JPH06339649A - 塗装乾燥室の排気方法 - Google Patents
塗装乾燥室の排気方法Info
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- JPH06339649A JPH06339649A JP5153043A JP15304393A JPH06339649A JP H06339649 A JPH06339649 A JP H06339649A JP 5153043 A JP5153043 A JP 5153043A JP 15304393 A JP15304393 A JP 15304393A JP H06339649 A JPH06339649 A JP H06339649A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B16/00—Spray booths
- B05B16/20—Arrangements for spraying in combination with other operations, e.g. drying; Arrangements enabling a combination of spraying operations
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両などの被対象物に修正塗装な
どを施し、この塗装後の乾燥処理を行うための塗装乾燥
室の排気方法を提供せんとするものである。 【構成】 本発明は、塗装乾燥室Rの天井給気室部分R
1 に給気ダクト1を連通させると共に、当該塗装乾燥室
Rの床下部分R1 に排気ダクト3を連通させ、前記塗装
乾燥室R内の床面上に設置された被対象物100に対し
て、前記給気ダクト1から前記塗装乾燥室R内の天井部
分に熱風を送り出すと共に前記床下の排気ダクト3から
排気して、前記被対象物100の塗面を乾燥させるよう
にした塗装乾燥室において、前記排気ダクト3の床面吸
引口を床の全面または一部に自在に開口させるようにし
た塗装乾燥室の排気方法にあり、例えば塗装時には、床
面吸引口を床の全面に開口させる一方、乾燥時には、被
対象物100の中央底面などの一部のみを開口させるこ
とができ、これにより、熱風流速が速められ、被対象物
100側に対する熱供給量が増加して、迅速な温度上昇
が達成されると共に、被対象物100の各部における温
度差が解消される。
どを施し、この塗装後の乾燥処理を行うための塗装乾燥
室の排気方法を提供せんとするものである。 【構成】 本発明は、塗装乾燥室Rの天井給気室部分R
1 に給気ダクト1を連通させると共に、当該塗装乾燥室
Rの床下部分R1 に排気ダクト3を連通させ、前記塗装
乾燥室R内の床面上に設置された被対象物100に対し
て、前記給気ダクト1から前記塗装乾燥室R内の天井部
分に熱風を送り出すと共に前記床下の排気ダクト3から
排気して、前記被対象物100の塗面を乾燥させるよう
にした塗装乾燥室において、前記排気ダクト3の床面吸
引口を床の全面または一部に自在に開口させるようにし
た塗装乾燥室の排気方法にあり、例えば塗装時には、床
面吸引口を床の全面に開口させる一方、乾燥時には、被
対象物100の中央底面などの一部のみを開口させるこ
とができ、これにより、熱風流速が速められ、被対象物
100側に対する熱供給量が増加して、迅速な温度上昇
が達成されると共に、被対象物100の各部における温
度差が解消される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などの被対象物に
修正塗装などを施し、この塗装後の乾燥処理を行うため
の塗装乾燥室の排気方法に関するものである。
修正塗装などを施し、この塗装後の乾燥処理を行うため
の塗装乾燥室の排気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の修理工場などにあっては、事故に
よる塗装の損傷などを修正するため、修正塗装や全面塗
装などを行い、この塗装後、乾燥処理を行う目的で、工
場の一部に塗装乾燥室を有する設備を備えていることが
多い。このような塗装乾燥室として、従来から種々の構
造のものが提案されているが、その一つに、塗装乾燥室
の天井給気室部分に給気ダクトを連通させると共に、塗
装乾燥室の床下部分に排気ダクトを連通させ、塗装時に
は、室内に搬入された車両(被対象物)に所望の塗料を
吹き付けて塗装する一方、乾燥時には、上記車両に対し
て、給気ダクトから塗装乾燥室内の天井部分に熱風を送
り出すと共に床下の排気ダクトから排気して、車両の塗
面を乾燥させるようにした塗装乾燥室が提供されてい
る。
よる塗装の損傷などを修正するため、修正塗装や全面塗
装などを行い、この塗装後、乾燥処理を行う目的で、工
場の一部に塗装乾燥室を有する設備を備えていることが
多い。このような塗装乾燥室として、従来から種々の構
造のものが提案されているが、その一つに、塗装乾燥室
の天井給気室部分に給気ダクトを連通させると共に、塗
装乾燥室の床下部分に排気ダクトを連通させ、塗装時に
は、室内に搬入された車両(被対象物)に所望の塗料を
吹き付けて塗装する一方、乾燥時には、上記車両に対し
て、給気ダクトから塗装乾燥室内の天井部分に熱風を送
り出すと共に床下の排気ダクトから排気して、車両の塗
面を乾燥させるようにした塗装乾燥室が提供されてい
る。
【0003】このような塗装乾燥室への熱風の供給は、
熱風発生器(装置)において燃焼バーナなどに点火して
燃料(オイルやガスなど)を燃やして得るわけである
が、なるべく燃費を向上させるため、乾燥時の風量を、
塗装時の風量に対して、約1/2〜1/3程度に抑えて
少なくし、室内の温度上昇を短時間で行うように配慮し
ている。
熱風発生器(装置)において燃焼バーナなどに点火して
燃料(オイルやガスなど)を燃やして得るわけである
が、なるべく燃費を向上させるため、乾燥時の風量を、
塗装時の風量に対して、約1/2〜1/3程度に抑えて
少なくし、室内の温度上昇を短時間で行うように配慮し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
熱風を給気ダクトの連通された塗装乾燥室の天井給気室
