JPH11254022A - 熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理冷却する装置 - Google Patents

熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理冷却する装置

Info

Publication number
JPH11254022A
JPH11254022A JP10363344A JP36334498A JPH11254022A JP H11254022 A JPH11254022 A JP H11254022A JP 10363344 A JP10363344 A JP 10363344A JP 36334498 A JP36334498 A JP 36334498A JP H11254022 A JPH11254022 A JP H11254022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
nozzle
nozzles
stock
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10363344A
Other languages
English (en)
Inventor
Rolf Stodt
ロルフ・シユトット
Hans-Peter Druegh
ハンス−ペーター・ドリュー
Holger Behrens
ホルガー・ベーレンス
Bruno Boehmer
ブルーノ・ベーマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMS Siemag AG
Original Assignee
SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMS Schloemann Siemag AG, Schloemann Siemag AG filed Critical SMS Schloemann Siemag AG
Publication of JPH11254022A publication Critical patent/JPH11254022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0203Cooling
    • B21B45/0209Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
    • B21B45/0215Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/02Hardening articles or materials formed by forging or rolling, with no further heating beyond that required for the formation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/62Quenching devices
    • C21D1/667Quenching devices for spray quenching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/0068Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for particular articles not mentioned below

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延プログラムを変更する場合、成形物の異
なった幾何学形状や大きさに合わせることでき、成形物
の一様な冷却あるいは一定の部分領域の冷却を保証する
仕上がり圧延成形物、特に鋼の桁材用の冷却装置を提供
する。 【解決手段】 成形物をノズル配置に沿って送り、この
成形物へ冷媒を噴射する出口開口を持つノズル配置から
成る、熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直
接管理して冷却する装置にあって、冷却装置に複数の冷
却領域があり、冷却すべき成形物5,6の冷却領域がこ
の成形物の方に見て上部1と両横部3と下部2にそれぞ
れ配置され、これ等の冷却領域をそれぞれ個々にあるい
は組み合わせて使用でき、一つの冷却領域がそれぞれ少
なくとも一つのノズル7あるいはノズルの束から成り、
これ等のノズルを個々にあるいは束にして制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱間圧延された
成形物、特に鋼の桁材を圧延熱から直接管理した状態で
冷却する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱処理や合金元素を添加して工業材料、
特に鋼鉄の機械的特性に影響を与えることが知られてい
る。しかし、特に成形物を圧延する場合に周知の熱機械
的な圧延の限りない応用には圧延スタンドの負荷特性に
より限界がある。何故なら、これ等の方法は比較的低い
温度で大きな変形度を前提とするからである。
【0003】所謂QST法(QST:Quenching and Se
lf-Tempering, 急冷と自己焼戻)により機械的な特性を
調整することができる。この場合、構造部品、例えば圧
延成形物を成形工程後に圧延熱から水で焼き入れする。
加工品の芯が冷却する前に、冷却が終わり、周囲の領域
の組織がこの芯の中に未だある熱により焼き戻しされ
る。
【0004】鋼鉄の処理では、焼入工程の間に材料の表
面およびその下にある層が冷却期間に応じてマルテンサ
イト開始温度以下に冷却され、これが縁領域にマルテン
