JPH06339721A - H形鋼の冷却方法および冷却装置 - Google Patents

H形鋼の冷却方法および冷却装置

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JPH06339721A
JPH06339721A JP13068393A JP13068393A JPH06339721A JP H06339721 A JPH06339721 A JP H06339721A JP 13068393 A JP13068393 A JP 13068393A JP 13068393 A JP13068393 A JP 13068393A JP H06339721 A JPH06339721 A JP H06339721A
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JP
Japan
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cooling water
flange
cooling
section steel
masking
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JP13068393A
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Yutaka Yokoyama
豊 横山
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 H姿勢で搬送される圧延によるH形鋼の両方
のフランジの外面のフランジ高さ方向の中央部に確実に
冷却水を噴射してH形鋼を冷却することにより、ウェブ
の波打ち変形の発生を解消する。 【構成】 両方のフランジ5a、5aの外側に1群ずつ配置
された2基の冷却水噴射ノズル群1、1と、フランジ5a
と冷却水噴射ノズル群1との間にそれぞれ配置された2
基のマスキング装置7、7とからなるH形鋼5の冷却装
置。マスキング装置7は、それぞれ、複数の冷却水噴射
孔2c、2dを備えるとともに鉛直方向に独立して昇降自在
であって、それぞれ対向して配置される2枚のマスキン
グ板2a、2bと、このマスキング板2a、2bの鉛直方向位置
を制御する制御装置4とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフランジが鉛直
方向となる姿勢で連続的に搬送される圧延によるH形鋼
の片方または両方のフランジの外面のフランジ高さ方向
の中央部に冷却水を噴射してH形鋼を冷却する方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延により製造されるH形鋼の冷却工程
において、特にフランジ厚さtf に対してウェブ厚さt
w が薄いH形鋼では、ウェブ表面積とフランジ表面積と
の差に起因してそれぞれの放熱量が著しく異なる。その
ため、仕上圧延の終了時には、ウェブの温度がフランジ
の温度に比べて著しく低下してしまう。その結果、H形
鋼のウェブには、長手方向に関する引張応力が発生し、
塑性伸び歪が生じることになる。
【0003】しかし、時間の経過とともにフランジおよ
びウェブ間の温度差が減少し、フランジおよびウェブの
温度が均一な状態に低下すると、前述の塑性伸び歪によ
り今度はH形鋼のウェブに長手方向に関する圧縮応力が
発生してしまう。
【0004】このようにして、仕上圧延を終了した後の
圧延によるH形鋼のウェブには高い圧縮応力が作用する
ため、ウェブに波打ち変形が生じ、成品であるH形鋼の
形状および剛性強度機能がともに劣化してしまう。
【0005】従来より、このようなH形鋼の冷却工程に
おけるウェブの波打ち変形を防止するため、特に、フラ
ンジ厚さに対しウェブ厚さが薄いH形鋼の冷却工程で
は、フランジの外面に冷却水を噴射して温度が低下し難
いフランジを積極的に冷却することにより、フランジお
よびウェブそれぞれの温度差を低減し、ウェブの長手方
向に関する圧縮応力を減少させて前述の波打ち変形を防
止する手段が種々検討されている。以下、これらの手段
のうちの幾つかとそれぞれの手段における問題点とを列
記する。