部分から送り出して床下の排気ダクトから排気する方法
では、室内の床面上に搬入設置された車両の各部を均一
に加熱乾燥させることは、甚だ困難であった。例えば、
車両の場合、上下方向にかなりの高さがあり、さらに、
水平な構成部分もあれば、垂直な構成部分もある。例え
ばルーフやボンネット、トランクカバなどの外面は高さ
も高く、水平であるため、熱風によって温められ易く、
これらの部分は比較的短時間で乾燥温度まで上昇するも
のの、ボディー側面やドア部分は、高さも低く、垂直な
いし傾斜部分であるため、同一風量の熱風によっても、
温められ難く、温度差が生じるからである。特に、ドア
側面下部にあっては、内部の内張りや種々の装備品など
による熱容量の増大やこれらの部材の存在による断熱効
果などによって、温度が上昇し難く、他の部分との温度
差が大きくなり易かった。
熱風を給気ダクトの連通された塗装乾燥室の天井給気室
部分から送り出して床下の排気ダクトから排気する方法
では、室内の床面上に搬入設置された車両の各部を均一
に加熱乾燥させることは、甚だ困難であった。例えば、
車両の場合、上下方向にかなりの高さがあり、さらに、
水平な構成部分もあれば、垂直な構成部分もある。例え
ばルーフやボンネット、トランクカバなどの外面は高さ
も高く、水平であるため、熱風によって温められ易く、
これらの部分は比較的短時間で乾燥温度まで上昇するも
のの、ボディー側面やドア部分は、高さも低く、垂直な
いし傾斜部分であるため、同一風量の熱風によっても、
温められ難く、温度差が生じるからである。特に、ドア
側面下部にあっては、内部の内張りや種々の装備品など
による熱容量の増大やこれらの部材の存在による断熱効
果などによって、温度が上昇し難く、他の部分との温度
差が大きくなり易かった。
【0005】このような温度差の生じる状態において、
温度上昇のし難いドア側面下部などを乾燥温度にまで上
昇させるには、時間が掛かり、作業性が悪化するという
問題があった。この場合、作業性の悪化のみならず、他
の温度上昇がし易い部分であるルーフ部分などが過度に
加熱されるなどの問題もあった。このため、従来から、
上記のような温度差を解消すべく、種々の方法が提案さ
れているが、いずれも未だ不十分なものであった。
温度上昇のし難いドア側面下部などを乾燥温度にまで上
昇させるには、時間が掛かり、作業性が悪化するという
問題があった。この場合、作業性の悪化のみならず、他
の温度上昇がし易い部分であるルーフ部分などが過度に
加熱されるなどの問題もあった。このため、従来から、
上記のような温度差を解消すべく、種々の方法が提案さ
れているが、いずれも未だ不十分なものであった。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、排気ダクトの床面側における排気形態
を適宜制御して、塗布乾燥室内に搬入設置された被対象
物の全面に渡って温度上昇の均一化と時間の短縮を図っ
た塗装乾燥室の排気方法せんとするものである。
なされたもので、排気ダクトの床面側における排気形態
を適宜制御して、塗布乾燥室内に搬入設置された被対象
物の全面に渡って温度上昇の均一化と時間の短縮を図っ
た塗装乾燥室の排気方法せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明の特徴とす
る点は、塗装乾燥室の天井給気室部分に給気ダクトを連
通させると共に、当該塗装乾燥室の床下部分に排気ダク
トを連通させ、前記塗装乾燥室内の床面上に設置された
被対象物に対して、前記給気ダクトから前記塗装乾燥室
内の天井部分に熱風を送り出すと共に前記床下の排気ダ
クトから排気して、前記被対象物の塗面を乾燥させるよ
うにした塗装乾燥室において、前記排気ダクトの床面吸
引口を床の全面または一部に自在に開口させるようにし
た塗装乾燥室の排気方法にある。
る点は、塗装乾燥室の天井給気室部分に給気ダクトを連
通させると共に、当該塗装乾燥室の床下部分に排気ダク
トを連通させ、前記塗装乾燥室内の床面上に設置された
被対象物に対して、前記給気ダクトから前記塗装乾燥室
内の天井部分に熱風を送り出すと共に前記床下の排気ダ
クトから排気して、前記被対象物の塗面を乾燥させるよ
うにした塗装乾燥室において、前記排気ダクトの床面吸
引口を床の全面または一部に自在に開口させるようにし
た塗装乾燥室の排気方法にある。
【0008】
【作用】このように本発明では、排気ダクト側の床面吸
引口を、床の全面または一部に自在に開口させることが
できるため、例えば塗装時には、床面吸引口を床の全面
に開口させて被対象物に塗料を吹き付けて塗装すること
ができる一方、乾燥時においては、被対象物の中央底面
などの一部のみを開口させることができる。これによ
り、塗装乾燥室の床付近、すなわち被対象物の底部付近
において、熱風流速が速められ、被対象物側に対する熱
供給量が増加して、迅速な温度上昇が達成される。つま
り、被対象物の各部が迅速に乾燥温度に達すると同時
に、被対象物の各部における温度差が解消され、乾燥温
度の均一化が図られる。
引口を、床の全面または一部に自在に開口させることが
できるため、例えば塗装時には、床面吸引口を床の全面
に開口させて被対象物に塗料を吹き付けて塗装すること
ができる一方、乾燥時においては、被対象物の中央底面
などの一部のみを開口させることができる。これによ
り、塗装乾燥室の床付近、すなわち被対象物の底部付近
において、熱風流速が速められ、被対象物側に対する熱
供給量が増加して、迅速な温度上昇が達成される。つま
り、被対象物の各部が迅速に乾燥温度に達すると同時
に、被対象物の各部における温度差が解消され、乾燥温
度の均一化が図られる。
【0009】
【実施例】図1〜図3は、本発明に係る塗装乾燥室の排
気方法の実施するため塗装乾燥装置系の一実施例を示し
たものである。これらの図において、Rは車両などの被
対象物100(以下車両と略記する)の修正塗装や全面
塗装、あるいはこれらの塗装後の乾燥処理などを行うた
めの塗装乾燥室で、基本的には、外板(側板)が通常の
鋼板などの単一パネルで構成された密閉構造としてなる
ものの、車両100の出し入れ時には、部屋前後の開閉
ドア(図示省略)などが開閉できるようになっている。