サイトを形成させることになる。冷却時間と冷却媒体に
よりこの工程は影響を受け、特に冷却時間によりマルテ
ンサイトが生じる層の深さ(侵入深さ)が決まる。
【0005】この強制冷却が終わると、次に焼戻工程が
行われる。この工程では成形物の中の残留熱量により先
に形成されていたマルテンサイト層が焼き戻しされる。
温度は再びマルテンサイト開始温度上に上昇する。この
時、マルテンサイトの領域の負荷が緩和されるので、強
度の強い材料が同時に粘りのある状態で得られる。
【0006】続く空気冷却工程では、断面の内部にベイ
ナイト組織および/または(微細な)パーライト組織が
生じる。
【0007】マルテンサイトを形成させないで、材料を
冷却したいのであれば、マルテンサイト開始温度以下に
ならないように、冷却時間と冷却強度により成形物の表
面温度を冷却する。ここでも、温度分布を均一化するた
め、強制冷却の終了後に焼き戻しを行う。この焼戻工程
の経過後に、例えば微細パーライト組織とフェライト組
織を調整して機械的な特性が改善される。
【0008】望む特性を均一に調整するためには、成形
物あるいは冷却すべき表面に狙い通りに冷媒を印加する
ことが大切である。
【0009】桁材を冷却する装置は欧州特許第 0 140 0
26号明細書により周知である。冷却液体を印加すること
は所謂冷却水槽による工程で行われる。これ等の冷却水
槽には冷却液体を噴霧するため等間隔の開口が設けてあ
る。桁材の外部あるいは内部領域を冷却するため、これ
等の冷却水槽は外面に対してフランジの高さと少なくと
も同じ大きさに形成される。内部フランジを冷却するた
め、冷却水槽はフランジの全内面およびウェブ面の少な
くとも 70 %に及んでいる。成形物が非対称の場合でも
湾曲特性に影響を与えることができる。
【0010】ここでは、成形物の幾何学形状が異なり、
圧延プログラムを変更する場合、内部の冷却水槽を合わ
せる必要がある点に難点である。更に、この方法は主に
大きな桁材で使用される。何故なら、工具を上と下から
フランジの間に入れるからである。桁材が小さい場合に
は、これは建物の空間が小さいため不可能であるか非常
に制限された状態でのみ可能である。
【0011】一つの面の全ての個所に対して冷却水を桁
材に印加することはほぼ均一に行われ、冷却水槽の建設
するため個々の開口あるいは列の動作を止めることがで
きないので、横断面にできる限り一様な温度分布が必要
である。それ故、この温度分布は圧延工程の間に移行領
域、フランジとウェブ、を選択的に冷却してある程度調
整する必要がある。更に、桁材の固有な応力を減らすこ
とに関する冷却はこの装置では不可能である。
【0012】欧州特許第 0 462 783号明細書には、薄肉
の二重T型成形物を熱処理する方法と装置が開示されて
いる。圧延過程の間に圧延製品を強制冷却する。この冷
却装置自体は互いに重ねて配置された多数のノズルで構
成されている。これ等のノズルは水で運転され、種々動
作させたり止めたりされる。もっとも、説明されている
冷却装置は成形物のフランジの外側だけを冷却する。こ
れは、最終の熱間ロールの前に桁材の外面を 700℃ある
いはそれ以下の温度に冷却する目的で行われる。水で強
制冷却を繰り返して、フランジ面の微細組織を一定の深
さまで変換させる。
【0013】更に、冷却方法および冷却装置が欧州特許
第 0 098 492号明細書により周知である。この場合、冷
却装置を通して案内される型鋼、ここではレールを冷却
するために装置が提案されている。冷却あるいは局所的
な冷却の可変は送るレールの異なった方位と冷媒用の偏
向板により達成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、圧
延プログラムを変更する場合、成形物の異なった幾何学
形状や大きさに合わせることでき、成形物の一様な冷却
あるいは一定の部分領域の冷却を保証する仕上がり圧延
成形物、特に鋼鉄の桁材用の冷却装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、成形物をノズル配置に沿って送り、この成形物
へ冷媒を噴射する出口開口を持つノズル配置から成る、
熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理
して冷却する装置において、冷却装置に複数の冷却領域
があり、冷却すべき成形物5,6の冷却領域がこの成形
物の方に見て上部1と両横部3と下部2にそれぞれ配置
され、これ等の冷却領域をそれぞれ個々にあるいは組み
合わせて使用でき、一つの冷却領域がそれぞれ少なくと
も一つのノズル7あるいはノズルの束から成り、これ等
のノズルを個々にあるいは束にして制御できることによ
って解決されている。
【0016】この発明による他の有利な構成は特許請求
の範囲の従属請求項に記載されている。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の核心は、冷却装置の噴
射形状を異なった成形物の幾何学形状に最適に合わせて
いることにあり、その場合、冷却装置が複数の冷却領域
を有し、一つの冷却領域がそれぞれ冷却すべき成形物か
ら見てこの成形物に対して上に配置されていて、これ等
の冷却領域がそれぞれ個々にあるいは組み合わせて使用
できる。その場合、一つの冷却領域はそれぞれ少なくと
も一つのノズルあるいはノズルの組み合わせで構成さ
れ、ノズルを個々にあるいは一緒に制御できる。つま
り、ここの冷却領域を制御できる。
【0018】冷却作用を合わせることは、成形物に対す
るノズルの間隔を可変して、噴射圧力を管理調整して、
個々のノズルの連続的な回転性により、および個々のノ
ズルを開閉して個別に達成される。
【0019】この場合、成形物の幾何学形状に合わせる
ことの外に、ノズルの間隔やノズル圧力を可変して成形
物を冷却するのに必要な熱伝導係数を調整する。所望の