【0006】(i) 特公昭41−20336 号公報には、H形鋼
のフランジの外面に、H形鋼のフランジの外側に位置す
るサイドガイドに配置した2基のノズルから冷却水を噴
射することにより、フランジを強制冷却する手段が提案
されている。
【0007】図8(a) および図8(b) は、ともにこの提
案にかかるサイドガイドの構成を示す説明図であり、図
8(a) は固定式冷却水噴射ノズル81を設置したサイドガ
イド82により、一方図8(b) は冷却水噴射位置が調整可
能な冷却水噴射ノズル83を設置したサイドガイド84によ
り、それぞれH形鋼80のフランジ外面を冷却する状況を
示す。
【0008】しかし、この図8(a) または図8(b) に示
すサイドガイド82または84では、冷却水噴射ノズル81ま
たは冷却水噴射ノズル83から噴射される冷却水の縦幅お
よび横幅はともに一定である。したがって、噴射された
冷却水の縦幅よりもH形鋼80のフランジ幅が小さいと、
噴射された冷却水はフランジを越えてウェブ表面に達し
てしまうため、フランジおよびウェブ間の温度差を余り
低減することができなくなり、成品の形状が悪化する。
逆に、H形鋼80のフランジ幅が冷却水の縦幅よりも大き
いと、冷却水はフランジ表面へ均一に噴射されないため
にフランジの冷却効果が少なくなり、同様に成品形状が
悪化してしまう。
【0009】(ii)特開平4−52020 号公報には、H形鋼
のフランジへ冷却水を噴射するノズルを多段化して設置
するフランジ冷却装置が提案されている。図9は、この
提案にかかるフランジ冷却装置の構成を示す断面図であ
る。同図において、フランジ90a およびウェブ90b を有
するH形鋼90はテーブルローラ92により搬送されてお
り、サイドガイド91、91にそれぞれ多段状に設置された
多数の冷却水噴射ノズル93から冷却水をフランジ外面に
噴射する。
【0010】しかし、特開平4−52020 号公報により提
案されたフランジ冷却装置では、冷却水噴射ノズル93を
多段化して設置する必要があるために設備費が増加する
とともに、それぞれの冷却水噴射ノズル93は固定式であ
るために冷却水噴射位置を調整することは難しく、全て
のサイズの成品のフランジの中央部に冷却水を的確に噴
射することは難しい。
【0011】(iii) 特公平3−36604 号公報または実開
平1−153806号公報には、H形鋼のフランジと冷却水噴
射ノズルとの間にマスキング板を配置した冷却装置が提
案されている。
【0012】図10は、特公平3−36604 号公報により提
案されたフランジ冷却装置を示す断面図であり、フラン
ジ110 を鉛直方向に位置させたH形鋼112 のフランジ11
0 の側方に設けられた冷却水噴射ノズル114 からフラン
ジ110 に冷却水116 を吹き付けてフランジを冷却する装
置において、冷却水噴射ノズル114 とフランジ110 との
間に設けられ、鉛直方向に移動自在とされるマスキング
板118 と、マスキング板118 の鉛直方向における位置を
フランジ幅情報、フランジ幅方向温度分布情報の少なく
とも一方に基づきパワーシリンダー122 を介して変位さ
せる制御装置120 とを備える。
【0013】図11は、実開平1−153806号公報により提
案された、フランジが鉛直方向となる姿勢 (H姿勢) で
載置または搬送中の圧延によるH形鋼210 のフランジ21
0aと、フランジ210aに対向して設けられた冷却水噴射ノ
ズル211 群との間にマスキング板212 を有するH形鋼21
0 の冷却装置において、冷却水噴射ノズル211 に面する
側のマスキング板212 の下端に沿って水受樋214 を延設
したフランジ冷却装置である。なお、図中符号215 は冷
却水排水管である。
【0014】しかし、これらのフランジ冷却装置では冷
却水の噴射位置が、最も温度の高いフランジ高さ方向の
中央部ではないために、この中央部を集中的に水冷でき
ず、フランジの幅方向の端部と中央部との温度差を軽減
する効果は極めて少ない。
【0015】(iv)特開昭50−21913 号公報には、冷却水
を層流の状態でH形鋼のフランジ中央部に噴射するフラ
ンジ冷却装置が提案されている。
【0016】図12(a) は、この提案にかかる装置を一部
