JPH06338185A - フレキシブルプリント基板とディスク装置 - Google Patents

フレキシブルプリント基板とディスク装置

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JPH06338185A
JPH06338185A JP5144380A JP14438093A JPH06338185A JP H06338185 A JPH06338185 A JP H06338185A JP 5144380 A JP5144380 A JP 5144380A JP 14438093 A JP14438093 A JP 14438093A JP H06338185 A JPH06338185 A JP H06338185A
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Japan
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flexible printed
circuit board
printed circuit
board
shape
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JP5144380A
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Ryuzo Tamayama
隆三 玉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02—Details
    • G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053—Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122—Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00—Printed circuits
    • H05K1/02—Details
    • H05K1/03—Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393—Flexible materials

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブルプリント基板をほぼＵ字状に屈
曲させて引き回すように使用する際、フレキシブルプリ
ント基板の波打ちやワカメ状の変形を防止すると共に、
屈曲部の曲率を小さくできるようにすること。 【構成】 フレキシブルプリント基板２１の長さ方向に
対して直角な方向の断面形状を山形２１Ａや円弧状２１
Ｂに形成して、外力を除去した時に、フレキシブルプリ
ント基板２１が直線状に復帰しようとする弾性復帰力を
付与させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
基板と、ＣＤプレーヤやＣＤ−ＲＯＭドライブ等に適用
するのに最適なディスク装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ＣＤプレーヤやＣＤ−ＲＯＭ
ドライブ等のディスク装置において、ＣＤやＣＤ−ＲＯ
Ｍ等の記録及び／又は再生用のディスクをディスクトレ
ーによってディスク装置本体に対してローディング及び
イジェクトするものがある。そして、この種ディスク装
置で、特に、スピンドルモータや光学ピックアップをデ
ィスクトレーに取り付けてディスク装置本体から出し入
れするものでは、ディスク装置本体内に固定された回路
基板と可動部であるディスクトレーとの間をフレキシブ
ルプリント基板によって電気的に接続している。
【０００３】即ち、従来からこの種ディスク装置は、図
５及び図６に示すように構成されている。
【０００４】まず、このディスク装置は、ＣＤやＣＤ−
ＲＯＭ等の光ディスクや光磁気ディスク等のディスク１
を記録及び／又は再生するものであり、そのディスク１
には中心穴１ａが形成されている。
【０００５】次に、扁平な箱型に形成されたディスク装
置本体２の前端に横長の開口２ａが形成されていて、こ
の開口２ａからディスクトレー３が矢印ａ、ｂ方向に水
平に出し入れ自在に取り付けられている。
【０００６】そして、このディスクトレー３の左右両側
面の後端とディスク装置本体２内の左右両側の前端とに