噴射形状を調整することは、更にノズルを捩じっておよ
び個々のノズルとノズルの束を開閉して行える。
【0020】ノズルの束は多数のノズルから成り、これ
等のノズルの出口は一つの平面を成すか、直線を形成す
る。ノズルの束を面あるいはノズルの列にして種々構成
して、およびノズルを可変することが種々できることに
より冷却装置を柔軟に調整できる。その場合、成形物の
異なった部分面を異なった状態に冷却し、冷却効率を種
々の要請に合わせることができる。
【0021】従って、圧延成形物を変更する場合、横断
面に関して異なった温度分布にも係わらず、圧延機列を
離れた後、同時に材料中の組織の変換を調整できる。特
に、QST法の強制冷却を全加工品中で均一に実施する
ことができる。冷却過程の後の型鋼の縁領域は表面から
見て一定の深さのところで急冷マルテンサイトにより形
成され、核領域はパーライトおよび/またはフェライト
で形成されることが保証される。
【0022】ここに提案する冷却装置により、この装置
を順次通過する異なった成形物は設備を改造することな
く冷却できる。
【0023】更に、設備を改造することなく、種々の冷
却作業を連続的に行うことができる。この下で加工品の
本体の固有な応力を最小にする冷却処理は加工品の組織
を同時に変換して行うことができ、パラーライト組織を
調整する冷却処理を行うことができる。
【0024】この場合の利点は、成形物のフランジの間
に工具がないことが分かる。回転可能なノズルホルダー
と柔軟な駆動により冷却装置を桁材あるいは成形物の寸
法に最適に合わせることができる。
【0025】個々のノズルの可変性が良いので最適に合
わせて冷媒を冷却すべき領域に通り過ぎて噴射させるこ
とを防止できる。従って、高い冷却効率が保証され、冷
媒の損失が防止され、他のノズル装置への擾乱作用が生
じない。
【0026】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づきこの発明を
詳しく説明する。
【0027】図1は、上冷却部1,下冷却部2および横
冷却部3のある冷却装置の全配置の横断面を示す。圧延
ローラ台4の上で冷却すべき圧延品が圧延機から成形処
理の後に冷却装置を通して案内される。異なった梯状配
置とタイプ5a と5b および外形、ここでは道路補強部
の外形6の模式的に示す二重T型桁材の長手方向あるい
は移動方向の上には個々のノズルがノズルの束にして配
置されている。
【0028】噴射角度は図2に二重T型桁材に対して模
式的に示してある。
【0029】二重T型桁材を冷却する場合、横に配置さ
れているノズルは外部フランジ8を冷却するために使用
されるが、上部のノズルはフランジの内側9を冷却す
る。フランジの下部内側および下部ウェブ面10は下冷
却領域のノズルの噴射ビームにより捕捉される。
【0030】冷却すべき成形物に応じて、断面の上およ
び長手方向のノズルを開閉して印加する冷媒量を成形物
の大きさや形状に合わせ、工具の交換を行う必要はな
い。従って、最適に合わせた噴射形状を提供し、成形物
のところで噴射を通過させて損失することなく成形物列
の個々の成形物を冷却することができる。
【0031】個々のノズル7は成形物パレットの外にあ
る回転点に支承され、選択的に連続して回転可能か固定
状態に配置されている。
【0032】好適実施例では、フランジの外面を冷却す
るためにノズルの束が回転可能および/または移動可能
に配置されている。ローラ台から冷却するノズルは固定
されている。
【0033】特に二重T型桁材では、成形物の構造列の
垂直に延びているフランジ内側の全てに、ノズル角度、
従って噴射角度を可変して、および関連するノズルを適
当に選択してノズルと内面の間のほぼ等しい間隔から冷
媒を印加できる。全ての桁材に対して等しく保った間隔
により均一な冷却作業が得られる。
【0034】提案する冷却装置は異なった梯状配置や異
なったタイプの鋼鉄の桁材の場合にのみ応用されるので
はない。この冷却装置は複雑な形状の成形物に対して正
に適している。図3はノズルを道路支持用の成形物6の
例に合わせることを示す。一定の角度で一定のノズルの
みを管理して使用することにより、成形物の各部分面を
一定に冷却できる。
【0035】二重T型桁材の形の成形物では、フランジ
外側面8の管理された冷却はノズルの角度分布(図4)
によるか、あるいはノズルの水平直線案内(図5)によ
り達成される。
【0036】図4には、横冷却領域3の各ノズル7の位
置およびその角度を異なったタイプ5a と5b や異なっ
た大きさ二つの二重T型桁材あるいは道路支持用の成形
物6に対して合わせることが模式的に示してある。角度
調整はフランジ8の外側部の冷却が重なった多数のノズ
ル7により行われ、これ等のノズル7が成形物パレット
の外にある回転点に支承され、連続的に回転できること
により達成される。
【0037】フランジのところで噴射が通り過ぎないよ
うにするため、半径が大きいため可能な全ての成形物の
下部縁部分に合わせてあるように装置を調整できる。
【0038】成形物パレットを順次加工する場合、二重
T型桁材あるいは成形物の下縁部分11はその都度搬送
手段の上に置くことにより垂直に固定されるが、上縁部
分12は高さを変える。ノズル配置の回転可能性により
この冷却システムを用いて噴射形状を交互に上縁部分に
合わせることができ、下縁部分への冷却作用は可変でき
ない。
【0039】角度調整の外に、ノズル配置の直線案内に
より冷却作用と噴射形状を可変することも考えられる。
図5は長手方向に続く横ノズル装置3を模式的に示す。
ノズル配置は全体を水平方向に移動できる。噴射作用
は、ノズル7の調節すべき間隔、ノズル7の個数、およ
び個々のノズルを目的通りに動作させて達成される。桁
材のフランジとノズルの間隔に依存するノズル角度によ
りその時の桁材5a,5bあるいは成形物6に合わせるこ
