JPH06338599A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06338599A
JPH06338599A JP5231672A JP23167293A JPH06338599A JP H06338599 A JPH06338599 A JP H06338599A JP 5231672 A JP5231672 A JP 5231672A JP 23167293 A JP23167293 A JP 23167293A JP H06338599 A JPH06338599 A JP H06338599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
oxide film
capacitor
metal oxide
capacitor electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5231672A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiko Saida
繁彦 齋田
Tsunetoshi Arikado
経敏 有門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5231672A priority Critical patent/JPH06338599A/ja
Publication of JPH06338599A publication Critical patent/JPH06338599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャパシタ絶縁膜として、シリコン酸化膜より
も誘電率が高い遷移金属酸化膜を用いた場合に生じ得
る、キャパシタ電極とキャパシタ絶縁膜との反応に起因
する信頼性の低下を防止できる半導体装置の製造法を提
供すること。 【構成】下部キャパシタ電極となるタングステン膜9を
形成する工程と、酸化性雰囲気中の熱処理により、タン
グステン膜9の表面に二酸化タングステン膜10を形成
する工程と、二酸化タングステン膜10上にキャパシタ
絶縁膜としてチタン酸ストロンチウム膜11を形成する
工程と、このチタン酸ストロンチウム膜11上に酸化ル
テニウム膜12を形成する工程とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャパシタを有する半
導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報処理装置の記憶装置とし
て、磁気ディスク装置が広く用いられている。しかし、
磁気ディスク装置は、高度に精密な機械的駆動機構を有
するので衝撃に弱く、また、機械的に記録媒体にアクセ
スするので高速なアクセスができない等の欠点がある。
【0003】そこで、近年、情報処理装置の記憶装置と
して、半導体記憶装置の開発が進められている。半導体
記憶装置は、機械的駆動部分を有しないので衝撃に強
く、高速アクセスが可能であるという長所を有してい
る。
【0004】ところで、近年の半導体技術の進歩、特に
微細化加工技術の進歩により、半導体記憶装置の高集積
化が急速に進められ、これによって、記憶保持に関する
問題が顕在化している。
【0005】例えば、メモリセルがMOSトランジスタ
とキャパシタとの直列接続で構成されたDRAMにあっ
ては、高集積化に伴うキャパシタ面積の減少によって、
キャパシタ容量が少なくなる方向に向かっている。この
結果、メモリ内容が誤って読み出されたり、α線等によ
るメモリ内容が破壊されるというソフトエラーが問題と
なっている。
【0006】そこで、実効的なキャパシタ面積を大きく
するために、キャパシタをトランジスタの上に積み上げ
た、いわゆる、スタック型キャパシタセルや、シリコン
基板に溝を掘ってその内壁をキャパシタとして利用す
る、いわゆる、トレンチ型キャパシタセルなどが提案さ
れている。
【0007】このようなメモリセル構造の工夫の他に、
キャパシタ絶縁膜として、従来より用いられているシリ
コン酸化膜の代わりに、より誘電率の高い絶縁膜である
遷移金属酸化膜の使用が検討されている。具体的には、
誘電率εがシリコン酸化膜の約7倍(ε〜27)もある
タンタル酸化膜等遷移金属酸化膜のが比較的早くから検
討がなされている。
【0008】しかしながら、この種の遷移金属酸化膜を
キャパシタ絶縁膜として用いるには次のような問題があ
った。すなわち、従来より用いられている単結晶または
多結晶シリコンの下部キャパシタ電極上に、キャパシタ
絶縁膜としての遷移金属酸化膜を形成する場合を考える
と、この遷移金属酸化膜上に多結晶シリコンの上部キャ
パシタ電極を形成するときの熱工程や、キャパシタ完成
後の熱工程によって、遷移金属酸化膜がキャパシタ電極
であるシリコンによって還元され、遷移金属酸化膜中に
多くの酸素欠損が発生する。この結果、キャパシタの絶
縁特性が劣化し、リーク電流が増大するので、メモリ内
容が消滅するなどの問題があった。
【0009】また、キャパシタ面積を増大させる目的か
ら、キャパシタ電極および絶縁膜に凹凸を多く設ける必
要性が生じる場合がある。この場合、凹凸の設けられた
キャパシタ絶縁膜表面に段差被覆性良く上部キャパシタ
電極を形成するため、CVD法による成膜が好ましい場
合がある。
【0010】しかしながら、キャパシタ絶縁膜としての
遷移金属酸化膜上に、金属,金属窒化物または金属珪化
物からなる上部キャパシタ電極をCVD法により形成す