省略して示す斜視図であり、図12(b) は、図12(a) のA
−A断面図である。図12(a) および図12(b) に示すよう
に、H形鋼310 を搬送するローラテーブル320 の両側に
搬送方向に沿って冷却水供給部330 、330 と、連結する
複数の水冷箱340 、340 を設けるとともに、各水冷箱34
0 、340 のH形鋼310 に対向する面に複数の水平羽根を
層状に配置し、水冷箱340 内に供給された冷却水350 が
水平羽根を通して層流となり、これがH形鋼310 のフラ
ンジ部を水冷するフランジ水冷装置が提案されている。
【0017】しかし、特開昭50−21913 号公報により提
案されたフランジ冷却装置では、層流の冷却水は全てフ
ランジ表面に沿って下方に流れてしまうため、フランジ
の上部または下部における温度差が著しく拡大してしま
う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のフ
ランジ冷却装置では、H形鋼のフランジを成品寸法に関
わらず確実に冷却して、ウェブの波打ち変形の発生を解
消することはできなかった。
【0019】ここに、本発明の目的は、例えばフランジ
が鉛直方向となる向きで搬送される圧延によるH形鋼の
片方または両方のフランジの外面のフランジ高さ方向の
中央部に確実に冷却水を噴射してH形鋼を冷却すること
により、ウェブの波打ち変形の発生を解消することがで
きるH形鋼の冷却方法および装置を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた。熱間圧延後に空冷を
行って製造したH形鋼のフランジ高さ方向に関する温度
分布の一例を図2に示す。図2から明らかなように、H
形鋼20のフランジ20a の温度はフランジ中央部20b が約
900 ℃と最も高く、フランジ端部20b または20c では約
800 ℃程度にまで低下しているため、フランジ中央部20
b をフランジ端部20c および20d よりも強く水冷する必
要がある。
【0021】しかし、H形鋼はそのサイズによりフラン
ジ幅が異なるため、フランジ高さ方向位置が固定された
冷却水噴射ノズルから冷却水を噴射したのでは、前述し
たように、フランジ幅が小さい場合には冷却水がフラン
ジを越えてウェブに達し、一方フランジ幅が大きい場合
にはフランジ中央部を強水冷できない。すなわち、フラ
ンジ外面における冷却水噴射位置が固定されているから
である。しかし、冷却水噴射ノズルの設置位置をフラン
ジ高さ方向について可変とするには多大なコストを要し
てしまい、実現性に乏しい。
【0022】そこで、本発明者は、固定式の冷却水噴射
ノズルを用いてもフランジ外面における冷却水噴射位置
を調整し得る手段を鋭意検討した。その結果、本発明者
は、フランジが鉛直方向となる姿勢で搬送される圧延に
よるH形鋼の片方または両方のフランジの外面のフラン
ジ高さ方向の中央部に冷却水を円形に噴射してH形鋼を
冷却する際に、搬送方向に沿って配置された、冷却水を
噴射する冷却水噴射ノズル群と、H形鋼のフランジ面と
の間に、1または複数の冷却水噴射孔を備えた、1枚ま
たは複数枚のマスキング板と該マスキング板の制御装置
とからなるマスキング装置を追加し、マスキング板をH
形鋼のフランジの外面のフランジ高さ方向の中央部に応
じて昇降させることにより、H形鋼のフランジ外面にお
ける冷却水の噴射位置および噴射面積、および/または
噴射形状を任意に変更して、マスキング板に冷却水を噴
射することにより、成品寸法に関わらず、確実にH形鋼
のフランジを冷却して、ウェブの波打ち変形の発生を解
消できることを知見して、本発明を完成した。
【0023】ここに、本発明の要旨とするところは、例
えばフランジが鉛直方向となる姿勢で連続的に搬送され
る圧延によるH形鋼の片方または両方のフランジの外面
のフランジ幅方向の中央部に冷却水を噴射してH形鋼を
冷却する方法であって、片方または両方のフランジの外
側にそれぞれ1群ずつ配置された、冷却水を噴射する冷
却水噴射ノズル群とフランジとの間に、1または複数の
冷却水噴射孔を備え上下方向に昇降自在の1枚または重
ねた状態の複数枚のマスキング部材を配置しておき、中
央部のフランジ高さ方向の位置が成品寸法により変動し