とが行われる。冷却効率あるいは熱伝導係数はノズル圧
力を可変して調整される。角度調整や直線案内の機能を
組み合わせることも考えられる。
【0040】図6および図7はローラ台からノズルによ
り二重T型桁材の下側の冷却を示す。明らかに、ノズル
装置は異なった成形物の梯状配置にも、種々の大きさの
ウェブ領域と対応するフランジ領域を持つ異なったタイ
プの成形物にも合わせることができる。
【0041】図6には、幅の広いウェブ領域5a を持つ
桁材の場合、外部ノズル列と中央のノズル列を使用する
ことが示すが、短いウェブ領域5b を持つ桁材の場合
(図7)の場合、中央の噴射列による最適な噴射作用が
達成される。ノズルを開閉して最適な冷却作用を狙い通
りに調節できる。
【0042】フランジの内側9やこのフランジの内側に
最も近いウェブ領域に当たる噴射ビームの噴射面の縁は
それぞれ一つの梯状配置の全ての成形物の移行領域、つ
まりフランジ内側とウェブ領域の想像上の近似的に直線
の接続線13に平行に延びていると有利であることが分
かる。
【0043】この装置は二重T型桁材あるいは道路支持
成形物に対してのみ使用できるのではない。レールやア
ングル成形物にも使用できる。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の冷却
装置により、仕上がり圧延成形物、特に鋼の桁材に対し
て、圧延プログラムを変更する場合、成形物の異なった
幾何学形状や大きさに合わせることでき、成形物の一様
な冷却あるいは一定の部分領域の冷却を保証する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 提案する冷却装置の全配置の断面図、
【図2】 二重T型型桁材の例での噴射角度を示す模式
図、
【図3】 道路支持用の成形物の例での噴射角度を示す
模式図、
【図4】 ノズルの角度を調整して二重T型桁材のフラ
ンジ外側を冷却するノズル配置、
【図5】 直線案内による二重T型桁材のフランジ外側
を冷却するノズル配置、
【図6】 幅の広いウェブ領域を持つ桁材で使用するノ
ズルの配置図、
【図7】 短いウェブ領域を持つ桁材で使用するノズル
の配置図である。
【符号の説明】
1 上冷却領域 2 下冷却領域 3 横冷却領域 4 ローラ台 5a,b タイプ(例えばウェブ幅の相違) 6 道路支持用の成形物(桁材) 7 ノズル 8 フランジの外側 9 フランジの内側 10 ウェブ面 11 下縁部分 12 上縁部分 13 想像上の接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルガー・ベーレンス ドイツ連邦共和国、40699 エルクラート、 シンケルストラーセ、37 (72)発明者 ブルーノ・ベーマー ドイツ連邦共和国、40699 エルクラート、 エー・デーレンストラーセ、22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形物をノズル配置に沿って送り、この
    成形物へ冷媒を噴射する出口開口を持つノズル配置から
    成る、熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直
    接管理して冷却する装置において、 冷却装置に複数の冷却領域があり、冷却すべき成形物
    (5,6)の冷却領域がこの成形物の方に見て上部
    (1)と両横部(3)と下部(2)にそれぞれ配置さ
    れ、これ等の冷却領域をそれぞれ個々にあるいは組み合
    わせて使用でき、一つの冷却領域がそれぞれ少なくとも
    一つのノズル(7)あるいはノズルの束から成りこれ等
    のノズルを個々にあるいは束にして制御できることを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 ノズル(7)は成形物とノズルの間隔を
    可変して、噴射圧力を管理調整して、個々のノズルを連
    続的に回転させて、および個々のノズルを開閉して制御
    されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ノズルの束は多数のノズル(7)から成
    り、ノズルの噴射開口が一つの平面を成すか、一本の直
    線上に載っていることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 冷却領域(1,2,3)のノズル(7)
    は成形物の梯状配置あるいは成形物のグループの加工す
    べき最大の成形物(5,6)が占める領域の外に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 下冷却領域(2)は成形物の搬送手段、
    特にローラー台4の下に配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 横冷却領域(3)は成形物に対して水平
    方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 横冷却領域(3)のノズルは個々にある
    いは一緒に移動可能な部材の上に支承されていることを
    特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 一つのウェブと二つのフランジから成る
    二重T型桁材として形成された鋼鉄桁材(5)を冷却す
    る場合、フランジの内側(9)とフランジの内側に最も
    近いウェブ領域(10)に当たる噴射ビームの噴射面の
    上縁部分が一つの梯状配置の全ての成形物の移行領域、
    フンラジ内側とウェブの想像上の接続線(13)に平行
    に延びていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 冷媒は水、エアロゾルあるいは他の冷却