気方法の実施するため塗装乾燥装置系の一実施例を示し
たものである。これらの図において、Rは車両などの被
対象物100(以下車両と略記する)の修正塗装や全面
塗装、あるいはこれらの塗装後の乾燥処理などを行うた
めの塗装乾燥室で、基本的には、外板(側板)が通常の
鋼板などの単一パネルで構成された密閉構造としてなる
ものの、車両100の出し入れ時には、部屋前後の開閉
ドア(図示省略)などが開閉できるようになっている。
【0010】また、上記塗装乾燥室Rの天井部分には天
井給気室部分R1 が設けてあって、この天井給気室部分
R1 に給気ダクト1が連通してあり、また、その床下部
分R2 には、ピット2などを介して排気ダクト3が連通
してある。上記給気ダクト1には、外部空気を取り入れ
る側から、1次フイルタ4、送風ファン5、風量切替用
ダンパ6、燃焼バーナ8付きの熱風発生器7、上記天井
給気室部分R1 の2次フイルタ9が組み込まれ、この給
気ダクト1の連通された天井給気室部分R1 から、塗装
乾燥室R内に搬入設置された車両100に対して、外気
または熱風が送り込まれるようになっている。
井給気室部分R1 が設けてあって、この天井給気室部分
R1 に給気ダクト1が連通してあり、また、その床下部
分R2 には、ピット2などを介して排気ダクト3が連通
してある。上記給気ダクト1には、外部空気を取り入れ
る側から、1次フイルタ4、送風ファン5、風量切替用
ダンパ6、燃焼バーナ8付きの熱風発生器7、上記天井
給気室部分R1 の2次フイルタ9が組み込まれ、この給
気ダクト1の連通された天井給気室部分R1 から、塗装
乾燥室R内に搬入設置された車両100に対して、外気
または熱風が送り込まれるようになっている。
【0011】一方、上記排気ダクト3の室内床面側に
は、床面吸引口211が開閉自在に構成された複数個の
開閉床ブロック210と、床面吸引口221が常時開成
して構成された常開床ブロック220とが組み合わせて
敷設され、さらに、床のピット2部分から延設させた部
分には、排気フイルタ10、排気ファン11が組み込ま
れ、室内の空気または熱風が吸引されて排気されるよう
るなっている。
は、床面吸引口211が開閉自在に構成された複数個の
開閉床ブロック210と、床面吸引口221が常時開成
して構成された常開床ブロック220とが組み合わせて
敷設され、さらに、床のピット2部分から延設させた部
分には、排気フイルタ10、排気ファン11が組み込ま
れ、室内の空気または熱風が吸引されて排気されるよう
るなっている。
【0012】上記開閉床ブロック210は、例えば図3
に示したように、複数の床面吸引口211が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板212と、当該
天板212の下側に摺動自在に組み込まれると共に上記
床面吸引口211に対応した開口部213が形成された
スライド板214とからなり、当該スライド板214
は、その立設操作部215を上記天板212の長穴21
6に係合させ、当該立設操作部215の長穴216に沿
った摺動により、床面吸引口211がスライド板214
の開口部213と一致してたり、あるいは不一致となっ
て、その開口度が調整できるようになっている。この開
閉床ブロック210は、ピット2の床面上のセンタを除
いた全部分に敷設されている。
に示したように、複数の床面吸引口211が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板212と、当該
天板212の下側に摺動自在に組み込まれると共に上記
床面吸引口211に対応した開口部213が形成された
スライド板214とからなり、当該スライド板214
は、その立設操作部215を上記天板212の長穴21
6に係合させ、当該立設操作部215の長穴216に沿
った摺動により、床面吸引口211がスライド板214
の開口部213と一致してたり、あるいは不一致となっ
て、その開口度が調整できるようになっている。この開
閉床ブロック210は、ピット2の床面上のセンタを除
いた全部分に敷設されている。
【0013】上記常開床ブロック220は、例えば図3
に示したように、中央に1個の床面吸引口221が形成
されると共にブロック枠体上に設置された天板222か
らなり、当該天板222の床面吸引口221は、常に開
口したままとなっている。そして、この常開床ブロック
220は、ピット2の床面上のセンタ部分に敷設されて
いる。なお、当該常開床ブロック220および上記開閉
床ブロック210の各上面には、好ましくは格子状カバ
ー体230を嵌め込んでおくとよい。
に示したように、中央に1個の床面吸引口221が形成
されると共にブロック枠体上に設置された天板222か
らなり、当該天板222の床面吸引口221は、常に開
口したままとなっている。そして、この常開床ブロック
220は、ピット2の床面上のセンタ部分に敷設されて
いる。なお、当該常開床ブロック220および上記開閉
床ブロック210の各上面には、好ましくは格子状カバ
ー体230を嵌め込んでおくとよい。
【0014】このような装置系により本発明方法を実施
するには、次のようにして行う。本発明の乾燥時におけ
る排気方法に先立っては、一般に車両100に対して修
正塗装や全面塗装などの塗装処理が行われる。この塗装
時には、先ず、上述したスライド板214を開成方向に
摺動させて、すべての開閉床ブロック210を開口させ
る。これにより、常開床ブロック220の床面吸引口2
21は常時開口していることから、塗装乾燥室Rのピッ
ト2上の床の全面が開口される。そして、処理対象の車
両100は、そのセンタ底面が丁度常開床ブロック22
0の床面吸引口221上に位置するように搬入し、設置
する。
するには、次のようにして行う。本発明の乾燥時におけ
る排気方法に先立っては、一般に車両100に対して修
正塗装や全面塗装などの塗装処理が行われる。この塗装
時には、先ず、上述したスライド板214を開成方向に
摺動させて、すべての開閉床ブロック210を開口させ
る。これにより、常開床ブロック220の床面吸引口2
21は常時開口していることから、塗装乾燥室Rのピッ
ト2上の床の全面が開口される。そして、処理対象の車