た場合、マスキング部材の上下方向位置を変更して冷却
水噴射孔に向けて冷却水を噴射することにより、フラン
ジの中央部に冷却水を噴射することを特徴とするH形鋼
の冷却方法である。
【0024】別の面からは、本発明は、例えばフランジ
が鉛直方向となる姿勢で連続的に搬送される圧延による
H形鋼の冷却装置であって、片方または両方のフランジ
の外側にそれぞれ1群ずつ配置された1基または2基の
フランジへの冷却水噴射ノズル群と、フランジと冷却水
噴射ノズル群との間にそれぞれ配置された1基または2
基のマスキング装置とからなり、マスキング装置は、そ
れぞれ、1または複数の冷却水噴射孔を備えるとともに
鉛直方向に独立して昇降自在であって、それぞれ対向し
て配置される1枚または複数枚のマスキング部材と、1
枚または複数枚のマスキング部材の鉛直方向位置を制御
する制御装置とにより構成されることを特徴とするH形
鋼の冷却装置である。
【0025】本発明にかかるH形鋼の冷却装置におい
て、マスキング部材としては、例えばマスキング板を例
示することができる。このマスキング部材は、1枚また
は複数枚でよい。ただし、2枚以上とすれば、後述する
ように、各マスキング板にそれぞれ設けた冷却水噴射孔
の重複部面積を適宜変更することにより、H形鋼のフラ
ンジ外面における冷却水の噴射位置および噴射面積、お
よび/または噴射形状を任意に変更でき、寸法の異なる
フランジに対応することが可能となるため、望ましい。
【0026】マスキング部材に設けた冷却水噴射孔の形
状も特に限定を要さない。円形であってもよく、または
長円形であってもよい。また、複数枚のマスキング部材
を用いた場合、各マスキング部材に設ける冷却水噴射孔
の形状および設置位置は、同一にしてもよく、または同
一にしなくともよい。
【0027】なお、冷却水がフランジ表面に衝突したと
きの冷却水密度を均一化しておくため、冷却水噴射ノズ
ルから噴射される冷却水量は、冷却水噴射ノズルの入口
側にバルブを設けて可変にしておくことが望ましい。
【0028】
【作用】以下、本発明を添付図面を参照しながら作用効
果とともに詳述する。なお、以降の説明では、便宜上、
マスキング部材としてマスキング板を用いた場合を例に
とって説明を行う。
【0029】図1は、本発明にかかるH形鋼の冷却装置
の構成および動作を示す説明図であり、図1(a) はH形
鋼のフランジ幅が比較的広い場合の垂直断面図であり、
図1(a')は作動時のマスキング板2aを一部省略して示す
正面図である。一方、図1(b) はH形鋼のフランジ幅が
比較的狭い場合の垂直断面図であり、図1(b')は作動時
のマスキング板2aを一部省略して示す正面図である。
【0030】図1(a) または図1(b) において、本発明
にかかるH形鋼5または5' の冷却装置は、フランジ5a
または5a' が鉛直方向となる向きで、例えば搬送ローラ
6により搬送される圧延によるH形鋼5または5' の冷
却装置であって、片方または両方のフランジの外側 (図
1では説明の便宜上、片側のフランジの外側について示
す) にそれぞれ1群ずつ配置された1基または2基のフ
ランジ5aまたは5a' への冷却水噴射ノズル1群と、フラ
ンジ5aまたは5a' と冷却水噴射ノズル1群との間にそれ
ぞれ配置された1基または2基のマスキング装置7とか
らなる。
【0031】このマスキング装置7は、それぞれ、冷却
水噴射孔2cおよび2dを備えるとともに鉛直方向に独立し
て昇降自在であって、それぞれ対向して配置される1枚
または複数枚のマスキング板2aおよび2b (本例ではマス
キング板は2枚) と、マスキング板2aおよび2bの鉛直方
向位置を、例えばパワーシリンダ3を介して制御する制
御装置4とにより構成される。
【0032】冷却水噴射ノズル1からの冷却水は、マス
キング板2aに設けられた冷却水噴射孔2cに向けて噴射さ
れ、噴射された冷却水は冷却水噴射孔2cからマスキング
板2bの冷却水噴射孔2dを通過して、H形鋼5または5'
のフランジ5aまたは5a' の外面に噴射される。
【0033】このときに、H形鋼5のフランジ5aの幅情
報を入力された制御装置4からの指令によりシリンダ3
の高さ方向位置を制御して、フランジの中央部の高さと
冷却水噴射孔2c、2dの高さをほぼ一致させる。こうする
