置の後続
に、第2段目の巻取り装置が配設されている。即ち、上
記第1ピンチロール3bの下流側に、第2サイドガイド
4が設けられ、その第2サイドガイド4の出側に第2ピ
ンチロール5bが配設され、その第2ピンチロール5b
のライン下流に第2ダウンコイラー5aが設けられて、
第2段目の巻取り装置が構成されると共に、上記第2ピ
ンチロール5b及び第2ダウンコイラー5aによって第
2巻取り機5が構成されている。
【0017】上記第1サイドガイド2は、通常、平行ガ
イド2aと、その上流側端部へ回動自在に枢着され上流
に向けてハの字に開いたベルマウスガイド2bとからな
り、平行ガイド2aは、図示しないモータ・減速機・ス
クリューシャフト等からなる駆動手段によって待機位置
までの開度に設定されると共に、油圧シリンダ6によっ
て所定設定開度まで多段的に開閉可能となっている。
【0018】上記各油圧シリンダ6にはそれぞれ位置検
出器7が配置され、その位置検出器7によって各シリン
ダロッドのストローク位置、即ち平行ガイド2aの開度
が検出可能となっていて、その検出信号がコントローラ
10に供給可能となっている。その各油圧シリンダ6
は、サーボ弁8を介して供給される油圧によって任意の
位置に多段的に駆動可能となっている。
【0019】また、第1サイドガイド2の入側(及び出
側)には、キャンバーメータ9が設置されていて、該キ
ャンバーメータ9によって、送られてくる被圧延材1の
先端部通過及び該被圧延材1に発生しているキャンバー
等が検出されて、それに応じた信号がコントローラ10
に供給され、該コントローラ10が、その信号に基づく
制御信号を各油圧シリンダ6のサーボ弁8に供給するよ
うになっている。
【0020】また、第2サイドガイド4は、上流側の巻
取り機と近接しているので、ベルマウスガイドを備える
代わりに平行ガイドの導入部にテーパ面が形成され、そ
の他については、第1サイドガイド2と同様の構成の制
御機構を備えている。上記のような構成のサイドガイド
を備えた巻取り設備における、被圧延材1の巻取りの際
のサイドガイドの制御を説明する。
【0021】被圧延材1を第1段の第1ダウンコイラー
3aに巻き付ける場合を説明すると、被圧延材1は、図
示しない圧延機からローラテーブルを介して第1サイド
ガイド2に向けて送られ、その被圧延材1がキャンバー
メータ9の下方を通過する際に、その曲がり量が測定さ
れて、それに応じた信号がコントローラ10に供給され
る。
【0022】コントローラ10は、上記信号をもとに、
被圧延材1の速度や入側のキャンバーメータ9から第1
サイドガイド2入側までの距離などより被圧延材1の第
1サイドガイド2侵入時刻と該被圧延材1がピンチロー
ル3b,5bに噛み込まれる時刻が演算される。そし
て、該被圧延材1の先端が第1サイドガイド2に侵入し
た時に、第1サイドガイド2の各油圧シリンダ6に待機
状態の間隔W+2α(ここで、Wは被圧延材1の板幅,
αはサイドガイドと被圧延材1の片側の隙間であり、通
常、この隙間αを50〜150mmとしている)から第1
段階のショートストローク信号を出して、その間隔を狭
めてW+2βとなるようにする。この間隔βは、上記キ
ャンバーメータ9からの信号をもとに被圧延材1を挟み
込まない間隔に設定される。
【0023】さらに、被圧延材1が送られて第1ピンチ
ロール3bに噛み込まれる時又は噛み込まれた時に、コ
ントローラ10から第1サイドガイド2の各油圧シリン
ダ6に第1段階のショートストロークの間隔W+2βか
ら第2段階(最終段階)のショートストロークの信号を
出力して、その間隔を狭めて通常運転状態のサイドガイ
ドの間隔であるW+2γとなるようにし、例えば、サイ
ドガイドと被圧延材1との片側の隙間を0〜10mmとす
る。
【0024】上記サイドガイド2の間隔調整のための2
段階ショートストロークは、待機状態から第1段階、第
1段階から第2段階のそれぞれの間を滑らかに間隔を変
化させて被圧延材1に当てながら所定の位置に被圧延材
1を案内することが好ましく、短時間で間隔を変化する
ようにすることもできる。このように、サイドガイドの
間隔調整を待機状態から第1段階までと、第1段階から
第2段階の2段階のショートストロークに分けて実施し
ているので、被圧延材1がピンチロール3bに噛み込ま
れるまで、即ち巻取り開始前においても被圧延材1のサ
イドガイド2通過を円滑に行いながら、被圧延材1を所
定の位置に案内することができ、第1ダウンコイラー3
aへ巻き取る際のテレスコープ発生を低減できる。
【0025】なお、上記の制御の際に、キャンバーメー
タ9によって検出された被圧延材1の幅方向の位置によ
って、予め材料幅に応じて設定した開度を再設定し直し
て、サイドガイド2間に中心を、搬送されてくる被圧延
材1の実際の幅方向中央にオフセットさせる。また、第
2巻取り機に被圧延材1を巻き付ける場合には、被圧延
材1がキャンバーメータ9の下方を通過する際にその曲
がり量が測定されて、それに対応した信号がコントロー
ラ10に供給される。
【0026】コントローラ10は、上記信号をもとに、
被圧延材1の速度や入側のキャンバーメータ9から第2
サイドガイド4入側及び第1サイドガイド2までの距離
などより被圧延材1の第2サイドガイド4及び第1サイ
ドガイド2侵入時と該被圧延材1が第2ピンチロール5
bに噛み込まれる時が演算される。そして、該被圧延材
1の先端が第2サイドガイド4に侵入した時に、第2サ
イドガイド4の各油圧シリンダ6に待機状態の間隔W+
2α(ここで、Wは被圧延材1の板幅,αはサイドガイ