る場合には、以下のような問題があった。
【0011】すなわち、金属,金属窒化物または金属珪
化物を形成するための原料ガスと遷移金属酸化膜とが反
応し、遷移金属酸化膜が還元されるため、遷移金属酸化
膜中に多くの酸素欠損が発生したり、遷移金属酸化膜が
窒化されたり、或いはハロゲンによってエッチングされ
る。したがって、この場合にも、キャパシタの絶縁特性
が劣化し、リーク電流が増大するので、メモリ内容が消
滅するなどの問題が生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、キャパシ
タ絶縁膜として遷移金属酸化膜を用いた従来のキャパシ
タの形成方法にあっては、多結晶シリコンの上部キャパ
シタ電極を形成するときの熱工程で、遷移金属酸化膜が
シリコンによって還元され、遷移金属酸化膜に酸素欠損
が発生する結果、キャパシタのリーク電流が増大し、信
頼性が低下するという問題があった。
【0013】また、金属,金属窒化物または金属珪化物
の上部キャパシタ電極をCVD法により形成する場合に
は、原料ガスと遷移金属酸化膜とが反応し、遷移金属酸
化膜中に酸素欠損が発生するなどし、キャパシタのリー
ク電流が増大し、信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0014】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その解決しようとする課題は、キャパシタ絶縁膜
として、シリコン酸化膜よりも誘電率が高い遷移金属酸
化膜などの金属酸化膜を用いても、キャパシタ絶縁膜に
起因する信頼性の低下を招かない半導体装置およびその
製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の半導体層装置(請求項1)は、表面に導
電性の金属酸化膜が形成された金属膜からなる第1のキ
ャパシタ電極と、この第1のキャパシタ電極上に設けら
れ、絶縁性の金属酸化膜からなるキャパシタ絶縁膜と、
このキャパシタ絶縁膜上に設けられた第2のキャパシタ
電極とを備えていることを特徴とする。
【0016】また、本発明の半導体層装置の製造方法
(請求項2)は、第1のキャパシタ電極となる金属膜を
形成する工程と、この金属膜上にキャパシタ絶縁膜とし
ての絶縁性の金属酸化膜を形成する工程と、酸化性雰囲
気中の熱処理により、前記金属膜の表面に導電性の金属
酸化膜を形成する工程と、前記絶縁性の金属酸化膜上に
第2のキャパシタ電極を形成する工程とを備えたことを
特徴とする。
【0017】ここで、上記熱酸化雰囲気中の熱処理は、
上記絶縁性の金属酸化膜を形成する前または後またはこ
れと同時に、行なうと良い。また、本発明の他の半導体
装置の製造方法(請求項3)は、第1のキャパシタ電極
となる第1の金属膜を形成する工程と、この第1の金属
膜上にキャパシタ絶縁膜となる第2の金属膜を形成する
工程と、酸化性雰囲気中の熱処理により、前記第1の金
属膜の表面に導電性の金属酸化膜を形成し、且つ前記第
2の金属膜を絶縁性の金属酸化膜に変える工程と、この
絶縁性の金属酸化膜の形成時または形成後に、前記絶縁
性の金属酸化膜上に第2のキャパシタ電極を形成する工
程とを備えたことを特徴とする。
【0018】なお、上記第2のキャパシタ電極は、導電
性の金属酸化膜であることが望ましい。また、本発明の
他の半導体装置の製造方法(請求項4)は、第1のキャ
パシタ電極となる金属膜を形成する工程と、この金属膜
上にキャパシタ絶縁膜としての絶縁性の金属酸化膜を形
成する工程と、前記絶縁性の金属酸化膜上に第2のキャ
パシタ電極としての導電性の金属酸化膜を酸化性雰囲気
中で気相成長法により形成する工程とを備えたことを特
徴とする。
【0019】
【作用】本発明の半導体装置の製造方法(請求項2,
3)によれば、第1のキャパシタ電極となる金属膜上に
導電性の金属酸化膜が形成される前若しくはされた後、
または導電性の金属酸化膜が形成されながら、上記金属
膜上にキャパシタ絶縁膜としての絶縁性の金属酸化膜が
形成される。
【0020】このため、上記金属膜と上記絶縁性の金属
酸化膜との間に上記導電性の金属酸化膜が介在すること
によって、上記金属膜による上記絶縁性の金属酸化膜の
還元が抑制される。したがって、キャパシタ絶縁膜中の
酸素欠損の発生を防止でき、信頼性の高いキャパシタが
得られる。
【0021】このため、上記導電性の金属酸化膜の存在
によって、第1のキャパシタ電極となる金属膜による、
キャパシタ絶縁膜となる絶縁性の金属酸化膜の還元が抑
制される。したがって、キャパシタ絶縁膜中の酸素欠損
の発生を防止でき、信頼性の高いキャパシタが得られ
る。
【0022】本発明の半導体装置(請求項1)の如きの
構成のキャパシタであれば、上記方法により、製造時に
おける信頼性の低下を防止するに適した構造を提供でき
る。このため、シリコン酸化膜よりも誘電率の高い絶縁
膜である遷移金属酸化膜の使用が可能となり、素子の微
細化が図れる。
【0023】また、本発明の他の半導体装置の製造方法
(請求項4)によれば、酸化性雰囲気中での気相成長法
により、第2のキャパシタ電極としての導電性の金属酸
化膜を形成しているので、キャパシタ絶縁膜としての絶
縁性の金属酸化膜には十分な酸素などの酸化種が与えら
れる。
【0024】このため、上記導電性の金属酸化膜となる
原料ガスによるキャパシタ絶縁膜の還元を抑制できる。
したがって、キャパシタ絶縁膜中の酸素欠損の発生を防
止でき、信頼性の高いキャパシタが得られる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係るスタック型D