ことにより、冷却水噴射ノズル群1の設置高さは何ら変
更せずとも、フランジ5aまたは5a' の外面への冷却水噴
射位置を調整することが可能となる。なお、「フランジ
の中央部」とは、図1(a) または図1(b) において、ウ
ェブ厚さの中心を通過する水平線がフランジ外面と交叉
する位置をいい、また厳密な意味においてこの中心部の
高さに冷却水噴射ノズル1の設置高さを一致させる必要
はなく、垂直方向で0〜35mm程度のずれは許容される。
【0034】また、図1(a')においては、冷却水噴射孔
2cおよび冷却水噴射孔2dが完全に重なった状態を示して
おり、冷却水の吐出孔は斜線を附した形状となる。冷却
水噴射ノズル群1からの冷却水の吐出量が一定であれ
ば、図1(a')に示す状態で最大吐出量が得られる。この
ときの噴射面積は冷却水噴射ノズル1の噴射圧力、およ
び冷却水噴射孔2cおよび冷却水噴射孔2dの面積により決
定される。
【0035】また、図1(b')においては、冷却水噴射孔
2cおよび冷却水噴射孔2dが一部重なった状態を示してお
り、冷却水の吐出孔は斜線を附した形状となる。この場
合、冷却水の吐出量が一定であれば図1(a')に示す状態
に比較して吐出量は減少する。噴射面積は、同様に冷却
水噴射ノズル1の噴射圧力、および冷却水噴射孔2cおよ
び冷却水噴射孔2dの面積により決定される。
【0036】このようにして、本発明にかかるH形鋼の
冷却方法および冷却装置によれば、前記マスキング板に
冷却水を噴射することにより、H形鋼のフランジ外面に
おける冷却水の噴射位置および噴射面積、および/また
は噴射形状を任意に変更して、ウェブへの冷却水の飛散
を完全に抑制しながら、成品寸法に関わらず、確実にH
形鋼のフランジを冷却して、ウェブの波打ち変形の発生
を解消できる。
【0037】なお、本発明によれば、圧延によるH形鋼
の製造工程において、仕上げ圧延後のフランジ温度を低
下できるため、矯正までの空冷時間を減少させて生産効
率の向上を図ることも可能となる。
【0038】ところで、マスキング板に設ける冷却水噴
射孔としては、前述のような円形だけでなく、マスキン
グ板30の斜視図である図3(a) に示す縦型の長円形の冷
却水噴射孔31や、マスキング板30の斜視図である図3
(b) に示す横型の長円形の冷却水噴射孔32であってもよ
い。
【0039】さらに、マスキング板30を一部省略して示
す正面図である図3(c) に示すように単に直線上に冷却
水噴射孔33を配列するだけでなく、マスキング板30を一
部省略して示す正面図である図3(d) に示すように冷却
水噴射孔34を配列することも可能である。これらのマス
キング板を適宜組み合わせてマスキング装置を構成すれ
ばよい。
【0040】以上の本発明にかかるH形鋼の冷却方法お
よび冷却装置は、仕上圧延後だけに適用されるものでは
なく、仕上圧延前であってもフランジおよびウェブそれ
ぞれの冷却の不均一に伴うウェブの波打ち変形が発生す
る場合には等しく適用される。さらに、本発明を実施例
を参照しながら説明するが、これは本発明の例示であ
り、これにより本発明が限定されるものではない。
【0041】
【実施例】前述した図1(a) および図1(b) に示す構成
を有するH形鋼の冷却装置と全く同様の構成の、図4
(a) および図4(b) に垂直断面を、図5に斜視図をそれ
ぞれ示す本発明にかかるH形鋼の冷却装置を用いて、成
品寸法が異なる数シリーズのH形鋼の冷却を行った。な
お、図4および図5に示す装置の説明は、既に図1の説
明で行っているため、図中符号の説明のみにとどめる。
すなわち、41:水冷ヘッダー、42a 、42b :マスキング
板、42c 、42d :冷却水噴射孔、43:パワーシリンダ
ー、44:制御装置、45:フランジ幅大のH形鋼、45a :
フランジ、45' :フランジ幅小のH形鋼、45a':フラン
ジ、46:搬送ローラーである。また、図4(a) はフラン
ジ幅が広いH形鋼の冷却を、図4(b) はフランジ幅が狭
いH形鋼の冷却をそれぞれ行っている状況を示す。
【0042】本発明を適用してH形鋼の冷却を行った結
果を図6にまとめて示す。本発明によれば、マスキング
板42a および42b の停止位置によりH形鋼60のフランジ