ドと被圧延材1の片側の隙間)から第1段階のショート
ストローク信号を出して、その間隔を狭めてW+2βと
なるようにする。この間隔βは、上記キャンバーメータ
9からの信号をもとに被圧延材1を挟み込まない間隔に
設定する。
【0027】上記制御と同時に、第1サイドガイド2の
各油圧シリンダ6に待機状態の間隔W+2αから第1段
階のショートストローク信号を出して、その間隔を狭め
てW+2βとなるようにする。これによって、被圧延材
1は、停止に到らしめないような開度の閉作動が実施さ
れた、両サイドガイド2,4によって案内される。
【0028】さらに、被圧延材1が送られて第2ピンチ
ロール5bに噛み込まれる時又は噛み込まれた時、即ち
巻取り開始時に、コントローラ10から第2サイドガイ
ド4の各油圧シリンダ6に第1段階のショートストロー
クの間隔W+2βから第2段階(最終段階)のショート
ストロークの信号を出力して、その間隔を狭めて通常運
転状態のサイドガイドの間隔であるW+2γとなるよう
にし、例えば、サイドガイドと被圧延材1との片側の隙
間を0〜10mmとする。
【0029】これと同時に、第1サイドガイド2を元の
設定位置まで戻して開放する。上記サイドガイド2,4
の間隔調整のための2段階ショートストロークは、待機
状態から第1段階、第1段階から第2段階のそれぞれの
間を滑らかに間隔を変化させて被圧延材1に当てながら
所定の位置に被圧延材1を案内することが好ましく、短
時間で間隔を変化するようにすることもできる。
【0030】このように、サイドガイド2,4の間隔調
整を待機状態から第1段階までと、第1段階から第2段
階の2段階のショートストロークに分けて実施している
ので、被圧延材1がピンチロール5bに噛み込まれる間
においても被圧延材1のサイドガイド4通過を円滑に行
いながら、被圧延材1を所定の位置に案内することがで
き、ダウンコイラー5aへ巻き取る際のテレスコープ発
生を低減できる。
【0031】また、第2サイドガイド4にはベルマウス
等のテーパ状のガイドを設けなくても、被圧延材1曲が
りに合わせて第1段階の間隔を設定すると共に第1サイ
ドガイド2でも案内することで、第2サイドガイド4導
入部に被圧延材1が突っかかることもない。なお、上記
の制御の際に、キャンバーメータ9によって検出された
被圧延材1の幅方向の位置によって、予め材料幅に応じ
て設定した開度を際設定しなおして、サイドガイド4間
に中心を搬送されてくる被圧延材1の実際の幅方向中央
にオフセットさせてもよい。
【0032】また、第2サイドガイド4に被圧延材1の
到達を検出するために、第2サイドガイド4間に位置検
出器12を設定してもよい。また、上記実施例では、第
2巻取り機5に被圧延材1を巻き取る際、第1サイドガ
イド1及び第2サイドガイド4を、同時に所定開度に閉
じているように説明したが、被圧延材1の侵入に同期を
取って、第1サイドガイド1,第2サイドガイド4の順
に閉じるように制御を実施してもよい。
【0033】また、上記各油圧シリンダ6への供給圧力
は、材料の厚さ,強度,幅等に条件に応じて変更して、
材料端部の塑性変形等による品質欠陥の発生を防止す
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のサイ
ドガイドの制御方法では、既存の設備をそのまま使用し
て、2段目以降の巻取り機に被圧延材を案内する際に
も、サイドガイドに被圧延材が突掛かることもなく、且
つ、被圧延材がピンチロールに噛み込まれる前に該被圧
延材の位置決めが素早く且つ正確に実施することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるサイドガイド及び巻取り機の構
成を示す平面図である。
【図2】本発明におけるサイドガイド及び巻取り機の構
成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 被圧延材 2 第1サイドガイド 3 第1巻取り機 3a 第1ダウンコイラー 3b 第1ピンチロール 4 第2サイドガイド 5 第2巻取り機 5a 第2ダウンコイラー 5b 第2ピンチロール 6 油圧シリンダ 9 キャンバーメータ 10 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルマウス部と平行部とを有する最上流
    側の第1サイドガイド及び第1巻取り機からなる第1段
    目の巻取り装置と、その巻取り装置の後続に設置され
    て、平行状の第2サイドガイド及び第2巻取り機の組か
    らなる第2段目以降の巻取り装置とを備えた巻取り設備
    であって、被圧延材を上記所定の第2巻取り装置に案内
    する際のサイドガイドの制御方法において、上記第1サ
    イドガイドの入側にキャンバーメータを設置して、その
    入側のキャンバーメータで測定した対象被圧延材の情報
    をもとに、対象の第2巻取り装置での被圧延材の巻取り
    開始までは、所定設定開度よりも略広めの設定開度に閉
    じた第1サイドガイド及び当該第2巻取り装置の第2サ
    イドガイドで被圧延材を案内し、被圧延材の巻取りを開
    始した時点で、上記第2サイドガイドを所定設定開度ま
    で閉じると共に第1サイドガイドによる案内を開放する
    ことを特徴とするサイドガイドの制御方法。
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