RAMのメモリセルの形成方法を示す工程断面図であ
る。
【0026】まず、図1(a)に示すように、p型シリ
コン基板1(例えば、比抵抗10Ω・cm、結晶面(1
00))の表面に素子分離用溝2を形成する。次いでこ
の素子分離用溝2が完全に塞がれる程度の厚さの素子分
離用酸化膜3をCVD法により全面に堆積した後、この
素子分離用酸化膜3をパターニングし、素子分離用溝2
の領域のみに素子分離用酸化膜3を残置する。
【0027】次に全面にゲート絶縁膜となる薄い熱酸化
膜4を形成した後、この薄い熱酸化膜4上にゲート電極
となるn+ 型ポリシリコン膜5を形成する。次いで薄い
熱酸化膜4およびn+ 型ポリシリコン膜5をゲート電極
状にパターニングした後、残った熱酸化膜4およびn+
型ポリシリコン膜5をマスクとして、p型シリコン基板
1の表面にn型不純物イオンを注入することにより、自
己整合的にn- 型ソース・ドレイン領域6を形成する。
【0028】次に図1(b)に示すように、全面に厚い
酸化膜7をCVD法により堆積した後、この厚い酸化膜
7をエッチングして、一方のソース・ドレイン領域6上
の厚い酸化膜7にコンタクトホール8を開口する。
【0029】次に全面に下部キャパシタ電極となるタン
グステン膜9(第1のキャパシタ電極となる金属膜)を
形成した後、このタングステン膜9を下部キャパシタ電
極状にパターニングする。
【0030】次いで酸化性雰囲気中での300〜600
℃程度、好ましくは、450〜600℃程度の熱処理に
より、タングステン膜9の表面を酸化して、例えば、厚
さ10〜20nm程度の二酸化タングステン膜10(導
電性の金属酸化膜)を形成する。なお、タングステン膜
9の代わりに、ルテニウム膜を用いた場合にも、熱処理
温度は300〜600℃程度、好ましくは450〜60
0℃程度である。
【0031】この熱処理工程における上限温度は導線性
の金属酸化膜の成膜について制御性により決まり、一
方、下限温度は実用的な厚さの導線性の金属酸化膜が形
成される温度によって決まる。この後、全面にゲート絶
縁膜となる遷移金属酸化膜の一種であるチタン酸ストロ
ンチウム膜11(絶縁性の金属酸化膜)を形成する。
【0032】ここで、二酸化タングステン膜10は導電
性の金属酸化膜であるので、キャパシタ容量が減少する
恐れはない。また、タングステン膜9の酸化をその表面
までにとどめたのは、タングステン膜9の酸化がコンタ
クトホール8内のタングステン膜9にまで進行すると、
酸化による膨脹の悪影響(例えば、タングステン膜9の
剥がれ)が心配されるからである。
【0033】最後に、図1(c)に示すように、上部キ
ャパシタ電極となる酸化ルテニウム膜12(第2のキャ
パシタ電極)をスパッタ法により全面に堆積した後、チ
タン酸ストロンチウム膜11および酸化ルテニウム膜1
2を所定の形状にパターンニングして、スタック型DR
AMのメモリセルが完成する。
【0034】なお、チタン酸ストロンチウム膜11を化
成スパッタ法或いはプラズマCVD法により形成する場
合には、チタン酸ストロンチウム膜11を形成する前ま
たは形成時に、酸素プラズマによりタングステン膜9の
表面を酸化することで、二酸化タングステン膜10を形
成しても良い。
【0035】また、チタン酸ストロンチウム膜11を熱
CVD法により形成する場合には、チタン酸ストロンチ
ウム膜11を形成する前または形成時に、熱酸化により
タングステン膜9の表面を酸化することで、二酸化タン
グステン膜10を形成しても良い。
【0036】図2は、本実施例の方法に従い作成された
キャパシタ(下部キャパシタ電極:二酸化タングステン
膜、キャパシタ絶縁膜:Ta25 膜)の電流密度(リ
ーク電流)が熱処理(600℃,1時間)の前後におい
てどのように変わるかを示す図である。
【0037】この図2から本実施例のように、下部キャ
パシタ電極として、その表面に二酸化タングステン膜が
形成されているものを用いる場合には、熱処理によるリ
ーク電流の増加はほとんど生じないことが分かる。
【0038】図3は、下部キャパシタ電極として窒化チ
タン膜を用いた従来法のキャパシタのリーク電流が熱処
理(600℃,1時間)の前後においてどのように変わ
るかを示す図である。
【0039】この図3から従来法に従い作成されたキャ
パシタの場合、本実施例のキャパシタに比べて、熱処理
によってリーク電流が大きく増大することが分かる。こ
のように本実施例に従って形成されたキャパシタのリー
ク電流が、従来法の場合のそれに比べて小さくなったの
は、本実施例の場合、タングステン膜の表面に形成され
た二酸化タングステン膜がTa25 膜とが接触するか
らである。
【0040】すなわち、窒化チタン膜の酸素親和力はT
25 膜のそれよりも強いので、従来法のように、窒
化チタン膜とTa25 膜とが接触する状態では、熱処
理によって、Ta25 膜が窒化チタン膜によって還元
され、Ta25 膜中に大量の酸素欠損が生じるので、
リーク電流が大きくなる。
【0041】一方、実施例の場合、窒化チタン膜よりも
酸素親和力が小さい二酸化タングステン膜がTa25
膜と接触しているため、熱処理を施しても、Ta25
膜の還元が抑制されるので、リーク電流は小さくなる。
【0042】以上述べたように本実施例によれば、キャ
パシタ絶縁膜として、シリコンよりも誘電率が高いチタ
ン酸ストロンチウム膜11を用いても、タングステン膜
9の表面の二酸化タングステン膜の存在によって、上部
キャパシタ電極や層間絶縁膜や配線などの形成工程で熱