両100は、そのセンタ底面が丁度常開床ブロック22
0の床面吸引口221上に位置するように搬入し、設置
する。
【0015】この状態で、送風ファン5を駆動させて、
外部の空気を給気ダクト1を通じて塗装乾燥室Rの天井
給気室部分R1 に導き、室内に吹き込む。このとき、熱
風発生器7は停止させておくか、あるいは冬場などにお
いて塗装乾燥室Rを暖房する必要がある場合には、燃焼
バーナ8に点火して熱風発生器7を駆動させ、適度な温
度の熱風を吹き込む。このような空気または熱風は、1
次フイルタ4および2次フイルタ9により塵埃などが除
去されるため、綺麗な状態で室内に導入される。また、
その供給量は、風量切替用ダンパ6の調整によって適宜
行うことができる。
外部の空気を給気ダクト1を通じて塗装乾燥室Rの天井
給気室部分R1 に導き、室内に吹き込む。このとき、熱
風発生器7は停止させておくか、あるいは冬場などにお
いて塗装乾燥室Rを暖房する必要がある場合には、燃焼
バーナ8に点火して熱風発生器7を駆動させ、適度な温
度の熱風を吹き込む。このような空気または熱風は、1
次フイルタ4および2次フイルタ9により塵埃などが除
去されるため、綺麗な状態で室内に導入される。また、
その供給量は、風量切替用ダンパ6の調整によって適宜
行うことができる。
【0016】このようにして供給された空気または熱風
は、排気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引
作用によって、図1に示したように、すべての開閉床ブ
ロック210の床面吸引口211および常開床ブロック
220の床面吸引口221を通じて、床下部分R2 のピ
ット2に導かれて、外部に排気される。このとき、塗料
ミトスなどは排気フイルタ10により除去され、外部に
は綺麗な空気または熱風が排気される。
は、排気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引
作用によって、図1に示したように、すべての開閉床ブ
ロック210の床面吸引口211および常開床ブロック
220の床面吸引口221を通じて、床下部分R2 のピ
ット2に導かれて、外部に排気される。このとき、塗料
ミトスなどは排気フイルタ10により除去され、外部に
は綺麗な空気または熱風が排気される。
【0017】なお、具体的な塗装に当たっては、例えば
作業者が塗装乾燥室Rに入って塗装用スプレーガンなど
によって、あるいは塗装装置(塗装ロボット)などによ
って、車両100の一部または全面に塗料を吹き付けて
行う。
作業者が塗装乾燥室Rに入って塗装用スプレーガンなど
によって、あるいは塗装装置(塗装ロボット)などによ
って、車両100の一部または全面に塗料を吹き付けて
行う。
【0018】このようにして塗装処理が終了した後、塗
面の乾燥処理が行われる。この乾燥処理に際しては、先
ず、上述したスライド板214を閉塞方向に摺動させ
て、すべての開閉床ブロック210を閉塞させ、図2に
示したように、開口しているのは、常開床ブロック22
0の床面吸引口221のみとする。すなわち、塗装乾燥
室Rのピット2上のセンタのみを開口させた状態とす
る。
面の乾燥処理が行われる。この乾燥処理に際しては、先
ず、上述したスライド板214を閉塞方向に摺動させ
て、すべての開閉床ブロック210を閉塞させ、図2に
示したように、開口しているのは、常開床ブロック22
0の床面吸引口221のみとする。すなわち、塗装乾燥
室Rのピット2上のセンタのみを開口させた状態とす
る。
【0019】この状態で、やはり上述した送風ファン5
を駆動させて外部の空気を取り込むと共に、燃焼バーナ
8を点火して熱風発生器7を駆動させ、熱風を給気ダク
ト1を通じて、塗装乾燥室Rの天井給気室部分R1 に導
き、室内に吹き込む。このとき、供給空気量を少なくし
て燃費を削減するため、風量切替用ダンパ6を調整し、
上述した塗装時に比較して、その風量を1/2〜1/3
程度に抑える。これにより、熱風の風速も、塗装時の1
/2〜1/3程度に低下する。もちろん、この際も、熱
風は1次フイルタ4および2次フイルタ9により塵埃な
どが除去されるため、綺麗な状態で室内に導入される。
を駆動させて外部の空気を取り込むと共に、燃焼バーナ
8を点火して熱風発生器7を駆動させ、熱風を給気ダク
ト1を通じて、塗装乾燥室Rの天井給気室部分R1 に導
き、室内に吹き込む。このとき、供給空気量を少なくし
て燃費を削減するため、風量切替用ダンパ6を調整し、
上述した塗装時に比較して、その風量を1/2〜1/3
程度に抑える。これにより、熱風の風速も、塗装時の1
/2〜1/3程度に低下する。もちろん、この際も、熱
風は1次フイルタ4および2次フイルタ9により塵埃な
どが除去されるため、綺麗な状態で室内に導入される。
【0020】こように低速で塗装乾燥室R内に吹き込ま
れた熱風は、ゆっくりした速度で室内の床面方向に降下
しようとするものの、当該乾燥時には、上述したように
車両100の底面の床面下センタ部分のみが開口されて
いるだけなので、上記図2の如く、当該センタの一部、
すなわち常開床ブロック220の床面吸引口221から
集中排気される。
れた熱風は、ゆっくりした速度で室内の床面方向に降下
しようとするものの、当該乾燥時には、上述したように
車両100の底面の床面下センタ部分のみが開口されて
いるだけなので、上記図2の如く、当該センタの一部、
すなわち常開床ブロック220の床面吸引口221から
集中排気される。
【0021】もちろん、この集中排気された熱風は、排
気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引作用に
よって吸引されるため、室内の熱風の速度は、床面吸引
口221に近づくにつれて、速くなる。したがって、車
両100のドア部分などの垂直部分(乾燥温度まで加熱
されるのに時間を要する部分)、特にドア下部の部分に
おいて、熱供給量が大幅に増えるため、乾燥温度までの
上昇が迅速に行えるようになる。しかし、車両100の
ルーフ部分などの水平部分と接する熱風は、ゆっくりし
た流速であるため、ゆっくり加熱される。この結果、車
両100の温まり易い水平部分はゆっくり加熱され、温
まり難い垂直部分は迅速に加熱されるため、車両100