    液体であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項
    に記載の装置。
JP10363344A 1997-12-23 1998-12-21 熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理冷却する装置 Pending JPH11254022A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19757485:8 1997-12-23
DE19757485A DE19757485A1 (de) 1997-12-23 1997-12-23 Vorrichtung zum kontrollierten Abkühlen von warmgewalzten Profilen, insbesondere Trägern, direkt aus der Walzhitze

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254022A true JPH11254022A (ja) 1999-09-21

Family

ID=7853147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10363344A Pending JPH11254022A (ja) 1997-12-23 1998-12-21 熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理冷却する装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6170284B1 (ja)
EP (1) EP0925855A3 (ja)
JP (1) JPH11254022A (ja)
DE (1) DE19757485A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275248A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Ihi Corp ワークの冷却方法及びワークの冷却装置
KR101129845B1 (ko) 2009-10-29 2012-03-23 현대제철 주식회사 트랙 슈용 냉각장치
JP2015224381A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 株式会社Ihi 冷却装置及び多室型熱処理装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10352622A1 (de) * 2003-11-12 2005-06-16 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren und Vorrichtung zum Abschrecken von Werkstücken
CN101804422B (zh) * 2010-02-10 2011-10-26 东北大学 一种大型h型钢轧后超快速冷却装置
WO2019122986A1 (en) * 2017-12-22 2019-06-27 Arcelormittal Steel section rolling mill
CN113375531B (zh) * 2021-05-14 2023-11-03 南京钢铁股份有限公司 一种淬火机喷嘴打击角度测量工具及其制造方法、使用方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3997376A (en) * 1974-06-19 1976-12-14 Midland-Ross Corporation Spray mist cooling method
SE437675B (sv) * 1981-05-14 1985-03-11 Asea Ab Kylanordning for avlanga kroppar
CA1193176A (en) 1982-07-06 1985-09-10 Robert J. Ackert Method for the production of improved railway rails by accelerated colling in line with the production rolling mill
LU84999A1 (fr) 1983-09-12 1985-06-04 Arbed Procede et dispositif de refroidissement de produits metalliques lamines
US4497180A (en) * 1984-03-29 1985-02-05 National Steel Corporation Method and apparatus useful in cooling hot strip
JPS62188726A (ja) * 1986-02-13 1987-08-18 Nippon Kokan Kk <Nkk> 不等辺不等厚山形鋼の冷却装置及び冷却方法
DE8810085U1 (ja) * 1988-08-08 1988-10-20 Elhaus, Friedrich Wilhelm, Dipl.-Ing., 7703 Rielasingen-Worblingen, De
DE69113326T2 (de) 1990-06-21 1996-03-28 Nippon Steel Corp Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen stählerner Doppel-T-Träger mit dünnem Steg.