処理が施されても、処理タングステン膜9とチタン酸ス
トロンチウム膜11との間で酸化還元反応は進まない。
【0043】したがって、リーク電流の増加による信頼
性の低下を防止でき、これによりシリコン酸化膜よりも
誘電率が高いというチタン酸ストロンチウム膜の特徴を
生かしたキャパシタを形成でき、もって、高信頼、大容
量のスタック型DRAMのメモリセルが得られる。
【0044】ところで、本実施例では、下部キャパシタ
電極として、スパッタ法やCVD法により直接導電性の
金属酸化膜(二酸化タングステン膜10)をシリコン下
地(直接n- 型ソース・ドレイン領域6)上に形成する
のではなく、金属膜(タングステン膜10)を形成した
後、酸化性雰囲気中の熱処理により、導電性の金属酸化
膜を形成している。
【0045】シリコン下地上に、直接、上記の如きに導
電性の金属酸化膜を形成する場合には、シリコン下地と
導電性の金属酸化膜との間に絶縁性の酸化膜(例えば、
SiO2 膜)が形成される恐れがある。このため、シリ
コン下地と導電性の金属酸化膜との間の密着性が低下し
たり、コンタクト抵抗が増加する恐れがある。
【0046】一方、本実施例の場合、シリコン下地と接
触するのは金属膜なので、導電性の金属酸化膜の場合の
ように、シリコン下地の表面に、絶縁性の酸化膜が形成
されることは防止され、密着性の低下やコンタクト抵抗
の増加は生じない。
【0047】図4は、本発明の第2の実施例に係るスタ
ック型DRAMのメモリセルの形成方法を示す工程断面
図である。まず、図4(a)に示すように、例えば、比
抵抗が10Ω・cmのp型シリコン基板21の(10
0)面に、素子分離用溝22を形成する。次いでこの素
子分離用溝22が完全に塞がれる程度の厚さの素子分離
用酸化膜23をCVD法により全面に堆積した後、この
素子分離用酸化膜23をパターニングし、素子分離用溝
22の領域のみに素子分離用酸化膜23を残置する。
【0048】次に全面にゲート絶縁膜となる薄い熱酸化
膜24を形成した後、この薄い熱酸化膜24上にゲート
電極となるn+ 型ポリシリコン膜25を形成する。次い
で薄い熱酸化膜24およびn+ 型ポリシリコン膜25を
ゲート電極状にパターニングした後、残った熱酸化膜2
4およびn+ 型ポリシリコン膜25をマスクとして、p
型シリコン基板21の表面にn型不純物イオンを注入す
ることにより、自己整合的にn- 型ソース・ドレイン領
域26を形成する。
【0049】次に図4(b)に示すように、全面に厚い
酸化膜27をCVD法により堆積した後、この厚い酸化
膜27をエッチングして、一方のソース・ドレイン領域
6上の厚い酸化膜27にコンタクトホール28を開口す
る。次いで全面に白金膜29(第1のキャパシタ電極と
なる金属膜)を形成した後、この白金膜29を下部キャ
パシタ電極状にパターニングする。次いで全面にキャパ
シタ絶縁膜としてのチタン酸バリウム膜30(絶縁性の
金属酸化膜)をCVD法により堆積する。
【0050】次に図4(c)に示すように、酸化性雰囲
気中で白金膜29を熱処理することにより、白金膜29
の表面を酸化し、白金膜29とチタン酸バリウム膜30
との間に、下部キャパシタ電極の一部である導電性の酸
化白金(Pt34 )膜31(導線性の金属酸化膜)を
形成する。
【0051】最後に、図4(d)に示すように、上部キ
ャパシタ電極となる酸化モリブデン膜32(第2のキャ
パシタ電極)をスパッタ法により全面に堆積した後、チ
タン酸バリウム膜30および酸化モリブデン膜32とを
所定の形状にパターンニングして、スタック型DRAM
のメモリセルが完成する。
【0052】このような形成方法でも、実質的に白金膜
29の表面に酸化白金膜31が形成された状態で、白金
膜29上にチタン酸バリウム膜30が形成されるので、
先の実施例と同様な効果が得られる。
【0053】図5は、本発明の第3の実施例に係るスタ
ック型DRAMのメモリセルの形成方法を示す工程断面
図である。まず、図5(a)に示すように、例えば、比
抵抗10Ω・cm、結晶面(100)のp型シリコン基
板41の表面に素子分離用溝42を形成する。次いでこ
の素子分離用溝42が完全に塞がれる程度の厚さの素子
分離用酸化膜43をCVD法により全面に堆積した後、
この素子分離用酸化膜43をパターニングして、素子分
離用溝42の領域のみに素子分離用酸化膜43を残置す
る。
【0054】次に全面にゲート絶縁膜となる薄い熱酸化
膜44を形成した後、この薄い熱酸化膜44上にゲート
電極となるn+ 型ポリシリコン膜45を形成する。次い
で薄い熱酸化膜44およびn+ 型ポリシリコン膜45を
ゲート電極状にパターニングした後、残った熱酸化膜4
4およびn+ 型ポリシリコン膜45をマスクとして、p
型シリコン基板41の表面にn型不純物イオンを注入す
ることにより、自己整合的にn- 型ソース・ドレイン領
域46を形成する。
【0055】次に図5(b)に示すように、全面に厚い
酸化膜47を熱CVD法により堆積した後、この厚い酸
化膜47をエッチングして、一方のソース・ドレイン領
域6上の厚い酸化膜47にコンタクトホール48を開口
する。この後、全面にタングステン膜49(第1のキャ
パシタ電極となる第1の金属膜)を形成し、このタング
ステン膜49を下部キャパシタ電極状にパターニングす
る。この後、全面にキャパシタ絶縁膜となるタンタル膜
50(キャパシタ絶縁膜となる第2の金属膜)を熱CV
D法により20nmの厚さに堆積する。
【0056】次に図5(c)に示すように、全面にタン
グステン膜51をスパッタ法により堆積した後、このタ
ングステン膜51およびタンタル膜50を所定の形状に