の各部における加熱温度の均一化および迅速化が図られ
る。
気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引作用に
よって吸引されるため、室内の熱風の速度は、床面吸引
口221に近づくにつれて、速くなる。したがって、車
両100のドア部分などの垂直部分(乾燥温度まで加熱
されるのに時間を要する部分)、特にドア下部の部分に
おいて、熱供給量が大幅に増えるため、乾燥温度までの
上昇が迅速に行えるようになる。しかし、車両100の
ルーフ部分などの水平部分と接する熱風は、ゆっくりし
た流速であるため、ゆっくり加熱される。この結果、車
両100の温まり易い水平部分はゆっくり加熱され、温
まり難い垂直部分は迅速に加熱されるため、車両100
の各部における加熱温度の均一化および迅速化が図られ
る。
【0022】因みに、本発明方法を実施した本発明者等
の実験によると、車両100における天井部分の温度上
昇時間は従来とほぼ同様であって大きな変化はないもの
の、ドア部分、特にドア下部などの温度上昇がし難い部
分の加熱時間が床全面を開口させた場合に比較して、3
〜4割り程度の短縮が図られることが確認された。
の実験によると、車両100における天井部分の温度上
昇時間は従来とほぼ同様であって大きな変化はないもの
の、ドア部分、特にドア下部などの温度上昇がし難い部
分の加熱時間が床全面を開口させた場合に比較して、3
〜4割り程度の短縮が図られることが確認された。
【0023】なお、上記排気の際、塗装乾燥室R内が負
圧になると、外部の塵埃などの侵入がし易くなるため、
本発明方法では、排気ファン11の調整により、塗装乾
燥室R内が正圧となるように制御するとよい。
圧になると、外部の塵埃などの侵入がし易くなるため、
本発明方法では、排気ファン11の調整により、塗装乾
燥室R内が正圧となるように制御するとよい。
【0024】図4〜図7は、本発明に係る塗装乾燥室の
排気方法の実施するため他の塗装乾燥装置系の一実施例
を示したものである。この装置系も、基本的には、上記
図1〜図3の装置系とほぼ同構造であるが、床下の排気
ダクト3が少なくとも2系統310,320に分割さ
れ、その一方の分割排気ダクト310には床の広範囲の
床面吸引口311が連通されると共に、他方の分割排気
ダクト320には床の一部の床面吸引口321のみが連
通されている点で異なる。
排気方法の実施するため他の塗装乾燥装置系の一実施例
を示したものである。この装置系も、基本的には、上記
図1〜図3の装置系とほぼ同構造であるが、床下の排気
ダクト3が少なくとも2系統310,320に分割さ
れ、その一方の分割排気ダクト310には床の広範囲の
床面吸引口311が連通されると共に、他方の分割排気
ダクト320には床の一部の床面吸引口321のみが連
通されている点で異なる。
【0025】上記分割排気ダクト310は、例えば図6
に示したように、複数の床面吸引口311が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板312からな
り、ピット2の床面上のセンタを除いた全部分に敷設さ
れた常開床ブロック313と連通され、その途中には、
例えば多数の首振り開閉フィン314からなる開閉ダン
パ315が設置され、当該首振り開閉フィン314の手
動またはエアーシリンダなどによる開閉によって、当該
分割排気ダクト310自体が開閉されるようになってい
る。なお、上記開閉ダンパ315は塗装ミストなどの付
着や汚れなどが清掃できるように、好ましくは取り外し
可能に構成するとよい。
に示したように、複数の床面吸引口311が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板312からな
り、ピット2の床面上のセンタを除いた全部分に敷設さ
れた常開床ブロック313と連通され、その途中には、
例えば多数の首振り開閉フィン314からなる開閉ダン
パ315が設置され、当該首振り開閉フィン314の手
動またはエアーシリンダなどによる開閉によって、当該
分割排気ダクト310自体が開閉されるようになってい
る。なお、上記開閉ダンパ315は塗装ミストなどの付
着や汚れなどが清掃できるように、好ましくは取り外し
可能に構成するとよい。
【0026】一方、上記分割排気ダクト320は、例え
ば図6に示したように、そのダクト通路の先端320a
が、室内の中央に1個の床面吸引口321が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板322からな
り、ピット2の床面上のセンタ部分に敷設された常開床
ブロック323の当該床面吸引口321と直接連通さ
れ、かつ、その後端は、仕切り板324を介して、排気
ファン11側のダクトと連通されている。したがって、
この分割排気ダクト320は、常に開口したままとなっ
ている。なお、当該常開床ブロック323および上記常
開床ブロック313の各上面には、好ましくは格子状カ
バー体330を嵌め込んでおくとよい。
ば図6に示したように、そのダクト通路の先端320a
が、室内の中央に1個の床面吸引口321が形成される
と共にブロック枠体上に設置された天板322からな
り、ピット2の床面上のセンタ部分に敷設された常開床
ブロック323の当該床面吸引口321と直接連通さ
れ、かつ、その後端は、仕切り板324を介して、排気
ファン11側のダクトと連通されている。したがって、
この分割排気ダクト320は、常に開口したままとなっ
ている。なお、当該常開床ブロック323および上記常
開床ブロック313の各上面には、好ましくは格子状カ
バー体330を嵌め込んでおくとよい。
【0027】このような装置系により本発明方法を実施
するには、次のようにして行う。先ず、塗装時には、上
述した開閉ダンパ315を開成方向に駆動させて、すべ
ての常開床ブロック313の床面吸引口311を分割排
気ダクト310に開口させる。これにより、他方の分割
排気ダクト320の常開床ブロック323の床面吸引口
321は常時開口していることから、塗装乾燥室Rのピ
ット2上の床の全面が開口される。そして、処理対象の
車両100は、そのセンタ底面が丁度常開床ブロック3