FR2675718A1 (fr) 1991-04-29 1992-10-30 Bertin & Cie Procede et dispositif de refroidissement d'un profile en cours de laminage.
CH686072A5 (de) 1992-06-19 1995-12-29 Alusuisse Lonza Services Ag Sprayanlage zum Kuhlen von Profilen.
JP3241444B2 (ja) * 1992-08-10 2001-12-25 川崎製鉄株式会社 靱性・強度に富んだh形鋼の製造方法
DE4237991A1 (de) * 1992-11-11 1994-05-19 Schloemann Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung zur Abkühlung von warmgewalzten Profilen insbesondere von Schienen
JP3117590B2 (ja) * 1993-10-12 2000-12-18 新日本製鐵株式会社 H形鋼の冷却方法および装置
DE19608965A1 (de) * 1996-03-08 1997-09-11 Schloemann Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung sowie Kühlmedium zum Kühlen von walzwarmen Profilen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275248A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Ihi Corp ワークの冷却方法及びワークの冷却装置
KR101129845B1 (ko) 2009-10-29 2012-03-23 현대제철 주식회사 트랙 슈용 냉각장치
JP2015224381A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 株式会社Ihi 冷却装置及び多室型熱処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6170284B1 (en) 2001-01-09
EP0925855A2 (de) 1999-06-30
EP0925855A3 (de) 2000-08-02
DE19757485A1 (de) 1999-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2859127B1 (en) Method for thermal treatments of rails
US20120297849A1 (en) Method for hot-rolling a slab and hot-rolling mill
KR20080108333A (ko) 열연강대의 냉각 장치 및 냉각 방법
CA3004532A1 (en) Continuous-flow cooling apparatus and method of cooling a metal strip
CA2460493C (en) Device for quenching and tempering long-length rolling stock
JPH11254022A (ja) 熱間圧延された成形物、特に桁材を圧延熱から直接管理冷却する装置
JP2011025282A (ja) 厚鋼板の冷却設備および冷却方法
US6224694B1 (en) Method for heat-treating profiled rolling stock
CA2154090C (en) Method and apparatus for heat-treating profiled rolling stock
KR20090043392A (ko) 후판의 제조방법 및 그 장치
CN107287406A (zh) 一种在线控冷装置和冷却方法
JP3654213B2 (ja) 形鋼の冷却装置および冷却方法
US5000798A (en) Method for shape control of rail during accelerated cooling
JP7381840B2 (ja) H形鋼の冷却装置
JP2012512029A5 (ja)
KR101532009B1 (ko) H형강 압연라인의 수냉각장치
JP3617448B2 (ja) 鋼板の水切り方法および装置
JP4106412B1 (ja) 棒鋼の制御冷却方法
JP3368853B2 (ja) 形鋼の冷却装置
JPS6013411B2 (ja) 鋼材製造設備列及びその設備列の操作方法
JP3225721B2 (ja) H形鋼内面の冷却水制御装置
JP2000094027A (ja) U形鋼矢板の冷却方法およびその装置
CN115679053A (zh) 用于集约化热轧卷连续热处理的气雾冷却装置及其方法
JPH0857522A (ja) H形鋼の浸漬冷却方法および装置
JPH08215733A (ja) 鋼板の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616