パターニングする。
【0057】最後に、図5(d)に示すように、プラズ
マ酸素やラジカル酸素等の酸化性雰囲気中の熱処理によ
り、タングステン膜51を二酸化タングステン膜52に
変え、タンタル膜50を五酸化タンタル膜53(絶縁性
の金属酸化膜)に変え、そして、タングステン膜49の
表面を二酸化タングステン膜54(導線性の金属酸化
膜)に変えて、スタック型DRAMのメモリセルが完成
する。
【0058】このような製造方法でも、先の実施例と同
様に、熱処理工程におけるキャパシタ電極とキャパシタ
絶縁膜との間の酸化還元反応を防止できるので、信頼性
の改善が図れる。
【0059】図6は、本発明の第4の実施例に係るスタ
ック型DRAMのメモリセルの形成方法を示す工程断面
図である。まず、図6(a)に示すように、p型シリコ
ン基板61(例えば、比抵抗10Ω・cm、結晶面(1
00))の表面に素子分離用溝62を形成する。次いで
この素子分離用溝62が完全に塞がれる程度の厚さの素
子分離用酸化膜63をCVD法により全面に堆積した
後、この素子分離用酸化膜63をパターニングし、素子
分離用溝62の領域のみに素子分離用酸化膜63を残置
する。
【0060】次に全面にゲート絶縁膜となる薄い熱酸化
膜64を形成した後、この薄い熱酸化膜64上にゲート
電極となるn+ 型ポリシリコン膜65を形成する。次い
で薄い熱酸化膜64およびn+ 型ポリシリコン膜65を
ゲート電極状にパターニングした後、残った熱酸化膜6
およびn+ 型ポリシリコン膜6をマスクとして、p型シ
リコン基板1の表面にn型不純物イオンを注入すること
により、自己整合的にn- 型ソース・ドレイン領域66
を形成する。
【0061】次に図6(b)に示すように、全面に厚い
酸化膜67をCVD法により堆積した後、この厚い酸化
膜67をエッチングして、一方のソース・ドレイン領域
66上の厚い酸化膜67にコンタクトホール68を開口
する。
【0062】次に全面に下部キャパシタ電極となるタン
グステン膜69(第1のキャパシタ電極となる金属膜)
を形成した後、このタングステン膜69を下部キャパシ
タ電極状にパターニングする。
【0063】次いで酸化性雰囲気中で熱処理し、タング
ステン膜69上に三酸化タングステン膜70(導電性の
金属酸化膜)を形成した後、全面にキャパシタ絶縁膜と
しての遷移金属酸化膜の一種である五酸化タンタル膜
(Ta25 膜)71(絶縁性の金属酸化膜)を形成す
る。
【0064】最後に、図6(c)に示すように、上部キ
ャパシタ電極となる酸化ルテニウム膜72(第2のキャ
パシタ電極となる導電性の金属酸化膜))を、原料ガス
としてRu(C5723 ガス,Ru(C55
2 ガスを用いた酸素雰囲気中でのCVD法により全面に
段差被覆性良く堆積した後、五酸化タンタル膜71およ
び酸化ルテニウム膜72を所定の形状にパターンニング
して、スタック型DRAMのメモリセルが完成する。
【0065】上部キャパシタ電極を本実施例の方法に従
って作成したキャパシタと、上部キャパシタ電極をスパ
ッタ法により作成したキャパシタ(上部キャパシタ電
極:酸化ルテニウム、キャパシタ絶縁膜:Ta25
膜)の電流密度との電流密度を調べたところ、図7に示
すような結果が得られた。
【0066】すなわち、上部キャパシタ電極を酸化性雰
囲気中のCVD法により形成する場合には、スパッタ法
で上部キャパシタ電極を形成した場合とほとんどリーク
電流の大きさが変わらないことを確認した。
【0067】また、上部キャパシタ電極としての窒化チ
タン膜を、四塩化チタンガスとアンモニアガスとの混合
ガスを原料ガスとする窒素雰囲気中のCVD法により作
成したキャパシタと、上部キャパシタ電極としての窒化
チタン膜をスパッタにより作成したキャパシタの電流密
度との電流密度を調べたところ、図8に示すような結果
が得られた。
【0068】すなわち、上部キャパシタ電極を窒素雰囲
気中のCVD法により形成する従来法の場合には、スパ
ッタ法で上部キャパシタ電極を形成した場合に比べて、
リーク電流が大幅に増加することを確認した。
【0069】このように本実施例の方法に従って形成さ
れたキャパシタのリーク電流が、従来法の場合のそれに
比べて小さくなったのは、本実施例の場合、上部キャパ
シタ電極は酸素雰囲気中に晒されているので、原料ガス
による上部キャパシタ電極の還元が抑制されるからであ
る。
【0070】しかし、従来法の場合には、例えば、上記
の如きに、四塩化チタンガスとアンモニアガスとにより
窒化チタン膜を形成する場合には、四塩化チタンガス中
の塩素によりキャパシタ絶縁膜であるタンタル酸化膜が
エッチングされたり、アンモニアによりタンタル酸化膜
が窒化されるため、リーク電流が大きくなる。
【0071】以上述べたように本実施例によれば、キャ
パシタ絶縁膜として、シリコン酸化膜よりも誘電率が高
いタンタル酸化膜71を用いても、上部キャパシタ電極
を酸化性雰囲気中でのCVD法により形成しているた
め、原料ガスによるタンタル酸化膜71の還元を抑制で
きる。
【0072】したがって、リーク電流の増加による信頼
性の低下を防止でき、これによりシリコン酸化膜よりも
誘電率が高いタンタル酸化膜の特徴を生かしたキャパシ
タを形成でき、もって、高信頼、大容量のスタック型D
RAMのメモリセルが得られる。
【0073】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記第4の実施例では、酸化
性雰囲気として酸素雰囲気の場合について説明したが、
他の酸化性雰囲気、例えば、酸素プラズマ,酸素ラジカ
ル,O3 などの活性酸素雰囲気や、H2 O,CH3 OH