回転自在に取り付けた左右各一対のガイドローラ４、５
をディスク装置本体２内の左右両側及びディスクトレー
３の左右両側に形成された左右各一対のガイド溝６、７
内に遊嵌されている。そして、これらのガイドローラ
４、５及びガイドレール６、７からなるガイド機構によ
ってディスクトレー３が案内されてディスク装置本体２
に対して矢印ａ、ｂ方向にローディング及びイジェクト
されるように構成されている。
【０００７】次に、ディスクトレー３の上面にはディス
ク１が装着されるほぼ円形の凹所９が形成されていて、
この凹所９の中央部にディスクテーブル１０が取り付け
られている。そして、ディスクトレー３の下部に取り付
けられたスピンドルモータ１１のスピンドル１２によっ
てディスクテーブル１０が回転駆動されるように構成さ
れている。なお、ディスクテーブル１０には３つのボー
ル１３を用いたセルフチャッキング機構が取り付けられ
ている。
【０００８】次に、ディスクトレー３にはディスクテー
ブル１０の矢印ｂ方向側に開口部１４が形成されてい
て、この開口部１４内に対物レンズ１５を有するキャリ
ッジ１６をディスクトレー３の下部に取り付けられたリ
ニアボイスコイルモータ（図示せず）によって開口部１
４内で矢印ａ、ｂ方向に移送するようにした光学ピック
アップ１７が取り付けられている。
【０００９】そして、ローディング時には、図５に示す
ように、ディスク装置本体２外に矢印ｂ方向にイジェク
トされたディスクトレー３の凹所９内にディスク１を上
方から水平に挿入して、そのディスク１を中心穴１ａに
よってディスクテーブル１０上に水平に嵌合して、３つ
のボール１３によるセルフチャッキング機構によってセ
ルフチャッキングする。すると、ディスク１の記録面が
光学ピックアップ１６の対物レンズ１５上に近接され
る。
【００１０】次に、図６に示すように、ディスクトレー
３によって、ディスク１をディスクテーブル１０上にセ
ルフチャッキングしたまま、スピンドルモータ１２及び
光学ピックアップ１７等と一緒にディスク装置本体２内
に矢印ａ方向からローディングする。
【００１１】そして、図６に示すローディング状態で、
ホストコンピュータのコマンド等によってスピンドルモ
ータ１１によってディスクテーブル１０を介してディス
ク１を回転駆動すると共に、光学ピックアップ１７のキ
ャリッジ１６をリニアボイスコイルモータによって開口
部１４内で矢印ａ、ｂ方向に移送して、対物レンズ１５
から照射されるレーザ光によってディスク１の記録及び
／又は再生を行う。
【００１２】そして、イジェクト時には、図５に示すよ
うに、ローディング時と逆に、ディスクトレー３によっ
て、ディスク１をスピンドルモータ１２及び光学ピック
アップ１７等と一緒にディスク装置本体２外に矢印ｂ方
向にイジェクトする。
【００１３】そして、この種ディスク装置では、図５及
び図６に示すように、ディスク装置本体２内の底板２ｂ
上等にビス１９等によって固定された回路基板２０と、
可動部であるディスクトレー３との間を帯状のフレキシ
ブルプリント基板２１によって電気的に接続している。
【００１４】この際、図７及び図８に示すように、フレ
キシブルプリント基板２１を長さ方向に沿ってほぼＵ字
状に屈曲して引き回して、そのフレキシブルプリント基
板２１の一端（固定端）２１ａをコネクター２２等によ
って固定部である回路基板２０に接続して固定する。そ
して、このフレキシブルプリント基板２１のほぼＵ字状
に屈曲して引き回した他端（可動端）２１ｂを可動部で
あるディスクトレー３の下面３ｂで矢印ａ方向側の端部
に接着等にて固着している。そして、フレキシブルプリ
ント基板２１の他端２１ｂから延長された延長部やその
他端２１ｂに半田付けやコネクター等によって接続され
た別のフレキシブルプリント基板をスピンドルモータ１
２や光学ピックアップ１７のキャリッジ１６等に引き回
している。
【００１５】そして、図５に示すように、ディスクトレ
ー３がディスク装置本体２外に矢印ｂ方向にイジェクト
された時には、フレキシブルプリント基板２１の他端２
１ｂが一端２１ａから矢印ｂ方向に遠ざかることによっ
て、フレキシブルプリント基板２１を直線状に引き伸ば
す。
【００１６】そして、図６及び図７に示すように、ディ
スクトレー３がディスク装置本体２内に矢印ａ方向にロ
ーディングされた時には、フレキシブルプリント基板２
１の他端２１ｂが一端２１ａに矢印ａ方向から近づくこ
とによって、ディスクトレー３の下面３ａと、その下面