23の床面吸引口321上に位置するように搬入し、設
置する。
するには、次のようにして行う。先ず、塗装時には、上
述した開閉ダンパ315を開成方向に駆動させて、すべ
ての常開床ブロック313の床面吸引口311を分割排
気ダクト310に開口させる。これにより、他方の分割
排気ダクト320の常開床ブロック323の床面吸引口
321は常時開口していることから、塗装乾燥室Rのピ
ット2上の床の全面が開口される。そして、処理対象の
車両100は、そのセンタ底面が丁度常開床ブロック3
23の床面吸引口321上に位置するように搬入し、設
置する。
【0028】この状態からの操作は、上述した図1〜図
3の場合と同様で、送風ファン5を駆動させて、外部の
空気を給気ダクト1を通じて塗装乾燥室Rの天井給気室
部分R1 に導き、室内に吹き込む。このとき、熱風発生
器7は停止させておくか、あるいは冬場などにおいて塗
装乾燥室Rを暖房する必要がある場合には、燃焼バーナ
8に点火して熱風発生器7を駆動させ、適度な温度の熱
風を吹き込む。このような空気または熱風は、1次フイ
ルタ4および2次フイルタ9により塵埃などが除去され
るため、綺麗な状態で室内に導入される。また、その供
給量は、風量切替用ダンパ6の調整によって適宜行うこ
とができる。
3の場合と同様で、送風ファン5を駆動させて、外部の
空気を給気ダクト1を通じて塗装乾燥室Rの天井給気室
部分R1 に導き、室内に吹き込む。このとき、熱風発生
器7は停止させておくか、あるいは冬場などにおいて塗
装乾燥室Rを暖房する必要がある場合には、燃焼バーナ
8に点火して熱風発生器7を駆動させ、適度な温度の熱
風を吹き込む。このような空気または熱風は、1次フイ
ルタ4および2次フイルタ9により塵埃などが除去され
るため、綺麗な状態で室内に導入される。また、その供
給量は、風量切替用ダンパ6の調整によって適宜行うこ
とができる。
【0029】このようにして供給された空気または熱風
は、排気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引
作用によって、図4に示したように、すべての開閉床ブ
ロック310の床面吸引口311および常開床ブロック
320の床面吸引口321を通じて、床下部分R2 のピ
ット2に導かれて、外部に排気される。このとき、塗料
ミトスなどは排気フイルタ10により除去され、外部に
は綺麗な空気または熱風が排気される。
は、排気ダクト3側の排気ファン11の駆動による吸引
作用によって、図4に示したように、すべての開閉床ブ
ロック310の床面吸引口311および常開床ブロック
320の床面吸引口321を通じて、床下部分R2 のピ
ット2に導かれて、外部に排気される。このとき、塗料
ミトスなどは排気フイルタ10により除去され、外部に
は綺麗な空気または熱風が排気される。
【0030】このようにして塗装処理が終了した後、塗
面の乾燥処理が行われる。この乾燥処理に際しては、先
ず、上述した開閉ダンパ315を閉塞方向に駆動させて
分割排気ダクト310を遮断し、すべての開閉床ブロッ
ク310の床面吸引口311を閉塞させ、図5に示した
ように、開口しているのは、常開床ブロック323の床
面吸引口321のみとする。すなわち、塗装乾燥室Rの
ピット2上のセンタのみを開口させた状態とする。
面の乾燥処理が行われる。この乾燥処理に際しては、先
ず、上述した開閉ダンパ315を閉塞方向に駆動させて
分割排気ダクト310を遮断し、すべての開閉床ブロッ
ク310の床面吸引口311を閉塞させ、図5に示した
ように、開口しているのは、常開床ブロック323の床
面吸引口321のみとする。すなわち、塗装乾燥室Rの
ピット2上のセンタのみを開口させた状態とする。
【0031】この状態からは、やはり上述した図1〜図
3の場合と同様、送風ファン5を駆動させて外部の空気
を取り込むと共に、燃焼バーナ8を点火して熱風発生器
7を駆動させ、熱風を給気ダクト1を通じて、塗装乾燥
室Rの天井給気室部分R1 に導き、室内に吹き込む。こ
のとき、供給空気量を少なくして燃費を削減するため、
風量切替用ダンパ6を調整し、上述した塗装時に比較し
て、その風量を1/2〜1/3程度に抑える。これによ
り、熱風の風速も、塗装時の1/2〜1/3程度に低下
する。もちろん、この際も、熱風は1次フイルタ4およ
び2次フイルタ9により塵埃などが除去されるため、綺
麗な状態で室内に導入される。
3の場合と同様、送風ファン5を駆動させて外部の空気
を取り込むと共に、燃焼バーナ8を点火して熱風発生器
7を駆動させ、熱風を給気ダクト1を通じて、塗装乾燥
室Rの天井給気室部分R1 に導き、室内に吹き込む。こ
のとき、供給空気量を少なくして燃費を削減するため、
風量切替用ダンパ6を調整し、上述した塗装時に比較し
て、その風量を1/2〜1/3程度に抑える。これによ
り、熱風の風速も、塗装時の1/2〜1/3程度に低下
する。もちろん、この際も、熱風は1次フイルタ4およ
び2次フイルタ9により塵埃などが除去されるため、綺
麗な状態で室内に導入される。
【0032】こように低速で塗装乾燥室R内に吹き込ま
れた熱風は、ゆっくりした速度で室内の床面方向に降下
しようとすのものの、当該乾燥時には、上述したように
車両100の底面の床面下センタ部分のみが開口されて
いるだけなので、上記図5の如く、当該センタの一部、
すなわち常開床ブロック323の床面吸引口321から
集中排気される。この集中排気によって、上述した図1
〜図3の場合と同様の作用、効果が得られる。
れた熱風は、ゆっくりした速度で室内の床面方向に降下
しようとすのものの、当該乾燥時には、上述したように
車両100の底面の床面下センタ部分のみが開口されて
いるだけなので、上記図5の如く、当該センタの一部、
すなわち常開床ブロック323の床面吸引口321から
集中排気される。この集中排気によって、上述した図1
〜図3の場合と同様の作用、効果が得られる。
【0033】なお、上記図1〜図3の実施例では、常開
床ブロック220をピット2の床面上のセンタ部分に敷
設する構成であったが、本発明は、これに限定されず、
この床面上のセンタ部分にも、開閉床ブロック210を
敷設して、乾燥時には、このセンタの開閉床ブロック2
10のみを開成状態にして対応することもできる。ま