の雰囲気、並びにH2 O,CH3 OHのプラズマやラジ
カルの雰囲気であっても良い。
【0074】また、上記実施例では、下部キャパシタ電
極として、二酸化タングステン,酸化白金,二酸化ルテ
ニウムを用いたが、他の導電性の金属酸化膜、例えば、
IrO2 ,PdO2 ,OsO2 ,CrO2 ,TI2
3 ,Fe34 ,MoO2 ,(Lax Ca1-x )CrO
3 ,ReO2 ,ZnO,Sr(Nb1-x Tix )O3
LaNiO3 などを用いても良い。
【0075】また、上記実施例では、シリコン酸化膜よ
りも誘電率が高いキャパシタ絶縁膜として、五酸化タン
タル,チタン酸ストロンチウム,チタン酸バリウムを用
いたが、その他に、例えば、酸化チタン(TiO2 ),
酸化ジルコニウム(ZrO2),酸化イットリウム(Y2
3 ),酸化ハウニウム(HfO2 )などの遷移金属
酸化膜、並びにこれら遷移金属酸化膜の複合膜を用いて
も良い。
【0076】また、CVD法における原料ガスとして、
上記した導電性の金属酸化膜を構成する金属のカルボコ
ル化合物,アルコキシド化合物,アルキル化合物,シク
ロペンタジエニル化合物等のような有機金属化合物のガ
スを用いることが可能である。
【0077】また、上部キャパシタ電極だけ、下部キャ
パシタ電極だけ、或いは上部キャパシタ電極および下部
キャパシタ電極の両方が導電性の金属酸化膜であっても
良い。
【0078】また、上記実施例では、スタック型キャパ
シタセルの場合について説明したが、本発明は、トレン
チ型キャパシタなどの他の3次元構造のキャパシタにも
適用できる。
【0079】また、本発明は、DRAM以外のキャパシ
タを用いた半導体装置にも適用できる。その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように本発明(請求項1,
2,3)によれば、第1のキャパシタ電極となる金属膜
とキャパシタ絶縁膜となる絶縁性の金属酸化膜との間に
形成される導電性の金属酸化膜によって、上記金属膜と
上記金属酸化膜との間の酸化還元反応が抑制されるの
で、高信頼、大容量のキャパシタが得られる。
【0081】また、本発明の他の本発明(請求項4)に
よれば、第2のキャパシタ電極として導電性の金属酸化
膜を酸化性雰囲気中での気相成長法により形成している
ため、上記金属酸化膜の還元が抑制され、高信頼、大容
量のキャパシタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るスタック型DRA
Mのメモリセルの形成方法を示す工程断面図
【図2】本発明の第2の実施例に係るスタック型DRA
Mのメモリセルの形成方法を示す工程断面図
【図3】本発明のキャパシタのリーク電流が熱処理の前
後においてどのように変わるかを示す図
【図4】従来のキャパシタのリーク電流が熱処理の前後
においてどのように変わるかを示す図
【図5】本発明の第3の実施例に係るスタック型DRA
Mのメモリセルの形成方法を示す工程断面図
【図6】本発明の第4の実施例に係るスタック型DRA
Mのメモリセルの形成方法を示す工程断面図
【図7】上部キャパシタ電極を本発明の方法に従って作
成したキャパシタのリーク電流と、上部キャパシタ電極
をスパッタ法により作成したキャパシタのリーク電流と
を示す図
【図8】上部キャパシタを従来法に従って作成したキャ
パシタのリーク電流と、上部キャパシタ電極をスパッタ
法により作成したキャパシタのリーク電流とを示す図
【符号の説明】
1…p型シリコン基板 2…素子分離用溝 3…素子分離用酸化膜 4…熱酸化膜(ゲート絶縁膜) 5…n+ 型ポリシリコン膜(ゲート電極) 6…n- 型ソース・ドレイン領域 7…CVD酸化膜 8…コンタクトホール 9…タングステン膜(第1のキャパシタ電極となる金属
膜) 10…二酸化タングステン膜(導電性の金属酸化膜) 11…チタン酸ストロンチウム膜(絶縁性の金属酸化
膜) 12…酸化ルテニウム膜(第2のキャパシタ電極) 21…p型シリコン基板 22…素子分離用溝 23…素子分離用酸化膜 24…熱酸化膜(ゲート絶縁膜) 25…n+ 型ポリシリコン膜(ゲート電極) 26…n- 型ソース・ドレイン領域 27…CVD酸化膜 28…コンタクトホール 29…白金膜(第1のキャパシタ電極となる第1の金属
膜) 30…チタン酸バリウム膜(絶縁性の金属酸化膜) 31…酸化白金膜(導線性の金属酸化膜) 32…酸化モリブデン膜(第2のキャパシタ電極) 41…p型シリコン基板 42…素子分離用溝 43…素子分離用酸化膜 44…熱酸化膜(ゲート絶縁膜) 45…n+ 型ポリシリコン膜(ゲート電極) 46…n- 型ソース・ドレイン領域 47…CVD酸化膜 48…コンタクトホール 49…タングステン膜(第1のキャパシタ電極となる第
1の金属膜) 50…タンタル膜(キャパシタ絶縁膜となる第2の金属
膜) 51…タングステン膜 52…二酸化タングステン膜 53…五酸化タンタル膜(絶縁性の金属酸化膜) 54…二酸化タングステン膜(導線性の金属酸化膜) 61…p型シリコン基板 62…素子分離用溝 63…素子分離用酸化膜 64…熱酸化膜(ゲート絶縁膜) 65…n+ 型ポリシリコン膜(ゲート電極) 66…n- 型ソース・ドレイン領域 67…CVD酸化膜 68…コンタクトホール 69…タングステン膜(第1のキャパシタ電極となる金
属膜) 70…三酸化タングステン膜 71…五酸化タンタル膜(絶縁性の金属酸化膜) 72…酸化ルテニウム膜(第2のキャパシタ電極となる