３ａの下方に間隔を隔てて水平に取り付けられてディス
クトレー３と一体に移動される光学ピックアップ１７の
下カバー２３との間の狭い隙間２４内に、フレキシブル
プリント基板２１を矢印ｂ方向からほぼＵ字状に屈曲さ
せて相対的に入り込ませるようにしている。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】この種ディスク装置は
近年薄型化が著しく促進されており、薄型化に伴い、図
６に示す狭い隙間２４の高さ寸法Ｈが益々狭くなってい
る。
【００１８】一方、フレキシブルプリント基板２１は、
カバーフィルムや銅箔の関係で、厚みを薄くすると、図
７及び図８に示すように、ほぼＵ字状に屈曲される屈曲
部２１ｃの曲率Ｒを小さくできる反面、腰が弱くなって
波を打ったり、ワカメ状に変形し易く、狭い隙間２４内
に矢印ｂ方向からスムーズに入っていかなくなる。そし
て、図６に１点鎖線で示すように、最終的に、フレキシ
ブルプリント基板２１がしわくちゃに押し潰されて、切
れ易くなり、耐久性が悪くなり易かった。
【００１９】また、フレキシブルプリント基板２１の厚
みを厚くしてしまうと、屈曲部２１ｃの曲率Ｒが大きく
なって、フレキシブルプリント基板２１が狭い隙間２４
内にうまく入らなかったり、ディスクトレー３のローデ
ィング及びイジェクト動作が阻害されてしまうと言う問
題があった。
【００２０】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、フレキシブルプリント基板をほぼ
Ｕ字状に屈曲させて引き回すように使用する際、フレキ
シブルプリント基板の波打ちやワカメ状の変形を防止す
ると共に、屈曲部の曲率を小さくできるようにしたフレ
キシブルプリント基板と、そのフレキシブルプリント基
板を用いたディスク装置を提供することを目的としてい
る。
【００２１】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のフレキシブルプリント基板は、外力を除去
することにより直線状に復帰しようとする弾性復帰力を
付与させたものである。この際、長さ方向に対して直角
な方向の断面形状を山形又は円弧状に形成したり、断面
形状が山形又は円弧状に形成された弾性を有する補強部
材で裏打ちしたり、弾性を有する芯材を長さ方向に沿っ
て接着したりするのが好ましい。
【００２２】また、本発明のディスク装置は、外力を除
去することにより、直線状に復帰しようとする弾性復帰
力が付与されたプリント基板を用いて、ディスクトレー
とディスク装置本体との間にほぼＵ字状に屈曲させて引
き回したものである。
【００２３】
【作用】上記のように構成された本発明のフレキシブル
プリント基板は、外力を除去することにより直線状に復
帰しようとする弾性復帰力を付与させたので、厚さを薄
くしても、波を打ったり、ワカメ状に変形しにくく、厚
さを薄くできるので、ほぼＵ字状に屈曲した際の屈曲部
の曲率を小さくできる。
【００２４】また、本発明のディスク装置は、外力を除
去することにより直線状に復帰しようとする弾性復帰力
が付与されたフレキシブルプリント基板を用いて、ディ
スクトレーとディスク装置本体との間にほぼＵ字状に屈
曲させて引き回したので、フレキシブルプリント基板の
屈曲部の曲率を小さく保たせた状態で、フレキシブルプ
リント基板をディスクトレーに追従させてスムーズに移
動させることができる。
【００２５】
【実施例】以下、本発明をＣＤプレーヤやＣＤ−ＲＯＭ
ドライブ等のディスク装置に適用した一実施例を図１〜
図４を参照して説明する。なお、図５〜図８と同一構造
部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【００２６】まず、図１は、帯状のフレキシブルプリン
ト基板２１の長さ方向に対して直角な方向の断面形状を
浅いＶ字状である山形２１Ａや円弧状２１Ｂに形成した
ものである。この際、フレキシブルプリント基板２１を
加熱しながら加圧する加工法等によって、山形２１Ａや
円弧状２１Ｂに容易に加工できる。
【００２７】そして、図４に示すように、フレキシブル
プリント基板２１の両端２１ａ、２１ｂをディスク装置
本体２内の回路基板２０とディスクトレー３の下面３ｂ
とに取り付けた時に、山形２１Ａや円弧状２１Ｂの凹み
側が内側に来るようにして、このフレキシブルプリント
基板２１をほぼＵ字状に屈曲させて引き回すようにした