た、上記被対象物100は、車両の場合であったが、本
発明は、これに限定されないものである。
床ブロック220をピット2の床面上のセンタ部分に敷
設する構成であったが、本発明は、これに限定されず、
この床面上のセンタ部分にも、開閉床ブロック210を
敷設して、乾燥時には、このセンタの開閉床ブロック2
10のみを開成状態にして対応することもできる。ま
た、上記被対象物100は、車両の場合であったが、本
発明は、これに限定されないものである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る塗装乾燥室の排気方法によれば、次のような優れ
た効果が得られる。 (1)先ず、塗装時には、従来と同様の排気制御が行わ
れると同時に、乾燥時には、塗装時に比較して、風量
(空気量)を1/2〜1/3程度に抑えて行っても、当
該乾燥時にあっては、排気ダクトの床面吸引口を床の一
部だけに開口させるものであるため、塗装乾燥室の天井
付近では熱風の流速が低速であるものの、塗装乾燥室の
床方向になるしたがって、流速が増すようになる。この
ため、車両などの被対象物に対して、温度上昇のし易い
ルーフなどの水平部分はもちろんのこと、温度上昇のし
難いドアなどの垂直部分にあっても、迅速に温度上昇さ
せることができる。つまり、被対象物の各部における温
度差が効果的に解消されるようになる。この結果、車両
などの場合、各部の塗面において、均一な高品質の塗装
状態が得られる。
に係る塗装乾燥室の排気方法によれば、次のような優れ
た効果が得られる。 (1)先ず、塗装時には、従来と同様の排気制御が行わ
れると同時に、乾燥時には、塗装時に比較して、風量
(空気量)を1/2〜1/3程度に抑えて行っても、当
該乾燥時にあっては、排気ダクトの床面吸引口を床の一
部だけに開口させるものであるため、塗装乾燥室の天井
付近では熱風の流速が低速であるものの、塗装乾燥室の
床方向になるしたがって、流速が増すようになる。この
ため、車両などの被対象物に対して、温度上昇のし易い
ルーフなどの水平部分はもちろんのこと、温度上昇のし
難いドアなどの垂直部分にあっても、迅速に温度上昇さ
せることができる。つまり、被対象物の各部における温
度差が効果的に解消されるようになる。この結果、車両
などの場合、各部の塗面において、均一な高品質の塗装
状態が得られる。
【0035】(2)次に、上記のように塗装乾燥室の床
部分で流速が増すようになるため、被対象物全体の乾燥
温度までの加熱が短時間される。この結果、乾燥時間の
短縮が図られ、作業性の大幅な改善が達成される。
部分で流速が増すようになるため、被対象物全体の乾燥
温度までの加熱が短時間される。この結果、乾燥時間の
短縮が図られ、作業性の大幅な改善が達成される。
【0036】(3)また、この塗装乾燥室の床部分での
流速の高速化に関連して、従来ドア部分などの温度上昇
速度を上げるため行っていた、ドア内張り、装備品など
の脱着を行う必要がなくなったり、必要最小限のもので
よくなるため、この点からも作業性の向上が期待でき
る。
流速の高速化に関連して、従来ドア部分などの温度上昇
速度を上げるため行っていた、ドア内張り、装備品など
の脱着を行う必要がなくなったり、必要最小限のもので
よくなるため、この点からも作業性の向上が期待でき
る。
【0037】(4)さらに、見方を変えると、この塗装
乾燥室の床部分での流速の高速化により、従来装置と同
様の効果を得るにおいて、バーナ発熱量や各種のファン
の送風量などが小さくてよく、設備コストの低減、ラン
ニングコストの低減が期待できる。
乾燥室の床部分での流速の高速化により、従来装置と同
様の効果を得るにおいて、バーナ発熱量や各種のファン
の送風量などが小さくてよく、設備コストの低減、ラン
ニングコストの低減が期待できる。
【0038】(5)さらにまた、被対象物の乾燥必要温
度までの加熱の短縮化により、塗装乾燥室の外板(側
板)構造としては、特殊な断熱構造の断熱パネルなどを
使用する必要が特になく、通常の鋼板などの単一パネル
でよいので、やはり設備コストの低減となると共に、温
度の高い夏季などにおいて、乾燥終了後の次の塗装処理
に適した温度までの低下が迅速に行え、作業サクイルの
短縮化、これによる作業性の向上が期待できる。
度までの加熱の短縮化により、塗装乾燥室の外板(側
板)構造としては、特殊な断熱構造の断熱パネルなどを
使用する必要が特になく、通常の鋼板などの単一パネル
でよいので、やはり設備コストの低減となると共に、温
度の高い夏季などにおいて、乾燥終了後の次の塗装処理
に適した温度までの低下が迅速に行え、作業サクイルの
短縮化、これによる作業性の向上が期待できる。
【図1】本発明に係る塗装乾燥室の排気方法を実施する
ための塗装乾燥装置系の一実施例に係り、塗装時におけ
る動作状態を示した縦断面である。
ための塗装乾燥装置系の一実施例に係り、塗装時におけ
る動作状態を示した縦断面である。
【図2】図1の塗装乾燥装置系の乾燥時における動作状
態を示した縦断面である。
態を示した縦断面である。
【図3】図1の塗装乾燥装置系における排気ダクトの一
例を示した部分展開図付きの斜視図である。
例を示した部分展開図付きの斜視図である。
【図4】本発明に係る塗装乾燥室の排気方法を実施する
ための塗装乾燥装置系の他の実施例に係り、塗装時にお
ける動作状態を示した縦断面である。
ための塗装乾燥装置系の他の実施例に係り、塗装時にお
ける動作状態を示した縦断面である。
【図5】図4の塗装乾燥装置系の乾燥時における動作状
態を示した縦断面である。
態を示した縦断面である。
【図6】図4の塗装乾燥装置系における排気ダクトの一
例を示した部分展開図付きの斜視図である。
例を示した部分展開図付きの斜視図である。
R 塗装乾燥室 R1 天井給気室部分 R2 床下部分 1 給気ダクト 2 ピット 3 排気ダクト 4 1次フイルタ 5 送風ファン 6 風量切替用ダンパ 7 熱風発生器 8 燃焼バーナ 9 2次フイルタ 10 排気フイルタ 11 排気ファン 100 被対象物 210 開閉床ブロック 211 床面吸引口 220 常開床ブロック 221 床面吸引口 310 分割排気ダクト 311 床面吸引口 320 分割排気ダクト 321 床面吸引口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 昌信 東京都港区三田3丁目5番28号 日産アル ティア株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 塗装乾燥室の天井給気室部分に給気ダク