導電性の金属酸化膜)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に導電性の金属酸化膜が形成された金
    属膜からなる第1のキャパシタ電極と、 この第1のキャパシタ電極上に設けられ、絶縁性の金属
    酸化膜からなるキャパシタ絶縁膜と、 このキャパシタ絶縁膜上に設けられた第2のキャパシタ
    電極とを具備してなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1のキャパシタ電極となる金属膜を形成
    する工程と、 この金属膜上にキャパシタ絶縁膜としての絶縁性の金属
    酸化膜を形成する工程と、 酸化性雰囲気中の熱処理により、前記金属膜の表面に導
    電性の金属酸化膜を形成する工程と、 前記絶縁性の金属酸化膜上に第2のキャパシタ電極を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】第1のキャパシタ電極となる第1の金属膜
    を形成する工程と、 この第1の金属膜上にキャパシタ絶縁膜となる第2の金
    属膜を形成する工程と、 酸化性雰囲気中の熱処理によ
    り、前記第1の金属膜の表面に導電性の金属酸化膜を形
    成し、且つ前記第2の金属膜を絶縁性の金属酸化膜に変
    える工程と、 この絶縁性の金属酸化膜の形成時または形成後に、前記
    絶縁性の金属酸化膜上に第2のキャパシタ電極を形成す
    る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】第1のキャパシタ電極となる金属膜を形成
    する工程と、 この金属膜上にキャパシタ絶縁膜としての絶縁性の金属
    酸化膜を形成する工程と、 前記絶縁性の金属酸化膜上に第2のキャパシタ電極とな
    る導電性の金属酸化膜を酸化性雰囲気中で気相成長法に
    より形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
JP5231672A 1993-03-31 1993-09-17 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH06338599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5231672A JPH06338599A (ja) 1993-03-31 1993-09-17 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-74837 1993-03-31
JP7483793 1993-03-31
JP5231672A JPH06338599A (ja) 1993-03-31 1993-09-17 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06338599A true JPH06338599A (ja) 1994-12-06

Family

ID=26416016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5231672A Pending JPH06338599A (ja) 1993-03-31 1993-09-17 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06338599A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5852307A (en) * 1995-07-28 1998-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device with capacitor
US6762090B2 (en) 2001-09-13 2004-07-13 Hynix Semiconductor Inc. Method for fabricating a capacitor
JP2007013101A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のキャパシタ及びその製造方法
US7432183B2 (en) 2004-12-20 2008-10-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of manufacturing a thin film including zirconium titanium oxide and methods of manufacturing a gate structure, a capacitor and a flash memory device including the same
JP2012151453A (ja) * 2010-12-28 2012-08-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置および半導体装置の駆動方法
JP2020053612A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5852307A (en) * 1995-07-28 1998-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device with capacitor
US6156599A (en) * 1995-07-28 2000-12-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of making a semiconductor device with capacitor