45aまたは45a'と冷却水との衝突部縦幅 (冷却水が直接
にかかる範囲) は変動するものの、図6から適正な停止
位置とすることにより、H形鋼45または45' のフランジ
45a または45a'の中央部を常に確実に冷却し、フランジ
の幅方向の中央部と端部との温度差を本発明を行わない
方法 (空冷を行う方法) の100 ℃程度から50℃程度に低
減できた。すなわち、フランジ面の幅方向の温度分布を
測定し、冷却水縦幅を流量から所定値に設定することに
よって、フランジ中央部を強冷却し、フランジ幅方向の
温度差を大幅に改善することができた。
【0043】また、本発明によれば、ウェブへの冷却水
の飛散が発生しないことも作用して、前述のように、ウ
ェブおよびフランジそれぞれの仕上げ圧延後の温度差を
100℃→50℃に減少することができる。したがって、成
品であるH形鋼の残留応力も低減できる。
【0044】図7は、本発明にかかる冷却方法および冷
却装置により冷却されたH形鋼70の残留応力 (○印)
と、フランジの水冷を行わずに仕上圧延後に単に空冷し
て製造したH形鋼の残留応力 (●印) とを比較して示す
グラフである。
【0045】図7に示すグラフから、本発明によりH形
鋼の冷却を行えば、残留応力が大幅に緩和され、ウェブ
の波打ち変形が発生しない良好な形状のH形鋼を製造す
ることができたことがわかる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、成品寸法にかかわら
ず、フランジが垂直方向となる向きで搬送される圧延に
よるH形鋼の片方または両方のフランジの外面のフラン
ジ高さ方向の中央部に確実に冷却水を噴射してH形鋼を
冷却することにより、ウェブの波打ち変形の発生を解消
することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるH形鋼の冷却装置の構成および
動作を示す説明図であり、図1(a) はH形鋼のフランジ
幅が比較的広い場合の垂直断面図であり、図1(a')は作
動時のマスキング板2aを一部省略して示す正面図であ
り、図1(b) はH形鋼のフランジ幅が比較的狭い場合の
垂直断面図であり、図1(b')は作動時のマスキング板2a
を一部省略して示す正面図である。
【図2】熱間圧延後に空冷を行って製造した圧延による
H形鋼20のフランジ高さ方向に関する温度分布の一例を
示すグラフである。
【図3】図3(a) ないし図3(d) は、それぞれ、本発明
において用いるマスキング板30の他の例を示す説明図で
ある。
【図4】図4(a) および図4(b) は、それぞれ、実施例
で用いた本発明にかかる冷却装置の構成を示す説明図で
ある。
【図5】実施例で用いた本発明にかかる冷却装置の構成
を示す斜視図である。
【図6】実施例の結果を示すグラフである。
【図7】実施例の結果を示すグラフである。
【図8】特公昭41−20336 号公報により提案されたサイ
ドガイドの構成を示す説明図であり、図8(a) は固定式
冷却水噴射ノズル81を設置したサイドガイド82により、
図8(b) は冷却水噴射位置が調整可能な冷却水噴射ノズ
ル83を設置したサイドガイド84により、それぞれH形鋼
80のフランジ外面を冷却する状況を示す。
【図9】特開平4−52020 号公報により提案されたフラ
ンジ冷却装置の構成を示す断面図である。
【図10】特公平3−36604 号公報により提案されたフ
ランジ冷却装置を示す断面図である。
【図11】実開平1−153806号公報により提案されたフ
ランジ冷却装置を示す斜視図である。
【図12】図12(a) は、特開昭50−21913 号公報により
提案された装置を一部省略して示す斜視図であり、図12
(b) は、図12(a) のA−A断面図である。
【符号の説明】
1:冷却水噴射ノズル 2a、2b:マスキング
板 2c、2d:冷却水噴射孔 3:パワー
シリンダー 4:制御装置 5' 、5:H形鋼 5a' 、5a:フランジ 6:搬送
ローラー 7:マスキング装置 20:H形鋼 20a :フランジ 20b:フランジ中央部 20c、20d :フランジ
端部 30:マスキング板 31、32、33、34:冷却水噴射
孔 41:水冷ヘッダー 42a、42b :マスキング