トを連通させると共に、当該塗装乾燥室の床下部分に排
気ダクトを連通させ、前記塗装乾燥室内の床面上に設置
された被対象物に対して、前記給気ダクトから前記塗装
乾燥室内の天井部分に熱風を送り出すと共に前記床下の
排気ダクトから排気して、前記被対象物の塗面を乾燥さ
せるようにした塗装乾燥室において、前記排気ダクトの
床面吸引口を床の全面または一部に自在に開口させるよ
うにしたことを特徴とする塗装乾燥室の排気方法。 - 【請求項2】 床の全面に、床面吸引口が開閉自在に構
成された複数個の開閉床ブロックを敷設し、当該床ブロ
ックの床面吸引口の開閉により、前記床の全面または一
部を自在に開口させるようにしたことを特徴とする請求
項1記載の塗装乾燥室の排気方法。 - 【請求項3】 床の全面に、床面吸引口が開閉自在に構
成された複数個の開閉床ブロックと床面吸引口が常時開
成して構成された常開床ブロックを組み合わせて敷設
し、前記開閉床ブロックの床面吸引口の開閉と常開床ブ
ロックの床面吸引口の開成とにより、前記床の全面また
は一部を自在に開口させるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の塗装乾燥室の排気方法。 - 【請求項4】 床下の排気ダクトを少なくとも2系統に
分割し、その一方の系統には床の広範囲の床面吸引口を
連通させると共に、他方の系統には床の一部の床面吸引
口のみを連通させ、これらの両系統の排気制御により、
前記床の全面または一部を自在に開口させるようにした
ことを特徴とする請求項1記載の塗装乾燥室の排気方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153043A JP2652838B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 塗装乾燥室の排気方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153043A JP2652838B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 塗装乾燥室の排気方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06339649A true JPH06339649A (ja) | 1994-12-13 |
| JP2652838B2 JP2652838B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=15553728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5153043A Expired - Fee Related JP2652838B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 塗装乾燥室の排気方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2652838B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009243780A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Corp | 塗装作業用送風ダクトおよび塗装作業用給気装置 |
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|---|---|---|---|---|
| KR102220686B1 (ko) * | 2020-02-10 | 2021-02-25 | 김은희 | 도장 부스 |
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| JPS52130835A (en) * | 1976-04-28 | 1977-11-02 | Kyowa Seisakusho Kk | Painting booth |
| JPS5628770U (ja) * | 1979-08-06 | 1981-03-18 | ||
| JPS58107173U (ja) * | 1981-12-31 | 1983-07-21 | 株式会社豊田中央研究所 | 塗装ブ−ス |
| JPS63104680A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | Shiyooji:Kk | 塗装乾燥装置 |
| JPH0461659U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-27 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5153043A patent/JP2652838B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0461659U (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-27 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009243780A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Corp | 塗装作業用送風ダクトおよび塗装作業用給気装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2652838B2 (ja) | 1997-09-10 |
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