US6762090B2 (en) 2001-09-13 2004-07-13 Hynix Semiconductor Inc. Method for fabricating a capacitor
US7432183B2 (en) 2004-12-20 2008-10-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of manufacturing a thin film including zirconium titanium oxide and methods of manufacturing a gate structure, a capacitor and a flash memory device including the same
JP2007013101A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のキャパシタ及びその製造方法
JP2012151453A (ja) * 2010-12-28 2012-08-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置および半導体装置の駆動方法
US9287294B2 (en) 2010-12-28 2016-03-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Capacitor and semiconductor device having oxide semiconductor
JP2016040845A (ja) * 2010-12-28 2016-03-24 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2020053612A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法
WO2020066819A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 東京エレクトロン株式会社 半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3319994B2 (ja) 半導体記憶素子
US20060275991A1 (en) Method of manufacturing a semiconductor integrated circuit device
JPH10223848A (ja) 半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法
JPH1117153A (ja) 半導体素子のキャパシタ形成方法
JP2788835B2 (ja) 薄膜キャパシタおよびその製造方法
US7364965B2 (en) Semiconductor device and method of fabrication
JPH0766369A (ja) 半導体装置の製造方法
EP0077200B1 (en) Producing insulating layers in semiconductor devices
JP2005064523A (ja) 半導体装置のキャパシタとその製造方法、およびそのキャパシタを備えるメモリ装置
JPH0563156A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4445091B2 (ja) 強誘電体記憶素子
JPH06338599A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2000243951A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000077621A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US6090658A (en) Method of forming a capacitor including a bottom silicon diffusion barrier layer and a top oxygen diffusion barrier layer
US20040000687A1 (en) Ferroelectric capacitors with metal oxide for inhibiting fatigue and methods of forming the same
JPH06204404A (ja) 半導体装置、並びに容量素子およびその製造方法
JPH10135420A (ja) MgTiO3 薄膜を備えたFRAM素子及びFFRAM素子並びにその製造方法
KR100247884B1 (ko) 강유전 물질의 분극을 이용하는 불휘발성 반도체 메모리
JP2002313966A (ja) トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子とその製造方法
JPH07169854A (ja) 半導体デバイスおよびその製造方法
KR100224656B1 (ko) 반도체 메모리소자의 커패시터 제조방법
JPH0513676A (ja) 半導体装置
JPS62219659A (ja) Mos型半導体記憶装置
JPH05326842A (ja) 半導体装置およびその製造方法