板 42c 、42d :冷却水噴射孔 43:パ
ワーシリンダー 44:制御装置 45:フランジ幅
大のH形鋼 45a:フランジ 45':フランジ
幅小のH形鋼 45a' :フランジ 46:搬送ロ
ーラー 60:H形鋼 70:H形鋼 80:H形鋼 81:冷却水噴射
ノズル 82:サイドガイド 83:冷却水噴射
ノズル 84:サイドガイド 90:H形鋼 90a:フランジ 90b:ウェブ 92:搬送ロー
ラー 93:冷却水噴射ノズル 110:フランジ 112:H形鋼 114:冷却水噴射ノズル 116:冷却水 118:マスキング板 120:制御装置 122:パワーシリンダー 210:H形鋼 210a:フランジ 211:冷却水噴射ノズル 212:マスキン
グプレート 213:搬送ローラー 214:水受樋 215:冷却水排水管 310:H形鋼 320:ローラテ
ーブル 330:冷却水供給部 340:水冷箱 350:冷却水
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図1は、本発明にかかるH形鋼の冷却装置
の構成および動作を示す説明図であり、図1(a)はH
形鋼のフランジ幅が比較的広い場合の垂直断面図であ
り、図1(b)は作動時のマスキング板2aを一部省略
して示す図1(a)の正面図である。一方、図1(c)
はH形鋼のフランジ幅が比較的狭い場合の垂直断面図で
あり、図1(d)は作動時のマスキング板2aを一部省
略して示す図1(c)の正面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図1(a)または図1(c)において、本
発明にかかるH形鋼5または5’の冷却装置は、フラン
ジ5aまたは5a’が鉛直方向となる向きで、例えば搬
送ローラ6により搬送される圧延によるH形鋼5または
5’の冷却装置であって、片方または両方のフランジの
外側(図1では説明の便宜上、片側のフランジの外側に
ついて示す)にそれぞれ1群ずつ配置された1基または
2基のフランジ5aまたは5a’への冷却水噴射ノズル
1群と、フランジ5aまたは5a’と冷却水噴射ノズル
1群との間にそれぞれ配置された1基または2基のマス
キング装置7とからなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このときに、H形鋼5のフランジ5aの幅
情報を入力された制御装置4からの指令によりシリンダ
3の高さ方向位置を制御して、フランジの中央部の高さ
と冷却水噴射孔2c、2dの高さをほぼ一致させる。こ
うすることにより、冷却水噴射ノズル群1の設置高さは
何ら変更せずとも、フランジ5aまたは5a’の外面へ
の冷却水噴射位置を調整することが可能となる。なお、
「フランジの中央部」とは、図1(a)または図1
(c)において、ウェブ厚さの中心を通過する水平線が
フランジ外面と交叉する位置をいい、また厳密な意味に
おいてこの中心部の高さに冷却水噴射ノズル1の設置高
さを一致させる必要はなく、垂直方向で0〜35mm程
度のずれは許容される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、図1(b)においては、冷却水噴射
孔2cおよび冷却水噴射孔2dが完全に重なった状態を
示しており、冷却水の吐出孔は斜線を附した形状とな
る。冷却水噴射ノズル群1からの冷却水の吐出量が一定
であれば、図1(b)に示す状態で最大吐出量が得られ
る。このときの噴射面積は冷却水噴射ノズル1の噴射圧
力、および冷却水噴射孔2cおよび冷却水噴射孔2dの
面積により決定される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また、図1(d)においては、冷却水噴射
孔2cおよび冷却水噴射孔2dが一部重なった状態を示
しており、冷却水の吐出孔は斜線を附した形状となる。
この場合、冷却水の吐出量が一定であれば図1(b)
示す状態に比較して吐出量は減少する。噴射面積は、同
様に冷却水噴射ノズル1の噴射圧力、および冷却水噴射
孔2cおよび冷却水噴射孔2dの面積により決定され
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【実施例】前述した図1(a)および図1(c)に示す