ものである。
【００２８】なおこの際、図１に示すように、プラスチ
ックフィルムやステンレス薄板等によって断面形状が山
形２１Ａや円弧状２１Ｂに形成された補強部材２６をフ
レキシブルプリント基板２１の両端２１ａ、２１ｂや必
要に応じて長さ方向の複数箇所に接着等にて裏打ちする
ことによって、フレキシブルプリント基板２１の断面形
状を山形２１Ａや円弧状２１Ｂに付勢するようにしても
良い。
【００２９】また、フレキシブルプリント基板２１の断
面形状を予め山形２１Ａや円弧状２１Ｂに加工した上
で、更に、補強部材２６による裏打ちを行っても良い。
【００３０】次に、図２はフレキシブルプリント基板２
１のベースフィルム２７の厚さＴ1を厚くするか、熱収
縮率の高い材質を用い、銅箔によって形成された配線パ
ターン２８側にラミネートされたカバーフィルム２９の
厚さＴ2 を薄くするか、熱収縮率の低い材質を用い、こ
れらを加熱収縮させて、ベースフィルム２７とカバーフ
ィルム２９の熱収縮率の差を利用して、フレキシブルプ
リント基板２１を円弧状に形成したものである。
【００３１】次に、図３はフレキシブルプリント基板２
１の長さ方向に沿ってプラスチックフィルムや金属線
（ピアノ線）等にて形成された弾性を有する芯材３０を
接着したものである。
【００３２】以上のように形成された本発明のフレキシ
ブルプリント基板２１によれば、フレキシブルプリント
基板２１の厚さを薄くしてもほぼＵ字状に屈曲した時の
弾性反発力が強く、外力を除去した時に、フレキシブル
プリント基板２１が矢印ｃ方向に復帰しようとする強い
弾性復帰力が付与されている。
【００３３】従って、フレキシブルプリント基板２１の
厚さを薄くしても、フレキシブルプリント基板２１が波
を打ったり、ワカメ状に変形しにくい。そして、厚さを
薄くできるので、ほぼＵ字状に屈曲した際の屈曲部２１
ｃの曲率Ｒを小さくできる。
【００３４】この結果、図４に示すように、フレキシブ
ルプリント基板２１をディスク装置本体２内の回路基板
２０とディスクトレー３の下面３ｂとの間にほぼＵ字状
に屈曲させて引き回した際、フレキシブルプリント基板
２１の屈曲部２１ｃの曲率Ｒを小さく保たせた状態で、
フレキシブルプリント基板２１をディスクトレー３に追
従させて矢印ａ、ｂ方向にスムーズに移動させることが
できる。
【００３５】これにより、ディスクトレー３が矢印ａ方
向に移動される時に、ディスクトレー３の下面３ｂと光
学ピックアップ１７の下カバー２３との間の狭い隙間２
４内に、フレキシブルプリント基板２１を矢印ｂ方向か
ら相対的にスムーズに入り込ませることができるので、
フレキシブルプリント基板２１が狭い隙間２４内にうま
く入り込まず、しわくちゃに押し潰されて、最終的に切
れてしまうような不都合を未然に防止できる。
【００３６】そして、狭い隙間２４の高さ寸法Ｈを従来
に比べてより一層狭く設計することが可能になり、ディ
スク装置本体の薄型化を促進できる。
【００３７】そして、フレキシブルプリント基板２１を
ディスクトレー３に追従して矢印ａ、ｂ方向にスムーズ
に移動させることができるので、フレキシブルプリント
基板２１によってディスクトレー３の矢印ａ、ｂ方向の
移動が阻害されにくく、ディスクトレー３のローディン
グ及びイジェクト動作をスムーズに行える。
【００３８】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、
上記の実施例では、フレキシブルプリント基板をディス
ク装置に適用したが、ディスク装置に限定されることな
く、各種の電子機器にフレキシブルプリント基板をほぼ
Ｕ字状に屈曲させて引き回して、そのフレキシブルプリ
ント基板の両端を相対的に遠近方向に繰り返し移動させ
る場合に有効なものである。
【００３９】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のフレキ
シブルプリント基板とディスク装置は次のような効果を
奏する。
【００４０】請求項１のフレキシブルプリント基板は、
外力を除去することにより直線状に復帰しようとする弾
性復帰力を付与させて、厚さを薄くしても、波を打った
り、ワカメ状に変形しにくくし、厚さを薄くできること
から、ほぼＵ字状に屈曲した際の屈曲部の曲率を小さく
できるようにしたので、フレキシブルプリント基板をほ
ぼＵ字状に屈曲させて引き回して、そのフレキシブルプ
リント基板の両端を相対的に遠近方向に繰り返し移動さ
せる場合に、フレキシブルプリント基板をスムーズに追
従させることができて、フレキシブルプリント基板が切
れにくく、耐久性が著しく向上する。
【００４１】請求項２〜４は、長さ方向に対して直角な
方向の断面形状を山形又は円弧状に形成したり、断面形
状が山形又は円弧状に形成された弾性を有する補強部材
で裏打ちしたり、弾性を有する芯材を長さ方向に沿って
接着したので、フレキシブルプリント基板に、直線状へ
の弾性復帰力を簡単に付与できる。
【００４２】請求項５のディスク装置は、外力を除去す
ることにより直線状に復帰しようとする弾性復帰力が付
与されたフレキシブルプリント基板を用いて、ディスク
トレーとディスク装置本体との間にほぼＵ字状に屈曲さ
せて引き回し、フレキシブルプリント基板の屈曲部の曲
率を小さく保たせた状態で、フレキシブルプリント基板
をディスクトレーに追従させてスムーズに移動させるこ
とができるようにしたので、ディスクトレーの移動に追
従させて、フレキシブルプリント基板を狭い隙間内にス
ムーズに入り込ませることができる。従って、ディスク
装置の薄型化を促進できると共に、フレキシブルプリン
ト基板によってディスクトレーの移動が阻害されにく
く、ディスクトレーのローディング及びイジェクト動作
をスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１の（Ａ）は本発明のフレキシブルプリント
基板の実施例を説明する斜視図であり、図１の（Ｂ）及
び（Ｃ）は図１のＡ−Ａ矢視での断面形状の２つの例を
示した断面図である。
【図２】同上のフレキシブルプリント基板の円弧状の断
面形状の加工方法を説明する断面図である。
【図３】図３の（Ａ）は同上のフレキシブルプリント基
板の他の例を示した斜視図であり、図３の（Ｂ）は図３
のＢ−Ｂ矢視での断面図である。
【図４】同上のフレキシブルプリント基板をディスク装
置のディスク装置本体とディスクテーブルとの間にほぼ
Ｕ字状に屈曲させて引き回して使用することを説明する
側面図である。
【図５】ディスク装置全体のイジェクト状態の透視図で
ある。
【図６】ディスク装置全体のローディング状態の透視図
である。
【図７】従来のフレキシブルプリント基板をディスク装
置のディスク装置本体とディスクトレーとの間にほぼＵ
字状に屈曲させて引き回して使用する際の不都合を説明
する側面図である。
【図８】図８の（Ａ）は従来のフレキシブルプリント基
板の斜視図であり、図８の（Ｂ）は図８の（Ａ）のＣ−
Ｃ矢視での断面図である。
【符号の説明】
１ ディスク ２ ディスク装置本体 ３ ディスクトレー（可動部） ２０ 回路基板（固定部） ２１ フレキシブルプリント基板 ２１ａ フレキシブルプリント基板の一端 ２１ｂ フレキシブルプリント基板の他端 ２１ｃ フレキシブルプリント基板の屈曲部 ２１Ａ フレキシブルプリント基板の山形の断面形状 ２１Ｂ フレキシブルプリント基板の円弧状の断面形状 ２４ 狭い隙間 ２６ 補強部材 ２７ ベースフィルム ２９ カバーフィルム ３０ 芯材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】外力を除去することにより直線状に復帰し
    ようとする弾性復帰力を付与させたことを特徴とするフ
    レキシブルプリント基板。
  2. 【請求項２】長さ方向に対して直角な方向の断面形状を
    山形又は円弧状に形成したことを特徴とする請求項１記
    載のフレキシブルプリント基板。
  3. 【請求項３】断面形状が山形又は円弧状に形成された弾
    性を有する補強部材で裏打ちしたことを特徴とする請求
    項１又は請求項２記載のフレキシブルプリント基板。
  4. 【請求項４】弾性を有する芯材を長さ方向に沿って接着
    したことを特徴とする請求項１又は請求項２又は請求項
    ３記載のフレキシブルプリント基板。
  5. 【請求項５】請求項１又は請求項２又は請求項３又は請
    求項４記載のフレキシブルプリント基板を用いて、ディ
    スクトレーとディスク装置本体との間にほぼＵ字状に屈
    曲させて引き回したことを特徴とするディスク装置。
JP5144380A 1993-05-25 1993-05-25 フレキシブルプリント基板とディスク装置 Pending JPH06338185A (ja)

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