構成を有するH形鋼の冷却装置と全く同様の構成の、図
4(a)および図4(b)に垂直断面を、図5に斜視図
をそれぞれ示す本発明にかかるH形鋼の冷却装置を用い
て、成品寸法が異なる数シリーズのH形鋼の冷却を行っ
た。なお、図4および図5に示す装置の説明は、既に図
1の説明で行っているため、図中符号の説明のみにとど
める。すなわち、41:水冷ヘッダー、42a、42
b:マスキング板、42c、42d:冷却水噴射孔、4
3:パワーシリンダー、44:制御装置、45:フラン
ジ幅大のH形鋼、45a:フランジ、45’:フランジ
幅小のH形鋼、45a’:フランジ、46:搬送ローラ
ーである。また、図4(a)はフランジ幅が広いH形鋼
の冷却を、図4(b)はフランジ幅が狭いH形鋼の冷却
をそれぞれ行っている状況を示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明にかかるH形鋼の冷却装置の構成および
動作を示す説明図であり、図1(a)はH形鋼のフラン
ジ幅が比較的広い場合の垂直断面図であり、図1(b)
は作動時のマスキング板2aを一部省略して示す図1
(a)の正面図であり、図1(c)はH形鋼のフランジ
幅が比較的狭い場合の垂直断面図であり、図1(d)
作動時のマスキング板2aを一部省略して示す図1
(c)の正面図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に搬送される圧延によるH形鋼の
    片方または両方のフランジの外面のフランジ幅方向の中
    央部に冷却水を噴射してH形鋼を冷却する方法であっ
    て、片方または両方のフランジの外側にそれぞれ1群ず
    つ配置された、前記冷却水を噴射する冷却水噴射ノズル
    群と前記フランジとの間に、1または複数の冷却水噴射
    孔を備え上下方向に昇降自在の1枚または重ねた状態の
    複数枚のマスキング部材を配置しておき、前記中央部の
    フランジ高さ方向の位置が成品寸法により変動した場
    合、前記マスキング部材の上下方向位置を変更して前記
    冷却水噴射孔に向けて冷却水を噴射することにより、前
    記中央部に冷却水を噴射することを特徴とするH形鋼の
    冷却方法。
  2. 【請求項2】 フランジが鉛直方向となる姿勢で搬送さ
    れる圧延によるH形鋼の冷却装置であって、片方または
    両方のフランジの外側にそれぞれ1群ずつ配置された1
    基または2基の前記フランジへの冷却水噴射ノズル群
    と、前記フランジと前記冷却水噴射ノズル群との間にそ
    れぞれ配置された1基または2基のマスキング装置とか
    らなり、前記マスキング装置は、それぞれ、1または複
    数の冷却水噴射孔を備えるとともに鉛直方向に独立して
    昇降自在であって、それぞれ対向して配置される1枚ま
    たは複数枚のマスキング部材と、1枚または複数枚の前
    記マスキング部材の鉛直方向位置を制御する制御装置と
    により構成されることを特徴とするH形鋼の冷却装置。
JP13068393A 1993-06-01 1993-06-01 H形鋼の冷却方法および冷却装置 Withdrawn JPH06339721A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100906827B1 (ko) * 2009-03-03 2009-07-09 라경배 피스톤펌프 및 피스톤모터용 실린더블록의 냉각용 지그
CN106893840A (zh) * 2015-12-21 2017-06-27 宝钢新日铁汽车板有限公司 一种窥视孔装置

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CN106893840A (zh) * 2015-12-21 2017-06-27 宝钢新日铁汽车板有限公司 一种窥视孔装置
CN106893840B (zh) * 2015-12-21 2019-01-04 宝钢新日铁汽车板有限公司 一种窥视孔装置

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